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【めがきら】さんのレビュー一覧

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  • ネタバレあり
    はじめてハマった漫画
    まだ近所に貸本屋が存在した小学生の時分。母親が漫画好きで短大時代から別冊マーガレットを購入し読んでいた関係で、私も自然と漫画を読むようになった。当時うちの家庭は父親が様々な商売を立ち上げたばかりだったのと、私を含め三人兄弟妹であったため経済的にはかなり厳しく当時数百円の月刊漫画雑誌を買えない月もあり、二泊三十円で借りることの出来る貸本屋で借りて読んでいたものだった。その貸本屋には現在ではプレミアムとなったような本も含めて色々な漫画が所狭しと並んでおり、その中に「デビルマン」も置かれてあったのだ。当時の永井豪を私は「けっこう仮面」や「ハレンチ学園」の漫画家、所謂あまりよろしくない内容の漫画を描く人としか認識しておらず、少女漫画から読み始めたせいもあって借りてまで読む人では無いと思っていた。しかし、当時のマガジンコミックス表紙を見て妙にざわつき心引かれるものを感じたせいで、小学生としては少なくない小遣いの何十円かを使って借りて読んだのだった。サバトにより取り込まれる悪魔の肉体、性格が豹変する主人公、悪魔に魅入られ悪魔化する人類、そして最愛の人は無残に(文字通り)引きちぎられていく。最後には神々という名の最強悪魔軍団が舞い降りるに至っては、まさかこんな展開で終わるとは夢にも思わぬ私に後頭部を釘付の金属バットで殴られたような衝撃を与えてくれた。元々小学生の割に脳内の一部がマセていて、こっそりとオーメンやサスペリアを観に行く程度のホラー好きだった私にとってこの作品はまさに福音であり、誰かが脳みそを直接舐め回してくれるような快感を与えてくれた。それから同漫画家作品を読み漁り少年青年漫画にも手を出して今の少々ひねくれた自意識へと至ったのであったがそれは作品の価値を少しも損ねまいと思っている。
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    投稿日:2016年03月23日
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