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  • ネタバレあり
    異色の『手塚論』漫画
    所謂『手塚論』を語る漫画はどれも矢口高雄氏、藤子不二雄氏等、相当な大家であっても下から見上げて『巨星』とした作品が多いのですが
    この作品…同時代に居た一端の、『同年代の』人気漫画家の目線で手塚治虫を語るという手法で手塚治虫氏を語っているのです。
    いわばイチローの同期で毎年3割を討つ好打者がイチローを見てどう思うか?そんなテーマです。

    この漫画家、事有るごとに『実在した』と語られているのですが、よく読めばわかるのですが実は『同時に10本漫画連載しながら東映に通ってアニメ監修しつつ結婚する』と言う実在したのが疑わしい経歴の手塚治虫氏の方にかかって居る事が分かります。
    実際この漫画家は複数のモデルが居るが、最大のモデルはコージィ城倉氏自身であると語られており、手塚治虫氏の凄さを再確認するために最適なキャラクター造形になっていて、この様な『歴史に残らなかった人物で歴史を語る』のも手塚治虫氏自身が良く歴史漫画で使う作風ですが、コマ割りなどもかなり手塚的な(少なくともコージィ城倉的には見えない)コマ割りが見受けられるなど
    かなり入念な取材に裏打ちされた手塚治虫氏の『天才性』『異常性』『先進性』の再確認ができる作品です。

    勿論ただ手塚治虫氏だけを語っているわけではなく、同年代なせいで憧れるにはプライドが邪魔してしまい、真似をするには実力が足りない主人公のドラマも面白く読みごたえが有ります。

    連載が月一なので刊行ペースは遅い物の、手塚治虫氏が何故漫画の神様なのかはこれを読めば理解できる一冊です。
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年05月27日
  • 匿名希望
    3巻以降もお願いします
    BLは好みではないのですが、今市子先生の作品なので手に取りました。まだ体の関係になっていないベタ惚れ男xツンデレ男がメインながら、男女の関係を匂わせるエピソードも色っぽくて、丁度いい匙加減の耽美&怪談作品です。紙書籍では続きが出ているようですので、ぜひ続きもebookjapanで読みたいと思います。よろしくお願いします。
    • 参考になった 23
    投稿日:2015年05月27日
  • 帰ってきたオリハルコンレイカル!
    かつて、諸般の事情により休載となったオリハルコンレイカル。
    4年の歳月を超えて、今蘇る。
    奇跡の復活を遂げた、美少女フィギュアバトルファンタジー。
    数奇な邂逅がもたらす、絆の物語。
    神器オリハルコンよ、我に勝利と栄光を!!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月27日
  • 小さな神器
    ひょんなことから、神器オリハルコンを創ってしまい、その主となった青年。その出会いは何を意味するのか?
    見た目は生きた美少女フィギュア、神器オリハルコン。
    彼女たちがもたらすものは、栄光か混沌か。
    美少女フィギュアバトルファンタジー、ここに誕生!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月27日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    内容が薄い
    いいお話だとは思うのですが、心に残るところがなかったです。
    上半身と顔だけのコマが多いのも息苦しいですし、1ページ中の情報量が少なくてさっと読めてしまうため、他の少女マンガと比べると割高感があります。
    二巻の冒頭にクリスマスパーティの話題が出るのに、パーティはやらず仕舞いなのも消化不良です。クリスマスがあってから二人はくっつく予定だったのでは?とも思います。もう一巻分あれば……と残念です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月26日
  • 匿名希望
    ほのぼの
    主人公のキャラがぶっ飛びすぎてるというか何やってもギャグだからいい!
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月26日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    秀作!
    読了後、涙があふれて 止まりませんでした。
    本編もさる事ながら、巻末のSSが秀逸。
    切ない内容ながらも、悲しみを全面に押し出す訳ではなく、淡々と日常が綴られており
    「不幸せな状況下での幸せ」がひしひしと伝わってきます。
    二人が幸せであった事が救いです。
    私には、心に響いた、大事な一冊になりました。
    • 参考になった 7
    投稿日:2015年05月26日
  • 古さを感じない
    久々に読んだ。たぶん、結構前の作品だと思うけど、古さを感じない、というかより現実味を帯びた気がする。
    ゴクウの一言、いつか使ってみたい。
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年05月26日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ラブコメものとして読むには十分面白いです。
    イジメを発端に物語が進んでいて、ヒロインの障害はそのイジメのネタぐらいにしかなっていないように思えた。最終回も曖昧なままの終わりでした。
    ラブコメものとして読むには十分面白いです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月25日
  • 匿名希望
    ハマる
    読むまではどんな内容なのか不安だったけど、読んだらハマる!どうなるんだろう?って続きが気になる〜。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月25日
  • 匿名希望
    泣けるBL
    心にぐっときて、何度読み返しても思わず泣いてしまいます!
    2つのタイトルがありますが、時代物と現代物で、雰囲気も人物像も2人の関係性も全然違って楽しめます!それぞれ内容も重厚で、1つ読み終えたらしばらく余韻に浸りたい感じです。
    心に潤いを求める人にかなりおすすめです!
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月24日
  • 匿名希望
    待望の銃夢新刊
    ガリイの過去をやっとキッチリ紐解き始めてくれました。
    絵はまた変わりはじめてしまってますが日本Topクラスの画力は綺麗で流石。
    • 参考になった 6
    投稿日:2015年05月24日
  • 匿名希望
    何度も読み返したくなるほど最高
    あらすじを読んで好きな感じだと思っていましたが、その期待以上に萌えました。
    作者様のブログに後日談が2話あり、その内容もよかったです。
    続きを書いて欲しい。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年05月24日
  • かまいたがり男前と猫系美少年
    ほのぼのしててかわいい2人の同棲生活なお話。
    自分の好みとして感情の動きが大きいほうが響きやすいので★4つですが、ハマる方は★5つ付けたいくらい好きなんじゃないでしょうか。

    ゆくっり穏やかにくっついて、くっついた後ものほほん時々きゅん、ていう感じの二人なので読んでてとても幸せな気持ちになりました。
    お互い苗字呼びから名前呼びになるきっかけは特に描かれて無かったので、その辺の心情とかもっとわかるとさらにきゅんとした気がします!

    伊介が本当に女の子のように華奢で可愛い感じで、展開的にも少女漫画っぽい部分があり、イカツい男臭さはほとんどありません。
    開人はかっこいいしたまに可愛くてその辺にいそうな感じが良かったです。

    エロもありますしプラトニックないちゃいちゃもあるので、『激し目は苦手だけど…』、な方には向いてるのではと思います。
    2巻も即購入しました!


    秋に3巻も出るみたいなのでとても楽しみです!!
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年05月23日
  • 匿名希望
    ここで終了!?
    本作品は電子書籍で追っていたため、フラッパー本誌での連載終了は今知りました。作者さんのツイッターをまとめると、コミックスが売れないための事実上の打ち切り。通常は即切りされるので、4巻でまとめて欲しいとのことはまだ良い扱いだったらしい……ですが。あと2年くらいやれればまとまる予定で、商業誌でこの続きを描きたいとのことです。当然、読みたいです。現実を剽窃したダークファンタジーとして、本当によく出来ています。一応の最終巻、ミナとアキラのカッコいいところは見られますが、幕引きが駆け足だったのは否めません! どこかの編集部さん、拾ってください。読者は付いていきます!
    • 参考になった 9
    投稿日:2015年05月23日
  • キャンペーンでレビューしています。
    女性まんがだけれど、結構熱血漢で男子が読んでもいけてると思いますよ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月22日
  • えがおになるよ!
    こはなはいつも一生懸命! いっぱい考えていっぱい覚えていっぱい行動していっぱいみんなに愛されてます。
    しあわせおすそ分けとでも言いましょうか、いつの間にか笑顔になってる自分がいます。
    でもって、あっちゃんになりたいって思っちゃった人ー。( ゚∇゚)/ハーイ
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年05月22日
  • 匿名希望
    買って、後悔もあります
    世界観が大好きです。繊細な絵が、絵本のようです。ファンタジー好きにはたまらないと思います。チセも、結構普通の女の子な感じがいい。すっごくかわいいわけじゃないけど、純粋でまっすぐ。そんな主人公に惹きつけられます。
    でも、一つだけここで買って、後悔してることがあります。私はiPhoneで読んでるのですが、描写が細かいので、本で買えば良かったなぁと…。もし一巻を買って、世界観が気に入ったなら、iPadなどの大きい端末で見るか、もしくは本を買うべきだと思います。ちなみに私は、結局3巻まで買ったのに、本も買いました…無駄遣いしてしまった(;´Д`A
    • 参考になった 23
    投稿日:2015年05月22日
  • キャンペーンでレビューしています。
    テレビでも見ています。チョット違った感じは有りますが、哀しい男の姿が描かれていると思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月22日
  • 元々競泳が好きでよくテレビでも見てたりするのですが、あまりマンガなどでは競泳ってみないなぁと常々不満に思っていました。そんななか出会ったのがこちらの作品です!少女マンガの競泳マンガなんてどうせ水泳部に入ってるだけのラブコメでしょ~と思いつつ読んだら全然違います。ラブコメのラの字も出ていません(3巻時点で)各種目の泳ぎ方などもちゃんと説明してくれているので分かりやすく読めます。男子水泳部員の子たちがメインに活躍しているので、少女マンガによくあるねたみやいじめなどはありません。青春っていいなぁーと思える部活マンガです。競泳が好きな方、爽やか青春ストーリーが好きな方、水泳マンガをもっと読みたい!と思ってくださっている同士の方にお勧めしたい作品です。
    • 参考になった 10
    投稿日:2015年05月22日
  •  昔から、いろんな漫画のキャラクターによく似ていると言われます(悪い意味で)。特に、カラスヤサトシさんの自画像そっくりとは長いこと言われてきました。最近では『ギャングース』のカズキ(デブ、メガネ、手足短い)とか『バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-』のグランド・マスター(チビ、アゴなし、オカマ)なんて言われて、歯噛みしてますが『なのな フォト ゴロー』の主人公・ゴローには、見た目や動きをふくめて強い親近感を感じています。
     谷師悟郎はいつもオドオドして、人にあやまってばかりいる30歳。務めている製菓工場とアパートを行き来するだけの毎日で、工場でも軽く邪魔者扱いされています。帰りのバスでは「明日も嫌なコトしか起こらないだろう」と絶望したりします。
     そんなゴローにも生きがいはあります。それは飼い猫のフォト。世界一かわいいこの猫だけがゴローの支えなのです。そんな、なんとなく孤独で、なんとなく未来が見えないゴローは、なのなという女の子とフォトを通じて出会います。
     なのなは町で偶然フォトに出会い一目惚れ。思わず連れて帰ろうとし、そこでゴローと出会います。なのなは街の小さな雑貨店で働いていますが、やっぱりなんとなく孤独だったり悩みがあったりします。
     ただ、なのなは落ち込んだりしても外には出さないタイプなので、「ボクなんか毎日嫌なコトしかないしずっと落ち込んでる」と簡単に口にするゴローにイライラしてしまうのです。
     この二人と、フォトを中心に、大きな悩みはないけれどなんとなく閉塞感がある人たちの日常が描かれていきます。
     ゴローのただ流れるだけの人生は、なのなとの出会いで少しずつ広がっていきます。なのなの人生も同じように少しずつ広がっていくのです。
     この『なのな フォト ゴロー』とてもゆったりとして、可愛らしい作品なのですが、僕にとっては切実です。このゴローが幸せになれるのかが、ボクの人生が幸せになるかどうかの瀬戸際な気がしてならないのです。ちゃんとゴローに普通の幸せが訪れて欲しいと、切に願っています。
     とはいえ、見た目も性格も自分にそっくりなゴローが幸せな目にあうと、それはそれで嫉妬を感じるものですね。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月22日
  •  ドイツ降伏が5月8日。それから3か月後の8月15日に日本が降伏。ちなみにイタリア戦線終結はドイツ降伏の6日前の5月2日――第2次世界大戦が終わってから70年の節目の年となる2015年5月、集団的自衛権の行使を含む安全保障関連法案が国会に提出されました。これまで厳しい制約の下に置かれてきた自衛隊の海外での活動の幅を一気に広げるもので、安倍晋三首相は自衛隊を普通の軍隊に変える道に大きく踏み出しました。
     戦前期に満州国創設・運営に力を発揮した岸信介元首相(元A級戦犯被疑者)を祖父に持つ安倍首相が念願の「戦後レジーム」からの脱却に突き進もうとしている時、東西に別れた分裂国家として戦後をスタートし、1990年に東西統一を成し遂げたドイツでは、一冊の本が累計130万部のベストセラーとなり、さらに世界38か国で翻訳出版が決まり、映画化まで決定したという。本書『帰ってきたヒトラー』です。
     訳者の森内薫さんは、あとがきにこう書いています。

    〈ナチスのことやヒトラーのことも、家族とはともかく、ドイツの人とはいっさい話したことがない。それは重すぎるテーマだったし、そういうことを軽々しく口にできない空気がたしかにあったと思う。なにしろここは、『わが闘争』(引用者注:アドルフ・ヒトラーの著書。自伝的な要素と政治的世界観の表明・主張から構成されている)は発禁、ナチスの礼賛は法律で禁止、そしてヒトラーは究極のタブーに等しい国なのだから。だから、当時の私に「ヒトラーが現代によみがえってテレビやネットで人気者になる小説が、ドイツで数年後に出版される」とだれかが言ったとしても、絶対に信じなかったと思う。ましてやベストセラーになるなんて──。

     しかし、その本は現実に出版され、ベストセラーとなった。〉

     第2次世界大戦後のドイツ社会にあって、著書の出版が許されないほどの絶対的なタブーとされているヒトラー。そのヒトラーが2011年8月に突然ベルリンで目を覚ました。ヒトラーは敗戦直前に自殺をしているのですが、目を覚ましたヒトラーにその記憶はありません。独特の髪型の彼と出会う現代ドイツの人たちは皆ヒトラーそっくりの芸人と思い込みます。総統の発言はまさにブラックユーモアと解釈され、テレビ番組にレギャラー出演・・・・・・と展開されていくのですが、ヒトラーと周囲の人々の会話は最初から最後まで行き違い続けます。戯画化されたヒトラーとの誤解に満ちた会話、齟齬(そご)の連続。そこにヒトラーのモノローグ(独白)のスタイルで描かれる風刺小説としての面白さが凝縮されています。

     目覚めたヒトラーと現代ドイツの最初の“接触”を紹介しましょう。
    手にした新聞から、いま自分がいるのが2011年であることを知って地面に倒れこんだヒトラー。地面に寝ているヒトラーの額に冷たい布を宛てて介抱する男の会話――。
    〈・・・・・・「俺、あの映画を見たんだ。『ヒトラー 最期の十二日間』。二回も。主役のブルーノ・ガンツははまり役だったな。でも、あんなの目じゃないね。おたくは全体のたたずまいが……言っちゃなんだが、まったく、あれの本人みたいなんだよね」
    私は顔を上げた。「あれの本人?」
    「あれ、だよ。〈総統〉!」そう言いながら男は両手を上げ、人差し指と中指をくっつけて数回小さく曲げ伸ばした。私は一瞬目を疑った。ドイツ式敬礼は六十六年の歳月を経てここまで変形してしまったのだ! だが、ともかくそれが受け継がれているのは、私の政治的影響力が今なお残っている証拠ではないか?(この動作が、現代人が言葉を強調したいときに使う〈空中カギカッコ〉であることは、そのときは知るよしもなかった)
    私は答礼に肘を曲げ、「私は、総統本人だ!」と言った。
     男はまた笑った。「いやはや、堂にいったもんだね」
     男の底抜けの明るさをどう受け止めるべきか、私ははかりかねた。でも、状況はだんだんのみこめてきた。もしもこれが夢でないとしたら(夢ならば、とんでもなく長い夢だ)、今は現実に二〇一一年ということだ。そして、この世界が私にとって目新しいものであるように、この世界にとっては私自身が奇妙な存在なのだ。この世界がまがりなりにも論理的に動いているなら、私は今、百二十二歳になっているか、ずっと前に死んでいるかのどちらかなのだから。
    「ほかの役もやるのかい? どこかで見たような気もするんだけど」
    「いや」。私はやや素っ気なく答えた。
    「ふうん」。男はいやにまじめな顔をしたあと、ウィンクをしてよこした。
    「舞台に出ているんだね? プログラムはある?」
    「当然だ」。私は答えた。「一九二〇年に! わが同胞ならあなたも、二十五か条綱領というプログラムを知らないわけがなかろう!」
     男は熱心にうなずいた。
    「でも、どこで見たんだか、やっぱり思い出せないな。ねえ、チラシか名刺(カルテ)か何か持っていないの?」
    「残念だが」。私は悲痛な声で言った。「地図(カルテ)は本部にしかない」〉

     同じ「カルテ」という言葉ですが、男は「名刺」の意味で言っており、ヒトラーの頭の中にあるのは「地図」です。意思の疎通がはかられているようでいて、実は根本的なところですれ違っている。私たちが日常的にかわしている様々なコミュニケーションへの痛烈な風刺とも思えてきます。
     この齟齬の深層にあるのは、冷凍状態から解凍されたかのようなヒトラーの思考です。たとえば、ドイツの政治状況はヒトラーの目にはどう映っているのでしょうか。

    〈それにしても衝撃的なのは、ドイツの政治の現状だ。なにしろ国の頂点に立つのが、女。それも、陰気くさいオーラを自信満々に放っている不恰好な女だ。東独育ちのこの女は、つまりは三十六年もボリシェビキの亡霊とともにあったというのに、女のとりまきはそのことにかけらも不安を感じないらしい。この女が手を組んだのはバイエルンの酒飲みどもが結成している、私の目には国家社会主義の亜流のように見える政党だ。だがこの党は、一見社会主義的でありながらその実、非常に半端なところがあり、彼らはそれを国家主義的信念ではなく、時代遅れのヴァチカン至上主義で飾りたてている。彼らはそのほかの政策的欠陥を、田舎村の防災組合や教会の音楽隊でカムフラージュしようとしているが、そんなもので人の目はごまかされない。嘘つきどもの隊列を、この手でなぐり倒してやれればどんなに気持ちがいいだろうか。〉

     2011年のドイツに甦ったヒトラーの過激な思想。過激な“毒“をもつヒトラーはしかし、その毒が評判を呼んで、アリ・ジョークマンという芸人と一緒にテレビ番組に出演することになります。再び表舞台に立ったアドルフ・ヒトラーは、かつてミュンヘンのビアホールから出発してドイツを率いる総統に成り上がっていった歴史を再現するのか。
     著者ティムール・ヴェルメシュは、ドイツの有力新聞で執筆活動してきた記者で、初めて実名で書いた本が本書です。その風刺の眼はいうまでもありませんが、ドイツ社会だけに向けられているものではありません。例えば――ヒトラーのドイツ式敬礼への愛着、こだわりを読んでいて、国立大学に対して入学式などで国旗掲揚、国家斉唱をなぜちゃんと行わないのかと国会で答弁した安倍首相の姿が頭に浮かんできました。戦後70年のいま、是非とも目を通していただきたい力作です。言葉遊びや駄洒落も多い「ヒトラーの独白」をわかりやすく面白い日本語に訳しきった訳者・森内薫さんの労を多として、この稿を閉じたいと思います。(2015/5/22)
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月22日
  • 匿名希望
    アラカルト。長く買い続ける分には楽しい
    複数の作品が不定期連載してます。作品の系統も割とバラバラなので、幅広く長く楽しみたい人にはオススメ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月21日
  • 面白い作品がたくさん
    毎週ヤングマガジンを楽しみにしています。この雑誌のおかげでたくさんの面白い漫画に出会って、単行本も全部揃いたいくらいです。海外に住んでいて、「紙版」を買うことができない方におすすめです。

    唯一なマイナス点と言えば、グラビアが含まれていない場合もあるということですが、そろそろこれをなんとかしてくれないかな。元々漫画を読むために買ってるわけなので、致命的な欠陥だとは思わないが、それでもやはり男性としてはちょっとがっかりしてると言えば、そうですね。
    • 参考になった 8
    投稿日:2015年05月21日
  • 匿名希望
    いい作品だぁね
    中学生にしては心の葛藤が大人び過ぎるけども非常に面白い
    設定やキャラにストーリーのまとめ方も上手いですね
    久しぶりにいい作品に出会えたと納得ww

    今時のやたら雰囲気読めない主人公とむやみに美少女ばかりのハーレムマンガに
    飽きてる方には是非お勧めします
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年05月19日