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  • 匿名希望
    面白い~
    個人的に作画の雰囲気が好きでは無くとっつき難い感じでしたがストーリーに魅せられ嵌りました
    一度読めばクセになります
    ただ心配は長いんだろうなぁ
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年05月24日
  • 匿名希望
    最高
    ストーリーが大きく動くので話としてもメリハリがあって楽しい!!
    あと、愛のあるエロさがあってよかったです♪
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月23日
  • 匿名希望
    むっちゃいい!!
    ストーリー面白いし、読んでニヤニヤできるし(*´ω`*)オススメ~
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年05月23日
  • 匿名希望
    設定はいい
    設定はいい!!
    けど、何か色々もったいない(。´Д⊂)
    おんなじ言い回しが何回もでるので、
    読んでるこっちはもういいよってなるので、
    ☆3つ
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年05月23日
  • 超長生きで人の言葉を話す不思議な猫、オードリーとその飼い主の頼ちゃんを取り巻く江の島のスローライフ物語。ハラハラドキドキ!といったストーリー展開はないのですが、出てくるキャラクターたちの心情などがわかりやすく描かれていて、絵もすごく丁寧なので読みやすいです。オードリーが人の言葉を理解し、話せることは誰にも内緒。飼い主の頼ちゃんも知りません。なので、うっかりオードリーが人語を話すと周りが何事かとざわつきます。それでも誰も気付かないのがこのマンガのキャラクターたちのゆったりとした性格をあらわしてるのかなぁと思ったり。読めばきっと、ほっこり優しい気持ちになれると思います。ほとんどが短いお話なのでちょっと時間があるときや、気持ちがすさんでるとき、にゃんこに癒されたいときにオススメです
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年05月23日
  • ディスカバー・ジャパン!ディスカバー・ニンジャ! ページの隅々からあふれだす「スリケン」「カチグミ・サラリマン」「スモトリ」といった謎の日本語に心を鷲づかみにされる『ニンジャスレイヤー』。ケバいアメリカ産のお菓子のような装丁で、本屋で異彩を放っていたこの『ニンジャスレイヤー』、コミック版も予想以上にぶっ飛んでいて、私もう夢中でございますl
     『ニューロマンサー』がチバなら『ニンジャスレイヤー』の舞台は近未来のネオサイタマ(ちなみにネオサイタマは東京湾に浮かぶ“人工島”です)。犯罪組織「ソウカイ・シンジケート」が跋扈する「マッポー」の世にあって、超人的な身体能力を持ち「カラテ」と「ジツ」を操る超人的な「ニンジャ」は大企業の手先として数々の荒事をこなします。主人公は・ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジ。妻子をニンジャに殺され自身も重傷を負った彼は、今際の際にニンジャ・ソウルに憑依され、ニンジャを憎むニンジャとして生まれ変わります。
     この、サイバーパンク好きにはたまらない設定と、確かなアクションシーンが否応なく気持ちを盛り上げるうえに、いわゆる、外国人の間違った日本観によってつくられたステキ世界&日本語が、これまでのエンターテイメント作品ではなかった、謎の娯楽性を発揮します。
     物語冒頭、ソウカイヤニンジャのアーソンと、彼を襲撃したニンジャスレイヤーが対峙する緊迫したシーン、ニンジャスレイヤーはいきなり「ドーモ はじめまして ニンジャスレイヤーです」とオジギします。アーソンも「ドーモ ニンジャスレイヤー=サン アーソンです」とオジギを返します。このあいさつは、ニンジャの礼儀として古事記にも書かれていることで、決しておろそかにはできないのです!!
     全くの別世界ではなく、日本と関係しているけれど実態とはまったく違うエキゾチック・ジャパンは、一度嵌り込むと止まらなくなります。女性主人公の一人称が「アタイ」。何かというと「ユウジョウ」を繰りかえすサラリーマンや女子高生。謎の「オリガミ部」……。
     まるで、キリシタンに伝わるキリスト教が、永年の鎖国によって独自の信仰・カクレキリシタンとなったのと同様といってしまうのは、やっぱり言いすぎなようなのでやめますが、ガラパゴス進化のような楽しみを味わえる一冊といえましょう。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年05月23日
  •  4月16日、韓国南西部の珍島(チンド)付近で発生した旅客船セウォル号の沈没事故を境に朴槿恵(パククネ)大統領の支持率が急落しているという。修学旅行の高校生ら200人以上の死者を出す最悪の事故の原因究明は今後の捜査を待たなければなりませんが、沈没しつつある船に乗客を残したまま、船長以下の乗員が脱出していたこと(責任を問われて逮捕されています)や、そもそも定められた以上の荷物を積み込む過積載などの安全運行の軽視などが次々に暴露されて、遺族はいうまでもなく、韓国国民の多くが国の有り様に対して大きな失望を感じ、政権に対する批判を強めていくであろうことは想像に難くありません。朴槿恵大統領自身、初期対応の不備を遺族や国民に謝罪するなど収拾に努めていますが、政府批判の声は高まる一方のようです。ここで注目すべきは、韓国が議院内閣制の日本とは違って、国民による直接選挙によって選ばれる大統領制であるという点です。朴槿恵は2012年の大統領選挙で勝利して2013年2月大統領に就任しました。任期は2018年2月まであり、事故の責任を厳しく追及されている現在はまだ任期の半ばにもきていません。にもかかわらず、朴大統領の去就に注目が集まるのには理由があります。第18代大統領である朴槿恵の父は3人目の大統領の朴正煕(パク・チョンヒ)です。朴正煕は在任中に側近中の側近、韓国の情報機関KCIA(韓国中央情報部)部長に銃殺されました。こうした非業の死をとげたのは朴正煕だけではありません。韓国の大統領のほとんどすべてが、退任後、在職中の「罪」を問われ、暗殺、自殺、亡命、隠遁、逮捕、死刑宣告といった形で、政治家としての「死」を迎えているのです。この歴史的な事実に着目して、その背景と韓国社会の先行きを検証したのが、今週紹介する『大統領を殺す国 韓国』です。著者の辺真一(ぴょん・じんいる)さんは、1947年東京都生まれ。明治学院大学卒業後、新聞記者を経てフリーのジャーナリストとして活動。1982年、朝鮮半島問題専門誌『コリア・レポート』を創刊。紙媒体のみならず、テレビやラジオなど幅広いメディアで評論活動を展開するコリア・ウオッチャーです。本書の冒頭に「歴代韓国大統領一覧」と題した表があります。一人目(第1代~第3代)の李承晩(イ・スンマン)から十一人目(第18代)の朴槿恵まで歴代大統領を顔写真付きで一覧にしたものですが、在任期間の下の「状況欄」が面白い。以下に就任順に抜き書きしてみます。[1]李承晩(イ・スンマン)学生革命で失脚→亡命 [2]尹〓善(ユン・ボソン。〓は日本語の漢字にない文字)軍事クーデターにて辞任 [3]朴正煕(パク・チョンヒ)在任中に暗殺される [4]崔圭夏(チェ・ギュハ)クーデターにて辞任 [5]全斗煥(チョン・ドゥファン)退任後に死刑判決(無期懲役に減刑、その後に特赦) [6]盧泰愚(ノ・テウ)退任後に懲役17年(後に特赦) [7]金泳三(キム・ヨンサム)自宅軟禁状態(本人談)次男逮捕 [8]金大中(キム・デジュン)一族の不正で三人の息子が逮捕 [9]盧武鉉(ノ・ムヒョン)退任後に自殺 [10]李明博(イ・ミョンバク)実兄が逮捕、本人も不動産購入における不正資金疑惑 [11]朴槿恵(パク・クネ)? どうでしょうか。最高権力者たちがその任を退いたあとは必ずと言っていいほど、断罪されていっているのです。辺さんはこう指摘しています。〈二〇〇三年から二〇〇八年まで大統領を務めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)は退任後、崖から身を投げて亡くなった。一度は国家権力のトップに立った人間が、その権力を手放した後に自ら死を選んだのである。盧武鉉は「馬鹿の盧」のキャッチフレーズで売った、庶民的な大統領だった。なぜ、彼のような人間が死ななければならなかったのか。また、「死」とは生命のみを意味しない。政治的、社会的「死」もある。実は、韓国の大統領のほとんどすべてが、退任後、在職中の「罪」を問われ、亡命、隠遁、逮捕、死刑宣告といった「罰」を受けている。これほど光と影のコントラストがくっきりとわかれる権力者ばかりが続く国はそうはないだろう〉辺さんはそうした視点から、建国の父、李承晩に始まり、朴正煕を経て、全斗煥、盧泰愚、金泳三、金大中、盧武鉉、李明博といった韓国の大統領たちはどんな罪を問われ、どうその罪をつぐなったのかを調べ上げ、建国から66年の韓国――歴代大統領と韓国国民たちの間で何があったのかを検証していきます。ここでは、全斗煥と盧泰愚の時代を見ていきます。軍事クーデターによって大統領の座を射止めた全斗煥は、ともにクーデターに動いた陸士同期の盧泰愚に政権を譲ったあとでどんな処遇を得たのか――。〈大統領となった盧泰愚は、まず前政権の清算から行った。全斗煥の不正蓄財を追及したのである。全斗煥も捜査を甘んじて受け入れ、資産の一部を国庫へ返納すると同時に、山寺で隠遁生活を送ることになった。私は盧泰愚の全斗煥に対する仕打ちを本気だとは思っていなかった。二人はもともと「同期の桜」である。暗黙の了解、阿吽の呼吸で全斗煥に責任を取らせるというパフォーマンスをしているにすぎないと醒めた見方をしていた。いずれ禊ぎを済ませたとして復活を遂げるのではないかと思っていたのだ。しかし、その予想は裏切られた。盧泰愚は本気で全斗煥を切ろうとしていた。全斗煥は早くソウルに戻りたかったのに、もうしばらくそのままじっとしていろと言うばかりで、一向に戻してもらえなかった。盧泰愚は全斗煥の後継者と目されていたが、二人の大統領には大きな違いがある。全斗煥は間接選挙のみだったが、盧泰愚は直接選挙に勝って玉座に座った。このことが盧泰愚を強気にさせたと私は見ている。終生ナンバー2だと思われていた盧泰愚だが、トップに立ったことで本来の自分を出すことができた。そして、自分をもっと光輝かせるためには、影が必要だ。その影の役こそ前大統領の全斗煥だった〉陸軍士官学校同期で粛軍クーデターを先導した二人でしたが、盧泰愚は最高権力者となったとき、自分を後継指名して院政をしこうという前大統領の思惑を知りぬいたうえで容赦なく切り捨てます。盟友を山寺に追いやった権力闘争の凄まじさ。その盧泰愚も、退任後に不正蓄財と光州事件の責任を問われて、金泳三政権下で懲役17年と追徴金2628億ウォン(約277億円)の支払いを義務づけられます。それにしても、この巨額ぶりには驚きます。最後に「韓国人が求めるリーダー」についての辺さんの指摘を紹介して終わりにします。第14代大統領、金泳三は後継者の3条件として以下の三つをあげたそうです。〈一つは強力なリーダーシップ。二つ目に誠実で嘘をつかないこと。三つ目が道徳的にきれいなこと。この三つのうち、歴代の大統領は、誰一人、二、三は守れなかった。しかし、一の強力なリーダーシップについては、李承晩から朴槿惠に至るまで全員に必須の条件だった。(中略)しかし、絶対的な権力を一人の人間に与えたことの反動もある。スキャンダルが起きたときに、大統領をその座から引きずりおろすというエネルギーはすさまじいものになる。大統領に対する国民の支持率の乱高下はその象徴だ〉2002年W杯日韓共催から12年――嫌韓論が声高に語られ、ヘイトスピーチがネット上にあふれる状況です。近くて遠い国、韓国。隣国で何が始まり、何が変わろうとしているのか。お互いを知ろうとする冷静な思考が問われています。その手がかりとなる好著です。(2014/5/23)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年05月23日
  • 匿名希望
    短い。。。
    安いからと買ってみたらなんと17ページしかなかった。かなり驚いた。ページ数の表記がないため、ほぼ詐欺だと思います。せめてページ数を明記して欲しいです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月22日
  • 匿名希望
    段々と低下?
    初期の1~3話完結のストーリーの方が断然面白い
    第二審になってから間延びしたつまらない作品傾向が強い
    次が面白く無ければ購入中止予定
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    カラーの絵本で読みたいです。
    子供の頃の思い出がよみがえってきて、なつかしい気持ちになりました。
    子供が服を汚しても、これを読んだあとだったら怒れませんね~。子育て中に読みたかったです。
    話もたくさんあり、これで無料はお得すぎます。
    電子書籍でも面白かったですが、紙の絵本で孫(まだいませんが)に読み聞かせたい作品です。
    絵本出版希望します。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月21日
  • “しりあがり寿版「ガリバー旅行記」”と銘打たれてはいますが、ガリバーはただの語り部で、彼が漂流して辿りついた様々な“国”の話が1話完結で描かれます。出てくる国はどれも特徴的なのですが、その特徴とはそのまま現代日本の一片です。日本人の民族性や空気感、流行り廃りや時代の潮流などが架空の国を通じて描かれ、漫画ならではの“日本批評”になっています。ぜひ『あの日からのマンガ』とあわせて読んでいただきたい1冊です!
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月20日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    全体的に文章構成が甘いなと
    主人公ストックホルム症候群っぽいな~と。
    全体的に甘い(いい意味ではない)
    乙女系ラノベに求めるもんでもないけど、
    作者さんは登場人物すべてに愛着があるのだろう、出るヒトすべてが善人では矛盾点が出てしまうのに。
    他の作品でこの値段ならもうちょい楽しいのがあるってことを考えると星ふたつかな~
    エロに関しても心引かれるもんでもなかったし。
    あと、この作品のあおり文と内容ちぐはぐ。
    読んですぐかいてるので、おかしい所があるかもしれませんが私個人のレビューなのでご理解ください。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月18日
  • 匿名希望
    人の話は聞きなさい(-_-;)
    まぁ立ち読み版だけの判断ですけど、ある意味酷い本ですねぇ(^_^;)。

    「またこの家族かよ」と唯一まともな主人公に言わしめるピンぼけ揃いのアシ三姉妹(三巻現在)。
     そろいもそろってお題目(-_-;)。ソレをいちいち描写の作画陣。
     三巻でとうとう主人公も壊れ加減になってきたし。

     確かに面白くは話に触れられるけど、本題霞んでるよ(+_+)。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月17日
  • 匿名希望
    純真でピュアな笑顔に癒されて♪
    福田素子先生の漫画で、いつも元気をもらっています。
    忘れていた子供のころをふりかえれました。
    純真さ笑顔のかわいさ癒されます。
    福田先生の漫画の中にいつも爽やかさを感じ、懐かしさとともにすがすがしい読後感で癒されてしまいました。
    何度も読みかえしたくなる絵本のようです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年05月17日
  • 匿名希望
    ねこ激かわ
    巻末のおまけ大好きです。
    お試しでチラッと見て「あ、この受け好きかも」と思った方でしたら是非お勧めです。
    受けの真面目で天然無自覚な可愛さと猫の可愛さが合わさってにやにや
    なのにストーリーは切なくて、受けの応援をし続け・・・一気に3巻まで読み終えました。
    読み終えた後は、スポーツ観戦で必死に応援していた人が優勝した時のような感じでした。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年05月16日
  • こんな面白い漫画があったなんて!と思いました。もっと取り上げられても、もっと売れてもおかしくないマンガだと思います!ナゼだ??と思うぐらいはまりました!他の話題になっているマンガより…正直面白いな…と思ました。このマンガは記憶喪失になってしまう詩織(しーちゃん)が主人公で、両親がいなく、お兄ちゃんと妹の3人家族のお話です。面白いところが、記憶喪失になってしまったしーちゃんが過去の自分に苦しめられるところです。あまりにも素行が悪かったらしい。自分が何をしてたのか記憶がないっていうのは辛すぎる…。そしてお兄ちゃんのあーちゃんがとにかく素敵なお兄ちゃんでございます!これは記憶なくなって兄妹と思ってなかったら、好きになっちゃうよな、この状況じゃと。しかし!読み進めるうちに、この兄弟の秘密が…!これ以上は是非読んでお楽しみください。あと3巻に収録されている『彼は一生懸命』がこれまたいい感じのお話になってます!合わせてお楽しみください。
    • 参考になった 12
    投稿日:2014年05月16日
  • 2014年春、しりあがり寿が紫綬褒章を受章して話題となりました。おめでたい限りです。しりあがりの代表作といえば、『ヒゲのOL薮内笹子』『エレキな春』等のギャグマンガが知られていますが、『あの日からのマンガ』を忘れるわけにはいきません。出版当時にも大きな話題となりましたので、「あの日」が2011年3月11日を指すことはわざわざ説明が不要かもしれませんが、あらためてこの本を読むと、胸をどきりとさせられることばかりです。この本の構成は「朝日新聞」夕刊連載でもお馴染みの4コマ漫画『地球防衛家のヒトビト』と7篇のショートストーリなのですが、いずれも「あの日」が題材です。それで、何にどきりとさせられたかというと、「あの日」に驚き、悲しみ、目の前が暗くなり、そして祈ったことが自分の心の中で風化しつつあったことです。いずれもの作品が、ギャグタッチながらもシリアスに「あの日」に多くの日本人が感じたのではないかという、当時の気分が描かれているようです。後ろ向きに生きるわけにはいきませんから、忘れてしまうこともあります。しかし、「あの日」を境に決して忘れてはいけないことが、現出したことがあると思うのです。この本は、忘れてはいけない貴重な資料的な側面も備えているようです。(2014/5/16)
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月16日
  • 著者の辻原登は最新刊『寂しい丘で狩りをする』のとびら裏に掲げるエピグラフ(銘句)として、ヘミングウエイの『青い海で―メキシコ湾流通信』から次の一節を引いています。〈たしかに、狩りをするなら人間狩りだ。武装した人間を狩ることを長らくたっぷりと嗜んだ者は、もはや他の何かに食手を動かすことは決してしない。〉この銘句は、「寂しい丘で狩りをする」というタイトルとあいまって重要な意味をもつことになるのですが、ここではこれ以上言及することは控えます。さて、ヘミングウエイのエピグラフのあと、本書はある判決文から始まります。〈主文 被告人を懲役七年に処する。但、未決勾留期間日数中百六十日をその刑に算入する。 理由 [罪となるべき事実] 府中刑務所を仮出獄の後、東京都中央区晴海に事務所のある落合建設で住込みの建設作業員をしていた被告人(引用者注:押本史夫(ふみお))は、平成二年(一九九〇)二月十九日、大雪で都内の交通機関がマヒする中、午後十時頃、日本橋交差点付近で、タクシー待ちの長い列の前にいた野添敦子(当時二十六歳)に声を掛け、同女の帰宅先が江東区東陽町であることを知ると、自分も東陽町だと詐って、合乗りを提案した。同女は快くこれに同意し……(中略)午後十一時十五分頃、四ツ目通り東陽二丁目交差点付近の区立東陽図書館前でタクシーを降りると、被告人は同女と別れ、いったん反対方向へと歩き出したが、同女が東陽図書館の角を曲って姿が見えなくなるやただちに引き返し、同女のあとをつけた。その間に被告人は上着のポケットに入れていた作業用の軍手を左手にはめている。被害者が自室のあるファミリーハイツ東陽への近道で、いつも利用するコミュニティ広場の林の中にさしかかったとき、被告人は被害者の背後から襲いかかり、軍手をした左手で口を塞ぎ、右腕で頸部を強く絞めつけて失神させた上、三十メートルほど離れたファミリーハイツ東陽のゴミ集積所に引きずり込んだ。さらに被告人は、姦淫中の性的快感を高めるため、付近に落ちていた電気コードで被害者の頸部を強く絞めつけるなどの暴行を加えて強姦した。その際、被害者に全治二週間を要する頸部縊創等の傷害を負わせるとともに、財布等の入ったショルダーバッグ一個を窃取し、その二日後、強姦したことを種に金員を喝取しようと企て、被害者に電話を掛け、「あんたの秘密を十万円で買ってくれ。あんたの出方次第では、強姦されたことを会社の人に言うよ。警察に言えばどんな目に遇うかしれんぞ」などと言って脅した。 被害者は失神していたため、警察に行くかどうか悩んでいた矢先、先に述べたような被告人からの脅喝電話によって事実が明らかになり、警察に届け出た。(後略)〉求刑10年に対し裁判官は7年の刑を科し、検察官、被告弁護人とも控訴せずに刑が確定。平成2年(1990年)10月15日、押本史夫は福島刑務所に収監された。それから7年――平成9年(1997年)4月26日(土)、押本史夫が福島刑務所を出所した。その情報は、野添敦子の依頼をうけて福島刑務所を見張っていた横浜の探偵事務所の女性探偵・桑村みどりによってもたらされた。張り込みを始めて6日目だった。問題は、押本が被害者である野添敦子に対し「仕返しをする」と繰り返し公言していたことでした。公判の場でも、検察官の「約束とは何ですか」との質問に対して「警察に届けないという約束です。約束したんですから、私は彼女に裏切られたんです。この仕返しは必らずします」と答えています。福島から東京へ出た押本は、野添敦子に対する「狩り」を開始します。探偵・桑村みどりは尾行を続けますが、押本は狡猾な手段を用いて転居先をたどり始め、数日後にはあと一歩というところまで肉薄していきます。追いかける男と逃げる女の間の緊迫、戦慄が本書の見どころですが、それは野添敦子と押本史夫の一組だけではありません。野添敦子を守ろうとする探偵の桑村みどりもまた、以前付き合っていた男から執拗に追われているという恐怖を人知れず抱えこんでいるのです。桑村みどりを追いかけるのは、久我(こが)春彦。父親は高名な洋画家で東京芸術大学教授。写真家で代官山に小さなデザイン事務所を持っていた。貴種に生まれたのに、それを周囲が認めてくれないと鬱屈した思いを抱えている男ですが、初め久我は文句なく優しかった。だがその優しさは仮面にすぎなかった。みどりをうっとりさせるセックスのあとに、一転して攻撃的で下劣な行為を強要しはじめた。言葉尻を捉えて、執拗に彼女を責めつづけ、反論しようとすると物を投げつける。空手の心得のある久我は、みどりの鳩尾(みずおち)に突きを入れて気絶させて彼女を抱く。煙草の火を乳首に押し当て、髪を切る。しかたなく、彼女が美容院で短く切り揃えて出社したとき、上司がおっと声を上げ、なつかしげに目を細めて、セシル・カットだねといったこともある。みどりは何度も別れようとした。その都度、久我は泣いて詫び、もう二度と暴力をふるわないと誓った。僕をそこまで怒らせるのはきみだけなんだ。それぐらい深い愛だと知ってほしい。しかも、彼には別に女がいた。一ヶ月前、みどりはこっそり下丸子から根岸のアパートに引っ越し、久我から行方を晦ましたつもりだった。その久我から買い換えたばかりの携帯電話に連絡が入った。以来、みどりは久我というモンスターの影に悩まされるようになります。「肉体をカメラのレンズで削りに削って、最後にあの女のからだの芯が剥き出しになるまで、撮り倒す」久我は別れる条件に「ヌード」を撮らせることをみどりに迫ります。ひたひたと近づいてくる押本から逃れる道を探す野添敦子と、久我の影におびやかされながら、敦子を守ろうとするみどり。みどりと敦子の切羽詰まった会話――。〈「追われている者は、追いかけてくる人間を前方に捉えることができないけど、でも、追いかけているほうはつねに前に向かって、敵の背中をみながら進んでくる」「でも、その追いかける人間は、あなたに尾行されている」「そうなの。だから、この勝負はいまのところフィフティ・フィフティかな。ただし、追いかける側が追いついてしまったら……」敦子は、放心したようなまなざしを、テーブル脇に飾られた模造の牡丹の花のほうへさまよわせた。(中略)「いま、野添さんは、押本から逃れることしか念頭にないでしょ。……逃げるというのは、先程も言ったように敵に背中をみせるということです。でも、いつか背中をみせるのをやめなければいけないときがくる。向き直って、正面から対決しなければならないときが……。わたしはそのときまで野添さんをフォローしないといけないんじゃないかと考えはじめたんです」「なぜ、なぜそう考えるんです?」みどりは視線を落として黙り込み、返事をしなかった〉黙り込んだみどりの視線はどこに向かうのか。久我に追われる女でありながら、敦子を追う押本を追っているみどり。みどりを結節点に四人の女と男がクロスして、事態は思いもかけない結末に向かって一気に動き出します。初出は講談社の文芸誌『群像』連載(2013年1月号~11月号)、2014年3月に単行本が書店平積みになるのとほぼ同時に電子書籍化された、芥川賞作家・辻原登の最新刊。クライム・サスペンスの秀作です。(2014/5/16)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年05月16日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    痛快!美麗!そして、至純。
    「修羅の子」雪はひとり、どこに行ったのだろう―?幻の続編があったことを知り、本編を読み終えてすぐに手に取りました。
    今度のお雪は復讐を遂げ、若者の健康な成長のためスエーデン式体操を教える教師になっていたのでした。
    美しく優しい鹿島先生は女生徒にも大人気で、この辺りは嵐の前の静けさというよりも、小池さんと上村さんからの雪へのプレゼントとも思えました。袴にリボン、ニッカボッカーと、さらにファッショナブルな雪を楽しめるのも嬉しい限り!
    実は若者にスエーデン式体操を広めようという動きには、国民のための福祉国家を作るという理想があったのでした。それを崩壊させんとする権力との闘いに巻き込まれていく雪。つかの間ではあってもある女性運動家との友情を育み、非業の死を遂げた彼女らのために白刃を閃かせる姿が美しくも痛快。今回の雪は純真さ、優しさをやや強く打ち出しているように思いました。
    世の中が危険な「かつて来た道」を辿ろうとしている今、色々な方に読んでほしい娯楽作です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月15日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    修羅の華!!
    生まれ落ちた時から両親の怨念を託され、凄腕の刺客として殺しを請け負う謎の美女・修羅雪。とにかく彼女の美しさから目が離せません!!楚々とした佇まい、流れるような剣技……上村一夫の描く雪は激しくも艶やか。浮世絵や絵巻物を思わせる画面にはうっとりすること請け合いです。そして雪がクールなだけに、時として人の情けに涙する姿にグッときます…。エロスとバイオレンス満載ですが、決してそれだけでは終わらない、魅力的な時代劇です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月15日
  • 匿名希望
    いい
    よかったとおもいます
    何回も読みたいです
    ぜひ読んでください
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年05月13日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    懐かしくも新しい
    私が小学生のころ読んでいたあさりちゃんが完結したことを知り、懐かしくなり購入しました
    割と新しい巻を何冊か購入したのですが、私が読んでいたころよりも絵柄が今風でした
    ハイスクールあさりちゃんの美大和くんが気になる!恋愛マンガになってて、ぜひ続きが読みたいです
    100巻完結のようですが、まだ99巻までしか刊行されてないようで、最終巻の刊行を楽しみにしています
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年05月13日
  • 決め顔が決まらないのにかっこいい
    表紙を見ていただいたらわかる通り、主人公がなんとも言えない顔です。
    作中では“カエル面”と言われたり、舌を引っ張られたり、なかなか散々な扱いをされます。
    それもシリアスな絵柄で描かれるので、ギャグのようでいて真剣なバトルが魅力的な作品です。

    主人公、風助は“忍空”と呼ばれる武術の使い手。
    忍空とは、忍術のような空手のような、それでいて自然に認められないと使えないちょっと不思議な武術。
    この作品は、同じ武術を学んだ仲間とともに過去を背負い、未来へと歩いている途中を描いたストーリー。
    離れ離れになった仲間を探しに行ったり、まったりと川に流されてみたり。

    台詞が無いコマで自然やギャグを表現することが多いので、
    ちょっとまったりしたいけどバトルな熱い要素も欲しい、熱く深くなりすぎず読みたい、そんな人におすすめです。
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    投稿日:2014年05月13日
  • インド人は毎食カレーを食べているという話を聞いたことがあります。そんなはずないだろと思いませんか? だとしたら日本人は、ほぼ毎食テリヤキを食べていることになります。だってそうじゃないですか。醤油と砂糖で甘っからく味付けしてある料理って結構あります。牛丼とか、きんぴらごぼうとか、煮魚とか。言うなれば日本の味付けのスタンダードです。それを外国の人が食べて「日本の料理はほとんどテリヤキ味だな!」って思われたら、ちょっと悲しいですよね。みたらし団子だって外国の人からすれば、きっとテリヤキの仲間入りですよ。「日本じゃティータイムもテリヤキだったぜ!」ってなもんですよ。まぁ何が言いたいかというと、外国の文化を本当の意味で理解するのは極めて難しいってことです。どうも、ご清聴ありがとうございました。さて本作『ニッポンのリア先生』です。日本の中学校に赴任してきたアメリカ人のリア・ブライト先生がいろいろな日本文化と触れ合う物語です。非常に興味深く読ませていただきました。このマンガを通して、改めて日本文化の奥深さに気付かされたような気がします。そして悲しいのが本作が1巻完結という点。もっと読みたいと思いました。
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    投稿日:2014年05月13日
  • 匿名希望
    金がもったいなかった・・・・
    面白いのは前半のみ・・・・中盤は地震で後半はアイデア無しの恋バナ~つまらん
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    投稿日:2014年05月12日