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  • 毎年、5月は新選組ファンにとって特別の月。新選組の支柱だった土方歳三が生まれ、没した月ということもあり、生誕の地である東京・日野市には多くのファンが足を運びます。日野は聖地ですからね。でも、鬼として恐れられた土方歳三や粛清に吹き荒れた新選組に対して冷たいイメージを抱いている方もいるかもしれません。『風光る』(渡辺多恵子)は、少女マンガ誌に連載中の作品ですが、男性の目にも抵抗のない絵のタッチと内容です。キャスティングや大筋は、よく知られている史実に沿った形なのですが、主役が架空の人物富永セイです。長州藩に対して、父と兄の仇を討つ目的で新選組に入隊したセイなのですが、実は女性。もちろん、隊には自分が女であることを隠しています。セイの世話係の沖田総司とセイの二人を中心に物語は進みますが、全体として爽快でありながらコミカルなシーンも散りばめられ、新選組につきまとう冷たいイメージを払拭しています。そして、前半の見どころは、やはり池田屋事件。この場面で沖田が持病で吐血、こん倒することは知られた事実ですが、この作品では沖田が敵の刃に倒れたとばかり思い込んだセイが鬼神のごとく剣を振りかざします。今後、新選組の終焉が物語ではどのような展開で描かれるのか、非常に注目したいところです。男性にも、ぜひおすすめします。風光るような季節に読み始めてみてはいかがでしょう。(2012/5/1)
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    投稿日:2012年05月01日
  • イーブックジャパンの人気小説の一つ「三姉妹探偵団シリーズ」や「三毛猫ホームズシリーズ」、「セーラー服と機関銃」など多くのベストセラー、ロングセラー作品で知られる赤川次郎のユーモア小説の傑作が、今回紹介する『上役のいない月曜日』です。五つの作品を収録した短編集ですが、もともとは『幽霊列車』でオール読物推理小説新人賞を受賞して1976年に作家デビューを果たした赤川次郎が3年後の1979年に「週刊文春」に連載した小説を集めた本で、表題作と『徒歩十五分』、『禁酒の日』の三作品が第83回直木賞候補になっています。受賞したのは向田邦子、志茂田景樹で、赤川次郎については選考委員の源氏鶏太が「三作のうち、『徒歩十五分』がいちばんよかったのだが、何としても軽過ぎた」と評していますが、以降、赤川次郎は「軽い」作風を武器に大ヒットを連発、大多作作家になっていったのはご承知の通りです。人気ミステリーとはひと味もふた味も違う味わいの短編集『上役のいない月曜日』は、働くサラリーマンやOLの悲哀や日常の出来事をユーモアにくるんで軽いタッチで描く、もう一つの赤川次郎の世界の原点となった作品です。とくに表題作――「上役のいない月曜日」という設定がいい。赤川次郎は作中でこんな会話をさせています。〈「土曜の夜と日曜の朝」という映画があった。これが一日ずれて、「日曜の夜と月曜の朝」となると、「最低の気分」の同義語になる。だが、この日ばかりは――「最高の月曜だなあ!」長谷川はゆっくりお茶をすすった。「偶然とはいえ、珍しいですね」と寿子が言った。「十年来初めてだよ! こういう時に羽をのばさなきゃな」「何かあったらどうします?」「何か、って」「課長の決裁を仰ぐようなこと・・・・・・。その時は誰が代理するんですか?」「さあね、課長と名の付く人が一人でも来てればともかく、誰もいないとなるとね・・・・・・。でも大丈夫さ。何もあるはずないよ」〉休暇や急な病気などですべての課長が不在となった月曜日朝のオフィス。おまけに社長からも「頭痛がするから休む」と電話連絡があったから、管理職全員が不在という事態。典型的なサラリーマンとOLがお茶をすすりながら、上司のいない気楽な気分に浸っている時、電話が鳴った。「M文具を告発する会」の会長を名乗る女性からで、「いまからお伺いする」とだけ告げて、すぐに電話は切られた――この電話を合図にしたかのように、「最高の月曜日」は文字通り「とんでもない一日」に一変していきます。上役のいない日に限って次々と起こる「とんでもない出来事」に困惑する社員、OL。「とんでもない出来事」が重なり合って事態をさらに混沌とさせていくあたり、サスペンス風ドキドキ感もあって楽しませてくれるのですが、ここではトラブルの詳細にはふれません。ただ、窮地に追い込まれた時に、しぶとく、頼りがいのあったのはOLたちで、男はどこか逃げ腰で、責任逃れのホンネが見え見えなところは、いかにも赤川次郎らしい風刺が効いています。直木賞候補作の表題作を始め、信じられないほど贅沢三昧の九州出張を終えて帰社したら、自分の席に見知らぬ男が座り、自分は辞表を出して退社したことになっていた――30歳のサラリーマンを襲った不可解な出来事の顛末を描く『花束のない送別会』、公団の分譲住宅に引っ越した翌日、つまり新居からの初出勤の日、偶然出会った隣人の車に同乗したため、帰宅時に駅から徒歩15分が不案内で団地内を歩き回り、住民の思わぬ事件に巻き込まれて午前4時に帰宅するまでを描いた『徒歩十五分』(表題作とともに直木賞候補作にあげられた)、やはり直木賞候補作の『禁酒の日』、そして『見えない手の殺人』の5つの短篇を収録。いずれもサラリーマンの日常を風刺の効いた切り口で描く秀作です。(2012/4/27)
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    投稿日:2012年04月27日
  • アニメに続きテレビドラマも始まって、見た人も増えたってことで、ようやく書くふんぎりをつけました。自分が初見で感じた驚きをこれから読む人に先入観なく感じて欲しかったのですが、もう書いてもいいでしょう。私が読んだときは、解説に「殺人ゲーム」なんて言葉があっても、ちょっと萌えっぽい絵柄に、ほわんとしたタイトルだから…、と常識的な見当をつけていたのです。でもそれは大間違いでした。この作品、私が今まで読んだ漫画の中で5本の指に入る凶悪な漫画といってもいい。主人公・雪輝の仮想世界に居るはずだった神=デウスが仕掛けた、未来を予知する日記を巡る12人によるサバイバルゲーム。勝ち残れるのはたったひとり。味方も信じられない闘い、というのはよくある設定ですが、特筆すべきは雪輝の絶対的な味方である由乃という女性。彼女がこの作品のキーパーソンであり、めっちゃクセモノなのです。こんなヒロインみたことない。イッちゃってるどころではない。具体的なことはばらさずにおきますが、首が飛んだり串刺しになる描写よりよっぽど怖い。心して読むべし。(2012/4/27)
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    投稿日:2012年04月27日
  • これまた懐かしい!大好きな作品です!!数年前に実写映画化されたのも記憶に新しいですね。高校卒業後、恋人同士になり、一緒に暮らす立花と大谷。同じ大学に通う二人の前に、ある日、高校の時の同級生・ゆきが現れる。以前から、立花とゆきの仲を疑っていた大谷にとって、それは面白くない再会だったが…。本当に普通の子達の恋愛と日常なんだけど、不思議な魅力があります。女の子がうまく物語に絡んでくるBLは面白い!というのが自分の中で鉄則なんですが、紺野けい子さんの作品はまさにそれ。クリニークの「ハッピー」とか懐かしいなあ~^o^ 紺野けい子さんの作品はどこかオシャレで、等身大のカッコよくて可愛い男の子達が出てくるので大好きです。1巻は同棲中の大学生編、2巻は時間が遡って高校生編です。私は2巻の高校時代の話の方が、大学時代の話により深みが増したようで好きでした。あの過去があって、現在の二人がいるんだなと。まだ友達同士だった二人が、徐々に恋に落ちていく…やっぱり過程はいいですね!BLの醍醐味だと思います^ω^「オレのこの愛の言葉の数々に、いつか言霊が宿るといい――」言葉には言霊が宿るといいます。言い続けていればいつか叶うとか。言葉にはそれだけの力があるのですね。紺野けい子さんの作品はどれもモノローグが詩人っぽくて、魂に直接訴えかけるような、はっとさせられる言葉が沢山あります。心にすっと入ってきて、妙に納得させられて、読後は幸せな気持ちになれるんです。個人的には1巻の「世界の果てまで」という読み切りも好みでした!とにかく全部オススメなので是非読んでみてください!^^
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    投稿日:2012年04月27日
  • 会社に新しくコミックスが届いてないか、発売が予定されてる漫画が並ぶ本棚に「タアモ」の字を探すこの頃。この漫画家さんが描く女の子が衝撃的にかわいいのです。こういう仕事をしながら、今までなんとか折り合いをつけてきたのですが……二次元の女の子って、いいね!! ストーリーもすごく面白い! 仕事中、完全に現実逃避しながら、タアモさんは男性が読んでも絶対おもしろいと確信しました。少女漫画の枠を超えた漫画、ではなく、王道のようなザ・少女漫画だと思うのですが、男性もムリなく受け入れられるストーリーばかりだと思います。この漫画家さんなんか違うぞ~と、初めて読んだ時から思っていたのですが、新たに別のを読んだところ、完全にハマりました。『ライフル少女』と『あのこと ぼくのいえ』という作品ですが、実は現在eBookJapanでは未発売で、来月(5/25)eBook版の発売を予定しております。この2作は本当に素晴らしかった…!! 絵もかわいかった…!! もう、紙の本でもいいから買っちゃって!! できれば来月まで待って!! 今年のイチオシ少女漫画です。現在扱わせていただいてるコミックス2冊をぜひ先にチェックしてみてください。(2012/4/24)
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    投稿日:2012年04月24日
  • 開業が間近とあって、東京スカイツリーの名をひんぱんに耳にします。タワーが立つ下町界隈には、大勢の観光客が押し寄せそうですね。『あんどーなつ 江戸和菓子職人物語』(原作:西ゆうじ 作画:テリー山本)は、浅草にある和菓子屋・満月堂を舞台に職人を目指す安藤奈津(あんどう・なつ)の物語。元々は洋菓子の職人を目指していた奈津なのですが、縁があって満月堂のベテラン職人の梅さんたちの元での修業が始まります。和菓子作りに魅せられた奈津のひたむきな姿と明るくて人をひきつける優しさから周囲の人々に応援され、「なっちゃん」と愛されています。梅さんも真剣に応援するが故に、時にはなっちゃんに厳しく接します。特に印象的なのは、なっちゃんが作ったあんこを梅さんが失敗作だと叱責する場面。「捨てるのだけは勘弁してください。悪いのは私なんです!!」となっちゃんは、梅さんがあんこを廃棄しようとするのを止めます。そして、誰もいないところで「ごめんなさい…すみません…」とあんこに謝りながら、泣いて食べます。思わず「なっちゃん、がんばれ!!」と応援したくなる、下町の職人気質と人情味あふれる作品なのです。東京スカイツリー見物の前に読んでおくと、より一層下町めぐりが楽しくなりそうですよ。(2012/4/24)
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    投稿日:2012年04月24日
  • あらためて、ああだこうだとここで書く必要もないほど有名な野球マンガなのですが、野球に興味のない人のためにもと思い、『キャプテン』(ちばあきお)を紹介します。本作のファン同士が語るときに、よく取り上げられるのが、「どのキャプテンが好きか?」だと思います。舞台となる墨谷二中には谷口、丸井、イガラシ、近藤の歴代4人のキャプテンが登場しますが、それぞれのキャプテンがしっかりと個性を持っているので、興味が尽きないテーマです。私が好きなキャプテンは、イガラシ。熱い闘争心を持ちながらも状況を冷静に把握し、正しいと思ったことは相手が誰だろうと堂々と口にする性格の持ち主、それがイガラシです。なによりも、小さな体から繰り出される速球が、強豪チームの大きな選手をきりきり舞いさせるシーンに胸をすく思いをします。中学や高校野球のチームは、監督や指導者次第でチームカラーや強弱がはっきりすることがよくあるようです。墨谷二中の場合、キャプテンがけん引して選手自身が強いチームになろうと自発的に努力します。もともとは普通の少年たちの集まりが、頂点を目指そうとするのですから練習も度が過ぎるほど猛烈になります。でも、自分たちで律しているところが面白いのです。野球を詳しく知らなくても、感動場面が随所にあふれる野球マンガです。(2012/4/24)
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    投稿日:2012年04月24日
  • 〈「来月、また来ますよ」私は言った。「そう、来月ね」母は笑顔を見せたが、私が誰であるかも、来月来るというがそれがいつのことであるかも判らない風であった。十時にくるまが来た。「じゃ、おばあちゃんも元気で」私が言うと、「もうお帰りですか」母は玄関まで送って来た。土間に降りようとしたので留めると、「では、ここで」と母は言って、玄関の上り框の上に立っていた。くるまに乗る時、母の方へ眼を遣ると、母はこちらに顔を向けたまま、両手で襟を合わせていた。一生懸命に襟を合わせているといった、そんな仕種に見えた。着物の乱れを直して送ろうと思っていたのであろう。これが私が見た母の最後の姿であった。〉昭和の文豪・井上靖は自伝的作品『わが母の記』三部作の、3作目にあたる『雪の面』に、母との別れの時を静かな筆致でこう書き残しています。アフガニスタン、イラン、トルコの旅から6月末に戻った井上靖が、夏を過ぎてようやく郷里の家に母を見舞った9月のことです。半年ぶりに同じ屋根の下に二泊した井上靖と89歳になる母。二人は明日東京に帰るという前夜、こんな会話をします。〈「雪が降っていますね」母は言った。雪など降っていないと私が言うと、非を咎められでもしたように神妙な顔になったが、こんどは声を低くして呟くように、また、「雪が降っていますね」と、同じことを言った。私は母を寝室まで送り、自分はそこにはいらないで洗面所へ行った。雪が降っていよう筈はなかったが、洗面所の窓を開けて、戸外を覗いた。戸外は暗かったが、空の一部には星が見え、裏庭の叢ですだいている虫の声が聞こえていた。私は二階の部屋に戻る途中、母の寝室を覗いた。寝床は敷かれてあったが、母はそこにはいらないで、昼間の母のように炬燵の前に坐っていた。(中略)私は母の錯覚が何によって引き起こされたか、それを知ろうと思って、母の前に坐ったのであったが、私が口を開く前に、「雪が降っていますね。一面の雪」と、母はまた言った。「雪が降っているような気がするの?」「でも、降っていますもの」「雪なんて降っていない。星が出ている」すると、母はそんな筈はないといった表情で何か言おうとしていたが、いい言葉が思い浮かばないのか口を噤み、暫く間を置いてから、「ほら、雪が降っています、ね」恰も戸外の雪の音にでも耳を傾けているようなしんとした表情で言った。私も母を真似て耳を澄ましてみた。戸外からも、家の内部からも、何の物音も聞こえていなかった。〉もう四十年以上も雪の夜を知らないはずの母。その脳裡にはかつて暮らした地の記憶があるのか。旭川、金沢、弘前・・・・・確かめるように聞いていく井上靖に、母は「みんな忘れてしまいましたね。惚けてしまって」と言う。「もういいの、思い出さなくても」母が昔のことを思い出そうとしている表情や、首をかしげたり、顔を俯けて自分の膝の上に目を落としたりしている仕種に、何か懺悔でもさせられているような虔(つつま)しさと痛ましさを見た井上靖は母に昔のことを思い出させる権利はないと思い至ります。『花の下』で80歳の母を初めて書き始め、85歳のときに『月の光』を、そして89歳の母を『雪の面』に――老い、壊れていく母を見つめた作家が綴った『わが母の記』三部作。家庭の事情から、幼くして父や母と離れて祖母(実際には曾祖父の妾で、血のつながりはなかった)の手で育った井上靖と妻、孫、そして兄弟姉妹たち――井上家の人々は、自らの記憶を消していくように壊れていく老母(祖母)にどう向き合っていったのか。井上靖没後21年の2012年、井上靖自身が「小説とも随筆ともつかぬ形で母の老いた姿を綴った」という作品は、原田眞人監督の手によって映画化され(4月28日公開)、再び脚光を浴びています。「老い」をどう生きるのか、親と子の絆とは? 私たちに突きつけられている永遠のテーマを抑制のきいた文章で綴った名編です。(2012/4/20)
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    投稿日:2012年04月20日
  • 話題沸騰の都道府県擬人化ギャグコミック!! ストーリーと4コマの両方でお届けします★チーム関東を皮切りに、チーム北国、チーム中部、チーム関西、チーム中国、チーム四国、チーム南国、と47都道府県すべてが出演♪ それぞれの県の特徴が上手く擬人化で表現されていて、これを読めば県民性が一発でわかります!(^◇^)ギャグセンスも抜群で、読みながら「あ~なるほどね~」と納得しながら本当に楽しく読めますよ(*´∀`)例えばチーム関東では…東京は俺様な傲慢キャラで、みんなの憧れの存在。でも他の県には意外と無関心。チーム関東での千葉と埼玉の熾烈な第3位争い(1位:東京、2位:神奈川は不動)。千葉と茨城は互いに「ちばらき」と同一視されるのを嫌う。などw 他にも、チーム関西のチーム関東への敵対心や、チーム北国の皆さんはシャイ揃い(ただし宮城だけは例外)、でもみんな酒豪!などなど、すっごいわかるwwwわかって楽しい!!(●^o^●)特に私の地元は北国・秋田なので、地元の話とか出てくるとテンション上がりますっ!! 関東では、エスカレーターで歩く人は右だけど、関西では逆だとか。。そういえば修学旅行で関西に行ったときにそんな話聞いたことあった!とか思い出しながら読んでました。ちなみに秋田ではそんな概念自体がないですけどね(笑)田舎なので人も少ないですし…。とにかく各都道府県に色んな発見があって、日本ってこんなに楽しい素敵な国なんだ!って再確認できます。I love JAPANの心得!いかなるときも「ジャポニズム」を胸に生きるべし!日本人なら必見ですよ~☆みなさん地元を愛してますか?必ず郷土愛に覚める素晴らしい作品です!
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    投稿日:2012年04月20日
  • この本、北海道テレビ制作のバラエティ「水曜どうでしょう」のファンならどう思うかな? なんて、わりと疑問を感じながら読んでみました。だって、目次をざーっと見たところ、番組のディレクター2人が、温泉に行って酒を飲みながら語り合っている体の構成にしか見えなくて、これをどう料理すれば表紙に書いてある「もうひとつの水曜どうでしょう」になるんだと。#1ではいきなり宗教の話をしていて、正直、「これどうなんでしょう」てなもんです。しかし「温泉の発想」という項目あたりで、がぜん興味が出てきまして。ぐいぐい押し始める藤やんに、もの静かながら急に的確なことを言ううれしー。徐々に2人のキャラクターが出てきて、楽しい番組を作るのに不可欠な信頼や愛情、阿吽の呼吸も行間からにじみ出てくるんですよね。そうそう安田くんはそういう扱いだよねとか、大泉洋のすごいのはそこだよね、とまるで自分もその場にいるかのようにうなずいてしまいましたよ。制作側から見たらあの番組はこうなんだろうなあ。なので「もうひとつの~」というフレーズは認めましょう。(2012/4/20)
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    投稿日:2012年04月20日
  • これはめちゃくちゃおもしろいです! 表紙の主人公とか、パッと見、どぎついヤンキー漫画を想像させますが、ハッキリいって中身はサワヤカな青春漫画! 主人公が数年ぶりに生まれ育った町に帰ってくるところからストーリーは始まります。ケンカ最強でちょっとバカキャラのハルト、ごくごくフツーなバイクオタク高校生・トモキ、外見が怖すぎて誤解されまくりの不器用な男・ケンジ。元・親友の、この3人が再び出会い、それは熱い友情ストーリーが繰り広げられていきます。くそー、こいつら……かっこいい! この漫画のテーマは「友達っていいね!」だと思います(笑) ときにもらい泣きしながら、一気読みしてしまうおもしろさ! 今年いちばんのオススメ漫画です!!!(2012/4/17)
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    投稿日:2012年04月17日
  • うなぎをグルメのテーマにしたマンガということで、本当にうなぎだけでネタが続くのか半信半疑で読み始めましたが、ページをめくりはじめてたちどころにKOされました。ラズウェル細木のグルメマンガなので、空腹時を避けて読んだのですが、もうダメです。うな丼が食いたい。その名も『う』(ラズウェル細木)には、うなぎ大好きの若旦那・椒太郎(しょうたろう)が、うな丼・うな重はもとより、肝焼きやう巻き・煮こごりなど、その味わい方と魅力がふんだんに描かれています。とりわけ、私の目を釘付けにしたシーンは、熱々の白焼きの表面にまんべんなくわさびをまぶして、日本酒片手に味わうシーン。まさに「究極の大人の酒のたしなみ」です。コラム「私のう歴書」には、いろんな著名人がうなぎの魅力についてコメントを寄せています。日本人が、いかにうなぎ好きであるかをあらためて思い知らされました。うなぎの「脂と醤油が混じり合って焼ける」蒲焼の煙の匂い、あの「切ないまでの芳香」が立ち上ってくるような本です。本の扉にもありますが、「空腹時には覚悟してお読みください」。(2012/4/17)
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    投稿日:2012年04月17日
  • 久しぶりに迫真の時代劇マンガを読んで、度肝を抜かれました。それは『腕KAINA~駿河城御前試合~』です。原作は南條範夫の『駿河城御前試合』で、コミカライズは現代の劇画の大家・森秀樹によるものです。徳川忠長の御前にて行われる真剣勝負の数々が描かれているのですが、真剣を用いるがゆえの凄みと緊迫感が圧倒的な迫力で伝わってくるのです。試合に挑む侍たちは、それぞれに理由があって、その挙句に命のやり取りで決着をつけるという宿命を背負っています。生きるか死ぬかの試合に挑む者たちですから、当然腕に覚えのある男ばかりです。私の最も印象深い試合は、「忍び風車」です。このサブタイトルから推察できますが、登場するのは駿河城に武士の姿で使える忍びの津上と小島です。二人の国元は違いますが、お互いが忍びであることを知って、一時共に活動をしかけます。でも、城側に気付かれて二人は御前試合で刃を向け合うこととなります。若い津上は、忍びの技が得意なのですが、もちろんその技を公に披露することはできません。試合の行方は意外な結末を迎えます。著者の森自身が、真剣勝負で作り出したような渾身の作品です。(2012/4/17)
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    投稿日:2012年04月17日
  • 日常生活から仕事の領域に至るまで、メールが果たす役割が大きくなっています。電話やファックスよりも、メールのほうが手っ取り早いし、記録に残るので「言った、言わない」のトラブルになることもありませんから、今ではあらゆる連絡事項、仕事上の依頼事項などもメールでやりとりされるのが普通のことになっています。この「メール社会」到来で「間違った日本語」にも新しい現象が発生しているようです。約300の誤用を徹底検討した『使ってはいけない日本語』(監修:宇野義方 著:日本語倶楽部)は、巻頭の一章で「一見正しいようだが、実は問題表現」の例として「ご覧いただけましたでしょうか」という言い方を取り上げています。〈メールを送っても、なかなか返事が返ってこないことがある。何らかの理由でメールが届かないこともあるし、相手のパソコンが故障中というケースもある。返事が遅いと、あらためて電話で確認する必要があるが、そんなとき「(メールを)ご覧いただけましたでしょうか」と尋ねる人がいる。つい使ってしまいがちな言葉だが、「いただく」は「もらう」の謙譲表現であり、自分を主にした言い方。メールを見るのは相手の行為なのだから、相手を主にした言い方、「くれる」の尊敬表現「くださる」を使って「ご覧くださいましたでしょうか」と言いたい。〉「メールをご覧いただけましたでしょうか」――相手に対する敬意をはらったこの表現のどこがおかしいんだと思った人は多いのではないでしょうか。まさに私自身、つい1週間ほど前にメールの中で使ってしまいました。もっと前に本書を読んでいればと思いましたが、後の祭りです。もっともそのメールを受け取った相手からはすぐに返事があり業務上の支障はなかったのですが、誤用を知られてしまい、恥ずかしい思いが残っています。それにしても「謙譲表現」と「尊敬表現」の使い分けなど、日本語についての知識の棚卸しをする必要性を痛感させられました。そのてがかりにしていただくための「使ってはいけない日本語」の一部を本書から抜き書きしてみます。(1) 目上の人から、「面倒をかけて悪かったね」などと声をかけられたとき、若い社員が「とんでもありません」と答えた。(2) 休暇中の社員に、取引先から電話がかかってきた。応対した社員が「○○はお休みをいただいております」と返事をした。(3) 新入社員が「課長、いま、いいですか」と話しかけた。(4) 部長からの指示をうけた新入社員が課長の席に来て「課長、部長がお呼びしています」と言った。(5)居酒屋や寿司屋などで、勘定を支払うとき、客が「お愛想(あいそ)してください」と言った。(6) 上司から仕事を依頼された若いスタッフが「はい、わかりました」と答えた。(7) 取引先の部長個人宛の封書に「○○殿」と書いた。――私たちの周囲でよく耳にする言葉ばかりですが、実はすべて使ってはいけない日本語です。どこがどう問題で、どうすれば使っていい日本語(より適切な表現)になるのか、お分かりになりますか。7例のうち使ってはいけない理由が一つも分からなかった人は、使ってはいけない日本語をそれと気づかないまま使っている可能性があります。日本人、特に若い世代の敬語表現の乱れは深刻で、4月から新社会人になった人は特に自らの日本語力を見直しする必要がありそうです。使ってはいけない日本語を例示、何故適切でないかをコンパクトに説明した上で、正しい日本語を紹介するという3点にポイントを絞る編集方針が徹底されていて、ためになって面白い本です。同じコンセプトの姉妹編『使ってはいけない英語』と併読されることをお薦めします。(2012/4/13)
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    投稿日:2012年04月13日
  • 『監察医朝顔』のコンビによる一風変わった構成のホラー。何が変わっているかというと、アンサーソングならぬアンサー怪談とでも言いますか、謎の美少女・月夜が、聞き出した怖い話のお返しに、少しだけ違った内容の怖い話を語る、という筋立てなんですね。月夜が聞く立場の怖い話は、キャラが柔らかいタッチで描かれ、逆に月夜が語る場合はよりリアルでシャープになっているという、驚異の人物描き分け技術をもつ著者ならではの凝った構成なのです。しかも同じストーリーをなぞる部分でも、単にコマ割りを変えました、というのではなく、構図ごとごっそり変更。より悲惨な話になるように工夫もされてます。また主人公の月夜も、語り始めるときはおちょぼ口がワニのようにぐっと広がるように描かれて、恐怖の案内人に適した風貌になるという芸の細かさもあり。この作品は数年前に首都圏の駅前で配られていた無料マガジンに連載されていて、実は私、これ目当てで入手していたのですよ。単行本になっていない話もあるのでそれも電子化できるといいのですが。(2012/4/13)
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    投稿日:2012年04月13日
  • いや~~ついに出ましたね!もう感謝感激感動です!! 発売する際、私の手元に本がきた時、うおおおキタ━━(゜∀゜)━━!と思わず心の中でガッツポーズをしてしまいましたw 本当に大洋図書様のBLはレベル&クオリティ高いっす!中でもこれは本当に上質で、買って良かったと心から思った作品。ここまで質の高いBLは滅多にありません!あの日出会えたことを神様に感謝します。読み終わった後、あまりの感動にしばらく余韻に浸ってしまいました。。恋愛の切なさが凝縮された、心臓に響く一冊です。ゲイの嶋は、新しい職場で上司・外川と出会い、次第に惹かれていく。嶋は前の会社で元ノンケと付き合って傷ついた経験から、一歩を踏み出せずにいたが、勢いで外川と関係を持ってしまう。いつか飽きられる、早くやめないと、と思いながら、関係を続ける嶋。外川は幼い頃に家族を失った過去を持ち、「家族」というものに憧れを抱いている。でも嶋には家族を作ってあげることができない…そんな後ろめたさから、外川と別れる決意をするが…。好きだけど、素直にはなれない・・・臆病でもどかしい不器用な恋に、胸が締め付けられます。本当に切なくて、涙なしでは読めない!! 何度読み返しても切なくて泣けます。絵も綺麗でセンスも良く、二人の揺れ動く想いや心情の変化など、心理描写がとても丁寧に、繊細に表現されています。ストーリーはシンプルですが、話のテンポも良く、台詞の描き方や間の取り方、構図などの魅せ方もとてもお上手で、もう素晴らしいの一言です。この一冊に中身がたっぷりと詰まっていて、読み終えた後は映画を見終わったような深い感動と満足感でいっぱいでした。大変良質なので、まだ読まれてない方は是非ともじっくりと読んでいただきたい。木原音瀬さんも推薦の大人のお嬢様にオススメの素敵なお話です。
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    投稿日:2012年04月13日
  • 人間ども、現世は楽しかったか?さあ、懺悔の時間だ・・・お前は死ぬ瞬間何を思う?「平凡だったけどいい人生だった、ありがとう。」よかったな、おそらくお前はそこそこな地位と権力と、月並みの幸せを手にして、普通が一番幸せさ、などと自分を無理やり納得させて、媚びと愛想笑いと腐れ縁で築きあげた人脈で満足してるんだろう?それも今日で終わり、これまでのツケを支払ってもらおうか。声がかれるまで詫びるがいい、昨日ゴキブリを新聞で叩き殺したことを。額が削れるまで土下座しろ、あの日借りたCDを返さなかったことを。プールを満たすまで泣き続けろ、親の財布から金を拝借した事を。脳みそが干からびるほどに悔み続けろ、憎悪に支配され「殺す」と念じたあの日の自分を。長い長い長い長い第2の人生の始まりだ・・・我々鬼一同、心からお待ちしております。
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    投稿日:2012年04月13日
  • 本作の主人公・ロンに顔そっくりといわれたことがあるシダですどうもこんにちは。似てるといわれても自分ではピンとこないものですが、少年時代のしもぶくれの六三四になんか親近感を覚えるな~と思ったら息子がおんなじ顔をしていました。ふと気づいたのですが、村上もとか先生、今年でデビュー30周年では!? 『JIN-仁-』(集英社刊)の大人気が続いていますが、今年ますます注目が集まりそうですね! え、特集ページですか!? ドクン! ありますともー。ぜひご覧ください! 代表作『六三四の剣』は圧倒的な熱量で、読めばいまだに夢中になっちゃうし、ぶわっと泣いちゃいます。私は『NAGISA』『メロドラマ』で描かれている切ない人間ドラマもいいなーと思います。 あらためて、作風、幅広し\(^o^)/ 読んでよかった!と思う作品が本当に多いです。(2012/4/10)
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    投稿日:2012年04月10日
  • 春らんまん。お散歩が楽しい季節になりました。飼い犬を散歩させる人も、やっと寒風から解放されて、やれやれといったところでしょうか。『シロと歩けば』(内田かずひろ)はシロと飼い主の小学生三郎との日常を描いた4コマ癒し系のマンガ。最近、著者の描いた犬のキャラクターがTVのCMにひんぱんに登場していましたので、見覚えのある人も多いと思います。このマンガに描かれているシロは、自らの心情というか気持ちが字幕に表れているので、主人想いの温かい犬の気持ちが手に取るように伝わります。ただ、シロと人間が会話をするわけではないので、人間の世界の目に映る表面的な出来事に対して、シロが勝手に勘違いをして焦ったり悩んだりするのですが、そこが可愛らしいのです。三郎が寒くて眉間にシワを寄せれば、どうして怒っているのかと考え込み、友達と出会った三郎がはしゃげば、「よかったー 三郎さん笑ってる」とホッとするような犬です。心温まらせてくれる、春風のようなマンガなので、心が冷え込んでいる時にもどうぞ。小さなお子さんがいる方は、読み聞かせしてみてはいかがでしょうか。(2012/4/10)
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    投稿日:2012年04月10日
  • この著者のマンガを読んでいる時は、いつも知らず知らずの間に口元がにやけてくるので、電車の中で読むときには注意が必要です。その著者とは、燃える闘魂…じゃなかった、炎のマンガ家・島本和彦!! 今回ご紹介する『炎の筆魂』(島本和彦)は、各誌で発表した読み切り作品を収録したもの。SFから戦隊もの、格闘マンガ、時代劇、歴史マンガ等々バラエティに富んだ作品が、持ち前の超ド級ハイテンションで描かれています。とりわけ私が大好きな作品は第1巻に収録されている「燃えよペン 第2部」と「原画風コミック あしたのガンダム」。「あしたのガンダム」には、まず扉絵で大笑いをさせられました。だって、ガンダムが私の永遠の憧れの「あしたの」のあの名場面の構図で描かれているんですから。ストーリーもファーストガンダムと「あしたの」の名場面を絶妙にミックスした内容。一部だけご紹介すると、「ミサイルをうけた瞬間は まぶしいほどまっかに燃えあがるんだ」「そして あとにはまっ黒な ざんがいがのこる…」といったセリフが出てくるのですが、これで内容は推して知るべし。まさに、著者の島本が「あしたの」と「ガンダム」に対してのあふれんばかりの愛情を情熱という炎で昇華させた作品です。この本も、電車で読むときには、くれぐれもご注意を。(2012/4/10)
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    投稿日:2012年04月10日
  • 少し前までは大ぴらに言えなかったような。でも周りにわりと多いんですよね、この著者の漫画が好きな人。最近、賞も取り人気が出たせいか、男女性別問わず幅広い層の人から「ファンです」という声を聞きます。世の中、消極的思考に寛容になってきたのか、それともダメ人間が増えてきたのか。正直どっちでもいいんですが、自分も今ちょっと心がささくれているので、その勢いで取り上げてしまいます。この作品はフリーターのオレと、正義感溢れる僕、謎の美少女のリーダー、そして妻子持ちのオジさんが、自警団を結成し解散するまでの顛末記。こう書くとカッコいいですが、もちろんそんなことはなく、屈折したニートである僕はワイヤーで悪人を吊るすし、オジさんに至ってはトンカチを手に無礼な若者を殴る通り魔。で、手段があまりに陰湿なため、弱者が強者を倒すという爽快感があんまりない。著者の4コマ作品にあるネガティブさとは別のテロリズム的”毒”が盛られまくっています。ただそれもここまで徹底すれば心地良い…。なんて絶賛すると病んでると言われそうですが、まあいいや。(2012/4/6)
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    投稿日:2012年04月06日
  • 楽天が英語を社内公用語化するというニュースが日本の企業社会に衝撃を与えたのはもう2年以上も前のことでした。今夏には完全実施の予定だという。公用語化などといういささか乱暴な話はなくとも、「英語」を道具として使えなければ日々の仕事に支障が出るという職場が多くなっているのが2012年の日本の企業社会の現実で、「英語」を何とかしなければならないという強迫観念に人知れず悩んでいるサラリーマンやOLが増加の一途をたどっているといわれます。そうした英語に悩む人たちのためのハウツー本も数限りなく出版されていますが、今回ご紹介する『使ってはいけない英語』は、タイトルでずばり言っているように、日本人がついつい使ってしまう、「間違った英語」を具体的に示した上で、何故いけないか、どう言えば、ネイティブに正しく伝えることができるのかを、余計なことは一切省いて本当に必要な英語表現のポイントだけを並べています。こう言えば、あなたの意図が相手に正しく伝わるという言い方、文が列記され、その意味で実戦的な英語の本としては☆3つのスグレ本といって差し支えありません。どこがスグレ本なのか――多くの日本人が正しいと思い込んでいてしばしば使う英語表現に、実はネイティブには正しく伝わらなかったり、正しく理解されないどころか、「変な奴」と顰蹙をかってしまったり、相手を怒らせかねない英語をたっぷりと教えてくれるからです。いくつかの例を紹介しましょう。以下、同じことを伝えようとする二つの英語の言い方のうち、正しい、あるいはより適切な表現はどちらか、を考えてみてください。いずれも中学や高校の教科書によく出てくる英文、英語表現です。(1)どうぞ、おかけください。 [a] Please sit down. [b] Please have a seat.  (2)(君にこの仕事任せるから、やってくれないか、と上司から言われて)なんとかやってみます。 [a] I’ll manage. [b] I’ll try. (3)それはいい質問ですね。 [a] That’s a good question. [b] That’s an excellent question. (4)アイデアが浮かばない。 [a] I have no idea. [b] I have no ideas. (5)新しいコンピュータを買うべきだと思う。 [a] I think we need to buy a new computer. [b] I feel we need to buy a new computer. (6)どうしたの? [a] What’s your problem? [b] What’s the matter? (7)飲みに行こうよ。 [a] Let’s go drinking. [b] Let’s have a drink. どうでしょうか。[a]、[b]どちらがもともとの日本語の意味やニュアンスを正しく伝える英語になっているのか、適切な英語はどちらか、いくつ、わかりましたか。どちらもそう大きな違いはないんじゃないか、と感じられた人も多いと思います。しかし、ここに挙げた例は、実は大きな差があって、時と場合によっては顰蹙(ひんしゅく)をかうくらいではすまず、人間性を疑われることにもなりかねない「間違った英語」だそうです。しかも、問題はこれら「間違いだらけの英語表現」の大半が中学以降、私たちが受けてきた日本の英語教育、その中心たる教科書から生じてきているという点です。本書著者はその「教科書英語」の誤謬を具体的に指摘して、その代わりにこういう言い方ならネイティブにちゃんと通じるという英語表現を併記してくれています。――上記7つの設問の正解はすべて、[b]です。その理由を本書で確認してください。やり直しの英語はそこから始まります。なお、姉妹編ともいうべき『使ってはいけない日本語』もリリースされています。(2012/4/6)
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    投稿日:2012年04月06日
  • 佐々木希主演ドラマ放映中!(^○^)ということで、読んでみました。こちらは原作が同名の小説でして、柴門ふみも絶賛の「第6回日本ラブストーリー大賞」受賞作だとか!すごいですね!!\(@▽@)/ どういうわけか、波乱万丈のアラサー女子・青子が、失恋記録を更新していくという、ユーモラスだけどちょっぴり切ない物語。ラブストーリーというほどラブの要素が強いわけではなく、どちらかというと仕事とか人生とか、そういう話の方が印象強かったかな。現代社会で生きるのは、本当に過酷だなーっ><と痛感させられる一冊です。みなさんも絶対共感する部分があると思います! 同世代としてはやはり感情移入する部分も多かったですね。うん。。とりあえず、恋ってやっぱり「贅沢」なんですね…!\(^o^)/ 青子の24歳~29歳までの5年間の恋と仕事の日々をリアルに綴った物語です。苦い恋を経験し、会社をクビになり、転職した会社では体を壊して退職…と、5年間で激動の人生ですが、最後には少し幸せの光が見えてきたかな?というところで終わっているので、読後もスッキリした気分。恋も仕事もがんばっているのにうまくいかない。ため息をつきながらも、愚痴や悪口や不平不満は口にせず、転んでも立ち上がって、まっすぐに現実と向き合って生きていく20代後半の独身女性・青子の日常を描いた、等身大の恋愛ストーリーです。コミック版もテンポよく、綺麗に1冊にまとまっていて、とても読みやすいです! 思わず熱中して読んでしまいましたw 5年間で変化していく青子の心境と、成長していく姿を是非ご覧ください!ヽ(´▽`)ノ
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    投稿日:2012年04月06日
  • 「28歳、無職、失恋、敗北、無能。現実が重い。」田西敏行は負け続けていた。職場の好きな子を大手ライバル会社の年下のイケメンにとられ、散々もてあそばれたあげく妊娠までさせられるも「別れた後のことなんか関係ない」とあっさり捨てられる。その上商品のアイディアも横取りされ、皮肉なことに大ヒット。自分の面子もボロボロにされ、ひどい仕打ちをされたあの子のためにも、田西は無謀にもライバル社に乗り込み、イケメン「青山」に決闘を申し込む。とはいえ勢いだけはあるものの、ケンカをしたことも人を殴ったこともないいじめられっこだった田西の勝算はないに等しかった。付け焼刃でボクシングを上司に教わるも、所詮付け焼刃。田西とは対照的に、人生勝ち続けてきた青山に、パンチのひとつもろくに当てられず、ぼこぼこにされたあげく「うすっぺらなんだよ、あんた」と捨て台詞。悔しさと情けなさとで震えるも、猛烈にムカついていた。青山の言うとおり、努力から逃げ、適当に生きていたからだ。「28歳、無職、失恋、敗北、無能。現実が重い。」「でも自分で選んだんだ。」無様で、かっこ悪くて、弱い。でももう逃げない。田西敏行は走り続ける。
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    投稿日:2012年04月06日
  • ビートルズを愛してやまないコピーバンドの4人組がいた。お互いがその腕を認めていたし、お互いが彼じゃないとこのバンドは成り立たないと思っていた。全てを完璧にコピーし、ビートルズに関しては誰にも負けない。でもビートルズになることも、超えることも決してないことも理解している。だから世界一のビートルズのコピーバンドになる。第二のビートルズになって214曲目を俺たちが生み出すんだ。そう意気込むリーダーのマコトとは裏腹に、メンバーの気持ちにズレが生じ始める。「ビートルズになりたくないのか?」このマコトの言葉から、彼らの運命が180度変わることになる。マコトのそのセリフがきっかけでいざこざが発展し、ホームに4人同時に転落。電車にひかれたと思っていたが、目を開けるとそこは50年前の東京だった。時代はエルビスプレスリー。ビートルズはまだ世に出ていない。洋楽自体がまだ浸透していない時代だ。ビートルズの曲を歌えるのは地球上でこの4人だけ。あなたならどうしますか。
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    投稿日:2012年04月06日