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  • 西住みほの子供のころの話
    TVアニメ見たうえでの評価です。アニメではなかった話が見れてよかったです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月08日
  •  累計220万部を超えた伊坂幸太郎の代表作、「殺し屋」シリーズ――『グラスホッパー』(角川文庫、2013年4月12日配信)、『マリアビートル』(角川文庫、2013年10月11日配信)に連なる第3弾『AX アックス』(角川書店、2017年8月10日配信)は、「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」の5編からなる連作集。表題作タイトルのAXは、斧(おの)を指す英語で、死刑執行に用いられた首切り斧の意味も持っています。
     主人公は、およそ7年ぶりの最新作で新登場となる凄腕殺し屋「兜」。本名は三宅、物騒な仕事をしていますが、家では“超”の字のつく恐妻家。高校3年の息子を持つ、殺し屋に対してどうかと思う人もいるかもしれませんが、まちがいなく愛すべき所帯持ちなのだ。そしてこの“殺し屋でありながら恐妻家でもある”という着想こそが、『AX アックス』の面白さの起点であり、“愛すべき所帯持ち”という設定が、連作集の終盤――巻末収録の「FINE」で殺し屋「兜」の長い戦いに終止符を打つ驚きの仕掛けに帰結する。

     巻頭収録の「AX」に、兜と息子の三宅克巳(かつみ)が「蟷螂(とうろう)の斧」、つまりカマキリの斧について話をするシーンがあります。蟷螂の斧について〈弱いにもかかわらず、必死に立ち向かう姿を言う。どちらかといえば、はかない抵抗という意味だ〉と説明した上で、〈ただ、カマキリの斧を甘く見てるなよ、と俺は思うけどな〉と兜が言う。恐妻家の父親と高校生の息子の間で交わされる朝の何気ない会話に見えます。じつはそこに深い意味が込められているのですが、それに気がつくのはずっと先に行ってから。ここではこれ以上触れません。
     恐妻家の自らを「カマキリ」になぞらえる兜(カマキリの雌は交尾の最中に雄を食べてしまうという話をご存じですか。真偽は本書をご覧ください)。さて、どれくらい恐妻家なのか。シリーズ前作『マリアビートル』に登場した殺し屋コンビの檸檬(れもん)と蜜柑(みかん)を相手に〈恐妻家の殺し屋は夜食に何を食べるか〉という重厚(?)なテーマについてとうとうと語る兜。そのユーモラスな結論だけで、この作品に☆☆☆☆☆です。長い引用になりますが、じっくり読んでください。

    〈「兜、家族は、おまえの仕事を知っているのか」と訊(たず)ねてきたのは、檸檬の仕事仲間、蜜柑だ。二人は背恰好(せかっこう)が似ているものの、性格については反対で、だからこそ二人で仕事をこなすことができるのかもしれない。彼らは、妻子持ちの同業者が珍しいからか、兜にずけずけと質問をぶつけた。
    「家族はもちろん知らない」兜は即座に言った。「一家の大黒柱が、こんな物騒で恐ろしい仕事をしていると知ったら、家族は絶望するだろう。普段は、文房具メーカーの営業社員だ」(中略)
    「だけど、一家の大黒柱が命がけの仕事をして、帰ってから夜食でカップラーメンとは、何とも情けねえな」檸檬がからかってくる。
    「馬鹿を言うな」と兜は怒った。「カップラーメンなんかを食べるわけがない」
     その語調が強かったからか、檸檬は反射的に後ろに体を反らし、身構える。「怒るなよ」
    「そうじゃない」兜は声を落ち着かせ、続ける。「カップラーメンはな、意外にうるさいんだよ」
    「何だ、それは」
    「包装しているビニールを破る音、蓋(ふた)を開ける音、お湯を入れる音、深夜に食べるにはあまりにうるさい」
    「誰も気づきゃしねえだろうに」
    「うちの妻は気づく」兜は答える。「その音がうるさくて、起きたことがあるんだよ。彼女はな、真面目な会社員で朝も早い。通勤にも時間がかかるからな。だから、深夜にそんな音で起きてみろ、大変なことになる」
    「大変? 何が大変なんだ」
    「翌朝、起きて、会った時の重苦しさと言ったら、ないぞ。彼女の吐いた溜(た)め息が積もって、床が見えなくなる。比喩(ひゆ)ではなくて、本当に息が苦しいんだ。『うるさくて、まるで眠れなかった』と指摘された時の、胃の締め付けられる感じは、分からないだろうな」
    「兜、冗談言うな。おまえが緊張しているところなんて、想像できない」
    「そりゃそうだ。仕事は緊張しない。やるべきことをやるだけだ」
    「かみさんに対してはそうじゃないのか」
     当たり前だ、と兜はうなずく。
    「でも、じゃあ、どうするんだ。カップラーメンが無理なら。スナック菓子にしても音はするぞ」蜜柑がその、愁(うれ)いを含むような二重瞼(ふたえまぶた)の眼差(まなざ)しを向けた。「腹が減ったら、どうする」
    「バナナか、おにぎり」兜は真剣な面持ちで、言う。
     なるほど、と同業者の二人が感心しかけた。「鋭いな」と。が、兜はすぐに、「と考える奴はまだ、甘い」とぴしゃりと言い切る。
    「甘いのか」「バナナもおにぎりも音がしないけどな」
    「いいか、深夜とはいえ、時には、妻が起きて、待ってくれていることもあるんだ。夕食、もしくは夜食を作ってくれていることもある」
    「あるのか」
    「平均すれば、年に三回くらいはあるだろう」
    「ずいぶん多いな」蜜柑はこれは明らかに、皮肉で口にした。
    「そうなった場合、彼女の手料理を食べることになる。意外に量が多かったりする。もちろん、おにぎりもバナナも食べようとは思えない」
    「そういうこともあるだろうな」
    「いいか、コンビニエンスストアのおにぎりは消費期限が短い。翌朝にはもう駄目だ。バナナも意外に日持ちしない」
    「つまり?」
    「最終的に行き着くのは」
    「行き着くのは?」蜜柑が聞き返した。
    「ソーセージなんだ。魚肉ソーセージ。あれは、音も鳴らなければ、日持ちもする。腹にもたまる。ベストな選択だ」
     檸檬と蜜柑が一瞬黙る。
    「時々、深夜のコンビニで、いかにも俺と同じような、仕事帰りの父親が、おにぎりやらバナナを買っていこうとするけれどな、それを見るといつも、まだまだだな、と感じずにはいられないんだ」兜は続ける。「最後に行き着くのは、魚肉ソーセージだ」
     言い切る兜を、ぽかんと眺めていた檸檬はやがて、ゆっくりと手を叩(たた)きはじめる。はじめは間を空けていたのが、だんだんと早く。スタンディングオベーションを座りながらにやるかのような雰囲気で、顔は至って、真面目だった。「兜、おまえは今、非常に情けない話を、これ以上ないくらいに恰好良く語ってるぞ。感動だ」と拍手を小刻みにしていく。隣の蜜柑が、馬鹿馬鹿しい、と苦虫を潰していた。「業界内で兜と言ったら、一目置かれている。一目どころか二目も。それがこんな恐妻家だと知ったら、がっかりするやつもいるだろうな」〉

    〈一家の大黒柱が、こんな物騒で恐ろしい仕事をしていると知ったら、家族は絶望するだろう〉と言う兜が、殺し屋の仕事を辞めたいと考えはじめたのは、一人息子の克巳が生まれた頃からで、実際に仕事の元締めである医師に話をしたのは5年前。医師は驚きもしなければ、歓迎もせず、「そのためにはお金が必要です」と六法全書の記述を読むかのように言った。一戸建ての建売住宅が買えるほどの額は、さすがに兜にもすぐに払えるわけがなく、結果的に、「仕事を辞めるために、その仕事で金を稼ぐ」といった不本意な状況を続けざるをえなくなっていた。40代半ばの兜の仕事を辞めたいという思いは日増しに強まり、医師の対応も変化していきます。
     やがて医師(実際には医師が放つ殺し屋)との熾烈な戦いが始まったことを兜が意識することになる日がやってきます。息子の進路相談に妻と一緒に行くと約束していた兜に、同じ日に成田空港に到着する爆弾職人を“手術”するように医師が依頼してきます。手術は殺人を意味する暗号です。急いで仕事を片つけて駆けつければ進路相談の時刻になんとか間に合うだろうと、その仕事を引き受けた兜。少し手間取ったものの爆弾職人を始末した後、高校に着いて妻と携帯電話で話していた時、兜は美人教師からの攻撃を受けます。携帯はつながったまま。争う声、息づかいが妻に聞こえたら・・・・・・大変だ!

    〈あ、と思った時には耳に当てていた携帯電話が下に落ちた。美人教師が殴ってきたのだ。え、と兜が電話を目で追う。お、と声を出しかけたところで、左腕が捻られ、背中に引っ張られた。
     何事が起きたのか、と考える余裕もない。兜はその場で体を回転させ、腕を振り払う。すでに美人教師は、教師の態度は捨てており、足で宙に弧を描いた。(中略)
     ・・・・・・馬乗りになってくる女を振り払おうと体を揺するが、押さえ込みのコツを心得ているのか、なかなか動かない。ここに至りようやく兜は、この美人教師は一般の人間ではない、と察した。
     体を左右に揺らし、肩を動かす。相手はこちらの反撃を許さぬためにか、さらに強く押さえつけてきた。息が荒れている。
     兜は舌打ちを漏らしたくなる。ここで、自分と女の、ぜえぜえ、はあはあ、といった荒ぶる呼吸が、万が一、携帯電話を通じて、あちらに聞こえていたら、それこそ男女の淫(みだ)らな行為の最中と誤解を受けるではないか。女性と格闘していた、と説明しても理解が得られる可能性は低い。
     女がさらに何か言いかけてきたため、兜は力を込め、体勢をひっくり返す。相手がただの教師ではなく、物騒な相手だと分かれば、手加減はいらない。本気で戦うのであれば、業界内でも、兜の動きについてこられる者はほとんど、いない。
     背後に回ると、首に腕を巻きつけ、肘で喉を潰すようにした。力を思い切り、込める。〉

     美人教師の処理を元締めの医師に依頼しながらも兜の胸中に「医師は兜の息子がこの高校に通っていることを把握しているのではないか? 何故?」の疑念が芽生えていきます。
     兜vs医師の熾烈な戦いを横軸に、恐妻家の殺し屋――愛すべき所帯持ちの“愛の物語”を縦軸に、連作集は展開されます。

     ぬかるんで歩きにくい道ばかりだ、と思っていた。楽しさとは無縁の、ろくな人生ではない。家族はいない。そんな人生を送っている兜に、同じ年頃の、20代前半と覚しき女性が「キッズパーク開園」と書かれたチラシを差し出しながら言う。
    〈「でも、いいお父さんになれそうだけどね」〉
    〈自分の人生にあまりに無縁のものが差し出されたかのようで、私はその言葉に茫然(ぼうぜん)とする。少しして、今まで吐き出したことのない、温かい息を漏らした。〉

     時計の針を20年巻き戻したエンディング。兜の漏らした息に触れたかのような温かな気持ちが胸に広がっていった。(2017/9/8)
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    投稿日:2017年09月08日
  • 匿名希望
    面白かった!
    金髪のキャラに惹かれて購入したけど中の絵も綺麗だしえっちあり笑いありで楽しかったです(*≧∀≦*)
    チャラいヤリチンノンケ受けとか大好物なのでとても美味しかったです(^q^)
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    投稿日:2017年09月07日
  • ネタバレあり
    ううーん・・
    最近ありがちなノンケ?受ツンデレなのに性急。あっさり流されてやってしまうパターン。だからといってエロが濃いわけでもなく・・・弱いくせにギャンギャン鳴くチワワみたいな子がヤンキー先輩に迫られてほだされる話。あっさり流されたのは自分なのに全てを先輩のせいにして責める流れが取ってつけたような感じで違和感。更に先輩の昔の好きな人が出てきてこれもまた取ってつけた感。威勢の良いツンデレ受けが好きな方であっさり読みたい方にはいいかもしれません。泣きぼくろ好きなので★3
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月07日
  • ネタバレあり
    いい伸ばし具合
    この作家さんのは他2冊読ませていただいてるのですが、絵は綺麗過ぎずで見やすいです。ストーリーも王道ではあるけれど、あとがきでも書いてらっしゃるようにいい具合の攻めのジレンマ的な焦り苦悩をちゃんと描かれていて最後まで引き込まれました。二人の仲良くなったキッカケや好きになったキッカケもちゃんと描かれていて無駄のない流れです。エロも濃くはないけれどあります。もっとこの二人のこれからの話も見てみたいなー
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月07日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    反面教師にする本としてお勧め
    ホリエモンは、マルチタスクが出来ないビジネスマン、コラボ能力皆無のビジネスマンだと実感させられる本。 IOTを駆使しての他動力と言いながら、彼の時間は動いていない。ちまり、「他者の時間の流れを自分に都合よく止め、その間に自分だけが動く方法(錯覚)」のすすめ。「自分が繋がりたい時に、都合よく、人は繋がってくれるに決まってる」と思ってる似非選民的ご都合主義フィルターを持ってないと怖くてとてもじゃないけど、のれない方法。他者の時間をとめることが出来たと思ってる間に、インターネットの副作用で世界の時間は加速して進んでるから、気がついたら、多動をしてるはずの自分だけが機会から、時代遅れになっていることが多いのではないかと容易に想像がつく。こんなにまで身勝手をしても、彼の一週間の仕事量は、私の三分の一。信用を落すリスクに見合わない。結局、result-orientedの限界を露呈してくれた本になった。ゼノンのパラドックス、「飛ぶ矢は瞬間とめられる」は最早、間違いだと証明されている。それを踏まえたIOTを世界は切望しているのではないだろうか?この本を踏み台に、人々が、他者の時間がとまらない中での多動なシステムを生み出して行けることを望む。
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    投稿日:2017年09月07日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ありきたりの漫画に飽きたひとに
    いわゆる画一的なジャンル分けできるような作品ではなく、斬新な内容になっており、その点は評価できますが、その分自由に表現しすぎてて漫画としての明快な面白みに欠けます。
    個人的に作者が描きたかったのは、失うものはない(と思っている?)少女ですら、最終的に強烈な依存関係をもとめるという滑稽さ、ついつい他人に共依存を求めてしまう人間というもののアホくささ、概して、共依存の滑稽さみたいなことかなと思いました。
    ありきたりの漫画に飽きてたので、いい暇つぶしにはなりました。
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    投稿日:2017年09月06日
  • テンポが良い!
    私自身、乙ゲーやイケメンが大好きなので共感できることが多く、また登場人物のキャラも良く最後まで面白く読めました。「三次にいないだろ!いや、ギリギリいるか!?」と感じれるようなイケメンが登場します。許されるなら私も三次のイケメンをオカズにたらふく食べたいと思いました。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年09月06日
  • ネタバレあり
    単純に面白いです。
    本文は兵書「孫子」の執筆の過程を4コマで書かれています。で背景も緻密ではありません。
    登場人物の過去や行く末についてもはっきりと書かれていません。
    ですが、面白い。
    裏読みせずとも、その時の感情や周囲の様子がわかります。
    また当時の状況や風習などが(簡単ですが)表現されています。
    一度お試しあれ。損はありません。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月06日
  • 人と言葉が交わせても猫は猫
    人語を解する猫というとみかん絵日記ですが、こちらは、人が猫語を解するお話。
    みかんの方は、情に訴える話が印象的でしたが、こちらは、終始、良い意味でサバサバしたお話。つかず離れず、こちらの方が猫らしい。商店街を中心に色々な人が登場しますが、猫が取り持つ人の縁、となりそうでならないのも、まあ。人も猫も、ゆるやかなつながり、このくらいが心地よい。
    さて、しんのすけがときどき作るちくわカレー。おいしそうに思えてたまに作りますが、煮込む系よりも、さっとスパイシーに作る方が合いますか。
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    投稿日:2017年09月04日
  • 土地の雰囲気が良く出ています
    2巻で谷汲山が出てきて気づきましたが、少し前に大垣から樽見まで旅をして、すこし近所をぶらぶらしたのでした。主人公二人は、夏、よく山あいに出掛けますが、確かに大垣あたりに比べると2~3℃は気温が低く、散策も気持ちよく、そこで見た田畑や民家の様子など、絵柄によく雰囲気が出ています。物語に出てくる大人たちは、少々、世知辛いですが、まなとそのお友達とのふれあいはそれを越えてほっこりさせてくれます。お料理は、色々と登場しますが、ここでは、優秀な脇役といったところです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月04日
  • すばらしい昭和の美学・美青年ロマン
    詳細な時代背景、そして画面に舞う美しい美青年達、軽いBLではなく文学作品を彷彿させる作品でした。そのリアルさと時代背景の正確さは、ともすると過激な性描写だけが売り物で、時代考証があいまいな設定が多いBL漫画に、リアル差のある大人の正統的なロマンスを描いていると思います。BL漫画は原作者も女性・読者も女性だけでは発展もありえません。ゲイの男性はもちろん、一般的な読者からも支持させる漫画を作っていきたいと思いませんか? この漫画の作者に期待しております。
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    投稿日:2017年09月03日
  • 異世界からの結婚申込!サラリーマンが王族に!?
    最近流行りの異世界転生とはまた違い、異世界でしかも王族との結婚生活を描いた作品。日本での技術や知識を活用したりする所はよくありますが、技術と知識のありがたみが分かる作品となっています。絵も非常に見やすく文字の量も普通なので読みやすいと思います。
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    投稿日:2017年09月02日
  • 文字通りの辞書です
    改定前のものに劇場版の内容を追加したもの。セリフも拾っていてネットの某辞書やら大百科よりも広く浅くといった感じでした。
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    投稿日:2017年09月02日
  • あるある、では無いが。
    先輩と夏樹と新の話。夏樹と新は幼馴染みで恋人同士。先輩は夏樹の進学先のサークルリーダーで、新がふらりと寄った銭湯で知り合った気の良い男。よくある話では無いけれど、ある話。『仕方の無い事』なのかもしれず、解決するには自身で向き合うしかない。3Pは無し。リバ有り。ボコりも有り。これは泣ける話。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月02日
  • 匿名希望
    文庫化は有り難いはずなのに非常に不味い事態
    キエサルヒマの終端発売時のレビューです。
    魔術士オーフェンシリーズの続編である原大陸編の文庫化です。
    元はTOブックスでCD付き4000円、CD無し1500円で売られていたのが、今回600円程度で発売になりました。
    ただ、不味い事に非常に大きな問題があります。
    ブックス版のカラー見開きイラスト郡(ラノベの最初にあるカラーページの事です)が収録されていません。
    収録されていないだけならともかく、『電子版の続編ページが文庫版で上書きされてしまってる』状況みたいです。
    検索してもキエサルヒマの終端はブックス版のページが消滅し、文庫版しか見つからなくなりました。
    つまり、文庫版はカラーイラストを減らして、描き下ろし表紙でお茶を濁す事で低価格で提供される劣化版で、電子版オーフェンは【今後劣化版しか購入する事が出来なくなります】
    ebookさんだけでなく他の電子版サイトも同じ状況になっています。
    ラノベに於いて最初のカラーページは重要なんだよ。
    ラノベが好きな人ならカラーイラストが要らないなんて絶対に思わない…。
    既に電子版のキエサルヒマの終端は文庫版しかありません。
    恐らく来月からも一冊ずつブックス版が消えていくと思われます。
    キエサルヒマの終端には『オーフェンとクリーオウと懐かしい顔ぶれの旅立ちのイラスト』と『オーフェンとクリーオウの決定版的な凛々しいイラスト』がありました。
    原大陸編は2冊目以降はオーフェンが結婚して子どもたちと生活する中年時代となるので、この2つは実質若かりし頃最後のイラストでした。
    これらは文庫版には収録されていないので、今からオーフェンに興味を持ち電子版を購入する人はもう見ることが叶いません。
    次巻の『約束の地で』では幸せな結婚生活を描いた見開きイラストがあり、『原大陸開戦』では家族を巻き込んだ戦いが始まる中でキリランシェロ、若い頃のオーフェン時代を思い出す中年オーフェンのイラストがありました。
    『魔術学校攻防戦』では出陣した中年オーフェンの光の白刃の見開きイラストがあり、『鋏の託宣』ではキレッキレの笑顔で決めるオーフェンのイラストがありました。
    これらのイラストがどんどん消えていき、新しいファンも見る事ができなくなるのはオーフェンファンとして非常に残念です。
    何故TOブックスさんは安価な文庫版とオリジナルのブックス版の両方を選べるようにしてくれなかったのか。
    非常に残念です……。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年09月02日
  • 匿名希望
    思っていた刑が漫画に!!
    被害者や被害者家族は周りの人達とは時間軸がズレ、時に置いてきぼりをされたり、縛られてしまいます。
    ニュースは一時的なもので同情も一時。
    加害者は守られる傾向にある世の中…。
    目には目をじゃないですけど、同じ目にあいながら死ぬかそれだけの生き地獄で自然死するまで働かせても良いような加害者が沢山いると思っているのでこの本の続きが楽しみです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月01日
  • ファッションにも注目
    地獄のツンデレプリンセスが地上で暮らして探し物。
    序盤のハチャメチャなストーリーから突然グッとくる展開…。
    朝倉世界一ならではの世界観を愛する漫画。
    桜沢エリカも自分の漫画の主人公に「サラミちゃんに夢中なの」と、
    描いてしまうほど魅力的な漫画です。
    サラミちゃんのファッションにも注目。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月01日
  • 消化不良〜
    おそらく作者が一番消化不良では?と思える終わり方。
    静かな展開の序盤が長く、家族の昔話から一気に敵が入り乱れて、
    これからどうなる?と思ったら一気に収束…。
    使い古されたキャラだけど泥棒って良いなぁと思っていたので残念。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月01日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    絵もストーリーも良い!
    今まで、オメガバース設定の漫画は何冊か読んだことがありますが、この漫画のストーリーが一番よかった!
    主人公は、自分がアルファだと信じていたけど、ある日小学生の男の子に出会う。相手は運命の番。
    そこで初めて自分はオメガだと気付く。
    運命に抗えない感じと、運命の相手がまだ幼いことからお互い離れる切ない感じも、とっても良かったです。
    そして、アルファが大人になってからの再会シーンもきゅんきゅんさせられました(ノ´∀`*)
    絵もとても綺麗で、攻めが可愛いのと、受けが綺麗なBLものが好きな人は必見です!
    あと、年下攻め好きな人には堪らないです♪
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    投稿日:2017年09月01日
  • なんだかな~、なジャンルが増えてるな~
    実は前レビュー、この作品から引っ張ってきました(-_-;)。
    最近は何と言うか・・・・・
    「ある意味の男児の本懐」
    を描写したマンガが多くて、無防備系とかイジリ系とか女の子が男児目線で好き放題って言うのが増えてますね。
    好きな人が多いからなんでしょうが、女の子にとことん縁が無い私にはかなり嫌みに・・・・・
    半歩踏み込んだらエロマンガとあまり変わらない・・・・・・
    作風や、ひねりがイイとは思うけど、その展開で醒めてしまい、前レビュー作のほうを買いました。
    暫く読んでないと「ふたり」と言いつつもう一人増えてるし。
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    投稿日:2017年09月01日
  • 匿名希望
    BLである前に漫画として最高に面白い
    「ポルノグラファー」の前日譚。この作品自体が小説かってくらい文章がスルスルと入ってくる。
    扱っているストーリー自体が割と重厚なので、通常、この手のストーリーはどうしても画が負けてしまうのだが、むしろ重厚さを増す要素となっているのはさすが。
    主人公・木島のキャラ描写も作り込みが完璧で、セリフや表情など微妙なさじ加減の上に成り立つ生々しさがすごい。はっきり言って、滅茶苦茶魅力的である。
    個人的には「ポルノグラファー」より面白かった。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月01日
  • 内容は素晴らしいけど、買っちゃダメです
    中身のパズルはとても素晴らしいです。
    ただ、ebookjapanの電子書籍で買うべきではありません。
    文字サイズ変更機能の煽りで、挿絵が削除されていたり、小さく見にくくなったりしています。また問題のページの次に答えがある場合と、問題を解くために必要な挿絵がある場合とがあり、ストレスを感じます。
    Ki◯dle版はすべての挿絵が文庫版と同じサイズで収録されていることを確認しました。純粋にこの本を楽しみたいのであれば、他社で買うべきだと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年09月01日
  •  歴代の自民党政権は、官邸機密費について堅く口を閉ざしてきた。首相在任中に国会答弁で「機密費は公開できないから、機密費なんです」と、いかにもワンフレーズの達人らしい言い方で開き直った小泉純一郎元首相は、その典型例だ。
     小淵政権で官房長官を務めた野中広務氏がベールに包まれた機密費の一端を明らかにしたのは、2010年(平成22年)年5月のこと。政権交代によって民主党政権(鳩山由紀夫首相)が誕生して8か月、TBS「ニュースの視点」のインタビューを受けて野中元官房長官は大要以下のように証言したのだ。
    ・機密費の使途先は国会対策が多かった。
    ・総理の部屋に毎月1,000万円ほど渡す。
    ・衆議院の国対委員長と参議院の幹事長室に5,000万円ずつ。
    ・自民党の歴代総理にも、盆暮れに100万円ずつ(年間200万円)送っていた。
    ・政治評論家に盆暮れに届けていた。あいさつ程度。
    ・外遊する議員への餞別が慣例になっていた。50万円から100万円ほど。
    ・機密費の固定費は月に5,000万円。
    ・それとは別に出す分があり、大きいときには月に7,000万円出したこともある。

     野中広務氏の官房長官在任期間は1998年(平成10年)7月~翌年10月。2003年(平成15年)3月に政界を引退していたとはいえ、実力官房長官が自らが直接関わった機密費の一端を具体的に数字をあげて明かしたのです。〈総理の部屋に毎月1,000万円〉という証言は社会に波紋を呼びましたが、それをきっかけに機密費の全貌が明らかになっていったわけではありません。機密費は今も変わりなく、厚いベールに包まれたままです。安倍首相が標榜する「地球儀俯瞰外交」で税金がどれだけ、どのように使われてきたのか、官邸が進んで明らかにしたことはありません。

    「機密費」という国家のタブー。その聖域に一歩でも近づこうと挑んだ、名もなき4人の警視庁捜査二課刑事がいた。刑事たちが外務省の「報償費」という名の機密費の存在を知り、捜査を始めたのは“野中証言”の10年前、1999年(平成11年)の秋のこと。捜査二課情報係主任・中才宗義警部補が〈外務省の三悪人〉に関する疑惑情報を入手、上司であり「相棒」である情報係長の中島政司とともに、その中の一人、ノンキャリアながら外務省官房総務課機能強化対策室長兼九州・沖縄サミット準備事務局次長の要職にある松尾克俊に的を絞って追い詰めていきます。そして捜査二課第四知能犯第三係長の萩生田勝警部と主任の鈴木敏(さとし)警部補を中心に総勢86名の特別捜査班が結成され、中才と中島も加わり特別な役割を担うことになります。捜査は松尾に対する任意聴取から強制捜査へと進みますが、はたして外務省疑惑の本筋、官邸「機密費」にメスは入るのか。
    『しんがり 山一證券最後の12人』(講談社、2015年8月28日配信)で知られる清武英利が、外務書疑惑――消えた10億円を追及した4人の二課刑事を描いたノンフィクション作品『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社、2017年7月26日配信)が面白い。実は、上述の小泉元首相、野中元官房長官にまつわる話は本作より引きました。
    著者の清武英利は本書「あとがき」にこう記しています。
    〈ことわるまでもないことだが、これは創作ではない。ありのままに書いたために、重い口を開いてくれた関係者が不当な批判を受けることを恐れるが、ほんの少し前、総理官邸や外務省を舞台に起きた未曾有の公金詐取事件と、それを掘り起こした刑事たちの日々を思い起こしてもらうためには、ノン・フィクションという形しか私には思いつかなかった。だから、登場する捜査員や告発者、容疑者、官邸や外務省の官僚たちの名前は、現職刑事一人を除いてすべて実名である。〉

     警視庁捜査二課。汚職や詐欺、横領、背任、選挙違反などの知能犯事件を担当する部署で、汚職の「汚」の部首から「サンズイ」と隠語で呼ばれる贈収賄事件を専門に摘発する刑事が多く集められています。二課刑事は〈サンズイは内側から体制をじわじわと蝕んでいく。それを摘むのがお前たちの仕事だ〉と教え込まれ、中才たち情報係は汚職などの情報を拾い集め、それを裏取りしてふるいにかけた後で、摘発部隊のナンバーなどに引き渡すという、重要だが光の当たらない黒子の役回りです。
     その中才警部補が外務省疑惑の端緒を掴むのは、情報収集で長い付き合いのあった元自民党総務会長の水野清からの一本の電話がきっかけだった。警視庁二課刑事の捜査がどう始まり、どんな経過をたどってゴールにたどりついたのかが明らかにされることは珍しい。しかも事件が終わってからそう日がたっていないとあれば、なおさらです。著者は捜査開始の第一歩をこんなふうに描きます。

    〈・・・・・・「ナカサイ」と呼ばれる男につながると、水野は、
    「あのな、けしからん話があるんだ」
     電話でいきなり話を始めた。
    「外務省にとんでもない役人がいるらしい。サミットの入札で談合があるんだそうだ。信頼できる人が私のところに相談に来てんだ。その人の話を聞いてもらいたいんだよ」
    「いいですよ、聞けというなら何なりと。私でよければね」
     電話の向こう側は、警視庁本部の四階にある捜査二課であった。
    「その人が言うにはね、外務省の役人が仕事を妨害して他所の会社に取らせちゃうんだそうだよ。キャリア官僚も手出しができないやり手がいて、そいつらと業者がつるんでいるらしい。外務省に掛け合ったが埒が明かんのだよ。何とかしてくれって言うんだ。近々来れるかね」
    「センセイの事務所ですか。いつでもいいですよ」〉

     時は1999年(平成11年)10月。電話から数日たった10月中旬、中才は水野事務所を訪ね、そこで小柄な老人〈廣瀬日出雄〉を紹介された。いつものように興味津々で同席している事務所の主、水野清が二人の顔を交互に見て言った。

    〈「この人は誠実な人ですよ。途中で放り投げることはしませんから、廣瀬さん、安心してお話ししてください」(中略)
    「うちの日成グループに、近代商事という会社があります。もともとは知人から頼まれて引き受けた会社で、実務はそこの番頭たちに任せていたので、私は相談役という形を取っています。
     その近代商事では、外務省に事務機器を納入したり、印刷物を引き受けたりしてきました。仕事は競争入札ですし、以前と違ってそれほど大きな儲けもないので、他の業者ともうまくやってきました。ところが昨年、近代商事から番頭格の人間が独立して新しい会社を興したあたりから、秩序が乱れるようになりました」
    「社員たちがお宅の会社から飛び出したんですね。ただ仕事は競争入札で取り合うんでしょう?」
     と中才は言った。
    「入札を仕切る役人たちがいるんですよ。その役人にうちにいた番頭たちも取り入って、受注しているらしいです」
    「おたくの仕事も奪われたわけですね」
    「…………」(中略)
     ある話に差し掛かったとき、聞き流しているように見えた中才が突然、聞き直した。話の途中で質問をするのは珍しいことだった。それは、納入業者が問題の役人にビール券やタクシーチケット(クーポン券)などを贈っているという証言に差し掛かったときだった。「それですが……どの業者もやっているんですか? おたくの会社も?」
    「これまではね。儀礼的な挨拶ですが、そうせざるを得ないんですよ」
     中才が金券の提供に強い興味を抱いたことは、廣瀬にもわかったようだった。受け取っている役人は誰ですか、と中才が勢い込んで尋ねたからである。
     廣瀬は一人の役人の名前を挙げた。〉

    〈廣瀬さん、また話を聞かせていただけますね。できれば現場の担当者もご紹介いただけると助かります〉廣瀬にそう告げて水野事務所を出た中才は、警視庁に戻ると、そのまま捜査二課長室の隣にある資料室――20畳ほどの小さな図書館に潜り込んだ。

    〈中才は資料室に誰もいないのをもう一度確認すると、外務省職員録や大蔵省印刷局編の職員録で外務省の項を開き、廣瀬が口にした官僚の名前を探した。ビール券やタクシーチケットをもらっているという役人の名前である。
     確かに、その男はいた。
    「外務省欧亜局西欧一課課長補佐 浅川明男」
     中才は備え付けのコピー機でその項を複写し、椅子に腰かけた。それからゆっくりと古い職員録を繰って浅川の経歴をさかのぼっていった。
     いいネタだ、と彼は思っていた。中才は廣瀬の言葉を反芻していた。彼は二つの疑惑を証言したのである。〉

     中才がひとりで進める情報収集は資料による裏付け、確認を経て次第に捜査の色彩を強めていきます。ほどなくして浅川明男の後任、松尾克俊・九州・沖縄サミット準備事務局次長の名前が浮かび上がり、「サンズイ」を目指す二課刑事たちの捜査が本格化していくのですが、最終的には松尾克俊による〈未曾有の公金詐取事件〉で決着したことは、先述の著者「あとがき」にあるとおりです。

     著者は、「ある警察官からのメール」を本作冒頭に置いています。
    〈僕が新任だった頃、ある係長が二・二六事件の将校を称え、「警察官もまた国家のために奉公することこそ、男子の本懐とすべし」という趣旨のことを言いました。
     その人はとても実直で僕の好きなタイプの人でしたが、僕はそのとき、この「急訴事案」に駆けつけ、反乱軍の兵士に射殺された警察官の話をし、警察官の本質はそこにあると反論しました。
     時代の状況がいかなるものであれ、治安を守るそのことこそ警察官の役割である、そしてそれに対する見返りなど微塵も期待しない、歴史上に無名の士としても残らない、「石礫(いしつぶて)」としてあったに過ぎない。僕は奉職しているかぎり密かにその覚悟だけはいつも持っていようと、思っています。〉

     そしてメールを送ってきた「ある警官」が著者の古い友人であることを明かした上で、書名を「石つぶて」とした理由を、「あとがき」でこう記します。
    〈友人は、本書に登場する中才宗義氏ら四人の元刑事と同じ世代に属している。この本をほぼ書き上げたとき、公金詐取事件を巡って、一群の刑事が霞が関に投じた一石や刑事たちの存在自体もまた、「石つぶて」と呼ぶにふさわしいと考えた。〉

     国民の目が届かない裏舞台で、政治家やその意向を忖度する役人たちが何をしているのか――盤石のはずだった体制に小さな亀裂が入り、なんだかとんでもないことが進行していたということがわかってきた。それが森友学園の問題であり、加計学園の問題です。本作の4人の刑事がみずから「石つぶて」となって霞ヶ関に投じた一石によって、役人が地位を利用して億単位の機密費(税金)を「領収書がいらないカネ」と言って湯水のように使っていたことが明らかになりました。犯罪として立件されたわけですが、その温床となった政官界の構造が完全に改められたわけではありません。それは森友、加計疑惑を見れば明らかです。前理事長夫妻の詐欺事件だけで終わらせていいわけがありません。
     出世を望まず、悪戦を生きる全国の無名の刑事たちは、そんな日本社会をどう見ているのか。彼らへの思いを込めて清武英利が書きあげた『石つぶて』は、日本社会の闇を照らしだしています。(2017/9/1)
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年09月01日
  • 匿名希望
    久しぶりにキュンとした
    良いです。
    日々のストレスで濁った心を綺麗にしてくれるような清いマンガです。
    あー、、青春してーなー!
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年08月31日