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2176~2200件/11007件 を表示

  • こいつを待ってました!
    以前もレビューしたんですが、この方の作品でけっこうサンデーはおかずになりました。
    キレのいい絵につかみ所の無いボケ、どうでもいいキャラのシュールさ、キャスティングで話の大筋が読めても許せるテンポの良さは特筆モノでした。
    良すぎて、
    殆ど単行本2巻で終わってしまいますが(T_T)。
    今改めてみると、
    流石というか初期頃の方が冴えやボケが斬れてました。
    連載の長いのを戴くようになって良く言えばマイルド、悪く言えば展開がぬるくなりました。
    今読んでも充分面白かったです。
    また各巻末には「スイーパー」シリーズとも言えるシノプシスになった投稿作品群や姉妹作、連載20年余後ものリメイクとか、作者のこの作品の思い入れも味わえます。
    今、ご健筆なんでしょうか(^_^;)?
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月12日
  • 「友達のいない方歓迎」のうたい文句に惹かれてルームシェアを始めたワケあり女子3人。女が集まると始まるのは大抵愚痴に悪口ばかり…そんな傷のなめ合いトークにうんざりしてたりしませんか? でも、この「友達のいない女子」3人の話題は「"女の人生"比べ」に「他人に"お母さん"と呼ばれたくない」「受け身の性欲」などなど、「たしかに!」とうなずけるものばかり。それぞれが全然違う価値観を持っているのに、ぶつかるわけでもなれ合うわけでもなく認め合える不思議な関係。女同士だけどべたべたしない、さっぱりした関係と本音のトークに共感すること間違いなしです!
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年05月12日
  • 13年後の自分、想像できますか? 主人公はある日、未来からやってきた自分に、30歳になっても自分は独身で、気になる幼なじみ・真之介が結婚した、あなたは真之介のことが好きでしょうと告げられます。最初はそんなことないと反発する主人公でしたが、次第に真之介への気持ちに気づき始めて…!? 傍から見ればお互い想いあっているようにしか見えないのに、なかなかうまくいかない2人の関係…。でも、ノリがいいというかなんだかんだへこたれない主人公のおかげで、やきもきすることもなく(はないけど)楽しく読めます。ぽんぽんストーリーが進んでいく中で、ふとしたときに現れるドキッとするシーンがたまらない…! ライバルの櫛田さんをはじめ出てくるキャラクターもみんな魅力的で、中でもはじめはチャラ男だった瀧くんは予想を裏切るいいやつっぷりを見せるので注目です。しかし、瀧くんを応援したいという気持ちはあるけど、主人公はやっぱり真之介とくっついてほしいです……。ごめんね瀧くん……。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年05月12日
  •  昭和天皇の誕生日だった4月29日――今は「昭和の日」と呼ばれる祝日の早朝、東京の地下鉄(メトロ)が運転を見合わせた。
     北朝鮮がミサイルを発射したという報道を受けての措置で、約10分後に運転は再開されましたが、ちょうど乗り合わせたメトロ利用者からは「“北朝鮮からミサイルが発射されて東京メトロ全線で運転を見合わせてます”ってちょっとにわかに信じられない放送でした」といった驚きの声があがりました。それも当然でしょう。「ミサイル発射による運転見合わせ」は初めてのことで、その背景には、警戒態勢強化を強く打ちだしている首相官邸が「弾道ミサイル落下時の行動について」と題する”対処マニュアル”(と言えるかどうかはなはだ疑問ですが)を公開して対北朝鮮警戒態勢強化を前面に出していることがあります。「国民保護ポータルサイト」という名称になっていますが、しかしその内容は「?????」と書く以外にありません。
     弾道ミサイル落下時(情報が流れたら)――
    [屋外にいる場合]できる限り頑丈な建物や地下街などに避難する。
    [建物がない場合]物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る。
    [屋内にいる場合]窓から離れるか、窓のない部屋に移動する。
     これはまったく“対策”にはなっていません。発射後10分程度で到達するミサイルに対してただ物陰に身を隠せ、地面に伏せて頭部を守れという指針にわが身を託すことができる国民がいるのでしょうか。

     米軍のB29爆撃機が落とす焼夷弾に対し急ごしらえの防空壕とバケツリレーによる消火活動で対抗しようとした日本は死者数十万人、国土は焼け野原と化しました。72年前のことです。つい72年前のことなのですが、戦後生まれが人口の8割を超えた今となっては、「72年も前の出来事」と言うべきなのでしょうか。実際に役にたつとは思えない、その意味で真剣味を欠いた“弾道ミサイル対策”が堂々と政府のホームページに掲げられました。その指針に沿って東京では地下鉄が一時運転を止めました。一方、稼働中の原発は運転を中止することはありませんでした。ちぐはぐな対応への疑問はともかく、今はっきり言えることは、「戦争の記憶」が世代を超えて共有されることなく、薄れてきているということでしょう。

     戦争を知る最後の世代、1930年(昭和5年)生まれの野坂昭如の作家デビュー作『エロ事師たち』(新潮文庫、2017年2月3日配信)にこんな一節があります。後に直木賞(1967年度下期)を受賞する2作品『アメリカひじき』『火垂るの墓』(この2作品を表題作とする6篇収録の短編集として文春文庫版新潮文庫版が配信されています)につながっていく野坂昭如の戦争観、人間観、死生観が鮮烈に描かれていて興味深い作品です。少し長くなりますが、引用します。

    〈母は十七年前、神戸空襲で死んだ。みじめな死にざまであった。父は戦地へ駆り出され、母一人子一人細々と洋服のつくろいで過ごすうち、過労のためかそれまでも病身だった母の腰が抜けた。スブやん中島飛行機へ勤め、勤労特配などあってかつかつ喰うには困らなかったが、さてB二九が白い飛行機雲空になびかせはじめては、母の始末に窮した。疎開(そかい)するとてたよる血縁はなく、家は湊川(みなとがわ)神社のすぐ横でいわば神戸の中心、そうでなくても、アメリカは楠公(なんこう)さん焼くそうやとデマがとびかい、どうころんでも助かる道はない。そして二十年三月十七日、パンパンと今から思えばクリスマスのクラッカーのように軽薄な音が焼夷弾(しょういだん)の皮切りで、「おちましたでえ」というより火の粉煙が先きに立ち、「お母ちゃんどないしょ」「ええから逃げなはれ」上半身起してスブやんをみつめる姿に、かなわぬと知りつつ後からかかえて二歩三歩、とてもその軽さに泣くゆとりはない。「お母ちゃんに布団かけて、はよかけて」スブやんいまはこれまでと布団ひきずり出し、一枚かけては防火用水のバケツぶちまけ、また一枚おおっては水道の水を汲(く)み、せめてこれでなんとか持ちこたえてえなと、これは切端(せっぱ)つまって親子二人考え出した非常時の処置であった。
     そのまま母の無事を祈るいとまなく、楠公さんのきわの電車道にとび出せば、すでに町内は逃げたのか人影もみえず、ただ湊川神社の木立ちめらめらと焔(ほのお)をあげ、今までいた家並みそろって黒煙を吐き出している。しかもひっきりなしに、あの荒磯(あらいそ)を波のひくようなザアザアという爆弾の落下音が轟(とどろ)き、思わず伏せてバケツを頭にかぶったスブやんの、ほんの二米(メートル)先きを、まるで筍(たけのこ)の生えそろったように焼夷弾びっしりと植わって、いっせいに火を吹いた。
     翌日、まだうっかりすると燃えつきそうに熱い焼跡を、警防団が母を掘り出したが、幾枚かけたか覚えのない布団の、下二枚は焦(こ)げ目もなく、そして最後にお母ちゃんがあらわれた。全身うすい焦茶色となり、髪の毛だけが妙に水々しく、苦悶(くもん)の色はみえなかった。
    「黒焦げになって、猿みたいにちぢこまった仏さんもようけいてはるのや。こないに五体満足なだけましやで」
     警防団員の一人が肩にまわり、一人が脚を持とうとすると、まるで金魚すくいの紙が破れるみたいに、お母ちゃんの体はフワッと肉がくずれ骨がみえた。ウッと口を押さえとびすさった警防団、ややしばし後に「しゃアないわ、スコップですくお」と、そのスコップの動きにつれて、指の一本一本の肉までがきれいにはがれ、くだけ、最後はこれもまるでオブラートの如くたわいない寝巻きとごちゃまぜにむしろの担架につみ上げられたのだった。スブやんはただ立ちすくみ、今もかしわの蒸し焼きだけは見る気もしない。〉

     1945年の神戸大空襲で養父を亡くし、逃げのびた疎開先の福井で妹を栄養失調で亡くし、戦火の下で人がどう生き、どう死んでいったのかを身をもって知ることになった野坂昭如が描く「戦争」の実相に嘘はなく、政府や軍、つまりお上が市井の人々を守ることはないことを知る焼け跡闇市派の作家デビュー作は、いま北朝鮮のミサイルの悪夢を煽る一方で「地面に伏せて頭部を保護せよ」という政権の正体をも見事に照らし出しているのではないか。
     その意味で、幼少時体験から湧き出てきたかのような野坂昭如の小説スタイルはけっして古くなってはいません。むしろ電子書籍配信の機に読み直してみて、その新鮮さに驚きました。
     愛すべき主人公、スブやんの「母の死」を通して「戦争」の残酷な現実を描いたシーンを見てきましたが、本書『エロ事師たち』はいわゆる「戦争文学」ではありません。夥しい死を目の当たりにしながらも戦争を生きのび、「戦争体験」を胸のうちにしまい込んだ生身の人間として大阪周辺でしたたかに生きる男たちの物語です。
     35歳のスブやん、写真専門の伴的、運び屋ゴキ、エロ本書きのカキヤ、後に加わる美青年カボー。お互い「エロ事師」と称するスブやん一党は、写真、本、媚薬にはじまり、やがて性具からブルーフィルムに手を拡げ、さらには“処女紹介”、コールガールの斡旋、痴漢術の指導、ついには乱交パーティ開催にまで行きつきます。堂ビルの裏に月五千円の電話番つきデスクを借り受け、ここを連絡事務所にエロネタなら何でも引き受け――〈常に強い刺激を求める色餓鬼亡者相手の東奔西走〉する日々。当然、非合法、法の網の目を潜り抜ける生業(なりわい)だ。

     たとえば“処女の紹介”は、広告代理店重役のたっての希望が始まりだった。結婚して15年たった今になって妻が処女ではなかったと頑固に思い込み、「ていらず」求める42歳。
    〈この年なって、わいがはじめての男やいう女知らんちゅうことは、こら悲しいで。よう考えんのやけどなあ、ぼくなんか飛行機で東京なんかいくやろ、ひょっとして落ちるわなあ、わい死にきらんで。わいはついに処女知らんかったんか思たら、こら切ないで」ぼくとわいを使いわけながら、重役はスブやんにこうかきくどいた。「いっそ癌やとわかったらな、ほならわい、恥も外聞もないわ、女学生強姦したるわ、わかってえな」と、金はなんぼでも出す、どうぞ処女を一人頼む〉

     泣かんばかりにかきくどかれても処女のあてなどまったくなかったスブやんですが、同業者から芦屋(あしや)に「処女屋」のおばはんがいると聞き、手土産もって訪ねます。

    〈大きな指輪の、その五十がらみのおばはん、まず客の好みを根掘り葉掘りききただして後、「ホナ安子よろしわ、二十三やけどもう十五、六ぺんやってるベテランやさかい、よろこんでもらえま」
     処女のベテランときいてスブやん、なんやわかったようなわからんような気イしたが、事の次第を詳しくきくと、つまり処女の演技専門のコールガールが、阪神だけで十三人いてる。いっちゃん上は二十八、下は二十一で、客によりうまいこと芝居をしてみせる。もちろん明礬(みょうばん)使(つこ)うての、江戸伝来の方法もつかうし、静脈から血イとって出血を装(よそお)うこともする。そやがもっとも肝心なんは、客がもっとる処女のイメージに自分をあわせることで、これができたら子持ちかて、ばんとした処女や。
    「紹介者の駆けひきもいるねん。注文受けてから三月待たすこっちゃ、そいで、いざ引き合す段取りになったらいっぺんすっぽかして、やはりどうも最後の決心がつきかねるようでしていうて、なおいっそう餓鬼の期待を高める、ワクワクさせるんですわ」
     戦前、大森で連込み宿を経営していたという肥えたおばはん、ようしゃべり、そしてよう寿司を喰うて、「ま、いつでもいうとくれやす、前日の医者の処女膜証明書つきでまわしまっさ」おばはんに手数料一万五千円、女に一万五千円、後はスブやんの腕次第、なんぼにでも売りつけていい。〉

     スブやんの話を聞いた広告代理店重役「それで何時やったらええねん」と手帳とり出し、身も心も勇みきっています。まずは露見の恐れなしとみて、スブやん8万円と吹っかけますが、「ええわ、ホテル代ともで10万ちゅうとこか」と、いとも気易い。
     それもそのはず、後日、安子に引き合わせる直前、処女鑑定書を渡すスブやんに「あ、これ8つ入っている」と封筒を差しだし、「すまんが、領収書10万にして」と重役。

    〈けったくそわるい、こんなもんまで社用にしよると思たが、まあ社用やろうと汚職やろうと金は金や。
     後は勝手にさらせとスブやん、簡単に両者ひき合せて喫茶店にとってかえし、おばはんに約束の金を渡す。「大丈夫やろな?」
    「まかしとき、誰かて処女やないと見破るために抱けへん、処女であって欲しい願うとるのやろ、めったにばれまへん」〉

     大阪弁による会話と独特のリズムの語りともいうべき地の文によって構成される野坂昭如の世界。残念ながら電子版には収録されていませんが、澁澤龍彦は文庫版解説で、
    〈オナニズムを最高のエロティシズムとする氏の性の世界は、純粋に観念の世界なのだ。男と女がベッドで正常の営みをして、正常の興奮やら満足やらを味わうといったような、世間一般の小説や映画のなかに数限りなく出てくる性愛のパターンが、野坂氏の小説のなかには、ほとんど一つも出てこないということに注意していただきたい。端的に言えば、野坂氏の興味はいつもエロティシズムの否定面、あるいは欠如体としてのエロティシズムにのみ向けられているのである。オナニズムについて、インポテンツについて、タナトフィリア(死の愛好〉について、あれほど執拗に語る作家が、氏以外にどこにいるだろうか。大げさに言えば、野坂氏はこの点で、古今東西の世界文学史上においても、まことに希有なる存在というべきなのである〉
     と、性の探求者への最大級の賛辞を綴っています。

    〈いっちゃんはじめの男と女は、全部乱交やったんとちゃうか〉〈ありきたりのセックスの形を全部かなぐり捨てて、ほんまに地位も美醜もあらへん、えり好みするゆとりない、雄やから雌を、雌やから雄を抱き抱かれ〉〈(男と女を)気ちがいにさせるには、いや、まともにさせるには、これしかない、絶対にない〉――エロネタ探求を使命とするスブやんが行きついた命懸けの乱交の先には、何が待つか?

     小説『エロ事師たち』が刊行されたのは1966年(昭和41年)。1970年(昭和45年)に文庫化。以来版を重ね、電子化の底本となったのは、2015年(平成27年)12月発行の第39刷。
     澁澤龍彦によれば、アメリカで出版された際の英訳タイトルは『ザ・ポーノグラファーズ』だそうです。
     性の極致に生を見つめる野坂昭如の傑作ポルノグラフィー。
     軍記物や義太夫などの伝統に連なる、日本の古典的な語り物文芸として味わってみるのも面白い。(2017/5/12)
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年05月12日
  • 紙の初版は2010年7月。ちょっと前の作品ですが、とても好きな作品なので、ご紹介したいと思います。お坊さん作家、玄侑宗久さんの短編集です。

    四雁川という架空の川が流れる東北の町を舞台に、様々な人生模様が描かれた7編が収められています。介護施設で働く結納を控えた女性、暴君であった父を亡くした中年男性、若かりし頃の恋人を見舞う老人、高校生の娘を事故で亡くした夫婦、行方不明になった友を探す予備校生、性の芽生えを迎えた男の子、そして、ヤクザ者の生と死を見つめる僧侶。同じ町で生きながら、交わることのない7つの人生。派手さはありませんが、どれも清冽な空気感と、優しいまなざしに満ちた物語です。

    この四雁川流域の町は、生と死が混沌とした町として描かれています。伝承では、この地で鎌倉時代に財をなした長者が、秘密を知った使用人を何人も切り捨てたといいます。そして、恨みに思った使用人の計略にかかり、長者は実の娘を切り殺してしまう……。この屋敷跡からは無数の人骨が発掘されたといいます。また神社では、神輿や天狗や巫女が登場する伝統的なお祭りが続いています。特に都会で生活していると忘れがちな、あちら側の世界ともいうべき世界と、現実世界が混沌と交わった町です。

    特に心に残った一編は、「地蔵小路」です。高校生の娘を交通事故で亡くした夫婦の話です。妻は、事故の直前に娘に厳しく当たったことを悔やみ、仕事に復帰後も夜は地蔵小路の飲み屋で深酒してしまう日々を送っていました。学芸員の夫が展覧会のために借り受けた地獄極楽めぐり図、四雁川で発見されたある老人の死、鎌倉時代の長者の伝承……。それらの間を夫婦の意識は駆け巡り、やがてこの悲しみを悲しみのまま受け入れていきます。人が死ぬってのは、いろんなことが絡まってるってことだよ――。娘の死を受け入れていく過程を描く著者の筆の塩梅が、実に素晴らしい。

    また、最終話の「中洲」もよかったです。寺の副住職である義洲の視点を通じて、谷さんというヤクザ者の生と死を見つめた物語です。
    〈本堂で蝋燭に照らされた本尊さまに向き合うたび、自分だけでなく和尚さんや奥さんも、代々の住職たちも居候だったのだと思えてくる。谷さんも居候なら、陽子さんもクロも居候なのだ。〉
    この文章に、著者自身の僧侶としての生き方、死生観が表現されていると思いました。

    玄侑宗久さんを「僕にとって別格」と私淑する作家の道尾秀介さんは、文芸誌「文學界」掲載の書評で、「人が知っているつもりで忘れ、忘れているということさえとっくに忘れてしまっているそんな単純な事実に、『四雁川流景』は優しく気づかせてくれる」と評していましたが、まったく同感です。読後に静かな感動に満たされる、そんな小説です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年05月12日
  • 身体の描き方と会話のテンポに躍動感があります。
    動きのある線で描かれたバランス良い体型で作品に目を止まらせて、イマドキな会話のセンス、言葉の語呂とテンポの良さによって読み易くしています。
    タイトルの作品は主軸2人の掛け合いが軽めで、周囲との絡みも浅いので、サクッと爽やかな読後感です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月11日
  • 匿名希望
    すごい笑える
    自称まじめな仏教徒です。この漫画すごくバッチー、、、が、とても笑える。私、地獄に落ちるのでしょうか。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年05月10日
  • ネタバレあり
    設定は凝っているがまるで打ち切り作品のような終わり方
    作品内の魔法の定義が物質の分解・再構築によるものと珍しかったり、一つの体に宿る三つの不死の魂など設定は結構凝っています。
    絵はやや荒いというか勢いがある描き方のように感じました。
    ストーリー自体は軽い伏線を挟みつつ比較的順調に進んでいきますが何故か、禁断魔法と呼ばれる最強魔法を手に入れこれからいよいよラスボスに挑む!という一番いい所で終わっています。当初はこの作品を一旦終えて、続章を新タイトルで出す予定だったようですが残念ながら2017年の今現在も続章は発表されていません。
    ラスボス周辺については結構早い段階で明らかになるのですが、ラスボスがパーマの小太りのおばちゃん、参謀が非力ながら狡猾な男というあまり燃えないラスボスなのは否めません。もしかしたら続章でもう一段回何か仕掛けを用意していたのかもしれませんが・・・
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年05月09日
  • もはやフィクションとは言えない自衛隊防衛出動シミュレーション
    かわぐちかいじの戦争ものだと「沈黙の艦隊」「ジパング」を読んだが、時代が過去の世界だったためフィクションとして読めたが、本作では時代設定がまさに現代。そして舞台が尖閣諸島と沖縄離島。ついに武力で尖閣や沖縄を侵略してきた中国に対し、戦争放棄の枷をはめられている日本政府・自衛隊はどう対応できるのか。日本の自衛隊がフル空母を持っているという点に関してはフィクションだが、現に武力侵略を受けているにも関わらずあくまで“戦争”はしてはならないとか、住民や自衛隊員の人命最優先の方針とか、もどかしい日本の安全保障体制を如実に描いている。作中の中国の言い分・対応も、現実に中国が常に言い続けている内容で、漫画の中の話ながらホントにムカつく、嫌中が捗る(笑)続きがとっても気になる。どうやって決着つけるのだろう?
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月09日
  • なもりの妄想爆発
    「ゆるゆり」のなもりの作品。「ゆるゆり」ではタイトル通り緩い百合というか女の子どうしの友情以上恋愛未満というようなほんわかした日常を描いているが、本作ではガチ百合、女の子どうしのガチ恋愛もの。あぁ~、ホントはなもりはこういうのを描きたかったのかなぁ~と思ったら、本作は元々同人誌だったのを集約したものなのね。どうりで、なもりワールド全開なわけだ。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年05月09日
  • 「女王の花」のプロトタイプ読み切り歴史恋愛もの
    同作者の長編歴史ドラマ「女王の花」ですっかりその世界観にハマって、作者買い。「女王の花」を連載する数年前に発表された読み切り作品で、後の「女王の花」のプロトタイプとも言える同じ中国の架空の国・時代を舞台にした作品。歴史物・戦記物としても楽しめるが、お姫様と彼女に使える青年の淡い恋物語も素敵。アナザーストーリーとして楽しめる。
    読み切り3作品掲載されていて、2つ目の「サーキットの女王」は華やかなレースクイーンの舞台裏の陰湿な争いを描いた作品で、なかなかにエグい(笑)
    3つ目の「地上20mで会いましょう」は典型的な学園恋愛もの。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月09日
  • 手裏剣はほとんど出てこない
    伊賀と甲賀の戦いを描いた作品ですが個人的には忍術というよりも妖術系の雰囲気が強めだと感じました。
    徳川家康の跡継ぎ問題を発端にストーリーが進んでいきます。全5巻と短めでさくさくストーリーは進んでいきますがバトルシーンだけでなく人物の心情もちゃんと描かれていてとてもよくまとまっていると感じました。
    メインの数人以外は将軍ん含め結構不細工気味に描かれているのでファンはショックかもしれません。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月09日
  • 派手な決め技バトルが好きな人向け
    本筋となるメインストーリーは一応ありますが基本的に一話完結か数話程度の短編を集めたようなつくりです。独特な世界観は凝っていますが、カオス状態を演出する為なのか作中でほとんど説明がないまま新しい要素等がどんどん出てくるのでストーリー重視というよりは派手なバトルシーンが好きな方向けのように感じました。
    一応ストーリーとしては完結していますが、本筋に関係ありなし問わず途中で放置された設定等がいくつかあるのでそういった物が気になる人は要注意だと思います。
    • 参考になった 8
    投稿日:2017年05月09日
  • 匿名希望
    ドン引き
    私の中では一部で終わった漫画。
    二部など存在しない。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年05月09日
  • 儲かっている会社には理由がある
    多くの企業では、新しく開発された技術アイデアは、できるだけ早く特許出願をしてライバルによる盗用から守ろうとするのが一般的だろう。しかし、実は出願された特許の内容はインターネットに公開されており、世界中の人が自由に見ることができるのだという。「知財コミュニケーター」の肩書で活躍する本書の著者は、海外へのアイデア流出により日本のモノづくりが衰退した一因に、この特許公開があると指摘する。本書では、こうした事態を防ぐとともに、知財を戦略的に利用し、競争力を高める方法について、タイトルにあるサントリーの緑茶飲料「伊右衛門」やコカ・コーラを始めとするさまざまな事例を紹介しながら探っている。著者は(株)グリーンアイピー代表取締役、知財コミュニケーション研究所代表。東京農工大学大学院とものつくり大学で非常勤講師(知財戦略論)も務める。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2017年05月09日
  • 土着国家から植民地、そして経済発展。500年の人々のドラマ。
    中国、日本などの東アジアと、インドを中心とする南アジアに挟まれた11の比較的小さな国々からなる東南アジア。ヨーロッパ諸国による植民地化、第二次世界大戦中の日本による占領といった負の歴史を抱えながら、今では新興国として経済成長を遂げつつある国家も多い。戦後も日本との関係は深く、ODA(政府開発援助)や日本企業の進出・投資、貿易などが盛んに行われているのは改めて触れるまでもないだろう。本書は、そんな東南アジアの植民地化以降の歴史を辿りつつ、当地域の特徴や他のアジアや欧米との関係、ASEAN統一を含めた今後の展望などを論じている。東南アジアを読み解く重要なポイントは、多様性と統一への志向のアンビバレンスにある。著者は拓殖大学国際学部教授で、かつてアジア経済研究所地域研究第一部主任調査研究員を務めていた。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2017年05月09日
  • キャラ惚れしてもヨカですか(^^ゞ
    う~ん、似たジャンルの「甘々~」でこれまた似たような事言った気がするんですが。
    あやりちゃんに惚れて購入(^^ゞ。
    先に作品のレビューからすると、再婚で出会った同い年の女の子同士が、料理と食事という共通点を見いだせる事柄から交流を膨らませる物語。
    (正直、「あなた作る人・私食べる人」のきらいもあるがそこは偏っていない)
    両人の心証描写や料理については事細かに描いててそれなりに愉しい作品ではある。
    一方でその方向性が両方強すぎて、物語を追うには少し煩わしい向きは正直ある。
    料理もちょっと輿入れしないと取り掛かれないモノが少なくない。
    またキャラクターも13話でヤット4人目が登場と世界観は余り拡がらない。
    (この先両親の登場とかで一気に展開するのかも知れないが)
    あくまで「新米姉妹」のやりとりに軸足を置いたストーリーです。
    ただ妹分であるあやりちゃんのキャラクターには参りました。
    クールビューティーだけど強面で、姉貴分のサチは睨まれていないかとハラハラおどおど。
    しかし本当は極度の人見知りで自分を巧く表現できず、寂しがりやで料理でしか姉をリードできない。
    (ただサチの方はそんな彼女に姉としてのコンプレックス多々アリの模様だが(-_-;)
    ポジティブだけどそそっかしいサチを(心底!)姉と慕ってるのだが、どこかしら愛玩動物にも抱くかわいさを感じて萌えるなどややピントがずれてる。
    色々ソツなくこなすのに内心ぎくしゃくと脆さを孕んでる。
    もうあやりちゃんでご飯3杯はイケル(こら。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年05月07日
  • 匿名希望
    まんがだから許される
    青年誌のなので、エロ要素はふんだんにありますが、それ以上に恋愛物語です。以下はエロ以外の部分の話になります。
    背徳的かつ破滅的で混沌としてますので、グッチャグッチャでドロドロの恋愛もの(とはいえそこは青年誌だから軽めかも)が嫌いな人には合わないかもしれません。
    個人的にストーリー構成に許せない部分はありますが、そこは目をつぶらないと話が成り立たないので置いておくと、あとは良いできだと思います。
    何人かの人が心を殺して別れを繰り返していきますが、その一つ一つが心に刺さると言いますか、自分が失恋した時に重ねて「ああ、あのときそんな感じだったなぁ」とか、思わず涙が出てくる話の構成になっています。
    だから、「俺は失恋したこと無いよ」とか言う人には全く共感も理解もできないので、単なるエロまんがに感じるかも知れません。(逆にうらやましい)
    ちなみに、一番許せないのは、何で2年もあって丸悦さんにチャンスが無いのかと言う点ですね。私は丸悦派だから。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年05月07日
  • スシマンガは数あれど
    主人公が実在の鮨(寿司ではなく、鮨)店に行って、一人で鮨を味わうマンガですが、いや〜これほど「スシ欲」を刺激される作品は初めてです。今まで財布の関係で回転寿司しか行ってこなかった私ですが、本作品を読んで初めて、回らない鮨屋に行ってみたいと実感しました。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年05月07日
  • 『ヒナまつり』作者の原点?
    『ヒナまつり』で知られる大武政夫氏の短編集ですが、言わずもがな、世界観や笑いの方向性が共通するものがあり良かった。
    静かな狂気・・・ もしくはバイオレンスなユーモアとでもいうのでしょうか。『ヒナまつり』同様うまく言葉に言い表すことができませんが、同作品ファンならば買って損はないと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年05月07日
  • 「放射線科」と「診療放射線技師」をもっと知りたくなる
    病院の中でも、普段あまり表立って活躍することのない放射線科と、診療放射線技師。彼らがどれだけ「縁の下の力持ち」的な存在なのかを、しみじみ実感させてくれる作品です。
    自分は医療系マンガはあまり読まないのですが、モリタイシ氏の絵柄がとてもキュートで素敵で、医学のことが深くわからなくても楽しめます。
    外科医を描く作品とは違い派手ではないですが、とても面白いです。
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    投稿日:2017年05月07日
  • 妹萌え×メシマズ=ドタバタクッキングコメディー
    クッキングマンガというよりは、妹ちゃんのギャップ的な可愛さ&ボケと、兄のツッコミとの温度差を味わうホームコメディーという感じです。しかしたまに出てくる、独身者ならではのアイディアレシピは参考になります。妹萌えが好きな人なら読んで損はしないでしょう。
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    投稿日:2017年05月07日
  • JUNKフードは美味いんだってば!
    最近の「意識高い系」ドリンク&フードにイラっときている皆様。必読です!
    かつての「オタサーのヒメ」こと姫川さんが、とにかく「意識低い系」の料理を、とても気持ち良く食べてくれる作品です。あぁ〜こんなに自由に食べられたらどんなに幸せか。自分の鬱屈した気持ちを代弁してくれているようです。
    料理も美味しそうなのですが、しばしば挿入されるパロディーギャグにもクスッときてしまいますね。「分かっている」作者さんだと思います。
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    投稿日:2017年05月07日
  • ネタバレあり
    と思いきや
    ドSな霊にある日から突然犯され続け主人公が翻弄されていくお話。ドタバタなラブコメかなと思いきや、最後めっちゃきゅんとさせられて霊の康祐が好きになりました。絵もきれいだし二人とも表情がいい。色々とムリな話ではあるけれど最後まで一気に読んでしまいました。買ってよかったです。
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    投稿日:2017年05月06日
  • 一時的に、大人や世間が嫌いになるかもしれないけど
    作家とか出版業界に憧れがある、純粋な文学少年少女ほど、読んどいて損はないと思いますよ。これも一つの真実の映し鏡です。
    激烈に毒がある怪作です。でもちゃんと感動があります。
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    投稿日:2017年05月06日