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  •  4月、桜の開花とともに約80万人の若者が社会人の仲間入りをしました。彼ら、彼女たちにぜひ手にとっていただきたい“社会人1年生のためのビジネス教科書”があります。駿台予備校で東大コースを中心に世界史を教えている茂木誠講師が2014年1月に出版、版を重ねて電子書籍にもなった『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社刊)です。カリスマ講師として受験テキストを数冊出版している著者がなぜ、経済についての一般書を書いたのか。その狙いについて著者は本書冒頭にこう書いています。〈私は予備校で、高校生や高卒生に「世界史」を教えています。模試ではそこそこの成績をとる学生に、たとえばこういう質問をしても、ほとんど答えられません。「デフレって説明できる?」「TPPって何?」「プラザ合意って何?」「どうして消費税を上げるの?」「サブプライムローンって知ってる?」 「デフレ」「TPP」といった言葉は、ニュースや新聞によく出てきますが、学校ではほとんど教えられていないようです。ネアンデルタール人や縄文時代について学ぶのもよいのですが、現代を生きる若者にとって、最低限必要な「教養としての経済学」が欠けていると感じます。こうやって、「経済のことをよく知らないまま大人になってしまった方」や「今さら聞けなくて困っている方」が、実はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?政治や社会に関するニュースと比較したときに、「経済ニュース」は非常に多くの予備知識──教養としての経済学を必要とします。たとえば、次のような新聞記事。“環太平洋経済連携協定(TPP)の米国との交渉で日本は関税をなくす品目の割合を示す自由化率を初めて90%台に乗せた。関税をなくしたことのない農産品や水産品なども一部は撤廃の対象に含めた。米国の求めに応える姿勢を見せて連携する狙いがある。だが、米国は日本を上回る自由化率案を示しており、妥結まで課題はなお山積している。”(『日本経済新聞』朝刊 2013年10月4日)なんとなくではありますが、「日本とアメリカの交渉は難航している」ということがわかります。しかし、この記事の真意を理解するには、「そもそも、TPPとは何なのか?」「日本は、農産品や水産品の関税をなくしたことがないのか?」「なぜアメリカは、日本に自由化を迫っているのか?」こうした知識が欠かせません。本書は、経済をより深く理解するために、歴史、つまり「物事の成り立ちから学ぶ」というアプローチをとったものです〉若い世代と直に接していて、彼らが「教養としての経済学」をあまりにも見つけていない、知らないことを痛感させられたことが、執筆のきっかけとなったというのです。そして出版から3か月がたった今もなお、本書がビジネス書の売れ行きランキングに顔を出していることからも、著者の狙いが読者の支持を得ていることがうかがえます。実際――「デフレ」をきちんと言葉で説明できる人がどれだけいるでしょうか。「TPP」を説明できますか?「プラザ合意」「サブプライムローン」をご存知ですか?もし即答できなければ、すぐに本書を読んでみてください。“社会人1年生のためのビジネス教科書”と先述しましたが、本書を手にとってほしいのは、会社員(OL)1年生だけではありません。「教養としての経済学」を十分に身につけずに社会の第一線に出てきてしまった多くの人たちにこそ、目を通してほしい必携ビジネス書といっても過言ではありません。経済用語、新語を並べてその意味内容を解説した書籍はそれこそ本屋さんの就活コーナーにいけば選ぶのが困るくらいに並んでいます。本書がそれら数多(あまた)の就活本と異なっているのは、世界史というストーリーのなかに経済の用語や時事的な問題・現象を位置づけ、その文脈の中で理解しようという姿勢で貫かれている点です。そこから丸暗記型の用語解説本からは得られない教養としての経済学が身についていくはず――著者はそう考えているようです。本書は現在の世界と日本経済が直面する問題別に「第1章 お金(1) 円・ドル・ユーロの成り立ち」「第2章 お金(2) 世界経済と国際通貨」「第3章 貿易 経済の自由化」「第4章 金融 投資とバブル」「第5章 財政 国家とお金」の5つの章に分けられ、各章はテーマごとに短くコンパクトながら歴史上の出来事と比較検討する解説でまとめられています。テーマはNo.1からNo.44までありますが、いずれも現在の日本や世界の経済が直面する課題や現象が取り上げられていて、著者が意図する入門書としてよく練られていると思います。たとえば今最も気がかりな経済テーマである「アベノミクス」については、見出しを「No.43 アベノミクスの世界史的意味」とした上で、著者はこう説明しています。〈「自民党をぶっ壊す!」と叫んだ小泉首相は、党内での権力闘争に勝利するため緊縮財政に転じ、田中派の権力基盤だった道路公団と郵政省の民営化を断行します。バブル崩壊後の日本で、橋本(引用者注:橋本龍太郎元首相)や小泉が公共事業削減などの新自由主義を採用したことは、デフレを長期化させました。病人がダイエットをするようなものです。何が正しいかは、状況によって変わるのです。リーマン・ショック以降、欧米諸国も長期のデフレに苦しみますが、デフレ下の新自由主義が逆効果になることを、「失われた20年」の日本が証明したわけです。2012年、「デフレ脱却」を掲げて政権を奪回した第2次安倍政権は、金融緩和と財政出動を同時に行なうケインズ主義的な経済政策――アベノミクスを打ち出しました。個人の経済活動の自由を最高の価値とする新自由主義は、欧米では「右派」と見なされます。一方、大きな政府が財政出動によって経済を活性化するケインズ主義は「左派」です。安倍内閣は経済政策的には左派政権ということになります。長い視野で考えれば、(1) 19世紀の古典的自由主義(古典派経済学) (2)1930年代、世界恐慌に始まるケインズ主義 (3)1980年代、ケインズ主義の限界から新自由主義(レーガノミクス) (4)2010年代、世界金融恐慌に始まる新ケインズ主義(アベノミクス) 日本で始まった実験の行方に、世界が注目しています〉アベノミクスについてはその実現性や景気へのプラスマイナスの議論にばかり目が奪われていましたが、経済政策の歴史的変遷の中にアベノミクスを置いてみると、その本質がより鮮明に浮かび上がってくるようです。うれしいことに、本書では経済学の専門的な用語はあまりでてきません。出てくる場合には平易な言葉で説明がついています。その意味で、経済学の本を初めて手に取る人も、改めて経済学を学び直そうという人にも、格好な入門書といっていいでしょう。ましてや、社会人1年生にとってはスマホに1冊の必携本です。(2014/4/4)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年04月04日
  • すっきりと読める本ではないのですが、後味も悪目なのですが、私はすごい本だなぁと思いましたので紹介したいと思います。中学生2年生14歳の少女ひばり。今振り返ると一番この時期がその後の人格に影響が出やすい時だなぁと思います。彼女は年齢の割に肉感的な外見で、自分はそんなつもりない一人のまだまだ未完成な少女なのですが、どうしても周りの大人からそのような…目で見られてしまいます。お母さんの感情も今となってはわからないでもないですが、でも、そこは「母」を強く出して欲しかった…と思ってしまいます。身体と心のバランスがまだ取れない14歳だからこそ、難しいけどもっとなんというか全面的に守って欲しい!というか。ヤマシタトモコさんは彼女を囲む様々な人間の感情を本当に丁寧に意地悪く描いているなと思いました。ちょっと毒がある作品ですが、何かまた考えが見方が変わる作品の一つだと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    おもしろい
    キャラが際立っているのと、くだらない日常にエッセンスが混じりこまれていて、引き込まれる。
    最後の方のラストスパートがとてつもなく読み応えのある、後味のよいものになってます。ぜひ一読を♪
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月02日
  • 匿名希望
    一番好きな一作
    私が初めてBLに興味が出た作品です。

    表紙買いした為、BL作品だと思わずに購入してしまいましたが
    ノーマルだった私でも抵抗なく読むことができ、こちらの世界に引き込まれてしまいました。


    微天然(ノンケ)×ツンデレ で、ジャンルは甘々だと思います。

    ストーリー重視でエロ表現はあまりないですが
    Hシーンは本当綺麗で表情も良く、こちらもドキドキしてしまいました。

    2人のお互いが好きな気持ちが、とても伝わってきます。


    1巻は2人が出会ってから付き合うまでのお話。
    なのでまとめて購入すると、物足りなくないかもしれません。

    買って後悔はしていません。大満足です。
    • 参考になった 11
    投稿日:2014年04月01日
  • なんなんですかね。なんか読んでしまうんですよね。長尾謙一郎作品って実際意味がよくわからないところあるじゃないですか。連載中は完全に迷子です。ただそれがコミックとしてまとまると、ぼんやり全体像が見えてくる。点と点がつながって線になる感じでしょうか。そして完結すると、その線が形になりはするんですが、それでもやっぱりぼんやりとした感じでしかとらえることができない不思議な作品がいっぱいあります。そしてそんな作品の魅力に取りつかれた人間の一人として、今後もこのぼんやり感と向き合っていくということは、私自身の望むところであり、思い出したように読み返しては、やっぱりぼんやりしていて、それがとても心地いいんですね。っていうか、そういう意味では変態なんだと思うんですよね、私自身。つまりリトマス試験紙みたいなものなんですよ、長尾謙一郎氏の作品は。実家の『おしゃれ手帖』、キラッキラ輝いてますもん。ナンセンスが一周しかけてやっぱりナンセンスな、トルクの強い物語。まだお読みでないという方はこの機会にぜひ、お手に取っていただければと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年04月01日
  •  僕は高校生入学直後に『ピンポン』を読んで、すぐさま卓球部に入りました。「読めば卓球をプレイしたくなる」というタイプの物語ではないのですが、この作品の圧倒的な画力と悲哀に突き動かされて思わず入部してしまったのです。主人公のひとり、月本と同じ 粒高のラバーまで用意したのに、中学生に負けてしまったのもいい思い出です…。
     そういえば、『ピンポン』が『マインド・ゲーム』『ケモノヅメ』の湯浅監督によってアニメ化されます。『ピンポン』も湯浅監督作品もファンである私ですは大変期待しておるわけです。基本的には、漫画のアニメ化には期待をもたないようにしているのですが、今回ばかりはワケが違う。PVを見ただけでも大興奮でございます。
     『ピンポン』という作品を、一言でいえば、キラ星のような天才と、天才を妬み、憧れる人びとの物語です。このキラ星のような天才が主人公である星野(ペコ)。卓球に絶対の自信を持つペコは、友人である月本(スマイル)の才能の開花を目の当たりにし、卓球から逃げてしまいます。けれど、逃げても苛立ちはつのるばかり。また一から卓球を志しスマイルが待ち望むヒーローとして復活するという、英雄復活の物語がメインストーリー。
     私は、月本とペコ、二人の対照的な天才を見守る、普通の人びとに強い愛着を感じます。
     上海ジュニアから脱落して卓球後進国・日本にこなければいけないことを呪う孔文革(チャイナ)。インターハイ二年連覇をしながらも、周囲の期待や、同じレベルで競えない同輩に苛立ちをもち、月本の才能を求める風間(ドラゴン)。若いころに怪我で引退した卓球選手で、月本に執着する老顧問・小泉(バタフライジョー)。
     どこか影をもち、自分を変えてくれるヒーローを待ち望んでいる登場人物の中でもとくに僕が愛してやまないのが佐久間(アクマ)。ペコとスマイルの幼なじみの彼には卓球のセンスはありません。しかし、不断の努力でインターハイチャンピオンの風間と海王学園に入学し、レギュラーをつかみます。不器用な努力を重ね、星野を降すまで成長しますが、それでも尊敬する風間はスマイルにしか興味をもちません。佐久間は禁じられている対外試合を月本に挑むのですが……。月本にボロ負けした佐久間は叫びます「どうしてお前なんだよっ!? 一体どうしてっ!! 俺は努力したよっ!! おまえの10倍、いや100倍 1000倍」。それに対して月本はポツリと一言「それはアクマに卓球の才能がないからだよ。」
     佐久間は卓球を捨てます。そして、道を諦めた後にも人生は続くことを佐久間は登場人物の誰よりも早く知ります。そんな彼だからこそ、卓球から逃げた星野の復活を促すシーン、大きなプレッシャーから試合前にトイレにこもる風間と話すシーンは本作でも屈指の輝きを放つのです。何度読んでも感動が止まらない。アニメを見る前にまずは漫画を!
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年03月28日
  • 「俺が友達になってやる!」無表情で人づきあいも悪い、同じ職場で働く羽賀のことがきになる安藤は、とあるきっかけで彼と友達関係を結ぶことに。最初はフラれっぱなしだった安藤ですが、徐々に心の距離を詰めていき…。作品名から気になって読み始めたコミックなのですが、絵も丁寧に描かれていて綺麗なので入りやすいです。物語を読み進めていくにつれて柔らかくなっていく羽賀の表情や、周りへの対応、態度などが可愛いんです!ゆるやかに変わりつつあった二人の関係が突然の変貌。そこからの二人のすれ違う想い(特に安藤)が切なくて、叶わない想いを頂きつつそれを隠して付き合っていかないといけないってどれほどつらいことなんだろうと胸が締め付けられます。読み終わった後に1巻と2巻の表紙を見比べると安藤の想いが込みあげてきてそこでもちょっとときめきます。ぜひ読み終わった後に表紙の二人をもう一度見てみてください。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年03月28日
  •  銀行員経験をもつ池井戸潤による女子行員をヒロインとする『不祥事』と『銀行総務特命』の2作品がテレビドラマ「花咲舞が黙ってない」放送開始(4月16日)を前にして話題となっています。
     ドラマでは杏が演ずる主人公の花咲舞。正義感にあふれる、まっすぐなキャラクターは半沢直樹を彷彿とさせます(もう一つの原作『銀行総務特命』にはもう一人別の女子行員、唐木怜が登場しています。ちなみに執筆開始は『銀行総務特命』が少し早いので、唐木怜が先に誕生したことになります)。
     いずれにしてもヒロインの花咲舞が不祥事に立ち向かい、その背後に見え隠れするトップを目指す真藤執行役員兼企画部長とその取り巻きの思惑や策略を打ち砕いていくストーリーは痛快そのもの。銀行(組織)内の人間模様もきっちり書き込まれていて、『不祥事』は収録8話を短編として愉しむこともできるし、ヒロイン花咲舞と上司の相馬健のコンビが将来の頭取候補・真藤一派と銀行の有り様をめぐってぶつかり合う長編物語としてじっくり読んでいくことでさらに深く味わうこともできるようになっています。
     花咲舞は唐突に相馬の前に現れます。この“出会い”の場面で読者はあっという間に物語に引きずり込まれていきます。相馬健が事務部事務管理グループ調査役として本店に異動して2か月。部長の辛島伸二朗(からしましんじろう)に呼ばれた相馬が部長室に入った場面。第1話「激戦区」より引用します。

    〈「・・・最近の支店動向を見てみると業務の習熟度が低い行員が増えたせいか事務ミスが目立つ。そこで提案なんだが、できれば臨店指導で女子行員たちの意見をもっときき出せる体制をつくってはどうかと思うのだが」
    「ああ、それはいいお考えだと思います」
     心から相馬はいった。「私が本部調査役として臨店すると、支店の行員はやはりどこか警戒するというか、うち解けて話してくれないことがあります。本音をきき出すいい方法はないかと私も考えていました」
     我が意を得たり。辛島は相馬の反応にうれしそうな顔をした。
    「そうか。君のことだからたぶんそういってくれると思ったよ。どうだろう、君にひとり部下をつけるから、しばらく二人で担当してみては」
    「私に部下、ですか」
     相馬はぱっと顔を輝かせた。いま、相馬には部下はいない。代々木支店で二人の部下はいたものの、そのうちのひとりはひどいはねっ返りで上司を上司とも思わない女子行員だった。
     ふと、思い出したくもない名前を相馬は思い出し、顔をしかめる。
     狂咲(くるいざき)──いや花咲舞(はなさきまい)。
     あいつには随分とひやひやさせられた。転勤してこの二ヵ月、なんと心休まる銀行員生活であることか。
    「ありがとうございます」
     心から相馬がいうと、満足したらしい辛島は大きくうなずき、「実はもう人選を済ませて正式な辞令を出してある。支店で三日間引き継ぎをしてもらった後に当部へ来てもらうが、その前に挨拶(あいさつ)に来てくれたので君に引き合わせようと思ってね」
     辛島の言葉が終わらないうちに、背後のドアが二度ノックされ、部長秘書が顔を出した。「ああ、来た来た。どうぞ入ってくれるようにいってくれ」
     どんな部下だろう。相馬は期待に胸を膨(ふく)らませた。「こちらが相馬調査役だ。相馬くん、紹介しよう」
     相馬は、油断するとゆるみそうになる頬(ほお)を引き締めた。立ち上がって、斜め後ろに慎ましく立っている人物を振り向く。
    「相馬で──あっ!」
     相馬は叫んだ。「く、狂咲! なんでお前が──!」(中略)
     唖然(あぜん)として言葉もない相馬に、舞がにっこりと微笑(ほほえ)む。
    「ふつつかものですが、よろしくお願いします」〉

     花咲舞は20代半ばですが、窓口業務のテラーとして評価されて、臨店指導を業務とする事務部に異動してきました。上司としてコンビを組む相馬とは代々木支店で部下上司の関係にあって、理不尽なことや横暴に妥協することなく、まっすぐな行動にでる花咲を相馬は「狂咲」と呼んで、苦手としていました。
     その二人がコンビを組んで初めて臨店指導に入ったのは自由が丘支店。競合他行が立ち並ぶ激戦区ですが、舞たちの東京第一銀行自由が丘支店では3000万円の誤払いが発生するなどトラブルが多発。業績面でも競合と比べて旗色が悪い。そこに事務指導に入った花咲舞は、ベテランの女子行員が次々に辞めていっていることに気がつきます。そして、ただ一人残ったベテラン女子行員は3000万円誤払いの責任を問われている・・・・・・。自由が丘支店の中西課長と花咲舞がトラブル多発の背景をめぐってぶつかります。

    〈「ベテラン、ベテランって、大きな顔をしてるけど、それほど大した事務レベルにあったわけじゃない。余計なコストがかかるだけだ」
     ふと、いい過ぎたと思ったか中西は口を閉じた。「コスト」という言葉が、舞の胸の中へ重く沈んでいった。
    「女子行員はコストですか」
     中西は、その言葉を自分への挑戦とでもとったか、敵意を滲(にじ)ませた。
    「コスト? 当たり前でしょ。あなただってそう。私だってそうだ。経営とはときに冷徹なものさ。あんたにはわからないだろうがね」
     利いたふうな口ぶりだが、そういうあんたはわかっているのかと、問い返したい衝動に駆られる。
    「なるほど。よくわかりました」
     だが、舞は立ち上がり自分を睨み付けている相手を残してさっさとその小部屋を後にした。いま、この男と議論しても始まらない〉

     ベテラン女子行員を「コスト」として位置づけて、過大な目標を課していじめ抜き退職に追い込んでいったのは現場の課長ですが、そうした支店経営の背景には将来の頭取候補といわれている執行役員・真藤とその取り巻きたちの存在があり、その真藤一派こそ相馬・花咲舞コンビの真の敵であり、臨店指導はその一派との代理戦争と化していきます。
     臨店指導を迎え撃とうとする真藤一派のこざかしい支店長や支店幹部を花咲舞が粉砕していくわけですが、そこから半沢直樹でもおなじみのカタルシス――これぞ池井戸小説を読む愉しさです――がもたらされます。
     そして池井戸潤は、読者のカタルシスを100%どころか200%に沸騰させる男を一人、用意しています。新宿支店勤務の入行3年目。大手百貨店オーナーの御曹司・伊丹清一郎です。

    〈伊丹の頬が鳴り、言葉は途中で途切れた。
    「ふざけんじゃないわよ!」
     狂咲の怒りが爆発した瞬間だった。
    「あんたの稟議一つで、一つの会社が倒産し、何人もの従業員が職を失うのよ。住宅ローンを抱え、家族の生活を支えている人たちの幸せな生活が奪われるのよ。それがどういうことか、あんたにはわかっているの? あんたみたいな勘違いした銀行員がいるから、世の中の人から銀行が誤解されるのよ。目を覚ましなさい!」〉(第3話『腐魚』より)

     伊丹清一郎は、個人的恨みから担当企業社長の融資依頼を放置して手形決済日になっても稟議をあげずにいました。午後3時を回って5,000万円を街金で工面した社長が銀行に駆け込んできたところに御曹司行員が素知らぬ顔で外出から帰ってきました。その瞬間、花咲舞が怒りを爆発させたというわけです。じつはこの伊丹清一郎、長編物語としてみた場合、最後の最後(表題作『不祥事』)に決定的な形で再登場してきます。読者のカタルシス沸騰のラストシーンをぜひ本書でお読み下さい。(2014/3/28)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年03月28日
  • 匿名希望
    ずしっときた
    読み応えあって、いろいろ考えさられます。
    ゲイだけでなくトランスジェンダーもあり、母親達の反応やそれに対する葛藤など単にBLという括りでは語れない内容です。
    シリアスな中にギャグも散りばめられ、ホラーっぽくもあり、ラブやエロは味付け程度ですが、どんどん引き込まれます。しょっぱなのイジメシーンで引いてしまうかもしれないけど、それは最初だけなので、立ち読みでくじけそうになっても是非読んで頂きたい良作です。
    三島と桐野の関係は今までに見なかったパターンで、新鮮で微笑ましいです。バッドエンドではないし、それぞれが前を向いていますが、それだけにラストは胸が痛いです。
    皆に幸あれ!と叫びたくなります。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年03月27日
  • 広尾の病院
    この漫画にはのめり込んでしまった。舞台は広尾・恵比寿周辺で、ヘリポートがあるのは都立広尾病院、漫画の建物描写は広尾にある日本赤十字社医療センター。このふたつ病院に1年以上、入院していたから分かる。その入院で感じた医療スタッフの献身さ。それでこの漫画に共感を覚える。彼・彼女らは、頭良いだけじゃない、心も熱い。それをこの漫画は描いている。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年03月27日
  • さよなら富久
    成り上がり物語を期待するなら、結末に失望を覚えるかも知れないが、主人公の理想の爽やかな実現での観点から見れば、これも美しい結末と思う。主人公の新たな展開を予感させる。そして、何気無く主人公の名の蒼太の意味を暗示させている。驚きは、蒼太と命名していたことで、初期の構想から、こういった結末を予定していたこと。点数が満点ではないのは、やはり、円満everything happyを期待していたので不満かなぁ。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年03月27日
  • 匿名希望
    きみ恋シリーズですね
    「きみが恋に溺れる」に出てきた鬼島さんのお話です。
    ただのフラれる男にしてはイイ男すぎたので、とっても気になってはいたのですが、こっちで新たな恋をしていたようで!
    いや~、良かった、良かった!
    エッチなシーンは少なめですが、お話が良いです。
    もう少し続くみたいなので、彼が幸せにラブラブしているところが観れたらいいなと思いつつ、次回を楽しみにしています。
    「きみが恋に溺れる」を先に読んだ方がいいと思いますが、これだけでも読めますよ。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年03月27日
  • 匿名希望
    万里サイコー!
    「東京・心中」に収録されていた「六本木・心中」の万里×恭平カプのお話ですね~♪
    本編の凜太郎×あきなよりも、この二人の方が断然大好きだったので、ゆずは様ありがとうって感じです。
    「六本木・心中」のお話と食い違う点はあるけど、そこはまぁ万里様の色気に免じて許します。
    さすがの扇ゆずはワールドではありますが、それにしてはエッチはかなり控えめです。
    「六本木・心中」の方が濃厚でした(笑)
    でも、万里様が恭平を溺愛するところは、相変わらずで 恭平がとってもうらやましい。
    この二人のラブラブな日常をもっと見たいと思いました。続編を楽しみにしています♪

    • 参考になった 5
    投稿日:2014年03月27日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    純愛ですな!
    タイトルのカプの他に同じ寮の別カプのお話も入っています。半分ずつくらいですかね。
    どっちもまさかの寸止めで、ええ~っ!って感じでした。
    学生らしいと言えばそうなのでしょうが、お姉さんはそんなことでは納得しませんよっ!
    って言う感じだったので☆3つです。

    タイトルのカプは色っぽいけどボケボケの子とサバサバした子のどっちも受のようなカプのお話です。
    受×受から村上左知さんらしくリバに発展するのかと思いきや、そこまでは行きません。
    このカプはまだ続くらしい。本編では一応終わってますけどね。その時を待つしかないのでしょう。
    別カプは受けと攻めがはっきりしているカプではありますが、寸止めです。

    なんでしょう、このモヤモヤした感じ・・・

    エッチシーンが苦手な方には、おすすめですけどね。
    お話自体は、おもしろいですよ。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年03月27日
  • 匿名希望
    早く続きを読みたい
    Appleでは有名だけど、ピクサーの筆頭投資家であるジョブズに興味深々の私。更にヤマザキマリ先生にも興味深々なので迷わず購入しました!
    さすがヤマザキマリ先生と思うのが、仕草がちゃんと欧米人として描かれているところ。
    海外の話でも日本人の仕草で描いちゃう漫画家さんって多いんですよね。なので、洋画を見ている気分で楽しめました。
    映画も見に行きましたが、時間でカットされたであろうシーンがたくさんあるので面白いです!!


    早く続きが読みたい!!
    • 参考になった 5
    投稿日:2014年03月26日
  • 匿名希望
    あー受けの星崎くん可愛すぎ
    見た目ちょっと怖い星崎くん。でもとても素直で言いたいことがはっきり言えるしっかりした子です。攻めのヤキモチ、独占欲もなかなか良いです。エロは少ないけど、ストーリーで十分楽しめます。星崎くんの兄×後輩の話しも、ノンケ兄が苦悩の末、後輩君を受け入れるまでの過程がよく書かれてます。絵がとても上手で、綺麗なのも気に入りました
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年03月25日
  • 匿名希望
    奥深い
    監督業の奥深さを感じる作品。監督業だけでなく、働く人すべてにとって参考になるセリフがある。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年03月25日
  • 睾丸腫瘍を患った著者の体験記なのですが、タイトルだけ見るとなんというかほんわかしてますよね。でも実際は「病気と闘う」ということが真正面から描かれ、自分だったらどうだろう? と大いに考えさせられました。「がん」について、「家族」について、そして「死」ということについて。自分もそういったことがそろそろ他人事ではなくなってきたので、とても沁みる物語でした。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年03月25日
  • 東京都心を10年ぶりにSLが走ったかと思えば、ブルートレイン「あけぼの」のラストランなど、鉄ちゃんの心を揺さぶるような関心事がここ最近続きました。東京と青森を12時間かけて結んだ「あけぼの」ですが、高度経済成長時代に集団就職した「金の卵」たちにとってはこの高級寝台列車で故郷に帰るのが憧れとされたことから、「出世列車」とも言われたのだとか。『テツぼん』(画:永松潔 作:高橋遠州)で描かれる主人公・仙露鉄男は筋金入りの鉄ちゃんですが、二世議員の若い代議士です。亡き父の跡を継いで、というか成り行きから代議士になってしまったようですが、鉄道がらみの問題を持ち前の鉄ちゃんの知識を駆使して特急で解決するという一話完結の作品です。「それぞれのはやぶさ」というサブタイトルで、ブルートレインのお話も描かれています。「はやぶさ」といえば、前述の「あけぼの」と同じルートながら、わずか3時間ばかりで到達する新幹線のことですが、かつては東京と九州を結んでいたブルートレインの名前に使われていました。物語は現在の新幹線「はやぶさ」の運転手とブルートレイン「はやぶさ」の運転をしていた父親との心あたたまる内容ですので、ぜひご一読ください。現在残っているブルートレインは東京と札幌を結ぶ「北斗星」のみになってしまいましたが、電子書籍で『テツぼん』を読みながら、ゆとりあふれる列車旅を楽しんでみたいものですね。(2014/3/21)
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    投稿日:2014年03月21日
  • 「JAPANESE ONLY」――浦和レッズのサポーターが「日本人のみ入場可」を意味する横断幕を熱心なサポーター集団が陣取るゴール裏席の入口に掲げた問題で、Jリーグは浦和レッズに対して無観客試合というリーグ始まって以来の厳罰を与えました。問題の横断幕を作成した3人のサポーターは「ゴール裏は自分たちのエリア。他の人たち、とくに外国人が入ってくるのは困る」と説明しているそうですが、浦和レッズは、この3人が所属するサポーターグループに対しては無期限の入場禁止処置をとりました。チーム側の横断幕への対応に不手際もあって問題が大きくなった側面もありますが、いま注視すべきは、「日本人だけ」「日本人専用」といった「気分」が今回の浦和レッズサポーターだけではなく、世の中のいたるところに顔をのぞかせ、広まってきているという点ではないでしょうか。温泉、エステ、カラオケ、レストラン、バー、そして地域的にも北海道から九州・沖縄まで全国に広がっているのが、日本の実情です。ここに一冊の本があります。安田浩一著『ネットと愛国』。フリー・ジャーナリストの著者が外国人、とりわけ在日コリアン(韓国人・北朝鮮人)を排斥する運動を展開する「在特会」(在日特権を許さない市民の会)の存在に着目して、ネットを通じて集まった「普通の男たち」が組織化され、次第に激しい街頭行動をするようになっていく過程を徹底的に追跡したルポルタージュで、2012年の日本ジャーナリスト会議賞、講談社ノンフィクション大賞をダブル受賞した、注目の書です。著者が在特会の大集会を初めて目にしたのは、2010年8月15日。終戦記念日のことでした。〈「ヤスクニ解体」を訴える左翼系団体「反天皇制運動連絡会(反天連)」のデモ行進を迎え撃つべく、在特会は他の「行動する保守」団体とともに靖国神社近くの九段下交差点に結集した。同会らの呼びかけに応じて、当日、交差点周辺には約2000人が集まった。(中略)炎天下、彼らは路上にブチまけられた火薬のようだった。マッチ1本を放り込めば、バチバチッと火花を散らしながら、どこまでも連鎖する。午後3時。反天連のデモ隊が近づいてきた。デモ隊に脅しをかけるように、ウオォォォーッと一人ひとりの叫び声が絡み合い、大音量となって近隣のビルに反響する。まるでコンサート会場のようだ。日の丸の旗がいっせいに打ち振られる。喧騒のなかで白い波が揺れた。デモ隊の前後左右は機動隊の装甲車が囲んでいた。「くそう、(デモ隊が)見えねえじゃねえか!」「機動隊は邪魔をするな!」あちらこちらから警察を非難する声があがる。参加者が陣取る交差点を反天連のデモ隊が通りすぎようとしたとき、興奮は最高潮に達した。「死ねえ! 極左!」「極左を東京湾に叩き込めーっ!」興奮のあまり、「ウォーッ、ウォーッ」と、雄たけびを繰り返しているだけの者もいた。ただひたすら大声を出しながら、腕をぶんぶん振り回している。(中略)デモ隊が交差点を通りすぎた直後も熱狂は続いた。デモ隊を追撃しようと、参加者がわっとその後を追いかけようとしたのである。事前に設置されていた防護柵を乗り越えようとする人々が続出し、機動隊員は暴徒たちの波を必死に押し返す。「邪魔するな!」「バカヤロウー! 警察は極左の味方か!」機動隊員に体を押さえつけられながら、大声でわめいている男性がいる。通しなさいよ! なぜ止めるのよ!」若い女性はいまにも泣き出しそうな表情で金切り声をあげていた。──それから20分も経った頃だろうか。喧騒は止み、靖国の木立から漏れる蝉時雨だけが周囲に響いていた。「いやぁ、暑かったねえ」「おつかれさん」あれほど暴れていた参加者たちはそんな言葉で互いの労をねぎらいながら、三々五々、散っていった。各々の表情からは「極左を逃した」といった悔しさや、行動を制した国家権力への怒りといったものは、微塵も見ることができなかった。彼らの上気した顔には、むしろ、なにかをやり遂げたかのような達成感が浮かび上がっていたのだった〉2000人が連帯し、団結し、一つになった。こんなにも熱狂できる〝祭り〟がほかにあるだろうか――在特会が主張する「在日特権」に対し本当に「特権」といえるのかという疑問を抱いた著者は夏の日、眼前で飛び、叫び、ハネ、精一杯の熱情をブチまけた彼ら彼女らの「なぜ?」を追い求めていきます。大阪の環状線鶴橋駅周辺は日本最大のコリアタウンです。著者によれば「戦後」の風景が生き延びているような街。ハングル文字の看板が目立ち、日本語と韓国語の入り混じった「在日語」の会話が耳に飛び込んでくる。〈そうした空間に突然、数十人の日の丸集団が現れた。集団は駅前のガード下に立ち位置を定めると、大型のトラメガ(トランジスタメガホン=拡声器)を路上に置いて街頭宣伝の準備を始めた。音量のチェックをしているのだろう。キーンという耳障りなハウリング音が環状線のガードに反響する。それが妙に私の気持ちをザラつかせた。(中略)日の丸を掲げているのは一見、「右翼」というパッケージには程遠い連中である。周囲を威圧するかのように睨みを利かすコワモテが1人、2人いないわけではないが、彼らの多くは、スーツ姿のサラリーマン風であったり、おとなしそうなオタク風の若者であったり、ジーンズ姿やOL風の若い女性であったり、あるいはくたびれた感じの初老の男性であったりと、服装も雰囲気も年代も、まるでまとまりがない。 (中略)リーダー格の青年がマイクを手にした。「みなさん、こちらは在日特権を許さない市民の会です!」トラメガを通して、その声は路地裏まで響き渡った。「本日は、この鶴橋において、在日朝鮮人の生活保護の問題について街宣したいと思います」千日前通りを歩く人々の一部が足を止めた。マイクを手にした青年は穏やかな表情をしている。だが、紳士的な言葉遣いは冒頭だけだった。「大阪ではね、1万人を超える外国人が生活保護でエサ食うとるんですよ。生活保護でエサ食うとる××××(引用者注:原文は在日コリアンの蔑称、カタカナ4文字が記されていますが、抜き書きのここではそのままの引用は控えました)、文句あったら出て来い!」集団がいっせいに「そうだ!」「出て来い!」「××××、いるのか!」と合いの手を入れる。 演説というよりは挑発である。ガード下を奇妙な高揚感が渦巻いた〉在特会の街宣活動は凄まじい。いったいどうしたらこんな言葉を投げつけることができるのか、と思わざるをえない、過激な差別語を速射砲のように撃ちづけます。しかも、そのメンバーは一人ひとりを見れば、どこにでもいる「普通の人」なのです。在特会会長の桜井誠も、中学や高校の同級生たちを訪ねると、皆口を揃えて「どちらかといえばおとなしい、目立たない存在だった彼が・・・」と驚くという。そういう彼ら彼女たちが街宣活動の熱狂の中では、飛び、叫び、ハネる。その在特会のメンバーたちに秘かに共感し、暗黙の支持を与える声なき人びとが少なからず存在することに、著者は本当の怖さを感じ取っています。先の都知事選で極右の姿勢を明確にした田母神候補に投じられた61万票の意味をもっと掘り下げる必要があるようです。日本の社会の奥深いところで、地殻変動ともいうべき変化が始まっています。(2014/3/21)
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    投稿日:2014年03月21日
  • 同じ部の同僚が、「今日『同級生』の展覧会があるので午後休取ります!」と言っていたので、「同級生が漫画家さんなの!?すごいー!」と言ったら「『同級生』というマンガです…。」と言われて出会ったこの作品。BLは一度も読んだことがない、もしくは「よしながふみ」さんは知ってるけど~、好きだけど~、ぐらいのまだBLが「??」って方に今回は超オススメのマンガです!まずは手に取っていただきたい!私もそうだったのです!大丈夫です!ようこそ!もうね、素敵な物語で泣きますよ。胸がギュンギュンします。内容が素晴らしいです!展覧会に行くぐらい、それだけ熱くなるものがある作品なんだな…と理解できました!草壁くんと佐条くんの純真かつ思春期感たっぷりの恋愛模様をご堪能下さい。そして続きは「卒業生」「空と原」ですよ~。
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    投稿日:2014年03月21日
  • 匿名希望
    おもしろかった・
    天然ちゃんと10人の兄弟がいる義理のお兄さんのコミカルなお話で明るくて好きです。
    親に捨てられたりしても、そんなに深刻そうでなく さらっと読めます。
    同じ作家さんのを読みたいです。
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    投稿日:2014年03月20日
  • 匿名希望
    想像以上に面白い
    題名のイメージだけでタダのパティシエの失恋ものとしか思ってませんでしたが、今回無料だったので1巻を試し読みしたら面白過ぎて即決でまとめ買いしてしまいました。ユーモアもある、恋愛経験のアルアルもアル、ロマンチックもあるし、今までに無かった感覚の漫画でした。オススメです。
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    投稿日:2014年03月20日
  • 丸々赤えいの魚
    一話が一冊になっているので、ボリューム満点です。
    日高さんも書き慣れてきた感じ見受けられます。又市さんのキリッとした表情が多かった前作から、おちゃめな表情や優しい表情が多くみられるようになり、又市ファンとしては益々大好きになりました♪中でも笑顔が一番好きです♪
    百介さん、お年を召されてかわいらしい見た目になっていましたが、人生経験が豊富になったせいか、中身が強くなった感じを受けました。
    小夜ちゃん可愛かった。百介さん幸福者ですね♪
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    投稿日:2014年03月20日
  • 又市さんカッコイイ♪
    原作を忠実に漫画化されていて、読み応えがありました。私の苦手な酷いシーンは上手にカバーされていたので、最後まで安心して楽しむことができました。
    アニメ版の又市さんは残念な感じだったのですが、漫画版の又市さんは、キリッとしててカッコイイ…大好きになりました!
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    投稿日:2014年03月20日