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  • 山口ねね先生の作品に登場する女の子はどれも細くて、白くて可愛いイメージが強いです!本作も一途で素直な女子大生が主人公です。主人公ののぞみはずっと思い続けていた先輩を追いかけて大学へ進学した女の子。先輩のことが大好きなのに、告白なんて恐れ多い!とただ遠くから見ているだけ…。ある日先輩の彼女ができてしまい、ショックを受けているとその弟・敦史から「先輩と寝ろ」と言われ…。 自分に自信のない女の子が恋をして変わっていくって素敵ですよね。女の子はお化粧したり、おしゃれしたり、どんどん変わっていきます。その瞬間を見て、好きって言ってくれる男性…憧れます…(笑)山口先生の作品は「女の子の可愛さ」がぎゅっと詰まった作品ばかりなのでオススメです!
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    投稿日:2014年09月12日
  •  上京しようと思う田舎者の僕にとって、中央線沿線は特別なイメージがありました。クリエイターがたくさん住んでいて、ごみごみとしながらも活気があって、古着屋があって…。長野県時代に生まれた、この身勝手なイメージから、なんとなく中央線沿線はを敬遠しております。ただ、たまに降りる中野や西荻窪の駅から、「これが、中央線か」と独特の雰囲気を感じます。
     『中央モノローグ線』は中央線沿線に済む、さまざまな職業・年齢の女性たちのモノローグで構成されている4コマ漫画です。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹、武蔵境の8つの町と、そこに住む女性たちが主人公。登場する女性たちは、どこかその町の雰囲気を重ねあわせています。高円寺のマドカは古着屋の店主で雑多な空気に馴染んでしまっていますし、西荻窪の劇団員・茜は微妙な存在感のなさに悩んでいる。武蔵境の中学生キョウコは23区に出たいと強くねがっていたりします。
     中央線の街の特徴が、よりわかりやすいしているかもしれませんが、彼女たちの気持ちは上京してきた者、特有の気持ちがあって、なんとはなしに共感してしまうのです。
     『中央モノローグ線』に登場する彼女たちも皆、様々な理由でそこに住んでいます。前向きな気持ちもあれば、早く出たい気持ちもあります。でも街の情景は彼女たちの心の残っていきます。
     『中央モノローグ線』は中央線に住みたく成るという漫画というわけではないのです。そこで描かれているのは、東京に住んでいる、顔も名前も知らない誰かの生活です。けれども、読んでいるうちに自分自身もまた、顔も名前も知らない誰かであること実感し、なんとなく温かい気持ちになる気がするのです。東京で一人暮らしの人にこそ読んで欲しいですね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月12日
  •  前回、小泉政権下で金融担当大臣の座についた経済学者・竹中平蔵氏とタッグを組んで金融界の表舞台に躍り出た日銀出身の木村剛氏をモデルに新銀行創設から破綻までを克明に描く高杉良の長編企業小説『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』をとりあげましたが、今回は同じ竹中平蔵氏の足跡をたどるノンフィクション作品『市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像』を紹介します。日経新聞記者を経て、現在フリーランスのジャーナリストとして活動を続ける佐々木実氏が月刊誌「現代」2005年12月号(講談社)で始めた連載企画「竹中平蔵 仮面の野望」(2006年2月号で終了)に、「現代」廃刊後も続けた取材内容を加えて2013年4月に刊行された単行本を底本にこのほど電子化されたものです。竹中平蔵氏のカウンターとなったアメリカ側の政権幹部、金融界幹部をはじめ竹中氏と関わった多くの人々にインタビューし、膨大な文献資料を渉猟して書き上げられた労作は、2014年の大宅壮一ノンフィクション賞(第45回)に輝きました。一橋大学を卒業した竹中氏は日本開発銀行に就職。ハーバード大学留学(国際問題研究所客員研究員)、帰国後の大蔵省への出向などを通じて日米の人脈を広げた竹中氏は「政策志向」を強めていきます。2001年1月、スイスのダボスに世界各国の首脳や世界的企業の経営者を集めて開かれる「ワールド・エコノミック・フォーラム」(通称・ダボス会議)に参加した竹中氏の行動は、その後の彼を考えるうえで、大変興味深いものがあります。この事実を発掘した著者の佐々木実氏はこう書いています。〈毎年一月に開催されるダボス会議に日本の首相が出席したのは二〇〇一年の森首相が初めてだった。仕掛けたのは竹中で、ダボス会議用の森の講演原稿づくりまで手伝っていた。このダボス会議には、当時野党の民主党党首だった鳩山由紀夫も出席していた。鳩山はダボス滞在中、宿泊先ホテルのレストランを貸しきりで押さえていた。多数の要人が集まるのでいつでも面談ができるよう場所を確保しておいたのである。鳩山が竹中と話し合ったのもこのレストランだった。竹中はこういって話を切り出した。「民主党の代表として政策をつくるときにはブレーンが必要になるんじゃないですか。鳩山さん、ブレーン集団をつくりましょうよ」竹中がブレーンになり、ブレーン集団のメンバーも手配する。鳩山にはそう説明した。政府に対案をつきつけるぐらいの能力をもったブレーンの必要性を痛感していた鳩山に異論はなかった。「竹中さん、ぜひお願いしますよ」勧めに応じ、鳩山は竹中の責任のもとでブレーン集団を立ち上げることに同意したのである。〉ただの経済学者とは思えない、竹中氏の行動ではないでしょうか。ブレーンとして森総理のダボス会議参加を仕掛け、講演原稿まで手伝う一方で、最大のライバル政党代表にブレーン集団をつくろうと働きかけ、同意を取り付けてしまったのです。それだけではありません。2001年2月、ハワイ沖で日本の高校生が乗り込んだ練習船「えひめ丸」がアメリカ海軍の原子力潜水艦と衝突、日本人9人が死亡するという大事故が発生。その時、ゴルフをやっていた森首相は事件発生の連絡を受けた後もプレーを続けていて激しい批判にさらされます。結局、森総理は内閣支持率の急降下を受けて辞任を決断、出身派閥会長の小泉純一郎氏に辞意を伝えることになりますが、著者によれば、その頃、竹中氏は小泉純一郎氏に急接近していたそうです。小泉内閣が誕生し、竹中平蔵氏が経済財政担当大臣に起用されるのは、えひめ丸事故からわずか2か月後の4月26日のことです。政治の表舞台に立った「経済学者・竹中平蔵」は、米ブッシュ政権との人脈的つながりを背景に、小泉政権で大きな力を得ていき、2002年9月30日、経済財政政策担当大臣のまま兼務で金融担当大臣に着任します。銀行に対する公的資金の投入問題で対立していた柳沢金融担当大臣が更迭され、その空席に竹中が座ったわけですが、これはブッシュ政権の意向に沿ったものだったようです。電撃的な人事の直後から竹中金融担当大臣は民間人だけの特命チームを立ち上げて1ヶ月後には不良債権処理策――「金融再生プログラム」、いわゆる「竹中プラン」をまとめ上げます。著者はズバリ「ブッシュ政権の意向」を指摘しいます。〈金融担当大臣就任から「竹中プラン」発表までの一ヵ月間を検証すると、竹中はまるで四面楚歌だったようにも見える。だが、この間、一貫して強く彼を支持していた勢力があった。アメリカ政府である。一〇月一一日、グレン・ハバードCEA(引用者注:大統領経済諮問委員会)委員長はホワイトハウスにわざわざ日本の特派員たちを集め、竹中が遂行しようとしている銀行行政を支持すると宣言した。国務省ではバウチャー報道官が定例記者会見の冒頭で、「日本の構造改革を支持する」と発言した。財務省もジョン・テイラー財務次官を日本に急遽派遣することを発表、訪日したテイラー財務次官は実際に講演で竹中支持を表明することになる。(中略)援護射撃するハバードは、ホワイトハウスで会見を開いただけでなく、『日本経済新聞』に「日本の銀行改革 新たな希望」と題する文章まで寄稿した。もちろん、竹中金融担当大臣を強く支持する内容だ。ブッシュ政権は総力をあげて、あらゆる機会をとらえて、海の向こうから竹中を支えていたのである。〉なぜ、ブッシュ政権はそこまでして竹中氏を支持したのか。著者はニューヨークのコロンビア大学にハバードを訪ねて疑問をぶつけています。〈──日経新聞に「竹中支持」の記事を寄稿しましたが、これには日本で批判もありました。「私は日本の政治家ではありません。私がブッシュ大統領から与えられた任務は、日本の改革のプロセスを支援すること。もちろん、日経新聞に寄稿することについては事前に竹中氏に相談し、援護射撃になるかどうか確認しました」謎として残るのは、なぜ「竹中プラン」がまだ発表されてもいない段階で、ブッシュ政権の高官たちが竹中を支援したのか。『大臣日誌』で竹中は、一〇月一一日には「竹中プラン」の大枠を確定していた、と明かしている。ハバードらブッシュ政権高官たちがいっせいに「竹中支持」を表明したのも同じ日だ。私は、竹中プラン発表前にブッシュ政権が竹中支持を打ち出した事実を指摘したあとで、「事前にすでに『竹中プラン』の内容を知っていたと解釈していいですか」とハバードにたずねた。「はい」とだけ、彼は答えた。ハバードに確認してわかったことは、竹中が日本の政府与党には徹底した情報管理で何も知らせない一方、ブッシュ政権にはいちはやく情報を流していた事実である。〉米ブッシュ政権のバックアップを得た竹中プランは2002年10月30日に公表されます。銀行に対してきわめて厳しい内容だっただけに、様々な波紋を巻き起こします。三井住友銀行は米ゴールドマン・サックスを引受先とした大規模な増資に踏み切った。その特異な契約条件には疑問の声が上がったという。また、りそな銀行(大和銀行とあさひ銀行が合併)は、合併して初めての決算で、繰延税金資産の計上ルールの変更(厳格化)に耐えられずに経営破綻。竹中大臣が主張してきた公的資金投入→国有化の第1号となります。竹中プラン発表から半年あまりで公的資金の投入が実現したわけですが、その過程では監査法人の担当責任者だった公認会計士が自殺に追い込まれるという不幸な事件も起きています。とまれ、2002年9月30日の金融担当大臣就任から1ヶ月後に発表された「竹中プラン」が金融界に与えたパニック的な衝撃と、2003年5月のりそな銀行破綻・国有化の真実に迫った第6章「スケープゴート」は出色です。日米関係の実相、金融界の本当の姿……大宅壮一ノンフィクション賞最新受賞作は2014年ノンフィクション界に生まれた“最良の果実”と言っていいでしょう。(2014/9/12)
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    投稿日:2014年09月12日
  • 匿名希望
    ムハムハです!
    前作の「クロネコ彼氏のアソビ方」の続編です。
    今回もエッチシーン満載ですが、攻の背中に豹柄が浮かび上がるシーンはとってもセクシーです。
    受のクロネコちゃんもとっても可愛いですし、攻の豹はセクシーです。
    正直、こういった設定は苦手で読まないのですが、これはイイです。私の中では大ヒット作になりました。
    「クロネコ彼氏の愛し方(1)」が配信されましたが、(1)と付くからには続くのでしょう。楽しみです。
    • 参考になった 7
    投稿日:2014年09月11日
  • 匿名希望
    これはイイ!
    猫科人間とか擬人系など、そうゆう設定の話は正直好きじゃありません。が!こ、これはイイ!!
    でも、攻が人気NO.1俳優である必要はないんじゃない?と思うところはあります。そして、受が元攻でやりまくっていたという設定があまり見えてきません。その辺のストーリー的な難点はいくつかあるものの、やっぱり、これはイイです。
    エッチなシーンも盛りだくさんで、描き込まれている感があり、私的には大満足です。
    個人的には、攻がとってもセクシーで好きです。この後に「クロネコ彼氏の甘え方」、「クロネコ彼氏の愛し方(1)」と続きます。ので、ぜひこちらから読んで欲しいです。
    • 参考になった 6
    投稿日:2014年09月11日
  • 匿名希望
    あくまで個人的な意見ですが...
    昔、友達に1巻を借りて読んでみた事があり、その時は結構おもしろいなぁと思った記憶が残っていて今回全巻セットで割引きになっていた事もあり、思い切って購入してみましたが、はっきり言って失敗でした。
    私の経験上、絵柄が好みでなくてもストーリーやキャラ達が魅力的であれば十分楽しめる作品は他にいっぱいあり、この作品はもともと個人的には絵柄が好きではなかったけれど、1巻を読んでみた時点で楽しめそうだなと思ったのに、話が進むにつれてもコレと言ってわくわくする展開もなく、根本的に主人公を始めとするキャラ達に全然魅力を感じられませんでした。
    ストーリーも、主人公が二人の美少年の間を行ったり来たりと奮闘する姿をダラダラと描いてあって、これに22巻分も費やすか??という気持ちで読み終えました。
    仕事から帰って寝る前に読んでいたのですが、話にすごく引きつけられて、「次の日も朝早いから早く寝なきゃ!」と思いつつ、「あ~今イイとこで続きが気になる!あともう1巻だけ読じゃおう!」みたいな感じにもまったくなれず、正直「この話、早く終わってくれないかな~。もう寝たいんだけど。」と思ってしまう程、退屈に感じてしまう時もありました。
    ちょっと厳しい感想になってしまいましたが、全巻読み終わってまた最初から読み返したいなと思える作品ではありませんでした。
    • 参考になった 6
    投稿日:2014年09月11日
  • AKBシステムと紡ぐアイドルど根性物語
    最初のきっかけは好きな女の子をオーディションに受からせてAKBに入れてあげたい…
    そんな単純な、けれど男子である主人公浦山実に決断させるには十分な理由から
    彼はAKBのオーディションへ「女装」で潜り込みその女の子を支援することに

    結果、彼女は合格し、そして彼(女)も合格。晴れて二人はAKBという一つのシステムの中で
    アイドルの道を進むことになりました。

    彼、浦山実にとってこの道は彼女さえ上手く行けばいつでも引き返してこれる…
    そんな道だったはずが、彼女やAKBメンバーらの気持ちに触れて行くことによって
    本気で臨むべき道だと自覚し、周りを巻き込んで成長していく物語がこのAKB49です。

    その彼が女装した、アイドル浦川みのりの一挙手一投足は正にスポーツ根性そのもの。
    彼女の行動に胸が熱くなっている自分を確認しながら物語を読み進めて行ってください。

    そのうち、この作品にAKBが関わっているとかそんな些細な設定はどうでも良くなってしまいますから。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年09月11日
  • 匿名希望
    お気に入りの一冊
    吸血鬼、タイムトラベル、天体観測、別々の違った世界観の話が詰まった一冊。特に私のお気に入りは「春への扉」です。ラストの展開に驚いたのとすごく切なくなりました。思わず何度も読み返してみたり。すごく大好きな本です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年09月10日
  • 使用方法がわかりにくい
    使用方法がわかりにくい。
    購入したが、見れない
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月10日
  • 匿名希望
    同級生カップルの話じゃなかった・・
    最初の、長男と同級生のエピを途中まで読んで釣られたので
    2人の物語をもっと見ていたかったのに、後半では出てこなくなったのが評価の低い理由です。
    直系の良樹の恋愛話ではまだ、後継者ゴタツキなどで
    登場場面があったけど、話は良樹カップル、長女の息子ケン、一樹の恋愛へと展開していきます。
    長男家族は家を出て行った為
    途中からはもう忘れられた存在になってしまってたのが残念で仕方なかったです。
    3巻では誰かの会話の中にちょこっと名前が出たくらいになってました(泣)
    そういう構成なんだと解っていても、同級生カップルの結婚するまでの過程を長く描いてほしかったです。
    すぐに10年後になっちゃって、えーって感じだったんですけど
    でも、これ多分、次男の良樹のストーリーだったのかなと思いました。
    最初から最後まで出ていたのは良樹だけでしたから。
    • 参考になった 5
    投稿日:2014年09月09日
  • ナンシー関さん。言うまでもなく“TVウォチャー”の第一人者ですね。彼女が週刊朝日で連載していたコラムのベスト版とも言える1冊です。僕は彼女の論評にリアルタイムでは触れていなかったのですが、本作を読んでその鋭さに驚きました。例えばまだ「ダチョウ倶楽部」としての露出がほとんどだったころの寺門ジモンについて。「ダチョウ倶楽部としての人格とは別に、ストイックそうな何かをもっていそうである」とするその指摘は見事。いまやジモンはダチョウというよりもこだわりの強すぎる男としてのほうが露出してますからね。“若者のテレビ離れ”をはじめ、テレビの凋落が言われる昨今、彼女が生きていたらどんな論評を見せてくれていたのだろかと改めて思わされる一冊ではないでしょうか。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月09日
  • ネタバレあり
    こういうの好き!
    好きな相手を食べたくなるっていうのが良い。
    ゾンビものかと思って敬遠してたけど、絵もかわいいし、一気に読んでしまった。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年09月07日
  • これぞBL!
    男友達を好きになってしまう苦悩(相手に迷惑になってしまうと考えたり)とか、それでも態度でバレてしまうほど好意があって、相手もノンケだけどそれを嬉しいと思って受け入れるとか、キュンキュンしました。好きなタイプのBLでした!
    絵も可愛い!
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月07日
  • 匿名希望
    好みにもよるが
    シリーズ関連他の作品に比べ作風が違いすぎる。
    この方のオリジナル作品だったらこれでも良いのかもしれないが…。

    個人的な好みではあるが「目」の描写に特に違和感があり、
    主人公の横顔と女性陣全般が特にだめだった。
    特に主人公の横顔(特に真横とやや下から見上げる描写時)の目つきは…。

    あと作家さんには一度主人公の設定を確認してほしい。
    そうすると「表情」「動作」に違和感を感じていただけると思う。
    時々設定を思い出したような描写に戻るけど、
    あまりに唐突に戻るので流れが変です。

    この作家さんには正直向いてない作品だと思う。

    関連作品のシリーズはそろえたいが、
    ちょっと悩ましいです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月07日
  • ネタバレあり
    物足りない・・・
    マディとヴァリエリ伯爵の間に芽生えた恋心が、
    会話を重ねていくにつれて、育っていく様子は実に良かったです♪

    けど、復讐と言う割りにはヴァリエリ伯爵の表情が終始穏やかすぎるし、
    伯爵が復讐を果たした後、復讐相手であるナイジェル・シルヴェスターが
    一切登場しなかったのも納得がいかないところです。

    悔しそうな表情とか、拳をギュッと握りしめているところとか、
    ほんの一コマあるだけで全体的に引き締まった内容になると思うのですが。

    復讐の為に要求したものの内、叶ったのが確認できたのはナイジェルの謝罪文だけで、
    爵位授与の辞退をしたのかどうかがわかりません。
    あれでは、完全に自己満足の復讐で終わってしまっています。

    盛り上がりに欠ける結末で残念です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月06日
  • 匿名希望
    珍味的漫画家さん?
    灰汁が強い作品を書く漫画家さんですが私は大好きです(^^)
    ドラマチックなストーリー構成と、鬼畜~甘々なH描写まで
    たっぷりと楽しむ事が出来ます♪
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    お勧めします(^^)
    個人的にはたっぷりとした満足感を得る事が出来る1冊。
    絵柄も構成もH描写も非常にお洒落な作品です♪
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    良い作品でした♪
    この値段の作品で唯一購入に後悔をしていない1冊です(^^)
    このシチュエーションで、もう少しページ数を増やして、たっぷりと描いたものを読んでみたいと思いました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    秀逸した作品です(^^)
    万人受けをするシンプルながらも画力を感じる絵柄。一貫をしてクールであるのにシリアスやコメディ等、起伏のあるストーリー構成。コンスタントに描かれる鬼畜もの好きには嬉しいHな描写。続きが待ち遠しい作品です♪
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    期待以上の1冊♪
    個人的には鬼畜もの好きなので、ゾクゾクとくる描写が所々にありましたが、ストーリーも絵も穏やかなので、読後感は爽やかに癒されました(^^)
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    個人的には大当たりです。
    美術的な画力、映画のようなストーリー構成、鬼畜もの好きには堪らないHな描写。購入をして良かった♪と強く思っています(^^)
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年09月05日
  • 匿名希望
    購入をして正解
    H多好きさんもスト多好きさんも満足が出来る1冊。劣った話等は1つもなくて、全話とも素晴らしいと思う♪個人的には「教室の歪み」のエゲツない感じが1番に好きです(^^)先生の目つきと口調がゾクゾクとします。
    • 参考になった 7
    投稿日:2014年09月05日
  • 『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリさんのエッセイ漫画が大好きなのですが、こちらはNHKBS-1で放送された『アジアで花咲け!なでしこたち』というドキュメント番組を漫画化したものです。日本とは違う環境の中で仕事を見つけ、日本ではない世界のその地で根を張りつつ、生きる女性たちの姿を描いています。しかしヤマザキさんが描いているので重くなりがちなテーマでも、とってもポジティブに面白く描かれています!あっという間に読めますよ!ヤマザキさん自身もイタリアにお住まいで、様々なヨーロッパの国々に住んだ経験があり(そして旦那さんもイタリア人)、出会った世界の『なでしこ』達が逆にヤマザキさんに励まされている感じもしました!他にも『モーレツ!イタリア家族』『イタリア家族 風林火山』が強烈に面白いので、是非読んでみて下さい!
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月05日
  • 夏の甲子園も終わってしまいました。私はどちらかというと地区大会に熱くなる方なので、気分は早くもセンバツに向けた秋季大会です。『スカウト誠四郎』(三田紀房)は、書名通り「スカウト」というプロ野球球団の裏方の仕事を題材としたマンガです。将来の逸材を探すのが腕の見せどころの商売のようですが、それは出会いという運にも恵まれないとなかなか難しいようです。主人公の竹光誠四郎は選手として挫折し、いったんは野球界を去っていた苦労人。この誠四郎が幸運にも一流選手になる素質を持った高校生・桐島のプレーぶりを目の当たりにして、物語は動き出します。桐島が通うのは田舎の高校なのですが、本人は名医の家を継がなければならないという環境で育ってきました。誠四郎は桐島をプロ球団に導くことができるのかどうか、そのアプローチの仕方に読み応えがあります。少し残念なのは、もうちょっと成り行きを見守りたいな、というところで完結している点です。もし、食い足りなさを感じたら、同著者による連載中の作品『砂の栄冠』をおすすめします。(2014/9/5)
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年09月05日
  •  今回取り上げる『破戒者たち 〈小説・新銀行崩壊〉』電子版には収録されていませんが、文庫版(紙版・講談社文庫)には評論家・佐高信の解説があり、そのなかで佐高信は〈もちろん、末尾で断っているように「本作品はフィクションであり、実在の人物、団体などとはいっさい関係ありません」なのだが、この小説の迫真性を増すために、当時、この国で起きていた「事実」を紹介していこう〉として、以下のように書いています。
    [日本振興銀行の木村剛を私が最初に批判したのは二〇〇五年六月だった。『サンデー毎日』の連載「佐高信の政経外科」で「拝啓 木村剛様」として、こう書いた。〈食わせ者の竹中平蔵氏とつるんでいるあなたを、私は前からウサンくさい人物だと思っていましたが、日本振興銀行の社長として自分の夫人が社長の「ウッドビレッジ」なる会社におよそ一億八千万円ものおカネを三%という著しく低い金利で貸し付けていたというのはひどいですね。『週刊東洋経済』は六月十一日号で、「経済・金融に関する調査業務および講演会の開催、刊行物の出版・販売」などを事業内容とするウッドビレッジを「ペーパーカンパニーと紙一重」と断じています。まず、この会社がいかがわしいわけですが、そんな身内の会社に低利融資するのは、明らかに銀行法で禁じられている「銀行主要株主」への優遇にあたるでしょう。それを知っていて、こんな強引なことをするのは、あなたが竹中氏だけでなく、伊藤達也現金融担当大臣(当時)や五味廣文金融庁長官(当時)と親しく、問題にされることはないと自信を持っているからでしょうか。日本振興銀行には、銀行マンから転じたお調子者の作家、江上剛氏も社外役員として加わっていたのでしたね。「類は友を呼ぶ」で、ウサン臭い人間のところにはウサン臭い人間が集まるのでしょう〉]

     小泉純一郎首相(当時)に重用され、慶大教授から小泉内閣の金融担当大臣となった竹中平蔵氏は、日銀出身の金融コンサルタント・木村剛氏を金融庁顧問に抜擢します。本書の舞台となる「新日産興銀行」(しんにちさんこうぎんこう、新日産興銀)のモデルとなった日本振興銀行は、竹中平蔵氏と木村剛氏の二人の関係が背景となって設立された新銀行です。金融コンサルタントとして新日産興銀創設に力を発揮し、後に自ら社長の座につく村木毅(むらきつよし)、経済財政・金融担当相の竹井平之助の主役二人の名前は、木村剛氏、竹中平蔵氏という実在の人物を容易に連想させます。
     筆者の高杉良は徹底した取材によって日本企業の知られざる暗部に光をあてた経済小説を数多く発表してきていますが、「中小企業を救う」という理想を掲げて誕生した 新銀行を私物化し、しゃぶり尽くそうとした経営トップのモデルとなった木村剛や彼の「庇護者」の役割を担った竹中平蔵らの理不尽な振る舞いに対する高杉良の怒りが本書を貫いています。その燃えさかる怒りが、この企業小説に迫真性を与え、読む者の心に伝播し、一気に読み進ませるのです。
     たとえば、新産興銀社長の座にある村木が、腹心の部下を呼びつけて、いきなり「社長をやめて会長になる」と言い出すシーンがあります。

    〈設立時の約束事である三年目の黒字達成に向けて、正念場であることは村木を初めとした新日産興銀行経営陣の共通認識だ。それゆえに村木の焦燥感は日を追って募る一方だった。村木が宮本を社長室に呼び出したのは、二〇〇五(平成一七)年七月一二日の朝八時だ。新日産興銀行本店のある大手町界隈は、気温が二二、三度でさわやかな青空が広がっている。一時間後には通勤のサラリーマンやOLでごったがえす大手町の交差点も、人っ気はまだまばらな時間帯だ。宮本が軽くノックしてから社長室のドアを開けると、ソファーの背もたれにのけ反るように座っている村木がやけに大柄に目に映った。〉
     社長の村木は、宮本に「お前に執行役員をやってもらうからな。七月一五日付だ」と告げたうえで、突然のことに驚愕して棒立ちの宮本に対しさらにこう言うのです。
    〈「俺は社長をやめて会長になるぞ」宮本は村木の突然の発言に困惑して、「ええっ」と奇声を発してしまった。「ええっじゃないだろう。会長になって悪いのか」宮本が慌てて手で口を押さえながら、口ごもった。「と、とんでもないことです。た、ただ、社長はどなたがなるんですか」
    「誰だって同じだろう。全てはCEOの俺が仕切るんだから。まあ、去年ヤマト銀行からウチに来た下田あたりでいいんじゃないか」
     下田正司は実質国有化されたヤマト銀行からいち早く逃げ出した口だ。関東地方の国立大学を出て、旧共和銀行に入行、支店での営業経験が豊富なことが売りの男だ。大塚よりも二歳年上だが、いかんせん小物という感じが強かった。印象が薄い、という方が正確かもしれない。
    「お言葉ですが、どうして村木社長ではいけないのでしょうか」
     全く合点がいかない宮本は、首をかしげながら〝村木社長〟にアクセントをつけて訊いた。
    「俺のブレーンともあろうものが、そんなこともわからんのか。何かっていうと、『村木銀行』ってメディアが騒ぐのが、鬱陶しくてたまらんのだ。それに越智の追い出しのために俺の会社で増資に応じたから、今では実質的には俺が所有する銀行とも言える。ウチの銀行は日本で最高のガバナンスを誇っているんだ。筆頭株主が社長というわけにはいかんだろう」
     村木の厳しい顔に、ようやく事態が呑み込めた宮本は、黙って一礼した。〉

     村木の言葉の端々に露呈している「俺の銀行」という意識。竹井大臣の交代後、新産興銀は金融庁の検査を受けることになります。村木に請われて経営層に加わった元金融庁検査官の大塚徹執行役員の胸のうちでは先行きに対する懸念が具体的な形となっていった。ともに金融庁検査への対応を命じられた宮本を前に大塚は自嘲気味にこう語ります。

    〈「株を保有することになった経緯は問題じゃない。村木会長の個人会社にウチの銀行が融資しているじゃないか。あれは株の購入資金を立て替えたものだろう。つまり、銀行が会長に株式購入資金を貸し付けて、その資金で銀行は増資したわけだから、なんのことはない、お金がぐるりと回ってもどってきているだけ、というわけだ」
     村木の個人会社とは、Mファイナンスとビレッジウッドの二社を指している。ビレッジウッドは、村木の妻が形式上代表取締役を務める会社で村木の講演料や印税の受け皿だ。株主も村木本人の他は村木の両親や妻で占められていた。新産興銀は、二〇〇五年二月末にMファイナンスに対して三億九〇〇〇万円を、三月九日にビレッジウッドに対して一億七八七五万円を融資していた。(中略)
    「問題含みなんて生易しいものじゃない。しかも、Mファイナンスとビレッジウッドへの融資には、ウチの銀行の株が担保に入っている。非上場株は担保として認めていないが、自行株だけは担保として認めるよう、直前に社内ルールを変更したんだ。金融庁にしてみれば、突っ込みどころ満載っていうわけだ。日本一のコンプライアンスが聞いてあきれるよなあ」〉

     ビレッジウッドが実在した「ウッドビレッジ」をモデルとしていることは容易におわかりいただけるでしょう。銀行を蝕む“私物化”。ことここに至っても、宮本はもちろんのこと、元金融庁検査官の大塚でさえも、村木に対しその非を指摘することはなかった。できなかった。
    「規制緩和」の美名の下で、いったい何が起きていたのか――経営トップによる私物化の果てに新銀行が崩壊していく過程を描いた高杉良の長編企業小説『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』は、現代社会に重い課題を突きつけています。(2014/9/5)
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    投稿日:2014年09月05日