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8101~8125件/11504件 を表示

  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ※フランス書院刊の黒本です
    が、どう考えても美少女文庫とか二次元ドリーム文庫とかで出しても通じるような、高○生の主人公の元に美少女母娘が転がり込むご都合主義のえろえろハーレム官能小説となっておりますw
    タイトルにせよ表紙絵にせよ内容にせよ、これがフランス書院の黒本と聞いて一発で分かる方は超能力者の素質が有るかもしれません。
    ヒロインにしても一方は黒本らしくアラフォーの母キャラなのに、青橋イズムなのかなんとメイドになります、黒本ですがメイドになります。
    もう訳分かりませんwww
    とは言え、娘といちゃつく主人公にヤキモチ焼いたりする熟女ヒロインとかは流石に人気作家だけあって可愛く魅力的に描けてると思いますし、青臭い欲望に身を焦がす少年等、黒本らしさもしっかり有ります。
    しかしそういう内容やエロの優れた点も、これが黒本と言うインパクトがかき消してしまう感が凄く、普段フランス書院をお読みの方程いろんな意味で言葉が出ないかもしれません。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年03月12日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    かなり強烈な熟女エロ漫画です
    まずエロの属性としては熟女、寝取られ属性が非常に強いのですが
    母寝取られの巨匠、山文京伝の影響を受けて描いたと言うだけあり、『堕ちる』心理描写や、最も身近な母親という存在を自分と同じ年の男や自分より巨根の男に『堕とされた』憔悴感、そしてそれにより母を女性として意識してしまう興奮をエロ漫画では異例の6巻完結と言う長さでしっかりと描いており、いわゆるマジカルチンポによるお手軽寝取られ作品とは完全に一線を画しています。
    しかしながら息子の心理描写に比して、最終的に肉欲に溺れながらも母として、女として両面で息子を選んだ母の心理は(私が男性なのも有るかもしれませんが)やや唐突に感じる感も有り、ストーリーは満点とは言い難いのですが、エロとしては退廃的・背徳的なエロスが非常に素晴らしく感じる面も有り、やや評価に迷います。
    絵柄はあまり新しくは有りませんが、だらしなくもエロい熟女の体をしっかりと描けており表紙を見て気に入ったなら十分実用に耐える物であると思いますが、やはり熟女、母、寝取られと言うのはかなり人を選ぶ要素であると思います。
    しかしそれだけ人を選びそうな属性でありながら、この作品なんとエロ漫画としては珍しく実写AV化されてるんですよね、逆に言えばこれらの属性を持つ方にとってはそれだけ需要を満たせるだけのクオリティを持った作品と言う事でしょうか。
    • 参考になった 13
    投稿日:2015年03月12日
  • 匿名希望
    内容が薄い
    主人公は貴族の令嬢という設定なのにしゃべり方がうるさい。相手も設定上がさつなしゃべり方なので入り込めない。
    全体的な内容、設定もなんだか受け入れられず、正直いまいちでした
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年03月12日
  • 匿名希望
    和風ロック
    いつもギリギリで、絞り出すような音楽
    ロッケンロールとはこういうことか!
    「ロックンロールを舐めんなよ」の描写がすごくいい
    絶対にアニメ、実写にしないで欲しいな
    読んで損はなし
    今すぐロックンロールだ!!

    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月12日
  • 極端な現実
    私には無縁な世界観ですが、
    きっと何処かに在るギリギリリアルな世界観
    極端な現実はこんなに厳しいんですね
    読んで損は無し
    田西(主人公)よ!負けるな!
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月12日
  • 知られざる名作
    柔らかいタッチで描いた
    「うしおととら」のもう一つの結末に感じました。
    読んで損は無し
    一人の化け物の苦悩を感じてください
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年03月12日
  • 読むべし
    浮世離れしていながらも、何処か猛々しい
    一人の青年の生き様が竹光に象徴されてます
    絵柄とセリフがすごくマッチしていて、
    稀に入る風景の匂いや風を感じることができます
    読んで損無し!
    読むべし読むべし。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月12日
  • 匿名希望
    賛否両論の評価が予想される不条理の傑作。
    カルトの帝王と呼ばれたふくしま政美の力作。『女犯坊(原作:滝沢解)』『聖徳太子(原作:滝沢解)』『格闘士ローマの星(原作:梶原一騎)』『聖マッスル(原作:宮崎惇)』などなどの異色作を次々と発表し、誌面を劇画実験場に変えていった才能と度胸は天下一品。小さな枠にとらわれない無限大の感性が素晴らしい。みんなに受けようとするあまりに、縮こまった作品ばかりが目立つ昨今のマンガ界の中にあって、分かる人にしか描かないという、あっぱれな作家魂を持った稀有な劇画家である。話よりビジュアルだ。話なんて分からなくてもいい、劇画というもののスケール感の大きさが分かれば。賛否両論の評価が予想される不条理の傑作。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年03月11日
  • 匿名希望
    画・カマキリでニュー小池一夫を見た!
    とても見やすくて、しかも話が面白い! 小池一夫とカマキリ、まさに奇跡のコラボ! 小池一夫原作といえば、小島剛夕作画の『子連れ狼』、池上遼一作画の『クライングフリーマン』、叶精作作画の『実験人形ダミーオスカー』など、画はほとんどが劇画タッチである。だが、これは萌え系とアニメ系と劇画系を融合させたネオゲキガタッチ。カマキリ画との組み合わせが新鮮で、新しい小池一夫を見た気がした。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年03月11日
  • ピンポン!!
    ドラゴンボール、ワンピースなどではヒーローが存在する。 それは友情、勝利、栄光などが主題と
    なり物語が進行するわけだが、そこには描かれない嫉妬、挫折、努力、才能なども当然あるわけなのである。
    ヒーローになれる側の苦労、なれない側の苦労、重く陰鬱になりがちなテーマだがそこが、何よりも綺麗に
    描かれている。 この作品の登場人物は飽くまで禁欲的に卓球で生きる。 それは一見不毛とも見れるが、まるで
    人生を凝縮したかのように美しい。 競走原理に捕われている、そうでない人にも是非読んでもらいたい。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月11日
  • 匿名希望
    朝に読めるのはうれしい
    通勤の電車で買えるのは便利でいいですね。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年03月11日
  • 涙をさそう銀座のドラマ
    私は女帝が大好きです。1巻にかならず泣かされどころが一つあり、それに見事にはまり涙してしまうのです。男と女。銀座という街の魅力。数々のドラマがこの女帝には秘められています。今宵もページを追うのが楽しみです。幾度読んでも涙します。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年03月11日
  • 匿名希望
    レビューを読んでいれば...
    小説自体は面白かったです。
    ただ、日高ショーコ先生の挿絵を楽しみにしていたので、挿絵が一切なかったことはショックでした。
    同じく日高先生の挿絵目当てで購入した『美しいこと』にはちゃんと挿絵があったので、こちらも当然あるとばかり...しっかりレビューまで見てから購入すべきでしたm(__)m
    • 参考になった 10
    投稿日:2015年03月10日
  • 名作
    高久先生の描く作品はどれも、ほのぼの、笑えて楽しいです。
    この作品は高久先生の中でも一番の傑作です。先生らしさ満載です。
    萌もたくさん詰まっています。今後の展開にも期待大。
    • 参考になった 6
    投稿日:2015年03月10日
  • 『バチバチ』『バチバチBURST』から続くシリーズ第3弾にして最終章。『バチバチ』では入門から序二段まで、『バチバチBURST』では幕下と順調に進んできた主人公・鯉太郎ですが、正直この先どう展開するのかと思ってたんですよ。相撲って一場所につき取組は15回、しかも相手もある程度決まってるわけで、他のスポーツものみたいに次々と新ライバル登場! みたいにはいかないじゃないですか。バチバチ~バチバチBURSTで最大のライバルとして描かれ、とてつもない熱さを見せた王虎との戦いも、何度も繰り返したら熱も下がっちゃいますよ。と思ったらまさか『最後の15日』だなんて! 間をすっ飛ばして鯉太郎の最後の場所を描くという大胆かつこっちも盛りあがざるを得ない手法を! これは気を引き締めて読まねば…と思ってページを繰った矢先、冒頭の「序章」でモノローグとともに泣きながら倒れている鯉太郎! 何なんだよ! 何があった! 最終回を先に暗示するアレでしょうか…おおお気になる! ここ数年でも最大級の“熱い”マンガだった本作。その最後をきちんと見届けようと思います。
    • 参考になった 11
    投稿日:2015年03月10日
  • 匿名希望
    丁寧な設定
    丁寧に作りこまれており見ていておもしろい
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月08日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    うーむ
    爛れて乱れてダイナマイト的展開・・・オチもイマイチ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年03月08日
  • コボちゃん最高!
    本屋さんでもなかなか売ってないコボちゃん。電子書籍で出会えて嬉しいです!
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月08日
  • 試合とともに小粋なストーリーが進む
    「走れタカハシ」(村上龍 著)を思い出した。
    野球の試合内容が進むにつれ、本筋のストーリーが進む。
    野球でなくとも成り立つストーリー群だが、野球があることによってストーリーの味わいは増す。
    全ての人の生活の一部に野球があった世代だからこそ描くことのできる作品である。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年03月07日
  • さゆりちゃん カワイイ
    本誌では、連載終了しましたが、毎回楽しみに読んでました。最初、さゆりちゃんナマイキに見えますが、(腫れ物にさわるような扱いウケてるからか?)
    バニーとリコス仲良くなっていく過程で、凄くかわいくなってきます。
    残念なのは、さゆりちゃんのお母さんは出てきたけど、お父さんが出てこなかったことぐらい。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年03月07日
  • 匿名希望
    読むのに疲れる
    登場人物が多く、この本の4分の一くらいはその人物たちの説明でほんと疲れた。
    かと言って必要な描写が少なく残念なことになっている。
    ハーレクイン社で砂漠ものを書くなら、もっと衣装とか舞台の描写を豪華にしてほしい。
    あと、4行も句点がなく、何が言いたいんだ?と疑問になってしまうような文章もある。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年03月06日
  • 資本主義は何処へ行こうとしているのか。半径1キロメートルで考える、今の日本に必要なこと
    今、私たちが当たり前のようにその中で暮らしている資本主義、株式会社、国民国家といった社会システムは、これからも永続的に存在していくのか。多くの人が望んでいるとされる経済成長は、はたして実現可能なのか。本書では、実業家、大学教授のみならず、昭和の雰囲気を残す街の喫茶店主としての顔も持つ著者が、“路地裏”からの冷静な視線でこれらの問いの答を探している。そして、成熟した現在の日本に求められるのは、右肩上がりの成長ではなく、“定常”の社会の実現であり、世界の中での定常経済のモデルをめざすべきと主張している。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2015年03月06日
  • 家庭に自分の居場所がなくて、サウナに寝泊まりしているという中年男性の話を聞いたことがあります。威厳漂う昔の父親像もどこへやら、今では自分の居心地すら気にするお父さんが少なくないのかもしれません。ある事故によって、一緒に過ごしていた家族の記憶を失ってしまった男の物語、それが『アイ’ム ホーム』(石坂啓)です。もっと正確に紹介すると、主人公の家路久は再婚してからの5年間の記憶を失ってはいるものの、再婚前の家族との記憶は残っています。これがドラマを生むわけです。たくさんの鍵を束で持っている山路は、一つひとつの鍵がなんの鍵だったかはっきりと覚えていません。記憶の断片を辿って前妻と娘が住む家の鍵を開けたり、昔付き合っていた女性の部屋に上がり込んでしまったりします。そんな中で、最大の悩みはやはり今の家族の記憶がないことで、日を追うごとにかつての家庭に心が傾き始めるようです。文字通り鍵をキーとしながら、ミステリー仕立てで物語は進みます。結末は予想を裏切られましたが、じんわりとした余韻を楽しむことができました。山路が最後に手にしたのは何の扉を開く鍵だったのか、ぜひご覧ください。(2015/3/6)
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年03月06日
  • 〈「平壌のパーマデブはなにをしとんのや」「いままでに三百万人もの同胞を餓死させたんです。何人死のうと知ったことではありません」李ははじめて感情をあらわにした。飢えて死んだのは李と同じ朝鮮族なのだ。「カチ込みや。平壌に攻め込んだれ」「それができなかったから、この国は壊れました。金王朝を倒せる人間はいません。政府の高官も二十四時間、監視されています。高官の電話はみんな盗聴されているし、どこへ行くにも国家安全保衛部や社会安全部のスパイがついてきます」「それやったら、保衛部や安全部の幹部が血判状をまわして、デブをいわしたれ。それぐらいの任侠はあるやろ」「保衛部員や安全員は権力をかさにきて市民の食糧や財産を奪ってきました。暴動や革命が起きたら、真っ先に殺されるのが彼らです」「もうええ。胸くそわるい」「ハンさん、広場には私服の安全員や保衛部員がいて、市民を見張っています。だから、日本語は絶対に喋らないでください」〉前回紹介した直木賞作家・黒川博行著『疫病神』に続くシリーズ第2弾、『国境』(2001年、電子書籍リリースは2015年1月)下巻の一節です。自分たちをはめて大金を搾取した詐欺師を追って北朝鮮に入った“最凶コンビ“――建設コンサルタント・二宮啓之(にのみや・けいすけ)とイケイケのヤクザ、二蝶興業(二蝶会=神戸川坂会の系列)の桑原保彦(くわはら・やすひこ)。漢族の行商人名で偽造した中朝辺境の通行証を手に入れて国境を越え、北朝鮮の経済特区に辿りついた桑原が目の前にある自由市場の現実に思わず怒りを爆発させたのが上記の会話です。「ハンさん」が桑原、李は中国国籍朝鮮族の通訳兼案内役です。「パンチデブ」はいうまでもなく、金王朝の2代目、あの金正日を指すのですが、300万人もの餓死者を出しておきながら……との思いから生まれた、黒川博行の関西弁会話小説ならではの譬(たとえ)。言い得て妙です。桑原の眼に映った北朝鮮の現実とは――。〈自由市場に着いたのは、ちょうど十一時。まわりにフェンスを巡らせた敷地は千坪ほどもあって、こんなにたくさんの人がどこにいたのかと思うほど賑わっていた。男は綿入れの上着か防寒コートにレーニン帽や鳥打ち帽、女は頭にネッカチーフかマフラーを巻きつけ、背中にはカーキ色の布製リュックを背負っている。「ここに来れば、食糧でも日用品でも、欲しいものはなんでも買えますよ」ゲートのそばに立って、李がいう。「子どもがぎょうさんいてますね」小学生くらいだろうか、坊主頭の小さな子どもが何人も敷地の中をうろついている。「あれはコッチェビです」「コッチェビ……?」「浮浪児です。親が餓死した子どもか、親に捨てられた子どもです。彼らは身寄りがありません」市場をうろついて食べ物を拾ったり、物乞いをしたりしているという。そういえば、みんな汚れた顔をし、垢じみた服を着て寒そうに震えている。「コッチェビにお金をやってはいけません。あっというまに囲まれて身動きができなくなります。つきまとわれて、ハンさんやペクさん(引用者注:二宮の偽名)の正体がばれてしまいます」「しかし、なんぞ食わんことには死んでしまうがな」桑原がいう。「だから、コッチェビは市場に集まるんです。ほかのところでは生きていけません」「あんな小さい子どもまでおるやないか」桑原の視線の先に、さっき見た幼稚園児と同じくらいの年格好の子どもがいた。紺のスカートをはいた女の子だ。栄養失調のせいだろう、髪は脱色したような薄茶色で、脚は痩せ細り、靴の代わりに雑巾のような布切れを巻きつけている。女の子はトウモロコシそばの屋台の前にじっとたたずんでいた。「いまにも倒れそうやぞ。あんな子どもに食い物をやろうというやつはおらんのか」「みんな、自分が食べるのに精いっぱいなんですよ。あの子に食べ物をやったら、自分の子どもが飢えてしまいます」〉で、「平壌のパーマデブはなにをしとんのや」となるわけです。巻末に初出誌「小説現代」担当編集者に対する現地取材協力への謝辞があります。黒川博行自身の目で確かめた北朝鮮の崩壊状況とその元凶である「独裁政権」への怒りが秀逸な風刺となって行間から滲み出てくるようです。中国人行商人に偽装したヤクザと経営コンサルの最凶コンビが北朝鮮に越境、行動の自由のない監視社会で逃げる詐欺師を追いかける筋立てですが、日本の常識がまったく通用しない社会を舞台に緊迫シーンが続くスリリングな展開は、掛け値なしに一級のエンタテイメント小説といっていい傑作です。銃撃されながら国境の川を渡る北朝鮮からの脱出行など迫力満点です。しかし、ただ面白いだけが魅力という作品ではありません。権力を握った人間の堕落・腐敗を撃つ強い怒りを秘めた風刺の精神がこの作品のもうひとつの大きな魅力となっています。再び、本書(上巻)から引用します。1泊20元、釜ヶ崎のドヤの5分の1という宿屋で一夜を明かした二宮と桑原が朝になって目覚めたシーンです。〈二宮は便所に行った。寒い。ブースに扉はついているが便器はなく、コンクリート床の真ん中に長方形の穴があいているだけだ。いかにも紙質のわるそうな新聞がインスタントコーヒーの空瓶に丸めて差してあった。部屋にもどって、「総書記の写真が載った新聞で尻を拭いたら、不敬罪ですかね」といったら、「写真は切りとってありますよ」と、李は笑い、「新聞で尻拭くのが、なんで不経済やねん」と、桑原はいった。〉黒川博行のパロディ精神にとんだ体制批判は北朝鮮に対して向けられたものだけではありません。日本の現状を見すえる眼は北朝鮮以上に厳しいかもしれません。桑原と二宮の会話を下巻から引用します。〈「朝鮮半島の地図を見てみい。国境は38度線を挟んで適当に線をひいただけや。それで北朝鮮と韓国は同じ民族でありながら、提灯と釣鐘になってしもた。国境てなもんは地形や民族で決まるもんやない。そのときどきの喧嘩の強さで上にも下にもずれるんや」「朝鮮戦争はアメリカとソ連の代理戦争です」「おまえはやっぱり変わっとる。自分の頭の蠅も追えんくせに、ややこしいこと考えんな」「けど、おれは納得できんのです」「おまえ、ひょっとして、日本のほうがこの国よりマシやと考えてへんか」「いや……」「日本はパーマデブに二十何人という国民をさらわれた。それを分かっていながら、政治屋どもは知らんふりや。国が国であるための根本はなんや。国境を守ることでも法を守ることでもない。国民の命を守ることやないけ。そんなあたりまえのこともできんようなヘタレの国がどこの世界にあるんじゃ。日本はとっくに腐ってる。頭が腐りゃ足の先まで腐るんや。そやからわしは誰の世話にもならんと裸一貫で生きると決めた。おまえもコンサルてなインチキ商売に見切りつけて、もっとまじめに働かんかい」支離滅裂だ。いうだけいって、桑原は横を向いた。〉多少の論理の飛躍は端(はな)から折り込み済み。とにかく実体のない権威、身勝手な権力者、腐敗政治に対する直感的な批判と痛打には思わず“パチパチ”なのです。とまれ出版社をまたいで書き続けられる「疫病神」シリーズ――『暗礁』(2005年、幻冬舎、上・下)、『螻蛄』(2009年、新潮社)、直木賞受賞作『破門』(角川書店)、そして同じシリーズではありませんが、直木賞受賞後に出版された話題作『後妻業』(文藝春秋)などもあわせてお読みください。(2015/3/6)
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年03月06日
  • 『重版出来!』が話題の松田奈緒子さんの新作が到着しました~!こちらの作品は上下巻になっておりますが、上巻を読んだら必ず下巻を読みたくなるオススメの作品です。これを読んでおいて損はない!個性豊かな宮澤家の面々が最高に面白く、そしてハートフルな物語になっています。宮澤家の父がまずナイス♪こんな人がいたら私も絶対に「名刺」をもらいに行きます!出版社の編集部で働く長女は、会社の上司と不倫しているわけですがこちらの展開もどうなるのか…!?そして私が一番好きなキャラはこの編集部の編集長をしている女性です!最高です。尊敬です。しかし彼女のファッションを真似するのは勇気がいるな…と。とにかくとっても面白い作品なので是非読んでみて下さい。
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年03月06日