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  • 雀荘のサエコさん
    いまや4コマ界のトップランナー・重野なおき先生の麻雀4コマ自信作。趣味として大好きな麻雀という題材であり、なおかつ「近代麻雀」という麻雀を知り尽くした読者を相手にしているため、ネタに対する集中力はハンパないです。ただし、そのストイック感は作家の姿勢だけであって、内容は絶妙にコミカル! 最強の女雀士サエコさんが、噂を聞きつけお店にやってくる相手を片っ端からやっつける痛快ギャグ4コマ。麻雀を知らなくても気軽に読めますのでぜひご覧ください!
    投稿日:2015年08月28日
  • 日々ロック
    かつて『BECK』(ハロルド作石・著)という音楽漫画を担当しておりました。身に染みてわかったのですが、本当に音楽ってのは難しいんですよ。特にロックってやつは。「衝動」なんていう厄介なものを、絵にしなきゃなんないんですから。『日々ロック』は凄いです。読んでいるうちに、気付けば主人公の拓郎と一緒に七転八倒している。血の温度が上がって、猛烈に走り出したくなる。そんな漫画です。
    投稿日:2015年08月28日
  • ちひろさん
    「ちひろは本当にいるんだよ」と安田先生がおっしゃるのだから、確かに存在するのかもしれない。一部の強者と声がでかいだけのやつが大通りを闊歩して、世界の余白とか、多様性とかが消滅しちゃって…、そんな息苦しい世界になったとしても、彼女は全く自分を失うことなく凛々しく立ち続けている気がする。あ~、一度でいいから一緒に酒が呑みたいな(笑)。それも叶わないだろうから、せめて心の中にちひろさんを1人持つ。それだけでなんだか心が軽くなる。こんな雰囲気が気になった方はぜひご一読を。きっと一生のお友達になると思います。
    投稿日:2015年08月28日
  • 媚の凶刃
    梅崎組を継ぐよう、実父である組長から告げられた加賦だったが、どうも気が進まない。一方、周囲から跡目だと目されている佐川は、加賦の忠誠を測るため、彼の稼ぎ頭であるフロント企業、もしくは韮沢を、自分に寄越せと言ってきた。加賦にとり韮沢は使える手駒であると同時に、可愛くて溜まらない情人だった。果たして加賦は彼を手放してしまうのか…!? 加賦&韮沢の激甘番外編と出会い編も収録★
    投稿日:2015年08月28日
  • 神様のバレー
    自らを「神」と名乗るバレーアナリストの主人公・阿月総一。自身が掲げる「IDバレー」を駆使して弱小中学校男子バレー部のコーチとなり指揮することに。「ID」と言ってもかの有名な「ID野球」ではありません。嫌がらせ(I)と騙し(D)の「ID」というのがスゴい。「負け犬方程式」、「100点の作戦」…と誰も想像つかないような阿月の戦略はお見事。阿月のふだんは携帯ゲーム機に熱中して怠慢に見える立ち居振る舞いと180度異なる100%計算された緻密なプランは一見の価値ありです。
    投稿日:2015年08月28日
  • 人は見た目が100パーセント
    ここまで言い切ってしまうタイトルがまずすごい。女度が極端に低い25歳、30歳、40歳の3人組が主人公。彼女たちがいい女を目指してメイクやファッションの研究と実践に勤しむ物語。流行をサラッと取り入れキラキラしている総務部のOLたちがやってくると、途端に元気がなくなる3人組が可愛い。「100パーセント」と言い切るだけあって「努力すればみんなおしゃれになれる」などという安易な救済は用意されていない。似合わないものは似合わない。それでも3人は毎回新たな難題に挑戦する。笑いとともに少しの勇気をもらえる1冊。
    投稿日:2015年08月28日
  •  阿蘇山や浅間山、桜島は、いまも盛んに噴火を繰り返しているから活火山、富士山は古い文献に噴火の記録が残っているが、現在は火山活動をしていないので休火山、箱根山や北海道の雌阿寒岳は噴火記録そのものがないので死火山――私たちの世代は火山を3種類に分類する考え方が書かれていた教科書で学び、そのネーミングのわかりやすさから、いまもなお「火山の常識」として頭の中にしっかりと刷り込まれています。
     2014年9月、私たちが学んだ教科書では「死火山」に分類されていた御嶽山噴火によって引き起こされた死者・行方不明者63人という戦後最大の火山災害は衝撃的でした。登山客を直撃する熱風、噴石、そして降り注ぐ重い降灰・・・・・・想像を絶する地獄絵図といっても過言ではありません。
     そして2015年に入って、箱根山、口永良部島、浅間山、桜島で火山活動が活発化。箱根では一部地域に立ち入り規制が行われ、桜島では避難勧告が出されました。
     
     マグマ学の第一人者、巽好幸氏の『地震と噴火は必ず起こる : 大変動列島に住むということ』(新潮選書)は、「日本列島は生来変動するもの」とし、寺田寅彦流にいえば「変動こそが日本列島の伝統」という前提の上でどう生きるべきかを示そうとした必読の書です。
     日本列島には「変動帯」に位置するというマイナス要素だけではなく、その列島の成り立ち故に私たちにもたらされた自然の恵み――たとえばうまい日本酒造りに適した良質な水、とくに瀬戸内という流れの速い海に育まれた魚、世界を圧倒する密度の温泉などのプラス要素も少なくありません。日本列島とはそもそもどうやって現在の形、弓状の列島となったのでしょうか。いつ、アジア大陸から離れて弓状の列島が形成されていったのかについて、おおよそ2000万年前に大陸からの分離が始まったとする興味深い知見が展開されています。門外漢の私は「ヘー、そうだったのか」とどんどん引きこまれていきましたが、専門的な内容も多く詳しいことを説明することは到底できませんので、その科学ストーリーはぜひ本書をお読みください。ここでは、変動帯に位置する列島でいかに覚悟を持って生きるかの前提となるまとめ知識を紹介しておきます。

    〈●日本列島は、地球表面を覆うプレートが内部へと沈み込む場所、「沈み込み帯」に位置する。
    ●プレートとは、地球の表層を構成する地殻とその下にあるマントルの一部が一体となった板である。(中略)
    ●東北日本や西南日本ではプレートの沈み込み角度が小さく、また上盤(陸側)プレートとの結合が強い。そのために陸側プレートの一部である日本列島に大きなストレスがかかって歪みが蓄積する。
    ●この歪みが限界に達すると、断層運動が起こり地震が発生する。またその際の海底地盤の変位が津波を引き起こす。
    ●スポンジのような海洋プレートは、マントル内へ沈み込むことで圧縮され、水が放出される。この水の作用により沈み込むプレートの上にあるマントル物質が融けやすくなり、マグマが発生する。
    ●沈み込み帯にある火山で爆発的な噴火が起こるのは、元々沈み込むプレートからもたらされた水分が、地殻の中にできるマグマ溜の中で発泡するからである。
    ●日本列島に地震と火山が集中するのは、海嶺で誕生したプレートが冷却して重くなり、地球内部へと沈み込む必然の結果である。
    ●現在の日本列島の形は、日本海の拡大による日本列島のアジア大陸からの分離と移動、それに四国沖の海底(四国海盆)の拡大による伊豆・小笠原・マリアナ弧の東方移動によって出来上がった。これらのおおよそ2000万年程前に起こった大変動は、プレートの沈み込み帯特有の現象である。〉

     と、まとめたうえで、筆者は以下のように断じています。
    〈日本列島が変動帯に位置し、首都圏で巨大地震が発生するのが自然の摂理である。日々蓄積しているのは地盤の「歪み」なのである。〉

     人口と機能の一極集中の回避こそ、何もまして実施すべき重要課題と考える筆者は、都知事時代に「膨大な経費をかけて新都市を建設するよりも、首都東京の歴史的文化的蓄積を活用すべき」と主張した石原慎太郎氏を「日々蓄積しているのは地盤の歪み」と真っ向から批判したというわけです。

     懸念されているのは地震ばかりではありません。上述のまとめにあるように火山活動も日本列島の成り立ちに組み込まれた自然の摂理なのです。

    〈例えば、富士山が300年前ほど前の宝永クラスの噴火をしたとしよう。この程度の噴火は富士山にとっては決して珍しいことではない。しかしその場合に、横浜市では10センチメートル、都心でも数センチメートルの降灰があることを、どれくらいの人が知っているのだろうか? 都心の道路はそのほとんどが通行不能になり、さらに降雨時であれば水分を含んで重量を増した火山灰によって送電線は断線し、ほぼ関東全域で電力は失われるのである。〉

     8月11日、過去に巨大噴火があったことを示す五つのカルデラ(陥没地形)に近接する川内(せんだい)原発の再稼働が実施されました。火山リスク対応は後回しにした見切り発車です。しかも、21日には復水ポンプ付近でトラブルが発生し、出力上昇のスケジュールの見直しに追い込まれました。同じ鹿児島県の桜島の活動活発化も気になります。
     1923年(大正12年)9月1日、震度7の大地震が関東地方を襲いました。死者142,807人。その教訓を後世にいかすことを目的に「防災の日」が制定され、9月1日には全国で防災訓練などが行われるようになっています。今年、川内原発を稼働させた鹿児島県、地元の町ではどんな訓練を行うのでしょうか? 3.11の、そしてフクシマの教訓はどこへいったのでしょうか。

     自然の力を謙虚に見つめるマグマ学研究者の言葉は傾聴に値します。再び、本書より引用します。

    〈斑鳩法隆寺の五重塔。1300年もの間この里に悠然と佇立する、世界最古の木造建築である。さりとてこの地が、日本列島の中で例外的に地震が少ない訳ではない。近隣には活断層が走り、これまでにも幾度となく地震を経験してきた。工学的な減災の取り組みを思考する上で注目を集めている事実である。逆に、この日本列島においてまるでその変動や自然を支配するかの如き「防災対策」は、単に滑稽であるばかりではなく、冗費かつ罪悪以外の何ものでもない。先の3・11大震災でも、『ギネスブック』にまで登録された釜石港湾口の巨大な「防波堤」を始め多くの人工物は、自然の力の前にはなんら意味をなさなかった。地震発生帯である日本列島周辺の海溝やトラフを目前にした海岸や活断層近傍に偉容を誇るかのように建ち並ぶ原発。フクシマの悲劇を人工物で防ぐのは到底無理であることは自明の理である。日本列島の特質を強烈に理解した上での効果的な減災策こそが喫緊の課題である。日本列島には地震や津波に対する「安全神話」など存在しないのである。〉(2015/8/28)
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年08月28日
  • あとかたの街
    昭和19~20年の名古屋。壮絶な2年間を、12歳の主人公・あいちゃんがいかに生きたか。想像するだけで涙が出てくるが、たまに挿入されるご飯のシーンこそが、あいちゃんを支えていたのだと思うと、子供の基本はいつの時代も変わらないとわかる。特に冒頭から出てくる玉子焼きは本当においしそう(築地グルメ漫画を描く作者の本領発揮!)。食糧難の時代ゆえ、登場人物たちの目の輝きが違うから、そう見えるのかも。こうした細部も含めて丁寧に描かれる“戦時の日常漫画”、戦後70年以降も読み継がれてほしい。特に名古屋空襲を知らない方には、全力でオススメ!
    投稿日:2015年08月28日
  • 日日(にちにち)べんとう
    きちんと食べることってとっても大事。でも、とっても難しい─。
    自分のこととなると余計に大変ですよね。主人公の黄理子は、どんなに忙しい毎日でもたっぷり時間をかけて、しっかり料理します。“食べることは生きること”なんだ、という基本を改めて教えてくれる一作。そんな彼女のレシピも満載。もちろん恋愛のレシピも。自分の毎日を大切にしたい、すべての方におすすめです。
    投稿日:2015年08月28日
  • ドメスティックな彼女
    「ドメスティックな彼女」は、私が編集長になって最初に連載を決めた作品で、格別の思い入れがあります。親の再婚で一つ屋根の下で暮らすことになった主人公と美人姉妹を描いた物語なのですが、1話目の最初のページで妹と主人公が初体験をしてしまいます。正直、連載会議で見た時は「面白いけど、週マガでは過激すぎるかなぁ」と思いました。しかし連載が始まると、瞬く間に人気作品に!私もドキドキしながら毎週読んでいます。刺激的な恋愛に興味のある方は是非ご一読下さい!
    投稿日:2015年08月28日
  • ALL OUT!!
    ラグビー漫画って登場人物は多くなるしルール説明は難しいし、作る側としてはハードルが高いのですが、この作品はキャラは皆立ってるしルールなんか分からなくても面白く読めるし、ヤラれたって感じです。その上、そのキャラ達が気持ちいいくらい真っ直ぐな奴ばかり。こんな奴らのいるラグビー部なら入部してみたい、と思ってしまいます。連載は青年誌ですが少年漫画ファンにこそ読んでほしい素敵な作品です。
    投稿日:2015年08月28日
  • 十 ~忍法魔界転生~
    「剣豪・柳生十兵衛三厳が、魔人となってスケールアップした宮本武蔵などの英雄たちと戦いを繰り広げる」なんて考えただけでもワクワクしませんか? そんな”夢の対決モノ”の歴史的傑作『魔界転生』が、せがわまさき氏の極限の筆致で漫画になりました。登場人物が全員、魅力的すぎるゆえに序章が長く、魔人との死闘はようやく始まったばかり。序章で充分楽しいのに、戦いが始まったここから先どうなるんだと。さらに面白くなる以外ないじゃないか! まさに今が読み時だと思うので、ぜひ手に取ってみてください。
    投稿日:2015年08月28日
  • キケン 夏のお泊り【乙蜜マンゴスチン VOL.27】
    乙蜜マンゴスチンで毎年夏ごろ恒例の「お泊り特集」。さまざまな乙蜜マンゴスチンの特集の中でも、こちらはたいへん人気です。尊敬する人と、ちょっとイジワルな学校のセンセイと、年下のかわいい彼氏と、会社のかっこいいけど世話の焼ける先輩と……エッチとラブがあふれる作品がぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。今あなたが好きな人と重ね合わせて、ドキドキのお泊りシチュエーションを疑似体験してみませんか?
    投稿日:2015年08月28日
  • 5時から9時まで
    先日、私の友人(出版社勤務・男・36歳)が、しみじみとした口調で言いました。
    「もう、いっそ最初から決めて欲しい。この人と結婚するんですよって。そうじゃないと決められない」
     バカじゃないの!なんて言いながら、でも内心では、本当にそうだよな…なんて思ってしまった。もし少しでも、私のこんな気持ちや友達のバカな一言に共感する人は、どうか本作を読んで欲しい。
    理想がある。なのに、理想とは程遠い人を好きになってしまう。でも理想じゃないから素直に好きと言えない、言いたくない。SEXしてもドキドキしてない振りをしてしまう。上手く恋ができない。そんな不器用な人達の恋の物語です。
    投稿日:2015年08月28日
  • ぼくは麻理のなか
    友達が一人もいない大学生・小森の生き甲斐は、名も知らぬ女子高生を尾行することだった──。ある日、目覚めた小森は自分がその女子高生・麻理になってしまったことに気づく。女子高生として生活し、リア充グループでの会話や振る舞いなどに戸惑う小森=麻理。男女入れ替わりを扱った作品は古今に多く存在するが、人の心の扉をこじ開ける描写力で名高い押見修造先生のストーリー展開と筆致は、読む者をぐいぐいと引き込みます。静かな空気が突如不安感に包まれる、読んでいるとそんな瞬間が訪れる快作にして怪作。絶対のオススメです!
    投稿日:2015年08月28日
  • ひるなかの流星
    田舎育ちの女子高生・すずめは担任の獅子尾に惹かれますが、同級生の馬村からも想いを告げられ、揺れ動きます。本誌連載時に圧倒的な人気を誇り、獅子尾派と馬村派に分かれた読者は、息を飲んで最後のすずめの決断を見守りました。恋の苦しみの中にも不思議な軽やかさがあり、まっすぐな想いが胸をうつ傑作です。完結後の3人が登場する『ひるなかの流星 番外編』とともに、作者最新作『椿町ロンリープラネット』紙版1巻が8月25日発売。電子版は11月配信予定ですが、待ちきれない方は是非、電子版『にこいちマーガレット』で連載をチェックしてみて下さい!
    投稿日:2015年08月28日
  • たむらまろさん
    「坂上田村麻呂って、何した人なんでしたっけ? 征夷大将軍がどうとか、教科書に書いてあったような…。」連載開始前にユキムラ先生と打ち合わせをした時、思わず真顔で聞いてしまった歴史音痴の私。難しいのはちょっと……と思っていましたが、そんな心配は無用でした! イケメンで仕事が超できる田村麻呂さんに、、巻き込まれ型不運ボーイの綿麻呂、心配性でやたらと遷都しようとする桓武天皇などなど、歴史上の人物が濃厚キャラでゆるっと大活躍です!
    投稿日:2015年08月28日
  • 草の冠 星の冠
    草木や花の「精」たちが紡ぐオムニバスストーリー『草の冠 星の冠』、その3~5巻に収録されている「恒久夏国」。いまは「夏の精」をやっている夏月がかつての恋人・ヒバナと再会するところからストーリーは始まります。高校時代に恋をして駆け落ちをした二人、許されぬ恋に追い詰められた夏月はやがてある選択を――その悲しい記憶を失くしたヒバナと過ごす日々は幸せですが、それだけに二人が抱える痛みが胸に切なく、読み返すたびに泣けてしまいます。楽しい季節なのにどこか切なさを湛える「夏」に、ぜひ読んでいただきたい作品です。
    投稿日:2015年08月28日
  •  趣味ってのはなんでもそうだと思いますが、身近に先達がいないとなかなか身につきません。誰かが順序よく教えてくれないと、途中でイヤになってしまうのですね。それ以前に、どこから入っていいかわからず手を出せなくなってしまったり…。私が今、手を出そうか躊躇しているのは、Jazz、競輪、そして落語です。
     『どうらく息子』は落語家の漫画です。落語を題材とした漫画といえば私の中では『寄席芸人伝』(古谷三敏)が永遠の金字塔であります。『寄席芸人伝』には名人と呼ばれた落語家達の、人間模様が描かれていました。彼ら名人は皆、自分だけの道を探しだし、その道を歩んでいきます。『どうらく息子』で描かれるのは、名人に憧れた普通の青年が落語という世界で自分だけの道を探しだそうとする物語です。
     主人公・翔太は親戚の幼稚園でバイトする青年です。どうしたら子どもたちは笑ってくれるだろうか、どうしたら自分の話に引き込めるかを考えていた翔太は、人に進められるまま入った寄席で惜春亭銅楽の「時そば」を観ることに。まるでそこにそばがあるような銅楽の芸にのめり込んだ翔太は、銅楽の弟子になろうと、強く思い始めます…。
     やがて、銅楽の弟子になり、銅ら壱という名前をもらった翔太の、金ない、ひまない前座の生活がはじまります。先輩方の生き方を見ながら、少しずつ銅ら壱は落語家としての道を歩んでいくのです。
     『どうらく息子』は落語のシーンも魅力的です。落語のシーンは作中作として、登場人物が熊さんや与太郎として登場します。3巻の「牛ほめ」のちょっと抜けた与太郎は、まだまだ駆け出しの銅ら壱が登場しますが、その時の銅ら壱の状況とあわさって、なるほどなあと感じます。
     私が特に心に残っているのは10巻で描かれる『紺屋高尾』。とても美しい話です。紆余曲折がありながら、二ツ目に昇進が決まった銅ら壱は、『紺屋高尾』という廓噺をものにしようとします。花魁と紺屋の職人の身分違いの恋の話ですが、花魁の了見がわからず苦戦します。しかし、時間をかけ、自身の恋愛も交えていくうちにだんだんと形を出来てきます。そして初見世。熱演する銅ら壱を象徴するように、シリアスに描かれる『紺屋高尾」の物語。そして、美しいクライマックスの後、舞台のシーンが一瞬交錯しそのままラストに…。
     読み終わったあともしばらく余韻が残ります。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年08月28日
  • ローゼリア王国物語
    ヒロインが一国の女王なファンタジーは数あれど、ローゼリア一世殿下に匹敵する女王なし! その理由はまず立ち読みでお確かめ下さい。さちみりほ先生渾身のファンタジーロマンス「ローゼリア王国」シリーズは、新米女王と彼女を取り巻く心優しくて暖かい人々の織りなす愛と希望の物語。誰もが優しさに目覚めてしまう女王の魅力をご堪能あれ!
    投稿日:2015年08月28日
  • 刻刻
    時間の止まった世界「止界」の中で、動き、生きることのできる者たち。特殊な力を持った二つの家系と「異形」の戦いが始まる--。花沢健吾氏、伊坂幸太郎氏、岩明均氏も絶賛の、異世界バトルアクション。息をつかせぬ展開、圧倒的な画力とイメージ。読むと時が止まりますよ、マジで!
    投稿日:2015年08月28日
  • この世を花にするために
    「今度、雑誌創刊するんでなんか描いてくだせ~!」
    懇願したところ、ドリルさんは「ロボット描けるなら」と。
    「ロボット描いてくれるんすか!」と。
    連載が決まって1話目で主人公の良太郎くんがヒロインのうさぎちゃんの「○ション」に出くわした時の衝撃は永遠にお世話になりますありがとうございます。
    あれから早5年が経ち、コミックスは現在で6巻まで発売されております。
    圧倒的な美少女クオリティで、凄まじいロボットアクション!
    読者サービスを決して忘れないそのプロフェッショナル精神に、感謝の意を忘れることは決してございません。
    投稿日:2015年08月28日
  • グラゼニ
    たぶん漫画のテーマとして最も多く取り上げられてきたジャンルは野球だろう。
    そのためネタは出尽くした感があったけれど、これを読んだ時の感想は「この手があったか!」。野球に関するゼニカネの話をこれでもかとリアルに描いてある。金額も私たちの日常とはかけ離れている。でも、主人公を始め登場人物はそれぞれが野球にストイックで彼らの悩みは身につまされるものばかりだ。金が絡むからこそ見えてくるドラマを描いて「王道」のスポコン漫画。やっぱり野球は奥が深い。
    投稿日:2015年08月28日
  • 甘やかな花の血族
    ティーンズラブは10代女子が読む漫画と思われがちですが、オトナを満足させてくれるHな胸キュン少女漫画なのです。「甘やかな花の血族」は平凡なOL朝霞が、ある日突然取引先の美形の社長・高塚東吾に連れ去られ、強引に結婚させられ、昼夜を問わず抱かれて快感に溺れさせられる!東吾のイケメン秘書・千早や東吾の従兄達にも体を狙われ…!?というめくるめくドラマチックラブ!この夏、超人気ティーンズラブ「甘やかな花の血族」全巻一気読み、いかがですか?(現在「aya」では新シリーズ「甘やかな花の血族~金剛」絶賛連載中です☆)
    投稿日:2015年08月28日
  • アサギロ~浅葱狼~
    鬼才ヒラマツ・ミノルは、ふと思った。
    “新撰組とは、現代で言えば総合格闘技家の集まりのような存在ではなかったかと・・・・・・でも、全然違う気もする。それを確かめるべく描いてみよう”
    一度読み始めたら止まらない!魅力的なキャラクターが続々登場!新撰組ストーリーの新たな決定版ここに登場!!
    投稿日:2015年08月28日