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  • 最初のページには「新連載大怪奇探偵小説」のアイキャッチ、その隣に大きく「悪魔の紋章」のタイトル、そして「江戸川乱歩 画 伊東顕」と筆者と挿絵画家の名前。すべて書き文字で、見開き2ページの3分の2ほどのスペースを占める挿絵。首の回りに手をやって悶え死んでいる男、その死体の上にかがみこむ男が描かれています。江戸川乱歩の推理小説といえば伊東顕の挿絵といわれるほど二人は有名な組み合わせですが、本書初出は新潮社が第二次世界大戦前に発行していた娯楽雑誌「日の出」で、1937年(昭和12年)9月号から翌1938年10月号まで連載されたものです。その連載当時のままの形で復刻した本書は、したがって挿絵も連載当時の全点が収録されています。日本の出版界では文庫本化や電子書籍化する際に、権利処理の関係から連載時の挿絵が削除されてしまうことが多いのですが、本書の場合、連載当時のレイアウトをそのまま再現しているところも、大きな魅力となっています。肝心の物語は、難事件を解決する名探偵として明智小五郎と並び称される宗像隆一郎博士の助手が「今夜殺人が行われる」と言い残して死んでしまうところから始まります。場所は丸の内にある宗像研究室。助手の手に握られていた紙包みからでてきた象牙色の靴ベラ。そこに残されていた三重渦巻きの奇っ怪な指紋・・・・・・。宗像博士はこの事件の謎をどう解いていくのでしょうか。終盤には明智小五郎も登場します。伊東顕の挿絵とともにお楽しみ下さい。(2011/2/25)
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    投稿日:2011年02月25日
  • 漫画TIMESってオヤジ漫画誌なのに、こんなキュートな絵柄の作品も連載しているからあなどれません。またテーマがラーメンや寿司じゃなくてチーズですよ。こんなオシャレ感全開でいいの?と思いましたが、なかなかの人情話になっていて、オヤジにもしっかり読ませてくれる王道漫画に仕上がっていました。主人公はフランス生まれの日本人・レミ。20歳でチーズ鑑評騎士(シュバリエ)の称号を受け、意を決して日本へ。その理由とは、日本でチーズの素晴らしさを広めるため、そしてまだ見ぬ祖父母を探すため…。その過程でさまざまな人との出会いがあり、そこにチーズが絡んでくる。うんちく漫画にはありがちな展開かもしれません。ですが、身近でありながら、日本人に知られていないことの多いチーズという素材を、うまく人生に結びつける構成はなかなかなもの。チーズの種類や歴史の説明もさっぱりしていて嫌味もなし。知識もつきますから、BARでのネタにしているオヤジもいるかもしれませんね。(2011/2/25)
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    投稿日:2011年02月25日
  • 表紙がまるでシュルレアリスムの絵画のよう。単行本は未見だったので、ちょっと得した気分になりつつあらためて読むと、あれ?雑誌連載当時は、怖え~、と思っていたのが、気色悪る~という感想に変わっていました。90年代後半に髪の長い女のホラーや、ストーカーを題材にしたテレビドラマなどが流行りましたからそのせいもあるのかも。もはやありえる話になってしまったというか。だから、この作品における描写の気色悪さが、以前より際立ってみえてきたんでしょう。ぺろんとした顔や手入れされてない長い髪はともかく、なぜか持っている紙袋やバッグ、伝線したストッキング、汚れた靴、髪が絡みついたブラシなどの少しずれた座敷女の風貌。そして雷や蛾といった心理的に不安になるイメージの挿入。「ドラゴンヘッド」の時も感じましたが、この著者は日常を少しだけありえる範囲で外すことで、気味の悪さを演出するのが非常にうまい。うん、これに気付いたことも、いまさらながら得した気分です。(2011/2/25)
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    投稿日:2011年02月25日
  • 年末に『お~い!竜馬』を読破してから幕末にハマっています。戦国時代も熱くていいですけど、幕末はまた違った良さがありますね。私は竜馬からハマったので攘夷派なんですが、佐幕派の言い分も見てみないとどっちにつくか判断できないな!と思い、あの有名な「新選組」を題材にした作品を「幕末風雲児列伝」
    で探して、土方歳三を主人公に描いたこちらの『月明星稀―さよなら新選組』を読んでみることにしました。絵柄も綺麗で、女性でも読みやすいと思います。土方歳三がとにかく美男子です! 時は幕末。武士に憧れた土方歳三が、近藤勇、そして仲間と共に、動乱の京都へと新選組として繰り出す――。士道を心に抱く男たちの生き様を描いた青春物語。最強集団・新選組をプロデュースした男、土方歳三。土方歳三って有名ですけど、イマイチ何をした人なのかよくわかってなかったんですが、これを読むと、土方が新選組にとっていかに重要な人物だったのか、よくわかります。新選組も攘夷が目的だったんですね。知らなかった…。置かれている立場は違っても、みんな幕末の志士ですね。刀を抜くときは死ぬ覚悟を持って臨む…「武士」って格好いいですね!まさに日本男児の魂です。近藤さんと新撰組に対する忠誠心――「鬼」とまで呼ばれた男・土方歳三の生き様を、ぜひご覧ください!
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    投稿日:2011年02月25日
  • これ面白かったです! あれ、CJ Michalskiさんてギャグ漫画家ですよね…?(^ω^) 笑いのセンスありすぎです!(*>▽<*) パーフェクトな美形極道、龍守右京を悩ませるのは、恋しいラーメン屋の看板息子・カケルちゃんがヤクザアレルギーだということ…! 正体をバラさずに近付くには…!? 昼はラーメン屋、夜は極道の二重生活がスタートした! …まさにBL界の静かなるドンといったところでしょうか(笑) カケルちゃんがピンチの時にはすかさず現れ、正義のヒーローのごとく助けるのですが、カケルちゃんは深刻なヤクザ嫌い……果たして右京は愛しのカケルちゃんをゲットできるのか!? 読むとかならず元気になれる! ヤクザ×ラーメン屋の秘密な関係★secret connectionシリーズ★ カケルちゃんの笑顔に癒されます~(*´ω`*)
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    投稿日:2011年02月25日
  • 「負けることは恥ではない!戦わぬことが恥なのだ!」

    1ページ目からこの金言。ついに登場です。少年チャンピオンが誇る戦慄のカルトアクション、『覚悟のススメ』。いやー、懐かしいです。15年前の連載時はこの作品の持つあまりの特殊性に全くついていけなかった記憶がありますが、他方では(一部の)熱狂的なファンを獲得していたようで。今でもその熱は冷めやらぬどころか、後年の『シグルイ』の大ヒットで益々危険な方向へ向かっているとかいないとか。

    ともあれこの『覚悟のススメ』、なんといってもセリフが熱い!「その言葉、宣戦布告と判断する!」とか「当方に迎撃の用意あり!」とか「雑草などという草はない!」などなど・・・今になって読んでもその熱い言葉の数々に心揺さぶられっぱなしでした。(2011/2/25)
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    投稿日:2011年02月25日
  • グルメ漫画。最近ますますブームですね。「B級グルメ」とか、新しいジャンル(?)もすっかり定着しました。もっとも食欲を刺激する漫画はどれだろうと思いましたが、やはりこれです「喧嘩ラーメン」。ラーメン。そして、土山しげる。この組み合わせ。キリストとブッダがタッグを組んだようなものですよね!(?) 土山先生が描くあの食いっぷりといったらもう~…です。書いててヨダレが出てきました。
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    投稿日:2011年02月22日
  • ビールが美味しそうな漫画ナンバーワンはこれ。柳沢きみおさんの作品には、くたくたになった主人公がビールをぐわーっとあおる場面がほぼ100パーセント出てきます。あそこです^^。伝染力がすごくて、「仕事終わったらオレも…!」と、昼からそわそわしてしまうのです。
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    投稿日:2011年02月22日
  • 単身者の世帯が増加し、人同士の関係性が希薄になっていて、それが社会問題化しているそうです。好きではない言葉なので、そのキーワードは使いません。古谷実の『わにとかげぎす』は、主人公の富岡が今まで生きてきた32年間を振り返って、自分の「まわりに人の気配がしないぞ?」「オレは人生において遭難している!!」と、気付いた瞬間から物語が動きます。夜警が仕事の富岡はビルの屋上でパンツ一丁の姿になり、仮面ライダー変身!!のポーズをとりながら、流れ星に祈ります。「友達をください… 友達」、と。そして、人とのつながりを求めた時から、いろんな人物と濃い関係性を持ち始めます。どうしようもないような「放浪者」と知り合ったばかりに大損をすることがあれば、隣に住む小説家志望の美女と身近な関係性になっていきます。また、仕事仲間のためにとんでもないことに巻き込まれ、この物語はサスペンスなのかいっ!?と思わせる事件とも遭遇します。重たそうなテーマですが、コメディタッチとパンチの効いたネームに、物語にグイグイとのめりこむことでしょう。縁は異なもの味なもの、そう思わせてくれる内容です。ちなみに、不思議な書名ですが、気になる方はぜひお調べください。 (2011/2/22)
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    投稿日:2011年02月22日
  • 今年(2011年)の3月は、東北新幹線に新型車両「つばさ」がデビューし、九州新幹線が全線開業するとあって、新幹線の話題をよく耳にします。つばさは東京駅と新青森駅を3時間少しで結ぶのだそうです。私が幼少のときは東北新幹線がまだなくて、故郷の最寄り駅である福島・郡山駅から上野駅まで、確か在来線の特急で3時間以上かかっていたと思います。新幹線って凄い!! この夢の超特急の礎を作った男たちを描いたのが、『コミック版プロジェクトX 執念が生んだ新幹線』。NHKの名物番組を六田登がコミカライズした作品です。新幹線を開発した男たちは、旧日本軍に所属した技術者たちで、主要技術者の中には、特攻の人間ロケット「桜花」の機体を設計した三木忠直がいました。生きて帰れない特攻機の「桜花」―――。三木自身は、軍からの「桜花」開発の要請に反対したのですが、時代の流れには逆らえませんでした。三木はその後自分を許すことができず、人々に喜んでもらえる仕事として新幹線開発に辛酸をなめながら尽力しました。物語を読んでいると、在来線に対して新幹線を整備することの並大抵ではない労苦が偲ばれます。そして、それを成し遂げた技術者たちの原動力となった魂がひしひしと伝わってきて、胸を熱くさせられました。 (2011/2/22)
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    投稿日:2011年02月22日
  • 2011年2月11日、モスクワ訪問中の前原誠司外相はロシアのラブロフ外相と会談したが、北方領土問題は平行線をたどり、日ロ関係はかつてないほど険悪な状況にあることが浮き彫りになった。第2次世界大戦の結果として北方領土はソ連に移ったとするロシア側に対し、日本は「不法に占拠されている」という立場。だから、ロシア大統領が北方領土に足を踏み入れるのは「許し難い暴挙」となり、菅首相のこの発言はロシアにとっては逆に「受け入れがたい行為」となる。66年前の1945年8月に日本が無条件降伏したとき、この地で何があったのか、66年たった今も解決される目処さえない状況が続いているのは何故なのか。『サハリンの少年 北の家族の敗戦日記』には、日本領土からソ連に施政権が移っていくなかで暮らすことを余儀なくされた人々が直面した歴史のひとこまひとこまが当時小学6年生だった著者・奥田博昭さんの目で活写されています。国後や歯舞、色丹など北方領土ではありませんが、同じように戦前日本の施政下にあり、敗戦によってソ連の支配体制に移行したサハリン(樺太)で暮らした奥田さん一家が日本に帰国できたのは敗戦から2年たった1947年(昭和22年)9月のことです。
    一家の暮らしはけっして楽ではありませんが、隣に住むことになったロシアの軍人家族との温かい交流もあり、「悲惨な物語」ばかりではなかったことがわかります。当時の家族写真なども数多く収録されていて興味深く読みました。在日韓国人作家・李恢成の芥川賞受賞作『砧をうつ女』はやはりサハリン(樺太)に渡った家族の物語ですが、北方領土とサハリン(樺太)は歴史的な経緯に違いはあるものの、戦前多くの人々が酷寒の地に渡り、苦闘の末に生活の基盤を築き上げたところで戦争、そして敗戦、占領・・・…歴史の波に翻弄された人々が置き去られているという現実に大きな違いはありません。そして今、そうした歴史そのものが風化していこうとしています。政治的駆け引きや権謀術数のなかに消え去ろうとする人々の歴史を確かに伝えてくれる一冊、いまこそ読み直しておきたい本です。(2011/2/18)
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    投稿日:2011年02月18日
  • ほのぼのミステリー…って、矛盾しているとは思いますが、この作品を形容するにはほかに適当な言葉がみつかりません。主人公は推理作家の一色正和と童顔の妻・亜紀子。二人が地元・鎌倉で起こる怪事件を次々と解決する…ことはするのですが、う~ん、やたら人が死ぬにも関わらず、その内容にほんわかとしてしまうといいますか。だってあまりにも舞台仕立てが現実離れしすぎていて、脱力してしまうんですもの。坊主の身代わりをする狸や霊が乗り移って尋問をする刑事が出てきたり、つぶれた映画館が週末になると復活していたり、遺産が気になって生き返るお婆さんとかサーフィンをする鬼だとか、もう何でもあり。また鎌倉という土地もこれらとほどよく馴染む。古都であり、高級住宅地もあり、外国人も多く、かつ古戦場でもある街。浮世離れしたイメージがありませんか。うん? やっぱりミステリーじゃなくて、ファンタジーなのかな? まあ読んで判断してください。(2011/2/18)
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    投稿日:2011年02月18日
  • 父は園芸好きみたいで、昔は庭の片隅にちょこちょこと、退職後の今は借りた畑に変わった作物を植えていたりします。一方、母はその畑になぜか花を植えています。そして息子の私はそれの因果が農学部卒業。そんなこともあって久しぶりに植物に触れてみようかと思って読んだのがこの本です。このシリーズは月ごとにするべき作業をまとめてあるので、いつ読んでもちゃんと使えるのがいい。アジサイだから花が咲くのは5~6月。株で買ってきたとしてその時期までに肥料は何を使うべきか、管理はどうするか、などがまるわかりです。私は毎年、5月に近くの公園でアジサイを分けてもらっているのですがいつも時期が過ぎると枯れさせてしまっていました。でもこの本を読んでおけば何年もきれいな花を咲かせることができそうで、今後は重宝しそうです。ほか、アジサイの品種や観光の名所なども紹介されており、その魅力や楽しみ方が十分伝わる内容。実家の父にも勧めておこうかな。(2011/2/18)
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    投稿日:2011年02月18日
  • 少年マンガだけど、もういいよね…!(^ω^) ただ生命が尽きるのを待つ場所――それがこの病院の“7階”。突然余命宣告を受けて“7階”へ入院してきた大学生の阿東優は、同じ“7階”に長期入院している少女・セツミと出会い、似た境遇を持つ二人は、会話ともつかないやりとりを繰り返す日々の中で、次第に打ち解けていく。最期の時を迎えるのは、自宅か、“7階”か……選択を拒み、運命に抗うことを選んだ二人は、優の父親の車を盗み、病院を抜け出す。行き先は水仙(ナルキッソス)の咲く淡路島──どこまでも西へ。「死生観」と「日常」をテーマに、ホスピスを舞台に描かれた切なくも優しいヒューマンドラマ。全世界で100万回以上のダウンロードを記録している同人ゲームのコミカライズ版です。PC・携帯・小説など多彩なメディアで話題の人気作品。ゲームの主題歌「ナルキッソス」がイメージにぴったりです。すごいいい曲で泣けるので、皆さんも機会があればぜひ聞いてみてください! 江戸屋ぽち先生のかわいらしいくて綺麗な絵柄がまた感動の涙を誘います・゚・(つД`)・゚・
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    投稿日:2011年02月18日
  • おっと!これがまだでしたか!失敬失敬! 奈津と秀治、ごくフツーの2人はごくフツーの恋をしてごくフツーの恋人同士になりました。たったひとつフツーと違っていたこと、それは…彼氏は「乙女攻」だったのです――。 暴走系乙女攻×しっかり者の苦労性受。のほほんお花ちゃん2人のラブラブ百合コメディ☆ 「男らしい攻」が多いBL界では珍しい“乙女攻”という謳い文句を掲げた作品。ちょっと前に話題になった「オトメン(乙男)」(乙女チックな趣味を持つ若い男性のこと)のBLバージョンってとこですかね。(こちらのほうが早いですが) BLにおいては通常、受けのほうが乙女度が高いのが常ですが、やはり時代の流れですかね?(笑) 樹要さんは昔からオカマ攻とか、少々変わった設定の受け攻めパターンを描かれていて、今思うと時代を先取りしていましたね! 女装も完璧な美形攻なんて、よくよく考えると最高じゃん! 要するにあれですよね、お嫁さんだけど夜はお婿さんだったみたいな!キャッ(*´艸`*)ムフフ~下剋上~だぜ~♪ ところでヘタレ攻やワンコ攻との違いってなんだろう? 乙女趣味があるかないかですかね? BLって奥が深~い!!(●´v`人)
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    投稿日:2011年02月18日
  • S出版のYさんが「めちゃおもろい」と話していた“北方謙三水滸伝”。読んでみたらほんとにめちゃおもろい。ハマりすぎたのか、文章で夢を見るという謎の現象が。しかも北方謙三っぽい文体且つ完全オリジナルストーリーだったので、これをそのまま起こし一冊まとめて一儲け…などと妄想したりしましたよ。おっと、ここはE・B・I、漫画の国でした。そんなこんなで漫画版にも興味が出てきて、いろいろ読み漁ってみました(そういう入り方もありかと。むしろ楽しさ倍増です)。…ところが! 漫画版水滸伝には、いまひとつ飛び抜けたものがない、というのが感想であり、共感いただけるところかと思うんです。原点自体がエピソード集のようになっているらしく、長編としての構成は難しいのでしょうね。ただ私は、横山先生には激ヨワです。キャラかっこいいわあ。。片目閉ざして「むう…」とかね。いいですよね。あと、小説との相乗効果で、楊志が登場すると私は心が踊ります。
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    投稿日:2011年02月15日
  • 永遠の相思相愛があるとするならば、それは、孫とおじいちゃんおばあちゃん、という関係かもしれません。昔、2ちゃんねるにあった「オッス!オラババア!」という素晴らしすぎるコピペを思い出し、検索したところ無事に出てきて見ることができました。詳細はぜひご自身の手でお探しくださいませ。じいちゃん/ばあちゃん×孫という黄金の組み合わせにかかれば、一瞬でほのぼの微笑ましい気分にさせられるから不思議です。で、『おしえて!! おじいちゃん』。すてきですね。いいですね。不敵なおじいちゃんと健気なミーちゃん。笑えます。泣けます。全体通してほんとええ話しや。。。誰しも小ちゃかった時代がありました。やがて、孫はこんなに大きくなりました。そして、おじいちゃんおばあちゃんはどんどん小さくなってしまった。それはきっと、たくさんものを私たちに分けてくれたからなのでしょうね。
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    投稿日:2011年02月15日
  • 大相撲が八百長事件で大騒動です。残念。どうして、こんなことになったのでしょうか。国技としてあまりにも特別扱いされていた反面、外からはうかがい知れないことがたくさんあるのでしょうね。これを機に、柔道やテコンドーのように、もっと国際的に開かれたスポーツを目指したほうが良いと思うのですが、どうでしょう。井上正治の『ジャンクフード』は相撲に情熱を傾ける少年・ヤマトの物語。父親にアメリカに連れてこられたヤマトは、五十嵐舞と一緒に高校に相撲部をつくり、小所帯ながらも地元アメリカ人や中国系・中東系の部員…いわばインターナショナルな環境で「SUMOU」道に励みます。人種が違えば、相撲の練習の仕方などにもそれぞれの考えが提案されます。当初、ヤマトは「相撲」には「相撲」のやり方があると、他の練習法を否定していましたが、やがてそれが誤りであることに気がつき、真に強くなっていきます。ヤマトが言ったセリフが目を引きましたので、最後に引用します。「四股(しこ)は邪気払いの儀式…そして 蹲踞(そんきょ)の姿勢から“塵を切る”(手をすり合わせた後、左右に大きく手を広げる所作)のは お互いに武器を持っていないことを示し 正々堂々戦うことを誓う儀式 そういうスポーツなんだ」。(2011.2.6)
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    投稿日:2011年02月15日
  • 西原理恵子の大ヒット作『毎日かあさん』の映画版が公開中です。映画では元戦場カメラマンにして文筆家の故・鴨志田穣との夫婦の生きざまをクローズアップし、この二人の役が小泉今日子・永瀬正敏とあってワイドショーなどにも取り上げられています。かつて、鴨志田さんの担当として、お二人と仕事をさせていただいたこともありますので、私もこの映画を観るのが楽しみです。さて、『上京ものがたり』は西原が大学進学を目指して、高知から上京して東京で暮らし始め、マンガ家になるまでのいわば下積み時代の自叙伝的作品で、鴨志田と知り合う前のお話。美大への学費と生活費を稼ぐために、新宿・歌舞伎町のミニスカパブで働いている時のエピソードが大半です。本意ではないながらも水商売で働かなければならないことと、一緒に住む彼が何もしないこともあって、鬱屈とした描写も少なくはありません。でも、エロマンガ誌に描かせてもらえるようになり、メジャーの青年誌で連載を持ち始めると、いろんな版元からオファーがくるようになり、読んでいるこちらまで爽快な気分になります。どうやら、知らず知らずの内に、主人公に感情移入して応援していたようです。そして、ラスト4ページには西原マンガの原点が描かれています。鮮やかなオールカラーの全編を通じて、魂を浄化させてくれる、大人のための絵本です。(2011.2.6)
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    投稿日:2011年02月15日
  • 1968年、東大駒場祭ポスターの「とめてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」のコピーで世の話題をさらった時、20歳だった橋本治が29歳になって書いた処女作が、この『桃尻娘』です。巻末の年譜にその時のことを本人がこう書いています。〈戯曲は日本じゃダメだと言われたもんで、頭に来て小説を書く――『桃尻娘』。当人は飽くまでも芝居がやりたかった。小説現代新人賞佳作。「野坂が賞めてたよ」と友人に選評を聞かされて、心ひそかに「ザマァミロ」と言って泣く。暗い青春が偲ばれる〉女子高校生・榊原玲奈が一人称で語る手法によって、旧来の社会秩序――親や教師、学校の体制に対する直感的な嫌悪感や閉塞感を新鮮に描き出しました。後に橋本治自身、存在しても存在を認知されていなかった「女の子」というものを存在させただけで、社会的には凄い反感があったと語っています。発表の翌年1978年に単行本が出版されて、同時ににっかつで映画化もされ、「桃尻娘」という言葉に象徴される「女の子」の存在は当時の社会に大きな衝撃を与えました。その頃週刊誌の編集をやっていましたが、多くの雑誌が社会現象としての「桃尻娘」をとりあげていたことを昨日のことのように覚えています。30年の時が過ぎ、かつては先端だった「桃尻娘」はいまでは当たり前になってしまっています。その意味でも、いま読み直してみたい一冊です。(2011/2/11)
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    投稿日:2011年02月11日
  • 『蒲団』『田舎教師』などの小説で知られる、自然主義派を代表する作家・田山花袋による、東京近郊の踏査ルポが本書『東京近郊 一日の行楽』です。最初に出版されたのは1923年(大正12年)。もっとも基になった本は1916年、18年に出されています。いずれにしても、大正時代半ばの東京を中心に日帰りあるいは1,2泊の小旅行をする人のために気鋭の作家が実際に自ら踏査をして書いたというすぐれものの東京紀行です。西郊を「丘」に、北郊を「田」に、南郊を「海」という仕組みで東京という都市の空間を押さえようと試みた花袋は、手近な西郊から本書を書き始める。代々木の自宅から電車を使わずに歩いて渋谷へ出て、そこから玉川電車の線をたどって二子玉川、溝ノ口ヘ足をのばしています。大橋、池尻、三軒茶屋から用賀、瀬田、玉川遊園といった停車場をへて終端駅につく。そこは河原と1町も隔てていない。田山花袋はここまできたら、川を渡らずに帰ってはいけないと強調しています。二子の渡から船に乗り、きれいな水を船縁にくんでみるのも一興だという。鮎の早く泳いでいく姿が見えることもあると書いています。そして二子の亀屋。鮎を食べさす旅館で田山は足繁く通ったという。田山花袋は紀行文の名手として名高いのですが、本書にもその特徴はよく表れていて、とくに会話の多い、軽妙な文章で読み物としても面白いものとなっています。紀行文に会話を導入する方法は、田山花袋の独創だそうです。同行者や旅先で出会った人たちとの会話が紀行文に華をそえていて、たんなるガイドブックではなくよくできた紀行文学として、ぜひご覧ください。(2011/2/11)
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    投稿日:2011年02月11日
  • 昭和ふうというかドリフふうというか、ばかばかしさ全開のいたずらを満載した作品。主人公は小学生の死神ドクロ。学校では先生や同級生に、家では家族に。温泉、デパート、万博などなど、日常すべてのシチュエーションでいたずらを仕掛けまくり。先生の頭に黒板消しを落とすなどの直球もあれば、本当は違うのにロボットだ芸能人だと言い続けて大衆を混乱させる心理作戦なんてのも。たまに飛び降り自殺で的当てゲーム、といったシャレにならないいたずらもあったりして…。まあ深刻なことにならないので、漫画だからいいやと子供のころは大爆笑して読んでいたものです。実際試してみたこともありましたね。箱の中からあやしい声が聞こえる、というのを。しかし大人になるといたずらを考えるのもしんどいもので、けっこう著者も大変だったのではとも思ったり。しかしギャグ漫画を読んでそういうことを考えるのは野暮ですね。大人になったら笑い飛ばして読むのが正解でしょう。(2011/2/10)
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    投稿日:2011年02月11日
  • 最近はメディアミックスにアニメやマンガが加わることも増えてきました。漫画の表現力も小説や映画と遜色ないほど成熟してきたということなのでしょう。この漫画もそんなメディアミックスのひとつ。ベストセラー小説をオリジナルに映画化もされた作品です。で、私はこれらを全部見ました。そして思ったのは漫画版には絵として誇張される怖さがある、ということでした。小説は目に見えないが故に衝撃があり、映画版は役者が演じる生々しさがあります。対して漫画は、作画者が強調すべき部分を、どこにも存在しない絵にして見せることができる訳です。女教師・森口の魂の抜けた視線や、理屈を並べて自己正当化しようとする少年少女の姿。これらは実際ありえないけどシンボル化された絵としてある。だからこそ、悲しみや苦しみが誇張されるのではないでしょうか。あと必見は原作と違うラスト。小説や映画でもできる手法ですが、このオチの付け方は作画者のクリエイターとしての力量だと思います。(2011/2/10)
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    投稿日:2011年02月11日
  • 2/17まで期間限定で「comic 魔法のiらんど」作品がポイント倍増中です! その中から、代表的なこちらの作品のご紹介。一生に一度、本気の恋物語。ステキな恋にあこがれる美嘉。そしてついに出会った運命の人・ヒロ。傷つきながらも、幸せだったあの頃──。1200万人が涙したケータイ小説史上最高のラブストーリー! 2005年からケータイ小説で執筆が開始され、女子中高生を中心に大ヒット。2006年に書籍化、2007年の漫画化、映画化に続き、2008年にはテレビドラマ化もされ、空前の恋空ブームとなったのも記憶に新しいですね。ドラマも映画も配役最高でした! 生きる意味を教えてくれる、感動の長編ラブストーリーをぜひこの機会にどうぞ!
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    投稿日:2011年02月11日
  • 「ドラクエ」ならぬ「ラブクエ」です☆ 失恋した高校生の赤羽和憲は、同級生の守屋と一緒に突然、異世界に召喚されてしまったっ! 召喚したマリオン様が戦うための魔力発動の鍵は二人の「体液交換」らしく、赤羽は守屋とのキスを余儀なくされて!? そもそも赤羽が好きな女の子に振られた理由は「守屋くんが好きだから」。そんな精神状態で、守屋とキスなんてできるわけない…!! 特異な環境で、だんだんと心が近づいていく二人のラブ(愛の)クエスト(冒険)! 衝撃のストーリー展開とマリオン様のビキニ甲冑に目が離せない!!(笑)面積の少なさに釘付けですw あと、学ラン好きにはたまらないっす♪ 星野リリィの独特なファンタジック・RPG・わーるど★ オススメです!!
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    投稿日:2011年02月11日