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  • 匿名希望
    ネタバレあり
    う~~~~ん・・
    他のレビューサイトでとても評価が高かったので期待ワクワクでイッキ読みしたのですが・・
    う~~~~ん・・期待が高すぎたせいか読後感がスッキリしないというか・・
    でも普通の作品に比べたらとても素晴らしいのだけど、なんせ原作と漫画家さんがどちらも大好きだったので
    最初の期待が高すぎてこの評価になりました。スイマセン・・
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    面白かったです
    3組のカップルが出てきますが、最初のリーマンカップルの話をもうちょっと掘り下げて読んで見たかった。
    でもこのちょっと物足りない感じがイイのかな・・
    リーマン、高校生、高校生とオッサン、というバラエティーに富んだ話が面白かったです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年12月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    エロ好き専門でした
    BL歴がまだ浅いので、とりあえずネットで話題にのぼる作品を・・と購入。
    しかし内容的にはエロ専門で読んだ後には何も残らず・・
    1巻読んだ時点で追加注文することはナシでした。
    BLには内容をしっかり描いたものとエロ専門があるとこの本で勉強しました・・
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年12月22日
  • 匿名希望
    可もなく不可もなく
    短編集なのだがどの話も短すぎて感情移入できないというか・・
    しかし短編集でもたいがい1話ぐらいは萌えるものがあるものだけど
    この本に関してはなかったなー・・
    ヤマシタトモコさんは好きな著者さんなので残念!
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月22日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    淡々とした感じ
    兄妹ものにありがちな昔から好きだっただのという余計な尾ひれが全くない点淡々と読める。
    妹だけが意識し、その怯えと余裕のなさ加減をかわいらしく描いているところがその流れに反し絶品。
    前半妹を最後まで裸にしていないころは高く評価できる。
    ただ後半妹を全裸にする必要性は話の流れ的にはあまりない。
    どさくさにまぎれてこうなった感ではなく、もう少し話をこねてもよかったような気もする。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年12月21日
  • まとも
    表紙と題名がダサすぎて、「どうせまたいつもの安っぽい駄作だろうな」と思いましたが、これ凄く内容が良いです。話が本当に良くできています。素晴らしい。表紙と題名がキモすぎる&編集が勝手にタイトルつけたんでしょうがそんな失礼なのじゃなくて作家にタイトル付けさせてあげろといつも思う。 絵はとてもダイレクト
    。ぼかした表現やごまかしがありません。かなりストレート
    です。その分陳腐に見えてしまうときもあるかもしれないのですが、これは凄く良作
    話がまともだし共感できる部分も多いからです。最初の表紙の印象から比べてみれば中の絵はかなりまともでした。綺麗系の絵ではない分合わないなと思う型もいるかもですが漫画は話。内容がすべてですので。表紙と題名だけ★1減、あとはほんとよかったです(^^)
    • 参考になった 8
    投稿日:2013年12月20日
  • 匿名希望
    小学生の妄想文でしょうか……。
    短いし文章は稚拙だし、セリフはしらけます。
    こんなもので三百円もとらないでください。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月20日
  • 石坂洋次郎という小説家の存在を知ったのは、中学1年の終わり頃でした。1963年1月に公開された吉永小百合主演の日活映画「青い山脈」を観にいって、原作者・石坂洋次郎の名がスクリーンに映し出されたのを覚えています。60年安保で退陣した岸信介(現在の安倍首相の祖父)に代わった池田勇人首相が「所得倍増政策」を打ち出し、翌64年には東京オリンピックが予定されているという、日本が高度成長に向かって動き始めた時代です。明日(あした)は昨日(きのう)よりよくなっていくと誰もが信じられた時代。日活は石坂洋次郎作品を中心に青春映画を全面に押し出す路線で若者の心をつかみ、石原裕次郎や吉永小百合、浅丘ルリ子、浜田光夫らが青春スターとして時代を象徴する存在になりました。中学生の私が観た吉永小百合の「青い山脈」は3度目の映画化作品で、1949年、1957年の2度にわたって映画化され、さらに1975年に4度目の映画がつくられたという人気作品です。それ以外にも石坂作品は数多く映画化されていましたが、ビデオのない時代ですから、封切りを見逃した作品は、ときおり3本立てで上映される機会に観るか、原作の小説を読む以外には触れることができません。思いもかけない形で「石坂洋次郎」に遭遇した私は、はしかにかかったかのように石坂洋次郎の虜になっていました。『青い山脈』と並ぶ代表作、本書『陽のあたる坂道』もその頃読んだのが最初です。映画は1958年、1967年、1975年と繰り返し作られていることからも人気ぶりがうかがえますが、私は石原裕次郎、後に裕次郎と結婚する北原三枝(石原まき子)の二人が主演した1958年版を封切りからだいぶ時間がたってから観たと記憶しています。とまれ、戦後の日本文学史に独特な足跡を残した石坂作品ですが、いまでは『青い山脈』も『若い人』も入手は困難な状況で、唯一『陽のあたる坂道』が電子書籍化されて読むことができるようになりました。ということで、iPadに入れた『陽のあたる坂道』を久しぶりに再読したわけですが、これは今でいえばライトノベルだったのではないか、という印象を持ちました。第二次世界大戦が終わって10年あまり、活字に餓えていた若い世代に向けた読み物として見れば、主人公が当時売り出し中の石原裕次郎そのものであることもうなずけます。物語の舞台となる田代家は、自由が丘にあります。〈・・・O大学の国文科の三年生である倉本たか子は、緑ヶ丘のしずかな住宅街を歩いていた。自由ヶ丘の駅で下りていく道は、どこもゆるい上り坂の道になっており、南面しているので、その坂道にはいっぱい陽があたっていた。両側には、大きな邸宅が並び、ヒバやサツキやジンチョウゲなど、垣に植えられた樹々の緑が、目に沁みるように美しかった。将来、家庭をもち、子供を生み、年齢にして四十か五十になるころには、自分もこの程度の家に住むようになりたいものだ──。たか子は、そんな思いで、両側の家を、一つ一つ念入りに眺めながら、明るい坂道を上っていった〉陽のあたる坂道を上りつめたところに建つ田代家。一家の主人は田代玉吉。出版社社長だが、元をいえばみどり夫人が家付き娘で、玉吉は婿入りした立場。子どもは3人。長男の雄吉は医学部に通う医師の卵。ハンサムな秀才で品行方正。次男の信次は一風変わった男で、絵を描くのが好き。個性派の妹くみ子は、高校生。幼いとき、兄弟で遊んでいていたとき怪我をして、その後遺症で足がすこし悪い。映画で石原裕次郎が演じるのは、次男の信次。末娘くみ子の家庭教師に雇われ、一家と親しくなっていき、家族の秘密に関わっていく倉本たか子役は北原三枝です。二人の出会いを、石坂洋次郎はこう描いています。〈「僕の憲法って、きわめて簡単なもんだよ。……家へ訪ねてくる若い女の人の身体に、ちょっとばかり触らせてもらうことなんだよ。わけないやね。……僕の憲法、適用してもいいかね」青年は、赤チンを塗った人差指で、鼻の先きあたりを狙うようにして、たか子の身体のまわりを、ゆっくりと歩き出した。「そんな憲法……認めるわけにはいきませんけど……」(中略)だが、たか子の拒否にもかかわらず、青年の丸い指先きが、いまにも、おでこか頬ぺたか首筋の所に吸いついて来そうで、その予感だけでも、たか子の柔かい皮膚は、ムズムズとした反応を覚えた。なんだか、子供にかえって、二人で少しばかりおどけた遊戯をやっているような気もした。そして、(指先きでおでこをつっつかれるぐらいは、この精神薄弱者のために我慢してやってもいいわ)と、思ったりした。青年は、相手のそうした微かな心の動きを見抜きでもしたように、半歩近づいて、指先きをスーッとたか子の顎の所に伸べてよこした。(顎だったのだわ)と思っていると、丸い指先きは、そこから急降下して、たか子の丸く肉づいた胸を、うすいブラウスの上から、強くボクンと押しつけた。そして、二、三歩飛びのくと、「憲法だよ。……ぼくの憲法だよ。ハハハハ……」と、また弾けるように笑い出した。たか子は不意のショックで、まっ青になった。「何をなさるんです! 失礼ですわ! ……私もう帰りますから……」たか子は、目頭が熱く曇るのを意識しながら、門の方に引っ返した。すると、青年は、小砂利を蹴ちらすような馳け方をして、たか子の前にまわり、両手をひろげて通せんぼうをした。「君……君……。そんなことぐらいで怒ってはだめだよ。人生にはもっとつらいことが沢山あって、僕だって、そういうつらいことを堪え忍んでいるんだぜ。ほんとだよ。……よかったら、僕の頬ぺたを引っぱたいてもいいから、帰るのはよし給え。おセンチな女学生のようで見っともないぜ……」〉陽のあたる坂道にある出版社社長の家。四角な石の門柱には「田代玉吉」と記した、大きな陶器の標札。小砂利を敷いた道が、植込みをめぐって奥ふかく通じており、そのさきに聳える、褐色の煉瓦をはった大きな二階建の家。経済的にも豊かで平和そのものに見える家族でしたが、次男・信次の出生の秘密、妹くみ子の怪我をめぐるウソ・・・・・・とりつくろった「家族」の虚飾をはぎとった本当の姿が露呈していく展開の意外さ。そして――妹の家庭教師となった、たか子をめぐる兄と弟の恋のさやあて。「昭和の青春」を描いた石坂エンタテインメントは今も健在です。(2013/12/20)
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年12月20日
  • 歴史については結構マンガから取っ掛かりを作り、その世界にハマっていくパターンが多いのですが(三国志/幕末然り)、こちらの「さよならソルシエ」はゴッホとその弟を題材にしたマンガと聞いたので俄然興味がわきました。しかも注目の作家さんで且つ「このマンガがすごい! 2014」のオンナ編、第1位受賞作品です!1巻は…あっという間に読み終わり、そして続きが超気になります!!人物の造形にきちんと『女子が萌える』ポイントを入れているのが何といってもいいです!兄のゴッホはまあ、なかなか認められない絵描きなわけですが、天然でとっても微笑ましく、且つ天才の風格が時折垣間見れる人物に仕上がっています。そんなゴッホを唯一認めているのが弟のテオで、このテオがまたパリの社交界を渡り歩けるレベルの男で…クールカッコイイ!兄と弟という関係だからこそ生まれてしまう「尊敬と愛情と嫉妬」…。それが相まってとても面白い作品になっていると思います!
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年12月20日
  • およそ権力者が秘密にしたがるものには、どんなものがあるのでしょうか。幕末に「壬生狼」の名で、浪士や京の人々を震え上がらせていた新選組が、どんでもない秘密を抱えていたら、という漫画が『秘密の新選組』(三宅乱丈)です。その秘密というのが、新選組の幹部が実は「女になってしまった」ということです。具体的にいうと「ホールモーン」という秘薬を飲むと、男の乳首が女の乳房になってしまうのですが、近藤勇・土方歳三・沖田総司・藤堂平助がその体になってしまったのです。これは、強面で京の市中を取り締まる新選組にとっては「一大事」です。と、ここまで書くと新選組ファンからは「トンデモ本」としてそっぽを向かれそうですが、この漫画の奥の深いところは、それぞれの隊士のキャラが大方のイメージ通りで、絶妙に史実を織り交ぜているところです。池田屋事件の端緒となる古高俊太郎に対する取り調べや新選組の支柱ともいうべき局中法度の成立、そして山南敬助が切腹に追い込まれたのもすべてこの「一大事」と関わりがあったのです。本来は隊を存続させるべき局中法度が粛清の嵐を巻き起こしたのですから、皮肉というしかありません。ディープな漫画です。権力者が必死に隠そうとして、とんでもない目に合うのは嫌なもんですね。(2013/12/20)
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年12月20日
  • 最高やで!!
    この本は熱くなる!!本当に魂を揺さぶる衝撃なので一度は読むべし!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月19日
  • 匿名希望
    良い(⌒^⌒)b
    久しぶりに漫画で嵌りました!
    シナリオ面白いし、絵もごちゃついてなく見易い。
    キャラも分かり易
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年12月19日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    タイトルに騙されてはいけません!!
    「ポルノスーパースター」というタイトルと「彼と間違いそっくりな男とやる話」という
    大まかなあらすじを見て、けっこう外れ感満載で読み始めました。
    が!!なんととんでもなく面白い内容でした。
    主人公の根暗童貞ゲイポルノマニアの子が不憫でけなげで可愛くてたまりません!
    高校時代はホモだとイジメにあって社会人でもイイことひとつもなくて
    それでも人気ゲイポルノ男優のヒカルさんを見ることだけを楽しみにしてきた彼が
    生まれて初めて人に愛される様子に涙が出ました。
    「ツライことばっかりだけど今まで頑張って生きてきてよかったねー」と
    完全オカン目線で見てしまうほど、主人公が魅力的です。
    タイトルのせいでエロ一直線なものと勘違いしそうですがこれは純愛漫画です。
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年12月17日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ギャグ漫画なのに・・泣きました!
    2頭身の表紙で購入をとまどいましたが、一般のレビューの評判の良さに購入。
    全編を流れる昭和のギャグテイスト(ドリフのコントのような)がたまりません!
    こんなにアカ抜けないBLもちょっと珍しい(褒め言葉です)
    ギャグ満載なのに、はじめが先輩を思う気持ち、先輩がはじめを思う気持ちが
    せつないほどに伝わってきます。
    最後の方は笑ってるのに泣いているという、読んでる方はかなり忙しい状態になります。
    でも人を本気で好きになるってイイね・・
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年12月17日
  • 来年の大河ドラマは黒田孝高の生涯を描く『軍師官兵衛』ですね。いろいろと注目ポイントはあると思うのですが、個人的には豊臣秀吉を竹中直人さんが演じるという点にグッときます。1996年の大河ドラマ『秀吉』における竹中さんのぶっ飛んだ秀吉像は大河ドラマファンのみならず、多くの人の記憶に残っているものと思います。「心・配・御・無・用!」。懐かしいですね。『軍師官兵衛』でもぜひ披露してほしいと思います。本作『北条早雲』の主人公・北条早雲はどうして大河ドラマにならないのでしょうか。戦国時代における下剋上の代名詞的存在なのに。私は大きく二つの理由があるものと考えます。まず一つ目はいろいろと謎が多いということ。その出自や呼称の変遷等はほぼほぼ分かりかけているようですが、いろいろとふんわりしている部分が多いようです。二つ目は活躍地域が伊豆・相模およびその周辺に限定されている点。もちろんこの二国を召し取ったという歴史上の事実はすごいことですが、一年間のドラマとして描くのは少し厳しいのでしょうか。であれば北条氏康まで…いや小田原征伐まで…ってことはバッドエンディング? とは言え、それはそれで興味深いような気もしますね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月17日
  • 匿名希望
    クオリティ高っ!
    ストーリー性もさるこのながら
    ダンスの絵が美しい!!
    モロなエロはまだありませんが
    二人の醸し出す色気にドキドキします。
    世界タイトルと二人の進展、
    どちらも気になります。早く続きが出ないかな!
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年12月15日
  • 匿名希望
    う~ん。。。
    短編集かと思って購入したら連載ものでした。話がそれぞれ中途半端に始まり中途半端に終わるので、全然楽しめず不完全燃焼で期待外れでした。こんな事なら普通に1作家さんの読み切りでも買えば良かったと後悔だけが残りました。
    • 参考になった 9
    投稿日:2013年12月14日
  • 絵が綺麗でこの作品が一番好きです。
    この作家さんの作品が好きで購入。絵も話もほかの作品と違うタイプでアレ?って最初は驚いたけど面白かったので満足です。絵が綺麗でこの作品が一番好きです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月13日
  • なにこれ可愛いきゅんきゅんする
    きゅんきゅんしてほんわかなストーリーがいいです。
    とくに女の子の絵が可愛くて男の子がイケメンで先生も先輩も好きすぎる!!!。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年12月13日
  • 斬新で面白い!
    斬新で面白い内容だった!。これまで読んだことがない物語だ!!!
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年12月13日
  • 匿名希望
    キュンキュンします
    切ない場面やぶっきらぼうな優しさを書かせたら
    ピカイチの作者さん!
    本篇も大好きで読んでると切なくなります。

    今回もワンコたちも可愛すぎる~
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年12月13日
  • なかなかおもしろい
    簿記の基礎中の基礎を物語形式で学べる一冊。
    簿記の内容としてのボリュームは少ないが、読んでいておもしろいので簿記ってなんだか難しい…とっつきにくい…っていう方に特におすすめします。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月13日
  • ある時は、少年の姿で大人も目を背けるような猟奇的な事件を解決する少年探偵。ある時は太平洋戦争のまっただなかでガールフレンドのアッコと面白おかしく事件と解決するこれまた少年探偵。またある時は特別な“能力”を持ち、ご婦人とこの世ならざるものに好かれる美青年…。山高帽と黒い背広をトレードマークに、様々な時代に現れ事件を解決する夢幻魔実也。それが、高橋葉介さんが描く『夢幻紳士』の主人公です。
     数多くの「夢幻紳士」シリーズの中でも特に好きなのがこの「夢幻外伝」。このシリーズでは、おそらく昭和初期と思われる時代を舞台に、美青年・夢幻魔実也が遭遇する幻想と怪奇が描かれます。
     夢幻魔実也は風貌も含め立居振舞が超然としており、大概の事には動じたりしません。自然と、友人の頼み事や出会い頭の出会いからトラブルに見舞われる、巻き込まれ型の主人公となっております。
     「人でなし」という話では、往来で痴話喧嘩をする男女を仲裁するところから、話は始まります。仲裁してしばらく後、スケコマシの男・大古木俊一が、修羅場を演じたのとは別の女と結婚し、その影でさらに別の女が面あてに自殺したことを知ります。自分でも理由がわからないまま、大古木の家に向かった魔実也は、そこで、人でなしを巡る女同士の怖ろしい戦いを目の当たりにします…。
     一話一話は読み切り短編となっています。華やかな昭和モダンの風景とその輝きによって一際深くなる闇、そこに生きる夢幻魔実也がとても幻想的に描き出されるのです。 
     高橋葉介さんが書かれた『帝都物語』では“あの”加藤と共演しているので、そちらも見逃せません。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年12月13日
  • 安倍内閣の支持率が急落しています。いうまでもなく、強行採決を重ねて特定秘密保護法を強引に成立させるという政治手法に対して、多くの市民が不安感を抱きはじめたことがその背景にありますが、それにしても政治家が発する「言葉」のあまりの軽さはどうしたものでしょうか。安倍首相は、強行採決のあとで記者団を前に「私自身がもっとていねいに時間をとって説明すべきだったかと反省している」と語ったそうですが、「行為」と「言葉」がまるで水と油ほどの違いがあるようです。「政治家の言葉」を考えるとき、思い浮かんだ本があります。辻井喬(堤清二)の『茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯』――タイトルにあるとおり、第68代・69代内閣総理大臣(在任期間1978年12月~1980年6月)大平正芳の生涯を描いた評伝です。香川県の農家に生まれた少年時代、苦学して高松高商、東京商科大学(現在の一橋大学)に進み、卒業して大蔵省の官僚となり、さらに政治家の道に進んだ大平正芳の軌跡に辻井喬は独自の視点で光をあて、その思念を私たちにわかりやすく伝えようと試みています。前週の『叙情と闘争 - 辻井喬+堤清二回顧録』に続いて、今回も辻井喬の著作を紹介します。哲人政治家・大平正芳は生涯をとおして学び、思考を続けた人でしたが、その基礎が形成された青春時代を中心に見ていきます。高松高商に進学した大平正芳が初めて「世界」を経験したときのことが冒頭の章にでてきます。少し長くなりますが、引用します。〈・・・・・・彼の横を、ぶつかりそうになって小さな裸足の子が馳け抜けていった。少しからだの大きなシャツ一枚の男の子が罵声(ばせい)を浴(あび)せながら追ってきて、正芳の見ている前で追いつき、押し倒して撲りだした。子供の喧嘩にしては殺気立っている。「おい、よせ、腕ずくはいかん」と正芳が注意している間にも、大きい子供は紙袋を奪い取ったのでは足りず、馬乗りになって相手の首を締めはじめた。小さい子の顔から血の気が引いて、白目ばかりになった。正芳は後から大きい子の首筋のシャツを掴んで二人を引離した。驚いたことにその子は憎しみを顔いっぱいに浮べ、「邪魔すんじゃねえ。紳士面しやがって、泥棒はお前らだろ」と振返って大人のような言葉を投げ、パッと唾を地面に吐くと逃げていった。正芳は「泥棒はお前らだろ」という言葉が自分に向けられたのだと覚るまでに少し時間がかかった。(中略)仲間外れになるのはいい。我慢もできる。しかし「紳士面」「泥棒はお前らだろ」というのはどういうことだ。高松高商の制服がそうした反感を呼び起したのだとすれば許せない誤解だ。僕だって叔母の家に寄寓させてもらい学資も補助してもらって辛うじて高松高商に通っているのだ。その点ではむしろ貧しい方に入るのかもしれない。その僕が敵視されるというのは、どう考えても理不尽だ……正芳はすっかり考え込んでしまった。(中略)自分が差別をする側の人間に見られたという初めての経験を反芻していた。今まで、どちらかといえば貧しさ故に侮られまいとする気持が強かったのだが、高松高商の制服を着るようになってから、和田村の小学校や観音寺の中学に通っていた頃には想像もしなかった広い世界があり、そのなかには自分よりもずっと惨めで辛い思いをしながら暮らしている人間がいるのだと考えられるようになっていた。それが今日の経験で一度にひとつの具体的な形となって正芳の視野に入ってきたのだ〉5歳になった春に父が急死。進学をあきらめていた大平正芳が高松高商に進学できたのは、父の妹で高松市の近くに住むヨシ叔母の援助があったからで、むしろ貧しい環境にあって苦学していると考えていたのですから、自らに向けられた「泥棒はお前らだろう」という言葉は衝撃的でした。辻井喬は、そんな正芳について「正芳の目はキレは長いが細く、顔は鈍重な感じを与える骨格だったから、細かく気を働かせる性格はその後ろに隠されていた。頭の回転とは逆に決断は遅い方だったが、一度決心をすると最後まで押し通す行動力も備えていた」と記しています。富めるものと貧しきものがともに生きる世界に目を向けた18歳の正芳はひとりの思想家に出会います。〈佐藤定吉は十八歳の正芳がはじめて出会った思想家であった。昭和三年のその頃、大正時代の自由な空気は後退し、その年二月のはじめての成年男子普通選挙では、労農党候補として香川県から立った大山郁夫の選挙運動は官憲の徹底した弾圧に苦しんだ。他国から一等国と見られるように形は整えるが、民衆の自由は押えるという明治維新以来の手法が、年を経るごとに厳しく使われる時代になっていた。正芳にはそうした動きは見えていなかったが、漠然と広い世界に出たいと希う気持は強くなっていた。そんな彼にとって、佐藤定吉の話は考えてもいなかった無限の領域があるのだということを示唆していた。彼には「すべてが神の愛に帰する」というところが分からなかった。神の愛がそんなに秀れたものなら、なぜこの世には貧富の差があったり戦争が起ったりするのだろう。講演会から二週ほど経ったある日、正芳は迷ったすえ誘ってくれた先輩にこうした疑問をぶつけてみた。相手は、「それはまだ君が啓示を受けていないからだ。俺だって受けていないが、哲学を勉強したのでね、想像力を働かすことができる。何でもそうだが、信仰というものも、それを持ってから入るものではなく、持つために入るものだろう。それでも納得できなかったら入信しなけりゃいい。信じるのも信じないのも、もっと自由に考えたらいいんじゃないか」と、こともなげに言うのだった〉18歳の大平正芳は、思想としてのキリスト教に出会い、その考え方、生き方を突きつめて強固なものとしていきますが、後年、自民党政調会長になった大平は党の総務会でこんな発言をしています。生産者米価をどう決めるかで自民党の総務会がもめた時、執拗に大平を攻撃する若手議員に向かって言い放った言葉です。〈両総務は私に、大平は百姓の生活を知らないと言われたが、お見受けするところあなた方は裕福なお育ちのようだ。それにくらべれば私は讃岐の貧農の倅である。少年の頃から夜明と共に家を出て山の中腹にある水の少い田を見廻ったのち、朝一番の汽車で通学するのが日課であった。家貧しく学資も少く、給費生として勉強し漸く大学を終えた。このような大平が農業を知らないと言われるのは心外である〉いつもどちらかといえば口数が少く、アー、ウーを連発し声も小さいので「結論明瞭、音声不明瞭」などと批評されていた大平正芳が、普段の倍はあろうかという大声で畳みかけ、二世経営者で組織されている青年会議所の幹部であることなどを自慢している二人の批判者はバツが悪そうに周囲を窺うしかなくなり、隣の田中角栄が「よし」と小さく言ったといったのを正芳は耳にした、とあります。政治家の品格、覚悟、そして「言葉の重み」を、辻井喬は大平正芳を語ることで、平成の日本人に示したかったのではないでしょうか。「戦後」ではなく、新たな「戦前」の雰囲気が漂ういま、若い世代にはとくにぜひ目を通して欲しい本です。(2013/12/13)
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年12月13日
  • 妻を亡くした父と子、そして教え子の女子高校生3人の心温まるハートフルストーリー。妻を亡くして半年、幼い娘と2人暮らしの教師公平はある日、娘のつむぎと出かけたお花見で一人泣きながらお弁当を食べている少女と出会います。少女の名前はことり。料理研究家の母に育てられたため料理についての知識は豊富。ひょんなことから3人で料理を作ることに。でも彼女には誰にも言えない秘密があって…?つむぎが食べたいものをリクエストして、ことりの指示で公平が作る。できあがったほかほかごはんはどれもおいしそう!すごくこだわった料理や、実際には上手に作れないんでしょう?って思える料理は全然でてきません!公平はもともと料理を作るのが苦手だったので、豚汁だったり、ハンバーグだったり、簡単に作れるものが主に出てきます。このマンガは料理漫画といっより「みんなでごはんを食べる嬉しさ」を教えてくれるマンガです。
    • 参考になった 7
    投稿日:2013年12月13日