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  • 匿名希望
    表情、キャラの描き分けがよいです
    この作者はかっこいい先輩と地味目な後輩との容姿の描き分けが上手く、性格設定に関してもブレがなく一貫して描いているため、キャラに感情移入し易いのがよいです。
    また、性行為の描写では先輩のサド発言や、それを受ける後輩の表情などが群を抜いて素晴らしく、先輩の余裕顔から徐々に快楽にのまれていく表情が素晴らしいです。この作者の他のカップリングもまた、絵が美しく素敵でオススメです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年06月30日
  •  とりあえず、この文章を読んでいただきたい。血統書つきの2匹の豆柴――ハナ子とコスモのお見合いの顛末についての文です。

    〈二日目の夜半、ハナ子の甲高い鳴き声が響き渡った。急ぎ駆けつけて合体中の二匹のあられもない姿を発見したTさん、おおいに嘆いた。「うちの箱入り娘のハナ子が、あんなはしたないよがり声を出すなんて! 英語でビッチ(めす犬)を『淫(みだ)らなあばずれ』という悪態に使うわけが初めてわかりましたわ」
     一回の交尾から生まれたのは、三匹のサン・オブ・ア・ビッチ(あばずれの息子=くそったれ)。お見合いの立会い人として、そのうちの一匹をわが家で貰い受けることになった。小次郎(こじろう)と名付けた子犬は、生後三ヵ月のとき、目黒(めぐろ)の豪邸から専用戸建住宅(犬小屋)を持参金代わりに持ち、練馬(ねりま)のしもた屋にやって来た。(中略)
     たった一夜の過ちから生まれた小次郎、血統書つきの両親のやんごとない血筋のせいか、年頃になっても一切発情する気配を見せない。高校生のころ飼っていた雑種犬のボッケリーニとは大違いだ。イタリア人の名前を付けたのが災いしたのか、ボッケ(略称)は、発情期に入ると、毎夜近隣に響きわたるかん高い声で遠吠えをしていた。放っておくといつまでも吠え続ける。仕方なく私が眠い目をこすりながら必殺性欲処理人を務めていた。それを思うと、発情しないだけでなく、外で会うメス犬にもまったく関心を示さない小次郎は実にありがたい。
     こうして筋金入りの堅物ぶりを確認して三年目、小次郎に晴れて田丸の姓を与えたと思ったら、入れ替わりにわが家の嫡男(ちゃくなん)が発情期に突入してしまった。
     小次郎とは違い、こちらは正真正銘の雑種。見事に「野生の証明」をしてくれた。本物の「あばずれ」の子は飼い犬ではなく、わが息子だったのだ。〉

     雌犬を指す英語の”bitch”(ビッチ)といえば、わがままな女、みだらな女、さらにはあばずれ、ばいたという具合に女性を蔑むときに使われます。そこから”son of a bitch”(サン・オブ・ア・ビッチ=あばずれの息子)は、げす、ろくでなし、むかつく奴、ならず者、悪党といった男に対する最大級の侮蔑の言葉となっています。そんな俗語を巧みに操り、「野生の照明」をしてくれたわが家の嫡男を本物の「あばずれの息子」と書く。つまりは、「あばずれ」はその母である自分自身ということになるわけで、超正直。ユーモアたっぷり、軽妙な筆致で読ませます。
     高校生時代に飼っていたボッケが発情期に入ると彼の遠吠えの声が毎夜近隣中に響き渡る。それを放っておくわけにもいかず仕方なく必殺性欲処理人を務めた――下ネタをこうまであっけらかんと書くこの文章の作者は、イタリア語会議通訳の田丸公美子さん。ロシア語翻訳者、通訳、作家として多くの著作を残した、親友米原万里さん(故人)から譲られた「シモネッタ(下ネタの女王)」の自称で広く知られるエッセイストでもある。この文章の初出は、2010年から2013年にかけて「小説現代」に連載された「シモネッタの家族情話」。「オール読物」掲載の一編を加えて『シモネッタのどこまでいっても男と女』のタイトルで単行本となって世に出たのが、2014年4月。そして2017年4月に文庫化され、5月12日に電子書籍の配信が始まった。

    『目からハム』(朝日新聞出版、2012年11月24日配信)、『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』(ともに文藝春秋、2013年3月22日配信)、『シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力』(文藝春秋、2013年4月12日配信)、『シモネッタの本能三昧 イタリア紀行』(講談社、2014年2月28日配信)――本書には先行した上掲の本とは大きく異なる部分があります。言語や異文化を語り、なが靴の形をした半島に暮らす人々の人間模様を綴ってきたシモネッタが今回書き綴ったのは、自らの半生――ヨーモアが衣まとって人生を歩いてきたような〈自伝まがい〉の本なのだ。著者があとがきにこう記しています。
    〈フォーマルな席に半裸で座っているかのような居心地の悪さばかりが増してくる。〉
    〈自らの生きざまを反省する我が人生の始末書だ。若さゆえの愚行の数々に、読み返すたびに赤面している。〉

     週刊誌、とくに女性週刊誌の世界では、「他人の不幸は蜜の味」という発想が根強い。田丸さんの〈自伝まがい〉が不幸=蜜の味というわけではけっしてありませんが、ユーモラスに語られる“愚行の数々”はやっぱり面白い、抱腹絶倒だ。そもそも田丸さんはなぜ、〈自伝まがい〉を書くに至ったのか。そのいきさつから、本書は始まります。

    〈わが友、米原万里(よねはらまり)の魅力は、群を抜いた明晰(めいせき)な頭脳と歯に衣(きぬ)着せぬ毒舌にあった。彼女は男性には特に厳しく、「あの人頭悪い」と一刀両断に切り捨て、返す刀で私を糾弾(きゅうだん)していた。「あなたは男に甘すぎるのよ!」
     そんな彼女が、ある日私に尋ねてきた。
    「ねえ、シモネッタはなんであんな人と結婚したの?」
     彼女が、「あの人」ではなく「あんな人」と言った意図を即座に理解した私は、やや投げやりに答えた。
    「暑かったからよ」
     ロシアには、なんであんな旦那と一緒になったのかと聞かれた妻が、「寒かったからよ」と答える小咄(こばなし)がある。私の答えはそれをもじったものだったのだが、笑いのつぼを逃さない万里らしく、大笑いしてくれ、それ以上追及はしてこなかった。〉

     ただその理由――「暑かったからよ」が小咄ではなくほぼ事実であるのが、我ながら情けない、こう続けた田丸さんは東京外国語大学を卒業、イタリア語通訳として働き始めた1974年に遡って、「暑さ」と「あんな人との結婚」の関係を明かします。異常な酷暑に見舞われた東京で、風呂もないアパート暮らしの女性に起きた、日本の一般家庭にクーラーが普及する前の出来事。〈私にとって長編悲劇の幕開け〉となった出来事のこれ以上のいきさつはぜひ本書にお進みいただきたい。

     主人公シモネッタの〈長編悲劇〉、笑いのつぼが随所に仕込まれています。例えば、発情期に入ってすぐ23歳で早々と結婚するという息子と嫁、そして姑の結婚前夜のエピソード。
    〈嫁は、一歳上の才色兼備な女性で、どうみても息子より頭が良い。愚息は、そんな彼女からコクられたという果報者なのだが、実はとんでもない危険分子でもある。幼い頃から滅法、美人に弱いのだ。
     相思相愛の女の子がいた三歳のある日、保育園の連絡ノートに次のような記述があった。「今日もゆかりちゃんと仲睦まじく遊んでいるので尋ねました。『ユウタ君は大きくなったらゆかりちゃんと結婚するの?』。彼は即座に答えました。『ううん、この子とは遊ぶだけ。だって結婚すると、他の子とは遊べなくなるでしょ』。先生たち爆笑でした」
     結婚前、皆で食事をしているとき、あの名言が私の脳裏に蘇(よみが)ってきた。改めて披露したあと、寂しさ半分、ため息をついて彼に言った。「お前、わずか三歳であんな分別があったのに、なんでこんなに早く結婚するの?」
     このときも息子より先に、嫁から見事な牽制球が飛んで来た。
    「さすがユウタくんね! 『結婚したら他の女の子と遊んじゃいけない』って、三歳のときからわかってたのね。えらいわ!」
     息子よ、お前がかなう相手ではない。おとなしく尻に敷かれているほうが身のためだ。女は常に男より役者が上なのだ。〉

     シモネッタ自身の「男と女」のエピソードも紹介しておきます。高校時代に飼っていた雄犬の発情期には彼の性欲処理人を仕方なく務めたことについて「イタリア人の名前をつけたのが災いしたのか」とあることは前述の通りです。愛すべきイタリア男の習性を物語る意味深長な言葉なのですが、その思いはこんなところからきているのかもしれません。通訳業を始めて間もない頃の一夜の経験です。

    〈夜八時過ぎ、部屋に戻るためにエレベーターを降りたときだった。人気のない廊下の陰からフランコが出てきて、いきなり私を抱きしめてキスをしてきた。口がふさがれているせいもあるが、あまりのショックで声も出ない。フランコは、早く私の部屋へ行きたいとはやる気持ちを抑え、きちんとシャワーを浴びたのだろう。着替えた体からはほのかなオードトワレの香りも漂ってくる。
     彼の手が私の胸をまさぐったとき、突然我に返った私に強い怒りが湧いてきた。ふくらみを力任せにつかむ手に一切の優しさがなく痛みしか感じない。彼が力で押す自分本位なセックスをすることは、それだけで十分理解できた。私は思い切り彼を突き飛ばすと「やめてください。私にはそんなつもりはありません」と言い、バッグから指輪の包みを取り出し彼に押し付けた。「お返しします」。今度は彼が当惑した。「そんなつもりで贈ったんじゃない」。私も必死で言い返す。「私にはフィアンセもいますし、まだ処女です。既婚のあなたとそんな関係になることはできません」。そのころのイタリアは、離婚法がやっと成立したばかり、離婚のハードルはかなり高い。結婚と処女というご印籠(いんろう)を掲げられると、頭脳明晰(めいせき)な彼も返す言葉もなく、無言で立ちつくしている。
     相手が窮地に陥ると、そこをついて完膚なきまでに打ちのめすということができないのが日本人だ。それに、はっきり「あなたが好きではない」と言えず、処女であることを理由にしたのも一生の不覚だった。だがその理由が奏功したのか、彼は態度を紳士的なものに変え、私に懇願した。「小倉から三日後に帰ってくる。帰国便を遅らせるから、あともう一度君と逢いたい。それだけだ。何もしないって約束するよ。だから君も、もう一度逢うって約束して!」。〉

     経験豊かな38歳のイタリア人と22歳のおぼこの関係は、このあとフランコの妻、娘たちも一緒に過ごすイタリアへの旅、田丸さんの結婚・出産を経て、月に1度の手紙――情熱的なラブレターが届く関係が16年も続くことになります。主導権は最後まで田丸さんが握った――〈一切のハンディが認められない恋のゲームでは、常に愛しているほうが負ける〉のだという。

     最後に付け加えておきたいことが一つあります。本書を〈人生の始末書〉と位置づける田丸さんは、母の多津子(たずこ)さんの被爆体験に正面から向き合っているのです。21歳の誕生日を迎えた1945年8月6日の朝、広島――爆心地から900メートル、秒速440メートルの爆風は木造の歯科医院兼住宅を瞬時に倒壊させた。多津子さんは瓦礫の下から救い出されたが、その朝、爆心から数メートルの戸外で建物疎開作業を行っていた妹の久子さんは行方不明となった。妹の姿を求めて被爆直後の街を巡り歩く多津子さんと母親が見た光景を誇張なく伝える作者の文章――3章 波瀾万丈な父母の人生「八月六日の誕生日プレゼント」は、安倍一強政権が唐突に憲法改正を言い立て、それに向かってやみくもに走り出した今は特に、読むに値する。(2017/6/30)
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    投稿日:2017年06月30日
  • なるほど、こう来るか~!
    このお話に関してはタイトルが全てかな、と。
    うーん、石田さんならではというか、石田さんの漫画に出てくる漫画のキャラならではの流れと結末かと。…きっと苦手な人もいると思うんですよね。実際他のレビューだと評価が分かれていたような?でも石田さんの漫画ファンだったら、なるほどね~!だと思います、よ…?
    理系の漫画なのにちっとも理系ネタ出てこない的意見もありましたけど、石田さんて昔から徹頭徹尾、どんなテーマでも「恋愛中心」なので逆にブレ無しです。
    ただ、「スッキリキッパリハッピーエンド」が好きな人にはお薦め出来ません!(笑)
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年06月29日
  • 大人にこそ読んでほしい
    超有名作品なので読む前からメディアで巨人の絵を見たことがある人が多いと思います。かくいう私も読む前に「人体模型のような巨人がでる」「巨人が人を食べる」「作者の絵に賛否両論ある」という偏った前情報を持ってパニックホラー系かと思いながら読み始めましたが、いざ読み始めると当初のイメージとは大きく異なる緻密でメッセージ性の高いストーリーに驚きました。
    確かに衝撃的でややグロテスクなシーンもありますが、インパクトを出す為いたずらにそういうシーンを乱発しているわけではなくストーリー的にも演出的にも意味のあるものとして効果的に使われている印象を受けました。
    絵柄についても確かに初期の頃は人物のバランス等がおかしなシーンも見受けられますが、その初期の頃から巨人の不気味さと迫力がありながら見やすいバトルシーンはずば抜けて素晴らしいですし、ここ一番の見せ所ではハッとさせられるようなシーンも多いです。
    そしてこの作品の一番面白い所は、漫画にはある程度ベタながらも熱い展開になる「お決まりのパターン」というのがありますが、そういった甘ったるいお約束事を一切無視してくる先の読めなさにあると感じました。しかし単に奇をてらった展開という訳でもなく、ストーリーが進めば進むほど序盤の何気ないシーンが意味を持ち始めるようなストーリーの緻密さには驚きを超えて感動すら覚えます。
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年06月29日
  • ネタバレあり
    一話のシュールさからは想像できない
    エロ本を探す少年たちのシュールな話から始まり、その後もどこかゆるい世界観の短編が続きますが最後に全ての物語が意外な所で繋がりだします。点が線となった時、物語は一話目からは想像できないような静かで物悲しい終わりを迎えます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年06月29日
  • どこか風の谷を感じさせる
    まだ連載中の作品なのであくまでも2017年6月時点9巻までの感想です
    広大な砂の海を漂う「泥クジラ」という船上国家に暮らす「記録係」の少年が主人公のストーリーで、一巻から退廃的ながらも美しく詩的で独特の世界観にぐいぐい引き込まれます。繊細な絵柄や、狭い世界の中で自然を愛し素朴に生きる人々、悠久の歴史を感じさせるモチーフ等、どこか「風の谷の」某マンガに通じるような雰囲気を感じました。
    ストーリー自体はサクサクとかなりテンポよく進みますが、それと引き換えに閉鎖的な空間で暮らしていた割にクジラの民の考え方がやけに柔軟で物分かりが良かったり、序盤では政治的に重要な取引が割とあっさり済むのはご愛敬でしょうか。
    また、全体の雰囲気を重くしすぎない為にわざとそうしているのかもしれませんが、序盤で生死を分けるようなシリアスな場面の最中にまるで談笑している時のような軽い雰囲気の言動のコマが挟まれることが幾度かあり、重要な場面でせっかくの緊迫感が削がれる感じが個人的には気になりました。
    その他にはストーリーとは大して関係ありませんが、主人公を筆頭に男性キャラがみな端正で中性的な容姿の人物が多く、ぱっと見では性別が分からない人が多いので人によってはキャラの見分けや関係性に混乱するかもしれません。一応、キャラの言動や日本語ならではの一人称の違いで性別はある程度予測できます。
    長くなってしまいましたが上記の幾つかの気になる点を除いても、一度読んでみて損はない作品だと思います。
    紙書籍と違い電子版では裏表紙のカラーイラスト、カバー折り返し部の作者コメント、次巻予告が収録されていませんが、4巻末にはebook限定のリコスのカラーイラストがあります。(紙書籍の購入特典でついてくるメッセージペーパーみたいな感じのもの)
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年06月29日
  • 紙書籍との違い
    これだけ壮大な物語を伏線回収しながらもすっきりと綺麗にまとめつつ、あえて余韻を少し残した終わり方は素晴らしいです。少年漫画らしい軽快なノリもありつつ大人が読んでも充分楽しめる作品だと思います。
    元々紙書籍で全巻持っていて電子書籍に買い換えましたので紙書籍と電子書籍の違いについてですが、カバー下のおまけイラスト、本編後のおまけページもちゃんと収録されています。また、本作は通常版コミックで珍しいことに背表紙が表紙イラストをトリミングしたものではなく、背表紙イラストやカバー下の背表紙の部分にまで描き下ろしイラストが使用されているのですが、この電子版の場合背表紙カバー部はebookアプリの一覧表示切替で見ることができますが背表紙カバー下は収録されていません。
    電子版を購入して予想外で嬉しかったのは紙書籍の完全版と同じように雑誌掲載時のカラー扉絵がそのままカラーで収録されています。
    まとめると
    【紙書籍通常版】カバー下おまけイラスト、カバー折り返し作者コメント、背表紙イラスト(カバー下含む)、おまけページ
    【紙書籍完全版】描き下ろし表紙、初期設定イラスト、掲載時カラー扉絵分のカラー
    【電子版】カバー下おまけイラスト、カバー折り返し作者コメント、背表紙イラストカバー分のみ、おまけページ、掲載時カラー扉絵分のカラー
    となり、完全版の初期設定イラストを除けば紙書籍の通常版と完全版の良い所取りとなっています。個人的には電子版に買い換えて良かったです。
    • 参考になった 24
    投稿日:2017年06月29日
  • とても素敵な作品です!!
    ファンタジーが好きな方にオススメです。
    昔ハマって読んでいた本だったので、全巻大人買いして、再読しました♪
    最終巻は特に感動しました。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年06月29日
  • 後味の良い甘酸っぱさ
    あづま笙子先生は、かてきょんからの大ファンです。すずなの恋、新刊待ちわびていました。変わらずに優しい世界で、この距離を大事に、すこしづつ仲良くなって欲しい二人です。長く長く読んでいきたい作品です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年06月27日
  • 溶ける、蕩ける。
    大病院の跡取りで、患者からの信頼も厚いが営業には冷たい五十嵐と医療機器営業の吉野の話。見易い絵でストーリーはスルスルと展開していくが、感情の見える絵で描かれているので腑に落ちない感が無い。五十嵐が吉野に好意を抱いた瞬間も、吉野が自分の気持ちを自覚した瞬間も、スッと心のなかに入ってくる。なので感情表現の下手くそな男の精一杯の我慢は、かなりの確率で萌えます。話としては、この1冊で完結していますが、叶うなら、もう少しだけこの二人を見ていたい。
    • 参考になった 8
    投稿日:2017年06月27日
  • 匿名希望
    急戦と対右四間が詳しい
    対抗形四間飛車の主な定跡が一通り載っています。(振り飛車穴熊はなし)主対象はアマ級位~初段くらいだと思います。
    〇・・・スマホで見ても見づらさは感じませんでした。
    〇・・・特に急戦と対右四間は詳しく平易に書かれていて大変参考になりました。
    △・・・強いて言うとチャート図があるとさらに見やすいと思います。
    △・・・対居飛車穴熊は割とさらっとなので、他の本で補強するのが良いかもしれません。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年06月27日
  • 1716年に奈良で創業し、2016年に300周年を迎えた老舗「中川政七商店」の動きが注目を集めている。元は手績み手織りの麻織物の商いを中心としていた同社だが、近年は全国約50店舗の直営店などで工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを展開、そのセンスの良さに若い世代からも広く支持を集めている。その同社のブランド展開をリードするとともに、業界特化型コンサルティングや合同展示会を含む「日本市プロジェクト」などで日本の工芸界全体の活性化に挑んでいるのが、13代代表取締役社長の中川淳氏(2016年11月に十三代中川政七を襲名)だ。本書では、13代中川社長自らが、これまでの歩みと経営に対する考え方、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンとその実践について語っている。中川淳氏は2015年に「ポーター賞」、2016年に「日本イノベーター大賞」優秀賞を受賞。テレビ出演などメディアへの露出も多い。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2017年06月27日
  • 「銃座のウルナ」がきっかけで
    同作者の現在連載中の作品「銃座ウルナ」を読んだことがきっかけで本作を手に取りました。
    物語冒頭から社会の裏で見えない何かが画策しているような言いようのない不安感や、時折描かれる主人公の幼年時代のノスタルジーさ、そこそこ残酷な描写もありながらどこか淡くはかない雰囲気の絵柄、女性キャラのふくよかな肉体美など「銃座のウルナ」と通じるものが多く、伊図先生の世界観を改めて感じさせられました。
    ですが、ストーリー全体を振り返っていると私自身の理解力不足もあるとは思いますが何とも掴みどころのない話というのが正直な感想です。作中の様々な要素が絡まり合い最後に繋がるのかと思いきや、全く無関係ではないものの消化不良な終わり方であることは否めません。
    とはいえ、作者に話をまとめる技術が無いという訳ではなく、ストーリーが到底まとめきれない早い段階で残念ながら連載が終わってしまったのかな?という印象です。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年06月25日
  • 読後感が良い
    エロ度は低めだけど、心理描写が細かいけどくどくなくておもしろかった。話が進むにつれ、だいぶ絵が簡素になってるのもご愛嬌。登場人物に女が出てくるのに、この女すら幸せになってほしいと願うほど、登場人物全員可愛い。
    絵柄、エロ度、ストーリーどこを重点におきたいかで評価は変わると思うけど、ストーリー重視派にはおすすめ。
    • 参考になった 6
    投稿日:2017年06月25日
  • 匿名希望
    続編のほうが
    好きなカプで、ストーリーも良かったです。シリーズ通して面白くて、買って良かったです(* ॑꒳ ॑* )
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年06月25日
  • すばらしい
    別作品の丁寧な作画が気に入ったので、作者さんの作品を全て買ってみました。全て肉体美が素晴らしいです!
    エロも細かいところまでこだわって作られてます。
    この作品も褐色魔人のセクシーさがたっぷり堪能できます(^_^)オススメです!
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年06月24日
  • 好きです
    イラストもかわいいし、エロパートの描き方も上手です!執事ものが好きな人は満足できるはず。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年06月24日
  • 短編集です
    誘惑される執事の葛藤を楽しみにしてましたが、短編なので特にそういう描写はなかったです。イラストはとても綺麗です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年06月24日
  • 匿名希望
    初めて
    オメガバース読みました。皆さんのレビュー同様、絵と立ち読みで惹かれて購入。ストーリーもしっかりしてて、買って良かったです(* ॑꒳ ॑* )
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年06月24日
  • 毎ページがツボでした
    怒涛の勢いでボケ倒すイザーク様とツッコミ役のルッくんや田中先生という構成がすっごく面白いです! どこか優しい雰囲気を持ったキャラ達には好感が持てますし、下ネタで笑わせる内容ではないので女性の方も楽しめるのではないでしょうか。
    おまけ漫画ではゲルダ様というすさまじい天然キャラが顔見世していて、二巻も楽しみになりました!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年06月24日
  •  マインドコントロール下にあった家族が殺し合った北九州監禁殺害事件を覚えていますか。事件の発覚は、2002年3月。凄惨な虐待の末7人の命が失われた――6人が殺害され、1人は傷害致死とされた事件――2011年12月最高裁で松永太被告に死刑、内縁の妻緒方純子被告に無期懲役の判決が下され、確定しています。
     2017年現在、松永被告に対する死刑は執行されていませんが、妻とその家族を監禁状態に置いて虐待を繰り返し、家族同士の殺し合いに追い込み死体処理まで行わせたという、犯罪史上稀に見る凶悪・猟奇殺人事件です。この事件をモデルに、あるいはこの事件に想を得て多くの作品が生み出されてきました。
     電子書籍が配信されている作品だけでも、新堂冬樹の小説『殺し合う家族』(徳間書店、2013年3月22日配信)、真鍋昌平の人気マンガ『闇金ウシジマくん』の「洗脳くん編」(小学館、第26巻・第27巻・第28巻、2013年8月5日~2014年2月24日配信)、真梨幸子の小説『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』(徳間書店、2015年10月2日配信)、福岡地裁小倉支部で行われた裁判の大半を傍聴した豊田正義のノンフィクション作品『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―』(新潮社、2014年6月20日配信)がありますが、4月に文庫化されつい最近配信が始まった誉田哲也の渾身作『ケモノの城』(双葉社、2017年6月2日配信)が文庫本ベストセラーランキングの上位に名を連ね、いま話題となっています。

    『ストロベリーナイト』(光文社、2013年3月29日配信)に始まる姫川玲子シリーズで警察機構内部を緻密な描写で描き、もうひとつの人気作「武士道」シリーズ(第一作『武士道シックスティーン』文藝春秋、2013年3月22日配信)で剣道女子の青春を爽やかに、そして熱く描いてみせた誉田哲也が『ケモノの城』で挑んだのは、人間はどこまで人間でなくなることが可能なのかという極北のテーマです。そして北九州小倉で起きた遺体なき大量殺人事件をモデルに、想像力でその“現実”のはるか先まで行く作品世界を築く。であれば、タイトルは『ケモノの城』以外にない――。

    〈人が人を殺す気持ちなんて、それまでは真剣に考えたこともなかった。〉
     誉田哲也の衝撃作は、主人公の辰吾(しんご)のモノローグ(独白)風の述懐で始まります。
    〈むろん男だから、取っ組み合いの喧嘩(けんか)の一つや二つはしたことがある。でも、顔が変形するほどの殴り合いはしたことがなかったし、ましてや刃物や鉄パイプといった凶器は手にしたこともなかった。喧嘩に負ければ、あんちくしょう、くらいは思った。ぶっ殺してやる。その程度の悪態はついたかもしれない。でも決して本気ではなかった。学校で、職場で、血だらけの相手を目の前にして呆然(ぼうぜん〉とする自分。そのイメージは、容易(たやす)く刑務所に収監される自分のそれへと繋(つな)がった。そして溜め息をつき、一人苦笑いするのだ。
     馬鹿馬鹿しい。ほんのいっときの怒りのために、人生を丸ごと棒に振るなんて、あり得ない──。
     そうやってたいていの人間は、殺意なんて現実味のないものはクシャクシャに丸めて、窓から放り投げてしまうのだと思う。ニュースや新聞で知る殺人事件とは、ある特殊な状況が作り出した不幸な偶然であり、日本の全人口からすればその割合はごくごく小さく、非常に限られた、極めて稀(まれ)なケースなのだと思ってきた。実際、それも間違いではないのだろうし、自分はそういったものに関わることなく一生を終えるのだろうと、漠然と考えてきた。〉
     と続けられたあと、次の1行で締めくくられます。
    〈たぶん。あの男と、出会うまでは。〉

     辰吾は東京西部にある町田の自動車修理工場で働く29歳の板金工。少し前から5歳年下、24歳になる聖子(せいこ)と同棲を始めました。2人のアパートがある町田市木曽東は町田駅周辺の繁華街に出るのにバスで20分ほどかかる辺鄙(へんぴ)な住宅街ですが、町田街道沿いにある辰吾が勤める自動車修理工場には自転車で通えるし、聖子が働くファミレスにも近い。架空地名ではなく、実在する地名です。

    「ちょっといく?」同僚の仕事帰りの一杯の誘いを聖子が待っているからと断った辰吾がアパートに戻ったとき、辰吾と聖子だけのはずのダイニングテーブルに男がいる。ずんぐりとした体型。茶色いニット帽をかぶり、茶色いジャンパーを着ている。口の周りを覆った無精ヒゲ。男が黙々と食っているのは、どうやらチャーハンのようだ。握りがオレンジ色のスプーンも、聖子と二人で選んで買ってきた、辰吾がいつも使っているもの……料理好きの聖子とのことを考え考え帰ってきた辰吾には思いもよらない男の出現。しかも小汚い、ホームレスみたいなオッサンだ。どうして部屋に上げるんだ。なんでメシなんか食わしてんだ。これっていわゆる、間男か? そこに帰ってきちゃった俺って、一体──。
    〈涙が出そうだった。怒り、悲しみ、嫉妬、欲望、劣情、殺意、失意、絶望。あらゆるネガティブな感情が腹の底から湧き上がり、口から噴出しそうだった。
     聖子がフライパンをコンロに置き、火を止める。
    「なんか、急にごめんね」
     あたし、この人と暮らすから、とか、そういうことか。
    「うちのお父ちゃん。東京に出てきたっていうから、だったらうちにくればって、連れてきたの」
    「……は?」
     それが、男と辰吾の、出会いだった。〉

     聖子が「実の父」と説明する男が突然現れたこの夜、辰吾と聖子の世界にもはや元には戻れない変化が始まるのですが、辰吾はそのことをまだ知りません。
     一方、7月8日15時12分、若い女性から身柄保護を求める110番通報があって、虐待事件が発覚。警視庁町田警察署の捜査が始まります。
     後に香田麻耶、17歳と判明する通報者の体には長い期間にわたって虐待が繰り返されてきたと思われる跡が歴然と残っていた。
    〈顔や腕に痣が複数あり、よく見ると、サンダルから出ている足の指には爪が一枚もなかった。そればかりか、右足の中指と薬指、左足の親指と中指は火傷を負っており、治療が不完全だったのか半ば癒着してもいた。〉
    〈全身に様々な傷があり、足だけでなく他にも火傷を複数ヶ所負っている。しかも、まだ新しい傷とすでに完治している古い傷とが混在していることから、かなりの長期間、虐待あるいは拷問に近い行為を受けていたものと推察される。栄養状態もかなり悪く、とりあえず点滴を打つということだった。またTシャツとジャージ以外に着衣はなく、ブラジャーやショーツといった下着類は身に着けていなかった・・・・・・〉

     香田麻耶への聴取から、暴行を加えたのは「ヨシオというオジサン」と「アツコさん」、町田市木曽西五丁目のマンション、サンコート町田403号が暴行の現場であることが判明。捜査員がマンションのチャイムを鳴らすと、女の声で応答があり、やがて玄関に女が顔を出した。
    〈このときすでに、麻耶の聴取を担当した女性捜査員は気づいていたという。彼女もまた、暴行を受けていたのだろうと。麻耶と同様の痣が顔面にあり、動作が緩慢で受け答えも鈍い。上衣は男物と思しきワイシャツ、下衣はジーパンだったが、いずれも薄汚れており、髪もしばらくブラシを通していないのだろう、ぼさぼさでみすぼらしかった。最も印象的だったのは、扉に掛けていた手。赤くボロボロに爛(ただ)れ、まるで腐敗しかけた死体のようだったという。
     しかし、それよりも異様だったのは臭いだ。生ゴミが腐ったような臭いと、それを無理やり誤魔化そうとするような刺激臭。その両方をいっぺんに嗅ぎ、捜査員たちは瞬時に鼻呼吸をやめたという。〉

     403号室の内部は異様だった――すべての部屋の出入り口、開口部には南京錠が仕掛けられており、自由に行き来できなくしてあった。窓という窓は暗幕のようなもので覆われ、塞がれていた。そして、浴室は床から壁から浴槽から、一面ルミノール反応で真っ青になった。これだけの血液が付着したのだから、相当量の出血があったことは間違いない。麻耶がいかなる暴行を受けようと、これだけの出血をしたならばすでに命はあるまい。ということは、浴室の壁や床を汚した血は、麻耶以外の誰かのものと考えることができる。しかもその誰かは、すでにこの世のものではない可能性が高い。

     マル被(被疑者)のアツコもマル害(被害者)の香田麻耶も多くを語らなかったが、まず麻耶が児童養護施設に向かう車の中で、急に〈お父さんは、あの二人に殺されました〉と語り始め、次いでアツコも〈香田さんは、私たちが、殺しました──。〉と供述。
     少女に対する虐待、傷害から殺人事件へ――町田署に特別捜査本部が設置され、マル被の取調官を引き継ぐ警視庁捜査第一課殺人犯捜査第二係の統括主任である木和田栄一(きわだ・えいいち)は、それまでの調書と捜査報告書を2時間かけて読み込んで、首を傾げてしまった。なんなんだ、この事件は──。
    〈木和田が気になったのは、浴室の広範囲にわたるルミノール反応だ。
    「浴室のこれからすると、靖之(引用者注:麻耶の父、マンションの借り主)の遺体は、ここで解体された可能性が高いですね」〉

     麻耶、アツコの体に残る火傷の跡が、罰として与えられた通電によるものだったことが徐々に明らかとなっていきます。性器に直接通電することもあったという。
     サンコート町田403号で何があったのか。梅木ヨシオとはなにもので、どこへ消えたのか。辰吾は、聖子の実父とされる男がアパートから近いサンコート町田403号を密かに見張っているところを、さらに夜になってマンションに入っていくところをも目撃します。いったい、なんのために? 辰吾の内部に渦巻く疑念。そして、聞き込みを続ける捜査員が「横内辰吾」の名前を掴んできた・・・・・・。
     一枚一枚ベールを剥がすように、凄惨な遺体なき大量殺人事件の全貌が明かされていくクライマックス。想像を超えた物語の結末――。
     聖子の実父、中本三郎(なかもと・さぶろう)が辰吾に語った言葉が、ずしりと胸に残ります。
    〈愛の大きい小さい、多い少ないは当然あるでしょう。でも完全にゼロというのは、通常は考えられない。考えられないですが、でも現実にはあるんです。いるんです、そういう人間が……それがどういう状態か、お分かりになりますか〉
    〈人間社会というジャングルで、人間を獲物にして、自分だけが生き残ればいいと考えている。そういう奴は確実にいるんです。……奴らは、人間の皮をかぶったケモノです。だが悲しいかな、人間社会がそれを認識していない〉(2017/6/23)
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    投稿日:2017年06月23日
  • 匿名希望
    3巻待ってました!!
    1、2巻を通してお互いが持っている気持ちに気づいた御門部長と芹沢くん。
    3巻ではいよいよ!な展開になるのですが、読んでいる自分としては
    『ようやくくっついた…』という感じでした。
    そしてだんだんと芹沢くんがいい男になっていくのもまた良くて♪
    とにかく読んでいて幸せを感じるお話です。
    御門パパも渋くて素敵!
    このシリーズを読まないのはちょっともったい気がします。
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    投稿日:2017年06月22日
  • 匿名希望
    面白かった!
    相手を大切に思う気持ち、二度と戻らないかけがえのない時間、もどかしくて羨ましくて。
    タイトルの意味がわかったときは納得しました!
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    投稿日:2017年06月22日
  • 匿名希望
    泣ける
    男子高校生の恋を描いたストーリーです。
    すごく素敵で幸せになるお話でした。
    夏にぴったりのお話で思わず涙が溢れる作品でした。
    ぜひ読んで欲しいです。
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    投稿日:2017年06月22日
  • 匿名希望
    ハーネス!調教
    スジ筋好きには垂涎のカラダに食い込むハーネス!ラストちょい甘は美味しいデザートです
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    投稿日:2017年06月22日