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  • すいません、正直「腐女子向けっしょ?」とナメてました。面白いですコレ。もう言わずもがななんでしょうが、“キセキの世代”を中心に登場人物がみなキャラが立っていて良いですね。正直言って、読む前はそのキャラ立ちや彼らの「特殊能力」「必殺技(プレイ)」設定を聞きかじり眉をひそめてたんですが、いやこれ大事な要素ですわ。それがあるからこその面白さだと思います。やっぱり必殺技ってイイですもん。“キセキの世代”のひとり、緑間くんのそのままいくアレが出たときには読みながら心の中で「うおおーっ」て叫んじゃいましたよ。バスケ×バトルのこの絶妙なブレンド感はさすがジャンプ連載作。確かに能力やプレイがスーパーすぎるきらいはありますが、個人的には「細けぇことはいんだよ!」と思いますね。マンガだしいいじゃないですか。今の小~中学生はバスケの時にきっと「イグナイトパス!」とかやってるんだろうなー。僕らの時でいう「ドライブシュート(ex.キャプ翼)!」ですわ。そういう影響を与えられる作品だと思いますよ。
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    投稿日:2013年10月15日
  • 匿名希望
    大満足でした!
    絵がきれいでエロいです。
    和姦のみで、アブノーマルな内容はなかったです。
    絵は個々人で好みがあるとは思いますが、私にとっては大満足でした
    続編も期待しています。
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    投稿日:2013年10月14日
  • 匿名希望
    いまひとつかな?
    相手を貶めつつレイプする内容です。
    エロさやストーリの深みが私には感じられませんでした。
    全体的にボリュームが少なく500円は高いと感じましたので、★3つという評価にさせていただきました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年10月13日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    セカンド・ストーリーがGOOD
    タイトル作より、その主役の「先輩」が脇に回るセカンド・ストーリーが大変良かったです。
    「先輩」の後輩にあたる星咲とその義理の弟のめぐりめぐってのお話。
    せつなくて、ちょっぴりほろっとなって、私の好きな梅太郎節が出てました。
    個人的には、弟くんより「先輩」みたいな攻のほうが好き(笑)
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年10月12日
  • 匿名希望
    透明感はあったものの…
    梅太郎さんは絵はこういっちゃなんですが下手なんですが、
    切ない想いを描くのはうまいなぁ~と思うのです。
    でも、今回は今ひとつ乗り切れなかったかも。
    受が攻をずっと好きなのは最初からわかるのですが、
    いつから攻は受に惹かれていったのかな?
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年10月12日
  • 匿名希望
    ほんわかした気持ちになります。
    過去にトラウマを抱えた恋なのですが、
    そんなにグジグジした感じもなく
    二人も、家族も愛情いっぱいで、読後感がすごく爽やかで幸せで良かったです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2013年10月12日
  • 50%近い視聴率を記録した放映終了から一か月が過ぎようとしていますが、「半沢直樹」はいまなお、職場や家庭で話題の中心にあるようです。いま池井戸潤のエンターテインメント小説が圧倒的な支持を得ているのはなぜでしょうか。結論からいえば、善が悪を完膚無きまでに叩き潰すことからもたらされるカタルシスを私たちに存分に味あわせてくれることにおいて、池井戸潤に並び立つ作家はいないと言ってもいいのではないでしょうか。テレビドラマのラストシーン――取締役会の場で半沢直樹の追及に敗れた大和田常務役が土下座するシーン――香川照之の迫真の演技、それを口中で糸をひく唾(つば)まで映し出したアップの映像で視聴者のカタルシスはマックスに達しましたが、この大和田常務の土下座シーンは原作にはありません。映像表現と文章表現の違いです。池井戸潤の原作小説では、読み進めれば読み進めるほどに悪役である大和田常務に対する憎悪が醸成されていき、噴出する出口を探し求める怒りが、ページをめくるスピードを加速させていきます。悪役に対して、例えば「冷酷」「非情」といった直接的な表現を用いることなく、そう感じさせていきます。読者に展開をさとらせない池井戸潤のみごとな筆さばきです。作者の意図が読者に見抜かれてしまっては怒りは半端なものとなり、半端な怒りでは最後にもたらされるカタルシスも半端なものとなってしまいます。『オレたちバブル入行組』は、半沢直樹が5億円という巨額債権の回収に成功して大阪西支店融資課長から東京の本店営業第二部次長へ栄転するまでが描かれたいわば上巻で、下巻にあたる『オレたち花のバブル組』では、本店第二営業部という花形部門の次長職についた半沢直樹が大和田常務の壁に挑みます。次期頭取の座を虎視眈々と狙う権力者がどう描かれているか。善を追求する主人公の半沢直樹と悪を体現する大和田常務の対決に至る過程に、こんな一節があります。半沢の同期で親友の近藤に対し、出向先の田宮社長が経営するタミヤ電機への3000万円の融資がじつは大和田常務の妻が経営する会社への迂回融資であることを認めたことを知った大和田常務は何をしたのか――。大和田の腹心、岸川業務統括部長に呼び出された近藤が大和田と対面するシーンを引用します。〈「出向解除になると聞きました」そのひと言に黙りこくった近藤だが、大和田が継いだ言葉に顔色を変えた。「今度の出向先は引っ越しを伴うものになるんじゃないかな」そう大和田はいったのである。「もう決まっているということですか」たまらず、近藤はきいた。声に不安が入り混じるのをどうすることもできない。それは近藤にとって最も避けたい事態だったからだ。「いや。まだ調整段階だと思う」近藤はいま、心の奥底で忘れていた感覚が動き出すのを感じた。それは──困る。愕然とした近藤の胸に真っ先に浮かんだのは、家や家族のことだ。大阪から東京に転勤になり、妻も子供たちも、やっと友達が出来て落ち着いたところなのに。再び東京を離れ、どこかの地方へ転出しなければならないというのか。自分はいい。だが、家族がどれだけ辛い思いをするか……。「それでは君も困るだろう」大和田の発言に近藤は顔を上げた。冷徹な二つの目が、じっと近藤を見据えている。「場合によっては、その人事、私の力でなんとかしてもいい」近藤はすっと息を吸い込み、手元を見つめた。呼吸する自分の音が聞こえる。このとき、近藤は、大和田のいわんとすることをようやく理解した。大和田は続けた。「それには条件がある。もし君が興味があるのなら、いまそれについて話し合いたい」大和田の視線を受け止めた近藤は、しばしその目を見返した。多くのことを考えなければならないという気がしたが、具体的には何一つ思い浮かばなかった。あまりの現実をつきつけられ、近藤は自分さえ見失いそうになっていた。「条件とはなんです」「いま君が抱えている報告書を表に出さないで欲しい。タミヤ電機の転貸資金に関する報告書だ」「もし、私がそれを出さなくても、すでに転貸の事実は一部に知られているんじゃありませんか」少なくとも半沢たちは知っている。渡真利もだ。仮に近藤が報告書を出さないとしても、大和田や岸川が逃げ切れるかどうかは微妙だ。「そっちはなんとでもなる」だが、大和田は自信たっぷりにいった。「田宮社長の証言さえなければ画竜点睛を欠くようなものだからな。もうひとついわせてもらえば、その報告書を出さなくても、君にとってなんのデメリットもない。その逆だ」大和田は、近藤の気持ちを次第にたぐり寄せるかのような沈黙を挟んで続けた。「私は、君を銀行本体に戻すこともできる。出向じゃなく、ね。どこがいい。本店、支店。融資部、審査部。いや入行当時の君は、広報部を希望していたな。その方向で調整できるかも知れない。君の病気はもう治ったんだろう。だったらどうだ、もう一度やってみないか。君の歳での出向は少々早過ぎると思うが」驚いて、近藤は常務の顔を見た。出向は当然だと思っていたからだ。それなのに、また銀行員として働くことができるなんて、もう絶対にないと思っていた。だが、大和田はそれを近藤に持ちかけたのだ。「もう一度、やってみないか」「そんなことが──、できるんですか」「できる」大和田は力強く断言した。「何もしなければいい」大和田はいった。「君がタミヤ電機という出向先で聞いたことは全て忘れてくれ。それだけでいい」〉銀行内における地位を失うだけでなく、刑事告発されかねない絶体絶命の状況に追い込まれた大和田はそのピンチを脱するために人間のもっとも弱い部分に手を突っ込みました。自らの悪行の証拠となる証言をなかったことにせよと近藤に迫ったのです。そうすれば、片道切符の出向も取りやめてやるし、本店の希望の部署に戻してやる、と「人事」を材料に近藤の取り込みを図り、屈服させます。ここで、権力者への怒りはほとんど沸点に達し、半沢直樹による「やられたらやり返す、倍返しだ」の最終シーンへとつながっていきます。半沢と大和田を軸に展開する銀行員たちの群像劇は、他のどんな作品も到達したことのない地点に池井戸エンターテインメント小説が立ったことを示しています。(2013/10/11)
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    投稿日:2013年10月11日
  • 前回に引き続き、東村アキコ先生の作品のご紹介です!はっきりと申し上げて、この「ひまわり」で完全に東村アキコワールドにハマりました!何事も流行に遅い私でございまして、うちの編集部でも「大好き!」「ひまわり最高!」とみんな好きだったようです。やっと追いつけました。初めの1~2巻ぐらいは正直きついかもしれません。しかしそこで「あきらめないでっ!」踏ん張って読み続けてください。本当に最高に面白いです。主人公アキコの苦悩が最高なのですが、あんなお父さん(健一)だったら本当に大変だよなぁ~と思います。私だったら非行に走っています。しかしこれがかなりリアルらしいので、東村先生のルーツを見たっ!!という感じです。そして言うまでもなく只今絶賛「チキン南蛮」ブームです。みなさんはムネ肉派ですか?それともモモ肉派ですか!?是非読んで「チキン南蛮」を食べましょう!!そして私は主任はもちろんのことエビちゃんのファンです!
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    投稿日:2013年10月11日
  • あすなひろしほど、同時代の同業者からその死を惜しまれた漫画家はいないかもしれません。「流麗」としか表現のしようがない描線と、職人的な技で仕上げられた画風は、見るものの心に深く刻み込みます。少女マンガ誌、少年漫画誌、青年漫画誌と分野を超えて作品が発表されたので、古くからの漫画ファンは、一度は目にしたことがあるはずです。ファンに印象付けるのは、画そのものだけではなく、独特のストーリーテリングにもあります。コミカルな明るさに包まれながら、突如として反転してシリアスに直面するなどといった展開が少なからずあって、はっとさせられます。短編「ゆめの終わり」では、小さな男の子と父親が二人で暮らす家庭のもとに美しい女性が現れます。父子はそれぞれ、この女性が妻、あるいは母親になることを願い始めるのですが、驚くべき展開が待ち受けています。脳裏から離れそうにない話です。『あすなひろし作品集』には、前述した三分野の貴重な作品をご堪能ください。イーブックジャパンの独自配信です。(2013/10/11)
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    投稿日:2013年10月11日
  • 匿名希望
    アクションバトル物としてならおもしろい
    連載時気になっていたので購入。その時はアクションが斬新でおもしろく感じてたが。
    悩み抱えながらウジウジしてる登場人物というのはどうも共感しきれない。
    イマイチこの作品のテーマが自分にはよくわからなかったが、
    単純にアクションものとして読めばおもしろかった。
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    投稿日:2013年10月10日
  • ラバーフェチでない人にもお勧めできる良作
    主人公がラバーフェチという特殊な世界にはまっていく物語が非常に丁寧に描写されている。
    また、主人公が初心者という設定なので、ラバーフェチに馴染みのない読者でも物語に入り易い。
    衣装を着込んだりといったラバーフェチならではの各シーンの描写も素晴らしい。
    モノクロにもかかわらず、非常によく質感が伝わってくる。
    物語全体の展開、個々のシーンのどちらをとっても大満足の一作。
    ぜひ続編を期待したい。
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年10月10日
  • 匿名希望
    いつになったら
    作品は最高ですが、完結してる作品なのに、いつまでも続編がアップされないのが残念すぎる。
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    投稿日:2013年10月09日
  • 秋もだんだんと深まってきました。いつものコミックのレビューを勝手におやすみして、今回ご紹介するのは『悲しみは雪のように』です。言わずと知れたハマショーの名曲ですね。そう、eBookJapanでは楽譜も販売しております。恐らくみなさんが耳にしたことのある『悲しみは~』は、1992年にドラマの主題歌としてリメイクされたバージョンだと思います。オリジナルバージョンは「愛の世代の前に」というアルバムに収録されておりますので、機会があれば聴いてみてください。話は変わって、ハマショーの魅力について考えてみたいと思います。まずは声ですね。本当にいい声です。そして歌詞。私は学生時代からハマショーを聴いているのですが、昔はそれほどでもなかったのに、今は結構好きという曲がいくつかあります。年齢を重ねることで歌詞の味わい方が変化するからだと思います。そしてシンガーとしての立ち位置。ライブに重きを置き、メディアとは一定の距離を保つという姿勢を貫いているのは、本当にすごいことだと思います。たまには実家に置いてきた楽器に触れて、コードを追ってみるのもいいものですね。
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    投稿日:2013年10月08日
  • 完結してません。
    3巻の説明に「完結」って書いてあるけど、4巻出てるよね。早く読みたいなあ。
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    投稿日:2013年10月07日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    職場と家のギャップが好きです。
    好みもあると思いますが、優しいお話が好きな方にオススメです。大学講師と生徒の恋ってドロドロしたものになりがちですが、これは心がほっこりするよいお話でした。先生が職場(大学)と家でまるで違う人なのが良い感じで、どんどん知って惚れていく主人公が可愛いです。
    ただラブという面では告白がわりとあっさりでオシイかも。その後も先生がつきあいはじめてから暴走しすぎてて、恋愛初心者の彼女がちょっとかわいそうな気がしたり。それでも頑張って寄り添おうとする彼女がけなげでステキでした。
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    投稿日:2013年10月06日
  • ネタバレあり
    めっちゃイイッっす!!
    ぬお~っ!! めっちゃイイッす!!(≧Д≦)ノ

    『きみが恋に溺れる』で、実は陣内に片想いしていた鬼島さん。
    あの意地悪で不敵な笑みを浮かべる鬼島さんの恋♪♪

    読みたかったスピンオフがやっと、ついに見れました!!(≧∀≦)ノ キャーー!!

    あらすじだけ読むと、冷徹な男に見える鬼島さんですが、
    むふふ♪♪ どうしてどうして、弓月にハマってます、のめり込んでます鬼島さん!(゚∀゚)b

    弓月がストーカー男に襲われかけてる時に駆けつけた鬼島さんの勇姿!
    んも~、惚れ惚れするよぅ~♪(´∀`人)

    もっと守ってあげてぇ~!
    骨の髄まで弓月に惚れ込んであげてぇ~っ!(≧∀≦)ノ

    ってな感じで早くも2巻を待つ私です!(。・`ω´・。)b
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    投稿日:2013年10月05日
  • 匿名希望
    大好きです
    コースケさんの不器用さと勢多川の器用貧乏ぶりがほほえましくかわいいお話ですが、ちょっと泣けるところもあったりと楽しめる作品です。脇役キャラもみんないい味出してます。2巻でさらにファンになりました。続きが読みたい作品です。
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    投稿日:2013年10月04日
  • 匿名希望
    お勧めです
    主人公二人のお互いを想う気持ち・行動が切なく、泣いてしまいます。二人の職業はヤクザであり、ヤクザならではの話の展開ですが、お勧めの一冊です。前作のニ冊と併せ読みますと、愛するということに感動します。
    • 参考になった 2
    投稿日:2013年10月04日
  •  小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。
     『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。
     よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。
     それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。
    • 参考になった 6
    投稿日:2013年10月04日
  • とにかくかわいい!出てくる子たちみんなかわいいんです!!神様と人とのほのぼのファンタジーBL。短編集ではありますが、すべて神様×人間です。一番のおすすめは本のタイトルにもなっている「マウリと竜」。とある事情で女性がいなくなってしまった村にやってきためぐり神への捧げものとして身を差し出すことになったマウリ。いつ食べられるのかとドキドキしていましたが、神の話し相手としてそこで暮らすことになります。徐々に打ち解けていく二人(?)ですが、マウリはやっぱり村が気になるよう。ある日、村人と遭遇したマウリですが女性の代わりの慰み者として村人たちに襲われてしまい…!!どきどきするような展開もありつつ、元先生らしい、ふんわりやわらかいストーリーの中に織り込まれるギャグとシリアスのバランスが絶妙です!
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    投稿日:2013年10月04日
  • ・セントラルパークにあるカジュアルな野外のカフェで出会った5歳くらいの女の子と二人の母親。・地下鉄で17ドルのプリペイドカードを買いたいのに、50ドル札を拒否され途方に暮れていたときに声をかけて気軽に両替をしてくれた黒人女性。・クリスマスイブの地下鉄。一緒に歌いましょう、“You're not alone.”(あなたは独りぼっちなんかじゃありませんよ)と声をかけて「マイ・ウエイ」を歌い続けていた男の人。長く、ニューヨークで暮らしたエッセイストの岡田光世さんが街で出会った人々、人種の坩堝といわれるニューヨークの様々な出会いを綴ったエッセイ集『ニューヨークのとけない魔法』が面白い。岡田さんは「日本では体裁を整えることばかりに気を取られて、子どもが持っていたはずの純粋さやひたむきさや素朴さをすっかり忘れてしまった。だけどニューヨークは“子どもの魅力”を色濃く残したままだ。この本に登場するニューヨークの人たちは皆“子ども”の部分が強く残っている」と本書あとがきで言っています。ニューヨークの男や女、時に子供たちに“私たちが喪いつつあるもの”を見いだしていく岡田さんのエッセイにはもう一つ、大きな魅力があります。英語です。語られるエピソード、人と人との交流を象徴的に伝える英語のフレーズが文章のアクセントになっていて、その内容をより印象深いものにしています。例として二つだけ紹介しましょう。この文章の冒頭で触れたセントラルパークで出会った「二人の母親」はこんな具合です。〈セントラルパークにあるカジュアルな野外のカフェで、日本人の友人とおしゃべりをしていると、白人女性に声をかけられた。Can we share the table ? テーブルを分かち合ってもいいですか、同席してもいいですか、ということだ。ほかに空いているテーブルがなかったのだ。 ローラーブレードを履いた五歳くらいの女の子が、そばに立っている。どちらもブロンドの髪でとてもよく似ている。ひと目で、親子なのだろうと思った。どうぞ、と答え、私は友人とおしゃべりを続けた〉「あの人たち、何語、しゃべっているの?」と女の子が母親らしき女性に聞いたのがきっかけとなって、テーブルを挟んだ会話が始まります。
    〈しばらくすると、別の女性がホットドッグやコーラをのせたトレーを持って現れ、女の子の隣にすわった。その人に向かって、少女は「マミィ」と言った。あら、あなたがお母さんなんですか。私が尋ねると、母親だと思っていたブロンドの髪の女性が、こう言った。She has two mothers. この子には母親がふたりいるのよ。つまり、この女の子はレズビアンの女性ふたりに育てられているのだ。ブロンドの髪の女性にも似るようにと、彼女と同じ髪と目の色のドナーの精子を精子バンクで買い求め、もうひとりの女性が妊娠し、出産したという。ブロンドの髪の女性はフランス人で、もうひとりはアメリカ人だった〉Can we share the table ? という一言から、見知らぬ人間同士がひとつのテーブルに同席して、言葉を交わす。She has two mothers.――テーブルだけでなく、会話も、そして人生も分かち合うことになる。そこがニューヨークの素敵なところだと、著者の岡田光世さんは綴っています。次は、じつに素敵な誉め言葉のエピソード。題は「双子の母のため息」です。いつもより遅く帰ってきた夫にその日起きた、うれしい話だ。〈待てども、待てども、バスは来ない。本を読むには、もう暗すぎる。ほかにすることもない。バス停のベンチには、黒人の女の人と自分しかいなかった。I don't believe this. まったく、信じられないよ。その女の人はあきれたように首を横に振り、ため息をついている。仕事の帰りなのだろうか。疲れ切った様子だ。どちらからともなく、会話が始まった。その人は身の上話を始めた。夫が家を出ていき、離婚。双子をひとりで育てているという。毎日、本当に大変なんだよ、私が働いている間、妹が子どもたちの面倒を見ていてくれるんだけどね。自分も一卵性の双子である夫は、でも双子もなかなかいいものですよ、と高校の頃のエピソードを話した。男子校に通っていた双子の兄が、一度、男女共学を体験してみたいというので、制服を取り替え、そ知らぬ顔をしてそれぞれ相手の学校に登校した、というこれまで何度もしてきた話だ。それを聞くと、女の人はパンと手を打ち、大笑いした〉そんな取り留めのない話をしながら時間をつぶしていると、予定より三十分以上遅れてバスがやってきた。混んでいたので、二人は離れた席に座り、終点で夫が降りると、その女性が待っていて、夫の腕を軽くつかんで、こう言いました――。〈 I really enjoyed talking with you. You made my day. 〉話ができて、とても楽しかったよ。おかげで、今日一日がとてもいい日になったよ、という意味です。You made my day――直訳すれば「あなたは私の日をつくってくれた」――ニューヨークの匂いがするフレーズです。著者はこのエピソードを次のように締めくくります。〈玄関のドアを開けた夫の顔にも書いてあった。She made my day. 〉私がニューヨークに初めて行ったのは1977年の11月でした。それ以降、たびたび訪れていますが、とくに1990年代半ばから2007年ころまでは毎年11月に1週間から10日ほど滞在しました。パークアベニューにあるホテルに泊まり、リンカーンセンター近くにあるTV局の関連会社に地下鉄で通い、ニュース映像のビデオデータを買い付けるのが目的でした。そんなわけで生活をした経験があるわけではありませんが、毎朝毎夕、地下鉄でホテル近くのグランドセントラル駅と72丁目駅を往復し、テレビ局内の社員食堂でランチを取る。そんな1週間を10年ほど続けていたニューヨークです。本書と時代的にも重なっており、そこで綴られている数々のエピソードがあの街の匂いを運んできて、ふいに再訪したいという気持がわいてきました。人と人の出会い。そして宝石のように、きらめくフレーズ・・・・・・。岡田光世さんが言う、「ニューヨークの魔法」にかかっている自分を発見しました。本書のほか、シリーズの2作品、『ニューヨークの魔法のことば』『ニューヨークの魔法は続く』(いずれも文藝春秋刊)もリリースされています。あわせてお読みください。(2013/10/4)
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    投稿日:2013年10月04日
  • 匿名希望
    すごく好きです。
    ドSマネージャー×ドMアイドルのお話がすごく良かった。この先生はエッチの描写や場面の切り取りが凄く上手だと思う。それと個人的に「攻めが受けをめちゃくちゃ好き」というBLが好きなので自分には合ってたんだと思う。これからもこの方の作品をいっぱい読みたいです。
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    投稿日:2013年10月02日
  • 匿名希望
    続巻は?
    続きを読みたいのに…リアルを買ったほうがいいんだろうけど
    後に出た場合、どうしよう。要望に出してんだけど…
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    投稿日:2013年10月01日
  • 土山しげる先生ほど食べ物をテーマに安定したハッタリをかませるマンガ家はいませんね。現在「漫画アクション」連載中の『闘飯』なんてそもそも食べ物を本当には食べない「エア飯」話ですからね。それでもこちらの生ツバ飲み込ませる剛腕には頭が下がります。本作でもそうした剛腕っぷりは存分に発揮されており、主人公・北方がダメ料理人を鍛えて店を救う、ってのが話の筋なのですがその特訓方法が! 美味いうどんのためにゲーセンのダンスゲームを、親子丼のためには卓球を、餃子のためにはホテルでポーターをさせ、弁当作りのためにパラグライダー! それぞれに理由はあるのですが、その理由、納得のさせ方があまりに力技! 冷静に読んだら全く納得できないんですよ。でも面白いんだよなあ…。こういうのこそ「才能」だと思いますよ僕は。
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    投稿日:2013年10月01日
  • ネタバレあり
    リバ好きゆえに…
    リバじゃなかった。あとちょっとという所で終了~。攻守逆転するところが見たかった。
    課長×部下も中々可愛らしく、お腹いっぱいで満足な作品。この作家さんは評判通りハズレなしです。
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    投稿日:2013年09月30日