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  • ネタバレあり
    やっぱり
    この作者さんの作品好きだなぁ。描き方とか、キャラだけでなくコマ割りも含めて全体で表現されてるように思う。人の心情なんかもグッとくる描き方だし。今回のは切なさ過多で報われなさが途中まで凄かったけど。驚いたのは秘書の方と当時のお嬢様の過去。それによって、今までろくでなしだと思ってた現お嬢様の父親が仕立て上げられた架空の存在で、本当の父親ってもしかしてと推測できた時。発覚しないかなーとゆう淡い期待は最後まで仄かに匂わす程度でした。あーでも分かって良かったような不憫なような。ストリー的にはハッピーエンドで満足!
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年01月17日
  • なんていうか
    主人公と周りの空気の違いが割とツボにハマって面白い。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月16日
  • 単なる萌えラノベとは到底思えない!
    表紙や登場人物を見ると明らかによくある萌え系のライトノベルに見えます。実際に私もそう思っていました。しかし内容はかなりの本格派!
    将棋に関する細かな知識は結構取材したんだろうなぁと思わせてくれるものでした。
    登場人物も単なる幼女やツンデレではありません。将棋に強くなりたいというひたむきな気持ち、努力する姿、複雑な人間関係模様等々
    一見軽そうな萌え系ライトノベルとは少し異なる濃い展開が楽しめると思います。
    スポーツ漫画よりも熱くなれる室内競技をテーマにしたライトノベル、結構おすすめです。
    • 参考になった 6
    投稿日:2018年01月16日
  • 匿名希望
    内容はシリアスなはずなのに笑いが・・・。
    話の内容はビックリ展開なんでそれはそれで面白いのは間違いないのですが、私的にはこの作者さんのセリフ回しに大うけしました。久々におお笑いしたほどです。本当に突っ込みが面白い。もうそれだけで既刊分全巻一気買いしたほどです(苦笑)
    • 参考になった 5
    投稿日:2018年01月16日
  • 温故知新
    最初に「こち亀」第1巻を本屋で見かけた時、作者名「山止たつひこ」には惹かれたが、内容には購入するだけの魅力を感じなかった。
    時代の流れと共に、内容は変化し、下町人情話に心惹かれ、どうせならと、第1巻から全巻読破にチャレンジ中!
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月16日
  • 2018年、舞台はもう直ぐ!
    発売当時、板橋しゅうほう氏の作品は、発行部数が少なかったのか、入手が非常に困難で、1巻購入後、続巻を読む事が出来なかった。
    作品の舞台である2019年が迫った今、最後まで読む事が出来て、感動!
    今読んでも、古さは全く感じられない。
    SF、ファンタジーファンの方は、是非、御一読を!
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月16日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    簡単なあらすじなど
    SF系、モノ(アンドロイド)と人の物語
    技術が発達しアンドロイドが人と見分けられないぐらいに進化した世界だが、アンドロイドはモノとして扱われているが主人公(アラト)だけは、アンドロイドを人として接し生活をしていたが、ある時、特殊なアンドロイド達が脱走、その中の1体(レイシア)とアラトは出会い、アラトはレイシアのオーナーとなり、脱走したアンドロイド同士の争いの中に巻き込まれていく
    新装版と言う事になってが、中身は2012~13年ぐらいに発売していた中身と変わらないので、表紙と中身の絵主人公とヒロイン(アンドロイド?)の絵が違う
    個人的には、結構好きな作品ではあるが、2巻が出てから5年近くも発売されてないものを今更出されてもと言う感じではあるので、これから3巻が出るのかも分からないし、新刊が出たとしてこのまま中身の絵が表紙の絵になるなら絵が下手過ぎて読む気にはならない
    3巻に期待したい!
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月16日
  • ネタバレあり
    初巻からハマった!
    この作品のあらゆる物に惹かれる。コマ割り、展開、絵、ストーリー、キャラ設定、テンポ...挙げるとキリがない。特にコマ使いが斬新でトキめくとか、こんな事初めてで驚いた。主人公が男の子なのもいい。イケメンモテ男が水面下で必死に頑張ってる姿と、それを密かに応援サポートする親友達(男)が可愛いすぎ。笑 まだ途中までしか読んでないけど続きが気になって夜更かしするほどハマってもうて大変。笑 これはこの作者さんの他の作品にも手出すな~と確信。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年01月15日
  • ヤンキーと愛犬
    たくさん出てくるけど、平和的果たし合い。笑 可愛らしい。パグはすごく上手く表現できててびっくりしました。表情豊かでやっぱ食いしん坊さん多いよねー。ほのぼのします。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月15日
  • このシリーズ
    大好き!愛犬と生活する上で日常の中にあるちょっとした苦労や幸せがたくさん盛り込まれてる。ほんわか。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月15日
  • 可愛いすぎる~
    パグ好き犬好きにはたまらん!我が家にもフォーンのパグがいるから余計面白かった。共感できるところもちらほらあったし、そうでないところも可愛いく微笑ましい気持ちになる。和み系 笑い系。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月15日
  • 好きな作品があったから
    久々こうゆう読み切り読んだけど、当たり外れあるのは仕方無いですね。どうしても気になるお目当ての作品が無ければ買ってなかったし。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月14日
  • ネタバレあり
    むず痒い
    う~ん、これは今後もかなりのスローテンポで進展しそうなウブカップル。気持ちは分かるけど男子でこれはちょっとキツイ。絵は好きだけど、一冊だけの短編読むの久しぶりだからかあっけなく終わった感。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月14日
  • 大好き
    ちょっとHで キャラが可愛くて愛しくてキュンキュンです
    私のツボでした。(可愛い系×カッコイイ系)
    個人的にはお兄さんとの近親相姦純愛路線でも美味しかったです(未遂でした
    • 参考になった 4
    投稿日:2018年01月14日
  • 匿名希望
    何度読んでも涙腺が緩みます
    日本ではごく一部の地域以外ではあまり知られていない日本とトルコの友好の原点となった「不幸な事故への真心からの対応」と、その遥か後に遠い異国で起きた「先人が受けた真心への返礼」のドラマ。最近映画化された際に何度かメディアでも取り上げられものの、今しがたやっていた某テレビ番組の中で、この話を知っている日本人は調査サンプル中3割(番組調べ)だったらしい。だがトルコでは歴史教育でこの出来事を学び、知っている人も多いとか。週刊「モーニング」に掲載されてからずっと電子化を望んでいたので、ebookで電子書籍化されていて嬉しい。何度読み返してもウルっとしてしまうのはトシのせいか。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年01月13日
  • 匿名希望
    どんなに小さくても、ひとりひとりに人生がある。
    小さい町工場で働いている人がいる。
    その人はヒゲ面のオッサンだったり、しかめっ面のおばちゃんだったりする。
    この人はなんでここで働いているのか。
    自分の人生と交差しない人たちのことだから、普段はそういったことは考えない。
    しかし、そうした町の風景と同一化している人たちにも、たしかに人生があるのだ。
    スケールの壮大な物語ではないけれど、みんなそれぞれに思うところがあってそこにいる。
    この漫画はそうした、路傍の花ともいうべき風景の一部分にフォーカスをあてて、しかもそれを味わい深く見せてくれる、人間味にあふれた作品です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月13日
  • 匿名希望
    この作者さんの漫画ハズレなしです
    えつこさんだいすきです!
    すごく繊細に心を描いてくれます。
    エロ少なめ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年01月13日
  • 神面白い。超絶おすすめ。
    すごく面白いというか、私はストーリー重視なのですが
    切なくて泣けます…
    ぜひ上下巻読んでください!
    作者様の新作本当に読みたい。。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年01月13日
  • 泣ける…
    娘(さくら)が万引きをして呼び出されたお父さん、だが全く反省してなく反抗ばかりしている、そんな帰り道、車に轢かれそうになったさくらをかばい意識を失い目を覚ましたらなんと10年前の自分の家庭に犬(ンボ)として目を覚ました!
    そこでさくらが反抗ばかりするようになった原因を犬として探してみると……
    凄い感動します。
    しっかりと家族と向き合う大切さを感じました
    是非購入してみてください
    ちなみに吉谷光平さんはツイッターをやっているのでそこでもう少し読めますが読んだらよけい買いたくなると思います笑
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月13日
  • こんなもんじゃない!!
    表紙を見て、熱い傑作漫画である前作「戦国妖狐」の系譜を感じて購入したが、最も印象に残ったのは雀。可愛い。そう可愛い。
    作者特有の内面と外面でギャップがあるキャラで、短い話の中でキャラ付けも出来ていて、アクションの作画も躍動感があって気持ち良い。
    だが話の大きさ的にも長期連載向きな気がして読了後物足りなさが残ってしまった。
    この作品での「水上悟志」の魅力を感じた方には、「惑星のさみだれ」「戦国妖狐」も読んでいただきたい。まだまだこんなもんじゃない!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月12日
  • ネタバレあり
    表題通りです。あれそっくり。
    異常な執着心で主人公の男性に執着する異常な女性の異常な行動を漫画化したものです。
    異常に主人公に執着し、主人公の人生だけじゃなく主人公の周りの関係者にも甚大な被害や迷惑あるいは殺人にまで及ぶような被害を合わせ続けている異様な女の異様な行動を書き連ねていて、読後感が本当に不愉快で気持ち悪く反吐がでます。
    ネトウヨの人がこの漫画読んでいたら、完全にこの異常者の女があれそのものだなと感じると思います。ネトウヨの人には読後感最悪だけど読んでもらいたいなあと思いましたね。
    • 参考になった 8
    投稿日:2018年01月12日
  • 匿名希望
    遅すぎる
    遅すぎますね・・
    最近、紙媒体より電子書籍の方が遅れる事がたたありますよね
    これじゃ【マガジン☆WALKER】で見れば買わなくても良いんじゃね。
    ちなみに・・デスマーチが始まりましたが・・・・ファン以外には受け入れられないかも
    と思った今日この頃です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月12日
  • 匿名希望
    数年前に…
    何かのマンガアプリで見かけた作品。
    私の好きな感じの絵だったので、作品がコミックになってて嬉しい限りです(^^)
    アプリで載せていた際も不定期UPだった感じなので、気長に続き出るの楽しみに待ってます!
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月12日
  • 〈雪なんか降らなくても完璧な、三十二年間で最高のクリスマスだった。〉

     クリスマスの夜に読み始めた有川浩『キャロリング』のラスト一文を読み終えたのは、2017年最後の夜でした。
     ともに32歳の二人の主人公――大和俊介(やまと・しゅんすけ)と折原柊子(おりはら・とうこ)に訪れた「奇跡のクリスマス」で物語が終わります。読む前から結末がわかってしまう「ネタバレ」、読む楽しみが減ると文句を言われそうですが、あえてラスト一文からこの原稿を書き始めました。この一文に「有川浩らしさ」が凝縮されていて、それを知りわかったうえで読んでこそ、この物語の味わいは一層深まると思うからです。文芸評論から出発して時事・政治・社会まで多彩な才を発揮している評論家の斎藤美奈子氏は『名作うしろ読み』(中公文庫)で「お尻がわかったくらいで興味が半減する本など、最初からたいした価値はないのである」と喝破しています。

    〈こちらを向いた銃口にはまるで現実感がなかった。〉
     と始まる物語の書き出しは、ラスト一文とはまるで違い、ハードボイルドの世界です。何が始まるのか──思わず息を呑むプロローグ。こう続きます。

    〈自分の人生に銃を向けられるようなことが発生するわけがない。──これまで積み重ねてきた彼の常識がその状況を夢の中の景色のように補整した。
     思わず手を動かして向けられた銃を脇へ押しのけようとしたのは、あまりに非常識な状況を、とっさに飲み込むことができなかったのかもしれない。よせよと悪い冗談でもたしなめるように、手は無造作に、無意識に動こうとした。
     銃口と一緒にこちらを睨(にら)む荒(すさ)んだ目が針のように細くなった。
     言葉はなかった。
     銃を向ける男は一度狙(ねら)いをよそに外して、黙って引き金を引いた。消音器がついているのか音は籠(こ)もった。だが、説得力のある破裂音が現実感を一気に追い着かせた。
    「不用意なことをするなよ」
     男は平坦な声で咎(とが)めた。引き金を引いたことによる何の動揺も興奮もなかった。男にとって、それは日常ありふれた動作の一つに過ぎないのだ。〉

     銃口を向けられているのは大和俊介。銃口は、いつ火を噴くのか。引き金はそれを引くことが何ら非日常でない者の指にかかっています。それでも、男の恫喝にハイ分かりましたと従いたくなかった大和──。

    〈「その子はうちで預かった子だ。俺はその子を守る義務がある」
     は! と男が声を上げて笑った。高く弾(はじ)けた笑い声には、響きと裏腹な感情が獰猛(どうもう)に渦巻いている。
    「キレイな御託をありがとう──よ!」
     暴力は突然爆発した。男は彼に向かって一歩踏み込み、銃把(じゅうは)で彼の横っ面を強(したた)かに殴りつけた。よろめいたところに真上からまた殴打が重ねられる。たまらず地べたに潰(つぶ)れた。
    「さぞやいいお育ちなんだろうな! たとえ銃を突きつけられても、曲がったことはできませんってか!? 脅しに屈するくらいなら死を選びますってか!?」
     言葉に一つ息を入れるごとに男が靴先を蹴り込む。蹴り込まれるたびに息が止まる。
    「やめてよ死んじゃうよ!」
     少年が涙声で叫ぶ。
    「逆らわないでよ大和(やまと)! 謝って!」
     ……うっせぇ、と口の中で吐き捨てる。ガキのくせに大人を、
    「呼び捨てすんなって言っただろ! しばくぞ!」
    「しばかれてンのはお前だよッ……!」
     靴先が鳩尾(みぞおち)に入った。体が勝手にくの字に折れ曲がる。
     彼の頭の真横に男が膝を突いた、と思うや男は彼の髪を掴(つか)んで上体を引き起こした。
    「こんな状況でキレイな意地を張れるくらい恵まれた育ち方してきたんだろ? そこのガキも」
     男がぐるりと頭を巡らせて少年を見る。少年が眼差しに射られたように竦(すく)んだ。(中略)
     男の荒んだ目は、言葉を重ねながらますます荒んだ。この目には覚えがある。──遠い昔、鏡を見ると毎日この目が見返してきた。
     ああ、そうか。──この男は俺だ。
     あの目のままで大きくなった俺だ。
     かわいそうにな、と口からこぼれ落ちていた。
     聞き咎めた男の顔色が変わる。
    「今、何て言った」〉

     涙声で叫ぶ少年は、東京月島の集合ビルに事務所を構える小規模子供服メーカー「エンジェル・メーカー」が3年前に始めた「スクール」事業──学童保育に通う田所航平(たどころ・こうへい)、小学校6年生。
     航平の眼前で荒んだ目の男の爆発する暴力に晒されている大和俊介は「エンジェル・メーカー」の営業担当社員です。
     わずか5名の会社ですが、廉価でセミオーダー服のシリーズを取り揃えるなど、小規模ならではの小回りで厳しい業界を生き抜いてきました。しかし、主要取引先である大型量販店の閉店で経営に打撃を受けて、その回復が叶わないまま年越しを待たずに倒産することになった。12月の朝礼で社長の西山英代(にしやま・ひでよ)が、〈今月の締め日を以て廃業〉することを明かしてぺこりと頭を下げた。毎月の締め日は25日。クリスマス倒産というわけですが、倒産で大和は職を失い、航平の学童保育も終わります。

    〈「かわいそうにな、と言った」
     どうやら引っ込みがつかなくなったうえにうっかり口を滑らせて死ぬルートだ。
    「お前には不幸の比べっこしても仕方ないでしょって言ってくれる人がいなかったんだな」
    「……分かった」
     男の表情が削(そ)げ落ちた。
    「お前は今死ね」
     大和俊介(しゅんすけ)、享年三十二──墓碑銘どうする?
     男は思いつくまで待つつもりはないようだった。〉

     事の発端は、航平です。航平の両親は別居中。日本橋に本社を置くステラ化粧品でバリバリ働くキャリアママは年明けにはハワイへの転勤が決まっています。同じ会社でうだつが上がらなかった父親は横浜の実家に戻り、会社も辞めます。
     学童保育の時、航平がノートを広げて黙々と何か書いている──自身を主人公に描く家族の物語だ。

    〈町の中の小さなおうちに、三人家族が住んでいました。
     働き者のお母さんと、のんびりやのお父さんと、一人息子のわたるです。
    三人家族は笑ったりけんかしたりしながら、毎日仲良くくらしていました。
     そんなある日の夜、お父さんとお母さんがひどいけんかになりました。
     でも、朝になったらきっと仲直りしているだろうと思って、わたるは先に眠ってしまいました。今までも家族でちょっとしたけんかになるのはよくあることだったからです。
     ですが、わたるが朝起きると、お父さんがいなくなっていました。
     夕べのけんかの後、お父さんは家を出て行ってしまったのです。
     ……〉

     青天の霹靂(へきれき)だった。両親には離婚などせずにやり直して欲しい。お父さんに会いに行こうと決心する航平。その航平に懇願されて父親のいる横浜の整骨院に連れて行くことになったのが、同僚で大和の元恋人の折原柊子です。
     母親の承諾を得ないまま、会社には英会話教室の付き添いと偽った。月島で地下鉄に乗り、JRを乗り継いで桜木町へ。紅葉坂を歩いて整骨院に着いた二人は思いがけない場面に遭遇します。

    〈「ふざけんな!」
     身の竦(すく)むような胴間声が鼓膜を打った。
     柊子がびっくりするほどすばやく前に出て、航平を抱え込むように背中に庇(かば)った。
    「死んだじいさんの借金なんだよ! 孫のお前が返すのが筋ってもんだろうが!」
     受付で怒鳴っているのは、品のないスーツを着崩した輪郭の四角い男だ。一見して堅気でないと分かる風貌(ふうぼう)だった。
    「おいおい」
     止めに入ったのは、着崩してはいないがやはり普通のサラリーマンが選ばない色柄のスーツを着た男である。鋭角なデザインの眼鏡フレームが、情の薄そうな顔立ちを際立たせていた。
    「そんな下品な声を張り上げるもんじゃない。お客がびっくりしてるじゃないか」〉

     女性院長の祖父に金を貸したという二人組が取り立てに来て、受付前で暴れているところに飛び込んでしまったのです。年明けのハワイへの引っ越し前に両親に仲直りして欲しい航平の横浜行きに柊子だけでなく大和も加わりますが、暴力的な借金取りを装う二人組と出会ったことから、彼らはまったく思いもしなかった事件に巻き込まれていきます。

     後20日。後14日。後7日・・・・・・
     会社のホワイトボードに手書きされたエンジェル・メーカー終焉の日までのカウントダウンが進んでいく。
    〈俺たちは恵まれてないんだから恵まれてる奴からちょっとくらい横取りしてもいいはずだ〉
     荒んだ目は、言葉を重ねながらますます荒んでいく。
     それに対し〈不幸の比べっこをしても仕方ない〉と知って自分だけが割を食っていると荒んだ目を過去のものとした大和が航平、航平の父とともに絶体絶命の危機に直面させられている。そして別室に捕らわれている柊子も。

    〈赤木さんがわたしのために手を汚したら苦しい〉
     の一文が胸に刺さります。
     大事な人を思うまっすぐな気持、そしてそれを伝える言葉が氷のように固く閉ざされた心を溶かしていく奇跡──有川浩が描く感動の物語をじっくり味わってください。
    (2018/1/12)
    • 参考になった 2
    投稿日:2018年01月12日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    すっっっごい最高
    イノセントがwebサイト掲載漫画の頃から大っ好きで、海外出張から帰ってきて直ぐに単行本化していたことを知り、大慌てで購入しました。
    紙の書籍も欲しかったですが、仕方ないですね…。もし見つけたら絶対買います。
    表紙の意思が強そうな少年、板野君がもうめっっちゃくちゃ可愛くて可哀そうでエロスの極みでした。赤面と泣き顔をイイモ先生はめちゃくちゃ綺麗に描いてくださるのですが、板野君はもう…綺麗とかそんな言葉で言い表せないレベルに美しかったです。そりゃ小林君も板野君に薔薇の蔦絡ませたくなりますわと納得してしまうほど美しいです。そしてエロい。
    シチュエーションも豊富で、体操着×跳び箱に縄跳び縛り&体操着×後ろ手縄跳び縛り&制服×輪○、と性癖ドストライクな展開がめくるめく繰り広げられています。
    板野君に対する小林君の見解が詳しく掘り下げられていないのですが、そこがまた想像を掻き立てられます。この余韻を持たせる幕引きがイイモ先生は本当にお上手だと思います。
    掲載されているお話はどれもハッピーエンドではないのですが、性癖にドストライクをかましてくれるストーリーばかりです。上記のとおり、私はイノセントシリーズが一番好きですが。
    個人的には顔が丸くて可愛い感じの男の子より、板野君くらい~おじさんくらいの容姿の人が受けなのが好きなので、痴漢列車や鬼退治、標本の男の子たちはストーリーを楽しむこと重視になりましたが、板野君と負け犬のヤンキー君はキャラにのめりこんでしまって表情やしぐさのすべてに目を奪われてしまいました。
    長々と書き連ねてしまいましたが、この作品は何が何でも是非読んでほしいです。
    板野君のエロ可愛さをまじまじと見てください。ほんっとエロ可愛いので!!!!
    何回読んでも興奮を抑えることができないので、イイモ先生の後書き見たさにoff本のイノセントも買おうかしらと迷っています。板野君がエロ可愛いのが悪い…!!
    いやほんっと小林君が板野君に持った感情や二人の今後などがめっちゃくちゃ見たいのですが…でもこの余韻も堪らないんですよね…
    あそこまで快楽漬けにしてしまったらもう小林君が板野君の面倒見るしかないような気もするのですが…小林君が板野君に飽きてしまうという流れでもおいしそうです…可哀そ可愛い…。
    って具合に吃驚するほど想像力が掻き立てられてしまうのでイイモ先生は紛れもなく天才です…。
    イノセント本当に最高です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2018年01月11日