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  • 受験シーズン到来です。さて、最も難関の試験とは何でしょう。宇宙パイロットの選抜試験が筆頭だと思いますが、どうでしょう。萩尾望都の名作SF『11人いる!』は宇宙大学の最終試験で、宇宙船に乗り組んだ11人の受験生たちの緊迫した物語。本来は定員が10人であるはずなのに、一人多いことに気づき、パニックになりかけてお互いに疑心暗鬼のまなざしを向けます。宇宙船という閉鎖空間の中でトラブルが続出し、試験放棄を意味するSOSを出すかどうかで悩む受験生たちのギリギリの緊張感が伝わってきます。そして、最後まで読んで、実は11人は必然的な人数であったことに、この物語の面白みをあらためて噛み締めました。最も難関は宇宙パイロットと前述しましたが、受験生にとってはこれからチャレンジする試験こそが、最難関ですね。がんばった、すべての受験生がサクラサクといいですね。息抜きや気分転換には、手軽に読書が楽しめるイーブックをどうぞ。(2011.1.23)
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    投稿日:2011年02月01日
  • 近年、山に生息するはずの動物が市街地に下りてくるという話題が目立ちます。小動物ならいざ知らず、町で猿や猪、そして熊などといった大型の動物とフイに出くわしたら、さぞかしたまげることでしょう。『マタギ』は奥羽山脈で、熊を狩猟するレッチュウと呼ばれる狩猟隊の男たちの物語です。作者の矢口高雄は、『釣りキチ三平』『ふるさと』など日本の原風景を描いた作品が有名ですが、この物語は、生死をかけて熊を仕留める男たちの迫真の描写が目を引きます。最も印象に残ったのは、凶暴な熊が村に現れたエピソードの中で、「調和」について語られている場面です。そこには、「お互いに大自然を共有」し「生きとし生けるものすべてが大自然」であると説かれています。大自然の中で、人間様は調和のバランスを崩していないか気になりますね。(2011.1.23)
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    投稿日:2011年02月01日
  • 『しぶ~い木造機関庫をつくる』という書名から想像したのは、こだわりの男がマニアックな趣味の世界にひたりきった幸せな物語でした。そのこだわりは尋常のものではなく、確かに想像通りの手作りの、濃厚な男の世界がそこには確かにあったのですが、本を読み進めていくうちにどうも男の余暇、レジャーで終わる単純な話ではないようだと気がつきます。著者の芳賀一洋さんは団塊の世代で、パルコなどにショップをだすアパレル経営者でしたが、1990年代半ば、バブル崩壊とともに商売の先行きが悪化。住宅リフォームへの転進を模索したものの、うまくいかない。暗い毎日をすごしていた時に、ほんの手なぐさみのつもりでつくった「小屋」が、その後芳賀さんを造形作家への道に導くことになるのですから、人生の転機とはいつ、どんな形でやってくるのか、わからないものです。一言で「小屋」と芳賀さんは言っていますが、この「小屋」が尋常のこだわりではありません。実物の八〇分の一の精巧さ、使用する木材のほとんどは素材の段階でオイル・ステインの原液(プロのペンキ職人から分けてもらったもの)を染み込ませるようにして筆塗りをしたそうです。ミリ単位の精巧な機関庫完成後の微妙な色合いはこうして用意されたわけですが、これはほんの一例です。本書は素材の用意から「小屋」完成に至るまでの詳細な記録です。写真、パーツの設計資料などの図も多数収録されています。ここまでのこだわりがあったからこそ、芳賀さんの八〇分の一モデルが評判を呼んだのだと実感できる一冊です。実際、芳賀さんには栃木県真岡市から「昭和初期の真岡駅」の制作依頼がきます。さらに宮城県石巻市からの注文で、若き石ノ森章太郎が暮らしたマンガ家アパート「トキワ荘」を制作。これらの作品は真岡駅コンコースや石巻市の石ノ森萬画館に陳列されているそうです。(2011/1/28)
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    投稿日:2011年01月28日
  • 魂をもった自律胴人形・ヴァンデミエール。背中に翼をはやし容姿は天使のようだが、その翼で空を飛ぶことはできない。そんな彼女たちが自由を手に入れようとする8つのストーリー。救いがあるのかどうかよくわからない、そんな話です。ヴァンデミエールは見せものだったり慰みものだったりで、創造主に気に入らないことがあれば壊される存在。そして人間としても機械としても、ましてや天使としても偽物でしかない。そんなまがいものとしての哀しさを自覚しながらも、各エピソードにおいて、心に傷をもつ少年や青年たちとともに、自由への扉を開けようとする。その行動には自立とか自我とかの暗示が散りばめられていて、各物語の結末は心にグサリと突き刺さります。単行本用には最終話として描き下ろされた「ヴァンデミエールの滑走」というストーリーがあり、これなどは特に意味深。読後しばらくして、滑走とは飛び立つ前の助走だよなと気付き、結構切ない気分になりました。(2011/1/28)
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    投稿日:2011年01月28日
  • 田辺聖子が紡ぐ物語には、「いやな奴」が登場しません。田辺聖子は好きな作家の一人ですが、彼女の小説をすべて読破したわけではもちろんありません。また「いやな奴」は見る人によっては「いい人」になってしまうことがまったくないとは言えませんから、これはあくまでも私の独断によれば、の話です。表題作の「もと夫婦」はなによりも「いやな奴」がでてこない、田辺聖子の世界を象徴する恋愛小説です。「愛」だ「恋」だといった、らしい言葉はまったくといっていいほどでてきません。三十路過ぎのオンナが、別れた年下のもと夫にわがままのし放題、言いたい放題で、もと夫はもと妻の身勝手な言い分、リクエストについつい応じて助けてしまう人の良さ。なにしろ、新聞記者の妻がフリーになって評論家として仕事がまわりはじめたとたん、炊事・洗濯・食事の世話と主夫化していた夫に離婚をもちかけます。夫はあっさり受け入れるのですが、この離婚から愛すべき二人の「恋愛」が始まります。その第一歩が端で見ている友人たちにとっては(読者にも)仰天の出来事――夫をアパートに残してマンションに移るもと妻の引越をもと夫が手伝うのです。その後ももと妻の勝手なふるまいは続き、もと夫の人の良さもエスカレートしていきます。そしてなにより、この愛すべきもと夫婦の「恋愛劇」をいい味にしているのが、二人がかわすネイティブ大阪弁です。この大阪弁のやりとりが、人をなんだかいい気持ちにさせてくれます。人間っていいなぁ、としみじみ思ってしまうから、不思議です。1964年に『感傷旅行』で芥川賞を受賞した6年後の1970年、脂ののった時期に「小説セブン」に発表されたのが「もと夫婦」で、その他8編の短編が収録されています。田辺聖子の世界を堪能してください。(2011/1/28)
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    投稿日:2011年01月28日
  • 「三寸金蓮」とは小さな小さな足を愛でた言葉。その小足は「纏足(てんそく)」と呼ばれ、女性の足は小さければ小さいほど良いという価値観から生まれたかつての中国の奇習です。纏足ってきいたことはありましたが、このマンガを読んではじめてその実体を知り、あまりのおぞましさに背筋が凍りました…。ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル まさかこんな恐ろしい方法で纏足にするとは…っ!!!(llllll゚Д゚)ヒィィィィ 「足を縛っておけば成長が止まって小さい足になる」なんて、そんな安易なものではありません…! 私だったらこんな痛い思いは絶対に耐えられないので、その時代の中国に産まれなくて本当に良かったと思いました…。ただ私は個人的には……第3話の纏足された美青年に……不謹慎ながら……ちょっと萌えました…!ごめんなさい…(*>ω<`*) ちなみに私はバカの大足です!\(^o^)/
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    投稿日:2011年01月28日
  • 乙一の小説を「NHKへようこそ!」の大岩ケンヂがコミカライズした作品。ちょっと意外な組み合わせですが、端正な画風が暗く冷たい物語にはまっていて、見ごたえある作品に仕上がっています。異常殺人に興味を抱く「僕」と謎めいた黒髪の美少女・森野。2人が猟奇事件に遭遇し、巻き込まれた森野を「僕」が救出する、というのが基本の構造。しかしホラーの旗手・乙一が原作ですからありきたりのヒーロー活劇にはならない。やれ切断した手を集めるだの、生きたまま人間を埋めるだの、死体損壊だの…。そんな原作のグロ・イメージをクールに止め絵にして挿入。主人公たちには無理ない程度に現実感を追加し、全編に紅葉が舞うといった漫画ならでの演出もさらりと見せてしまう。乙一ファンの私にとって惜しいのは、原作にあった「犬」が漫画化されてないことですが、それを差し引いても合格点です。しかし「エース」の漫画ってこんなの多いですね。誰の趣味なんでしょうか。(2011/1/28)
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    投稿日:2011年01月28日
  • パパたん、エロいよ…!(*>ω<*) 「最近パパのピンクの乳首にムラムラする玉緒。20歳の誕生日、パパに「オレ達は本当の親子じゃない」と告げられ…もうヤるしかない!?」(あらすじより) うん、もうヤるしかないと思うよ!(`・ω・´メ)キリ 元・暴走族の総長だったパパさん。その姿はまるで肉食獣の様に気高くセクシーで数々の男を虜にし、“伝説の魔性”として語り継がれるのだった…。こんなエロくて可愛いパパたんがいつも側にいたんじゃ、そりゃ年頃の息子さんには我慢なんてできるわけありませんよね!無意識の誘い受ですもんね!誘い受、万歳!ビバ☆歩く18禁!!(´Д`*) 圧倒的な画力と絶妙な色気で大人気☆あじあたんのセンス溢れるラブ★セレクション!! 思わず胸がキュンッとする切なさと可愛らしさも魅力です。甘くてエロくてアホっぽくて面白い!年の差かぽーのラブをご覧あれ♪
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    投稿日:2011年01月28日
  • 伊達直人が大きな話題となっています。『タイガーマスク』はまさに不滅のキャラクターです。タイガーマスクで、プロレスの黄金ブームを思い出しました。『四角いジャングル』は梶原一騎原作の格闘技マンガで、フィクションからはじまり後半はノンフィクションで描かれ、「世紀の試合」へ至るまでヒートアップしていきます。世紀の試合とは、全盛期のアントニオ猪木対極真カラテのウィリー・ウィリアムスとのガチンコファイトのことです。極真を破門されながらも猪木戦にかけたウィリーと「プロレスが最強の格闘技」を標榜する猪木、その二人の熱い闘争心が余すところなく描かれ、舞台裏までも見せてくれます。原作者が試合の立会人であったことからも、当時の状況は生々しいくらいに伝わってくるのです。今回のタイガーマスクのニュースで、プロレスブームを思い出した人も多いと思います。当時を懐かしがるファンにも、そして近年の格闘技ブームに盛り上がる若いファンにもおすすめの作品です。(2011.1.16)
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    投稿日:2011年01月25日
  • 不景気な世の中ですが、いつまで続くのでしょうか。若い人たちの就職に対しての意識も、安定を求めたものに変化しているそうです。『ザ・プライザー』は大学生の主人公である中郎(あたろう)が父の死をきっかけに、就職もアルバイトもやめて、懸賞などの賞金を稼いで暮らしていくという物語。一見、ギャンブルのようですが、中郎は「運の流れ」に頼るのではなく、賞を獲得するために惜しみない努力を費やします。「だったら、ちゃんと働けば」というツッコミが入りそうですが、読み進むうちになぜ中郎がザ・プライザーという賞金稼ぎの魅力に憑かれたかがわかるはずです。ちなみに、原作者の末田雄一郎はこの作品がデビュー作で、作品が出来上がる背景が巻末に載っていますので、こちらも合わせてお楽しみください。(2011.1.16)
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    投稿日:2011年01月25日
  • 一見地味な女子高生・小島かほり。しかし、その正体は、代打ちもこなす高レート雀士! 夜な夜な鉄火場に繰り出し、数々の伝説をつくりあげる!!「命、賭けてますから…」。ギャップに爆笑必死のシュールギャグです。
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    投稿日:2011年01月25日
  • 野球の人気が落ちたといわれるようになって久しいですが、最近はハンカチ王子・斎藤佑樹選手のプロ入りで大いに賑わっていますね! 野球漫画も昔のほうが、勢いはあったかもしれないですね。野球漫画といえば、『巨人の星』に代表されるような魔球でしょう!魔球をメインにした数ある作品の中でも、この『ほえろ!闘志』は、もっとも描写の激しいものではないでしょうか!? 主人公・闘志の投球がド迫力で描かれます!
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    投稿日:2011年01月25日
  • 「近頃、世を挙げて蕎麦麺(めんるい)を嗜み、大根汁の極めて辛いものが喜ばれている。それで各家では、争って甚だ辛いものを植えている」という一節が、『本朝食鑑』にあります。『本朝食鑑』は江戸中期、1695年(元禄8年)に出版された日本食についての百科事典です。辛み大根で味わう蕎麦のルーツは、いまからおよそ300年前に大流行して、今日に至ることが読み取れます。うった蕎麦をゆでた茹で湯(そば湯)をそばを食べたあとに飲むという習慣についても、この本朝食鑑で初めて言及されています。このように、現在もなお同じような食べ方が連綿として続いていることもあれば、逆に途絶えてしまって、いまではそのレシピさえ残っていないものもありますが、いずれにしても、江戸中期の先人たちが中国に伝わる医食同源思想に基づく食療本草の研究成果を結集して編纂されたのが『本朝食鑑』で、理に適った食物の正しい食べ方が掘り下げられていて、現代の私たちにとっても極めて参考になる知識が満載です。その一例として、最近、話題となっているのが、その名もずばり、「本朝食鑑」という梅酒(八木酒造)。本朝食鑑にある通りの昔ながらの方法で梅酒をつくり、初回蔵出し限定100本という希少性を押し出して話題のヒット商品化に成功しているとか。まさに食をめぐる知識の宝庫というべき『本朝食鑑』。原本は国会図書館所蔵の貴重書です。それが「電子書籍版・東洋文庫」では全5巻にまとめられており、パソコンのみならず、電子書籍を読むための端末として急速な拡がりを見せているiPadやAndroidなどのニュー・デバイスでも自由自在に読書を楽しめます。(2011/1/21)
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    投稿日:2011年01月21日
  • 一般的に「現代版仕置き人」という認識の本作。第一部にあたるパートはまさにそうで、ヤクザにチンピラ、汚職刑事に悪徳政治家、金持ちのバカ息子に結婚サギ野郎と、わかりやすい悪党を黒き天使たちが打ち倒す、という日本人が大好きな勧善懲悪ストーリー。法で裁けぬ悪に天誅をくらわす、しかもその手段が暗殺、という昨今の少年漫画ではまず見られない内容です。またこの悪党が、まるで改心のかけらも見せない”ド外道”なんですよね。なので死んで当然と割り切ってしまえる痛快さがこのころにはあります。この第一部の印象が強くて以降のストーリーは忘れられがちですが、この後、革命をもくろむ竜牙会との死闘を経て大震災後の日本へと舞台は移り内容は一変。少年ジャンプの王道パターンともいえる力のインフレ化を起こし、やがては超能力バトルにまで発展してしまいます。ここまで無茶苦茶しなくてもとも思いますが、やはり漫画の本質はよくできたウソですものね。延々と暗殺を繰り返す内容でも、ちゃんと虚構とわかって読まれていた、良い時代に存在した奇跡的な名作だと思っています。(2011/1/21)
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    投稿日:2011年01月21日
  • 子供のころに見た正義のヒーローって、やっぱり頭の中で美化されているものなんですね。『仮面ライダー』も懐かし物のテレビ番組で見ると、あれっこんなだったかな?、と正直がっかりすることも。自分が冷めた大人になってしまったせいでもあるかもしれません。しかしこの作品を初めて読んだとき、子供のころのあの熱さが戻ってくる感覚を覚えました。正義という言葉に照れを感じさせない胸を熱くさせるヒーローが、頭の中で美化された状態でここに存在しているのですから。アメコミのハリウッド化と同様、ヒーローの本質はまったく変化させずに現代風の活劇にリメイク。かつテレビシリーズの続編の体裁をとっており、世界各地で起きる怪事件を歴代ライダーが解決していくさまは、「あぁヒーローが戻ってきた」という気持ちでいっぱいになります。この復活編の後はZX編になり、少し世代はずれますが、正義に目覚める過程で歴代ライダーと絡みも多く、1号~ストロンガー世代でもすんなり受け入れられるはず。ことしは誕生40周年でもあり、40代ぐらいのおじさんに読んだ感想を聞きたいですね。(2011/1/21)
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    投稿日:2011年01月21日
  • 109ページを埋める多くの写真のなかから1枚を選べといわれたら、躊躇なく86ページ、87ページの見開きページの一枚だ。PKを蹴った直後の駒野、右に精一杯体を伸ばして飛んでいるパラグアイのゴールキーパー、ゴールを見つめるレフリー、そしてゴール右上はるか高い位置にボール。その全体像を引いた位置からとらえた、時間が止まったかのような静止画。大方の予想を裏切って決勝トーナメントに進んだ日本代表が、初のベスト8進出を事実上逃した瞬間だ。時間を止めて初めて写し出される瞬間を表現することができるのは、やはり静止画で、動画には絶対にできないことなのではないか、この写真をみながら、こんなことを考えていました。熱狂と興奮のサッカーワールドカップですが、映像メディアではなく、静止画によって構成される写真集は、音のない、静寂のなかに切り取ってきた「瞬間」の集積です。情報量は動画の方が多いのでしょうが、しかし、一こま一こまの写真がもつ「力」は動画とはまったく違います。南アフリカで4試合を戦ったサムライ・ブルーの記録――写真だけがもつ時間を止める力を堪能してください。(2011/1/21)
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    投稿日:2011年01月21日
  • リブレさん連続です~!(*^o^*) ええと、、、これ紹介しちゃっていいのかな…? …私、変態だって思われないかな?(^ω^;)ドキドキ… まあ、もうそんな心配は皆無ですけどね…! みなさんご存知ですもんね…!!T_T(涙) さて、こちらの『妄想カタログ』、その名の通りイロイロと過激な「妄想」の中で進められていくお話です。大体のことはすべて「妄想」の中で体験してしまっています。全部自分の「妄想」だから、好きなようにやりたい放題♪もちろん変態プレイなんかもできちゃいます!もはやデフォルトですw あ、あらかじめ言っておきますが、物凄く…描写および内容が濃いので、苦手な方はご注意を…!(>ω<;) まあ、かゆまみむさんをご存知の方は周知の事実だと思いますけどね☆ かくゆう私も、かゆまみむさんには同人時代から大変お世話になっております。。m(uu)m 大菊いいですよね…!(´Д`;)ハァハァ 青春を費やしたなあ~…(*´ー`)  かゆまみむさんの作品は、受けも攻めも性行為に積極的な作品が多いのが特徴で、描写は多いですが明るくカラッとしていてハッピーなのが魅力ですよ~☆ 1冊で2度も3度も4度も何度でも美味しいっ!!!!! 「妄想」爆発の発情☆コミック!! ココロもカラダも大満足の1冊となっております。ぜひぜひみなさまご一緒に、妄想体験の世界へ旅立ちましょう♪そして思う存分萌えましょう!!(;゚∀゚)=3
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    投稿日:2011年01月21日
  • やばい、これ面白い!! 「このマンガがすごい!2011オンナ編」堂々の2位! 知人宅に居候することになった女子高生・たえ子が、ピンポン鳴らすと真っ裸で出てきた裸族の男・升田。まさに衝撃の初対面。裸族の変態と同居することになったたえ子の運命は!? 外では普通の格好で顔面はイケてるのに、帰宅して裸族になるまでは、まさに其疾如風(はやきことかぜのごとし)!! たえ子の絶望に満ちた本気のツッコミが最高です(笑) そして登場人物がみなさんもれなく変態!升田の友達・陣内も当然変態で、升田との初会話がもう最悪に変態ですwこんな会話→(とあるクラブにて)「排便を途中でやめてズボンはいて外出してみたことなんてある?」「…風呂の水圧でつい脱糞したことならあるぜ」wwwどんな出会いだwwwそれも最高にカッコイイ真顔での会話ですw 陣内は卑猥な台詞ばかり(モザイクあり)で、何を言っているのかさっぱりわかりませんw そして驚いたのは普通に見えた、たえ子の友達2人も意外と変だったということ!女子力…というかスルースキルが半端なく高いっす!そして最終的には…^^これが世に言うストックホルム症候群か!とにかく、話のリズムが最高にいいです!ボケとツッコミのバランスが絶妙で、すべてのコマと台詞で笑いを誘う素晴らしく面白いマンガなので、老若男女問わず是非とも万人にご覧いただきたい!!
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    投稿日:2011年01月21日
  • 好きな作品の外伝って、ファンにとっては嬉しいものですよね。過去に長飛丸と呼ばれ怖れらた“とら”の平安や戦国時代での逸話や、うしおの父・紫暮と母・須磨子の物語など、知りたかったエピソードがてんこ盛りです。そしてオススメは、人気の高いキャラ、符術士・ひょうの章。あの強大な道術の原点が明らかになります…!
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    投稿日:2011年01月18日
  • 今年(2011年)は、最後のスペースシャトルであるアトランティスが6月に打ち上げられ、スペースシャトルは全機が退役するのだそうです。稀代のストーリー・テラー新谷かおるが描いた『パスカル・シティ』は、奇しくも最後のスペースシャトルの打ち上げと第2世代シャトルであるサラトガの宇宙飛行が舞台です。ただ、順風満帆なフライトではなく、メインエンジンがトラブルを起こして軌道を外れ、そのままだと25日後には太陽に衝突してしまうというスリリングな設定。NASAは救助船を打ち上げますが、ほんのわずかなタイミングのズレで救出計画は失敗します。誰もが絶望視する中で、望みを捨てきれずに立ち上がったのは、なんと乗組員の子供たち7人です。子供たちはサラトガの乗組員とランデブーできるのでしょうか。怒涛の展開に目を離せなくなります。それにしても、作中にもありましたが、ライト兄弟が人類最初の動力飛行に成功してからわずか100年ばかり。現代科学の進歩に驚愕せざるを得ません。物語のシャトルは、大きなトラブルに見舞われましたが、現実のアトランティスには有終の美を飾ってほしいものです。(2011/1/10)
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    投稿日:2011年01月18日
  • こちらは「銀牙―流れ星 銀―」の主人公・銀の父であるリキの物語。リキといえば岩山の頂上に、満月を背に立つあのシーン。精悍でかっこよかったですね。彼の誕生から赤カブトとの因縁まで描かれています。生まれたときは、兄弟の中でいちばん小さかったんだねえ。。二子峠のボスとなり伝説の熊犬と呼ばれたリキにも、めんこい時代がありました!
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    投稿日:2011年01月18日
  • 空気が澄んだ真冬は、都内からも純白の富士山が美しく眺められます。富士山に限らず、雪をまとった峰々は時に神々しさを感じさせることがあります。村上もとかの『岳人列伝』には、その題名通り山登りに対して命を掛けることをも厭わない男たちが登場します。読み切り構成ですが、どの物語からも男たちの熱い情熱が伝わってきます。当然のことながら、男たちは生半可な登山に甘んずることなく過酷なルートへと果敢にチャレンジします。厳冬期にエベレストの南西壁に挑む登山者は、零下32度にして空気濃度は平地の半分という極限の状況の中で吹雪に身動きがとれなくなります。また、冬のドリュ北壁に挑む親子は、座るのがやっとというテラスに腰掛けて家族の遺体を真ん中にして一夜を過ごします。猛烈な雪崩や滑落など、背筋を凍りつかせるような場面もたくさん登場します。登山に縁のない読者は、そこまでして山登りする動機を知りたくなるでしょうが、素人をもうなずかせる答えが、きちんと描かれています。この作品を読んでいると、雪も滅多に舞うことのない都心の冬空の下で、「さむ~」とつぶやく自分を恥じ入りそうでした。(2011/1/10)
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    投稿日:2011年01月18日
  • 毎年正月元旦の出版各社の新聞広告、なかでも朝日新聞に全面のスペースをとって掲載されるそれは、その年に出版各社が何をやろうとしているのかを表していて、新しい年を迎える最初の朝の楽しみの一つです。出版社は前の年の夏前からそのための企画を練り、渾身の力をこめて元旦の宣伝企画を創りあげると聞いています。その意味で今年、注目されたのは集英社でした。戦場用のヘルメットをかぶって放心したかのような作家・開高健のモノクローム写真がほぼ8割のスペースを占めていて、下部に「戦争×文学」全20巻+別巻1の文字。創業85周年企画として、明治期以来の戦争文学の集大成を2011年6月から刊行するというのです。そして企画を象徴する存在として同社と関わりの深かった開高健を前面に出した宣伝をうったというわけです。この企画の中で開高健は、ベトナム戦争のルポなどが収録されるようですが、今回紹介する『青い月曜日』は、開高健自身の青春時代の戦争原体験を綴った作品です。少し長くなりますが、一部を引用します。〈とつぜん炸裂音がひびいた。はげしい風が体を材木のようにうった。私はかけだして焼跡の溝のなかにとびこみ、体を伏せた。川田と尾瀬も溝にとびこんできた。炸裂音はそれきりだった。たった一発おとしたきりだった。かなり小型の爆弾だ。空を仰ぐと、のんびりした爆音だけがひびいて、もうB29は点のようになっていた。やがて積乱雲のなかにとけてしまった。(中略)その日の夕方、そしてその後ずっと、弓山は家にもどらなかった〉ベトナム戦争の現場に特派員として飛び込んだ開高健は、それ以前、少年時代に大阪を爆撃するB29を仰ぎ見、多くの死を体験していました。その思いをベトナム取材と同じ時期に作品として書き上げたのが、本書。ダンディな側面でよく知られる開高健のもう一つの顔が見えてくる傑作です。(2011/1/14)
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    投稿日:2011年01月14日
  • 「呪い」…人を殺したり傷つけたりすることに限定された超能力。そして精神力にその力は比例する。こんな特殊な能力だからこそ、この作品はドラマ性が色濃く出る結果になったのでしょう。呪力合戦に派手な演出は無し。一方、作品の核である命を奪う能力をもつ人々の心理描写はこれでもかというほど丹念。2つの話を交互に描き、補完し合ってじわじわとドラマを盛り上げているのも効果的です。この作品における呪力とは、思春期から20代にかけて発症する能力。この能力をもつ者は呪街に行かなければならない。12歳で発症してしまった優愛菜は能力を中和することのできる火詠とともに呪街に向かう、というのがひとつめの話。そしてもうひとつは呪街四天王・笠音と、彼女に預けられた真魚が、権力争いに巻き込まれるという話。能力に疑問をもつ者と、強力な能力をもつが故に安らぎを求める者。この2人のストーリーが最終的にどう交わるのかがまさに焦点です。ようやく最終巻がリリースされましたので、その衝撃のラストを心して読んでください。(2011/1/14)
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    投稿日:2011年01月14日
  • 従業員全員が老紳士というローマの小さなリストランテを舞台に、従業員や客たちが織り成す群像劇を描いた作品。「紳士萌え」という新たなジャンルを打ち出した個性派作家オノ・ナツメ先生の極上単行本です! 「老眼鏡も制服のひとつ」というこちらのお店。この作品を読んで思ったこと――老紳士って、色っぽいんですね……!(*´∀`*)  ……ちょっと目覚めそうです(笑) ちょうど私の目の前の席のお方が「おじいちゃん(*゚∀゚)=3ハァハァ」なんですが、そのお気持ちが少しわかりました! 今まで奇怪な目で見ていてごめんなさい!!m(uu)m シンプルながらとても雰囲気があってオシャレな漫画です。登場人物もみんな魅力的で、読後は心がほんわりと温かく、優しい気持ちになれますよ。貴女を新たな世界へと誘ってくれるこちらの作品を、ぜひぜひご覧になってください!(*´д`*)
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    投稿日:2011年01月14日