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  • 匿名希望
    ネタバレあり
    せつない、ちょっと泣いた
    よくあるストーリーなのかも知れないが、せつなくて、ちょっと泣いた。
    何回読んでもちょっと泣ける。
    幼い王は、王としてあり続けるには、一番大切なひとをいつか犠牲するときがくる とわかっているけど、したくない。
    そのときがきても、できない。
    大切なひとに、生きて、幸せになってほしい という想いに、打たれます。
    間男さん、この国に来てくれてありがとう。
    絵自体は、あまり自分の好みではない(笑)が、話はとても好きだった。
    受さんのビジュアルが、まったく好みではないので、☆ひとつ減らしときます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月30日
  • 匿名希望
    マンガですからねぇ…
    とにかく、押しつけがましい自分本位の主人公で
    女性目線で書かれた薄っぺらい話です。
    「秘書魂」ってタイトルを付けたのだから
    秘書の業務をキチンと理解してから書いて欲しいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年10月30日
  • 匿名希望
    美しい世界観と作画
    新刊楽しみにしていたので、無料で読める大盤振る舞いにびっくりしています。
    見ているだけでドキドキしてしまいました!下から咥えるところのアングルや表情のバリエーションなど、作家さんの思い入れと愛情を感じます。また続きも楽しみです!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月30日
  • 匿名希望
    青春がまぶしい!(^^)!
    美術学校での制作や2人の恋を応援したくなります(^^♪
    1巻無料なので読んでみて(*^^)v
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月30日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    いいねx100万回
    ニャンコロカムイでいいなぁ、アイヌ物、と思ってたので、即ポチ。
    期待は裏切られ無かったです!!!
    でも、こんなところで続かないでぇ〜(マジ泣き)
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月29日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    最初は面白くて最後はつまらなかった
    キャラ設定からストーリーもよくできていて、飽きずに読める小説です。ただ最後は思わず、これで終わり?って思うほど納得がいかない内容でした。あくまで個人的な感想ですが、最初はすごく面白かっただけに残念な作品だと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月29日
  • 匿名希望
    この内容が男性向け雑誌で連載されたという奇跡
    人が目を背けてしまいがちな問題に、深く切り込んだ作品。真実の”人間の欲望や性”というものを知る意味でもおすすめです。
    また、男性雑誌でこれが連載されたというのが凄いですね。というわけで、男性は一度読むと、自らの中にある黒く暗い部分をえぐられて、己や異性への性というものを考える良い機会になるかと……
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年10月28日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ほんと泣いた
    泣けます、超お薦めします! 再会するところや、最後はヤバかった。
    オムニバスのように描かれていて印象的です。
    攻はぐるぐる考えすぎちゃう豆腐メンタルで、受はしなやかな強さを持ってる、そんな二人でした。
    正直、この攻にこの受は勿体ないと思いましたが、受がそれで幸せなら、と(笑)
    さいごは、また受に見送らせおってー!と思ったけど逆は多分無理だろうなー……
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年10月28日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    打ち切り投げっぱなしエンド
    うっかり買ってしまった。
    時間とお金を無駄にした・・・
    短編ならともかく、最後の2ページで「結果だけ」エンドは無い。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月27日
  • きゅんきゅん切ない外伝でした!
    「イッて旅して愛されて」の外伝、それも直葉を助けてくれた渉流のお話ということで期待度マックスでしたが、呆気なくそれを超えられました!
     美しい絵に切なく艶やかな展開、何よりも渉流と香久哉の交わりが本当にエロ尊くてキュンキュンでした。
     そして「実験」ではなく渉流を受け入れたとき、自身がどうなるのかをわかっていながら抱かれた香久哉の覚悟のなかには、もう渉流以外には触れられたくないという秘めた恋情があったんだと思うと、胸が熱く締めつけられました。
     ふたりの学ラン姿にも萌えますっ!この作品から本編を読んでも十分に楽しめます♪
     もう後編が読みたくて読みたくてたまりません!
     優しい渉流の元に早く香久哉を戻してあげてーっ、と直葉と渉の頑張りに期待です。
     それと、ふと思ったのが、直葉がタイムリープをするために渉流に抱かれたのを渉が知ったら、これまたややこしいことになるな~、なんて♪
     とにかく、おすすめの作品です! ぜひ、ご一読あれ!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月27日
  •  書店の文庫平積み台に並べられた本に巻かれたオビの「NHK朝ドラ『わろてんか』ヒロインで話題」の惹句が目にとまった。山崎豊子著『花のれん』(新潮文庫、2014年6月20日配信)です。毎日新聞在職中の1958(昭和33)年に中央公論社から刊行され、第39回直木賞を受賞(1958年上期)。大阪船場の老舗昆布屋に生まれた山崎豊子が、吉本興業の女主人、吉本せいをモデルに大阪商人の「ど根性」を描いた初期代表作で、1961(昭和36)年に新潮文庫に入り、以来2005(平成17)年の50刷改版を経て、2017(平成29)年10月に70刷に達した超ロングセラー作品です。繰り返し舞台、映画、ドラマ化された昭和の名作だ。
     その魅力として特筆されるべきは、なんといっても大阪弁の妙味ある会話だ。
     ヒロインは、河島多加。21歳で船場の呉服店に嫁いだが、夫の河島吉三郎は家業に関心がなく、節季(2、4、6、8、10、12の月末の支払日)になると、金繰りの苦しさから支払いを求める取引先への言い訳を多加に押しつけて店を逃げ出し夜になるのを待って戻る頼りなさ。芸事にうつつを抜かすばかりの夫に、ならばいっそ道楽を本業に――呉服店を閉め寄席をやったらどうや、と多加が勧めて、二人は天満(てんま)に〈風呂屋にでもしたろかいうような寄席〉を見つけ売り値450円を430円に値切って買い取り、寄席商売に参入します。多加が25歳、吉三郎が34歳の夏、明治44年の7月の初めでした。
     それから3年たった大正3年の正月、松島の芦辺館(あしべかん)を手に入れてこれからという矢先に、性来の飽き性が首をもたげて来た吉三郎の女遊びが始まった。そして馴染みの芸者の妹、21歳の素人娘に小料理屋を持たせたあげく、その妾宅(しょうたく)で急死。同衾(どうきん)中の発作から来た心臓麻痺、まだ38歳だった。
     思いがけず大きな額の借財が29歳の若く美しい寡婦となった多加に残された。白い喪服で二夫に目見(まみ)えぬという覚悟を示した後、多加はひとり息子の世話を女中のお梅にまかせ、寄席商売一筋、借金返しに邁進します。
     大正7年の正月。多加の前に大きなチャンスがめぐってきます。
    ――大阪を代表する一流亭、法善寺の金沢亭が売りに出ているという。
     宗右衛門町の川筋に面した『菱富』の奥座敷。床の間をうしろにして坐る70歳近い金沢亭席主と向き合った多加。大阪弁による虚々実々の商談が面白い。少し長くなりますが、紹介しましょう。

    〈「ところで、お多加はん、今度はちょっと高うおまっせえ」
     と、切り出した。
    「いきなり、女なぶりは、きつうおます、なんし、後家の細腕一本でっさかい、気張って、まけておくれやす」
     軽く振りきり、多加は張りのある一重瞼(ひとえまぶた)を細めながら、油断なく金沢亭の気色(けしき)を見て取った。
    「後家はん云うたかて、あんたはたいした後家や、女や思うて甘うみてるうちに、ちゃんとした一本立ちの席主になって、こうしてわいにも買いに出てはる」
     ここで言葉を切ったかと思うと、袷(あわせ)の胸もとをはだけて、胸まで巻いたゴム編の毛糸の腹巻から、懐中用の豆算盤(まめそろばん)を取り出した。
    「わいも寄席(こや)を手離すからには、もう齢(とし)だすし、あとは貸家業でもして楽隠居する気やさかい、まとまった銭を握らして貰(もら)いまっさ」
    「まあ、そない、気忙(きぜわ)しゅう切り出しはって、フ、フ……」
     多加は、低く笑った。
    「いや、この勘定次第で、酒の味まで違うて来まっさかいな」
     白髪になった眉(まゆ)の下から、勘定高い眼を向けた。
    「あ、その方は、手前が、うかがわせて戴(いただ)く役でおます」
     ガマ口が、這(は)い出すように前へにじり出た。
    「席主のお多加はんが来はったら、もう番頭は引っ込んでんか、なんや、つぶれたガマ口みたいな大きな口パクパクさして」
     はたきつけるように云い、机の上の算盤をぱちりと、弾(はじ)いた。
    「南の一流亭の、のれん料も入れて、これで、どうだす」
     手垢(てあか)で黒光りになった珠が、二万三千円と弾き出された。
    「二万と三千、そら、えげつないでっせえ、一つこれでどうだす?」
     多加は、ついと白い指を伸ばして、眼の前の算盤珠を、パチパチと器用に下げた。──二万七百円──
    「あかん、お多加はん、そんな手荒い珠のいらい方あるかいな、ほんなら、これでどうや、五分引きや」
     ──二万一千八百五十円──
    「阿呆(あほ)らしい、こんな取引は二割方の値幅を見込んではりまっしゃろ、そいで、せめて一割は泣いて(値引き)おくれやす」
    「最初から、きれいに五分引きにしてるのや、たった一千百五十円の差やおまへんか、そんな汚ない女勘定(おんなかんじょう)云わんときなはれ」
     金沢亭は、せせら嘲(わら)うようなあざとい笑い方をした。七十の老耄(おいぼ)れに似合わぬ凄(すご)みのある侮(あなど)りである。多加は、ふっと、怯(ひる)みかけたが、
    「たった一千百五十円やおまへん、木戸銭十銭、定員四百人の寄席(こや)で一千百五十円水揚げしよう思ったら、一カ月満員にせんなりまへん、商人(あきんど)いうもんは、どない大きな肚(はら)持ってても、算盤珠弾く時だけは、細こうに弾くもんだす、二万七百円は、わての筒(つつ)一杯(いっぱい)の出銭(でがね)だす」
    「ふうん、さよか」
     金沢亭は軽く受け流しながら、多加の強靱(きょうじん)な商い腰に、やや虚を衝(つ)かれたようだったが、煙管(きせる)を取り出し、一服喫(す)いはじめた。喫い終ると、癇症(かんしょう)らしく煙管を何度も吹き通してから、今度は有無を云わさぬ強引さで、
    「ほんなら、お互いに歩み寄って、端数(はすう)を落して、これで手を打ちまひょ、二万一千円──」
    「えらい、せっかくですけど、わては家を出る時は、二つ(二万円)の心づもりで来てるぐらいでっさかい、はじめ弾いた二万七百円以上は、算盤が逆さになっても応じられまへん」
    「あんたも、なかなかしぶとい女(おなご)はんや、色気が無(の)うても、顔にちゃんと金気(かねけ)が出てる、さあ、この辺が、もう、取引のきりだっせえ」
     多加は突きつけられた算盤を前にして、前屈(まえかが)みになったまま、押し黙った。胸の中では、二万一千円ならまあ買いもんや、そやけど、寄席(こや)の手入れにも銭のかかる時やから、値切れるだけ値切りたいと胸算用した。だが、金沢亭の顔には、老(おい)の一徹に近い癇気(かんき)が来ている。貸家業をして家賃で食べたいという肚を読んだからには、この辺で手を打つべきやろか──。ちらっと、ガマ口の方を見た。ガマ口は眼で合図した。多加は軽く頷(うなず)き、金沢亭へ向き直り、
    「ほんなら、二万一千円で手を打ちまひょ、その代り銀行で借りる金でっさかい、三回割り払いということにしておくなはれ」
    「それもあかん云うたら、親子ほど齢(とし)の違う女の尻(けつ)の穴までしゃぶりよったいうことになるやろ」
     と云い、金沢亭は、穴のあくほど多加の顔を見、
    「お多加はん、あんたはえらい女(おなご)の大阪商人や、値切られへん思うたら、せめて銀行利子だけでも浮かしたろいう根性やな、よっしゃ色つけて三回割り払いにしまひょ」
     金沢亭は、ポーンと多加の左肩を敲(たた)いた。大阪商人が、よっしゃと云って、ポーンと肩を敲けば、もう証文なしで商談が成り立っているのである。多加は、敷いていた座布団(ざぶとん)から辷(すべ)り降りた。
    「おおきに、金沢亭を譲って貰(もろ)うた上に、女(おなご)の大阪商人やとまでいうて戴いたら、わてなりののれんを、この寄席(こや)に掲げさして貰います」〉

     標準語ではどぎつくいやらしさが際立ってしまうような場面も、大阪弁独特のやわらかさが女の大阪商人のビジネス――男社会に挑む商いの真剣勝負を〈驚くほどの複雑豊富なニュアンス〉(文芸評論家・山本健吉「文庫版解説」)で楽しませてくれる山崎豊子の巧みさ。本作で直木賞をとり、毎日新聞社を退職。作家生活に入り、『白い巨塔』(新潮社、2014年6月20日配信)、『華麗なる一族』(新潮社、2014年6月20日配信)、『不毛地帯』(新潮社、2014年6月20日配信)、『二つの祖国』(新潮社、2014年6月20日配信)、『大地の子』(文藝春秋、2013年3月22日配信)、『沈まぬ太陽』(新潮社、2014年6月20日配信)、『運命の人』(文藝春秋、2013年3月22日配信)などのベストセラーを連発。2013年逝去した後も、作品は時代性を失うことなく読まれ続けていますが、大阪弁、なかでも商人言葉の面白さこそが山崎文学の原点なのだと改めて思います。

     本作『花のれん』は、大阪を笑いの王国にした女(おなご)の一代記で、桂春団治、アチャコ、エノケンらの実在芸人も登場し、彼らの素顔や興味深い舞台裏も描かれています。春団治と多加が激しくぶつかった〈ラジオ騒動〉の顛末がいろんな意味で面白い。時は昭和の初め頃。多加は大阪、京都に16軒の寄席(こや)を持つ大席主になっています。

    〈「師匠、夜分、居坐り強盗みたいに参上致しましたのは、今日、師匠が出はったラジオ出演のことだす、あれは、ちゃんと一本、約束が入ってるやおまへんか、これでは約束を反古(ほご)にして、花菱亭の首絞めはったのと同じや、師匠が、そんな気でいてはるなら、花菱亭(うち)も、その気で勘定さして貰(もら)いまっさ」
     と云うなり、皮の手提げ袋の止め金をはずし、中から白い紙片を出したかと思うと、紫色の長い舌で唾(つば)をつけ、眼の前の長火鉢の上へペタリと貼(は)り付けた。幅八分、縦一寸五分位の長方形の白い和紙に、花菱亭と墨で記した上から、印肉の判を捺(お)している封印紙であった。
    「ガマ口はん、一体、これなんやねん」
    「へへ……、高利貸しやおまへんけど、貸金と損害賠償の抵当(かた)に、家財道具を差押えさして貰う次第でおますわ」
    「そんなえげつない! 御寮人さん、何とか──」
     春団治は、一言も口をきかないでいる多加の方へ振り向いた。多加は無表情な顔で、春団治の眼をじろっと一瞥しただけで、答えなかった。〉

     不貞(ふて)くさったように長火鉢に肘(ひじ)をついて、独酌でコップ酒を飲んでいる春団治を横目に、ガマ口は、長持、箪笥(たんす)、机、さらに花瓶から脇息(きょうそく)、乱籠(みだれかご)、衣裳箱(いしょうばこ)の中の着物に至るまで封印紙をペタ、ペタ、貼り付け、差押え物件を一々、丹念に帳面に書き込んだ。

    〈「御寮人さん、これで家財道具一切、差押えだす、あとは三度のご飯を食べる鍋(なべ)、釜(かま)と茶碗(ちゃわん)だけということですわ、宜(よろ)しおますか」
     ガマ口が帳面を多加に示すようにして、尋ねた。
    「ご苦労さん」
     と頷(うなず)きながら、多加はいきなり、つかつかと長火鉢の傍(そば)まで近付いた。多加の白い手が大きく伸びたかと思うと、寝そべりかけている春団治の口の上へ、ピタリと封印紙を貼りつけた。春団治は跳(は)ね起きざまに自分の口に手を当てた。
    「殺生な! 口まで差押えせんかて借金は返したるで」
     封印紙が下唇だけはずれて、春団治の上唇の上でヒラヒラした。
    「師匠、わては借金の一寸の証文が三寸になるより、ラジオが一番こわい、家財道具より師匠の口を、差押えさして貰いまっさ」
    「そんなえげつない、落語(はなし)の質入れは聞いたことあるけど、口の差押えは生れて聞き始めや、せちべん(しぶい)なことしなはんな」
    「商いにせちべんな算盤(そろばん)はじくのは、あたり前やおまへんか、師匠が人気者の桂春団治の間は、わての大事な商品やさかい、商品並につき合して貰いまっさ、その代り師匠が落ちぶれはったら、人並に優しうしたげまっさ」
     そう云いながら多加は、春団治の上唇で取れそうになっている封印紙を、もう一度貼り直すように指先で押えた。
    「さよか、落ちぶれるまでわては商品というわけでっか……、さすが、あんたは、女のくせに大阪一の馬鹿(ばか)でっかい通天閣を買うたお人だけおますわ」
     封印紙の下の不自由な口でこう云い、春団治は眼尻(めじり)に奇妙な薄笑いをうかべた。〉

     春団治の奇妙な薄笑い――3か月はこともなく過ぎますが、再び春団治はラジオに無断で出た。席主の懇親会で城崎温泉に来ていた多加は、電報で連絡を受け帰阪しますが、さてどうしたものか、さすがに妙案も浮かばず困り果てていたところに、〈ラジオで、札止め〉の知らせ。車に乗って法善寺に走った。

    〈寄席(こや)の中は、これ以上入れ込みがきかないほど詰っていた。七月の初めというのに、満員の客は蒸し暑くなった人気(ひとけ)を、出番書(でばんがき)でパタパタ扇(あお〉いで風を送っている。木戸番に聞いてみると、昨日の三倍の入りであった。まだ高座には春団治がかかっていなかったが、ラジオの春団治の噂(うわさ)が桟敷(さじき)にも廊下にも溢(あふ)れていた。
     ──これはわての負けやった──、多加はこう小さな声で独り言を云い、押し合う客に揉(も)まれてゆるんだ帯〆(おびじめ)を、そっと締め直した。〉

     独特の発想でのし上がってきた多加。落語家の口に封印紙を貼って差し押さえまでして止めようとしたラジオ出演を〈わての負けやった〉とあっさり認めて生まれ変わっていく才覚とたくましさ。今に生きる教訓は数えきれませんが、ラジオ騒動の顛末から思い浮かんだことが、ひとつあります。
     10月24日配信の「週刊朝日」(2017年11月3日号)電子版の表紙――異様です。表紙中央の大きな人物写真がグレーにマスキングされ、それが誰なのかわからなくなっているのです。もっともシルエット画像の左側に小さく「櫻井翔」の名前が残っていますから、想像はつきます。さらにインタビュー記事も収録されているのですが、ここでも櫻井翔の写真は表紙と同じように“消され” ています。もちろん週刊朝日だけの現象ではありません。理由ははっきりしています。櫻井翔が所属するジャニーズ事務所が電子書籍やネットメディアに対しては所属タレントの写真収録を許可しない方針を貫いているためにマスキング表紙が氾濫しているというわけです。ジャニーズ事務所を退所した香取慎吾らの写真が解禁されて電子書籍やネットでも普通に収録されるようになってファンが大喜びしたのはついひと月ほど前のことです。
    〈ラジオ解禁〉のエピソードから現代の〈マスキング写真〉に連想が拡がった次第です。ちょっと脱線しましたが、大阪弁で読ませる初期山崎文学――本書の他、デビュー作『暖簾』(新潮社、2014年6月20日配信)、『ぼんち』(新潮社、2014年6月20日配信)、『しぶちん』(新潮社、2014年6月20日配信)も併せてお読みください。(2017/10/27)
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年10月27日
  • 匿名希望
    次を読むのが楽しくなる。
    基本的に西日本を舞台にしていますが、方言の描写は無くすんなり読めると思います。人間と神の関係が少しづつ身近に感じられる作風は著者の感性に由来するのでしょうか。フっと笑ったり、納得がいかなかったり、一緒に考えてしまったり、共感を覚える部分も有ります。気軽に読める短編の形式で構成されていますが、大きな流れで繋がっています。次が読みたくなるそんな1冊です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月26日
  • 匿名希望
    何度読んでもいいです
    やっぱりこのお話大好きです。
    いおかさんの作品の中でも特に好きな作品で完全版楽しみにしていました。
    最後の書き下ろしも良かったです。イラストレーターさんは変わりましたが秀一が色っぽくてこちらも楽しめました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月26日
  • 匿名希望
    わかりやすいエクセル
    解かりやすい本だ エクセルはあまりしたことがないので役に立つ
    もっと良い本があればその本も買いたい
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月25日
  • 戦争を描きながらも素朴で透明感のある絵柄
    連載中の作品なので4巻時点での感想です。
    愛国心に溢れる若き女性兵である主人公が北方の戦地に向かうところから物語は始まります。戦争をテーマに描きながらも、主人公を含め女性たちのふくよかな身体の柔らかな雰囲気や何気ない自然の美しさが丁寧に描かれ、素朴でどこか透明感のある絵が素晴らしいです。
    ですが、あくまでも戦争ものなのである程度のグロ描写への耐性は必要かと思います。また、同性・異性との性的なシーンがあるので苦手な人は要注意
    派手な戦闘シーンやパニック感を楽しむ作品というよりは、登場人物を通して戦争について考えさせられるようなタイプの作品です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月25日
  • 短いながらも読みごたえあり
    輪廻転生をテーマにしたSFストーリーです。冒頭のようにバトルシーンも一応ありますがバトル要素がメインの話ではありません。
    いくつかの章で区切られ、短編集のような読みやすさもありながら前フリや伏線もしっかりあります。全6巻の割に登場人物が多いので少し名前が覚えにくいのとSF部分の説明がやや難解ですが、ざっくりと理解するレベルで充分ストーリーは楽しめると思います。
    ラスト辺りは様々な点で賛否が分かれるかと思いますが、私は予想の斜め上を行く感じが逆に楽しめました
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月25日
  • シュールな雰囲気漂う短編集
    同作者の「ダンジョン飯」からハマり、同作者の作品は遡るように全て読みましたがこの作品は「竜の学校は山の上」に近いものを感じました。現在連載中の「ダンジョン飯」とはまた少し違った雰囲気を持つ短編集です。
    様々な角度から描かれたシュールな雰囲気漂う短編集で作者の引き出しの多さを感じさせられました。漫画ではありませんが、某「世にも奇妙な」シリーズとかが好きな人はハマりそうな感じです
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年10月25日
  • 匿名希望
    動機よければ行為やむなし?
    取り敢えず一巻試し読み。
    なんかカテゴリーづいてるんですね、「賄い系」っての。
    そんなの学生下宿(それも契約内)の世界でしか連想できない世代なので、何か取っつけない。
    不意としたきっかけで隣人に食事をと言う境遇が着いてけてないのかなぁ(^_^;)。
    そう言う中でこの作品ってのは、
    割とヒロインの八雲さんが何かと仕掛けたがって愉しんでいるんですよね。
    皆さんは二人のやりとりが純粋なんで読んでるようですが、
    私は逆にそもそもの賄いという行為のハードルが高くて踏み込めない。
    旦那を失い生き甲斐も喪失し掛けたトコに食べ盛りの球児と知り合い、彼の食欲を満たそうとやる気を取り戻す。
    そう書くとキレイなんですが、
    八雲さんそのノリはちょっと・・・・(お題目(-_-;)
    • 参考になった 7
    投稿日:2017年10月25日
  • 少女たちの楽天地方生活
    ポイントセールで取り敢えずは5巻までの購入。
    分校の少女達の他愛ない地方(後述)生活をコミカルに綴ります。
    内容は学校生活や自然を独自のテンポで愉しく展開しています。
    色んな意味で天真爛漫な6歳児、
    東京から来て間もない発育超優良な10歳児、
    パワフルでオバカ丸出しの12歳、
    幼児体型のコンプレックスが玉に瑕の13歳。
    彼女らの相関関係のズレも面白く、たまに年功とは逆転したかけあいも。
    狭い村なのでこの中からも姉妹や先輩などの関係が絡み、ボケ挿しツッコミも。
    たまに時間軸を移した話があり、それもキャラの展開を膨らませてます。
    ただ、
    子供目線での世界観の描写は巧いのですが、
    舞台的には目をつむれない面もありそこが気になり出すと・・・・・
    作者的には『田舎』を描写してるようなんですが、
    (作者的には記憶の中のより合わせらしい)
    連載当時で広島市郊外よりも恵まれた環境が多々あったり、
    (5時間待てばバスが来る、駅には119系や205系が走ってるなど)
    農林作業や村の行事には全く駆り出されないこと、
    何より、
    基本的に男性と高齢者がモブキャラ以下の扱いに。
    (5巻現在で複数コマ出てくるキャラがヒロインの長兄とおばあさん一人だけ)
    平成合併で超過疎地が市内になった当方から見ると違和感が拭えないです。
    「田舎生活」という意味では完全にお伽噺なのでそこは注意です。
    キャラの掛け合いで笑って下さい(^^ゞ。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月25日
  • 匿名希望
    久々のスリルと絆(*´Д`*)
    ソードアートオンラインと、似て異なるスリルと絆で、一気に買いました!主人公が社会人の女性で、運動音痴だけど頭脳派なのだけど可愛い。男性は頼れる人だけど、可愛い♪他にも個性的な人達が、強制的にゲームに参加させられ、死と隣り合わせの中、協力し合いクリアーを目指す!
    は〜、続き待ちが久々にたまりません!
    電子漫画で揃えてるけど、まだかな〜〜(*´Д`*)
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年10月24日
  • 匿名希望
    2度目は読めない…
    話の盛り上げ方は、さすが篠原先生と言ったところ。
    次々読み進められます。
    ただ、1度も救いがないまま終わってしまい、読み終わった時のテンションはどん底でした…
    同じ篠原先生の「天は赤い河のほとり」は何度も読み返していますが、こちらについては1度読めばもういいかな、と思っています。
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    投稿日:2017年10月24日
  • あたたかい涙
    ある少女の一途な恋物語です。4コマ漫画ですが、幕間に愛らしい詩が差し込まれます。そうしたものすべてを含めて、なんとも微笑ましく、つつましく、あたたかいお話です。2巻の あるポエムに泣いてしまいました。多くの方に触れていただきたいです。
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    投稿日:2017年10月24日
  • ペスカトーレで褒められちゃって
    有名シェフの料理本で、料理ベタな私も褒められちゃって,やる気が出ました。時間と手順に忠実にやってみました。美味しい料理が私でも
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    投稿日:2017年10月24日
  • おもしろいよ
    笹本祐一さんの作品というと、アニメ、劇場版が公開された「モーレツ宇宙海賊(原題ミニスカ宇宙海賊)」が有名ですかね。
     
    この作品は1987年から2005年までの間に本編20巻、番外編2巻が刊行された作品です。
    今は「ARIEL(エリアル)」を知っている若い人は少ないと思いますが、
    当時はOVA、オーディオドラマ、アンソロジー本とマルチメディア展開されていました。
     
    マッドサイエンティスト
    美少女3姉妹
    巨大美少女ロボ
    宇宙人
    侵略
    ダメ上司をフォローする美人経理部長
     
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    投稿日:2017年10月23日
  • 匿名希望
    本当によかった!
    短編の方も全巻買ってたのですが、この作品が本当好きで特典も気になっていたのでダブってしまいますがこちらも購入しました!
    本当に買ってよかったです!満足の特典でした!欲を言えばあとせめて5ページ分くらいは見てたかったです笑
    続編がでないかなあと陰ながら応援しています!
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    投稿日:2017年10月23日