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【Klimt】さんのレビュー一覧

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1~25件/71件 を表示

  • 読み終えた後にもう一度最初から読み返したくなる
    「オキナガ」と呼ばれる特殊な身体を持った青年と公務員のコンビが未解決の猟奇的な連続殺人事件を追うストーリーです。
    吸血鬼系のモチーフが登場する作品だとメインキャラの心の闇や狂気にクローズアップした作品が多いですが、登場人物の特性を生かしながらも純粋にミステリーとして楽しめる作品だと感じました。ただ、ある猟奇的な連続殺人事件の真相を追い求めることが話の核なのである程度のグロ耐性は必要かと思います。
    また、登場人物がほぼ公務員かその嘱託職員で勤務時間を考慮しながら淡々と事件を追っていくのがどこか新鮮で面白く感じました。
    物語全体に細かく伏線や前フリがあり、最初から最後まできちんと考え抜かれて描かれた作品であることが読み取れます。真実を明らかにしても綺麗ごとだけでは片づけられない問題も出てくる等、単なるサスペンスミステリーだけでなくヒューマンドラマを通して人の世の時の流れの速さと儚さ感じられる作品でした。
    元々紙の書籍で持っていたので電子書籍との違いについてですが、おまけ漫画は収録されていますがカバー下イラストは現時点では未収録です。
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    投稿日:2018年08月10日
  • 壮大な生命の起源を描いた物語
    親とも学校でも人間関係が上手くいかない女子中学生が夏休みに不思議な少年と出会うところから物語が始まりますが全体的にはオリジナル要素を多分に含んだ神話・民話・天文学等を絡めて描かれた壮大な物語です。全体的に抽象的で哲学的な描写がほとんどで読む人によって解釈が異なるような難解な印象ですのでかなり好みが分かれるストーリーだと思います。
    海洋生物が全編通して多数登場し、特に最終巻の繊細ながらも迫力ある見開きは素晴らしいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年08月08日
  • 終末世界での日常もの
    終末世界をケッテンクラートに乗った女の子二人が旅をする物語です。
    荒廃した都市を旅しながら食料を探し、水を汲み、雨露を凌げる寝場所を探す・・という部分が大半を占める淡々としたストーリーで終末世界ならではの日常もののような、どこかほのぼのとした雰囲気を持っています。
    終末世界な上に軍人のような装備ですが、静かな世界観なので殺伐としたシーンやグロさは皆無で、むしろ主人公二人の会話がシンプルながらもやや哲学的に感じる時さえあります。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年08月04日
  • 幕末を大胆にアレンジした侍物語
    現代的でパンクロックっぽい表紙ですが、幕末の史実をベースにオリジナル要素を大胆に絡めたストーリーです。特殊能力や決め技的なものは一切無く、時代に翻弄されながらも必死に生き抜く兄弟をメインに描かれています。
    割とテンポ早めにサクサク進むのでバトルシーンを中心に楽しみたい方におすすめだと思います。
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    投稿日:2018年06月14日
  • 30年以上も前の作品とは思えないハードボイルドな少女漫画
    30年以上前の少女漫画と聞いて当初イメージしていたものを大きく上回るようなハードボイルドな雰囲気と当時の社会情勢も組み込んだ設定、序盤からスピード感ある展開に引き付けられました。
    ただ、ストーリーの核心部分が割と早い段階で明らかになった後は主人公二人の友情とその他因縁や長年の確執等の感情面を軸に描かれており、クライマックスに向けて過酷な状況になればなるほど、あえて対照的に描かれている二人の差が際立ちすぎて少し好みが別れるかもしれません。
    終始ストリートギャングやマフィアが多数登場し銃撃戦が頻発するものの過激なシーンは大半省略されてぼかされているのでグロさは控えめですが、男性同士の性行為や性犯罪についての描写が多めなので苦手な方は要注意です。
    その他難点を挙げるとすれば、序盤は皆容姿が似ている上に同じような服装をしているので見分けが難しくやや混乱しやすい点と、30年以上前のアメリカ社会を描いていることもありPCの性能や通信手段等のテクノロジーが現代と異なりすぎていて理解が難しい場面もありました。
    • 参考になった 6
    投稿日:2018年06月09日
  • 「それでも町は廻っている」きっかけ
    同作者の「外天楼」「それでも町は廻っている」にハマったことがきっかけで購入しました。短編集だと「Present for me」を読んだことがありますが、そちらよりも更にゆるめで様々な雰囲気の短編をまとめた作りのように感じました。
    「探偵綺譚」「ポジティブ先生」のそれぞれに一部「それ町」のプロトタイプ作品があり、嵐山歩鳥や紺先輩が登場したりしますが、名前が同じなだけでストーリーや雰囲気的には全く別物です。「それ町」の前日譚のような物ではありません。
    全体的に「外天楼」や「それ町」よりもざっくりとしていて大胆なオチのストーリーが多いと感じました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年05月04日
  • 見た目に反して意外とリアルなお仕事エッセイ
    登場人物の顔がガイコツやガスマスク姿ですがファンタジー要素無しの、いたって現実的な面白お仕事エッセイです。
    ユニークなお客さんの体験談はもちろんですが、書店と出版社の関係や在庫管理の苦労話がとても興味深くて面白かったです。ときおり話の中に一部名前を伏せて実在の作品も出てくるので漫画に詳しい人はより楽しめるかと思います。
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    投稿日:2018年05月01日
  • 人の精神世界と記憶を巧みに描いた作品
    同作者の「イムリ」にハマったことがきっかけでこの作品を読み始めました。このリマスターエディション版は加筆修正と150pの描き下ろしクライマックスが加えられているようですが、私自身はオリジナル版を読んだことはありません。
    恐らく2000年代頃の日本を舞台に他人の精神や記憶に干渉できる特殊能力を持った人々と裏社会を描いた作品ですが、全体的には特殊能力を持って生まれたが故の生きにくさや特殊な人間関係を通したヒューマンドラマのような雰囲気です。
    この作品の見どころは人間のトラウマや幸福体験の記憶と感情を「一つの光景」として巧みに描いている所と、話が進むにつれて人間関係の細かなピースが繋がってくるところだと感じました。
    全5巻の割には内容も濃い上に大部分の疑問や伏線についてはしっかりと解消されますが、クライマックスについてはリマスター版でかなり加筆収録されたとはいえども、やや消化不良気味で好みが分かれる終わり方かと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年04月30日
  • オムニバスから始まる壮大なストーリー
    序盤は「リュウマ」というキーワードをテーマにいくつかの短編が続きます。読み進めていくにつれて一見読み切り風の各話の繋がりが見えてくる所が非常に面白いのですが、少し変わった構成なのでストーリーが分かりにくく感じました。
    具体的には時系列が前後する構成が多く、頻繁に登場人物や場面が変わるのに作中の暦や時の流れを感じさせる普遍的なシンボルのような物が無い上に、ストーリーの設定で同姓同名のキャラが多数出てくる為、話が進んでストーリー上の謎が明らかになればなるほど混乱しやすくなるかと思います。
    とはいえ、そもそものストーリーや設定自体はさして難解ではなく、むしろふんわりとしている部分も多々ある位なので難しくはありません。頭で整理しながら読める方には何ら問題ないと思います。
    個人的には序盤の雰囲気が一番好きで、中盤辺りから雰囲気が変わり、終盤はかなり急ぎ足ながら細かなことまで詰め込みながら少し予想外の着地点で終わります。
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    投稿日:2018年04月24日
  • 一話完結のオムニバスだが、どこか考えさせられる話が多い
    近未来の人間とヒューマノイド、産業ロボット、AI等様々なテクノロジーがごく身近に生活の一部となっている世界での医師の日常を描いたオムニバスストーリーです。この作品の面白い所はきちんと各話一話完結にしながらも、単なるハッピーエンド・バッドエンドというまとめ方ではなく、幸せの在り方についてどこか考えさせられる話が多い所です。
    一話完結なので世界観などを覚えてしまえば基本的にどこからでも読むことができますが、序盤の設定が終盤に再登場したり、話の合間にごく稀に主人公の生い立ちに関する話が挟まれることがあります。最終巻付近まではさほど描かれていないので気にすることはありませんが、最終巻の後半はほぼ主人公に関する話な上、肝心な部分は新連載中の続編に続く形で終わります。
    ストーリー自体はきちんと区切りをつけて完結してはいますが、続きが気になる終わり方ではあるのでそういう部分が気になる方は要注意です。
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    投稿日:2018年03月18日
  • 特殊な女性部隊を描いたSF戦争もの
    SF世界をベースに特殊な妊婦だけの女性部隊を描いた戦争ものです。いろいろな意味で女性作者でないと描けない作品だと思います。戦争といえども後方支援のような役割がメインなので派手な戦闘シーン等はありませんが、舞台となる惑星や開戦に至るまでの経緯等の凝った設定と特殊な状況下での人間模様が独特で面白いです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2018年01月30日
  • 戦闘シーンの迫力がすごい
    初期からの伏線もありつつも、とにかく派手な戦闘シーンと登場人物の造形が楽しめる作品です。独特の台詞回しや表現はクセがありますが、ハマる人にはたまらないかと思います。
    宗教戦争だったり、ソ連の陰謀説的なものが好きな方に特におすすめです。
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    投稿日:2018年01月29日
  • 世界観が濃い
    同作者の作品は連載中の物を除くと、BLAME!、シドニアの騎士、ABARA、BIOMEGAの順で読んだ上でこの作品を読みました。BLAME!の前日譚とのことですが、予めBLAME!読んだ上でこの作品を読んだ方が楽しめるかと思います。
    弐瓶勉ワールドというか、独特の世界観が濃密に描かれていてファンにはたまりませんが、その分ストーリーの解釈がやや難しく感じました。
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    投稿日:2018年01月09日
  • 武器商人と世界を旅する少年のストーリー
    武器商人と旅する少年兵のストーリーです。最初タイトル等の雰囲気からファンタジー系の作品かと勘違いしていましたが、出てくる兵器類や国際情勢などはリアル寄りの設定です。
    序盤はストーリーの掴み所もなく、各キャラも印象が薄くてなかなか話が頭に入ってこないですが中盤過ぎたあたりからストーリーの核が見えてきます。専門用語が度々出てくるので小難しい台詞回しが好みでない人は苦手かもしれません。
    銃撃戦がメインですが、迫力ある戦いや戦略を楽しみたい方にはあまり向いていないと思います。かといって人間ドラマに重点を置いている感じでもないので好みがかなり分かれる作品かと思います。
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    投稿日:2018年01月02日
  • ネタバレあり
    江戸の浪人ものだけど、どこか洋風
    江戸を舞台に剣の腕は立つのに気が弱い浪人を主人公に、ひょんなことから出会った裏稼業を生業とする一味と主人公の成長を描いた作品です。
    侍なども出てきてますが作者の画風もあり登場人物が目鼻立ちがはっきりした洋風な顔立ちなのでどこか新鮮でスタイリッシュな雰囲気もあります。
    侍や浪人、裏稼業など出てきますが斬り合いなどの血なまぐさいシーンははほぼ出てきません。出てきても直接的な表現は避けてぼかした描かれ方をしているのでグロさはありません。人情物語のような印象です。
    同作者の作品はACCA13区監察課を読んだことがあり、そちらにも通じる物がありますが日常の何気ないやり取りでの気持ちのすれ違い、かけ違い、様々な人の思惑が絡み合い誰が何を企んでいるのか分からなくなっていく部分の面白さがあります。反面、ラスト直前辺りの思惑が絡み合う盛り上げが大きい割にラストは意外にあっさりさっぱり終わる印象を受けました。
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    投稿日:2017年12月21日
  • 主人公のデザインが斬新
    連載中の作品なので5巻時点での評価です
    主人公を筆頭に「拡張者」と呼ばれる身体改造者が多く登場するサイバーパンク的な世界観です。主人公なのに頭部が銃なので表情が一切分からないというのが斬新に感じました。女性キャラもパンクロックっぽい雰囲気の登場人物が多く個性的な世界観が楽しめます。
    主人公の元に集まる依頼をこなしていくうちに根深い社会の闇が見え隠れしていく感じの構成なのである程度まとめて読まないと少し分かりにくい部分もあるかもしれません。
    また、身体改造がよくある体の一部を強化するだけのレベルを超えているのでバトルシーンはよく読みこまないと何がどうなっているのか若干理解しにくく感じましたが、それもそれで楽しさの一つだと思います。
    これからストーリーの核心部分により触れていきそうなので続きが楽しみです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年12月21日
  • どこか爽やかなSFサバイバル
    連載途中の作品なので現在最新刊4巻時点での評価です。
    近未来の高校生が宇宙キャンプへ向かう途中ひょんなことから宇宙空間でのサバイバル旅行をするはめになる所からストーリーが始まります。
    サバイバル物ですが、登場人物が高校生で感性が若くて爽やかな感じなのでサバイバル物にありがちな人間同士の醜い争いや悲壮感はほぼほぼありません。ストーリーがサクサク進むのと、ギャグ等の明るい雰囲気のシーンが多めなので設定や状況の割には悲惨さがあまり無く、暗い話が苦手な人でも読みやすいと思います。前フリや伏線等もそれなりに多いので先の展開が楽しみです。
    紙のコミックと同じく巻末の4コマやカバー下のおまけイラストも収録されています。
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    投稿日:2017年12月12日
  • 戦争を描きながらも素朴で透明感のある絵柄
    連載中の作品なので4巻時点での感想です。
    愛国心に溢れる若き女性兵である主人公が北方の戦地に向かうところから物語は始まります。戦争をテーマに描きながらも、主人公を含め女性たちのふくよかな身体の柔らかな雰囲気や何気ない自然の美しさが丁寧に描かれ、素朴でどこか透明感のある絵が素晴らしいです。
    ですが、あくまでも戦争ものなのである程度のグロ描写への耐性は必要かと思います。また、同性・異性との性的なシーンがあるので苦手な人は要注意
    派手な戦闘シーンやパニック感を楽しむ作品というよりは、登場人物を通して戦争について考えさせられるようなタイプの作品です。
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    投稿日:2017年10月25日
  • 短いながらも読みごたえあり
    輪廻転生をテーマにしたSFストーリーです。冒頭のようにバトルシーンも一応ありますがバトル要素がメインの話ではありません。
    いくつかの章で区切られ、短編集のような読みやすさもありながら前フリや伏線もしっかりあります。全6巻の割に登場人物が多いので少し名前が覚えにくいのとSF部分の説明がやや難解ですが、ざっくりと理解するレベルで充分ストーリーは楽しめると思います。
    ラスト辺りは様々な点で賛否が分かれるかと思いますが、私は予想の斜め上を行く感じが逆に楽しめました
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年10月25日
  • シュールな雰囲気漂う短編集
    同作者の「ダンジョン飯」からハマり、同作者の作品は遡るように全て読みましたがこの作品は「竜の学校は山の上」に近いものを感じました。現在連載中の「ダンジョン飯」とはまた少し違った雰囲気を持つ短編集です。
    様々な角度から描かれたシュールな雰囲気漂う短編集で作者の引き出しの多さを感じさせられました。漫画ではありませんが、某「世にも奇妙な」シリーズとかが好きな人はハマりそうな感じです
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年10月25日
  • 高い画力でシュールなギャグ
    同作者の作品はなかなかハードなものが多いイメージでしたが、今作でかなりイメージが変わりました。
    札幌を舞台にアラサー女性がひょんなことからラジオパーソナリティの世界に足を踏み入れていく話ですが、札幌が舞台なだけあり主人公がスープカレー屋で働いていたり現地の観光スポット?が出てきたりちょっとしたご当地ネタも楽しめます。
    アラサー女性の日常を描いたキレ味鋭い作品はたくさんあると思いますが、この作品では主人公が同じような境遇の女友達と慰め合うわけでもなく、恋と仕事の両立に悩む訳でもなく、主人公がやや暴走しながらもひたすら我が道を行く所が面白いです。
    とにかく主人公の台詞がキレッキレなのと、妄想部分やまで痴話喧嘩まで高い画力でシリアス調に描かれている分、後からシュールなギャグがじわじわ効いてきます。
    また、バトルはしませんが「無限の住人」に出てきた作中最強キャラと同姓同名の一般人が出てきます。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年10月05日
  • おしゃれな雰囲気の絵柄
    13の自治区からなる王国で中央議会とは別の独立機関として存在するACCAという組織に属する主人公の話です。そのACCA内で職員の不正がないか各自治区を視察する監視課に主人公はいます。
    主人公の少し特殊な業務の中で各自治区要人の様々な思惑が絡まり合い、主人公も含め誰が何を企んでいるのか分からないままストーリーが進む所に面白さがあります。ちなみに特殊な業務といってもバトル描写や特殊能力の類いは出てきません。
    作中ほぼ腹の探り合いのような会話が中心ですが、各自治区の個性豊かな文化がご当地スイーツやパンを通して表現されていて日常シーンの和やかさもあるので固すぎず読みやすいです。逆に言ってしまえば本格的な政治ゲームやサスペンス要素を好む人にとってはストーリー後半部分が物足りなくツッコみ所もやや感じるかもしれません。終始淡々と進みながらも散りばめられた複線もあり結構読みごたえがあります。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月27日
  • バンドデシネ風スチームパンク格闘技
    この作品は日本人作者ですがバンドデシネ(B.D.)というヨーロッパ系の漫画スタイルで描かれているので左開きの横書き台詞、芸術的な雰囲気の絵柄で描かれている珍しい作品です。更にいえば効果音等も全部描き文字ではなく写植で書かれていて一般的な日本の漫画とは表現方法がかなり違います。
    私自身はB.D.は読みにくさから著名な作品数冊程度しか読んだことがありませんが、こちらの作品は一部のカラーページを除き全編白黒なのと、台詞が翻訳ではなく元から日本語で描かれたストーリーからか本場のB.D.よりもかなり読みやすく感じました。
    身体の一部を機械改造した人間が戦う「機械拳闘」という激しい競技がテーマで軽いグロ描写もある作品ですが繊細な絵柄もあり血なまぐささはさほど感じません。
    が、逆に言うとアーティスティックな雰囲気が全面に出すぎてバトルの迫力は控え目なのと何をしているのかいまいち分かりづらいともいえます。
    連載していた雑誌が廃刊になり他紙に移籍する関係で一旦区切りの良い所でとりあえず終わらせた印象です。その影響があったかどうかは分かりませんが最後やけに壮大な話になって終わったように感じました。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年09月15日
  • ネタバレあり
    古代~現代史歴史ファンタジー
    現在連載中の作品なので5巻時点での感想です
    関ヶ原の戦いでの島津の退き口と呼ばれる迫力ある戦いから物語が始まりますが、戦国時代の物語ではありません。SF的な設定やエルフやゴブリン等のファンタジー要素も多く出てきます。
    日本史だけでなく世界史における古代、中世、近世、近代、現代史の様々な偉人が登場するので世界史に詳しい人ほどより楽しめる作品かと思います。しかしこの作品に限ったことではありませんが偉人のキャラの味付けがかなり濃いめなので思い入れのある歴史上の人物がいる方は要注意です。
    大胆な絵柄と戦略に基づいたバトルシーンで迫力満点のストーリーですがハイテンションのギャグシーンが多いので重苦しすぎず読みやすく感じました。また、単なるバトル描写だけでなくSF要素も感じるような伏線めいたものも多数あり、続きが楽しみです。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年09月14日
  • ネタバレあり
    BLAME!好きな人はハマるかも
    まず最初に同作者の作品でやや傾向が違う「BLAME!」と「シドニアの騎士」の中間辺りに発表された作品ですが雰囲気としては「BLAME!」寄りです。
    西暦3000年代の地球でとあるウイルスによって起こったバイオハザードから人類を救うべく戦う主人公の話です。
    4巻の地球でのラストバトルまでは濃い密度のストーリーで描かれていますが、5巻以降は話が急速に進み細かな描写が多く省略されているような印象を受けました。そこに地球でのラストバトル後の時空の歪み?的なものの影響で登場人物の時間軸がずれていることも合わさり一気に話が分りにくくなります。
    とはいえ、物語冒頭からの重要な謎はほぼきちんと回収していますし、ストーリーの要所要所の繋がりはちゃんとあります。特にラストシーンが物語冒頭にかぶせる様な演出だったのが好みでした。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月12日