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  • すっごくいい (*'-'*)エヘヘ
    作画のきたうみつなが繊細なタッチで綺麗に書いてるから読んでいても好感が持てる(⌒^⌒)b うん
    シリーズの中でも見どころなのでぜひ読んでほしい作品
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年04月10日
  • 匿名希望
    王道です
    今まで外人物は苦手で避けてましたが。。面白かったです。
    両想いの二人がすれ違って嫉妬して・・と王道で安心して読めます。
    くっついた後の話があれば★5なんだけど。
    甘々なのが好きな人におすすめです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年04月10日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    なぜ続編があるのか不思議です
    絵師買い。大学生の同級生同士のCP。続編の「愛されたがる男」も購入し読みましたが・・。攻めも受けも魅力無し。
    攻めの変趣味話(ちょっと極端なだけ)が4割で、エロについては朝起きたら記憶無しなので描写も余韻も関係の変化もなし、都合よく当て馬が突然受けを好きになり、最後は「え!?これで終わり??」な終わり方。比較的文章が上手なだけに残念です。
    でも挿絵があります!綺麗でかっこよかったです^^
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月10日
  • 匿名希望
    失速か
    13巻にして謎解きメインになるかと思いきや、さらなる伏線を張るだけか
    ここまで売れているシリーズだと1巻当たり何億もの金が動く
    巻数を増す為に引き伸ばしをするのが当たり前でしょうが
    13巻はとてもつまらなかったです
    引き伸ばすにしてももっと面白くして欲しい
    長く楽しめるなら読者もうれしいんです
    叱咤激励を込めて辛口星2です
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年04月09日
  • ネタバレあり
    折角面白いのに
    ストーリーが中途半端で終わっていて残念。これからってところで終わってしまっています。折角ヒロインが過去のしがらみから解放されたっぽいのにぶちっと終わってしまってます。内容的に2巻くらいにまとめた方が良かったのではないかあ。
    内容が面白かっただけに残念でした。
    ヒロインの強さがとても良かったので最後までちゃんと見たかったです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月08日
  • 作家買いです。
    井上佐藤さんの作品は読むたび大好きになります。見せ場を盛り上げる為の過程、見せ場の盛り上げ方が素晴らしい。中でも今回の作品は格別。ストーリーの構成、迫力半端ないです。社交ダンス漫画の中にじわーっとBLが滲み出てくる感じが堪らなく期待感を膨らませられて読みごたえのある作品。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年04月08日
  • 連続する猟奇殺人と犯人を追う刑事、しかし刑事の身内が狙われて……。ブラピ主演の映画『セブン』を彷彿とさせるサスペンス作品。いやぁこれはうまいです。特に2巻終わりから3巻にかけての、「読み手を緊張させるストーリー運び」は絶妙です。推理小説を読んでいて、ついつい先の方のページをめくりたくなってしまうようなあの感じ、久しぶりにマンガで感じました。読み手の「嫌な予想」をこれでもかと煽って煽ってくるのがたまりません。読んでるほうとしては「まさか…まさか…それは勘弁…でも…」と、もうとにかく先が気になって仕方なくなるんですよ。全3巻と短いですがきれいにまとまっており、読み終えた後は思わず唸ってしまいました。2巻と3巻に収録されている短編も良かったし、個人的に今後注目したい作家です。
    • 参考になった 7
    投稿日:2014年04月08日
  • 素晴らしい作品でした
    とても感動しました。本当に素敵な純愛の物語で涙がでました。イラストの日高ショーコさんも大好きなので、この二人のイメージがとてもマッチしていました。
    感動の作品ありがとうございました。
    • 参考になった 9
    投稿日:2014年04月06日
  • ☆5つじゃ足りません
    とにかく読んで欲しいですほんと。このひとこと
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年04月05日
  • ちょっとお高めだけど
    読む価値ありだと思います。値段で悩んでいましたが他サイトなどのレビューを読んで決めました。ストーリーは王道ながら登場人物達の魅力に惚れます!読み終わったあとの満足感ではこの価格は気になりませんでした。安くて中身の無いものを読むより断然いい。欲を言えばバディスとエルヴェの絡みがもっと見たいというか続編でて欲しいという期待を込めて☆4つ
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年04月05日
  • 匿名希望
    リアルな虎男描写がスゴイ!
    耳だけ・鼻先だけケモノ、な獣人には納得いかない!
    というコアなケモナーには超オススメ。
    (グインや鉄拳キングが好きな人はかなり楽しめるはず。)

    はっきりとした性描写もあるが、ボリュームは少なめ。
    その分、虎の日向さんとアカル君の心理描写ががっつり描かれていて楽しめる。
    BL好きかどうかに関係無く、男性獣人が好きなすべての人に読んで貰いたい。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年04月05日
  • 匿名希望
    面白くない
    内容もありきたりで、結末が読めた。話に全く引き込まれなかった。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ほのぼの。
    エッチシーンはそんなに…というかほぼなくて、ゆっくりと話が進んで行きます。ほのぼの。でも、きゅんとくるお話でした。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    濃厚!
    私的にはエッチシーンが濃厚だったと思います。話もまとまっててよかったです。短編の水着ショタのお話が好きです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    M心をくすぐられるような。
    Sなキャラが多く、エッチシーンも結構あってドキドキしっぱなしでした。盛大に萌えさせて頂きました。笑
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    とにかくかわいい…!
    王子君が可愛すぎて辛かったです。
    短編は、急ぎ足な部分もありましたが一つ一つが面白くてハズレがありませんでした。
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    よかったです!
    最初はコミカルエッチなお話が多いのですが、最後の短編で泣いてしまいました。涙腺が弱かった事に気づかされました…笑
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年04月04日
  • 新緑の香るフレッシュなシーズンです。新社会人は希望や夢に胸を膨らませていることでしょう。最近は「リケジョ」なんて言葉があるくらい、理系の職種に注目が集まっているようです。元エンジニア・見ル野栄司の代表作『シブすぎ技術に男泣き!』は世界的な研究者や大企業の開発者ではなく、中小企業の技術者たちにスポットをあてた漫画です。タイトル通りちょっと地味ですが、ものづくり日本を縁の下から支えてきた人々が描かれた漫画なのです。例えば、巨大な医療用のモーターをバール2本で操る技術者の話などはまさに職人そのもの。登場する人々の仕事に対しての姿勢は、どの職種にも通用しそうなプロの流儀が貫かれているので、新社会人もベテランの人もぜひご覧ください。イーブックジャパンから生まれた『工場虫』(見ル野栄司)と合わせてどうぞ!!(2014/4/4)
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月04日
  •  4月、桜の開花とともに約80万人の若者が社会人の仲間入りをしました。彼ら、彼女たちにぜひ手にとっていただきたい“社会人1年生のためのビジネス教科書”があります。駿台予備校で東大コースを中心に世界史を教えている茂木誠講師が2014年1月に出版、版を重ねて電子書籍にもなった『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社刊)です。カリスマ講師として受験テキストを数冊出版している著者がなぜ、経済についての一般書を書いたのか。その狙いについて著者は本書冒頭にこう書いています。〈私は予備校で、高校生や高卒生に「世界史」を教えています。模試ではそこそこの成績をとる学生に、たとえばこういう質問をしても、ほとんど答えられません。「デフレって説明できる?」「TPPって何?」「プラザ合意って何?」「どうして消費税を上げるの?」「サブプライムローンって知ってる?」 「デフレ」「TPP」といった言葉は、ニュースや新聞によく出てきますが、学校ではほとんど教えられていないようです。ネアンデルタール人や縄文時代について学ぶのもよいのですが、現代を生きる若者にとって、最低限必要な「教養としての経済学」が欠けていると感じます。こうやって、「経済のことをよく知らないまま大人になってしまった方」や「今さら聞けなくて困っている方」が、実はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?政治や社会に関するニュースと比較したときに、「経済ニュース」は非常に多くの予備知識──教養としての経済学を必要とします。たとえば、次のような新聞記事。“環太平洋経済連携協定(TPP)の米国との交渉で日本は関税をなくす品目の割合を示す自由化率を初めて90%台に乗せた。関税をなくしたことのない農産品や水産品なども一部は撤廃の対象に含めた。米国の求めに応える姿勢を見せて連携する狙いがある。だが、米国は日本を上回る自由化率案を示しており、妥結まで課題はなお山積している。”(『日本経済新聞』朝刊 2013年10月4日)なんとなくではありますが、「日本とアメリカの交渉は難航している」ということがわかります。しかし、この記事の真意を理解するには、「そもそも、TPPとは何なのか?」「日本は、農産品や水産品の関税をなくしたことがないのか?」「なぜアメリカは、日本に自由化を迫っているのか?」こうした知識が欠かせません。本書は、経済をより深く理解するために、歴史、つまり「物事の成り立ちから学ぶ」というアプローチをとったものです〉若い世代と直に接していて、彼らが「教養としての経済学」をあまりにも見つけていない、知らないことを痛感させられたことが、執筆のきっかけとなったというのです。そして出版から3か月がたった今もなお、本書がビジネス書の売れ行きランキングに顔を出していることからも、著者の狙いが読者の支持を得ていることがうかがえます。実際――「デフレ」をきちんと言葉で説明できる人がどれだけいるでしょうか。「TPP」を説明できますか?「プラザ合意」「サブプライムローン」をご存知ですか?もし即答できなければ、すぐに本書を読んでみてください。“社会人1年生のためのビジネス教科書”と先述しましたが、本書を手にとってほしいのは、会社員(OL)1年生だけではありません。「教養としての経済学」を十分に身につけずに社会の第一線に出てきてしまった多くの人たちにこそ、目を通してほしい必携ビジネス書といっても過言ではありません。経済用語、新語を並べてその意味内容を解説した書籍はそれこそ本屋さんの就活コーナーにいけば選ぶのが困るくらいに並んでいます。本書がそれら数多(あまた)の就活本と異なっているのは、世界史というストーリーのなかに経済の用語や時事的な問題・現象を位置づけ、その文脈の中で理解しようという姿勢で貫かれている点です。そこから丸暗記型の用語解説本からは得られない教養としての経済学が身についていくはず――著者はそう考えているようです。本書は現在の世界と日本経済が直面する問題別に「第1章 お金(1) 円・ドル・ユーロの成り立ち」「第2章 お金(2) 世界経済と国際通貨」「第3章 貿易 経済の自由化」「第4章 金融 投資とバブル」「第5章 財政 国家とお金」の5つの章に分けられ、各章はテーマごとに短くコンパクトながら歴史上の出来事と比較検討する解説でまとめられています。テーマはNo.1からNo.44までありますが、いずれも現在の日本や世界の経済が直面する課題や現象が取り上げられていて、著者が意図する入門書としてよく練られていると思います。たとえば今最も気がかりな経済テーマである「アベノミクス」については、見出しを「No.43 アベノミクスの世界史的意味」とした上で、著者はこう説明しています。〈「自民党をぶっ壊す!」と叫んだ小泉首相は、党内での権力闘争に勝利するため緊縮財政に転じ、田中派の権力基盤だった道路公団と郵政省の民営化を断行します。バブル崩壊後の日本で、橋本(引用者注:橋本龍太郎元首相)や小泉が公共事業削減などの新自由主義を採用したことは、デフレを長期化させました。病人がダイエットをするようなものです。何が正しいかは、状況によって変わるのです。リーマン・ショック以降、欧米諸国も長期のデフレに苦しみますが、デフレ下の新自由主義が逆効果になることを、「失われた20年」の日本が証明したわけです。2012年、「デフレ脱却」を掲げて政権を奪回した第2次安倍政権は、金融緩和と財政出動を同時に行なうケインズ主義的な経済政策――アベノミクスを打ち出しました。個人の経済活動の自由を最高の価値とする新自由主義は、欧米では「右派」と見なされます。一方、大きな政府が財政出動によって経済を活性化するケインズ主義は「左派」です。安倍内閣は経済政策的には左派政権ということになります。長い視野で考えれば、(1) 19世紀の古典的自由主義(古典派経済学) (2)1930年代、世界恐慌に始まるケインズ主義 (3)1980年代、ケインズ主義の限界から新自由主義(レーガノミクス) (4)2010年代、世界金融恐慌に始まる新ケインズ主義(アベノミクス) 日本で始まった実験の行方に、世界が注目しています〉アベノミクスについてはその実現性や景気へのプラスマイナスの議論にばかり目が奪われていましたが、経済政策の歴史的変遷の中にアベノミクスを置いてみると、その本質がより鮮明に浮かび上がってくるようです。うれしいことに、本書では経済学の専門的な用語はあまりでてきません。出てくる場合には平易な言葉で説明がついています。その意味で、経済学の本を初めて手に取る人も、改めて経済学を学び直そうという人にも、格好な入門書といっていいでしょう。ましてや、社会人1年生にとってはスマホに1冊の必携本です。(2014/4/4)
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    投稿日:2014年04月04日
  • すっきりと読める本ではないのですが、後味も悪目なのですが、私はすごい本だなぁと思いましたので紹介したいと思います。中学生2年生14歳の少女ひばり。今振り返ると一番この時期がその後の人格に影響が出やすい時だなぁと思います。彼女は年齢の割に肉感的な外見で、自分はそんなつもりない一人のまだまだ未完成な少女なのですが、どうしても周りの大人からそのような…目で見られてしまいます。お母さんの感情も今となってはわからないでもないですが、でも、そこは「母」を強く出して欲しかった…と思ってしまいます。身体と心のバランスがまだ取れない14歳だからこそ、難しいけどもっとなんというか全面的に守って欲しい!というか。ヤマシタトモコさんは彼女を囲む様々な人間の感情を本当に丁寧に意地悪く描いているなと思いました。ちょっと毒がある作品ですが、何かまた考えが見方が変わる作品の一つだと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月04日
  • 匿名希望
    おもしろい
    キャラが際立っているのと、くだらない日常にエッセンスが混じりこまれていて、引き込まれる。
    最後の方のラストスパートがとてつもなく読み応えのある、後味のよいものになってます。ぜひ一読を♪
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月02日
  • 匿名希望
    一番好きな一作
    私が初めてBLに興味が出た作品です。

    表紙買いした為、BL作品だと思わずに購入してしまいましたが
    ノーマルだった私でも抵抗なく読むことができ、こちらの世界に引き込まれてしまいました。


    微天然(ノンケ)×ツンデレ で、ジャンルは甘々だと思います。

    ストーリー重視でエロ表現はあまりないですが
    Hシーンは本当綺麗で表情も良く、こちらもドキドキしてしまいました。

    2人のお互いが好きな気持ちが、とても伝わってきます。


    1巻は2人が出会ってから付き合うまでのお話。
    なのでまとめて購入すると、物足りなくないかもしれません。

    買って後悔はしていません。大満足です。
    • 参考になった 10
    投稿日:2014年04月01日
  • なんなんですかね。なんか読んでしまうんですよね。長尾謙一郎作品って実際意味がよくわからないところあるじゃないですか。連載中は完全に迷子です。ただそれがコミックとしてまとまると、ぼんやり全体像が見えてくる。点と点がつながって線になる感じでしょうか。そして完結すると、その線が形になりはするんですが、それでもやっぱりぼんやりとした感じでしかとらえることができない不思議な作品がいっぱいあります。そしてそんな作品の魅力に取りつかれた人間の一人として、今後もこのぼんやり感と向き合っていくということは、私自身の望むところであり、思い出したように読み返しては、やっぱりぼんやりしていて、それがとても心地いいんですね。っていうか、そういう意味では変態なんだと思うんですよね、私自身。つまりリトマス試験紙みたいなものなんですよ、長尾謙一郎氏の作品は。実家の『おしゃれ手帖』、キラッキラ輝いてますもん。ナンセンスが一周しかけてやっぱりナンセンスな、トルクの強い物語。まだお読みでないという方はこの機会にぜひ、お手に取っていただければと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年04月01日
  •  僕は高校生入学直後に『ピンポン』を読んで、すぐさま卓球部に入りました。「読めば卓球をプレイしたくなる」というタイプの物語ではないのですが、この作品の圧倒的な画力と悲哀に突き動かされて思わず入部してしまったのです。主人公のひとり、月本と同じ 粒高のラバーまで用意したのに、中学生に負けてしまったのもいい思い出です…。
     そういえば、『ピンポン』が『マインド・ゲーム』『ケモノヅメ』の湯浅監督によってアニメ化されます。『ピンポン』も湯浅監督作品もファンである私ですは大変期待しておるわけです。基本的には、漫画のアニメ化には期待をもたないようにしているのですが、今回ばかりはワケが違う。PVを見ただけでも大興奮でございます。
     『ピンポン』という作品を、一言でいえば、キラ星のような天才と、天才を妬み、憧れる人びとの物語です。このキラ星のような天才が主人公である星野(ペコ)。卓球に絶対の自信を持つペコは、友人である月本(スマイル)の才能の開花を目の当たりにし、卓球から逃げてしまいます。けれど、逃げても苛立ちはつのるばかり。また一から卓球を志しスマイルが待ち望むヒーローとして復活するという、英雄復活の物語がメインストーリー。
     私は、月本とペコ、二人の対照的な天才を見守る、普通の人びとに強い愛着を感じます。
     上海ジュニアから脱落して卓球後進国・日本にこなければいけないことを呪う孔文革(チャイナ)。インターハイ二年連覇をしながらも、周囲の期待や、同じレベルで競えない同輩に苛立ちをもち、月本の才能を求める風間(ドラゴン)。若いころに怪我で引退した卓球選手で、月本に執着する老顧問・小泉(バタフライジョー)。
     どこか影をもち、自分を変えてくれるヒーローを待ち望んでいる登場人物の中でもとくに僕が愛してやまないのが佐久間(アクマ)。ペコとスマイルの幼なじみの彼には卓球のセンスはありません。しかし、不断の努力でインターハイチャンピオンの風間と海王学園に入学し、レギュラーをつかみます。不器用な努力を重ね、星野を降すまで成長しますが、それでも尊敬する風間はスマイルにしか興味をもちません。佐久間は禁じられている対外試合を月本に挑むのですが……。月本にボロ負けした佐久間は叫びます「どうしてお前なんだよっ!? 一体どうしてっ!! 俺は努力したよっ!! おまえの10倍、いや100倍 1000倍」。それに対して月本はポツリと一言「それはアクマに卓球の才能がないからだよ。」
     佐久間は卓球を捨てます。そして、道を諦めた後にも人生は続くことを佐久間は登場人物の誰よりも早く知ります。そんな彼だからこそ、卓球から逃げた星野の復活を促すシーン、大きなプレッシャーから試合前にトイレにこもる風間と話すシーンは本作でも屈指の輝きを放つのです。何度読んでも感動が止まらない。アニメを見る前にまずは漫画を!
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年03月28日
  • 銀行員経験をもつ池井戸潤による女子行員をヒロインとする『不祥事』と『銀行総務特命』の2作品がテレビドラマ「花咲舞が黙っていない」放送開始(4月16日)を前にして話題となっています。ドラマでは杏が演ずる主人公の花咲舞。正義感にあふれる、まっすぐなキャラクターは半沢直樹を彷彿とさせます(もう一つの原作『銀行総務特命』にはもう一人別の女子行員、唐木怜が登場しています。ちなみに執筆開始は『銀行総務特命』が少し早いので、唐木怜が先に誕生したことになります)。いずれにしてもヒロインの花咲舞が不祥事に立ち向かい、その背後に見え隠れするトップを目指す真藤執行役員兼企画部長とその取り巻きの思惑や策略を打ち砕いていくストーリーは痛快そのもの。銀行(組織)内の人間模様もきっちり書き込まれていて、『不祥事』は収録8話を短編として愉しむこともできるし、ヒロイン花咲舞と上司の相馬健のコンビが将来の頭取候補・真藤一派と銀行の有り様をめぐってぶつかり合う長編物語としてじっくり読んでいくことでさらに深く味わうこともできるようになっています。花咲舞は唐突に相馬の前に現れます。この“出会い”の場面で読者はあっという間に物語に引きずり込まれていきます。相馬健が事務部事務管理グループ調査役として本店に異動して2か月。部長の辛島伸二朗(からしましんじろう)に呼ばれた相馬が部長室に入った場面。第1話「激戦区」より引用します。〈「・・・最近の支店動向を見てみると業務の習熟度が低い行員が増えたせいか事務ミスが目立つ。そこで提案なんだが、できれば臨店指導で女子行員たちの意見をもっときき出せる体制をつくってはどうかと思うのだが」「ああ、それはいいお考えだと思います」心から相馬はいった。「私が本部調査役として臨店すると、支店の行員はやはりどこか警戒するというか、うち解けて話してくれないことがあります。本音をきき出すいい方法はないかと私も考えていました」我が意を得たり。辛島は相馬の反応にうれしそうな顔をした。「そうか。君のことだからたぶんそういってくれると思ったよ。どうだろう、君にひとり部下をつけるから、しばらく二人で担当してみては」「私に部下、ですか」相馬はぱっと顔を輝かせた。いま、相馬には部下はいない。代々木支店で二人の部下はいたものの、そのうちのひとりはひどいはねっ返りで上司を上司とも思わない女子行員だった。ふと、思い出したくもない名前を相馬は思い出し、顔をしかめる。狂咲(くるいざき)──いや花咲舞(はなさきまい)。あいつには随分とひやひやさせられた。転勤してこの二ヵ月、なんと心休まる銀行員生活であることか。「ありがとうございます」心から相馬がいうと、満足したらしい辛島は大きくうなずき、「実はもう人選を済ませて正式な辞令を出してある。支店で三日間引き継ぎをしてもらった後に当部へ来てもらうが、その前に挨拶に来てくれたので君に引き合わせようと思ってね」辛島の言葉が終わらないうちに、背後のドアが二度ノックされ、部長秘書が顔を出した。「ああ、来た来た。どうぞ入ってくれるようにいってくれ」どんな部下だろう。相馬は期待に胸を膨らませた。「こちらが相馬調査役だ。相馬くん、紹介しよう」相馬は、油断するとゆるみそうになる頬を引き締めた。立ち上がって、斜め後ろに慎ましく立っている人物を振り向く。「相馬で──あっ!」相馬は叫んだ。「く、狂咲! なんでお前が──!」(中略)唖然(あぜん)として言葉もない相馬に、舞がにっこりと微笑む。「ふつつかものですが、よろしくお願いします」〉花咲舞は20代半ばですが、窓口業務のテラーとして評価されて、臨店指導を業務とする事務部に異動してきました。上司としてコンビを組む相馬とは代々木支店で部下上司の関係にあって、理不尽なことや横暴に妥協することなく、まっすぐな行動にでる花咲を相馬は「狂咲」と呼んで、苦手としていました。その二人がコンビを組んで初めて臨店指導に入ったのは自由が丘支店。競合他行が立ち並ぶ激戦区ですが、舞たちの東京第一銀行自由が丘支店では3000万円の誤払いが発生するなどトラブルが多発。業績面でも競合と比べて旗色が悪い。そこに事務指導に入った花咲舞は、ベテランの女子行員が次々に辞めていっていることに気がつきます。そして、ただ一人残ったベテラン女子行員は3000万円誤払いの責任を問われている・・・・・・。自由が丘支店の中西課長と花咲舞がトラブル多発の背景をめぐってぶつかります。〈「ベテラン、ベテランって、大きな顔をしてるけど、それほど大した事務レベルにあったわけじゃない。余計なコストがかかるだけだ」ふと、いい過ぎたと思ったか中西は口を閉じた。「コスト」という言葉が、舞の胸の中へ重く沈んでいった。「女子行員はコストですか」中西は、その言葉を自分への挑戦とでもとったか、敵意を滲ませた。「コスト? 当たり前でしょ。あなただってそう。私だってそうだ。経営とはときに冷徹なものさ。あんたにはわからないだろうがね」利いたふうな口ぶりだが、そういうあんたはわかっているのかと、問い返したい衝動に駆られる。「なるほど。よくわかりました」だが、舞は立ち上がり自分を睨み付けている相手を残してさっさとその小部屋を後にした。いま、この男と議論しても始まらない〉ベテラン女子行員を「コスト」として位置づけて、過大な目標を課していじめ抜き退職に追い込んでいったのは現場の課長ですが、そうした支店経営の背景には将来の頭取候補といわれている執行役員・真藤とその取り巻きたちの存在があり、その真藤一派こそ相馬・花咲舞コンビの真の敵であり、臨店指導はその一派との代理戦争と化していきます。臨店指導を迎え撃とうとする真藤一派のこざかしい支店長や支店幹部を花咲舞が粉砕していくわけですが、そこから半沢直樹でもおなじみのカタルシス――これぞ池井戸小説を読む愉しさです――がもたらされます。そして池井戸潤は、読者のカタルシスを100%どころか200%に沸騰させる男を一人、用意しています。新宿支店勤務の入行3年目。大手百貨店オーナーの御曹司・伊丹清一郎です。〈伊丹の頬が鳴り、言葉は途中で途切れた。「ふざけんじゃないわよ!」狂咲の怒りが爆発した瞬間だった。「あんたの稟議一つで、一つの会社が倒産し、何人もの従業員が職を失うのよ。住宅ローンを抱え、家族の生活を支えている人たちの幸せな生活が奪われるのよ。それがどういうことか、あんたにはわかっているの? あんたみたいな勘違いした銀行員がいるから、世の中の人から銀行が誤解されるのよ。目を覚ましなさい!」〉(第3話『腐魚』より)伊丹清一郎は、個人的恨みから担当企業社長の融資依頼を放置して手形決済日になっても稟議をあげずにいました。午後3時を回って5000万円を街金で工面した社長が銀行に駆け込んできたところに御曹司行員が素知らぬ顔で外出から帰ってきました。その瞬間、花咲舞が怒りを爆発させたというわけです。じつはこの伊丹清一郎、長編物語としてみた場合、最後の最後(表題作『不祥事』)に決定的な形で再登場してきます。読者のカタルシス沸騰のラストシーンをぜひ本書でお読み下さい。(2014/3/28)
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年03月28日