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7076~7100件/11039件 を表示

  • 匿名希望
    素晴らしい
    素晴らしいので ぜひ読むことをお勧めします
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年07月30日
  • 匿名希望
    オチもきちんとした良作!
    2巻という短さですが、うまくまとまっていて楽しく読めます。

    異性の好きな人が不等号で見えてしまう、さっこちゃんの恋のお話。

    最後のオチもきちんとしていて、ほんわかした恋愛漫画を読みたい人におすすめです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年07月30日
  • 匿名希望
    面白いので、おすすめ!
    主人公が在外公館員として成長していくストーリーです。
    主人公以外の登場人物も魅力的で、もっとこの人にスポットをあてた話も読みたかったなぁと思わせてくれます。途中、主人公以外の登場人物にスポットをあてた話もあり、全7巻があっという間です。

    読み終えたら、海外に行きたくなるし、仕事頑張ろうと思える一冊です。
    続編を期待します!
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年07月30日
  • 匿名希望
    面白い
    主人公が独特で、それに翻弄されるイケメン医師っていうのも悪くない。
    あと空気感?が好きかも。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年07月29日
  • 匿名希望
    淡々と
    淡々と面白かったです。

    妖精さん人間っぽい。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年07月29日
  • 匿名希望
    絵が綺麗
    男も女も片っ端から抱いていく博愛主義者の美形色男アダムが、超堅物法学者のジョエルに初恋をした!2人の恋の攻防はいかに?
    ファンタジーなのですが、なんと言っても舞台がいい。男がレースやリボンのついた服を着ているのが素晴らしい。ジョエルみたいな痩せぎすのヒゲ男が繊細なレースたっぷりの服を着ているのが最高に萌え。憂いがあってどことなくエロい。ドタバタコメディベースで進みつつ政治の問題なども出てきて単調なラブコメになってないのも良い。あとキス以上に進まないメインカプの他に、他国の王様と従者のカプも出てきます。こちらはやることやってますが立場上気持ちのすれ違いもあるよう…。
    扉絵でジョエルが食べたリンゴを次話の扉絵でアダムが食べてるところは、イブにそそのかされて知恵の実を食べたアダムへのオマージュでしょうか。どっちかと言うとアダムにそそのかされて未知の扉を開くことになるのはジョエルな気がしますが…。
    • 参考になった 14
    投稿日:2015年07月29日
  • 匿名希望
    海外出張でも読める
    一歩が無いのは残念ですが長期海外出張中でもマガジンが読めるメリットは大きいです。
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年07月29日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    うーん…こういうものなのかな
    懐かしさ半分で購入したが、最後まで読むのがキツかった。沙樹と日野君が好きなのでなんとか2人のおかげで読了。
    大人になって読むと、香澄ちゃんが嫌な女の子すぎて驚きました。ポエム爆裂だし“私には星のかけらがある”という陶酔がすごいし、真理子には上から目線だし、かなり苦手な女子でした。

    本当に真理子のこと友だちと思ってるの?と疑問だった。もっと言えば、作者は真理子タイプの女の子が嫌いなの?とまで勘繰ってしまった。
    告白しないからいいよね許してねと自分勝手に免罪符作って、ガンガン久住君と躊躇いなく仲良くなって真理子には一切秘密。ごめんねと言う割には嘘をついている罪悪感や打ち明けるか葛藤することもなく、真理子に打ち明ける選択肢自体がないような行動。正直、不誠実すぎて友だちには絶対なりたくないです。

    さらに卒業式での真理子からの質問にも嘘をつくわ、逆ギレするわ(理解不能)でドン引きでした。でもなぜか真理子や沙樹の方が悪い雰囲気の描かれ方で、作者にもちょっと引いてしまいました(卒業式の一件は完全に香澄の逆ギレと思うのだが)。
    しかも今まで告白しないからいいよねと言っていたわりに、卒業式の一件後「自分から壊してしまった恋」と言っていて成就させる気満々だったんじゃ?と疑問。散々傷つけた挙句に、私は振られたから告白しなよと薦めた時にはさらにドン引きしました。

    最初から最後まで真理子は香澄と久住君に振り回されまくってて不憫でした(日野君に対する所業は香澄&久住に比べれば全然可愛い部類だし1回だけのこと)。
    とくに卒業後は可哀想でした。しかし、なぜか「香澄ちゃんは健気でとっても良い子」という描かれ方で理解に苦しみました。真理子の方がよほど健気だし正直で素直なんじゃ…?香澄ちゃんみたいな子正直怖いです…。

    最後に真理子に謝罪するシーンでは、即「香澄ちゃんはどうしてそんなすごいの?」みたいな流れになり、「・・・はい?」と口が開いてしまった。そんな立派かな?と。そういう思春期の身勝手さや未熟さまで描いた物語なのかもしれないけど、最後まで香澄に対して「友情<恋愛」な印象が拭えず友人関係が上辺だけに感じてしまい感動できなかった。日野君が良い人で癒されたのと、素直になれない沙樹が可愛かったのが個人的には一番良かったかな。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年07月28日
  • ジンジャーエール
    思っていたのと、違った。でも、それで良かった。
    自分の為、親の為、世間体のために『普通でいること』を選んだけれど突き通せず、すべてから逃げ出したゲイの小説家と天涯孤独な青年の話。自分を肯定できるのは自分なのだと気づくことから幸せが繋がる。甘くて爽やかなサイダーでは、ない。少し辛味のあるジンジャーエールの爽やかさが、感じられた。
    • 参考になった 12
    投稿日:2015年07月28日
  • 匿名希望
    いまいちでした
    自転車のコミックエッセイで200km以上走ると言われたら
    いろんなドラマを期待すると思うのですが、特に面白い話はありませんでした。
    「つらい~帰りたい~」という気持ちだけは伝わってきましたが…。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年07月28日
  • はらだ作品で一番可愛いモモ
    エロが濃くてマニアック。そしてキャラが立っていて、感情移入しちゃうようなストーリーと演出。普通のエロBLに飽きた方にオススメです。獣セック◯、拘束プレ◯、輪◯、甘々。
    私は昔の飼い主の事も嫌いになれません。そして最後まで読んで再び一話目を読むと、ちょっとホッコリした気分になります。
    ストーリーの生々しさが余計にエロさを倍増させています。
    • 参考になった 11
    投稿日:2015年07月28日
  • 正統派エロ本
    エロメインの、甘いの有、集団レイ◯有な一冊です。
    表紙のようにメインカプが獣のようなHをするわけではなかったので、少し騙された感があります。
    話が盛り上がったらとにかくHシーンに移ります。ストーリーは軽めなので、濡れ場たっぷりのエロ本が欲しい!という方にはオススメです。
    続きモノ6話と、短編2作品が収録されています。
    • 参考になった 12
    投稿日:2015年07月28日
  • シャルトル公爵の愉しみに収録済み
    名香智子さんの作品が面白いと思ってあれこれまとめ買いしたのですが、この本は、「シャルトル侯爵の愉しみ」に収録済みの作品でした。登場人物は同じような感じはうけてはおりましたが、続編とか番外編なのかと思っていました。確認しなかった方が悪かったと言われたらそれまでですが、思いっきりダブっていてガックリです。作品解説のところにその辺のことを詳しく書いてほしいと思います。「エメラルドは気取り屋」も同じく。
    作品自体はとても面白いものなので★1つではもちろんないのですが、とにかくショックをうけているところです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年07月27日
  • ふわっと系片恋もの
    同級生のノンケに恋して、一年に一度だけデートしてもらうところから、じわじわ気持ちが通じていくまでの距離感が良かったです。
    絵柄が柔らかく綺麗なこともあるかもしれませんが、片恋ものではあるものの読んでて涙したりぎゅーっと心が詰まるような感じはそこまでありませんでした。
    でも、最初ノンケだった颯側からの気持ちを描いた回もあったのが[片恋→両想い]をより印象づけたような気がします。
    作者買いになるにはちょっと足りない気もしますが、今後の作品に期待したいです。
    • 参考になった 11
    投稿日:2015年07月26日
  • エロ重視な作品
    立ち読みが無く、でも絵が綺麗そうだったので購入しました。
    内容としてはよくある、真面目一途イケメン✖️ビッチ系ヘタレ男子のお話で、辛いことはありつつ最後には…という感じです。
    ただ全体的に心理描写や展開のしかたが浅い感じがして、いまいち登場人物の心情に入り込めませんでした。
    個人的にストーリーに入り込めないと、エロシーンの効果も半減してしまうタイプなので今回は★ 2にしました。
    正直読み返しはない作品なので、レンタルでいいかなーと感じました。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年07月26日
  • 匿名希望
    若い人には面白いのかな
    レビューを読んで良さそうなので5巻購入して読みましたが、面白さがよく分かりませんでした。かなりがっかり…。続きは購入しません。
    • 参考になった 7
    投稿日:2015年07月24日
  • 匿名希望
    常識がない
    電車乗るのに他人の定期券かりてとか貧乏以前の問題

    貧乏生活マニュアルとしてなら読む価値なし
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年07月24日
  • 獅子座と乙女座
    ゲイの入口に立つ高校生とノンケの社会人の話。自分を受け入れてくれる存在を得て、ありのままでいられる幸せにひたる。素朴さの伝わる絵柄で少女漫画のような雰囲気が流れている今作品。心地好い優しさを感じられる作家さんだと思う。
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年07月24日
  • 匿名希望
    投稿系が好きなら
    『淫猥でむせ返るような匂いが充満してくる短編集』と紹介されていたので見てみましたが、女性の絵が肉感的できれいなのに驚きました。いうなれば肉食系エロじゃないでしょうか。値段が高いので少し躊躇しますが、内容には満足かな。
    • 参考になった 9
    投稿日:2015年07月24日
  • 色男の初恋
    老若男女を虜にしてしまうほどの色男が超堅物男に初めての恋をしてしまった話。洋風な設定、金髪の博愛主義の色男、黒髪の超堅物男。テンポの良い会話と程好い事件が起こるなか、付かず離れずのふたりの距離…。恋って、切ない。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年07月24日
  •  時は幕末、ペリー率いる黒船が浦賀沖に現れ、大老・井伊直弼が水戸浪士によって討たれた桜田門外の変が起きるなど、江戸の太平が終わり日本の歴史が大きく変わろうとしていた。
     騒然とした中で迎えた文久元年(1861年)の年の瀬――12月3日に西美濃(現在の岐阜県)に位置する田名部郡(たなぶごおり、架空地名)を出て、木曽路の妻篭宿(つまごしゅく)、野尻、天下四関の福島関所、奈良井宿、塩尻、下諏訪、沓掛、軽井沢、安中、深谷、桶川を経て12月14日に江戸入り――断崖絶壁の山道、峠越えの難所が連なる厳寒の中山道を12日で踏破しようという参勤行列を差配するのは、急死した父・小野寺弥九郎の跡を継いで算(かぞ)え19の若さで道中御供頭の大役に就いた小野寺一路。
     小野寺家は代々、西美濃田名部郡を領分とする交代寄合(こうたいよりあい)といわれる旗本・蒔坂(まいさか)家の道中御供頭を務めてきた家柄。御殿様である蒔坂左京大夫(さきょうのだいぶ)は、知行7千500石と万石格の大名ではないものの立場は大名並み。一般の旗本が若年寄支配に属するのに対し、交代寄合は大名と同じく老中支配とされており、江戸にあって登城する際にも大名に伍して帝鑑間(ていかんのま)や柳間(やなぎのま)に詰める、幕府直臣中の別格で、参勤の義務も負っています。
     別格扱いの交代寄合であることが、本書『一路』(上・下、浅田次郎著、中公文庫)で綴られる道中物語のもととなっているのですが、浅田次郎はその別格ぶりを次のように描いています。

    〈蒔坂家の江戸屋敷がある本所界隈では、その戯れ歌を知らぬ者はない。
    「吉良の殿さま 蒔坂さまは
     お供なくとも加州よりえらい
     松のお廊下しずしず渡れ
     ご無礼あれば お腹もの」 
     人を見た目で判断してはならぬ、という訓(おし)えであろうか。子供らに貴賎の別はないのだから、仲良く遊べという意味かもしれぬ。
     言うまでもなく「吉良の殿さま」とは、赤穂騒動の吉良上野介のことである。すっかり悪役にされてしまったが、かつては本所松坂町に屋敷のあった吉良上野介を、近在の人々は戯れ歌に托して身びいきをした。
     その吉良家はよく知られる通り、朝廷と幕府の間の礼式を司る高家の筆頭で、やはり旗本の中では別格である。小さな大名など歯牙にもかけぬという気位の高さが、松の廊下の刃傷沙汰を招いた。
     戯れ歌とはいえ、吉良上野介と蒔坂左京大夫が並び称されるというのは、まことに的を射ている。高家と交代寄合はその出自も格式もよく似ており、加賀百万石より偉いというのはいささか言いすぎにしても、それぞれの筆頭格たる両家が大名よりも権高であることにまちがいはなかった。
     騒動の末に吉良家は断絶となったのだが、今は昔の元禄の時分から、蒔坂家は同様の格式を矜っていたのである。
     しかしそうした格式も、二百五十余年の長きにわたれば災いとなる。たかだか七千五百石の知行で百人の家来を養い続け、あまつさえ隔年に参勤交代の行列を仕立て続けたのでは、返すあてのない借金が膨らむばかりであった。
     要するに蒔坂家には、金がない。〉

     江戸で生まれて、江戸で育った小野寺一路。国元にあった父が不慮の失火によって焼死し、屋敷も焼亡したため、国元に急ぎ戻り家督を相続することとなった。本来ならば、家禄召し上げとされてもやむを得ない不始末でしたが、参勤が差し迫っていたこともあって、父が務めてきた道中御供頭に任ぜられた次第です。しかし、家禄召し上げの危機は回避できたものの、それは仮の沙汰であって、参勤道中を無事差配できて初めて家名相続がかなうという厳しい条件つきです。
     父から参勤道中について何一つ聞いていない一路にとっては、絶望的な条件です。自分が腹を切らずに、家名が存続するなぞ、万にひとつもありえない・・・・・・。
    焼け跡に駆けつけた一路に、祖父の代から小野寺家に仕えてきた下男の与平が泣きじゃくりながら漆が爛れ落ちた文箱を差し出した。仏壇のあたりにあったという文箱から出てきたのは、虫食いだらけの、いかにも時代を経た小冊でした。

    〈家譜ではない。しかし飴色に変じた表紙の文字を読み取って、一路は目を疑った。
    「元和辛酉歳蒔坂左京大夫様行軍録」
     辛酉(かのととり)といえば、文久元年の今年と同じ干支(えと)である。さては大坂夏の陣に参戦した際の行軍録であろうかと思ったが、表紙を繰ってふたたびわが目を疑った。
     
     御供頭心得
    一、参勤交代之御行列ハ行軍也
     雖平時(へいじといえども) 戦備長長無怠可相務(いくさぞなえおさおさおこたりな くあいつとむるべし)
     御大将蒔坂左京大夫様
     御乗物御駕篭 但(ただし) 必ス御手馬御替馬二匹伴ヒ
     先達ハ東照権現様御賜之朱槍二筋
     軍役定メ御家来衆 五十徒士(かち)ヲ不下(くだらず)
     尚 殿軍ノ騎馬武者一騎
     御発駕期日厳守之事

     元和の昔といえば、家譜がないゆえ何代様かは知らぬが、将軍家が権現様以来十四代(じゅうしだい)を算えるのであるから、同じくらいの祖であろうかと思う。それはまさしく遥かなる祖の小野寺弥九郎が書き記した、参勤道中心得の一冊であった。おそらくは父も祖父も、この小冊を手本にして道中の御供頭を務めたのであろう。
    「かたじけのうござりまする」
     一路は行軍録を頭上に捧げ持って、昏(く)れなずむ御陣下の雪雲を見上げた。〉

    「参勤交代は戦場に馳せ参じる行軍だ」――200年を超えて小野寺家に受け継がれてきた行軍録にある通り、参勤交代の行列を古式にのっとった行軍に戻すことを決意した一路は、勘定役に賄料百両を申し出ます。勘定役から示された額は四十両でした。勘定役は亡き父の盟友、許婚の薫の父親です。

    〈「こいというたらこい。家内がせっかく誂えた二人前の弁当じゃ」
    「弁当などでごまかされませぬ。百両を賜りたい」
     勘定役は返す言葉のかわりに座敷を振り返った。そして乾いた唇を震わせて、しみじみと呟いた。
    「弥九郎に生き写しじゃ。居ずまい佇い、物言いから梃でも譲らぬ一徹まで、うりふたつじゃな」
     一年ごとに江戸と国元に住もうていた父を、知らぬ人はおるまい。しかし勘定役の顔には父をよく知る人の近しさがあるように思えた。
    「百両とは、また大きく出たものよ。五十徒士を揃えての行列とはわけがわからぬが、無策の御公辺を一喝するつもりとあらば、なかなか面白いではないか。弥九郎が達者なら、同じことを言い出したやもしれぬの」
    「して、いかがなされますのか」
    「人払いをさせておいて、わしのそばには寄りとうないか」
     一路は縁側ににじり寄った。膝前に並べられた重箱は、たしかに二人前である。それはほかの誰のためではなく、勘定役の奥方が一路のために誂えたような気がした。
    「まず通例の賄料として五十両。勘定方の裏金から三十両。わしの懐から二十両。つごう百両を渡す。弥九郎めはことごとに、おぬしを天下一の倅ではのうて、天下一の武士にしたいと言うておった。あやつとは竹馬の友じゃによって、ただの親馬鹿であったか、それとも本心であったか見定めてみたい」
     一路はかたずを呑んだ。(中略)
    「わしの申すことが信じられぬようじゃな」
    「はい。とうてい信じられませぬ」
    「ならば、おぬしをうつけ者というたわけを教えて進ぜよう」
    「承ります」
    「他人の屋敷の前で長々と頭(こうべ)を垂れ、あまつさえ童のごとく泣き出す馬鹿があるか。家内にまで貰い泣きをされたのでは、亭主のわしが命を張らぬわけにはゆくまい。この、うつけ者めが」
     一路は冴え返ったふるさとの空を見上げた。この国分様を晴れて岳父と呼べる日が、いつか来るのだろうか。〉

     前夜、薫を門前まで送ったときの様子を屋敷内にあって勘定役と妻はちゃんと見ていたのです。田名部郡に戻って以来、父の大罪ゆえか、自身を見る目の冷たさ、よそよそしさばかりを感じていた一路ですが、けっして孤立無援ではないことを知りました。

     命懸けの知ったかぶりで参勤道中の12日間を歩みきるしかないと覚悟していた一路は、遙かなる祖が遺していた行軍録を唯一の頼りとして江戸への参勤道中へ。待ち受けるは、中山道の難所、冬の荒天など自然との闘いだけではありません。行列の中にはお家乗っ取りを企む後見役・蒔坂将監(しょうげん)の意を受けたものも入り込んでいるようです。不手際があれば、ただちに家名断絶、許婚の薫をもらい受けることもかなわなくなります。
     初の道中御供頭の大役をつつがなく終えることができるのか。御殿様――蒔坂左京大夫は無事江戸入りを果たせるのか。自らの領分を、一人一人が力を尽くして守る。だから、「一生懸命」ではなく、「一所懸命」。一所懸命に生きる人を描く名手・浅田次郎による長編歴史小説の主人公、19歳の一路が決断を迫られる場面の一つ一つは、たとえば大プロジェクトを任された若手ビジネスマンが置かれた状況に重なり、読む者の琴線を刺激してきます。NHK・BSプレミアムで連続ドラマ化、7月31日放映開始です。(2015/7/24)
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年07月24日
  • 表紙の絵を見て、ピンとくる方も多いと思います。この『平安さん』は実写テレビ化でも話題となっている『食の軍師』の作画を担当する泉晴紀の作品。『食の軍師』の作者名は泉昌之となっていますが、これは原作者の久住昌之と作画の泉晴紀によるコンビ名義。タイトルに使われている主人公・平安さんのお話なのですが、この平安さんのゆくところ、名前とは裏腹に常に不穏な空気が漂い始めます。世の中の不正を許せないのが平安さんの性質らしく、気に入らないものに対しては妥協せず…のはずなのですが、最後まで貫き通すことが出来ずにいつもオチでずっこけてしまうというギャグ漫画。『食の軍師』の原型を思わせます。連載していた掲載誌が何度も変わったので、後半のテイストがアダルト寄りなのはご愛嬌。未単行本作品で、イーブックジャパンが初めて電子書籍化した作品です。(2015/7/24)
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年07月24日
  • 割を食ってしまう世代に贈る“新しい時代”の総合分析
    国の財政収支の悪化、景気回復が実感できないことなどにより、日本人の多くが国家や社会、日々の暮らしの先行きに不安を抱いているのではないだろうか。本書では、そんな時代の「不安」の本質を、今は「数千年に一度」の大きな歴史の転換点にあるという前提から解き明かしている。本文は、架空の湊川大学経済学部で数理経済学を専攻する内村教授による、唯一のゼミ生である御影絵玲奈への講義の形式で進められる。内村教授の口を通して語られるのは、人気マンガや音楽に題材を求めながら、世界史をひもとき、マクロ経済理論や世界システム論を駆使した、現代世界の総合分析である。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2015年07月24日
  • あらゆるバイアスから自由になり、一発で本質に切り込む思考法
    私たちは、大きな問題解決を迫られたときには、得てしてその問題に関する、これまで培ってきた知識や思考法を総動員して臨もうとする。しかし、そうした知識が既成概念として、解決のための発想を枠にはめてしまうことも多い。また、マスコミ等の言論により形成された“一般論”に頼ってしまうこともある。本書では、そうした既成概念や先入観、常識的とされる考え方を一度リセットし、“ゼロベース”で考える方法を提唱。さまざまな具体的ケースを取り上げながら、著者独自の「フリーク経済学」の発想法を紹介している。むやみな楽観や不信を排除した素直な心で問題を直視することで、物事の本質を違う角度、異なる前提で捉えることができる。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2015年07月24日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    男を見る目が悪すぎるヒロインたち
    恵理菜が誘拐犯希和子を最終的に許していたのには納得がいきませんでした。
    いくら両親がろくでもない存在とはいえ、希和子の誘拐がなければ、後の両親との生活も劇中ほど悲惨なものにはならなかったと思うのですが。
    エンディングでは恵理菜と希和子がすれ違うシーンがありますが、希和子には恵理菜には一瞬たりとも再会する資格など無いと思います。

    後、希和子といい、恵理菜といい、ろくでなしな男と分かった後も愛し続ける彼女たちの心情が理解できませんでした。大半の女性は愛情が覚めるか、憎しみに変わるかのどちらかだと思うのですが。

    ただ、希和子編での久美や一、恵理菜編での真理菜や千草など、比較的まともなキャラがいたことは救いがありました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年07月23日