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  • 最強の情報機関の極秘スキルは「対人の技法」の宝庫だ!
    米国の政府機関であるCIA(中央情報局)は、FBI(連邦捜査局)と並んで映画やドラマ、小説などのフィクションに登場する頻度が高く、その名は広く知れわたっている。その主たる活動内容は、米国の外交・国防に関する世界各国・地域における情報収集や情報操作、いわゆる諜報(スパイ)活動だ。元CIA諜報員による本書では、その性格上一般に知られていない同局の諜報活動や人事・組織運営におけるノウハウやテクニックの一部を紹介。ビジネスパーソンや企業が応用できるよう、解説を加えている。なお本書には、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏による解説が付されている。
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    投稿日:2014年12月12日
  • 買わなきゃ良かった。
    表紙の作家以外はほとんど絵も話も下手な作家ばかり。同人作家の方がよっぽど上手い。お金を返して欲しいくらい。二度と買いません
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月11日
  • 胸を打つとはこういう作品のこと
    なんとなくタイトルから、こんな子が出てくるのだろうという想像はしていました。
    実際そのとおりだったのですが、その他は全然予想とは違うものでした。

    少年の通う小学校に、耳が聞こえない女の子が転校してきます。
    日々を“暇つぶし”としてすごしていた少年は、彼女を非日常的な存在に感じ、
    自分の楽しさを優先した行動で日々をすごしていきます。
    ここまでの説明で、そのときどんなことが起きたのかなんとなく想像がつく方も多いのではないでしょうか。
    でもこの物語は、その少年が高校生になったところから始まり、過去を振り返り、
    切られていた現実を繋ぎ合わせていきます。

    なんでこの人はこんな態度なの?なんで彼はこうなの?彼女は、どうして?
    ふと、自分のこのころを思い出して胸に応えます。
    自分ならどうするだろうと、読みながら考えてしまう作品というのも珍しいです。

    最終巻がまだ発売されていないのですが、登場キャラクターの幸せを、
    それも全員の幸せを望んでしまう作品なんてなかなかありません。
    是非読んでみてください。
    途中で胸糞悪くなるキャラクターがいるかもしれません。
    泣きたくなるかもしれません。
    理解ができなくてやっぱり投げ出したくなるかもしれません。
    それでもキャラクターたちから目が離せなくなります。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年12月11日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    どこがいいの?この子。
    タイトルにつきます。

    ヒロインが、彼が苦手なのはわかりますけど、あまりにも攻撃的だし単に失礼な態度とりすぎ。
    心が傷ついていて、どうしてもそっけなくしてしまって申し訳ない・・とかの葛藤があるならまだ共感しますけど、あいつが悪い!キャンキャン!キャンキャン!って一方的に噛みつきまくりで可愛さのかけらもないです。
    そして気まぐれに近づいて、ちょっとでもそっけなくされると切れる、吼える。
    自分のほうがよほど攻撃してるだろう、って思う。
    二巻の最後まで攻撃的にわめきちらしてばかりで、好感がもてません。

    こんな性格のヒロインを可愛い好きだ言われても、マゾかと思います。
    ヒーローはかっこいいけど、ヒロインがだめなので残念です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月09日
  • 絵が上手な人ってうらやましいですよね。上手い人ってさらさらっと走り描きみたいに描けちゃうんですよ。まずはそこのハードルだと思うんですよね。私なんかは紙を前にした途端、かなり構えちゃいますもんね。プレッシャーをひしひしと感じながら。上手に描きたいんじゃないんですよ。それなりに上手く見えるように描きたいという、まぁ低いプライドだと思います。ところで、筆致から人となりみたいなものが見え隠れするというか、人間性が垣間見えるといいますか、創作物ってそういうところが面白いなと思います。絵とか…あるいは、その人が書いた文字だとか文章だとか。意外な一面を見ることができたりします。「見た目はパキッとしてるけど丸文字書くんだなぁ」とか「粗雑そうに見えて達筆ですな」とか「書き順舐めてるなコイツ」とか、いろいろなことを思ってしまいます。ちょっと話がずれてしまいましたが、今回ご紹介させていただくマンガはこちら、『月刊少女野崎くん』でございます。 無骨な男子高校生・野崎梅太郎は、その見た目からはちょっと想像できない、繊細な心理描写と華やかな画面で大人気の少女漫画家・夢野咲子なのです。本作は彼に恋をした女子高生・佐倉千代との掛け合いがメインの4コマなのですが、とても味わい深い笑いが散りばめられています。個人的には“タヌキ”がツボですね。ぜひともご一読くださいませ。
    • 参考になった 11
    投稿日:2014年12月09日
  • ネタバレあり
    病みBL
    ヤンデレ攻め。眠っていた病み部分が目覚めてからは、何度か陵辱シーンがありますが、絵が軽めなのでわりと怖さはありません。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年12月08日
  • 匿名希望
    テニスに詳しくなくても十分楽しめる
    主人公がスポーツに真剣取り組む姿勢には感心させられる。ワクワク感やリアリティーといった面でもこれまでのスポーツ漫画と一線を画す。非常に面白い漫画です。
    • 参考になった 7
    投稿日:2014年12月07日
  • 匿名希望
    ひとりよがり
    ストーリーがひとりよがりすぎて、まったく感情移入出来ず。主人公の気持ちしか描けていない。説得力ゼロ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月07日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    祝 映画化、アニメ化
    岩明氏の漫画は何故か人を引き付けるものがある。

    その源は氏の人間観察によるところが大きいのではないかと思う。寄生獣という、荒唐無稽な題材を使いながら読者を作品世界に引き込んでいく。それは、氏の人間観察があまりにも冷静であり、時にはシニカルに行われていて、登場人物が生き生きとして描かれているせいだろう。

    寄生獣というテーマも、人間が本来持っている凶暴性の比喩だ。

    人間は、時として自分とは異なる凶暴性に自分の中に自分以外の”獣”を感じる。しかしそれとて、”自分”であり、融和していかねばならない。それは凶暴性だけに限ったことではなく、人が持つ感情すべてに言えることだが。
    感情という軛をもっている人間という生物は”母”なるものから別離し、また戻ることを繰り返す。新一が母親に対して、そうであったように。


    岩明氏のデビュー作以来からのファンです。
    「骨の音」をe-bookに収録してほしいと思ってたらすでに収録済みだった。(ヨイショ)
    あとは「風子のいる店」があるといいのだが・・・


    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月07日
  • 挿絵も収録(狂喜)
    電子出版の先駆者の一人でありながら、独自展開の故か、逆に現在大手とされる電子書店ではあまり読むことができないという、読者として不本意な状況が長く続いましたが、ついにきましたか。
    しかも、表紙、挿絵は生頼版を収録!
    この調子で他の作品も、どんどん出して欲しいです。
    紙の本を持っているので、セット割やキャンペーンで一気に揃えられる機会を是非。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年12月06日
  • 面白さは折り紙つき
    ギャグ漫画の金字塔、マカロニほうれん荘が電子書籍に、ということで懐かしさに購入。
    豪華版ベースということで、全3巻にまとめられてしまっていますが、面白さはまったく色褪せていません。
    各巻の巻頭は、カラーページで収録の他、3巻の巻末には単行本初収録の第115話が収録されています。
    ぜひ、チャンピオンコミックス版で出して欲しいですね。。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月05日
  • いつもちぐはぐ。でも、いつもいっしょ
    貧乏ぐらしのSF作家あっちゃんとその飼い猫のこはな、そしてちょっと変ででもみんなステキな星雲荘のみんなと織りなすすこし不思議な日常を綴る物語。
    古風なセーラー服を着た猫耳女子高生風に見えるこはなは何にでも好奇心旺盛でしぐさのとても可愛いネコ。いつでもあっちゃんを気にして、それでも仕事に追われて構ってくれないあっちゃんにそれでも構ってもらおうとしたり、つたない言葉で自分のしたいことを主張する時のその仕草は抱きしめてあげたくなるような可愛さ。

    あっちゃんとの気持ちはいつもどこかちゃんと通じないけどお互いが大好きでいつもいっしょな二人の世界にとても癒されます。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年12月05日
  • 非常にいいんだけど。
    やはり電子書籍は出るのが遅いですね!
    凄い新刊を楽しみにしているんですけど、なかなか出ない!!!!
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月05日
  • 転校先にいたクラスメイトが猫!?タイトル的には「猫田くん」がちょっと性格が変わった子で、不思議くんなのかなーと思っていたのですが、読んでみたら全然違います!顔が「猫」なんです!登場シーンでは思わず吹き出してしまうくらいの衝撃と面白さ!!しかし性格はクールでイケメン…!このギャップがまたいい!…でもこれ、未希子にしか見えていないようなのです。しくみが分からず、つい猫田にかまってしまう未希子…。そんな未希子が面白くないクラスメイトにいじめられながらも強気にのりきる未希子とそれをこっそりフォローする猫田。二人の関係はこのまま恋に発展するのでしょうか?猫田の本当の素顔が気になってしょうがない作品です!
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年12月05日
  •  「こだわり」というのは難しいものです。「こだわり」が多かった僕は、「こだわるのは男らしくないのではないか?」と「こだわらないことにこだわる」を実践したこともあります。意味はありませんでした。次に「カッコイイこだわりとカッコ悪いこだわり」があるのではと思い、「カッコイイこだわり」にこだわってみましたが、面倒臭いのでやめました。そうやって摩耗していくこだわりの中、今、残っているこだわりこそが、本物のこだわりであり、幸せの青い鳥なのですが、それは自分でもよくわからないのです。
     『それはエノキダ!』の主人公、榎田はこだわりの権化です。彼のこだわりは、なにかを突き詰めたいという“興味”と、なにか起きたらどうしよう?という“恐怖”に起因しています。
     強迫観念にも近い彼のこだわりは、我々の想像を軽く越え、とんでもない新しい世界の扉を開いていくのです。例えばこんなエピソードがあります。
     榎田はある日突然、「恩を受けた人に足を向けて寝られない」と飛び起きます。恩人リスト(日頃恩を受けた人をリスト化しているのです)を確認すると、都内には恩人だらけ。とても足を向ける方向はありません。妥協案として、自宅と同じ階層にいない人は勘定にいれないことにして、一旦は収まりますが、恩人が常に自宅にいるわけではないことに気づき、いっそ恩人を一箇所に集めた恩人牧場を作れば…と、狂気をはらんできます。このように、死ぬっほどどうでもいいことをトコトン突
    き詰め、その過程で常識とか理性が吹っ飛んでいくのがこの漫画の面白いところです。
     また、榎田くんのこだわりは、遺伝的なもののようで、彼をはじめとする榎田一族は、ほぼ全員が同様の究極こだわり性質。彼らの考え方は極めて理性的で合理的。榎田一族は、時に自分たちのこだわりを推し進めるために政治を動かすこともするほどの力があるのです(ただ、盆暮れの行事は旧暦でやるべきと、至極どうでもいいことを真剣に主張する「裏榎田家」が存在し、対立しているらしい)。
     自分自身に芽生えた小さな疑問を起点に、途中で妥協しないでどこまで遠くにいけるのか…。僕の摩耗してしまった「こだわり」なんて「こだわり」でもなんでもなかったと思い知らされました。
     榎田は、同じ作者の4コマシリーズ『気分は形而上』に登場したキャラクターです。婚前の独身者ならではの榎田流こだわりが楽しめますので、ぜひそちらも読んでみてください。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年12月05日
  • 奥田英朗の吉川英治文学賞受賞作『オリンピックの身代金』(上・下2巻)は、東京オリンピックに向かって日本中が一色に染まっていく時代にあって、「東京」だけが富と繁栄を享受する社会の有り様――富める者と貧しき者、中央と地方の格差に一人異を唱え行動を起こしていく東大生・島崎国男の孤独な闘いを描いたミステリーの秀作です。7月12日に兄の死を伝えられた島崎国男と警視庁刑事たちの、世紀の祭典・東京オリンピックをめぐる想いが交錯し、10月10日開幕日にクライマックスを迎える90日間の物語。オリンピックムードが高まる中で、政府、警察幹部を震撼させる事件が連続して発生します。●8月22日(土)19時5分、東京千駄ヶ谷2丁目の須賀警視庁警務部長私邸で時限発火装置によるダイナマイトが爆発。離れの茶室と書庫およそ150平米が全焼。須賀警務部長はオリンピック最高警備本部の幕僚長の要職にある。じつは、爆破事件の前々日、警視総監宛に封書が届いていた。消印は中央郵便局。「小生 東京オリンピックのカイサイをボウガイします 近日中にそれが可能なことをショウメイします ヨウキュウは後日追って連絡します 草加次郎」とあり、悪戯の可能性が高いと判断し当面様子を見ることとなっていたが、予告通りに爆破事件が発生した。ただちに警察庁長官、首相官邸に報告され、警視庁内に特別捜査本部が設置された。●次いで8月26日、同じく中央郵便局の消印で2通目の脅迫状が警視庁に届く。《当局のケンメイな判断を評価します もう一度ハナビを上げます ヨウキュウはまたあとで 東京オリンピックはいらない 草加次郎》――当局のケンメイな判断とは事件を公表しなかったことを差すと思われたが、3日後の7月29日15時、中野の警察学校南宿舎、配膳室で爆発があり、屋根が吹き飛び、200平米が燃える被害が出た。千駄ヶ谷の警務部長私邸爆破と同様、時限発火装置付きのダイナマイトが使用された。オリンピック開幕まで1ヶ月あまり。警視庁幹部、警察施設を狙った連続爆破事件は一切公表されることなく、マスコミの目を避けた極秘の捜査が始まります。1964年(昭和39年)――10月10日開幕の東京オリンピックを目標に、東京がその姿を大きく変えた年です。渋谷から代々木にかけての一帯は、その象徴というべきエリアでした。若者の言葉を借りれば、恐竜の頭のような先端をもつ代々木総合体育館の屋根が威容をのぞかせ、金網に囲まれた米軍の士官用宿舎ワシントンハイツは前年に日本に返還され、周囲に舗装道路が走る五輪選手村となった。現在の代々木公園です。隣には内幸町から移転してきたNHKの電波塔。渋谷公会堂とガラス張りの渋谷区役所も完成しました。半世紀たった今では古くなったこれらの建造物が東京の新しいランドマークとして光り輝いていました。9月17日、羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレールが開業したのに続いて、10月1日は東海道新幹線(東京ー新大阪)が開業します。そして10月3日に日本武道館が開館。7日後の10月10日に東京オリンピック開幕という、綱渡りのような日程でしたが、なんとしてでもオリンピックを成功させて、敗戦から19年で復興した日本の姿を世界に示そうと国全体がひとつになっていました。オリンピックのためならなんでもあり――当時、中学3年だった私も、そんな時代の空気だったことを覚えています。ちなみに、3月にはホンダ(当時は本田技研)から小型スポーツカー「S600」が発売され、4月に入ると週刊誌「平凡パンチ」が創刊され、ともに若者の間で大きな話題となりました。秋田の山深い寒村に生まれた島崎国男は、色白で女性的な印象が強い好男子。十五歳上の兄が秋田を出て北海道や東京で出稼ぎをして家計を支えるなかで、高校に進学し、そして東京大学に進みました。こんな一節があります。〈十八歳で国男が上京して最初に感じたのは、東京の豊かさというより、自分たちは如何に貧しかったのかということだった。それは劣等感でも義憤でもなく、純粋な驚きだった。社会の格差の現実に呆れ、嗤うしかなかったのだ。国男の生まれ育った熊沢村では、電気が通ったのすら戦後しばらくしてのことだった。小さい頃は、米軍の捨てていった麻袋にタールを塗り、頭から被って防寒着としていた。長男以外は白米を食べさせてもらえず、家を出るまで当然のように麦飯を食べていた。村の若い衆は全員中卒で、長男以外は口減らしのために都会に集団就職するのが普通とされていた。陰では少し前まで〝人買い〟も存在した。娘で器量がよければ芸者として売られ、悪ければ炭焼き場の飯炊き女として売られていった。なぜ産むのかと言いたくなる、粗末な扱われ方だった。中学と高校の担任教師が「国男君は優秀なので上の学校に行かせてあげてください」と母親に言い、奨学金の手続きをしてくれなければ、おそらく中卒で肉体労働をしていただろう。集落全体に夢がなかったのだ。〉(上巻)本郷の学生下宿で暮らす島崎国男のもとに秋田の実家から電報が届いたのは7月12日(日)の夕方だった。文面は《アニ シス シキュウヤクバニレンラクコウ》というものだった。公衆電話から故郷の熊沢村の役場に電話を入れると、そこで待機していた母が出て、十五歳上の兄、初男が東京で死んだらしいという。心臓麻痺とのことで、現場での事故ではないらしい。いずれにしても、秋田からは誰も行けないので、東京にいる国男が後始末をすることになった。翌13日、島崎国男は大田区大森の斎場で行われた兄の葬儀に参列。兄の遺骨と形ばかりの弔慰金、死亡診断書、給与の精算書類などを受け取って、夜行列車で秋田に向かいます。死んだ時、兄は首都高速の工事にたずさわっていたという。給料からは、斎場の使用料、私物の郵送費用がちゃんと引かれていた。日当は手取り700円で、飯場の寮費と食費を引かれて500円台に下がる。“通し“と呼ばれている連続労働をしなければ家族を養えない。冷たい現実の一端を垣間見た気がした国男は、東京に戻ると、兄が死んだ飯場で働き始めます。島崎が籍を置く東大大学院浜野研究室の浜野教授に宛てた手紙(8月21日付け、蒲田局の扱い)にこうあります。〈現在わたしは、主に東京オリンピックの建設現場で働いています。日本武道館や代々木総合体育館のモダンで巨大な建造物を見上げ、日本は敗戦二十年を待たずしてここまで復興したのかと、一国民として、人並みの感慨を抱いています。マルクスは世界中に資本主義が行き渡ることを前提として、その頂点にある国が崩壊すると予言したわけですが、その伝で行くならば、日本もその道を順調に歩んでいると言えるのかもしれません。「近代主義の最大の武器が生産であるならば、それを批判せずして近代主義を克服することはできない」と先生がいつかおっしゃった言葉を、今はただ噛み締めるばかりです。ここでの労働は過酷の一語です。朝の七時にバスに詰め込まれ、現場で吐き出されると、あとは役牛と同じです。労働基準法も出稼ぎ人夫相手には守られておらず、残業は事実上強要され、食事と睡眠を除けば、労働のみの毎日です。怪我をしても、労災が認定されるのは建設会社に属する社員だけで、出稼ぎ人夫たちは無視されます。人が死んでもうやむやにされます。現場監督の目は常に親会社の人間に向き、下の意向が上に伝わることはありません。労働力は補充するモノなので、備品と同列です。高価な重機と比べると、それ以下です。(中略)わたしが筆をとったのは、ひとつ残念なことを先生にお伝えしなくてはならないからです。九月からのゼミに、わたしは参加することが出来ません。レヴィ・ストロースの構造主義人類学の研究は、非常に楽しみにしていた授業ですが、ある理由からそれが叶わなくなりました。その理由について、今申し上げることは出来ません。あくまでも個人的事情によるものです。どうかご心配などなさらず、一学生のしばらくの休学と受け取っていただけると幸甚(こうじん)です。わたしは健康で、意気盛んです。〉(上巻)この手紙が投函された8月21日の翌日、最初の爆破事件が起きました。東京オリンピックに対する妨害行為阻止に全力で取り組む警視庁は刑事、公安がそれぞれの方法で東大大学院生への疑いを強めていきます。9月中頃には、浜野教授さえ公安の監視下に置かれています。東京オリンピックを人質に、島崎国男が最後に目指すものは何か。10月10日東京オリンピック開幕の日――国立競技場で何が起きるのか。(2014/12/5)
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月05日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    期待はずれ
    各話の掲載順番が週刊連載通りでは無いのは何故なのか?後期の画風の後にいきなり初期の画風の話しが出てきて非常に違和感を感じる。カラーイラスト、落書きに近いクレヨン画でがっかり。扉絵も無い。自己保管の同作掲載誌と比較したが、単行本未収録の話を全ては収録してない。台詞・表現に改変・修正箇所が多くて残念。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月03日
  • 匿名希望
    初心者向け
    内容が新味なくつまらない。ソフトなエロ漫画。 エロ漫画初体験の人向き。
    • 参考になった 5
    投稿日:2014年12月02日
  • 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」なんて言葉がありますが、僕のふるさと浜松はあまり遠くないのでイマイチこの言葉の実感を得られません。もう上京して10年以上ですし、地元に思いを馳せるのは、facebookで地元の友人たちの投稿を見る時くらいでしょうか。とは言えやはり地元への愛着はあるもので、この本は思わずチェックしてしまいました。浜松の歴史や特徴、いま街が抱える問題まで本当に「浜松の人向け」に特化した内容で、上京以来、僕の知らなかった「浜松」がここにはありました。もうちょっと「浜松まつり」とかにも触れてほしかったところですがそれはまあいいでしょう。このシリーズ、eBookJapanでは他にも「茨城県」「埼玉県」「静岡市」が出ていますので出身者のかたはぜひ。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月02日
  • 読み応えあります。
    あまり期待せずに読みましたが、今年一番引き込まれたBL作品でした。
    主役二人の関係も可愛いのですが、当て馬が出て来て俄然面白い展開がありました。
    薄っぺらいエロ作品では無く、人間ドラマがあります。
    今後の筆者の活躍が楽しみです。
    • 参考になった 5
    投稿日:2014年12月01日
  • 匿名希望
    ぼろ泣きでした
    久しぶりに素敵なストーリーに出会いました。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年11月30日
  • 気持ちが入りづらかった…
    設定は好きな子に意地悪する主人と逆らえないビンボー従者の王道ものです。
    単発ではなく一冊使ったお話にしては従者側に主人を想う部分が見えづらくて、なかなか気持ちが入りませんでした。
    でも話の内容はわかりやすかったし絵は良かったので、星3つ。
    購入ではなくレンタルなら…と思いました。
    • 参考になった 5
    投稿日:2014年11月30日
  • 泣けるくらい切ない幸せなお話です。
    言霊を使う主人とそれぞれの想いを抱えながら従う紙様、という設定のファンタジーですが、この設定があるからこその切なさが良かったです。
    カップリングは何組かあり、どの話も葛藤ありキュンあり幸せありだったと思います。
    絵は1巻と最終巻で結構違うので、最初の立ち読みで絵の感じが引っかかっている方は是非読んで下さい!
    長編ものにしてはどの巻もダレることなく内容が詰まってて、何回か読み直しましたが、毎回新しい部分が見えてエンディングの感じ方も変わりました。
    紙様たちの一途さ、言霊師たちの紙様の過去に対する想い、お互いが唯一無二の存在だからこその葛藤…みたいなのが好きな方はハマると思います。
    甘さ、切なさ、すれ違い、一途さ、ストーリー、エロ、どれも満足出来る素敵な作品です!!
    • 参考になった 9
    投稿日:2014年11月30日
  • 上橋ファンタジーのファンなら読みたい一冊
    新作を出すたびに、地球上の何処にも存在しない、でもあたかも実在するような細かな描写で表現し、気付けばドップリと上橋ワールドに引込まれる。こんな世界観はどのように産み出されたのか?上橋ファンならきっと気になるはず。

    私もそんな中の一人でした。「お話を作る人」になる事は、上橋菜穂子の幼少の頃からの夢だったそうです。
    この本では、幼少の頃から作家としてデビューを果たす迄、少女菜穂子が誰に影響を受け、どんな本を読み、どんな壁にぶち当たり、作家になる為にどのような努力をしたかが事細かに描かれています。

    その中でも私が一番ステキだと思ったのは、お婆ちゃんの存在です。上橋菜穂子の感性豊かなDNAは、語り部でいつも少女菜穂子をワクワクさせて、想像力を掻立ててくれたお婆ちゃん無しには生まれなかったのだと思います。お婆ちゃんはファンタジー作家、上橋菜穂子誕生の火付け役だったのだと思います。少女菜穂子が沢山の物語を読むようになったのも、お婆ちゃんの影響だったのかもしれません。

    それにしても上橋先生、凡人の私から見れば「天才」なのですが、意外にも自尊心が低い、とーっても謙虚な方のようです。作家になる自信など全く無く、それでも幼少の頃からの夢を追い続け、作家になるための題材を追求していると歴史や文化人類学に辿り着いていた。馬にも乗ってみたし、柔術も習ってみた。「守り人」や「獣の操者」に出現する生々しい描写や表現は、上橋先生の生の経験から生まれているのだと思いました。

    子供の頃の夢を真直ぐに追い続け、そのための努力を惜しまなかった人。夢を追い続ければ実現する事が出来る事を証明した人。夢を持つ事の大切さを思い直す一冊になりました。

    貴方が上橋ファンタジーのファンなら是非オススメしたい。一人の人間としての上橋菜穂子の魅力と可愛らしさを垣間みる事ができます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年11月30日