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7351~7375件/11017件 を表示

  • 匿名希望
    立ち読みしただけでも違和感
    ハイビスカスが咲いていたりハブ注意の看板があったりで舞台は沖縄なんだろうけど
    主人公家族以外みんな標準語で違和感ばっか感じました。
    違和感を感じた作品はもう面白いと思えなくなってしまうので、もちろん購入しませんでした。
    • 参考になった 8
    投稿日:2015年05月06日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    うーん
    これは好き嫌いが分かれる展開だと思います。
    柳原望さんの漫画はほぼ全部読んでますが、ウサギドロップという漫画と同じ展開というか、血縁がある中学生から育ててきた子とくっつくとか最後読んでいて気持ち悪かったです。
    そういうのが嫌な人にはお勧めしてません。
    ちなみに私は柳原さんの作品がすきでもこの漫画だけは忘れたい。
    これでお弁当云々のいい思いでもなくってしまいました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月05日
  • 匿名希望
    GOOD!
    心が締め付けられるように切なくなる。男女の恋愛心理を巧みに描いた素晴らしい作品です。感情を絵で上手く表現されていて、引き込まれます。
    主人公の感情に触れているようで、揺さぶられて、心が洗われました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月05日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ワンピース史上最高の巻
    ロー好き、コラソン好きの方に特にお薦めします。
    ONE PIECEは最近進みが遅いと評価を厳しくつける方もいらっしゃいますが、(私も密かに思っておりましたが)この巻はローとコラソンの過去に星5つ分以上の価値があると思い、つけさせていただきました。
    私はローやコラソンの事は今まで特別好きというわけではなかったのですが(特に76巻のコラソンは子どもを窓から…ひどいなーと思っていましたが)、77巻で二人の印象がすっかりかわり好感度100%になりました。
    かなり良いストーリーとなっているのでローとコラソンの過去を中心に映画化してほしい!と思うくらいです。

    大まかにいうと77巻は↓
    ローとコラソンの過去。
    ドフラミンゴとローとの対決。
    麦わら海賊団らがドフラミンゴの幹部らと闘う。(セニョールの過去有り)
    というところでしょうか。本当に上記は大まかです。他のお話も入っております。

    最後まで読んでくださりありがとうございました。
    • 参考になった 17
    投稿日:2015年05月05日
  • 匿名希望
    シリーズで☆5つ
    宏大の出現で何が起こるの!?と期待大で購入。
    たあいの無い事ですれ違って、自分の中の相手の存在に気が付いていく。
    二人の距離が縮まって、結局ラブラブな二人でした。
    高史の嫉妬心が露わになるところは、読み応えがありました。
    高史も一瀬さんも魅力的なキャラだし、エチシーンも熱いです。
    また続編が出れば良いなと思います。
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年05月04日
  • 匿名希望
    安定した面白さです。
    1、2巻では二人の関係がどうなっていくのか、ワクワクドキドキしながら読んでいました。
    が、最終巻では跡目の事や六実の出自などがメインでした。まとめのお話です。
    最終巻だし、そうだろうなとは思いましたが、やはりどうなるのか知りたかったので購入しました。
    もっと六実の独占欲の描写や二人のすれ違いが見たかったので、少し物足りない感はありますが、通して読むと充分面白かったです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    再投稿:最終読んでみた・・・・
    キャラ及び設定:☆5 このマンガの人気の源だと思う
    画      :☆1 雑すぎる・・せめて最終話レベルの書き込みは欲しい
    ストーリー  :少年時代☆4 青年時代☆2
            バトル展開や生き返り等個人的には突っ込み満載
    エンディング :☆3 想像の範疇でした。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年05月04日
  • ありがちなBLじゃない
    暴力でイライラを発散させる青年と、彼からの暴力に興奮してしまう年上青年。どちらもゲイではなく、ただの通りすがり同士。
    完全に中身の無いつながりから次第に心を通わせていく、その流れが乱暴に不器用に描かれています。
    絵柄が少年漫画のように力強くて、受にありがちな女っぽさはまるでありません。読んでいてBLだと忘れてしまいそうなほど。
    もしBL要素が無かったとしても、不器用な二人の物語を確実に読みきっていたでしょう。それほど引き込まれる作品でした。
    今後も注目したい、素晴らしい作家さんと出会えました。
    • 参考になった 6
    投稿日:2015年05月04日
  • 匿名希望
    ギャグ描いてるのがもったいない
    いや、ギャグも笑えるからもったいなくもないんだけど…
    とにかく表情がいいんですよね
    悲しげに笑う表情とか、追い詰められた表情とか
    昔読んだ優柔不断男の話が結構シリアスで驚いた記憶があるけど、あれも好きだった。
    優柔不断男はかなりムカついたけどね!
    その男に振り回された彼女の絶望が伝わってきてすごいせつなかったのを覚えてる(ノ_<)
    もう一度読みたいな。
    感情移入できる作家ってのは貴重です。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月03日
  • 仕事や日常生活に即活用できるノウハウが詰まっている
    今更勝間和代の本、、、だと思われるかもしれませんが内容は劣化どころか今でも十分通用します。
    仕事や日常生活に即活用できるノウハウが詰まっています。

    この本は、勉強し始めようかなと思い立った人が、さて、何をしようか、という疑問の 「何」 を知ることができる本です。
    また、日々ビジネスマンとして生きていく中で、膨大な情報をいかにして有益なものとして
    自分に活用させるかを具体的な方法論として提示している本でもあります。

    意識を高めるだけでなく、具体的にどう行動したらいいのかが分かる良書です。
    ビジネスマンだけでなく学生や主婦の皆さんでも読んだ後すぐに活用でき、
    さらに人生をより豊かにできる行動に繋げることができるようになるノウハウを学べます。

    勝間和代氏の本の中でも読みやすい部類に入りますので、私的にはかなりオススメします!
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月03日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    アプローチは面白い
    アプローチは面白いんだけど早いとこ澪を妊娠させればもっと面白くなるのに既に12巻になってしまいました。最終的にどうしたいのかな。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月03日
  • 匿名希望
    いつも通り
    からっと出来事を要約していて楽しめたけど、neko.81から始まっていた。馴れ初めのエピソードから読みたいです。地震についての回があったようで気になるし。シリーズ入荷を待ってます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年05月02日
  • 匿名希望
    面白いけども
    短編ごと読むのは面白くていいのだけど・・・
    1巻から5巻続けて読むと主人公の男の子が同じでしかも登場人物も同じなだけに
    違和感を感じてしまうが残念
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月02日
  • ヒャツホー!ひゃっほー!ヒャヒャヒャ!ほーほーほー!
    これが叫ばずにいられよか。山川惣治の待ちに待った電子書籍の第一弾!
    嬉しくて嬉しくて嬉しくて……。もう言葉にならない。これを皮切りに「少年王者」「少年タイガー」「少年エース」など、すべての山川作品を電子書籍にしてくれーい。ああ、長生きはするもんだもんだもんだ。
    と、ここで冷静な我に立ち返り、レビューの本質に……。
    あのー、表紙の「少年ケニヤ」のロゴを本来の\
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月02日
  • 大昔、昼ドラでやってました。
    コミックからあのドラマが作られていたことを知らなくて、コミックを読んでいたら昼ドラの子役の女の子が「ちち」「はは」と呼ぶ声が脳裏をよぎりました。
    ほのぼのして、心穏やかになる昼ドラの大元がこのコミックにあることを読んでみて痛感しました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月01日
  • こんな彼女がほしい・・・
    寡黙でメガネでイケメンで仕事ができる長身男子と、
    可愛くて愛想が良く華やかな貧乳女子の不器用な恋愛マンガです。
    ただ、二人ともかなりのヲタク。。。

    台詞の端々に出て来るネットスラングはちょっと慣れてないと読みにくいかもしれないけど、
    お互い素直になれず、でも好きあってるんだなぁというシーンにはニヤニヤさせられますね。

    この二人以外にも職場の先輩カップルが話に絡んできますが、
    この二人もヲタクで不器用で素直になれない関係。
    でも、ふと見せる本音や笑顔にキュンと心が打たれます。

    いやー、こういう関係、大好きです。早く続きが読みたいですね~
    • 参考になった 8
    投稿日:2015年05月01日
  • 匿名希望
    作品評がほとんどの巻でない
    毎度や元祖と比べると初期はキャラクターやネタがハードです。
    巻末の作者の作品評がほとんどの巻でないのが残念でした。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月01日
  • 匿名希望
    華麗さは皆無だけどときめきはある
    正直絵は下手です。
    苦手という人もいるかも知れません。
    でも、新鮮なときめきを感じる作品でした。

    まず、彼女30歳、彼17歳という年の差に驚きました。

    で、彼は高校生なんだけど、そのわりにはしっかりしてて男性としての魅力がある・・・というわけではまったくありません。
    だったら少女まんがとか女性まんがによくある王子様なんですけど^^;
    はっきり言って、今どきのあまりできのよろしくない高校生です。
    常識もないし、とても子供っぽい、でも芯がある感じ。
    若さゆえの傍若無人さとか無鉄砲さとか、そういうのがありつつ、高校生のわりには頼りがいがあって洗練されてるというのが一般的な年下ヒーローだと思うのですが、そうではない。
    傍若無人で無鉄砲でしかない、でも根はいい子なので憎めないという感じですか。

    加えてヒロインのほうも、少女マンガのヒロインとしては魅力に欠けています(ごめんなさい!)。
    顔立ちは整っているという設定ですが、涙と鼻水は垂らすわ鼻血は出すわ、脱いでも色っぽくないわ・・・年下の男の子が惹かれる要素あるの?という女性です。
    もうちょっとかわいく描いてあげてもいいのでは^^;と思うぐらい。

    まあ、このふたりはリアルといえばリアルですね。
    だからかも知れませんが、読んでいて新鮮なときめきがある。
    一気に読んでしまいました。

    なんで彼が彼女を好きになったのか・・・とか、彼の家庭環境とあわせて、バイト先の上司としての彼女の彼への評価文を読んでいるときによくわかります。
    また、彼にとって彼女が大人として憧れの対象というか目標なんだな~ということもわかります。
    そういうところ、よく描けていますね。
    そして、彼女にとっても彼の若さゆえの大胆さは憧れの対象。

    絵で判断せずに読んでみてもらいたい作品です。

    私としてはこの後のこのふたりも見てみたい。
    • 参考になった 6
    投稿日:2015年05月01日
  • 匿名希望
    座裏屋蘭丸先生お待ちしておりました
    座裏屋先生の単行本が見られる日が来るとは本当に、夢のようです。後書きにもあるように、同人誌で活躍されており大好きな作家さんデス。何よりも絵がとてもお上手で、とてもエロイですストーリーもしっかりしていてPET契約は、悪い幼なじみと真面目な苦労人?のおはなしです。PET契約のオークションに出るための調教とかいいながら、幼なじみとその兄二人にいいようにされてしまいます。エロイです、愛があるので3Pもオッケーです。座裏屋蘭丸先生の作品これからもドンドンお願いします。
    • 参考になった 52
    投稿日:2015年05月01日
  • 匿名希望
    幼い主従、初恋、執着
    幼い頃の、守り、守られる義兄弟の関係が新鮮で、密かにイチャつく感じがとても愛らしいです。
    再会してからの二人はスゴくスゴく萌えます!!
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月01日
  • 「旅」って、なんだろう? 「旅をする」って、なんだろう? これまでいろんな“旅人”が「旅に出る」ことを「日常」から「非日常」への一瞬の解放と関連づけて語ってきましたが、原田マハが本書『旅屋おかえり』で綴るのは、送る人、迎える人との気持の通い合いを大事にする“旅”の物語です。
     自分で旅に出られない人のために、代わって旅をする旅代理人――前代未聞の「旅屋」は偶然の積み重ねの結果、生まれます。

     元アイドルの丘えりか(おか・えりか)こと“旅人おかえり”は唯一のレギュラー番組「ちょびっ旅」であろうことか、スポンサーの商品名をいうべきところで誤ってライバルメーカー名を連呼してしまった。

    〈『ああ、あっつーい。汗かいちゃった。でもほんと、おいしーい。つゆの中でも焼きそばのエゾソースがぴりっと効いてて、たまらない味です。やっぱ隠し味はエゾソースかな』(中略)
    「まあ、どうあれ、もうオンエアされてしまったわけですよね、これは」
     眼鏡の縁をくっと持ち上げて言葉をはさんだのは、大手広告代理店「番通」営業課長、徳田さんだ。「ちょびっ旅」番組スポンサー担当で、番組開始以来徐々に減っていくスポンサーをなんとか食い止め、存続に一役買っている人物だ。会議室でこの人が何かものを言うときがいちばんぞっとする。
    「真実がどうあれ、今回の丘さんの発言で、スポンサーの『江戸ソース』さんは相当なご立腹です。『何も昭和元年創立以来のライバル〝エゾソース〟の社名を連発することはないだろう』と」
     そうなのだ。現在、「ちょびっ旅」のスポンサーはウスターソースの老舗企業「江戸ソース」一社のみ。この不況で次々とスポンサーが降板していく中で、「『ちょびっ旅』を見たあとは土曜日のランチに焼きそばを食べよう」をスローガンとし、スポンサーを続けてくれていた。この四月からの放送期間も、「江戸ソースさんが降りたら打ち切り」と言われていただけに、スポンサー継続宣言は神の声のように聞こえた。そんなこともあって、今回の「やきそばのまち黒石」は、番組クルー全員が張り切ってセッティングした。土曜の昼に焼きそばを食べる視聴者がもっと増えてくれるように、と。だからこそ私も、サービス精神全開で連呼したのだ。「やっぱ隠し味は江戸ソースかな」と。
     ああ、それなのに。信じられないことが起こってしまったのだ。
     オンエア直後から、視聴者からの問い合わせが殺到したという。「黒石の焼きそばは『エゾソース』を使ってるんですか?」「スポンサーは『江戸ソース』なのに、なんで『エゾソース』なんですか?」「おかえりは北海道出身らしいから、やっぱり地元の『エゾソース』イチオシなんですね」等々。
    「ライバル社の『エゾソース』は、この五日間の売り上げが前年比三パーセントアップだそうです」
     能面のように冷ややかな顔で、徳田さんが言う。〉

     ただちに番組は打ち切り。収入ゼロに追い込まれた、おかえりに残された道は、“脱ぐ”か“クニへ帰る”か、二つに一つでした。
     ところが第三の道が思わぬところからもたらされます。突然の番組終了におかえりの身を案じる熱心なファンからの手紙を読みふけっていた傷心のおかえりは、「赤坂」のアナウンスに大慌てで地下鉄千代田線を降りた時、全財産の入ったバッグを座席に忘れてしまいます。地下鉄の忘れ物総合取扱所にも問い合わせましたが、バッグは見つかりません。あきらめかけた5日目――結果の出ない営業から事務所に戻ったおかえりを和装の婦人が待っていました。少し長くなりますが、引用します。
    〈「お留守のところ上がりこんでしまいまして、失礼いたしました。わたくし、鵜野と申します。あの、実は、おかえりさんにお願いごとがございまして、参上いたしました」
    はあ、と私はちっとも事態がのみこめず、生ぬるい返事をした。鵜野さんは、上品な笑顔で、
    「そのまえに、お渡ししなければならないものがございますの」
     そう言って身を屈め、ソファの上に置いてあった大きなあずき色の風呂敷包みを取り上げると、テーブルの上に置き直した。私は、鵜野さんの前に向かい合って座ると、その包みをみつめた。
    「なんでしょうか」
     尋ねると、どうぞ開けてください、というように、手のひらをかたちよく差し出した。なおも不審に思いつつ、風呂敷の結び目をほどく。はらりと開いた布の中から現れたのは、社長に買ってもらったヴィトン、全財産入りのバッグだった。
    「あ!」とひと声叫んで、私は絶句した。鵜野さんはその様子を見て、いっそう微笑んだ。「今週の月曜日、わたくし、乗り合わせましたの。あなたが乗っていらっしゃった千代田線に。そして、あなたの真向かいに座っておりました」
     鵜野さんは、膝の上に手紙らしきものを広げて懸命に読む私を見て、(この方、おかえりさんじゃないのかしら?)と気づいたという。手紙を夢中で読んで、ひとりでうなずいたりため息をついたり微笑んだりしている私を、息を凝らして観察していたと。なんとも恥ずかしいことに、私のほうは豊田キヨ子さんのファンレターに熱中するあまり、そんなふうに誰かに見られていたことになどまったく気づいていなかった。
     そして赤坂駅に到着したとき、はっとして飛び出した私のあとには、ルイ・ヴィトンのバッグが残された。鵜野さんはびっくりして、すぐに立ち上がりバッグを取り上げたが、すでに電車は動き出していた。そのままバッグを胸に抱いて、お忘れ物総合取扱所に届けなければ、と思ったのだが、芸能人だし、騒ぎになってはいけない、自分で事務所へ届けてさしあげよう、と自宅まで持ち帰った。そのあとばたばたしてしまって、届けるのが今日になってしまった。この数日さぞやはらはら過ごされたことでしょう、余計なおせっかいを働かせてしまって心からお詫びを申し上げます、と鵜野さんはあらためて頭を下げた。私は、「とんでもない」と言った。
    「ほんとうにありがとうございました。このバッグ、時代遅れのヴィトンですけど、すごく大事なものだったんです。こうしてていねいに包んでお持ちいただいて、なんだか、とっても嬉しいです」
     むき出しでもなく、紙袋に入れるでもなく、美しい風呂敷に包んで返してくれたことに、鵜野さんの真心がうかがわれた。鵜野さんは顔を上げて、正面から私をみつめると、
    「やっぱり」
     ひと言、つぶやいた。
    「あなたは、私の思った通りの……娘が思っていた通りの方ですわね。すなおで、まっすぐな方」
     それから、何か祈るように一瞬、目を伏せた。〉

     鵜野さんは華道「鵜野流」四代目家元・鵜野華伝氏夫人で、その日、娘のことで家元といさかってしまい、地下鉄に飛び乗って自宅に向かい、おかえりと偶然乗り合わせたのだという。再び、引用します。

    〈「旅をしていただけませんでしょうか。わたしの娘の代わりに」
     言われて、私は固まってしまった。だって、ほかにリアクションのしようがない。それほどまでに、鵜野さんの申し出は突拍子もないものだった。
    「旅……ですか? 娘さんの代わりに、私が?」
     鵜野さんはうなずいた。そして、ひとり娘の真与(まよ)さんが、私に旅の代理人を依頼したいと望んでいる事情を話し始めた。
     真与さんは、全身の筋肉が次第に萎縮していく難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気になり、闘病生活を続けている。私と同い年の真与さんは、二十九歳のときに発病し、去年入院したきり、まったく外へ出かけられなくなってしまった。話すことはできるが、自力で歩いたり座ったりすることはできない。ベッドに寝たきりで、唯一の楽しみは音楽を聴いたりテレビを見たりすることだった。(中略)
    「たった一度きりでいいのです。娘のために、やっていただけませんでしょうか。──『旅屋』を」〉

     鵜野さんの話は、まっすぐにおかえりの胸を打った。そして、美しく、すこし悲しい音を響かせた――と原田マハは綴ります。
     夫といさかい、普段使わない地下鉄に乗った。そしておかえりに会った。おまけに忘れ物を拾得した。できすぎ。現実にはそんな偶然の重なりはめったにあるものではありません。しかし――そんなありえない偶然が重なっていくストーリーさえもいつのまにか、気がついてみれば心地よい必然に変わっています。
     人と人の出会い、そこから生まれる心の中の“化学変化”を、原田マハはあたたかい言葉で紡いでいきます。人が旅に出ることの楽しさはつまるところ、そこに凝縮されていると、原田マハは訴えているようです。

     しだれ桜が咲き誇る山形の角館へ――4月25日、旅屋おかえりは、家元のひとり娘の代わりに旅に出ます。
     角館に着いた途端、おかえりを見舞った突然の雨、温泉宿に降る雪、そして翌朝の青空……ドキドキの分だけ達成感は大きくなるのでしょうか。真与さんへ届けられた旅の『成果物』ビデオのエンディングは――
    「私は今日、旅をしました。
    あなたがもう一度旅立つ日のために。」

     旅屋おかえりを支える「ちょびっ旅」のスタッフたち、温泉宿の主人ファミリー、そしてプロダクションの鉄壁社長……みんなの思いがこめられたビデオは、「誰よりも不器用な父親」の心に届くのか。
     そして、番組を降りたスポンサー「江戸ソース」の江田悦子会長から依頼された、旅屋おかえりのふたつめの旅。幼い時に生き別れた妹の娘を訪ね、妹の墓に供えてきて欲しいと袱紗を渡されます。成果物は“空になった袱紗”――愛媛県内子町から戻ったおかえりが持ち帰った“成果物”とは? 原田マハが紡ぐ感動の物語を堪能してください。もし、涙があふれてきたら、がまんしないでください。その“味”を一人静かにかみしめてみてください。本を読む楽しさにゆっくりひたってください。(2015/5/1)
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月01日
  • 清少納言と紫式部はライバル的な関係だったと一説ではいわれています。「春はあけぼの~」始まる『枕草子』は清少納言の随筆ですが、どちらかというと『源氏物語』の紫式部の方が物語としては有名ですよね。しかしこちらのコミックエッセイは『枕草子』というよりも「清少納言」が超わかるのです!そしてすっごく面白いです。マンガになっているので読みやすい上に、清少納言って…好きかも。と思えます。二人はライバルというか要は派閥?みたいなものですかね、仕えていた「女御(お姫様?お妃候補?)」がそれぞれ違ったのですが、いかに自分が仕えているお妃候補をより「帝」のご寵愛を受けるようにするのか…!駆け引きはすべてこの仕えている「女房」にかかっているわけです!現代で言うと「キャリアウーマン」的な感じですかね。とにかくいかに気の利いた返しをするか、知識が豊かか、戦略を練れるか…。このあたりがまた面白いですね。読むと今も昔も悩んでることは一緒だな~と思います。笑えます。まずはこちらを読んでいただいてから、『人生はあはれなり… 紫式部日記』を読んでみて下さい。おすすめです☆
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年05月01日
  • 「あなたの半生で、最も思い出したくない時期」を問われたら、あなたはいつを挙げますか? 私は中学生時代です。ちょっと振り返っただけで、赤面してしまうようなシーンが脳裏にたくさん浮かんできます。『中学生日記』を読んで、結構多くの人が中学生時代を封印したがっているのではないか、と妙に安心してしまいました。この本は、久住昌之と久住卓也のユニット名であるQ.B.B.の作品。『中学生日記』の副題は「一生で一番ダサイ季節」…ページをめくる度に、爆笑させられる4コマ漫画が連なります。笑いながらも、そういえば、自分も似たようなことをしでかしていたな~と共感する話ばかりなので、どのキャラクターにも親しみが湧いてきます。最も大笑いしたのは、弁当箱に入っていたオカズの件です。読む楽しみを奪うので、ここでは詳細は省きます。読み進むうちに、もう二度と過ごしたくない時代だけど、一番愛おしい時代だったかもしれないと思わされました。濃厚フルーツジュースのように、あの季節がギュッと詰まった一冊です。(2015/5/1)
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年05月01日
  • 決して諦めない弁護士による汗と涙のノンフィクション!
    司法制度改革によって国内の法曹の数が増やされ、弁護士同士の競争が激しくなる一方で、一般市民にもっと司法が身近になることが期待されている。そんな背景のもと、一躍人気サービスとなったのが「弁護士ドットコム」だ。弁護士紹介や法律Q&Aなど一般市民と弁護士をつなぐ役割を果たすこのサイトの月間訪問者数は700万人超。登録弁護士の数は約7,800人、全国の弁護士の5人に一人が登録している。運営会社の弁護士ドットコムは2014年12月に東証マザーズに上場を果たした。本書は、同社の創業者で代表の元榮太一郎氏が、自らの生い立ちも含む創業までの経緯、目的、理念とその実践について、詳しく語っている。同氏の成功は「他の人がやらないことをしたい」という志と、「弁護士を身近に」という理念が結びついた結果といえる。元榮氏は弁護士資格を有しており、弁護士ドットコムは、現役弁護士が起業し、自らの会社を上場させた初めてのケースである。
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    投稿日:2015年05月01日
  • バフェットからゲイツに渡され、20年間読み続けられたビジネス書
    資本主義体制が確立して以来、いつの時代も企業は時代の波に翻弄されながらも、利潤拡大や社会貢献、そして自らの存続に向けて努力してきた。そしてどの企業にも成功や失敗のストーリーがあるはずだ。本書には、そうした企業と、そこを舞台に活躍する人々の10(原書では12)の物語が収められている。これらは1959年から69年にかけて執筆された実話である。いずれも、株価大暴落、不祥事、マーケティングの失敗など、米国経済史上の転機となるような出来事に関連するストーリーだ。本ダイジェストでは、GE(ゼネラル・エレクトリック)が関与した談合入札と価格協定の不祥事に関するストーリーである第5章「コミュニケーション不全」を取り上げる。本書は、ウォーレン・バフェット氏から「最高のビジネス書」として紹介されたビル・ゲイツ氏の愛読書としても知られる。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2015年05月01日