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  • 大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は、著者である米原万里が、旧チェコスロバキア社会主義共和国の首都プラハにあったソビエト学校でともに学んだ同級生3人の消息をたどり、会いにゆき、語り合ったこと、そして語らなか
    ったことを、自身の分身ともいうべき「マリ」を主人公に綴った作品です。日本共産党の幹部であった父親の赴任にともなってマリが在プラハ・モスクワ学校に学んだのは1960年1月から1964年10月までの約5年間。日本に戻ったマリは中学2年に編入していますから、プラハの学友たちとは日本でいえば小学校から中学時代をともに過ごしたということになりますが、別れたあとの中欧は文字通り、激動の時代を迎えます。1968年8月20日、ワルシャワ条約機構軍の戦車がチェコスロバキアに侵入、全土を占領。「人間の顔を持つ社会主義」を目指して始まったチェコスロバキアの政治・経済改革運動「プラハの春」を主導する改革派を弾圧・排除しはじめたのです。ソ連流の社会主義では考えられない複数の政治的立場の容認や言論の自由の拡大などを実現しようとした「プラハの春」は、戦車の前に一気に押しつぶされ、チェコスロバキアは再び冬の時代に逆行していきます。受験勉強に追われる日々を過ごしていたマリですが、突然、プラハの学友たちを思って眠れぬ日が何日も続くようになります。〈他の多くのクラスメートたちは、すでに故国に帰っていたが、リッツァだけは、まだプラハにいたはずだった。しかし、久しぶりに速達で出した手紙の返事は来ず、何度試みても、電話は通じなかった。プラハ・ソビエト学校は、事件後閉鎖されたと人づてに聞いた〉ここに登場するリッツァは、三部構成の本書第1部「リッツァの夢見た青空」に登場するギリシャ人少女です。両親は亡命ギリシャ人で、ルーマニア生まれのリッツァは、一度も仰ぎ見たことのないギリシャの抜けるような青い空に強い憧れを抱いています。このチリチリ天然パーマのユニークな学友は、奥手のマリに性の知識を披瀝して驚かせる愉快な仲良しでした。こんな具合です。〈あるとき、リッツァは一時間目の授業に三〇分も遅れてきて教師にしこたま叱られ、廊下に立たされる。その日は、リッツァからさんざん愚痴をこぼされた。
    「ママのせいよ、遅れたのは。もう嫌んなっちゃう。朝っぱらからパパとおっ始めるもんだから、朝食からゴミ出しまであたしがやらされる羽目になってさあ」「おっおっおっ始めるって、何のこと?」「やだあ、セックスに決まってるじゃん」「セッセッセッセックスって」「えっ、マリ、知らないの!? もしかして子どもの作り方も知らないんじゃない?」「あれ自然にできるんじゃないの?」「もーっ、信じらんない」あきれかえった彼女は、それでも懇切丁寧に教えてくれた。私にしてみれば耳を疑うような内容である。「ウソでしょ、それ」「二〇〇パーセントほんと。マリだって、マリのパパとママがセックスしたおかげでできたんだ」ショックでその日の授業は、何も見えず、何も聞こえず、教師に指されてはとんちんかんなことを答えて教室の爆笑を誘った。家では、父や母の顔を正視できず、食事も喉を通らず、夜は一睡もできなかった〉大人顔負けの話に、びっくり、仰天、どぎまぎする若き米原万里の様子が目に浮かぶようですが、その学友が戦車の侵入という緊迫状況下で連絡がつかなくなってしまった・・・・・・。世界の激動が他人事ではなく、身近な友人の安否に直結していることをつきつけられた10代のマリの思いはどうだったのか。そして、彼女たちの人生はさらに大きな社会の激変に見舞われていきます。米原万里はこう書いています。〈再びプラハ時代の学友たちのことが、むやみに心をかき乱すようになったのは、八〇年代も後半に入ってからのことである。東欧の共産党政権が軒並み倒れ、ソ連邦が崩壊していく時期。もう立派な中年になっている同級生たちは、この激動期を無事に生き抜いただろうか。いつのまにかクラスメート一人一人の顔が浮かんでいることが多くなった。「リッツァに逢いたい。プラハ・ソビエト学校時代の同級生みんなに逢いたい」彼らの面影に惹かれるように、再三再四、プラハやプラハ時代の学友たちが帰っていっただろう国々に旅するようになった。しかし、一四歳の頃に知らされた住所に、今も住む者などひとりもいなかった〉プラハの学友たちを探し、訪ねる米原万里の旅はこうして始まりました。かつてプラハ・ソビエト学校があった場所にも何度か足を運んでいます。そして、学校近くに住む婦人から30年前の昔話を聞き出し、学校が移転したことを知る。引っ越し先を調べて校長先生に面会する。ギリシャ人コロニーに辿り着いた米原万里はギリシャ人子弟のための学校で、リッツァとカレル大学の寮で一緒だったという女性と出会い、リッツァが医学部にいたことを知ります。消息を知っていそうな人々の間を歩き回った末に、米原万里はついにリッツァの叔父を捜し出します。ホテルに戻ったマリが、ドイツのフランクフルト近くの町で診療所を開いているリッツァに電話をかけるシーンです。〈受信音一回で向こう側は受話器を取った。男の声だった。ドイツ語で「もしもし」と言っているらしい。「ドクトル・ソティリア・パパドプロス、ビッテ」なけなしのドイツ語の単語を絞り出すと、「アイン・モメント」という男の声に続いて、「アロー」懐かしい声が聞こえてきた。「リッツァ、リッツァなのね!?」「あら、嫌だ、ロシア語じゃない。誰、いきなり?」「マリよ、日本人のマリ」「ウソッ! 信じられない!……でも、マリの声だ。今どこにいるの? 東京?」「ううん、プラハ。あなたのこと、探したの。今日叔父さんに会えて、やっと電話番号が分かったのよ。明日、そっち行っていい?」「もちろんよ。仕事時間にかかると、迎えに行けないけれど、フランクフルト空港からすぐのところだから。今から住所言うからメモして」〉米原万里はリッツァのほかに、もう二人の学友を捜し出します。歓迎されざる「ソードルフ(同志)」という言い方にこだわり続けたルーマニア人のアーニャ(表題作「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」)とクラス一の秀才ヤスミンカです。ヤスミンカは、ユーゴスラビア人。民族紛争を踏まえていえば、ボスニアの人です(「白い都のヤスミンカ」)。とまれ再会を果たしたリッツァ、アーニャ、ヤスミンカの3人からマリが聞き取った、20世紀最後の動乱の時代を生きた家族の物語はそのまま現代社会の歴史であり、貴重な記録です。しかも、米原万里はこの貴重な記録をウイットに富んだ文体を駆使して一級のエンターテインメントに仕立てあげることに成功しています。(2013/10/25)
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    投稿日:2013年10月25日
  • まず、メンズがイケメン揃いですね。そこからだけでも読むに値する作品だと私は断言したいと思います!主人公の花笑は33才の独身女子で、且つ処女という設定で、なんと21才大学生の田之倉くんと、とあるキッカケが始まりでお付き合いすることになるわけです。若干リアリティにかけているところがありますが、いいのです!幻想、大事です。そして私も「きょうは会社休みます。」と諸事情により、唐突に!会社に連絡を入れ休んでみたいものだと憧れました。単純に『恋愛漫画が読みたいの!』モードの読者におすすめの一冊です。
    • 参考になった 6
    投稿日:2013年10月25日
  • タイトルに付けられた「ジョー」から、この『Big Hearts ジョーのいない時代に生まれて』(林明輝)の主人公がボクサーであることは想像に難くありません。でも、冒頭に登場する主人公・保谷の姿を目にすると、「ジョー」のイメージとはかけ離れているかなと思う方もいるかもしれません。何しろ、会社員である保谷は大金の取引がかかった、ここ一番のプレゼンの最中にプレッシャーからとんでもない粗相をしてしまうのです。会社を辞めた保谷は、ひたすら没頭したいからとボクシングジムに入門します。少し安直な気持ちで始めたボクシングですが、ジムの会長に才能を見出され練習にのめり込みはじめ、階段をかけ上るように次のステージへと目指します。「ジョー」のように、宿命のライバルといったキャラクターが登場するわけでなければ、チャンプになって一躍スターダムにのし上がるという夢があるわけでもないのです。ただひたすらキツイ練習をこなし、ストイックな日々を過ごします。いったい何のために? それは、「自分に勝つため」のようであって、そこがこのマンガの醍醐味のように感じました。ここには、モチベーションを保ちにくい時代を生き抜く、新しいヒーロー像が描かれているのかもしれません。読後感さっぱりの清々しい漫画です。(2013/10/25)
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月25日
  • 匿名希望
    お願い!!
    早く続きの刊出して下さい!!
    6刊出てから大分経ってます…
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月24日
  • 匿名希望
    続きが気になる
    早く続きを出してください!いいところなのに!
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月24日
  • 匿名希望
    基本1話1エロ。
    攻視点、受視点の話があり、面白かったです。
    • 参考になった 4
    投稿日:2013年10月23日
  • 匿名希望
    最高の漫画
    内容も濃いし、なにより面白い。センスがいいって言った方が良いですね。会話の端々に作者のユーモアが出て飽きないです。絶対オススメ!
    • 参考になった 5
    投稿日:2013年10月21日
  • 匿名希望
    うーん、ちょっと
    気持ち悪い結末だし、なんか内容も面白くないです。オススメしません。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月21日
  • 匿名希望
    買う価値なし
    お金の無駄です。100円だして雑誌の記事を立ち読みするよな感じです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月20日
  • 手塚治虫や藤子不二雄、少女マンガの諸作品を読んでいて思うのは、昔は本当に短編マンガが多かったなあということです。そのどれもに鋭くきらめくようなアイディアがあって、それが短いページ数でドラマチックに展開してハッとする落ちそして、いつまでも記憶に残る読後感がそこに生まれます。手塚治虫作品でいえば「ドオベルマン」、藤子・F・不二雄作品なら「カンビュセスの籤」に「ノスタル爺」。大友克洋作品で「宇宙パトロール・シゲマ」。諸星大二郎作品なら「感情のある風景」と、どの作品も、読んだその日の情景まで思い出させるほど、記憶に強く残っています。
     そういえば、『ブラック・ジャック』『MASTERキートン』のようなオムニバスの作品も減ってきたイメージ。短編マンガは、現代のマンガ状況では完全に日陰者のようです。
     そんな今でもショートショートのような味わいの短編を数多く発表しているのが岡崎二郎という漫画家です。代表シリーズの『アフター0』は、これはもう完全に星新一ショートショートの世界。一編一編新しいアイディアのつまった短編がこれでもかと並んでいてとても贅沢な作品群となっております。その後、発表された作品は完全に短編という形ではないものの、やはり連作短編形式のものが多く、一話一話できちんと完結し、独特な読後感を残す作品ばかりです。
     僕が特に好きなのは『緑の黙示録』です。樹木と心を通い合わすことができる少女・山之辺美由の4編の物語です。
     山之辺美由の能力は超常的なものですが、そこから起きる事件に関しては科学的な説明がなされるというのも面白いです。「第一話 ウパス」では温室で育てられたウパスという木の下で人が死んでいたという事件に山之辺美由が関わるという筋書きです。もともとウパスは矢毒につかわれるような毒を持つ木ではあるのですが、原因がわからない。そこで美由が自分の能力で事件の真相に近づこうとします…。
     岡崎二郎作品の魅力はこういった科学的なワンダーが全て人間につながって行くことです。恐竜や宇宙や動物や植物といった人間以外を題材にしていながら、そこから“人間”という存在そのものを考えさせられる、そのダイナミックな読後感にいつもぼーっとなってしまうのです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月18日
  • 1962年に刊行された昭和を代表するベストセラー、梶山季之『黒の試走車』。産業スパイを切り口に成長前夜の自動車業界を描いた書き下ろし長編で、企業サスペンスの分野を確立した作品です。企業の生き残りをかけた熾烈な情報戦争――新車開発をめぐる謀略・潜入調査・盗撮、価格決定に至るまでの駆け引きの迫真性が業界のみならず、高度成長前夜の社会全体に大きな衝撃を与えました。物語はこう始まります。〈大阪の街は暮れなずんでいた。夕刻になると、この街は、ふいに黄昏れてくる。それは労働者の汗と、商人のソロバンと、そしてサラリーマンの疲労の匂いとをもった、粘っこい黄昏であった。――淀屋橋を渡りながら、朝比奈豊は、苛立たしそうに腕時計をみた。五時十七分だった。梅田新道の支社で、本社から出張してきた企画一課長の柴山美雄が、彼の帰りを待ちわびている時刻である。二人は大学も同期で、昭和二十五年に仲よくタイガー自動車株式会社に入社していた。(中略)太陽は、すでに沈みかけている。ちょうど退け時なので、歩道には帰宅を急ぐサラリーマンが溢れていた。夕方の御堂筋には、物悲しいが奇妙な活気があった。秋が深まったせいか、街路樹も黄ばみはじめ、風も冷ややかさを増した感じである〉タクシーを拾うことをあきらめた朝比奈が歩いて梅田新道の交差点の傍らに立つタイガー自動車大阪支社が入るビルの前まで戻ってくると、勤め帰りのOLたちがビル1階に設けられたショー・ヤードの窓ガラスに額をすりつけるようにして、展示されている三台の新車に見入っている。社運を賭けて発表したニュー・モデル「パイオニア・デラックス」だ。〈流れるような、スピード感に満ちた車体の力強いデザイン。大型車のような豪華さを与える四灯式のヘッド・ランプ。そして鋭角的なテイル・フィン。塗装は日本で最初の、ツートン・カラー塗装であった。一五〇〇CC・七十二馬力。最高時速百四十キロという、惚れ惚れするような性能を持った、六人乗りの高級車だ〉時代は日本が東京オリンピック(1964年/昭和39年)を数年後に控えて高度成長の道を走り始めた昭和30年代前半です。「マイカーブーム」の本格化は東京オリンピックの後、昭和40年代に入ってからで、その前夜ともいうべき時代に業界3位の自動車会社が社運を賭けて発表した、排気量1500CCのデラックス車。その新車が無人踏み切りで急にエンジンが動かなくなって、立ち往生。特急と衝突、大破するという事故が起きる。その事故の真相調査を命じられた企画一課長の柴山美雄は調査開始の2週間後に箱根乙女峠で不慮の事故死を遂げる。なぜ、不可解な出来事が相次いで起こるのか? その裏で何者かが暗躍しているのか? 急遽、東京に呼び戻された朝比奈豊は、新設の「企画PR課」の課長として秘密の仕事を担当するように部長の小野田から命じられる。業界トップのナゴヤ自動車、2位の不二自動車に開発情報が漏れている形跡があり、その対策、つまり産業スパイからの企業防衛が企画PR課の秘匿された役割であり、逆にライバル会社の「新車」の秘密情報を入手する工作、つまり産業スパイ活動も新組織の重要業務だという。小野田部長が「殺されたのではないか」と疑う柴山の死、仕組まれた可能性のある新型車の事故の真相解明も守備範囲で、朝比奈と彼の若い部下たちは次第に次期戦略車、スポーツ・カーをめぐる情報戦争の最前線に立たされていきます。東京に転勤となった朝比奈を追いかけて上京してきたホステスの宇佐美昌子。朝比奈は週に一度アパートにやってくる関係にある昌子を業界人が集まるバーに勤めさせた。客として店に来たナゴヤ自動車の幹部・馬渡久は外車ショーの開催される江の島に昌子を誘う。昌子は馬渡の誘いに、ただ黙って笑って明確に断ることはしなかった。そのことを昌子から、聞かされた夜――。〈《・・・・・・これは単なる浮気心ではないぞ? 昌子に惚れているんだ・・・・・・。すると昌子には、馬渡は警戒心も持たず、会社の機密を寝物語にしゃべるのではないか・・・》朝比奈は、昌子の体を思い切り、力いっぱいだきしめながら、視線を宙にさまよわせていた。彼は知りたいのだった。ナゴヤのスポーツ・カーの内容を! 心の中には、なんども否定した、さきほどの不埒な空想が、影絵のように黒々と広がってくる。そしてぐるぐる駆け回りだすのだ。《いや、そんなことはできない! 憎むべき敵だ! あの馬渡が、この昌子の体を奪ったとしたら、俺はもう・・・・・・彼女を愛していく自信はない!》 《だが、彼女が、馬渡の女になれば、スポーツ・カーの内容も・・・・・・いや、ナゴヤの最高機密情報(トップ・シークレット)も、労せずして盗めるのだ。絶好のチャンスなのではないか?》昌子は、体を離して彼の唇を吸い、「もう、寝みましょう」とささやいた。朝比奈はうなずいた。「だけど、一度ぽっきりの浮気で、スポーツ・カーがもらえるんやったら・・・・・・魅力やわア・・・・・・」酔った昌子の情欲は、いつになくはげしいものであった。だが、女の体を苛みながら、のたうち、のけぞる昌子を胸の下に組み敷きながら、朝比奈は、ふと、とり憑かれた不埒な計画に邪魔されて、いっこうに燃え立たぬ自分に気づいていた〉ライバル企業の秘密を手に入れるために、結婚を考えている恋人を仇敵に差しだすことができるのか。それは許されるのか? 勃興期を迎えた自動車産業の裏面に見え隠れする「産業スパイ」の蠢動をとらえた本書は、梶山季之が月1000枚といわれた流行作家になっていく最初の一歩となった記念碑的作品です。様々な記事を量産した週刊誌のトップ屋から小説家に転じた梶山の取材力、データ分析力があって初めて書き得たものといえるでしょう。全編を通じて色濃く残る昭和の匂い――若い日本の、元気な時代の日本人がここにいます。(2013/10/18)
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    投稿日:2013年10月18日
  • 関東信越厚生局麻薬取締部、通称「痲取」に配属になったハルとカイ、二人の主人公を軸に物語が進みます。舞台が舞台なだけあってアクションあり、謎ありとじっくり読みたい方にはおすすめです!出てくる登場人物みんながちゃんとキャラとして成り立っていて、好感度大です。普段はケンカなんてできない気弱なカイは、とある「スイッチ」が入るとすごく暴力的になります。でもそれは本人には意識がないという・・・。いつも冷静沈着なハルにも大きな謎が見え隠れし、数々の伏線が貼られていくので今後の展開が気になる作品です。この漫画で中毒になっている人たちはみんな心に闇を抱えて生きているので、その葛藤に切ない気持ちがあふれています。彼らの闇に立ち向かう痲取の人たちの活躍をぜひご覧ください
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月18日
  • すいません、正直「腐女子向けっしょ?」とナメてました。面白いですコレ。もう言わずもがななんでしょうが、“キセキの世代”を中心に登場人物がみなキャラが立っていて良いですね。正直言って、読む前はそのキャラ立ちや彼らの「特殊能力」「必殺技(プレイ)」設定を聞きかじり眉をひそめてたんですが、いやこれ大事な要素ですわ。それがあるからこその面白さだと思います。やっぱり必殺技ってイイですもん。“キセキの世代”のひとり、緑間くんのそのままいくアレが出たときには読みながら心の中で「うおおーっ」て叫んじゃいましたよ。バスケ×バトルのこの絶妙なブレンド感はさすがジャンプ連載作。確かに能力やプレイがスーパーすぎるきらいはありますが、個人的には「細けぇことはいんだよ!」と思いますね。マンガだしいいじゃないですか。今の小~中学生はバスケの時にきっと「イグナイトパス!」とかやってるんだろうなー。僕らの時でいう「ドライブシュート(ex.キャプ翼)!」ですわ。そういう影響を与えられる作品だと思いますよ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年10月15日
  • 匿名希望
    大満足でした!
    絵がきれいでエロいです。
    和姦のみで、アブノーマルな内容はなかったです。
    絵は個々人で好みがあるとは思いますが、私にとっては大満足でした
    続編も期待しています。
    • 参考になった 5
    投稿日:2013年10月14日
  • 匿名希望
    いまひとつかな?
    相手を貶めつつレイプする内容です。
    エロさやストーリの深みが私には感じられませんでした。
    全体的にボリュームが少なく500円は高いと感じましたので、★3つという評価にさせていただきました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月13日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    セカンド・ストーリーがGOOD
    タイトル作より、その主役の「先輩」が脇に回るセカンド・ストーリーが大変良かったです。
    「先輩」の後輩にあたる星咲とその義理の弟のめぐりめぐってのお話。
    せつなくて、ちょっぴりほろっとなって、私の好きな梅太郎節が出てました。
    個人的には、弟くんより「先輩」みたいな攻のほうが好き(笑)
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年10月12日
  • 匿名希望
    透明感はあったものの…
    梅太郎さんは絵はこういっちゃなんですが下手なんですが、
    切ない想いを描くのはうまいなぁ~と思うのです。
    でも、今回は今ひとつ乗り切れなかったかも。
    受が攻をずっと好きなのは最初からわかるのですが、
    いつから攻は受に惹かれていったのかな?
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年10月12日
  • 匿名希望
    ほんわかした気持ちになります。
    過去にトラウマを抱えた恋なのですが、
    そんなにグジグジした感じもなく
    二人も、家族も愛情いっぱいで、読後感がすごく爽やかで幸せで良かったです。
    • 参考になった 4
    投稿日:2013年10月12日
  • 50%近い視聴率を記録した放映終了から一か月が過ぎようとしていますが、「半沢直樹」はいまなお、職場や家庭で話題の中心にあるようです。いま池井戸潤のエンターテインメント小説が圧倒的な支持を得ているのはなぜでしょうか。結論からいえば、善が悪を完膚無きまでに叩き潰すことからもたらされるカタルシスを私たちに存分に味あわせてくれることにおいて、池井戸潤に並び立つ作家はいないと言ってもいいのではないでしょうか。テレビドラマのラストシーン――取締役会の場で半沢直樹の追及に敗れた大和田常務役が土下座するシーン――香川照之の迫真の演技、それを口中で糸をひく唾(つば)まで映し出したアップの映像で視聴者のカタルシスはマックスに達しましたが、この大和田常務の土下座シーンは原作にはありません。映像表現と文章表現の違いです。池井戸潤の原作小説では、読み進めれば読み進めるほどに悪役である大和田常務に対する憎悪が醸成されていき、噴出する出口を探し求める怒りが、ページをめくるスピードを加速させていきます。悪役に対して、例えば「冷酷」「非情」といった直接的な表現を用いることなく、そう感じさせていきます。読者に展開をさとらせない池井戸潤のみごとな筆さばきです。作者の意図が読者に見抜かれてしまっては怒りは半端なものとなり、半端な怒りでは最後にもたらされるカタルシスも半端なものとなってしまいます。『オレたちバブル入行組』は、半沢直樹が5億円という巨額債権の回収に成功して大阪西支店融資課長から東京の本店営業第二部次長へ栄転するまでが描かれたいわば上巻で、下巻にあたる『オレたち花のバブル組』では、本店第二営業部という花形部門の次長職についた半沢直樹が大和田常務の壁に挑みます。次期頭取の座を虎視眈々と狙う権力者がどう描かれているか。善を追求する主人公の半沢直樹と悪を体現する大和田常務の対決に至る過程に、こんな一節があります。半沢の同期で親友の近藤に対し、出向先の田宮社長が経営するタミヤ電機への3000万円の融資がじつは大和田常務の妻が経営する会社への迂回融資であることを認めたことを知った大和田常務は何をしたのか――。大和田の腹心、岸川業務統括部長に呼び出された近藤が大和田と対面するシーンを引用します。〈「出向解除になると聞きました」そのひと言に黙りこくった近藤だが、大和田が継いだ言葉に顔色を変えた。「今度の出向先は引っ越しを伴うものになるんじゃないかな」そう大和田はいったのである。「もう決まっているということですか」たまらず、近藤はきいた。声に不安が入り混じるのをどうすることもできない。それは近藤にとって最も避けたい事態だったからだ。「いや。まだ調整段階だと思う」近藤はいま、心の奥底で忘れていた感覚が動き出すのを感じた。それは──困る。愕然とした近藤の胸に真っ先に浮かんだのは、家や家族のことだ。大阪から東京に転勤になり、妻も子供たちも、やっと友達が出来て落ち着いたところなのに。再び東京を離れ、どこかの地方へ転出しなければならないというのか。自分はいい。だが、家族がどれだけ辛い思いをするか……。「それでは君も困るだろう」大和田の発言に近藤は顔を上げた。冷徹な二つの目が、じっと近藤を見据えている。「場合によっては、その人事、私の力でなんとかしてもいい」近藤はすっと息を吸い込み、手元を見つめた。呼吸する自分の音が聞こえる。このとき、近藤は、大和田のいわんとすることをようやく理解した。大和田は続けた。「それには条件がある。もし君が興味があるのなら、いまそれについて話し合いたい」大和田の視線を受け止めた近藤は、しばしその目を見返した。多くのことを考えなければならないという気がしたが、具体的には何一つ思い浮かばなかった。あまりの現実をつきつけられ、近藤は自分さえ見失いそうになっていた。「条件とはなんです」「いま君が抱えている報告書を表に出さないで欲しい。タミヤ電機の転貸資金に関する報告書だ」「もし、私がそれを出さなくても、すでに転貸の事実は一部に知られているんじゃありませんか」少なくとも半沢たちは知っている。渡真利もだ。仮に近藤が報告書を出さないとしても、大和田や岸川が逃げ切れるかどうかは微妙だ。「そっちはなんとでもなる」だが、大和田は自信たっぷりにいった。「田宮社長の証言さえなければ画竜点睛を欠くようなものだからな。もうひとついわせてもらえば、その報告書を出さなくても、君にとってなんのデメリットもない。その逆だ」大和田は、近藤の気持ちを次第にたぐり寄せるかのような沈黙を挟んで続けた。「私は、君を銀行本体に戻すこともできる。出向じゃなく、ね。どこがいい。本店、支店。融資部、審査部。いや入行当時の君は、広報部を希望していたな。その方向で調整できるかも知れない。君の病気はもう治ったんだろう。だったらどうだ、もう一度やってみないか。君の歳での出向は少々早過ぎると思うが」驚いて、近藤は常務の顔を見た。出向は当然だと思っていたからだ。それなのに、また銀行員として働くことができるなんて、もう絶対にないと思っていた。だが、大和田はそれを近藤に持ちかけたのだ。「もう一度、やってみないか」「そんなことが──、できるんですか」「できる」大和田は力強く断言した。「何もしなければいい」大和田はいった。「君がタミヤ電機という出向先で聞いたことは全て忘れてくれ。それだけでいい」〉銀行内における地位を失うだけでなく、刑事告発されかねない絶体絶命の状況に追い込まれた大和田はそのピンチを脱するために人間のもっとも弱い部分に手を突っ込みました。自らの悪行の証拠となる証言をなかったことにせよと近藤に迫ったのです。そうすれば、片道切符の出向も取りやめてやるし、本店の希望の部署に戻してやる、と「人事」を材料に近藤の取り込みを図り、屈服させます。ここで、権力者への怒りはほとんど沸点に達し、半沢直樹による「やられたらやり返す、倍返しだ」の最終シーンへとつながっていきます。半沢と大和田を軸に展開する銀行員たちの群像劇は、他のどんな作品も到達したことのない地点に池井戸エンターテインメント小説が立ったことを示しています。(2013/10/11)
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    投稿日:2013年10月11日
  • 前回に引き続き、東村アキコ先生の作品のご紹介です!はっきりと申し上げて、この「ひまわり」で完全に東村アキコワールドにハマりました!何事も流行に遅い私でございまして、うちの編集部でも「大好き!」「ひまわり最高!」とみんな好きだったようです。やっと追いつけました。初めの1~2巻ぐらいは正直きついかもしれません。しかしそこで「あきらめないでっ!」踏ん張って読み続けてください。本当に最高に面白いです。主人公アキコの苦悩が最高なのですが、あんなお父さん(健一)だったら本当に大変だよなぁ~と思います。私だったら非行に走っています。しかしこれがかなりリアルらしいので、東村先生のルーツを見たっ!!という感じです。そして言うまでもなく只今絶賛「チキン南蛮」ブームです。みなさんはムネ肉派ですか?それともモモ肉派ですか!?是非読んで「チキン南蛮」を食べましょう!!そして私は主任はもちろんのことエビちゃんのファンです!
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    投稿日:2013年10月11日
  • あすなひろしほど、同時代の同業者からその死を惜しまれた漫画家はいないかもしれません。「流麗」としか表現のしようがない描線と、職人的な技で仕上げられた画風は、見るものの心に深く刻み込みます。少女マンガ誌、少年漫画誌、青年漫画誌と分野を超えて作品が発表されたので、古くからの漫画ファンは、一度は目にしたことがあるはずです。ファンに印象付けるのは、画そのものだけではなく、独特のストーリーテリングにもあります。コミカルな明るさに包まれながら、突如として反転してシリアスに直面するなどといった展開が少なからずあって、はっとさせられます。短編「ゆめの終わり」では、小さな男の子と父親が二人で暮らす家庭のもとに美しい女性が現れます。父子はそれぞれ、この女性が妻、あるいは母親になることを願い始めるのですが、驚くべき展開が待ち受けています。脳裏から離れそうにない話です。『あすなひろし作品集』には、前述した三分野の貴重な作品をご堪能ください。イーブックジャパンの独自配信です。(2013/10/11)
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    投稿日:2013年10月11日
  • 匿名希望
    アクションバトル物としてならおもしろい
    連載時気になっていたので購入。その時はアクションが斬新でおもしろく感じてたが。
    悩み抱えながらウジウジしてる登場人物というのはどうも共感しきれない。
    イマイチこの作品のテーマが自分にはよくわからなかったが、
    単純にアクションものとして読めばおもしろかった。
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    投稿日:2013年10月10日
  • ラバーフェチでない人にもお勧めできる良作
    主人公がラバーフェチという特殊な世界にはまっていく物語が非常に丁寧に描写されている。
    また、主人公が初心者という設定なので、ラバーフェチに馴染みのない読者でも物語に入り易い。
    衣装を着込んだりといったラバーフェチならではの各シーンの描写も素晴らしい。
    モノクロにもかかわらず、非常によく質感が伝わってくる。
    物語全体の展開、個々のシーンのどちらをとっても大満足の一作。
    ぜひ続編を期待したい。
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    投稿日:2013年10月10日
  • 匿名希望
    いつになったら
    作品は最高ですが、完結してる作品なのに、いつまでも続編がアップされないのが残念すぎる。
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    投稿日:2013年10月09日
  • 秋もだんだんと深まってきました。いつものコミックのレビューを勝手におやすみして、今回ご紹介するのは『悲しみは雪のように』です。言わずと知れたハマショーの名曲ですね。そう、eBookJapanでは楽譜も販売しております。恐らくみなさんが耳にしたことのある『悲しみは~』は、1992年にドラマの主題歌としてリメイクされたバージョンだと思います。オリジナルバージョンは「愛の世代の前に」というアルバムに収録されておりますので、機会があれば聴いてみてください。話は変わって、ハマショーの魅力について考えてみたいと思います。まずは声ですね。本当にいい声です。そして歌詞。私は学生時代からハマショーを聴いているのですが、昔はそれほどでもなかったのに、今は結構好きという曲がいくつかあります。年齢を重ねることで歌詞の味わい方が変化するからだと思います。そしてシンガーとしての立ち位置。ライブに重きを置き、メディアとは一定の距離を保つという姿勢を貫いているのは、本当にすごいことだと思います。たまには実家に置いてきた楽器に触れて、コードを追ってみるのもいいものですね。
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    投稿日:2013年10月08日