レビュアー種別
  • レビュアー種別
絞込み条件
  • ジャンル
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順

10951~10975件/11511件 を表示

  • 今から約150年前の幕末に、長州から欧州に旅立った若者5人、いわゆる「長州ファイブ」を描いた劇画。と言っても、登場人物やストーリーは虚実織り交ぜ、とぼけた絵のタッチと合わせて、ちょっと不思議な作品に仕上がっています。藩命を受けた井上聞多(薫)らは、意気揚々とイギリスを目指すのですが、肝心のイギリスがどこにあるのかわからない。ひょっとしたら費用も全然足りないのではないのか、といったのどかな展開で物語は進みます。緊張感に包まれていたはずの時代ですが、混沌としていて、どこになにがあるのか分からないという、実はこれが幕末らしさなのかもしれません。浪曲が字幕代わりに登場するのも、普通に背後関係を説明されるより、作品に馴染んでいるようです。少し変わった角度からの幕末漫画を読みたい、という人にもおすすめです。(2009.9.5)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月17日
  • さてさて、勝手に「つだみきよ特集」第2弾です!! 今回は『ファミリー・コンプレックス』のご紹介。こちらもご存知、『プリンセス・プリンセス』に登場する、委員長・坂本様が主人公のお話です。時系列的には坂本様が中学2年生の頃の話なので、プリプリよりも前ですね。美形ぞろいの家族の中でだた一人、平凡な容姿の主人公(次男・秋良)の悩みを描くファミリーコメディ作品。たしかにまわりの家族みんなが美形で自分だけ平凡だったら、必要以上にコンプレックス感じちゃいますよね。でも、実は家族みんなに一番溺愛されている秋良くんなのでした☆ 一風も二風も変わった家族ではありますが、家族っていいなあ~としみじみと思える、とってもほのぼのとした作品です。心が温かくなります(´ω`*)。そのほか、長男・長女・次女、それぞれの美形ゆえ(?)の悩みもオムニバス形式でコミカルに描かれています。いや~、美形も色々と大変なんですね~…(笑) 誰だってコンプレックスの一つや二つありますよね。でも、こんな家族だったら毎日楽しそうですね♪ 私は美形すぎるがゆえに全校生徒に崇拝され、友達がいないブラコンのお兄さんが好きですw つだみきよ先生のお勧めの一品!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月17日
  • タイトルに「関ヶ原」を冠していますが、合戦が見せ場の作品ではありません。石田三成、大谷吉継、直江兼続の三人の将が関ヶ原合戦になだれこんでいく、それぞれが辿った運命の流れをあぶり出しています。三成は、立場としては西軍の大将であるべきはずなのに、なぜ加藤清正や福島正則らに反感を持たれ統率を欠いてしまったのか。東か西かで揺れる吉継が、圧倒的な不利を予測しながらも西軍に着いたのはどうしてなのか。そして、兼続が家康に対しての痛烈な批判を込めた「直江状」を認め、家康の逆鱗に触れ、それが関ヶ原への導火線になったこと…。いわば、この漫画は関ヶ原合戦の因果関係の肝を描いた作品です。未読の時代劇ファンにもおすすめです。(2009.9.5)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月17日
  • 主演の深津絵里さんがモントリオール映画祭で主演女優賞に輝き、一気に話題の映画になった『悪人』。原作小説も累計170万部突破の大ベストセラーとなっていますが、その原作者、吉田修一さんが1997年に発表、その年の文学界新人賞に選ばれたのが、本書表題作の『最後の息子』」です。この年、候補にはなったものの受賞は逃した芥川賞を5年後の2002年に『パーク・ライフ』で見事に射止めることになるのですから、『最後の息子』は吉田修一さんの文字通り、デビュー作といっていいでしょう。主人公、長崎から東京へ出てきた「ぼく」は新宿でオカマバーをやっている「閻魔(えんま)ちゃん」と同棲している。閻魔ちゃんは元サラリーマン、「ぼく」は定職もなく、閻魔ちゃんに衣食住の面倒をみてもらっているという関係。そんな二人の友人であり、客である「大統領」がある夜、公園でホモ狩りにあって殺され、二人の生活にも影が拡がっていく。中古のビデオカメラで同棲生活の日常を撮り続ける「ぼく」にやがて転機が訪れる。元彼女との再会、そして母の突然の上京と「彼女」との対面を元彼女でやり過ごそうとする「ぼく」。「最後の息子」は閻魔ちゃんが残した置き手紙――「アンタをアンタの家の最後の息子にする権利も、責任も持てないわ。別に結婚を申し込まれたわけじゃないけど、女もこの歳になると、親に会うってのは、そういうことなのよ」からきています。なにが正しく、なにが正しくないのか、なにが「悪」で、なにが「悪」ではないのか。『悪人』とも共通するテーマです。男と女(男)、家族関係・・・…を繊細に紡ぐ秀作です。ほかに芥川賞受賞作『パーク・ライフ』もリリースされています。(2010/9/17)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月17日
  • 連載途中でここまで大胆に設定が変わる漫画って、ちょっとほかにみたことがないです。世に知れているのは本編の「ダメおやじ」で、一応説明しておきますと、ダメおやじはうだつのあがらない中年サラリーマン。会社では失敗を繰り返し、家庭では妻のオニババや子供たちから虐待される、というギャグ漫画です。しかしこの「マイウェイ編」では、公園である女性と知り合った事から、ダメおやじは社長になることに。その温かい人間性で会社を運営し、ときには会社を抜け出しアウトドア生活を楽しんだりとまさにわが道を行く。そうなるとあれだけ虐げてきた家族も態度が変わってきてという、180度逆転人生になってます。ただ、設定は大幅に変わりましたが、ダメおやじってたいして成長はしてないと思うのです。ダメなところはダメなまま。でもちょっとだけ何かが違う…というパラレルワールドを、この作品はうまく漫画にしたという感じ。今の世の中、本編のシュールで強烈なギャグよりこっちのほうが心地よいなあなんて思うのは、自分がダメおやじ世代になったから、だけじゃないと思います。(2010/9/17)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月17日
  • この『天下を斬る武士』は、平田弘史が貸本漫画時代に描いた作品。人物の情感を微細にわたって表現するタッチはすでに完成されていて、冒頭から感情移入させられます。テーマは、徳川綱吉時代の「生類憐みの令」。馬のたてがみを散髪しても罪に問われる、あの天下の悪法です。物語は、主人公の奥田健一郎が子供達を狂犬の群れから助けようとして犬を斬ったことに端を発します。健一郎の身代わりとなって捕縛された父の奥田多門は、奉行に悪法を正せと激しく迫り、切腹して果てます。健一郎は悪法を廃止させようと、幕府の要人そして綱吉に牙を向けます。健一郎は、果たして天下を斬れたのでしょうか? 最後まで目を離せなくなること、請け合いです。(2010/9/14)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月14日
  • 9回表112対3。全力学園野球部キャプテン・不屈闘志は、この逆境にどう挑む!? 100点差には及びませんが、私が少年野球をやっていたころに30点差ぐらいつけられて大敗を喫した試合があったような。試合後の監督の「ラグビーの試合じゃねえんだぞ!」ということばが今も心に刻まれています。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月14日
  • パンをつくるのに適した「太陽の手」を持つ少年・東和馬が、日本オリジナルのパン“ジャぱん”づくりに挑む大長編。グルメ漫画は数あれど、パンだけで26巻も続くなんて!その秘密は、やはりこの作品のお笑い完成度の高さでしょうか。小学館漫画賞を受賞した傑作です。終盤は衝撃の展開が待っている…。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月14日
  • つ、ついに…っ!!!大洋図書から作品がリリースですよーー!!みなさーん!! 待ち焦がれました…!個人的に今一番注目しているBL出版社です。とにかくハズレがないんです!大洋図書の新刊は発売されるとほぼ100%購入しています。そのくらい作品のクオリティが高く、信頼できる出版社様だと思っています。イーブック編集部Iさん、素晴らしい作品を取ってきてくださって本当にありがとうございます!! さて、記念すべきイーブック第一弾リリース作品は、これまたなんと!私の大好きな作品!!「三村家の息子シリーズ」です。全3巻となっています。これは単行本をリアルタイムで買っておりましてね……1巻が出てから2巻が発売されるまでに約2年、3巻が発売されたのがその約1年半後で、完結までに単行本派の私からすれば苦節3年半の歳月を要しました。。最終巻を本屋で発見したときは涙が出るほど嬉しかったです。当時、私にはこのBLの続きを読まなければ絶対に死ねない!と心に誓った作品が2つありまして、そのうちの1つがこちらでした!(余談ですが、もう1つも大洋図書の作品で、さらに今現在、連載中でまだ死ねない作品が1つ増えまして、そちらも大洋図書の作品です!大洋図書、恐れ入ります!!)この場を借りて要望を申しますと、願わくばもう少し早く単行本を出していただけると…大変嬉しいです。。このままでは待ちすぎて老いてしまいそうです…orz何卒ご検討をば!M(uu)m さて、肝心の中身について全く触れていなかったのですが、これだけで、どれほど面白い作品かということがお分かりになったはずです!!リアルタイムで読んでいた私は、「えーーー!!!ここで終わりかよ…っ!!!!!…また2年待つのか…orz」と、読み終えては頭を抱えてしばらく放心状態でしたが、イーブックでは3巻同時リリースですのでそんな心配もなし!全て読み終えて、幸せにどっぷり浸っちゃってください♪ ちょびっと紹介しますと、誰もが大好き☆王道の幼馴染もの!そして身代わり…すれ違い…。切ない痛みも満点で、萌えすぎて涙が出てきてしまいます!明治カナ子さん独特の雰囲気と心理描写が溜まらない!これは本当にオススメですので是非!!!!!!!!
    • 参考になった 4
    投稿日:2010年09月10日
  • コミックバンチがなくなってしまった…。誌名を変えて再出発するにしても至極残念。北斗の拳外伝シリーズの構想など気に入っていたのですけどね。というわけでその中で一番のお気に入りを出してみました。おっぱい率が高いから…というわけではありませんよ。素直に色気のある絵も迫力ある絵も描けている完成度の高い作品として、そして北斗ファンの側からみても、レイのカッコよさを違和感なく表現してくれていると思うから、です。ケンシロウと出会う前のストーリーで、舞台はほぼアズガルドという色街限定。妹・アイリを探すことをいったん脇に置かなければならないほど重要な「義の星」の宿命である闘い、そして南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかにされています。むしろ”北斗”の男ではないことがよかったのでしょう。狂気を秘めつつ、優美で華麗、ともすれば女性的な著者なりのレイ像は、これならあり!と思わせてくれる説得力があります。(2010/9/10)
    • 参考になった 1
    投稿日:2010年09月10日
  • 映画化もされたスペリオールの大ヒット作品。小山ゆうの作品はどれも面白いのですが、この「あずみ」は抜群です! 何よりも主人公・あずみのヒロイン性が素晴らしすぎる!命令されるがままに要人暗殺を繰り返す迷える聖少女。なんなんでしょうこの魅力は。小山ゆうお得意の人物描写の妙もあり、脇役たちもとても魅力的に描かれています。 まだ読んでいない方は是非立読みを。刺客として純粋培養された少年少女たちの行く末は!?殺戮の日々のなか、あずみは何を感じどう成長するのか!? 読み始めたら止まらない、大人買い必至のジェットコースター時代劇アクション!超オススメです!!
    • 参考になった 8
    投稿日:2010年09月10日
  • つだみきよ先生の記念すべきデビュー作! Wingsで連載されていた頃から大好きだった作品です。つだみきよ作品は、世界観の同じシリーズものとなっておりまして、『革命の日』はシリーズものの第一弾と記憶しております。男性として認知されてきた主人公・恵(ケイ)が、実は遺伝的には女性である事が判明し、恵(メグミ)と名前を変え、女性として生活を始める中での日々を描いた学園ラブコメディー。今、多方面で話題となっております、いわば「IS」(この場合は、女性仮性半陰陽)を取り扱った作品ですが、コメディ色が強く、「仕方ないから女の子になってやる!」といった軽いノリで、非常にあっけらかんと描かれています。実際ならものすごい決断だと思うのですが…まあ、この辺はあまり深く考えなくて良いと思いますよ。^^ 15年間男性だったのに、新たに女性として生活を始めるのはとても大変で…おまけに男だった時の友達にまで口説かれて、どうなる!? 恵(メグミ)の学園生活!! 続編では『プリンセス・プリンセス』でお馴染みの実琴くんも登場し、つだみきよワールドを堪能できること間違いナシです☆ 一応『革命の日』はこれで完結となりますので、是非、続編もあわせてご覧になってください!(-^〇^-)
    • 参考になった 1
    投稿日:2010年09月10日
  • ピアニストを目指す天才少年カイのお話です。始めは小学生、のちに高校生になります。
    神童ものかと思いきやそういう設定でもなく、主人公のカイは社会的に恵まれない環境で生まれ育ちます。
    その中には子供にはお勧めできない露骨な表現もありますが、作品としては勿論必要な部分でもあります。
    私はカイが本格的にピアノを始めるあたりから色々な事が繋がってきて面白いと思いました。
    視点が指導者の阿字野、ライバルの修平やお嬢様、カイのファン達などに変わりながら話が進むので、ドラマをみているような感覚があります。
    コンクールの緊張感やカイ・誉子・修平が弾くピアノの音、といった音楽に関しての内容はもちろん、一人一人のピアノに込める想いだったり、お互いがお互いを高めあっていける関係が、生き生きと伝わってきます。
    漫画は音が聞こえないものですが、何故かカイのピアノは聞こえてきそうな気がします。
    あったかい気持ちに、そして純粋な気持ちになれる作品でオススメです。
    • 参考になった 5
    投稿日:2010年09月10日
  • 私が小学生のころは「漫画なんか読んでるとバカになる」と親に怒られていました。ところがそれを否定したのが当時の担任の先生。ストーリーを作るという事は、絵を描くという事は、ということを理路整然と語ってくれたものです。それから月日は流れました。そんな技術論について持ち出すまでもなく、いまや漫画を読めば賢くなるという時代になったようです。その最たるものがこの作品。なんたって「東大は簡単だ!!」と表紙に書いてあるもんね。落ちこぼれだらけの高校から、東大合格者100人!ってところはいかにも漫画チックですが、そのテクニックは、なるほど理にかなっている。実は簡単な問題が多い古典や漢文で点を稼げ、だとか、効率的に記憶できるから、記憶問題は寝る前にやれ、とか。高校生の時にこんな漫画があったら、といまさらながら思います。もし受験生がここを見ているなら、ラストスパートをかける前に読んでおくといいですよ。(2010/9/10)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月10日
  • 薩長同盟から大政奉還への歴史のうねりのなかで西郷隆盛が果たした役割とその存在感。そして最後は反乱軍のリーダーとして悲劇的な死に至るという波乱に富んだ人生。いまなお日本人の間で「東洋の偉大な英雄」という評価を得ている西郷隆盛と彼がすべてを捨てて起こした「西南戦争」はイギリスの外交官の目にはどのように映っていたのか。西南戦争当時、イギリス公使館書記官として東京に駐在していたA.マウンジーが最も信頼すべき筋からの記録類や口述による情報――反乱の鎮定に実際にたずさわり活躍した日本人からの情報を多く含む――に基づいてまとめたのが本書「薩摩反乱記」です。マウンジーはこの反乱の原因が1968年の王政復古、すなわち明治維新にさかのぼるとして、その概容を説明するところから綴り始めています。明治維新から10年たった1877年、ともに薩摩出身であり、維新の主役となった西郷隆盛と大久保利通は袂をわかちます。攻める征討軍60、838人に対し、薩軍は30、000余。西郷の死をもって7か月に及んだ反乱は終わりますが、マウンジーのみるところ、西南戦争とは封建制度をいくらかでも復活させようとする最後の真剣な試みであった。「西郷隆盛による反乱の物語」は日本の年代記の中でも注目すべき1章をなすものであり、日本の歴史に一時期を画すものとなるように思われると、マウンジーは西南戦争の重要性を強調しています。英雄・西郷隆盛の光と影を追ったイギリス人外交官の労作です。(2010/9/10)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月10日
  • 悪魔の発明、空気爆弾! これが爆発すると、地球上の空気がすべて誘爆してしまう──。あの宮崎駿監督が少年時代に夢中になって読んだという作品です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月07日
  • 巨匠・永井豪の代表作のひとつ。この作品の最大のポイントは、永井豪作品のオールスター総出演にあります。マジンガーZやグレートマジンガー、あばしり一家にキューティーハニー、けっこう仮面もドロロンえん魔くんも…あれもこれもゾクゾク登場します。物語は「関東地獄地震」で壊滅しかけた関東を舞台に、暴力で支配しようとするスラムキングたち悪の組織とバイオレンスジャックとの闘いがベース。お馴染みのキャラが次々に出てくるので、私も引きずり込まれながら読み進んだことを覚えています。そして、トラウマになってしまった場面に遭遇したことも!! そのカットを最初に見たときに、わが目を疑ったほどです。これから読む人の楽しみを奪うので、詳述は避けますが、ある作品の美男と美女キャラがとんでもないことに!! それにしても豪先生、セルフパロディにも、程度があります(笑)。(2010/8/21)
    • 参考になった 9
    投稿日:2010年09月07日
  • 昔の女から赤ちゃんを押し付けられた二人の男。どっちの子かも分からないのに、やがて愛情が芽生えはじめて…。男性が父親として育っていく姿が見事に描かれています。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月07日
  • 『人斬り』の後に続く人名を問われれば、多くの人が「以蔵」と答えるに違いありません。この『人斬り』で描かれる幕末の刺客・岡田以蔵の凄みは、圧巻です。「天誅」と叫びながら斬る!!「岡田以蔵だ!!」とわめきながら斬る!! ここぞ平田劇画の見せどころ、といわんばかりの迫力です。でも、見せ場は、殺陣のシーンだけではありません。以蔵の師匠である武市半平太との複雑な感情のもつれは、後半になるに従って盛り上がりを見せます。以蔵を阿呆者として遠ざけようとする武市と、武市に対して復讐に燃える以蔵…。この、どんどん殺伐としてゆく場面が、平田劇画らしくてたまらないのです。血で血を洗う幕末という時代に、この作品はリアリズムを感じさせるのです。(2010/8/21)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月07日
  • うあ~懐かしいですね~!ヽ(;▽;)ノ ちょうど高校の頃に連載されていて流行っていた少女コミックです。ガングロブームが過ぎ去り、美白ブームになりたての頃でしたかね? 主人公は見た目はガングロ・コギャルだけど、実は純粋でマジメな女子高生・もも。中学では水泳部だったため、日に焼けた黒い肌に塩素で痛んだ赤い髪のせいでコギャル風に見えてしまい、見た目で誤解されやすい。そんなももと同じクラスのさえは、ももとは対照的な色白で小柄な女子高生。ブリっ子を駆使し、友達から男を奪うという小悪魔的でイヤな女の子です。そんなさえに、ももの片想いがバレてしまい…!? 二人の女の戦いと複雑な人間関係を描いた作品です。さえの性格の悪さがこの物語には大変重要で、とてもいい味出してます!(*・∀・)b 毎回「さえ、このやろ~~!」と思うのですが、何故か憎めない(笑) 上田美和さんの画力は抜群で、ストーリーもテンポが良く、物語にぐんぐん引き込まれるので、どんどん読み進められてしまいます。スーパー・ポップなラブ・ハリケーンが巻き起こる!! 大ヒットラブコメディを是非♪
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月03日
  • 「食べるの大好き!」な私は料理マンガを読んで、美味しいものに思いを馳せのが好きなのですが、そんな料理マンガの中で今回は女板長が主人公のこの作品を紹介させていただきます。 先の板長が亡くなった料亭・藤乃家に、新しくやってきた板長はなんと清水虹子という女性だった……! という感じで物語が始まるのですが、マンガやドラマならばここで登場するのは美人や可愛い女性なのがお約束かと思います、ところがこの主人公・虹子はどうにも美人には見えない。。。果たしてこれで話が盛り上がるのだろうか……と思ったのですが、そこにはちゃんと理由があったのでした。『眼鏡を外したら実は……』というベタなものではありますが、わざわざ美人なことを隠しているところが良いです。そしてバリバリ板場で腕を奮う虹子はカッコいい! さてさて料理マンガといえばもちろん料理ですよね! 料亭・藤乃家を中心にジーンとくる人情話が展開され、それと共に登場してくる料理はどれも美味しそうです。 おもてなしの心に溢れ、繊細に美しく盛り付けれた料理たち……あぁ私も藤乃家に食べに行きたい……。と今日も美味しいものに思いを馳せるのでありました(笑)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月03日
  • 桜賀めい先生のとっっても可愛い☆大人気シリーズが到着です! 弊社でも大変人気のある桜賀めい先生。ちょっぴりツリ目の可愛い絵柄が私好みであります☆ こちらのシリーズは、おバカで天然の不良ぶってるイイコちゃんというありそうでなかった新しいタイプの受ちゃんが主人公。この受がもう…めっっちゃくちゃ可愛いんです…!!!!(*´∇`*) 泣き顔が…ったまらん…っ!!!!!!! おバカで天然ボケな性格が本当に可愛くってツボです>< 興奮しすぎて鼻血が出そうになりますよ!!!( ̄TT ̄) ネタバレすると攻は生徒会長なんですが、これがまた腹黒でして…w 受が可愛すぎるので苛めたくなる攻の気持ちが痛いほどわかります!! 馬鹿なコほど可愛いとはまさにこのことなんですね~ (*^-^*) 生徒会メンバーや不良仲間、受の兄'sなど、たくさんの魅力溢れるキャラが満載でとても楽しめます! 続編『悪いコでもイイ?』も同時リリースですので、是非こちらも合わせてご覧になってください!! 大・満・足&大・興・奮、間違いナッシングです! やっぱ高校生っていいわ~+(0゚・∀・)ビバ!学ラン!!\(≧∇≦)/ 皆さんもこの可愛さに悶えてください!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月03日
  • 雑誌連載時から読んでいて、章が変わるごとに、著者の新しい面が見られるのが楽しみでした。3巻あたりまでは、麻雀をきっかけに知り合ったひろゆきと天のヒューマン・ストーリー。泣かせる演出も入れた仕立てで、これは『熱いぜ辺ちゃん』など初期の作品に見られるテイスト。その後、真骨頂である心理戦を中心とした麻雀勝負論が、ヤクザの代理戦である東西戦を舞台にスタートします。強烈な個性のぶつかりあい、息をもつかせぬ駆け引きの数々と、このあたりは『アカギ』などの代表作で確立した作風そのもの。そして最後の3巻は麻雀とかけ離れた、裏の主人公・赤木しげるの死生観について。不治の病に侵され、自ら死を選ぶ赤木と、それを翻意させようとする仲間との人生談義が展開されます。「無頼伝涯」などでも見られた極限の人生論に圧倒されました。今更ながら思うのは、著者のさまざまなタイプの作品のエッセンスは、みんなこの中にあるということ。福本漫画の世界に入門するにはうってつけです。(2010/9/3)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月03日
  • 巻頭に一葉の写真が掲載されています。世界的ベストセラーで映画にもなった『ジャッカルの日』著者フレデリック・フォーサイスと本書著者の佐々淳行氏が並んで立ち、「ウォッチャーより、キャッチャーへ フレデリック・フォーサイス」の直筆サイン。スパイものの作品『第四の核』に実名で登場したのは3人。ブレジネフ・ソ連書記長、サッチャー英国首相、そしてサッサ・アツユキということで、訪日したフォーサイスが当時防衛庁官房長だった佐々氏を訪ねた記念に撮られた一枚だそうです。20年の警察在職期間中、14年あまりを対諜報、国際テロ、スパイ、破壊活動との戦いに携わってきた佐々氏が英国情報機関の間でスパイキャッチャーとして高い評価を得ていたことをうかがわせるエピソードです。いずれにしても佐々氏以上に、日本の外事警察の内実を的確に伝えることのできる人はいません。北朝鮮、金正日の実像がどこまであきらかになっているかは読む人の事前情報量に左右される部分が大きいと思いますが、それ以上に面白く注目すべきは著者が明らかにした大事件勃発時の警察内部の混乱ぶり。第一報が正確かつ十分だったためしは一件もないと佐々氏は断言しています。三島由紀夫事件の第一報は「ミシマという酔っ払いが暴れている」だったし、「三菱重工爆破事件」はなんと「タクシー衝突、プロパンガス爆発、死傷者数名」というものだったそうです。極めつけは「金大中事件」。「神田のホテルグランドパレス第何号室にダンコン!!」です。同音異義語の多い日本語、阿部定事件のほうのダンコンなら警備局の所管じゃない、いったいどっちなんだ、というのが初動でした。その後、弾痕→自動拳銃→弾倉と訂正されていく。しかし、それとは別に国会議員からもたらされた「韓国の金大中先生が行方不明」という情報と「グランドパレスの弾倉」がまったくつながらない。その日が全国の警備公安関係に異動が発令された日だったことが混乱に拍車をかけた。金大中が姿を消したのがグランドパレスだったことがわかってようやく二つの情報が一つの事件だという認識に至った。そして後々まで内部の話題となったのがその日石川県警から異動で赴任してきたある警視。「金大中先生事件発生」という緊急メモを見て、「キンダイのナカ先生?それがどうしたのかな」と思ったそうです。金沢では金沢大学のことをキンダイと呼ぶそうで、ですから警視は「キンダイのナカ先生」と読んでしまったというわけです。佐々氏は危機管理ならぬマネジメントクライシス(管理危機)として戒めていますが、あまり外に出る機会のない外事警察の知られざる一面が活写されています。(2010/9/3)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年09月03日
  • これからも多くのすばらしい作品を世に送り出すはずだった人物が、唐突にこの世を去ってしまいました。まだ46歳。かつて、「妄想代理人」というアニメ作品で少しだけPRの手伝いをしたということもあり、他人事とは思えず、言葉もありません。そんな彼が本格的にアニメ制作に進出する前、漫画を描いていた時代の作品が、一作だけeBookにあります。リゾート開発に揺れる海辺の町。その町に住む開発推進派の神主の息子と、神社のご神体である海人の卵を巡る物語です。絵柄は漫画の師である大友克洋に酷似。細部にこだわり、コマを細かく割って大ゴマを極力抑えるタメのある構成は、ムービーカメラを通して見たような立体的雰囲気があります。また彼の作品の多くに見られる日本の風景や風習が丁寧に描写されていて好感。宮崎駿の「風の谷のナウシカ」のように、アニメと並行して漫画を描いても、良い作品が生まれたんじゃないかな、と思います。やっぱり、死ぬには早過ぎですよ…。(2010/9/3)
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年09月03日