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  • くちづけは罪の味
    理学療法士のシーラがセラピーの依頼を受けて赴いた屋敷にいたのは、皮肉にも彼女の夫が起こした事故で愛する妻を亡くした男性ロス。けれど彼はシーラが加害者の妻だとは気づきません。シーラは断りきれず依頼を受けますが…何も事情を知らない彼の積極的な求愛にシーラは次第に心奪われてしまいます。心にブレーキをかけようとすればするほど、彼への想いは募るばかり。愛と憎しみが交錯するジレジレの激情ロマンスをどうぞ★
    投稿日:2014年08月29日
  • 父とヒゲゴリラと私
    地味な男やもめな父+ヒゲな器用貧乏な弟+ちょっとワガママな兄の娘が繰り広げる、ちょっと変わったご家族ライフ。読んでいると、家族って良いなー…と心から思います。特にオススメなのは、家族で水族館に出かける第8話。童心に帰って、自然と笑顔になってしまいます。あ、お父さんがお母さんと結婚するきっかけとなったエピソードを描いた第15話は、めちゃ胸キュン回です。
    投稿日:2014年08月29日
  • にがくてあまい
    独身キャリアウーマンのマキと男色家の美術教師・渚の2人を中心に、食を軸に紡がれる人間ラブ全開の物語は、読み始めるや否や、どんどん続きが読みたくなって来て…ノンストップで一気読み必至!! 「自分の身体すら面倒見れない人間に一体なにができんのよ」(1巻・渚のセリフより)みたいなアツい名言がバンバン出て来て、読んでいるとテンションが上がりまくります。
    投稿日:2014年08月29日
  • 動物のおしゃべり
    ミカちゃんはどこにでもいる元気な幼稚園児。だけど一つだけ、ちょっとかわった特技をもっていて…動物とおしゃべりできるんです!神仙寺瑛が描く、人気No.1あにまる4コマ。 愛犬のタローくん、愛猫のサクラちゃん、愛オウムのTOMくん、愛ハムスターの甚八くん、ミカちゃんの周りは今日もお友達でいっぱいです!コミックス1巻~14巻、ただいま大絶賛発売中。 (※電子書籍版では12巻まで配信中です。ご了承ください。)
    投稿日:2014年08月29日
  • あいまいみー
    最近の四コマは、ひと昔前に流行ったギャグ押しな流れから、ある程度分かりやすいものが好まれるようになりましたが、その流れをものともしないギャグ四コマです。担当も、まずどんなオチが来るのか読めない。予想もできない、いや予想のナナメ上にいく。こんなにワクワクする四コマはありません。逆にアニメ化の際には演出で、色々と先生にしか分からない設定をアレコレ質問攻めにすることにもなりました。未知の四コマ体験をしたい方にオススメです。
    投稿日:2014年08月29日
  • 実は私は
    主人公の周りに現れる女の子は、いろんな目的で正体を隠しているのですが、タイトル通り吸血鬼から宇宙人まで、どの娘も人外キャラばかり。だけどどの娘も人間界に溶け込もうとそれぞれ頑張っている姿が、逆にものすごく人間臭くて魅力的です。めまぐるしく変化する喜怒哀楽の表情もとても可愛くて、特にその目ヂカラの強さに思わずコミックスを手にとっていました。
    投稿日:2014年08月29日
  • 晴れのちシンデレラ
    超お嬢様学校に通う春日晴さんは、校内でも有名なお嬢様。しかしその実態は、極貧の生活からおじいちゃんが油田を振り当て一発逆転の後の、後天的お嬢様だったのです。極貧生活で培ったバイタリティと生命力はハンパなく、ご学友の皆様にバレるのではと毎日ヒヤヒヤ!しかし、普通の生活を知らないという点で、晴さんとお嬢様方は共通していて……。ギャグに笑って、登場人物のやさしさにちょっとうるっと来てしまう、4コマの中でも高い人気が継続している作品です。
    投稿日:2014年08月29日
  • よっけ家族
    作者ご自身の地元、三重県を舞台に繰り広げられる大家族ショートストーリー!地方・4世代大家族…それらを捨ててきた者にとっては憧れを持ってしみじみ沁みるのだなぁ。
    投稿日:2014年08月29日
  • チョコストロベリー バニラ
    雑誌に掲載中から、読者さんからの反響がとても大きかった作品です。幼馴染のタケと「好きなモノ」を何でも共有してきた拾。拾のくれる好意をずっと受け取ってきたタケ。それは恋人にも当てはまるが、そんな二人の関係を理解できない女の子たちはいつも拾から去っていった。拾のことをずっと好きだったミネは、その関係を受け入れる。同級生三人の絶妙なバランスの関係が始まって―――。三人の誰にも完全に共感できるわけではないのに、この関係を受け入れられてしまう不思議な魅力を持った作品。三人の想いは徐々に変わっていくのですが…気になった方は是非本編を読んでみて下さい♪
    投稿日:2014年08月29日
  • 隣りのケダモノくん
    同じ団地に住んでいる、春菜と夏樹と冬麻は幼なじみ。男女も関係なく、仲良く育ってきた3人だったが、ある日、春菜は夏樹にハプニングでキスされたところを、冬麻に見られてしまって――!? 恋愛天国の人気作家・真敷先生の最新コミックスです。幼馴染・三角関係の少女漫画の王道作品。女性から見ても守ってあげたくなるくらい可愛い女の子が包容力のある年上男子とクール美人な年下クンの間で揺れる、全女子の夢の設定を描いています。キラキラな正統派の少女漫画なイラストで胸キュンストーリーとロマンティックなHシーンを一度に味わえる究極のTLコミックです★
    投稿日:2014年08月29日
  • 晴れのちシンデレラ
    基本、ストーリー漫画読みの私が、初めてコミックスを買った四コマ作品がこの「晴れのちシンデレラ」です。この作品を読んだ時、今まで四コマ作品を読んでこなかったことを後悔しました。特別、四コマ作品が嫌いだったわけではありません。ただ書店で「四コマ作品の売り場に行かない、から作品を知らない」という単純な理由です。この作品に出会って「四コマ」という新たな宝の山を知ってしまった私。皆さんにとってもそんな1冊になればいいなと思います。
    投稿日:2014年08月29日
  • 災厄は僕を好きすぎる
    「何があっても、俺がおまえを守る」──初対面のイケメン転校生から、こんな台詞を言われたら…!? 女子なら誰もが憧れる萌えシチュから始まる本作。とある因縁で、1年のあいだ毎月襲ってくる災厄を、共有することになった育美と千隼。いつも一緒にいることが不自然じゃないように恋人同士のフリをするけれど…!? なんて書くと、明るい学園ドラマ風ですが、主人公の二人を取り巻く事情は、それぞれ切なかったりやるせなかったり。「傷を共有する」「運命共同体」といった中2病(良い意味で!)的設定と、心の襞が丹念に描かれた人間ドラマが堪能できます! 続きが気になる人は、好評連載中の『Chara』本誌で、彼らの奮闘ぶりをお確かめください!!
    投稿日:2014年08月29日
  • 20年ぶりくらいだけどやっぱり面白い
    小学生の頃大好だった漫画で、もう一度読みたくてずっと探していました。
    ebookJapanで販売されているのを発見した時は手頃な値段だったので既刊の1~3巻までまとめて購入してしまいました。
    危険もいっぱいの非日常の連続なのに、ほのぼのさを感じるコミカルな世界観と丸みのある可愛い絵で描かれた漫画は大人になった今読んでも面白く、続きが楽しみです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年08月28日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    絵もきれいだしストーリーも好き
    だけど軽くエグかったり、作者の都合で完結せず
    話が途中で終わってるので買う気がしません。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年08月27日
  • 今年も夏の甲子園が終わりましたね。毎年試合以外の諸々も話題になりますが、今年も“おにぎりマネ”や“超スローボール”などがネットを賑わせていました。本作は、高校2年の主人公・七嶋がひょんなことから1000万円を託され、それを自らの意思で「甲子園に出る」という目的のために使用しながら強くなっていくというかなり異色のストーリー。それこそ現実にこんなチームがあったらネットで侃侃諤々の議論が巻き起こりそうです。さらに本作が他の作品と異なるのは、「監督が敵(みたいなもの)」という点。七嶋がアレコレ考えて何とかチームを勝たせようとするのに対し、ガーソこと曽我部監督は何もしません。何かするときは七嶋の、チームの邪魔をするときです。七嶋はガーソのことなど無視したいもののそこは監督、さすがに無視はできません。チャンスで4番・七嶋、ガーソの指示は…バント。七嶋は従うしかないのですが、素人のこっちからしても「無能監督!」と罵りたくなります。しかしそんなガーソですが弊社のM女史は「カワイイ」と言っているので人によってはハマるかもしれません。本作に出てくる強豪校はすべて現実のチームを模したもの、さらにはそれら強豪チームの監督もご本人を模しているので、高校野球ファンはニヤリとするところも多いのではないでしょうか。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年08月26日
  • 匿名希望
    面白いよ!
    流血王なんて物騒なタイトルですが、内容はラブコメです。以外とヘタレな流血王さまw 続きがあったら読みたいです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年08月25日
  • そして、友情の話
    ストーリーの主軸はもちろん、年の差を超えた恋の話ではあるのだけれど、それと同時に友情の話でもあると思った。真一・サトミ・ガッキーの大人三人組、遥・杉田・詩子の子供三人組、そして真一と杉田少年の間にも、ほとんど友情に近い奇妙で複雑な関係が築かれているように思える。
    それぞれの思いを抱えて時に反発しながらも、つかず離れず、お互いを認め合える信頼関係が出来上がっていく。そういう「一生モンの絆」っていうのが、実はこの物語のメインテーマじゃないかという気がした。
    思いのほか、良い話だった。
    • 参考になった 7
    投稿日:2014年08月25日
  • 匿名希望
    東京喰種の購入を考えている人へ
    『東京喰種』は人肉とコーヒーしか食べられないグールと、人間の捜査官の物語です。

    主人公・金木研(カネキ ケン)は文学が好きな気弱な大学生。
    行きつけの喫茶店「あんていく」で見かける美しい女性と知り合いになるが、ある事件を切っ掛けに人間からグールになってしまう。
    人の肉しか食べられない身体になってしまったカネキは、グール達の中に混じり生活していくことになる。

    というあらすじ。
    グールと言うとゾンビのイメージがある人は多いと思いますが、グール=ゾンビではありません。
    グールはアラビアの逸話に出てくる怪物ですが、死体を食べる事から日本ではゾンビと同じ扱いにされる事が多いだけで、本来は悪霊や怪物の一種を指します。
    東京喰種のグールもゾンビではなく、種を喰らう屍食鬼として描かれています。

    ヤングジャンプ掲載ですが、文学好きな主人公のおかげで随所で詩的でナイーブな描写が見られるのが特徴的だと思います。
    アクションシーンの見づらさはありますが、内容だけなら文句なしに☆5つです……が。
    一つ問題があって、本書だけに限りませんが電子書籍は本の袖(カバーの内側に折られている部分。前と後ろ側両方)が収録されていません。
    大抵の漫画は著者の一言とか、大したことがないケースが多いのですが、東京喰種は袖の部分にキャラのプロフィール(好み、武器や能力)やカラーのイラストが書かれており、電子書籍版では読む事ができません。
    雑誌に掲載されたカラーも収録されているリマスター版のメリット(単行本ではモノクロになっている)はありますが、キャラのプロフィール情報を知ることが出来ません。
    一長一短なので購入を考えている人は気をつけてください。
    • 参考になった 109
    投稿日:2014年08月24日
  • 硬派ながら面白い新撰組
    史実という設定に沿ってしまうと、どうしても面白みに欠けてしまいがちですが、
    しっかりと設定を生かしながらもとても面白いマンガです。
    ヒラマツさんは作中の近藤のように、なぜか迫力のある人物の描写がうまいですね。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年08月24日
  • 応援したくなる二人
    富士山さんの魅力もさることながら、カンバに好感がもててよいです。
    王道ラブコメの中でもかなり面白いと思います。
    このままずっと二人を応援したいところですが、そうもいかないのでしょう。
    今後も期待できる漫画です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年08月24日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    微妙
    単行本のダイジェスト版。
    新しい内容は無し。
    単行本を持っているなら、買う必要もないのではと、、、

    ただ登場人物のストーリーがまとめて読める部分はアリ。
    50円という安さもいい。



    • 参考になった 2
    投稿日:2014年08月24日
  • 匿名希望
    最悪
    受が全く好感もてず飛ばし読み、途中で読む事を止めてしまいました。大学生なって視界その程度?自分の考え意思、全て痛すぎました。最後まで読む事が苦痛だったので全体100%中80%までの評価です。星1評価は攻の存在だけです
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年08月23日
  • これなら人間の方が・・・。
    面白いです。西洋の常識と言われているとの事で、かしこまって見ましたが気軽に読める本です。偉大なはずの神々の人間臭さと節操のない最高神。古代のギリシア人の想像力の素晴らしさを目の当たりにできるのがとても良いです。(神話としてではなく物語として見ては良いのでは?)ただ、人間(神?)の数が非常に多く家系図のような物がないとさっぱり神々の相関関係が分からないのが難点です。一回見ただけでは神々の系図他は全く分からないでしょう。お勧め。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年08月22日
  • 「倍返し」の半沢直樹が帰ってきた――テレビの連続ドラマが大ヒットしたこともあって2013年読書界を席巻した池井戸潤のベストセラーシリーズの第4弾の「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社刊)が8月初めのリリース以来、紙も電子書籍も売れゆきランキング上位を走り続けています。私利私欲にまみれた悪を一刀両断にする半沢直樹の「倍返し」にカタルシスを感じる読者が待ちに待った最新作。のっけから半沢直樹節が炸裂します。異例の頭取命令で経営に行き詰まった帝国航空の担当を引き受けた半沢直樹が、審査部の曾根崎次長と引き継ぎを始めたシーンです。〈「私の認識不足だったようだが、産業中央銀行はこういうハシゴ外しが得意技だったんだな」どっかりと肘掛(ひじか)け椅子に体を沈めた曾根崎は、開口一番、嫌味をいった。合併行においてあけすけな相手行の中傷は御法度(ごはっと)だが、どうやら曾根崎にはそんなデリカシーはなさそうだ。元々が押しの強さと荒っぽさを売りにしてきた男で、深謀遠慮の参謀タイプというより、ブルドーザーで突進するような武闘派である。無論、この担当替えに相当な不満と屈辱を感じているのは表情でわかる。「これはハシゴ外しとは違うと思うがね。見るに見かねての担当替えだろう。部下は優秀なはずなんだがね」半沢に話をふられ、田島(引用者注:審査部員だが、かつて半沢と同じ部署にいたことがある)は恐縮して頬を引き締めた。「優秀な部下ねえ。こいつらがか。冗談じゃない」曾根崎の口調は刺々(とげとげ)しい。「部下がやるべきことをやっていれば、帝国航空は審査部で取り仕切れたはずなんだがな。もう少し責任を感じてくれてもいいんじゃないか」目を伏せた田島に代わり、「部下のせいにするのは旧Tの得意技か」半沢は嫌味で返した。「君は実務の責任者だろう。だったら、全て自分の責任です、ぐらいのことはいったらどうだ」「なにっ」〉旧産業中央銀行と、旧東京第一銀行というふたつの銀行が合併して誕生した東京中央銀行では、それぞれの出身行員たちが相手のことを旧S(旧産業中央銀行)、旧T(旧東京第一銀行)と呼び合い、様々な場面で抗争を繰り広げています。合併以来、不良債権が多かった旧Tの人材が債権管理サイドに重点的に配置されてきたため、審査部の主要ポジションは、旧T出身者が占めるようになっている。曾根崎もそのひとりで、しかも帝国航空は、もともと旧Tが主要取引先として擁してきた特別な存在で、旧Tの威信がかかっていたといってもけっして過言ではない取引先です。その帝国航空を半沢ら旧Sが幅を利かす営業第二部に移管することは、旧Tのメンツを潰すことに等しいのだが、行内融和を掲げてきた中野頭取があえて、半沢直樹への担当替えを命じたのですから、旧Tの曾根崎にしてみれば、クビの宣告にひとしいというわけです。反感むき出しの曾根崎のもの言いに対し、半沢はきっちり、部下のせいにしてんじゃない、お前の責任なんだ――と返します。旧T、とりわけその頂点に立って、頭取による担当替えに最後まで抵抗した債権管理担当常務・紀本平八(へいはち)に対する半沢直樹の今、この瞬間から自分流に帝国航空再建をやっていくぞという宣言だ。本書『イカロスの壁』で、半沢の前に立ちふさがる壁は3つ。第一の壁が上記、行内の旧T派閥です。その頂点に君臨するのが紀本常務。第二の壁は、「公共性」の看板に安住して経済合理性を見ようとしない帝国航空の経営者。そして野放図な権利主張を繰り返す労働組合を含めた企業体質です。着任挨拶に訪れた半沢直樹を社長室で迎えた神谷巌夫(かみや・いわお)社長は、こう言い放ちます。〈「この大変な時期に担当替えですか」差し出した半沢の名刺を一瞥するなり眉をひそめたのは、帝国航空社長の神谷巌夫(かみや・いわお)だ。「担当は替わりますが、引き継ぎには万全を期していますので、ご安心ください」丁重に頭を下げた半沢に、「安心できるわけないでしょう」手振りでソファを勧めながら、神谷は神経質そうに頬を震わせる。「こんな事態だというのに、銀行さんは、従前の再建計画にこだわって現実を見てくれない。あの頃とは地合いが違うといっているのに、聞く耳持たずですから。我々を支援してくれるのが銀行の使命じゃないんですか」(中略)「業績、業績っていうけどね、君。いまこの景気でどこも苦しんでいるときにウチだけが業績を上向きにするというわけにはいかないだろう」(中略)神谷の言及は、昨年秋に起きた米国発の金融不況にまで及んだ。企業の業績悪化が広がる中、帝国航空もその例外ではいられない、という話だ。「たしかに、前期決算が赤字に転落した企業は少なくありません」話の切れ目をとらえ、半沢が口を挟んだ。「しかし、そうした会社の業績もいまは急速に持ち直しているのが実情です。御社はいかがですか神谷はやれやれといわんばかりに嘆息してみせる。「残念ながら、旅客は不況前の七割程度しか戻っていませんよ。個人消費が上向かない限り如何ともし難い部分がありましてね。業績の回復にはもう少し時間を要すると思います」神谷の口調や態度は、どこか評論家然としている。(中略)「しかし、御社は今期、リストラによって黒字転換を見込んでいらっしゃいました。それが逆に五百億円の赤字予想とは、あまりにブレすぎていると思いますが」半沢の指摘は、帝国航空経営陣にとって耳の痛いところだろうが、「あれはね、企業年金改革を見込んでいたからですよ」平然と神谷は反論した。「ところが、それにOBが猛反発している。そのことは君だって知ってるでしょう」「OBの反対は予想できたはずです。御社の計画を信頼して支援してきた当行としては納得いたしかねます」半沢の意見に、「予想以上の反発だったんですよ」神谷は不機嫌に言い返し、室内はトゲトゲしい雰囲気に満たされていく。〉こんな状況で、再建の道筋を探さなければならない半沢直樹にとって、帝国航空社長のどこか他人事な姿勢は大きな障壁となっていますが、さらにやっかいな第三の壁が半沢直樹の前に立ちふさがります。政権交代で権力の座についた進政党の白井亜希子(しらい・あきこ)国土交通大臣が、帝国航空再建プランの肝として銀行団に対し一律7割の債権放棄を唐突に打ち出したのです。内に権力欲を秘めた国交省の若き女帝の意を受けた形の乃原弁護士が半沢の直接の交渉相手です。問題は苦学の末に再建屋として名をあげた乃原弁護士が時に露わにする反銀行の感情、姿勢です。東京中央銀行にとっては業績を大きく左右する500億円もの放棄になります。拒絶で動く半沢に対し根拠なく債権放棄を迫る白井大臣、乃原弁護士に加え、味方のはずの紀本常務が何故か債権放棄に応じる方向に動き、半沢の足を引っ張ります。前門の虎、後門の狼というべき状況に追い込まれた半沢直樹ですが、それに追い打ちをかけるように、金融庁のヒアリングが入ります。ターゲットは帝国航空で、しかも検査担当官は、オネエ言葉で人気を呼んだ、あの黒崎駿一(くろさき・しゅんいち。『オレたち花のバブル組』参照)。さすがの半沢直樹も、打つ手無しのピンチに追い込まれます。〈「再建計画を見るあなた方の目は、フシ穴ってことなのよ! 何か反論があるんなら、ここでおっしゃい!」さらに重々しく、黒崎は続ける。「あなた方には、一企業の再建案を審査する能力はない。それなのに、先頃発表になった有識者会議による帝国航空再建案は有効と断じ、そして、タスクフォース再建案には抵抗を示している。今回のヒヤリングでは、その矛盾も念頭において徹底的にやらせてもらうから、そのつもりでいなさい!」〉唐突に黒崎検査官を送りこんできた金融庁の狙いとは? 裏にいったい何があるのか。不気味な関係が見え隠れする乃原弁護士と紀本常務。二人の間に何があったのか。半沢直樹に起死回生の策はあるのか? 思いもかけないラストを用意する池井戸潤の展開力はいうまでもなく一級品です。加えて本書のもうひとつの見どころは、魅力的なプレイヤーの登場です。ひとりはシリーズ前作にもでてくる中野頭取。もうひとりは、東京中央銀行に代わって帝国航空のメインバンクとなった政府系の開発投資銀行の女性バンカー、谷川幸代次長。、組織の惰性に流されていくことを拒む強い意志と凜とした姿勢。半沢直樹が貫こうとする銀行員としての矜持とあいまって、物語に緊張感を与えています。(2014/8/22)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年08月22日
  • ダイエット関連本、読みまくっております!こちらの『ぷらぷらウォーキング』は不規則な生活をおくっていた著者のコミックエッセイとなっております。ついつい日々の生活や仕事などで疲れ果てて、自堕落な生活を送ってしまいますよね。しかし!疲れてるときほど軽く運動した方がいいそうですよ。と私も筋トレやランニングなどやっていたのですが…最近暑い!そして疲れた!と言う理由を自分につけて、サボっております。やばい。本当に30分ぐらいでいいみたいなので続けるって大事らしい。分かっています!こちらの本はそんな著者が健康的な体を取り戻すためにウォーキングに挑戦していく過程を描いています。途中でおいしいパン屋を見つけたり、買い食いしたり、最終的には東京タワーまで歩いてみたり…と煩悩との闘いがあったりして。気軽に楽しく読めるので是非読んでみて下さい!
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年08月22日