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  • 匿名希望
    絵と物語は秀逸
    ストーリーと絵はすばらしい。
    キャラクターは残念だ。
    主人公はヘタレであたふたしてばかりいる。
    そこに目をつぶれば文句なく買いだ。
    • 参考になった 8
    投稿日:2013年08月24日
  • ネタバレあり
    短編集です
    どのお話もかなり短いのだけど、どれもこれもホンワリと暖かな気持ちにさせてくれます。最後の『drop』は雨の中で繰り広げられるオムニバスだけども、ハッピーエンドに繋がってゆきます。絵は上手いのか下手なのか実のところ判断しかねるのだけど、どちらかと言うと美術系の人なのかなって感じの描き方をされています。特にお勧めは表題の作品もそうだけど、個人的には『勝手な2人』が良かったかなって。何処か好きな人に嫌われたくなくて無理している関係に疲れていて、疲れている事も気付かずに振られてしまって、結果、どうなったかと言うのは書かなくてもわかるだろうけどそう言う事です(笑)私的に、とても買ってよかったと思える漫画でした。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月24日
  • ネタバレあり
    幻の名作が降臨!ハニーにはピンチがお似合
    かって携帯のサイトでしか見る事が適わなかった、いわゆる【夢の競演】作品がキューティーハニー生誕40周年に、こうして陽の目を見れた事に、関係者諸氏とebook japanに最大の賛辞を送ります。
    コマ割りに若干の不満はあるものの、拘束具姿のハニーやすぐに捕まるくせに(笑)敵を意外に倒す雪子姫、永井作品の懐かしいメンバーも登場し、非常に楽しめる作品なので、是非ともご一読を。
    何しろ原作、テレビでも一度も相まみえなかった(Fは当然除外します)、例の大ボスとの決着まであるんですから、お買い得ではないでしょうか。
    続編、作ってくれないかなぁ。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月23日
  • 良くできた作品だけど・・・。
    評価は満点。でも、大嫌いな作品の一つになった。無垢も度を超すと殺意すら覚えると言う事を、思い知った作品だった。ハッピーエンドだけど、ちっとも心が癒されなかった。むしろ殺伐としていて記憶から消したいのに、嫌過ぎて覚えてしまっている感じが一番当てはまる感想かも。作品としては大変良くできたお話だ。でも個人的にダメだった。「いい気味だ」と言う展開もそんな風に感じなくて痛くて仕方が無かった。誰も幸せになれない。きっとずっとみんなこの先十字架を背負って生きなきゃダメなんだと言う、ある意味とっても現実的な展開なんだと思う。そういった点でもよくできた作品だったのだけれども、個人的にはもっと気持ちよく話を進めて欲しかった。そう、このお話は本当に病んだ二人のきつい恋愛で、大っぴらに表に出さなくても心の中を非常に現実的に表現した作品だ。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月23日
  •  男として生まれたからには、堂々と豪快に生きていきたいものだ…。年に一回ほど、発作的にマチズモを発症する私です。おそらく、プランクトン系男子として流されるままに生きている反動がそうさせるのでしょう。
     しかし、豪快であるとは一体どういうことなのか。その答えは「豪快さん物語シリーズ 嵐のカツ丼」に全て書いてありました。ホントです。
     豪快さんはとにかく豪快です。もう説明不要に豪快です。扉から「最近の新人類はなっとらん」と怒りを顕にするほどです。豪快さんが何に対して怒っているかというと、若者がハンバーガーを好む風潮に対して。「男の基本はドンブリ飯だ!!」とこれまた説明不要に断言すると、豪快さんは丼の中の丼、カツ丼を食べに歩き始めます。
     「カツ丼だ!! カツ丼だ! ワシは喰う!カツ丼を!! たとえ誰が何んと言おうとも!」
     そうです。このマンガは豪快さんがカツ丼を食べるという、ただそれだけのマンガなのです。しかし、豪快さんがカツ丼を食べるという行為は、消費するといういことを意味しておりません。カツと卵と玉ねぎの関係性を考えつつ、メシとカツが同じ配分でなくなっていくように計算して芸術的に食べていく。そのうちに自分とカツ丼の存在を見つめながら豪快さんは考えるのです。「ワシがいてカツがある。ワシがいて宇宙がある」
     宇宙の真理を悟った豪快さんは全ての理屈を投げ捨て「ただ豪快に!! ただただ豪快に!! 俺はカツ丼を喰う!」。涙をながす豪快さんの一コマになんともいえない感動が胸に去来します。ただおっさんがカツ丼を喰うだけのマンガなのに。その感動を説明することはできません。豪快であること。それは説明不要であるということなのです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月23日
  • 〈「帰れー!!」ご近所中にとどろく音量で、本日の訪問対象者、東京都世田谷区尾山台在住、下島絵津子(しもじまえつこ)は怒号をあげた。ドアを開けた彼女は、太くたくましい左腕につやつやとした毛並みの小型犬を抱え、顔はまさに憤怒の形相だ。「あ、あの・・・」対するわたしこと鈴宮深樹(すずみやみき)ときたら、あまりの予想外のお出迎えに、ボーゼンと玄関口につったたままである。(塩・・・、撒かれた・・・)厳しい現実に、その場にへたりこみそうになった。お母さん、あなたの娘はいま塩を撒かれました。出会い頭にその辺のナメクジよろしく。あまりのことに、抗議のコメントすらでてこない〉ライトノベルを数多く手がける女性作家・高殿円(たかどのまどか)が早川書房「ミステリマガジン」に連載した一般小説『トッカン 特別国税徴収官』は、読者を一気に高殿ワールドに引きずり込む、国税局の徴収官vs税金滞納者の対決シーンで始まります。〈「か、帰れって言ってるだろう-!!!」突然、相手にパイプ椅子を投げつける女子プロレスラーよろしく、下島絵津子が髪を振り乱して再び雄叫びをあげたのだ。そのものすごい見幕に、わたしは思わずひっと怯んだ。次の瞬間、足下に何かが降ってくる。――べちゃ。(ん? べちゃ?)音がした。なんだか、考えるだに嫌な音である。わたしは恐る恐る自分の足下を見、そして普通は決して地面に転がってはいないその細長い物体と、そこから漂ってくる香ばしい匂いに仰天した。「ぎゃーっ!!」わたしの視覚が確かならば、それはまさしくたくわんだった。しかもご丁寧にぬか味噌(みそ)に覆われた姿のままだ。それが華麗なる放物線を描いてわたしの頭上に降ってきたのである。な、なんでたくわんが!わたしの頭の中は、一瞬でこの異臭を放ち続けるその漬け物のことでいっぱいになった。ここにくるまで何度となくおさらいした捜索の手順など、完全に吹き飛んでもはや跡形もない〉鈴宮深樹は、25歳。京橋税務署の若手徴収官として、この日、直属上司から、お前ももう一人前だから、一人で行ってこいと仕事を任されてやってきた。一人徴収デビューの日だった。その鈴宮に下島絵津子は雨あられとぬか味噌たくわんの雨を降らせてきた。そのたびに、悲鳴をあげてぎゃーぎゃー言いながらタップダンスを踊る鈴宮深樹。〈(いまだ!)わたしはチャンスを感じた。たくわんが補給されるまでの間、いま突入するしかない。「し、失礼します。下島さん、無駄な抵抗はやめて、ここに捜査許可ののサインを・・・」あちこちにたくわんが散らばる玄関先を突破して、わたしは素早く下島絵津子の元へ駆け寄ろうとした。しかし、ぽと。サインをもらうために広げていた差押調書の上に、なにか冷たい塊(かたまり)が降ってきた。わたしは思わず見上げ、そこにありえないものを発見した。(あ)壺の中に手をつっこんでぬか味噌そのものをかき集め、わたしに向かって投げつけようとしている下島絵津子の姿を。「くらえ、税金ドロボー!!」下島絵津子が長年使用していたのだろうぬか床は、みごとにわたしの額から顔面にかけて命中した。自分でもありえない悲鳴をあげて、わたしは仰向けにひっくりかえった。「いゃああああああああああっ」ごん、と音がして、わたしは後頭部をしこたま玄関ポーチのタイルにぶつけた。空が、青かった〉国税局には、警察をはるかにしのぐ強権が与えられています。警察の取り調べに対しては黙秘ができますが、「質問検査権」をもつ税務署にはできません。国税の花形「マルサ」で有名な査察は、裁判所で強制調査の令状をとり、納税者の同意なしに調査することがきますが、その査察の上を行く力をもつのが、徴収部門です。あまり知られていないのですが、国税徴収法は、日本の法律で最高の強権で、その実態は驚くべきものです。なにせ、裁判所の令状など必要とせずに、問答無用でおしかけていって、金を強奪しても滞納者は何の手出しもできません。本書は、特別国税徴収官(略して特官:トッカン)付きの新米徴収官・鈴宮深樹と彼女の直属上司となるトッカン、鏡雅愛(かがみまさちか)――税金を滞納するあらゆる納税者に対して、問答無用で取り立てる、この世で一番嫌われている存在が主人公の物語です。“京橋署の死に神“の異名をもつ鏡がつけた鈴宮の通称は”ぐー子“。言いたいことをうまく言葉にできないで、「ぐ」と呑み込んでしまうことが多いところから鏡がつけたあだ名ですが、本人の意思にかかわらずあっという間に職場全体に拡がって、ほとんどの同僚が「ぐーちゃん」と呼ぶようになっています。鈴宮は34歳の上司・鏡をひそかに「ハスキー犬」と呼んでいます。ハスキー犬を怒らせて飢えさせ、さらに尻尾を踏んづけたような顔で、つまりハスキー犬もびっくりするほど顔が怖いからです。さらに顔がすごく怖いだけでなく、口は悪いし、デリカシーはない。おまけに女性に対する気遣いもない。はっきり言って人好きするような要素は、この男のどこにもない――と内心、思っている。しかし、仕事はできる、情け容赦なく差し押さえする。なにしろ、鈴宮が下島絵津子のぬか味噌たくわん攻撃にさらされて、仰向けにひっくりかえったところに「なにやっとるんだ、お前は」と現れた鏡は、たちどころに下島が所有するフェラーリに徴収票を貼り付け、クローゼットに収められた衣類ブランド品にかたっぱしから徴収票を貼りまくり、壺、絨毯、カーテンまで金目のものなら何でも――血統書付きの犬まで徴収票を貼り付けていく。「「ぎゃあ、やめて! リリコはあたしの家族なのよ」下島絵津子の悲鳴もどこ吹く風、容赦ない。マンガ原作もこなすライトノベル作家だけあって、二人の徴収官のキャラが立っていて、対する税金滞納者も下島マダムのほか、銀座高級クラブのママなどが登場し、トッカンとの駆け引き、攻防がテンポよく綴られていきます。ほかに同一シリーズ『トッカンvs勤労商工会』もあります。(2013/8/23)
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月23日
  • 自称覆面レスラー×ホスト!!!ルームシェアをすることになったホストのアカル。同居人として現れたのはトラの覆面(!?)を被った自称覆面レスラーだった!…と、解説だけ読めばよくある(?)ボーイズラブコミックなんですが、この作品は作者も仰るとおり「妙なBL」です。覆面レスラーと名乗っている日向の顔は実は覆面ではなく本当の虎だったのです!しかも本物のしっぽも生えております。このしっぽが寡黙な日向の感情を素直に表していてかわいい!そんな日向との生活に馴染んでいくにつれ優しい彼に惹かれていくアカル。でもアカルは日向に対する疑問がつのるばかり。なぜ彼は虎になってしまったのか。どうすれば彼が振り向いてくれるのか、けなげでかわいいアカルに注目です!
    • 参考になった 4
    投稿日:2013年08月23日
  • 匿名希望
    物足りない。
    あの分厚いジョブスの自伝を読むのが面倒で、マンガで読んでみました。525円は高い。。。絵は悪くないけど。やっぱり本を読まないといけないのかな?
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月22日
  • まずは無料立ち読み
    のリンクがあるにも関わらず、無料立ち読みできません。
    ダメです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    単行本を持っていた懐かしい作品
    毎回ヒロインが痛い目(酷い目)に遭うのでそういうのが嫌いな方は避けた方がいいかもしれません。
    でも、最後はきちんと報われるのでカタルシスは得られると思います。
    ヒロインの想いは無償の愛ですね。報われて本当によかった。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年08月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    期待外れでした。
    原作者様の傾向を良く知らないのですが、なんだか莫大なお金が絡んでくる話ですが、その雰囲気が権力至上主義であるのにそれをあっさりと蹴る健気な人々を演出している雰囲気があって、底が浅いと言うか大きなポイントをバンバン出しているだけで、心情も描かれているけれど何一つ心に入ってこないと言う感想を抱きました。多分私がこういうのが好きじゃないからだと思います。そんな背景があったとしても、もう少し心の動きを重点的に話が進んでいけばよかったなぁと感じています。告白からHまで早すぎるのもきっとページ数の問題なのかもとは思うのですが、このくらいのページ数ならもっとティンポイント的な話にして丁寧に描いて欲しかったと・・・。まぁ、つまりざっくりとお話が進んでいくのだけど重い話にもかかわらずあっさりとしすぎて「つまらなかった」と言う事です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年08月21日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    複雑な気分…
    サバイバル・ホラー特集のバナーから辿って購入いたのに…。
    いや、作品自体は面白かったし、満足はしました。
    でもホラーでもサバイバルでもないじゃん、これ。
    満足したから金返せなんて言うつもりは全くないけど、
    焼き肉食べたい気分のときに、期待して入った焼肉屋で極上の
    本格和食懐石料理を出されたような、と言うか…。
    で、それ食ってメチャメチャ美味いんだけど。満足しきれない
    みたいな…ちょっと複雑です。
    紹介文とかジャンル分けって大事だな…。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月20日
  • 285万円の借金を持つ主人公・加藤が拉致されるところから物語が始まる本作。しょっぱなからアングラな匂いがプンプンですね……。加藤は借金返済のため裏の仕事をこなしていくのですが、“何か”の運び屋、債権回収、自殺物件の掃除……。どれもキツいです……。当然その筋の人も絡んできますし、おクスリの話も出てきます。とにかく基本的にあまり関わりたくない世界の話ではありますが、「関係ない」とは言い切れないリアルさがあり、グイグイと読み進めてしまうんですよこれが。『闇金ウシジマくん』等が好きな人にはオススメですよ!
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月20日
  • 「SFファンとそうでない人へ」
    発表が1967年という、すでに40年以上前の作品ですが、現在も新作が発表され続けている、超長寿作品です。
    主人公ロックは「不老不死の不死身の超人」という、荒唐無稽といってもいい設定でありながら、長く愛され続けている理由は、キャラクターの魅力とコアなSFファンをも唸らせる世界観だと思います。
    個人的にはもっと高く評価されて良い作品だと思っていますので、タイトルや主人公の髪型に引かずに(笑)読んでみてください。
    なお、(4)以外は後にリライトされていて、そちらも電子化されています(タイトルが(1)「ソードオブネメシス」(2)「オメガ」(3)「久遠の瞳」(5)「ライザ」)。
    • 参考になった 14
    投稿日:2013年08月19日
  • 匿名希望
    待ってました!
    早くイーブックスさんに入らないかとずっと待っていました。
    他の川東さんの本も是非お願い致します。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月19日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    良かった
    正直言って、期待してなかっただけに良かった。
    ちゃんとファンタジーとして完成されていたのでむしろジャンルはBLか?と悩むほど。
    世間知らずの受けて、世を拗ねてる攻めの話はかずあれど、回りの人々のキャラも魅力的で物語として楽しめます。
    さらりと読めるエロいBLをお求めなら合わないかな?

    受けはふたなりですが、このお話の中ではふたなりもちゃんと出産出来るようで二人の幸せを祈るばかり。

    • 参考になった 0
    投稿日:2013年08月17日
  • 電子書籍としては、もうひとつ
    やはり、寄稿文・対談ページ・読者投稿ページが電子書籍版には収録されていないというのは、面白くない。
    巻によっては収録されてたりしますが。

    また、本作は迫力ある見開きを多用されていますが、電子書籍版だと見開きの繋ぎめがズレているのがほとんどで、これは興が削がれる。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年08月17日
  • フルカラー、全編
    書籍だと2巻までだったのかな?
    フルカラーになって最後まで描かれています。
    花魁の白粉と肌との色表現とか、変なところに感心してしまいました。

    ストーリーは、原作の功でしょうが、一見、なんの関わりも無かったかのように思えた事件が最後に集まって大事件に……というのは、お見事。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月17日
  • 匿名希望
    一気に読み切りました。
    今電子化されている9巻まで一気に読み切りました。初めは戸惑うほどの独特な世界観でしたが、いつの間にか癖になる、そんな作品だと思います。続きの電子書籍化をお願い致します。
    • 参考になった 5
    投稿日:2013年08月16日
  • 井上ひさしさんは生涯「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」を貫いて、日本の、そして日本人の有り様を見すえた数多くの傑作を遺しました。日本政府に愛想をつかした東北の村が日本からの独立を宣言するという『吉里吉里人』などはその代表作といえるでしょうが、俳優として出発したのち劇団を主宰しつつ劇作家として創作、演出まで手がけるようになった室積光の意表をつく設定、着想、風刺のきいた物語展開は、「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく」の井上流を彷彿とさせます。2010年発刊の新作『史上最強の内閣』はその多才ぶりが遺憾なく発揮されたエンターテインメント長編です。日本の政治・外交が抱え込んでいる難問「北朝鮮問題」をこむずかしく論じるのではなく、京都の公家の末裔の首相や大阪弁でしゃべりまくってユニークな味を発揮する大臣、薩摩、土佐、長州の維新の志士をもじった人物などが適材適所に配置された内閣を組織して、北朝鮮の核攻撃から日本を救い出すまでの3週間のドラマ。〈「明日どすか? 無茶言わはりまんなあ」政府からの上京要請に、二条友麿(にじょうともまろ)はまず不満を口にした。だが二条自身も半分予期はしていた。六カ国協議も中断した中で、北朝鮮がミサイルに燃料注入。弾道は開発済みの核かもしれず、周辺国は一様に緊張しているように見えるが、アメリカの専門家によると目標は日本に設定されているという。おそらく中国も韓国も、北朝鮮に対して顔をしかめているのは見せかけのポーズだろう。ロシアに至っては、完全に他人事(ひとごと)で野次馬気分だ。リーマンショック以来、経済の回復が進まぬアメリカも今一つこの件に身を入れる気はないようだ。大量破壊兵器の開発を口実に、イラク攻撃を仕掛けたときとはえらい違いだ。やはりイラク侵攻は石油がらみの戦略ということだろう。でなければ、こうもあからさまに核開発を続ける北朝鮮に、こんなに甘いはずがない。この複雑な上に一触即発の危険を孕(はら)んだ局面。大胆かつ繊細な政治手腕が要求される。浅尾総理の上京要請の真の意味がどこにあるか、ここ京都御所にいる全員が承知していた。「よろしおす。まいりまひょう」二条は結局上京を承諾した〉二条友麿は「影の内閣」を率いる藤原北家の末裔で、そこから「京都の御前」と呼ばれていますが、その存在を知るのはごく一部の世襲政治家だけ。影の内閣に比べれば、二世代議士、三世議員によって構成される表の政権はいわば二軍のようなもので、こちらが一軍、ナショナルチームだというわけです。上京の仕方もこんな具合――。〈・・・・・・上京するのは二条だけではない。総勢六十名ほどの移動になる。「飛行機はやめておくれやす。あないな無粋なものは嫌いですさかい。車も時間がかかりすぎやから、新幹線やなあ・・・・・・いうても他のお客さんとは一緒にはできまへん。お互い迷惑でっしゃろ。JR東海はんに専用列車お願いしておくれやす」二条の発言はふつうに聞くと無茶苦茶非常識であるが、そこが通るところにこの人物の持つ権力の大きさがうかがい知れる。さっそく、JRの担当者が京都御所に呼び出された。「あの、お召し列車の件ですが・・・・・・」 「また、そないな大仰な言い方はやめておくんなはれ。ま、ま、専用列車ということで。京都から東京までつっと行ってくれたらええんどす」 「つっ、と言いますと?」 「直通ですな」 「では、名古屋にも、新横浜、品川にも停(と)まらない、と」 「そ」 「わかりました。では前後の列車を何本か運休にして・・・・・・」 「え?」〉こんなやり取りの末、二条たち「影の内閣」は、3両連結、畳敷きに改装された専用列車で「つっ」と東京に乗り込み、緊急記者会見に臨みます。内閣総理大臣 二条友麿(京都)、内閣官房長官 松平杜方(会津)、総務大臣 高杉松五郎(山口)、外務大臣 坂本万次郎(高知)・・・・・・・以下の“豪華な顔ぶれ”は本書をお読みいただくとして、北朝鮮が日本に対して核攻撃を宣言し、実際に発射台のミサイルに燃料を注入しているという難局にどう立ち向かうのか。その一部始終を指名された二人のジャーナリスト(新聞記者とテレビ記者)が目撃・記録していく形で物語が展開されていきます。安倍政権は「集団的自衛権」についての憲法解釈の修正を行う方向性を明確にしていますが、日本の安全保障というむずかしい問題を、パロディ化を駆使してやさしく説きあかしていく技ありの一冊といっていいでしょう。「社倫党代表・宮城美津穂」(社民党の福島瑞穂さんではけっしてありません!)を狂言回しとして登場させながら、「平和主義」の実のなさを諷刺しているところなどは出色です。そして第二次世界大戦以来、北朝鮮の地で生きてきた残置諜者の存在。60数年を経たその役割とは? 思いもよらぬエンディング――たんなるパロディだけの、面白ストーリーではありません。(2013/8/16)
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年08月16日
  • つ、つ、ついに!出ました!待っておりました!「有閑倶楽部」!本当に大好きな漫画です。今だとこのスケールのマンガは、なかなか時代にマッチしないのかもしれませんが、80年代を代表する少女マンガだと思います!舞台は幼小中高一貫制の名門学校であり、名士名家の子弟が通う聖プレジデント学園。そこの生徒会で男女3人ずつ6人のメンバーが、様々な事件に首を突っ込みドタバタを繰り広げるストーリーです。……読み直しましたが、私はやっぱり日本屈指の大財閥・剣菱財閥の令嬢、剣菱悠理の父ちゃんこと「剣菱万作」の大ファンです!!本当にステキ過ぎます!!理想の男性です!もうスケールが違いますよ。そして今でも特に第3巻の「茶室ネタ」の「ねってねってねりあわせるだ!!」は吹き出し笑いをしました。最高です!!笑えます!!是非是非、まだお読みでない方も第3巻までたどり着いていただきたいと思っております!そしてそこまできたら「有閑倶楽部」にすでにハマっていると断言いたしましょう!
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年08月16日
  •  松本零士の「戦場まんがシリーズ」は、戦火の中で懸命に生き抜こうとした男達の熱い心と戦争の悲惨さを描いた不朽の名作集です。音速を超える飛行機の開発を夢見た『衝撃降下90度』やロケット型特別攻撃機桜花の物語『音速雷撃隊』など、一度読んだら忘れられない作品が並びます。なかでも、スタンレーの山々を飛び越えて、ポートモレスビーを攻撃する爆撃機を描いた『スタンレーの魔女』はこのシリーズの象徴のような作品です。ゼロ戦に護衛されて、なんとかポートモレスビー上空で目的を達した爆撃機「一式陸攻」ですが、敵機により右エンジンを被弾します。片肺だけでスタンレーの山々を超えることができるのか、その衝撃的なハイライトシーンには言葉を失います。後世にも読み継がれてほしい作品集なのです。(2013/8/16)
    • 参考になった 4
    投稿日:2013年08月16日
  • 匿名希望
    かわいい!
    アニメ版を見ておもしろかったので漫画も読みたくなりこちらで購入。
    世界観も、それにうまく絡ませたストーリーも、さっぱりした絵柄も、大好きです。
    国政とノリ夫カップルが好きなのでこれかららぶらぶしてくれることを期待して星4つ。
    続きが楽しみです!
    はやく7巻も電子化しないかなぁ…
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年08月15日
  • 匿名希望
    面白い♪
    グロイと聞いていたけど
    女の子私でも読める範囲です。

    内容が、謎だらけで
    次次に読みたくなる漫画です。

    今後に期待♪
    • 参考になった 5
    投稿日:2013年08月14日
  • 山梨県ってなんか魅力的な県だと思いませんか? 区分的には東海地方なのに、天気予報などでは関東地方っぽく画面に登場してたりしますよね。その居直りっぷりには頭が下がります。隣接しているからと言われればそれまでなのですが、東京都とも埼玉県とも神奈川県とも県境を接しているのは、全47都道府県中、山梨県だけなんですよ。これは高得点です。次にネーミングです。果物の名前が入っている点が、非常にポイント高いですよね。なんかみずみずしい感じがします。加えて、山梨県にはワイナリーがいっぱいあるんですね。気候がブドウ作りに非常に適しているんだそうです。ワイン好きにはたまらない、これも非常に高ポイントです。もう、知れば知るほど山梨県に行きたくなってしまいます。本作『武田みけん星』は山梨県の甲府を中心に繰り広げられる、バンカラとラグビーと戦国絵巻をうまい具合にブレンドした物語です。レビューを書いている私自身もまだこのマンガについて気持ちの整理がついていないのですが、ピンとくるものを感じたので、今まで心の本棚にそっとしまっておいてました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年08月13日