長沢順司
プリンセス 編集長【長沢順司】さん
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【長沢順司】さんのレビュー一覧

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  • 明治失業忍法帖
    舞台は明治初期の東京。大店の娘・菊乃は「鬼小町」と呼ばれるほど勝ち気な性格を案じた父親に婚約者を決められてしまう。昼から呑んでいる腑抜けた男・清十郎がその相手。しかし彼は維新により失職した伊賀忍だった…。謎解き展開も多いため、いわゆる歴史ミステリーに属すると思われがちだが本作の魅力はそれだけではない。菊乃と清十郎は両想いの関係になるが互いの気持ちを量りかね、疑い試し嫉妬して自己嫌悪…。他人を通して自分を知る、そんな恋愛を描いた正統派少女漫画的内容。難解にも思える男女のモノローグを精読してその濃密な世界を堪能してください。
    投稿日:2015年08月28日
  • 人は見た目が100パーセント
    ここまで言い切ってしまうタイトルがまずすごい。女度が極端に低い25歳、30歳、40歳の3人組が主人公。彼女たちがいい女を目指してメイクやファッションの研究と実践に勤しむ物語。流行をサラッと取り入れキラキラしている総務部のOLたちがやってくると、途端に元気がなくなる3人組が可愛い。「100パーセント」と言い切るだけあって「努力すればみんなおしゃれになれる」などという安易な救済は用意されていない。似合わないものは似合わない。それでも3人は毎回新たな難題に挑戦する。笑いとともに少しの勇気をもらえる1冊。
    投稿日:2015年08月28日
  • 青春しょんぼりクラブ
    「プリンセス」と言えばファンタジーや歴史物を想像する方が多いかもしれません。しかし小誌が目指すのは「少女まんがの新世界」。個性的ないわゆるラブコメも揃っています。期待の作家・アサダさんの「青春しょんぼりクラブ」は好きになった相手が必ず自分の目の前で恋人を作ってしまうという女子高生・にまの物語。可愛い絵柄だけではなく気の効いたセリフ回しにも注目です。にま以外にもうまく恋愛できない男子女子が多数。あなたに似たキャラが見つかるかもしれません。
    投稿日:2014年08月29日
  • セトウツミ
    漫画家さんと「展開」について話しあうことがよくあります。「場面を変えて話の流れを速くしよう」とか「過去のシーンで余韻を作りましょう」など。読者に興味を持ってもらうために物語に緩急をつけるのです。しかし優れたギャグ漫画は同じことを繰り返してもさらにおもしろくなるから不思議です。「セトウツミ」も基本的に2人の高校生が日々の雑感をしゃべっているだけ。舞台も常に公園。セリフを聞き間違ったまま進行するネタなどが秀逸です。後ろを歩く男性2人組がボソッとおもしろいことを言っていた…ような読後感。
    投稿日:2014年08月29日
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