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2001~2025件/11039件 を表示

  • 強烈なリーダーシップ論
    数年前、楽天が企業内の公用語を英語にする、というニュースがかなり話題になりました。その際、山のような批判と「無理なんじゃない?」という怪訝、意味がないという指摘等々、賛否の「否」がクローズアップされていたのを覚えています。
    でも、結果として社内の英語力は上がり、会議や書類等で英語を使っているらしいです。
    こう出来たのも強烈なリーダーシップがあったからこそだと思います。この場合のリーダーシップとは「実行する」方向へ舵を切り、全社一丸となって目標に向かって動かしていくということ。どんな批判や否定があっても楽天は英語公用語化に向けて舵を切れたのがすごいと思いますね。
    旧態依然とした大企業ならまず無理な話です。なのでこの本を読んでなんとなく知ることができるのは、英語の勉強方法ではなく無理難題を大きな組織内でどうやって実行するか?その際出て来る様々な問題をどうやって解決していくか?といったリーダーシップのお話です。そのリーダーシップを語る具材が英語だったというだけのこと。
    1時間程度でそこそこ楽しめ、知的好奇心を満たせる本だと思いました。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月10日
  • 匿名希望
    日本語訳がイマイチ…
    韓国の方が描いたものを日本語訳にした漫画ですが、そのせいか日本語がおかしい所が多々含まれます。
    例えば「ディナーなあなたで」、これは「ディナーはあなたで」の間違いです。
    何となく意味は分かるのですが、そこで流れが止まってしまうのが残念です。
    又、向こうは日本とコマや吹き出しの配置が違うのか、単にこの作者の問題なのか分かりませんが、吹き出しの順番が非常に分かり辛いです。
    話は面白いと思うのですが、上記で流れが阻害 台詞を違う順番で読んでしまうので次の巻へと手が伸びにくくなっています。
    自分のストーカーをストーカーする話ですが、1話無料の時にでも試し読みをして読み辛さが受け入れられる程度か否か確認される事をお勧めします。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月10日
  • 匿名希望
    ガングロ世代のキャバ嬢が教師になる話
    この漫画の連載された当時(平成19年~20年)の頃なら、
    多分面白かったのだと思いますが、残念な事に私が読んだのは2017年でした。
    「教師がどんどん辞めるのは気合いが足りないからだ!」
    と漫画の中で言ってますが、気合いでなんとかなる。
    なんて死語と化して数年たつ言葉を言われてもなぁ…と思ってしまいます。
    こういう流行系の漫画は当時は凄く人気があったとしても、時代と共に価値観や流行が変わると面白さがなくなってきますね。
    この漫画は廃刊した雑誌AGEHAの全盛期の頃。
    彼氏の事を旦那と呼んでいた時代を知っている方なら懐かしく面白いのかもしれません。
    その世代の方はもう、こういう漫画は読まなくなってると思いますが…
    残念ながら世代が違いすぎて面白さが分かりませんでした。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年07月10日
  • 匿名希望
    設定に無理があり過ぎて面白くない
    一週間に1日だけ起きて、その日だけ年を取るのはまぁいいとして…
    何故か「2/7」の速さで年を取るとなっている。7日に1日なんだから1/7でしょう。
    更に幕末の人間ならともかく、大正生まれで写真を撮ると魂を抜かれると言ってる事もおかしい。
    日本に写真館が出来て半世紀近く経った時代に生まれた人の言葉じゃない。
    聖徳太子の一万円札が使えないというのもあり得ない。
    発行が終了しただけで普通に一万円として使用可能です。
    そもそも年を取るのが週一程度で主人公に両親も兄弟もいなくて、
    唯一の血縁者で保護者である祖父が現在のお札事情も知ってないとおかしい。
    洗濯機の使い方が分からないにしても、家にある洗濯機を見た事も聞いた事もなく、洗濯板で洗うというのもおかしい。
    お風呂に入る時や歯を磨く時に脱衣所(洗面所)で目にしてるはずでしょう。
    昔主流だった二槽式の全盛期が'70~80年代なんだから、一般家庭で流通してもう40年はたっている。
    おじいさんの体感でも6年弱。
    6年弱の間洗濯板が洗濯機に変わったと知らなかったとでも?
    起きる度にお風呂に入って、6年弱の間目にしていたはずなのに?
    7日に1日しか起きず、年を取らないという設定に対し実際の行動は上記のような矛盾が多すぎて苛々します。
    このおじいさんがタイムトラベルで突然現代にやって来た。
    とかなら分かりますが、毎年2ヶ月弱は普通に生活しているのに全く現代に付いて行けてないのは荒唐無稽すぎて笑えませんでした。
    私にも大正生まれの祖父母がいますが、携帯(ガラケー)も使う、洗濯機、エアコン等の家電も普通に使えるし、年金をおろすからATMも使えます。
    作者は本当に設定が破たんしてない、面白いと思って描いたのでしょうか。
    心からそう思っているならプロのギャグ漫画家は向いてないでしょう。
    荒唐無稽な設定でも、そこに一本筋があるから多少おかしいと思っても受け入れて笑いへと変えられるのです。
    受け入れられない破綻した設定は失笑しか生みません。
    作者はよく考えて欲しいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年07月10日
  • 匿名希望
    こんなヒロインは(私は)ノーサンキュー
    絵がとても綺麗で好み。ヒーローが素敵すぎるー。でもヒロインがなんだか思わせぶりな感じではっきりしないところがモヤモヤさせられてイヤ。一体何がしたいんだよ、こんなヒロイン振ってしまえ!と思いながら読んでます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月10日
  • ニッチな作品に見えて読みやすい
    2017年7月現在発売されている4巻までの感想です
    動物たちが人間のような文明社会な中で肉食・草食分け隔てなく生活していく中での人間模様を描いた作品です。主人公は全寮制の学校に通うハイイロオオカミの男子高校生で大型肉食獣でありながら内向的な性格というギャップが面白いです。
    動物が文明社会の中で暮らし一見均衡のとれた社会に見えるものの、肉食獣と草食動物の潜在意識には大きな差があり、文明化しようとも消し去ることのできない肉食本能が社会の闇として時折見え隠れする・・という設定だけ見ると近年アカデミー賞を受賞した某アニメーション映画をつい連想していしまいますが、そちらよりも大人向けの作品として一段も二段も踏み込んだ設定・描写になっています。従って子供が読むのには向いていません。
    例えば衣類に獣毛は使わないのか?直接命を奪うわけではない乳や卵も食べてはいけないのか?性生活はどうなっているのか?そのような細かな所にまで設定がきちんとあり、作中でさりげなく説明されています。
    何よりこの作品の面白い部分は設定が細部までよく練られている上、心理描写が丁寧なので擬人化動物の少しシリアスな学園生活というニッチなテーマと裏腹に大変読みやすく、ついつい登場人物に感情移入してしまう部分もあります。
    あまりハードな物は読めないけど普通の学園ストーリーでは物足りない方におすすめです。
    電子版では1~3巻まではカバー裏のおまけ4コマが収録されていませんでしたが、4巻からは収録されています。
    • 参考になった 6
    投稿日:2017年07月09日
  • 匿名希望
    ちょっとがっかり
    ヒーローが軽薄すぎて好きになれない。イケメンだけどそれだけ。ヒロインがちょろすぎる。このヒーローのどこにそんなに好きになってしまう要素があるのだろうか。イケメンだけど!立ち読み50pはすごくワクワクしたから買ったのに、中盤ちょっとがっかり。ヒロインが作り置きしていった冷蔵庫の料理にラップくらいしてほしかった。Lol
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月09日
  • 漫画ファンのための漫画
    最初は残酷すぎて、本当にシリアスな話だと思ったけど、実は
    ものすっごくふざけた内容です。それでも大好きだけどね。
    これは決して万人受けの作品ではないけれど、漫画を結構読んでる
    人なら読んでて楽しめるだろうと思います。他にあるかどうかは
    分からないけど、俺がこんな漫画を読んだことがない。世界観は
    面白くて、考えさせるところがある。アクションというよりは、SFドラマ
    (スリラー?)にギャグマンガの要素を加えた感じです。
    あんまり似ていないけど、なぜか「ヒナマツリ」を思わせた。
    「こんなに面白い設定と魅力的なキャラクターがそろってるのに、
    台無しにしてしまった」という意見も分からなくはないが、キャラの台詞
    から作者の意図が伝わってくると思います。
    絶対読め!とは言わないが、漫画のよくあるワンパターンに飽きていたら、
    お勧めします。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年07月09日
  • ネタバレあり
    α、Ω、β の究極愛!
    『かしこまりした、デスティニー 上・下』読了
    『かしこまりした、デスティニー ~Answer~ 上・下』の方を
    先に読んでしまったのですが、こちらを先に読む方が、
    ~Answer~の工藤×宮内ペアのお話は、より一層楽しめます♪
    こちらを読み終わると、~Answer~の方を読まずにはいられなくなると思いますw
    切なすぎるよ、工藤×宮内ペア。
    それだけに、ラストでハッピーエンドを迎えるのを見るのは、ひとしおです♪
    究極の愛過ぎるw
    そこまで追い詰めなくてもいいやん、
    そこまで高い壁を築かなくてもいいやん、
    てなくらい問題を乗り越えてのハッピーエンドです♪
    それにしても、α、Ω、β。
    とんでもない世界観がやってきましたね。
    そして、着々と浸透しつつある。
    なぜか私も着々と受け入れつつあるw
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年07月09日
  • 一冊あたり約400ページの大ボリューム
    1冊辺り400ページもの大ボリュームな作品です。こちらは「COMPLETE EDITION」とある通り「完全版」にあたる編集版の為、1冊につき通常の単行本2冊分程収録されています。
    世界各地を旅する冒険屋のボルト・クランクという謎多き主人公が様々な事情を持った依頼人からの依頼をこなしていく中での人間ドラマを描いた作品です。
    全編一話~数話完結の短編ストーリーをまとめたような作りになっていますが、15話辺りを過ぎたころからバラバラだったはずの各話の繋がりが見えてくる他、「ボルト・クランク」という人物についてのメインストーリー的な部分も同時進行していきます。
    数話で完結するストーリーはどちらかというと義賊的な雰囲気でかなりベタな展開でありながらも伏線がきちんと仕込まれているものが多く、似たような展開があってもさほど飽きを感じさせません。
    数話単位で少しづつ読んでももちろん楽しめますが、細かく仕込まれたネタがとにかく多いので数冊単位で一気読みするとまた新たな発見があると思います。
    細かな伏線やちょっとしたトリックが多くて読み込む程に楽しめる作品だとは思いますが、メインストーリーの核心部分については若干抽象的な部分が多めです。特にラストの演出と今までの主人公の言動に矛盾を感じ気になったので満点評価にはしませんでした。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    講談社4誌合同新人漫画賞第1回『オトナ少女漫画大賞』受賞作品
    なかなかの良作です!まずプロットが秀逸。
    ライトな絵柄ですが、しっかりとしたメッセージ性があります。
    もうちょっと画力が上がればプロットに見合った説得力が出てくると思うので、今後もこの作家さんには期待です!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月08日
  • 電子の利点
    宮内がんばったし、工藤はいい男だし、お子様方はかわいい。
    みんな一層幸せになって。
    下巻のおまけ?の真ん中に折り目が入ってなかったのは
    電子(PC)で良かったな、とカバー下目当てで
    紙も購入した後思いました。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月08日
  • 三人の幸せ。
    3P。リバあり。舞台は男子校。教師の澤が好きなのは1年の星野。星野が好きなのは、幼馴染みで同校2年の和宮。2年の和宮が好きなのは教師の澤。この3人の話。最初は見てるだけで良かった。なのに欲が出て…。抱いて抱かれて、抱かれて抱いて。ヤってることは滅茶苦茶だけど、星野の言い分は一理あって、澤の苦悩も納得できるし、和宮の健気さも分かる。それだけ、省略することなく描き込まれている。ただのエロ本と分類するには勿体無い。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    なかだるみは否めないが良作
    最終巻でました
    しょっぱなのインパクトと裏腹になかだるみしたり
    世界観が崩壊しすぎてついていけなくなりそうだったが
    なんだかんだで最期はうまくまとめたと思う
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月08日
  • お兄様ぁ
    シリアスとコミカルが丁度良い具合に混ざってるお話。h/h共に素敵だったが、ヒロイン兄が一番良かった。ヒロイン兄のお話も読みたい。命を繋いでいく家族愛のお話でした。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ビックリしました
    何がって内容とか文章とかがとっ散らかり過ぎで、読んでて疲れました…。
    ヒロイン最強・ラブコメ・戦うヒロイン・異世界トリップ・チート等々要素や設定が色々詰め込まれていますが、まとまりがなさ過ぎなのと、悪い意味でのご都合主義な文章で、最新巻までまとめ買いしたのですが1巻で読むの諦めました。
    アリアンローズさんの作品は他に何作か購入してますが、他の作家さんの文章は設定も理論立てて納得消化出来るものが大半ですが、一昔前によくいた中学生か高校生が書いたトリップチート使い逆ハーな厨二病満載の二次創作のweb小説読んでるみたいで、正直何故17巻まで長く出版されてるのか不思議です。
    普通に読み進められたのは一巻の4分の1程度。
    気になる方は先ずは1巻のみ購入して大丈夫そうな方のみ続きを購入する事をお勧めします。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年07月08日
  • ネタバレあり
    どんよりシビア
    リアル調でシリアスでシビアなお話。
    純愛と呼んで良いものかどうか迷うところがありますが、
    とりあえず、ゆいとにいちゃんはめでたく結ばれました。
    まだまだ抱えている問題はたくさんあるので、
    前途多難な感じの終わり方ですけどねw
    舞子の存在が、このどんよりとしたお話に
    明るく花を添えてくれていて、その点がGOODです♪
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年07月08日
  • ネタバレあり
    渋くてカッコイイ、ツンデレカップルに乾杯♪
    なんと!
    渋くてカッコイイ、カップルであることか♪♪(≧∀≦)
    クズとゲスなカップル♪
    口ではののしり合いながらも、
    実はしっかり想い合っているという♪
    なんとも互いにツンデレな~♪♪(≧∀≦)ノ
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    コミックとして普通に面白いです
    本作は凄いタイトルですが、エロは意外にすくないです。ですが、登場キャラが皆濃くてそれぞれの描き分けがキチンとされており、ハチャメチャ感がありながら世界観がまとまってますので引き込まれます。ストーリー展開も主人公の心情もしっかり描写されており、作者の方がはじめ趣味でWebに載せてた漫画とは思えないくらいです。キャラが多くて若干渋滞気味ですが、この漫画の世界観を考えたらそれもいい所かな。
    • 参考になった 8
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    心理描写が物足りないかな
    はじめは兎に角絵がきれいで、タイトルにもそそられたので購入しました。ストーリーはきちんとまとまってますが、イマイチ心に残らない作品なのは、カップルになったのにどういう風に相手を思ってるとか、心情の変化とかの描写が薄くキャラに感情移入できなかったからかな。絵は上手いけれど、キャラの表情が乏しいですね。作品タイトルの(愛されビッチ)も歩には当てはまってないと思います。そもそも歩は海人に愛されているのか?ほんとに設定とタイトルはいいだけに惜しい作品です。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    中毒になるほどハマりました
    最初は表紙と絵柄とタイトルに誘われて無料版を読みました。何じゃこりゃ!と思うような昭和の漫画みたいなレトロな絵の個性と、バカで純粋な主人公の思考回路に中毒になり…。すべて購入しました。エロイ妄想遊びをしている描写はどれも笑えてはがゆいです。この作家さんには変に現代漫画に寄せず、このままの味わい深い作風を貫いてほしいと願います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月08日
  • ネタバレあり
    お幸せに♪
    『かしこまりした、デスティニー~Answer~ 上・下』読了。
    あるのかどうか知りませんが、
    次郎と葵のお話を読んでいないので、
    宮内と工藤のなれそめと言うか、
    この話以前の二人の様子がわからないのですが、
    それでも充分楽しめました♪
    工藤の幸せだけを願って、
    自分は身を引いたりして、辛かったよね~(つω・`)
    でもやっぱりどうしても工藤が大好きで、
    捕まえに行った宮内! よくやった!!(≧∀≦)ノ
    間に合って良かったよ♪(つω・`)
    ちゃんと幸せな二人になれて良かった良かった♪
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月08日
  • 匿名希望
    一見ひどいストーリーだけど
    かわいそうだなってところもあるけど、子供サイドも負けてませんし、子供に乱暴をした大人はみんな悲惨な目に遭っていてスッキリします。全体的に読みやすく、星5個
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月07日
  • 心がほっこり
    盲腸の手術をして入院してたときに同室の子に借りて読みました。
    この時初めて川原さんの漫画を読んで大ファンになりました。
    手術後だったので笑うと傷が痛かったなぁ(笑)
    でもやめられなくて、痛みをこらえながら読みました(^_^)
    川原さんの漫画は結構シリアスな状況でも、悲劇のヒロインになることなく、
    しなやかな心で受け入れて人間の強さみたいなものをすごく感じます。
    何十年たっても決して手放せない本です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年07月07日
  •  ある予感に満ちたタイトル。『あなたは、誰かの大切な人』(講談社、2017年5月17日配信)――原田マハが紡ぐ六つの物語はどれも、その予感を裏切ることなく、読むものの胸に心地よい風を送り込みます。胸に熱いものがこみ上げ、時には目頭が熱くなる。そして、いま確かに人生を生きていることの喜びが胸のうちに静かに広がっていくのだ。
     原田マハは講談社文庫特設サイトに〈文庫版刊行に寄せて〉と題して、
    「あなたがもしも、いま、なんということのない日々を生きているとしたら、それはきっと、あなたが誰かの大切な人であることの証しだ。それが言いたくて、私は、この物語たちを書いた」
     この作品への思いをこう綴っています。
    「この物語たち」の一篇、巻頭収録の「最後の伝言 Save the Last Dance for Me」は、母を送る告別式の朝から出棺までのわずかな時間の経過のなかに母と父、そしてふたりの娘の人生とそれぞれの秘めた思いを綴った物語だ。副題の〈Save the Last Dance for Me〉は、アメリカのコーラスグループ、ドリフターズが1960年にリリースした楽曲で、日本では岩谷時子の訳詞を越路吹雪が歌って大ヒットした。この懐かしい歌、その曲名がなぜ副題となっているのか。

    〈いつその日がやってきても、と心構えはできているつもりだった。
     が、いざその日がやってくると、ただもうあわただしいばかり。こんなふうに人は人を送るんだな、などと、ようやくふっと気を抜けたのは、斎場(さいじょう)のトイレの個室の中だった。
     すがすがしい秋晴れの空のもと、母の告別式の日を迎えた。三日三晩、ほとんど眠る間もなく、目の下のクマを濃いめのファンデーションでどうにか隠した。妹の眞美(まみ)もおんなじような顔だったので、リキッドファンデを重ねづけして、クマを隠してやった。「お姉ちゃん、やさしいとこあるね」と、眞美もそのときようやく気を抜いたようだった。〉

    「最後の伝言」は、告別式の朝を迎えた姉妹の描写から始まります。姉妹の母、平林トシ子、享年73。18歳のときに郷里の茨城から上京して、上野の美容室で下働きを始める。28歳のとき、東京郊外の小さな町で美容室を開業。70歳で持病の糖尿病を悪化させて店を畳むまで、美容師一筋、元祖ワーキングマザーとして、物語の語り手である姉の栄美(えみ)と妹の眞美を育て上げた。
     問題は、母よりひとつ年下の夫、平林三郎、通称サブちゃんにありました。母が危篤となってからも病室を訪れることのなかった父は、喪主の立場でありながら前夜の通夜に出ず、告別式の日になってもどこへやら姿をくらませたままだった。なんの才能もなければ、働く意欲も気力もない。典型的な「髪結いの亭主」的父親なのですが、サブちゃんはかつて姉妹にとって、憧れの人だった。母にとっては、いつまでも夢の男だった。

    〈父は、その昔、そんじょそこらの俳優も太刀打ちできないんじゃないかと思われるほど、正真正銘の美男子だった。そのくせ、C調で、情けなくて、放っておけない。どんな女性のハートも一瞬でさらってしまう。
     そんな男の連れあいになることができて、母がどんなに得意だったか。おトッコと呼ばれようがだめんずといわれようが、どこ吹く風。だって、母にはこの人がどうしても必要だったのだから。この父がいたからこそ、母は、強く、凜々(りり)しく、たくましく生き抜くことができたのだ。
     私もそう。眞美だってそうだ。私たちふたりの娘は、このとんでもない父を、内心、自慢に思っていたのだ。父と一緒に出かければ、女たちの見る目が違う。父兄参観にやってくれば、お母さんたちの目つきが変わる。この人私のお父さんなのよ! と、言いふらしたい気持ちになったことだってある。〉

     ご近所のおばさんたちから「イケメンの走り」ともてはやされ、その顔見たさに母の美容院に通ったという「夢の男」。女遊びで母を悲しませたのは一度や二度ではありません。離婚届に判をついて渡そうとしたこともあったという、正真正銘のろくでなし。告別式の日だというのに姿が見えない。葬儀社の担当者は栄美に喪主変更を促すが、栄美は結論を先送りにし、時間だけが過ぎていく・・・・・・。
     そういえば、亡くなる1週間前――〈「ねえ栄美、お願いがあるんだけど」〉透析を受けながら、母が天井(てんじょう)を見つめたままで言った。

    〈「あたしにもしものことがあったら……うちの一階の仏間(ぶつま)の天袋(てんぶくろ)の、いちばん奥にあるみかん箱の中に、ワシントン靴(くつ)店の靴箱が入ってて、その中にとらやの最中(もなか)の箱があって、その中に山本海苔(のり)の缶が入ってるから、それを開けて……」
    「ちょっ、ちょっちょっちょっ、ちょっと待って」私はあわてて、バッグからメモとペンを取り出した。
    「え、なんて? もう一回、言ってくれる? 居間の押し入れのリンゴ箱の?」
    「ばぁか」と母は、くっくっとのどを鳴らして笑った。「全然違うでしょ。仏間の天袋のみかん箱の……って、わざわざメモ取るのやめてくれない? そんなの、あとで誰かがみつけたら、なんだこりゃ、って思うわよ」
    「わかった」と私は、メモとペンをサイドテーブルの上に載せて、ベッドのほうへ身を乗り出した。
    「何? そこに何が入ってるの?」
    「手紙」と母が、短く答えた。
    「隣町の葬儀屋さん、『永訣堂』の係長、横山さん宛に」
     どきっとした。(中略)
    「で、その人に、なんの手紙?」
    「秘密よ」ふふっと笑って、母が返す。
    「あたしに何かあったら、横山さんに全部仕切ってもらうように、もう頼んであるから。あんたはその手紙を、忘れずに天袋から引っ張り出して、お葬式のまえの日に彼女に渡してくれればいいの。それだけよ」〉

    〈私や眞美には、その……手紙とか、ないの?〉と訊かれた母は少し首を横に振りながら、〈あんたたちは、立派に育ってくれた。それでじゅうぶん〉独り言のように、囁いた。
    〈「じゃあ、お父さんには? 手紙はないの? ……なんにも言うことないの?」
     母は、ふうっと細いため息をつくと、
    「ないに決まってるでしょ。あんなろくでなしに」
     震える声が、細いのどの奥からかすかに聞こえてきた。私は、母の閉じたまぶたがこれっきり開かないんじゃないかと不安になった。それでいっそう、涙がこみ上げた。〉

     それからちょうど1週間後。母は、栄美と眞美に見守られ、眠るように天国へと旅だった。
     栄美が喪主となって始まった告別式。開始前、葬儀社の横山係長は母から託された手紙について〈故人さまから、ご主人さまへ、最後の伝言〉と言葉少なに語り、喪主の不在に「困ったな」とつぶやいていた。
     そして――参列者が母に最後の別れを告げ棺(ひつぎ)に蓋をしようとした、その瞬間(とき)――「トッコおおお!」父の雄叫びが会場にこだました。直後に、

    〈あなたの好きな人と踊ってらしていいわ
     やさしい微笑みもその方におあげなさい
     けれども私がここにいることだけ どうぞ忘れないで〉

     越路吹雪の歌声が斎場内に響き渡り、母から父への最後の伝言が何だったのかがわかります。

    〈きっと私のため残しておいてね 最後の踊りだけは
     胸に抱かれて踊る ラストダンス
     忘れないで〉
     “Save the Last Dance for Me”につけた岩谷時子の詞で物語は終わります。越路吹雪を知る世代なら(もし彼女の歌を聴いたことがなければ、YouTubeで試してみてください)、低く静かに語りかけるように歌う声とともに〈胸に抱かれて踊る ラストダンス 忘れないで〉のフレーズが心にしみ入ってくる、いいエンディングだ。

     この「最後の伝言 Save the Last Dance for Me」を初め、『あなたは、誰かの大切な人』には、
    「月夜のアボカド A Gift from Ester's Kitchen」
    「無用の人 Birthday Surprise」
    「緑陰のマナ Manna in the Green Shadow」
    「波打ち際のふたり A Day on the Spring Beach」
    「皿の上の孤独 Barragan's Solitude」
     6篇の物語が集められています。
    〈あなたは、きっと、誰かの大切な人。どうか、それを忘れないで〉
     原田マハの思いがこめられた短篇集。心が洗われるような六つのストーリー。どうぞ「大切な人」へ思いを馳せてください。(2017/7/7)
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月07日