廣田
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【廣田】さんのレビュー一覧

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1~25件/59件 を表示

  • エア○○という言葉は完全に市民権を得ているように思います。古今東西、“エア”れないものを探す方が難しいような気がします。さて今回ご紹介させていただくのは『エア彼』でございます。主人公は長身でハーフで見目麗しい美女なのですが、それが仇となっていじめられ、そのトラウマから度を超えた自虐家として生きています。そんな主人公には脳内で5年も付き合っている妄想彼氏(すなわちエア彼)がいるんですが…。詳しくは本編をお楽しみいただければと思います。
    焦がれるほど一途な気持ちが生み出した「妄想彼氏」と生みの親である主人公。2人?にはどんな結末が待っているのか。エアの持つ力といいますか、要するに思いの強さといいますか。そういうことはこと恋愛に限らず、大きな力を持っているような気がします。アスリートはイメージトレーニングによってメンタルを鍛錬すると聞きます。どんな偉業も、きっと最初は一人の人間の頭のなかに浮かんだ「思いつき」だったはずです。想像を現実の世界に落とし込もうとして、みんな日々もがいているわけで…。大気のほとんどは窒素だとかつて習いました。タンパク質の16%は窒素だそうです。我々の一部もエアによって成り立っているのでしょうか。
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    投稿日:2015年04月28日
  • 先日、茨城県の古河(こが)市に行ってきました。古河には室町時代、京都にある室町幕府がその遠方に位置する関東一帯を治めるための出先機関である古河公方が置かれていました。そもそもは鎌倉にあったそうなんですが、戦乱をともなう、いろんな紆余曲折を経て古河に移ったそうです。当時の関東地方における首都機能のようなものでしょうか。行政機関が置かれていた場所は現在、広い芝生と大きな池がある美しい公園として整備されています。お近くに行かれた際はぜひ足を延ばしていただければと思います。
    さて今回ご紹介させていただきますのは『風は山河より』です。宮城谷昌光さんと言えば古代中国をテーマにした作品のイメージが強いですが、本作の舞台は戦国時代の日本。覇者・徳川家康が生まれる少し前の三河地方から始まる物語は、当地に居を構える菅沼一族を三代にわたり描いています。
    『風は山河(さんが)より』というタイトルがとてもクールです。語呂や、字面は非常にしっくりくるものがあります。ストーリーはとても無骨そのものです。地名や人名にあまりなじみがなかったのですが、読み進めていくと、ぐいぐい物語に引き込まれていきます。菅沼定盈が武田信玄の大軍を迎え撃つクライマックスはしびれました。そして物語を通して、前述の古河にゆかりのある人物が絡んでいきます。ぜひともご一読くださいませ。
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    投稿日:2015年04月28日
  • 昨今の日本の音楽ヒットチャートの上位をなんとなく塗り分けるとすれば大体3~4色くらいでしょうか。1990年代のヒットチャートの、ある種のごった煮感がとても懐かしいです。日本の音楽業界が一番勢いを持っていたのが前述の時期であったということが、本書ではとても興味深いデータとともに示されています。オリコンの集計が始まった1968年から2013年まで、のべ258曲のミリオンセラー作品があるそうです。さて、そのうち90年代のミリオンセラー作品は一体いくつあるでしょうか。目から鱗が落ちました。詳しくは本作『すべてのJ-POPはパクリである』をお読みくださいませ。
    ヒット曲に多く見られる「パッヘルベルのカノン」のコード進行に関する記載はとても説得力があります。洋の東西を問わずそのメロディーは人々を魅了するのだと思います。「A Whiter Shade of Pale」という曲があります。なんのこっちゃよくわからない人もいらっしゃるかもしれませんが、誰でも一度は聞いたことがあると思います。そういった、耳には残っているけどタイトルは知らない的な曲にはやはり「パッヘルベルのカノン」のコード進行が使われています。そしてプロコル・ハルムの曲を私はこれしか知りません。
    あとがきでは大瀧詠一氏とのエピソードに触れています。著者と大瀧詠一氏のカラミを見ることができないのがとても残念でなりません。「やっぱり届く人には届くんだ」という著者の言葉にいやらしさはまったくありません。マキタ氏の分析力と洞察力には脱帽です。
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    投稿日:2015年04月14日
  • さて今回ご紹介させていただきますのは『ぬいぐるみクラッシュ』でございます。書影はとてもBLっぽいですが、本編もやはりそちらに近い感じです。私のような者にとっては、読後のヤケドしちゃった感がすごいですね。全裸の喋るぬいぐるみ・モフ太郎と共同生活を営む事になった主人公の高校生・わたるの珍妙な日常が描かれております。少年サンデーさんの粋な遊び心を感じます。
    「ぬいぐるみ」という言葉を聞くたびに、なんか昔から違和感があったんですよね。ぬいぐるみってとても可愛らしい存在じゃないですか。なのに縫う+くるむ=ぬいぐるみ、という味も素っ気もない動詞+動詞のネーミングなわけですよ。なんか大相撲の決まり手みたいだなと思いませんか。押す+出す=押し出し、みたいな感じがします。もっとしっくりくるネーミングがきっとあるように思います。
    ぬいぐるみだけじゃなく、人形の類ってなまじ生命体っぽいので、いざ処分しようと思うとちょっと躊躇してしまうというか、なんかむげに捨てたりしたら祟られるんじゃないかとか、人って考えがちじゃないですか。そこで人形供養ですよ。ちょっと検索してみたんですけど、いっぱいありますねー。人形供養もある種のビジネスなわけじゃないですか。市場規模はどのくらいなのかとても気になるところです。
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    投稿日:2015年03月31日
  • 子供のころからシュウマイが好きなんで、いつかシュウマイでお腹をいっぱいにしたいなと思っていたんですね、私。結構小さいころから。ビュッフェに行くと、シュウマイってかなりのパーセンテージでラインナップされてるじゃないですか。本当にありがたい話しですよね。モーニングビュッフェとかにもシュウマイがあったりするじゃないですか。小さいころからの夢を朝っぱらから満喫することができるなんて、私は幸せ者ですよ。どんなシュウマイでもいいんですよ。もうシュウマイでありさえすればいい。シュウマイがありさえすればいい。セイロに入ってなくてもいいんですよ。レンチンで構いません。そんなこんなで、今回ご紹介させていただきますのはこちら『究極の食べ放題 ホテルブッフェ&スイーツ 2015』でございます。東京近郊の食べ放題のお店が、これでもかってほど掲載されています。とてもうれしい一冊です。ここに掲載されているたくさんのお店のなかには、もしかしたらシュウマイの食べ放題をやっていないお店もあるかもしれません。どうかシュウマイだけは外さないでください。あとサラダバーで見る、細切りにしたニンジンもどうか外さないでください。あれを皿いっぱいに盛るのが好きなんです。
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    投稿日:2015年03月17日
  • みなさん。「おしゃれ」を意識し始めたのはいつごろからですか? 着るものとか靴とか髪型とかですね。小学生くらいまではなんとなく、親に買い与えられた服を着ていたように思います。着るものは親が与えてくれるものと思っていたからです。髪も近所の普通の床屋さんで切ってました。理由はおしゃれとかそういうんじゃなく、ただ髪が伸びたからです。靴なんて一足だけでしたもん。しかもマジックテープですよ。着脱が簡単ですよね。ところで、おしゃれに目覚めたころの自分の写真を見るのって、なんであんなに恥ずかしいのでしょうか。写っているのは紛れもない自分自身です。そんな昔の自分が今の自分の胸をギュウギュウと締め付けてきます。そして、写真をそっと伏せます。さて今回、満を持してご紹介させていただきますのはこちら『おしゃれ手帖』でございます。言わずと知れた長尾謙一郎氏の代表作でございます。私はこの作品に触れて、なんか人生を誤った…、いえ、人生を導かれたように思います。まぁ、言いすぎなんですけれど、それくらい私個人の思い出が詰まっています。そしてこの作品を一生懸命読んでいたころの自分もまた、別の意味でギュウギュウと胸を締め付けてくるんです。
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    投稿日:2015年03月03日
  • 神社って、まぁいろんなところにあると思うんですけど、神社が建っている位置ってきちんと意味があるっていいますよね。有名な話しですけど、伊勢神宮、熊野本宮大社、淡路島の伊弉諾神社、京都府の籠神社、伊吹山を結ぶと美しい五角形(五芒星)になり、京都御所(平安京)と平城京、熊野本宮大社がその中心線と延長線上に真っ直ぐに並ぶ配置になっています。ちなみに平城京は五角形のほぼ中心に位置します。関東地方でも、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を結ぶと直角二等辺三角形になったり、富士山と皇居と鹿島神宮が直線状に並んだり、皇居と日光東照宮が真北の方角で直線状に並んだり、きっと意味があるんだろうなぁという配置になっています。なんだか深いロマンを感じずにはいられません。昔は方角に重い意味を見出していいたんでしょうね。陰陽道っていうんですか。とても謎めいています。さて今回ご紹介させていただく作品は『京都ゆうても端のほう』でございます。京都中のオカルトスポットをまとめた本の編集を任された京都府職員の主人公・七木はいろいろな場所を調査しに出かけるのですが…。ミステリアスな物語ですが、京都のいい感じのエアーが伝わってきて、ちょっとした観光気分にひたれます。
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    投稿日:2015年02月17日
  • 例えばの話しですけど、不慮の事故などで突然自分が死んでしまったら、自分の服とか靴とか鞄とかは遺品ってことになって、きっと親とか嫁とかがそれを処分したり、思い出の品としてとっておいたりするわけじゃないですか。そういう処理しやすいものはいいと思うんですけど、これどうしよ…的なものも多少出てくると思うんですよ。といいますか、「あいつ、こんな趣味あったんだな…」とか思われちゃうアイテムが出てこないとも限らないじゃないですか。だから、そういうものを生前に自分の責任できちんと処分するためにも生きなきゃいけないと思います。生きる意味って結局はそういうことなんじゃないかなって思うんです。違いますかね。まぁ、そういう側面もあっていいですよね。というわけで、今回ご紹介させていただきます作品はこちら『命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~』でございます。掛け値なしに面白かったです。自殺や孤独死といった理由で亡くなってしまった人の家に残された故人の生活の痕跡(結構生々しいんですが)を文字通り拭い去らなければいけないお仕事・遺品整理業。本作は、脱OLして遺品整理業にいそしむ主人公を中心に描かれる人間ドラマです。重いテーマではありますがさらっと読めるので、ぜひお手に取っていただければと思います。
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    投稿日:2015年02月03日
  • ジャック・ホワイト曰く、赤と白の色の組み合わせは最も強烈でインパクトがあるそうです。その通りだなぁと思います。みなさんも身の周りにある『赤と白』を思い浮かべてみてください。思い浮かべましたか? コカ・コーラ。そうですね。赤と白の代表です。マールボロもそうですね。コカ・コーラに引けを取らない全世界共通の赤白アイコンです。キャンベルスープの缶も赤と白です。キットカット。その通りだと思います。ハブァブレイクです。KFCもそうですね。ソーグッドです。日本国内にも目を向けてみましょう。まずは日本国旗の日の丸が赤と白じゃないですか。紅白は古来から我が国におけるお祝いの色です。広島東洋カープも赤と白ですね。そんな感じで、挙げたらキリがないくらい、この世界は赤と白という色の組み合わせに満ちあふれています。さて今回ご紹介させていただきます作品は、漫画界を代表する赤と白、楳図かずお先生の『漂流教室』でございます。隔絶された世界で極限状態に追い詰められる子供たちは単純にとても可哀そうですが、描かれている環境はなんとなく社会の縮図のような気がします。そういえば、弊社eBookJapanのコーポ―レートカラーも赤と白を基調としています。いい意味でインパクトを大事に、頑張っていきたいと思います。
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    投稿日:2015年01月20日
  • 誰かを好きになることは、とても大きな力を持っていると思います。好きになった人になんとかして振り向いてもらおうと、いろんなことを一生懸命頑張ったりするじゃないですか。まずは外見から変わってみようと思って体型や服装に気を遣ってみたり、好きになった人だけじゃなくいろんな人たちに誠実であろうとしたり、勉強とか仕事とかを頑張ってみたりしますよね。やがて、そんな自分のことを好きになってくれる人が現れて、その人がなんとか自分のことを見てもらおうと、どんどん魅力的になって、そのうち、その人のことを好きになる人が現れて…みたいな感じで、目に見えない大きな力は循環しているように思います。書いていて恥ずかしくなってきたので、作品の紹介に移りたいと思います。今回ご紹介させていただきますのは『私がモテてどうすんだ』でございます。腐女子の太っちょの女の子が、大好きなアニメの登場人物の死をきっかけに痩身の美少女となり、その途端、周囲の男性からモテ始めるというお話しです。痩せて可愛らしくなっても、中身が腐女子のままというところが物語のさまざまな部分でいい味を出しています。まだお読みでないという方はぜひ一度、お手に取っていただければと思います。いろいろトキメキがビシバシ伝わってきます。
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    投稿日:2015年01月06日
  • 年末年始ですね。美味しいものを食べる機会が増えて、体重計に乗るのが怖くなってしまいますよね。私は今年の健康診断でLDLコレステロールが若干悪化してました。あんまり不摂生な生活をしていたという意識はないのですが、やはり昔より運動もしなくなり、時たまおいしいものを口にしたり、生活が不規則だったり、そういうことが少しずつ積み重なったことで、体がシグナルを出しているのかもしれません。ぼちぼちタバコもやめようかなとか、魚中心の食生活に切り替えようかなとか、寝る前に寝ながらスマホいじったら目に悪いよなとか、玉ねぎ食べたら血液がサラサラになるのかなとか、いろいろ考えます。そういえば昨年、医療保険に加入しました。もう若くはないんだなぁと改めて思いましたよ。さて本作『ぽちゃまに』です。ぽっちゃりとした女子しか相手にしないイケメンに惚れられた、ぽっちゃりとした女の子が主人公です。ぽっちゃりとしている女性を好きになる男性の心理はなんとなくわかります。なんか安心感があるというか、こう…なんというか、マスコット的というか…ぬいぐるみっぽいというか、そばに置いておきたい感じ……というわけで、ぜひ本作をご一読くださいませ。
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    投稿日:2014年12月24日
  • 絵が上手な人ってうらやましいですよね。上手い人ってさらさらっと走り描きみたいに描けちゃうんですよ。まずはそこのハードルだと思うんですよね。私なんかは紙を前にした途端、かなり構えちゃいますもんね。プレッシャーをひしひしと感じながら。上手に描きたいんじゃないんですよ。それなりに上手く見えるように描きたいという、まぁ低いプライドだと思います。ところで、筆致から人となりみたいなものが見え隠れするというか、人間性が垣間見えるといいますか、創作物ってそういうところが面白いなと思います。絵とか…あるいは、その人が書いた文字だとか文章だとか。意外な一面を見ることができたりします。「見た目はパキッとしてるけど丸文字書くんだなぁ」とか「粗雑そうに見えて達筆ですな」とか「書き順舐めてるなコイツ」とか、いろいろなことを思ってしまいます。ちょっと話がずれてしまいましたが、今回ご紹介させていただくマンガはこちら、『月刊少女野崎くん』でございます。 無骨な男子高校生・野崎梅太郎は、その見た目からはちょっと想像できない、繊細な心理描写と華やかな画面で大人気の少女漫画家・夢野咲子なのです。本作は彼に恋をした女子高生・佐倉千代との掛け合いがメインの4コマなのですが、とても味わい深い笑いが散りばめられています。個人的には“タヌキ”がツボですね。ぜひともご一読くださいませ。
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    投稿日:2014年12月09日
  • 今年の初夏ごろ、群馬県の大泉町に行きました。独特の雰囲気があってとても興味深いところでした。と言いますのもこの大泉町、人口の約10%がブラジルやペルーから来た日系人の方なんですね。町の真ん中を国道が走っているのですが「ここら辺がいよいよ大泉町かー」と思いちょっと脇道に入った途端、ポルトガル語やスペイン語の看板がいたるところに目について、「ここかー」と思いました。ちなみに大泉町を訪れた目的はブラジル料理のシュラスコを食べることでした。シュラスコとはブラジルの肉料理で、さまざまな牛肉の部位を長い鉄串に刺して焼いたものです。豚肉や鶏肉、ソーセージなんかもあります。店員さんがその鉄串を持ってテーブルまでやってきて、食べたい量をその場で切ってくれます。基本は食べ放題です。もう美味いのなんのって。味付けはほとんど岩塩とコショウのみですが、逆にそれがいいんですよね。霜降りの牛肉は、それはそれで美味しいのですが、個人的にはこちらの方が肉を食していることを実感できる気がします。さて今回おすすめさせていただくのは『お前はまだグンマを知らない』でございます。群馬県のあるあるネタがシリアスかつコミカルな展開のなかで紹介され、読んでいると群馬に行ってみたくなりますね。富岡製糸場も世界遺産に登録されましたし、ぐんまちゃんもアツいことになってきましたし。ここへきて群馬が面白いことになってきている…予感がします。
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    投稿日:2014年11月25日
  • 女装ってクセになるっていいますよね。顔には化粧を施し、ロングヘアーのかつらをかぶって、女性ものの服を着る。言葉遣いやしぐさなんかもそれっぽくして。すね毛なんて全剃りでしょうね。鏡の前に立った、自分とは違う自分に最初は幻滅ですよ、きっと。ただ、日々の生活のなかで「こうすればより女性っぽくなれるかも…」「この服をきたらよりリアリティが…」「このウィッグはまりそう」的な感じで思いついちゃって、ついまた…。そんなこんなで試行錯誤を繰り返し、「かつらをやめて髪を伸ばそうかな」「二の腕を、いや全身シェイプしちゃいます?」「脱毛行ってみようかしら」。初めての、女装して外出とかすごいドキドキするんでしょうね。みんな自分を見ているんじゃないか、みたいな感覚になりながらも、それがクセになるというか。っていうかトイレはどうするんでしょうね。まぁ、そんなこんなで、今日もまたひとりの“女性”が誕生するんじゃないかなと勝手に想像してみました。さて今回ご紹介させていただきますのは『ぼくらのへんたい』でございます。主人公は女装癖のある3人の男子中学生です。女装する理由、すなわちそれぞれが背負っている過去とか生活とか、結構重たいんですよね。ちょっと考えさせらる内容です。
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    投稿日:2014年11月11日
  • ペットと一緒に暮らしたことがありません。日本にはペットを飼っている人が約4000万人もいるそうです。すごいですねー。ペットを飼っている人から話しを聞くととても楽しそうです。そしてペット自身も楽しいんだと思います。先日、高速道路のパーキングにあるちょっとした芝生の広場で、飼い主とたわむれる犬を見かけました。まぁ犬のテンションの高いこと。バターになっちゃうんじゃないかっていうくらい、クルックル回ってましたよ。なので将来的にはペットと暮らしてみるのもいいかなと思います。何がいいでしょうか。やっぱりニシキゴイですかね。とはいっても、おいそれとは飼えないですよ、ニシキゴイは。まずニシキゴイを飼うには、ニシキゴイを飼うに値する住まいが必要です。それは家というよりも屋敷ですね。塀に囲まれた立派な純日本家屋ですよ。そして池のある庭園はマストです。調べてみると、ニシキゴイっていうのは日本の国魚らしいです。ということは日本を背負って立つくらいビッグにならないといけないわけです。ステータス性ってやつですね。いつの日かニシキゴイの飼い主になれるよう、日々頑張っていこうと思う今日このごろです。さて本作『ペン太のこと』です。愛猫との出会いと別れがコミカルに綴られています。別れのシーンは鼻の奥にツーンときますね。
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    投稿日:2014年10月28日
  • 学生時代のある日。私は家にあった古い雑誌をパラパラと眺めていました。すると、真っ白い髭を蓄えた渋い外国人男性がウイスキーの入ったグラスを片手にこちらをにらんでいるページに目が留まりました。その横にはこんな言葉が。「こんなにも私がすすめているのに、まだ試していないのかね? 君も相当の頑固者だ」(うろ覚え)。G&Gというウイスキーの広告でした。その渋い外国人男性は、のちにオーソン・ウェルズだとわかりました。ウイスキーの広告って他の商品の広告とは一線を画す独特の美しさがあるように思います。90年代後半に放映されていたジョニー・ウォーカーのCMとか、小林亜星の「夜が来る」とか、“女房酔わせてどうするつもり”とか、とても印象にのこる演出や音楽、セリフやコピーがとても多いですよね。さて、そんなこんなで今回ご紹介するのは『ヒゲと勲章 ニッカウヰスキー社長 竹鶴政孝 「ウイスキー革命は俺がやる」』でございます。この秋大注目の[マッサン]こと、ニッカウヰスキーの創業者である故・竹鶴政孝氏がその激動の半生を振り返るという内容なのですが、読んでいて節々で「あっ、カリスマだ」と感じますね。1966年の本なのですが、竹鶴氏の経営に対する価値観は色あせることはありません。
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    投稿日:2014年10月14日
  • 旅館。言ってみればそれはバトルなんですよ。第1ラウンドは現地に着いてからのファーストコンタクトです。予約の際、パンフレットやホームページの写真をきっと見ると思うんですが、大体カッコよく撮った写真を載せてますよね。さて、実際はいかに…。ドキドキの瞬間ですよね。チェックインを済ませ、部屋に通されたら第2ラウンドのゴングです。部屋の広さや調度品のセンス、アメニティの充実ぶり、座布団のフカフカ度合い、浴衣の柄、そして眺望など。チェックポイントは数知れません。第3ラウンドはお風呂ですね。まずは温泉かどうか。温泉であればかけ流しかどうか。効能やお風呂からの眺め。あらゆるチェックポイントを審査員たちは見逃しません。第4ラウンドはメインイベントの晩ご飯です。ここで大体の勝負は決しますね。第5ラウンドは施設の充実です。これは微妙に好き嫌いが分かれるのであえて触れません。卓球台やカラオケがある旅館が必ずしもいい旅館とも言えませんので。ちょっと字数が押してきたので端折りますが、以下にも厳しい目が光っていることをお伝えしたいと思います。第6ラウンド=朝ごはん、第7ラウンド=送迎、第8ラウンド=土産物店……。増やそうと思えばいくらでもラウンド数を増やせるエクストリーム旅館レビュー、みなさんもぜひ楽しんでみてはいかがですか。本作『 若おかみは小学生!』を読んでから行くと、よりエキサイトすること間違いなしです。行楽の秋。さて、どこへ出かけましょうかね。
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    投稿日:2014年09月30日
  • 東海道新幹線が1964年10月1日に開業してからちょうど50年を迎える節目の秋。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。新幹線、とっても早いですよね。加えて安全ですよね。そしてカッコいいですよね。あと、車内販売のアイスが嫌がらせかっていうくらいカッチカチですよね。新幹線の車内以外で売ってたらブチ切れるレベルの固さですよ。まあ、そういう部分もひっくるめて新幹線は魅力的です。東京駅の新幹線ホームにちょっと早く到着してしまったとき、ベンチに座ってお弁当を食べて、ぼーっと車両を眺めているのが好きなんです。新幹線はひっきりなしに到着・出発しますよね。到着するとすぐに社内を清掃します。聞いたら一本の列車を50人くらいで10分できれいにするらしいです。そしてまた新しいお客さんを乗せ出発します。見習いたいくらい働き者です。そんなわけで、本作『時刻表でたどる新幹線発達史』をご紹介します。開業時からの新幹線の歴史が、当時の時刻表とともに紐解かれていきます。カラー写真も随所に載っていますので、それだけ見ていても楽しいですね。表4に使用されている写真がグッときます。異なる車両同士が連結されている様子は、なんか新幹線がキスしているみたいですね。ごちそうさまです。
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    投稿日:2014年09月16日
  • 化粧って大変ですか。やっぱり大変ですよね。男の自分にはわからない世界です。デパートの1階ってほぼ化粧品売り場じゃないですか。上のフロアに用があってエスカレーターに乗ろうと思ったとき、化粧品売り場を突っ切らなきゃいけないということがよくあります。見るともなく通り過ぎるわけなんですが、化粧品って結構高いですよね。何が違うんでしょうか。男の自分にとっては、「なんか粉と、練った粉と、口紅ですね」って話しなんですけど、きっといろいろとあるんだろうなと思います。グロスっていうんですか? 唇をテッカテカにするやつあるじゃないですか。なんかフライドチキン食べたあとみたいなるあれですね。俺、あれ結構嫌いじゃないです。そういえば昔、日ハムにグロスっていうピッチャーいましたよね。結構、いいピッチャーだったという記憶があります。さて本作『ビューティー・バニィ』のご紹介です。化粧っ気がなく、スキンケアとかどこ吹く風で生きてきた女子高生が、東京の学校に転校したことをきっかけに美容に興味を持ち始めるというお話しです。女性のみなさんには人生のどこかしらのタイミングで化粧との出会いがあると思うですが、実際どういうきっかけから化粧する感じなんでしょうか。そういう疑問も含め、男の自分にとって全般的にミステリアスな世界です。
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    投稿日:2014年09月02日
  • 今回ご紹介させていただくのは『聲の形』です。小学生のころ、聴覚に障害のある女の子をいじめていた主人公は、ある日を境に逆にクラスのみんなからいじめを受けるようになります。やがて高校生になった彼は、当時いじめていたその女の子に再会する…そこから始まる物語です。バックグラウンドにあるテーマは非常に重たいです。読んでいて、つらくなる瞬間があります。でも読み進めていくと、なんていうんでしょうか……。最初はとても塩っぱい話しの連続です。ただ、だんだん甘酸っぱくなってきますね。そう、確かに甘酸っぱいんです。とは申せど、なんといいますか、ラブコメの甘酸っぱさがベリー系フルーツのそれだとすると、この話しの甘酸っぱさは、甘さプラス酸っぱさプラス塩っぱい感じの…なんというか、梅干しキャンディーのそれっぽい気がしますね。梅干しキャンデイー、おいしいですよね。僕は好きです。緑茶に合いますよね。そしてこの物語も好きですね。甘酸っぱさと、甘塩っぱさ、そして塩っぱさは、やがて何味に落ち着くのでしょうか。非常に気になるところです。登場する女の子がとても可愛いです。可愛いがゆえに可哀そうな感じが強調され、可愛いがゆえに残酷さが強調されているように思います。
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    投稿日:2014年08月12日
  • イタリア料理ってすごくないですか。私は結構すごいと思うんですよね。なにがすごいって、イタリア料理ってとりあえず全部おいしそうに見えるじゃないですか。これってかなり大事なことだと思うんですよ。おいしいかおいしくないかの前に、料理としておいしそうに思えるかどうか。これはかなり重要です。自分が外国人だったとしたら、和食というものをどういう風にとらえるかをちょっと想像してみてください。……想像していただけましたでしょうか? 本当に想像しましたか?? 多分、若干とっつきにくいと思うんですよんね。でも食べたらおいしい。なんかツンデレの構図に似ています。ところがイタリア料理ときたら、すごくカジュアルなたたずまいで、でもって食べたら期待を裏切らないおいしさじゃないですか。素晴らしいですよね、本当に。さて今回ご紹介するのは『バンビ~ノ!』です。若き料理人・伴省吾は故郷の福岡から上京し、六本木のイタリア料理店での修行の日々が始まります。厨房の熱気と料理に対する熱気、そしてその他いろんな熱気がビシビシと伝わります。そして、福岡の方言ってとてもいいですね。続編の『バンビ~ノ! SECONDO』とあわせてイッキにお楽しみください。
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    投稿日:2014年08月05日
  • 私も激動の昭和が終わりに差し掛かったころに生まれた男なので、多少は昭和を纏っているものと思います。ところでみなさんは初めてやったアルバイトはなんでしたか? 私は実家の最寄駅近くにあったスーパーマーケットでした。いちばんのカルチャーショックは挨拶でしたね。夕方に出勤しても「おはようございます」と挨拶することが高校生だった私にはとても驚きでした。野菜売り場に配属された私の主な仕事はバックヤードの掃除と商品の補充や陳列です。夕方6時から夜10時までの勤務時間は結構あっという間に過ぎていきます。閉店後は、ホウレンソウや小松菜など、しおれたら売り物にならない葉物の野菜を冷蔵庫にしまい、その他の野菜には濡らした布巾をかぶせ、陳列棚のカーテンを閉めます。非常にシンプルな仕事ですが、本当に楽しかったですね。かけがえのない大切な思い出です。さて今回ご紹介しますのは『<シリーズ>昭和を纏った男たち 流通を文化大革命した男 ダイエー』です。ダイエーの創業者・中内功氏を知らない人はいないかと思います。中内氏ぐらいの巨星になるといろいろな逸話がありますね。いいか悪いかは別にして、いろんな意味でカリスマだったんだろうなと思います。さくっと読めますので、ちょっとした時間の隙間にいかがでしょうか。
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    投稿日:2014年07月22日
  • いわゆる昔話の世界では、イタズラ好きだったり、おっちょこちょいだったり、ヒールだったり、あまり格好よく描かれることのないタヌキですが、先方的にはどうなんでしょうか。人間の勝手な解釈で、若干ネガティブなキャラに仕立て上げられるのはもう、うんざりなんだよ!!!やってやんぞコラっ!!!人間上等!!!って思ってるかもしれないですね。ホントに申し訳ありませんでした。eBookJapanを代表して謝りたいと思います。そんな怒り心頭・高血圧・高コレステロール値のタヌキのみなさん、朗報です! 双葉社さんから非常に興味深いコミックが出ていますよ、みなさん! 『姫さま狸の恋算用』をご紹介いたします。舞台は徳島県(日本のタヌキ界における首都的存在ですね)。染物屋の跡取り息子・陸の目の前に現れた許嫁のミヨちゃん(かわいい)。実はタヌキ(タヌキになってもそれはそれでかわいい)。実は陸もタヌキに…(注目ポイント)。このコミックによって、タヌキ界と人間界に新たなる一石が投じられることを願ってやみません。今後の展開もとても気になりますね。きっとみなさんも、タヌキに対する考え方が少しだけ変わりますよ。タヌキと人間が偉大な一歩を踏み出したような気がします。
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    投稿日:2014年07月08日
  • みなさん、恋してますか。今このレビューを仕上げるにあたって「恋」という字を書いては消して書いては消してを繰り返すあまり、少々ゲシュタルト崩壊を起こしつつあります。恋が遠ざかっていく感じというか…なんか失恋に似ていますね。恋って一体なんなんでしょうかね。どうして人は恋に落ちるんでしょうか。片思いの失恋と、両想いの失恋は、どちらが悲しいのでしょうか。考え始めるとキリがありません。だから恋愛を題材にした作品っていっぱいあるんですね。我が国においては、古くは『源氏物語』から、そして『青春しょんぼりクラブ』まで。eBookJapanではあらゆる“恋愛本”を多数取り揃えて、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。さて本作ですが、登場人物が揃いも揃って残念な感じです。そして揃いも揃って、いいやつなんです。この手の設定に心がぐらりと揺れてしまうんです、私。そして登場人物の名前が島根県の地名になっているのも個人的には非常にぐっときますね。母方の先祖の墓が島根にあるもんで。島根県はいいところですよ。マイナーな都道府県というレッテルによってメジャーになった不思議な県です。著者さんのふるさとに対する深い愛情を感じました。
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    投稿日:2014年06月24日
  • いよいよサッカーのワールドカップが始まりますね。試合開始を待ちわびる間、どうぞ弊社の電子書籍をお楽しみいただければと思います。ところで試合中って観客席もちょくちょく映すじゃないですか。あれを見るのが結構好きなんですよね。ユニークなかぶり物をした人たちをチェックします。特に【お国柄】を色濃く反映しているものがいいですね。日本代表の試合だとちょんまげのカツラをかぶっている人がいたり、メキシコ代表の試合なんかだとソンブレロをかぶった人がいたりします。個人的にはデンマーク代表戦で見られるヴァイキングのカブトのかぶり物が一番好きですね。側頭部からウルトラの父みたいな角が生えているあれです。単純に強そうですし、格好いいですよね。というわけで、ヴァイキングたちの戦いの日々と北海帝国の成立を描く『ヴィンランド・サガ』のご紹介です。とても重厚感のある話しですね。とは言っても、非常に読みやすく、世界史が苦手だった方でも物語としてきちんと楽しめます。どういう結末になるのかまったく想像できませんね。というわけでワールドカップ本戦でのデンマーク代表とともに、本作にも頑張ってほしいと思います! えっ、デンマークは出場しないんですか!? じゃあデニッシュロールを食べながら、ぜひご一読くださいませ。
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    投稿日:2014年06月10日