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  • うーん…。
    どこかで見たようなストーリー…。エロさを求めて読むとがっくりきます。痛くて読んでられませんでした。ストーリー重視求めててどろどろしたお話が平気な方は大丈夫かと思います。私はダメでした。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月08日
  • ネタバレあり
    明日美子先生の作品は大好き!
    明日美子先生の新作と聞いて購入しました。
    最高に良かった…
    「同級生」のアニメ化で盛り上がってたから、(きっと佐条くんを超える萌えはないんだろうなぁ)と思っていたけど…

    最初っから切なくって甘くって胸がキューっとなる…
    まだ恋愛をよく知らないけど、性への関心が高い少年たちばかりで、大人みたいにえっちなことしてみるんだけどやっぱり子どもで…みたいなそんな明日美子先生の作品が大好きです(ボキャブラリー不足)

    明日美子先生の作品が好きな方はもちろん、読んだことない方にも勧めたいです。

    6つのお話+1つ読み切りで、私は「思春期」がお気に入りです。2人とも可愛い…
    全話何回も読み返してます。
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年03月08日
  • 匿名希望
    続きが気になる
    ヤクザものです。全体的に雰囲気は暗め。暴力的な描写はそこまでない。

    ボロボロの扱いを受ける受けが、攻めに優しくされて、こんなふうに優しくされるの初めてでっていう展開は好みでした。

    続きが楽しみです。
    • 参考になった 9
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    リバあります
    AV男優が主人公。ヤクザものですが、痛い描写はほとんどありませんでした。
    ほのぼの、ギャグ系。とても楽しかったです。
    「色んなものに疲れたあなたに。いやしになってもらえたら幸い」とそでに書かれていたとおり、ほっこりした気分になりました。
    リバがあるので苦手な方は注意かも?私は大好物なのでむしろテンションあがりました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月07日
  • ネタバレあり
    続きが早く読みたい!!
    イヤー攻めの福介さん怖すぎ。危なさすぎ!
    攻めの術中にまんまと引っかかって落とされる受けの笑くん律儀で真っ直ぐで世渡りが本当に下手くそです。
    でもそこが健気で可愛いです。福介さんは欲しいものを手に入れるためには手段を選ばず、サイコパス確定です。
    もっとすごいのが同僚のりく、
    福介の手管を全部暴きます。探偵並みです。
    ゾクゾクしながら、うわっ!ひっど!とか思いましたが、
    それでも攻めが受けを好きだという気持ちにほだされてしまいました。Hシーンもなかなか色気があり良かったです。はらだ先生ヤッパリ大好きです。
    早く続きが読みたいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    性別は違いますが私に似ていて同感しました!
    【とある事情】
    私も同じものを幼少期に抱えてました。
    もう一つ別のモノは今でも悩んでいる事で。
    主人公の気持ちが痛い程わかります。
    【なぜ育児や家事や仕事ができないのか?】と、思っている方には漫画なので読んでみると良いかもしれません。
    赤ちゃん、本当に救ってくれます!
    良い本です!
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    猫×猫
    猫から進化したという設定と絵が好みだったので買ってみました。
    発情フェロモンきっかけで発展してくのが楽しい。

    絡みは白抜きありですが、局部だけなので、画面真っ白けという事態はないです。ストーリーが好みならそれほど気にならないと思います。

    実際の猫のペ○スはトゲが生えてるので、どうせならそこまでこだわってほしかったかも?
    • 参考になった 12
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    短編集です
    神様のお話でした。ほのぼのしていてみんなかわいい。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    がっかりした
    この作家さんの別の作品は、ストーリーもエロさ加減も素晴らしかった。特にエロさは、称賛に値する程の芸術作品。-いろいろなアングルエッチ- とってもドキドキ、ワクワク。 なのに、、、今回、真っ白な修正。がっかりした。あまりのショックで、一晩中眠れない程。この作品にはストーリーよりもエロさを、大期待していた。紙の書籍なら修正が、ほとんどないらしい?、、、が、電子書籍なので購入できるので、このような作品は、18禁の作品に加えてほしい。
                  
    • 参考になった 16
    投稿日:2016年03月07日
  • 匿名希望
    素晴らしい作品です!
    ピアノを通して次第に深まってゆく、少年と先生の愛情と信頼関係が泣けます。ストーリーの構成もとても良く出来上がっているので、幅広い年齢層の読者に感動を与える作品です。絵も綺麗で、この作者さん、キャラクターの心の変化を描写する表情を表すのが抜群に上手いです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月06日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    凄く重なりました
    これは私の話だ…と思いました。
    私が元夫に抱いていた気持ちが、全部表現されていました。
    私は、決定的なことがありタケちゃんママとおなじ選択をしました。
    でもそこまで行くまでに、ずーっと離婚のことを考えていた。
    離婚してから、私が我慢していればよかったのかなと思うこともある。
    決定的なこと以外は、多分『それくらい』と言われることだから。
    いつか子供が大きくなって、離婚の理由を聞かれたら読ませたいです。
    離婚を決断するまでの私の気持ちが全部こめられているから。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年03月05日
  • ネタバレあり
    ルメートル熱にかかりそうです
    その女アレックスを紙版で読んでからの本作でした。
    だからもう、その…いわゆるフラグ建ちまくり状態なんですよね。結末もだいたい分かってる。
    なのに、結局最後まで引っ張って行かれました。筆力ってこういうことを言うのかな。

    残虐描写が苦手な方はちょっと吐き気止めが要るかも…しかし、いたずらにシリアルキラーの残虐描写を客寄せに使っている訳ではなく、執念の捜査にも魅せられます。犯人を追い詰める過程も真摯。登場人物たちも魅力的。
    読了後はいろんな感情が一度に湧いてきて整理するのに時間的がかかりました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年03月05日
  • ネタバレあり
    やられた!
    表紙の女性の顔、違和感がありますよね。その謎は読み通したらわかります。
    読み通して1回、読み直して1回、表紙でまた1回驚かされる。そういうことか!と。
    正直前半は冗長に感じる向きもあるのかもしれませんが…
    作者の試みはある意味実験。全体が叙述トリックのよう。

    緑と赤と青の光が同等に混じり合うとき…それらは白に見える。
    ヘルムホルツの色彩論が非常に示唆的。

    日本の読者に宛てた作者のメッセージに引用された和歌もまた素晴らしい。
    私たちと真実の関係とは、暗闇で手探りで象を触るようなものでしかないのかもしれない。

    作品が日本で舞台化されていたことは読了後、かなり経ってから知りました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月05日
  • ネタバレあり
    結局生徒たちは先生を暗殺するのか、しないのか?
    連載している週刊少年ジャンプでは最終回までカウントダウンが始まり、冒頭の問いにも決着は既についています。

    結論には賛否両論ありますが、私は深く感動し涙を禁じ得ませんでした。
    この漫画は、学園物としてもヒューマンドラマとしても笑いあり涙あり風刺ありの娯楽漫画としても楽しめますが、一見突飛なようで、ちゃんと王道少年漫画で教育漫画なのです。
    いわゆる「教育に悪い」内容では全くないです。
    最後まで読み続けてこそ、命の重みを感じられます。私は、決着時は自分の経験した身近な死の追憶がいくつもよぎり、その哀しみが慰撫されるのを感じました。
    単純な二律背反に終わらず、濃密な教室での1年間で、生徒も周りの大人の、ころせんせー自身の成長も感じられます。
    よくこんな相反しそうな暗殺と教育という要素を設定的に両立してエンタテインメントに高められるなあと。
    もともと構成力に定評のある松井先生ですが、ただただ作者に脱帽です。なかなかこうはいかないと思います。
    思春期からの卒業、大人への一歩、という視点で読んでも素晴らしいです。
    前作の魔人探偵脳噛ネウロもお勧めです♪
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年03月05日
  • 匿名希望
    素敵!!
    とっても素敵なお話しです。とてもロマンチックでした。おすすめです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月05日
  • ネタバレあり
    意外な一面にフォーリンラブ?
    あまり好みの絵柄ではないのですが、
    あらすじを読んで、興味が湧いたら、
    読んでしまう漫画家さんです。

    恋愛対象として全く範疇になかった相手が、
    ひょんなことからどっぷりツボにはまるという。

    あれ? おかしい、なんだかカッコよく見えるのはなぜ?

    みたいな。
    私の萌えポイント♪

    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月05日
  • とっても面白かった
    普通医療漫画と聞くと「ブラックジャック」とか「スーパードクターK」などを連想するンですが、此方は黒子(くろこ)・裏方・縁の下の力持ち的な立場の「医者ではない医療従事の先生」が主人公です。

    某国営放送で週1でやっている「ドクターG」みたいな。
    刑事ドラマだと鑑識係とか。

    僅かな手がかりを探り、患者の現状やこれからの方針を突き詰めていく姿は、なんか推理小説を読んでいるようなゾクゾク感があります。

    5巻まで読んで感じたのはコレは「医療ドラマ」ではなくて医療版「中禅寺秋彦」だよ!

    これからどうなっていくか楽しみです。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年03月05日
  • 匿名希望
    未成年が飲酒して泥酔→別れたその日にやっちゃう話
    未成年が飲酒という時点でうわぁ・・・と思いましたが、大好きといってた彼と別れて未練たらたらだったはずなのに、別れたその日に他の男とやってます。
    こういう軽ーい恋愛が好きな方なら楽しめるかもしれませんが、個人的には無理でした。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年03月04日
  • 匿名希望
    16歳で子供を産んだキャバ嬢
    無料だったので読んでみましたが、16歳で子供産んだキャバ嬢。
    娘の名前は今流行りのDQNネームという時点でお察し下さいという内容そのままでした。
    娘の入学式にキャバ嬢そのままの服で行ったり(自己中)、結果娘が苛められる(展開見え過ぎ)。
    そして、キャバ嬢が皆の前で説教して苛めてた子供達が改心→キャバ嬢のファンになる。
    というご都合主義すぎる内容が繰り広げられるので、うんざりします。

    2巻以降は購入する気も起きず、即削除しました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年03月04日
  • 匿名希望
    竹千代
    竹千代くんかっこいい!
    城の擬人化というのがどういうものかとても興味があり購入しました。
    城主とはどういう関係性になるんですかね。気になります!

    ドイツ城のお付のレオくんが可愛くて好きです♪
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月04日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    以前、単巻の無料期間中にダウンロードしたので
    今回、全巻入っているので購入。ストーリーは、これってサスペンス? て思っていたが、最後は、ハッピーエンドで大満足。でも、とても残念。エロ(エッチ)の時、真っ白に。「何 これ?」 大ショック、、、特に5話目以降、エッチ度マックスの時が酷い。何がなんだかんだわからなくなる。この作品もそうだが、いままで素晴らしくエロを追及していた作家さんの作品が、変わらず見続けていられるように切望。出来れば、18禁(BL)に加えてほしい。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月04日
  • 匿名希望
    映画みたい
    洋画の貴婦人系恋愛映画を見ているような感じ。
    最後には結ばれる事はわかっていても、じれじれしてしまった(笑)
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年03月04日
  •  先頃、集英社文庫版が出た池井戸潤の『七つの会議』が文庫版売れ行きランキングの上位に名を連ね、部数を伸ばしているようです。2012年11月に日本経済新聞出版社より刊行された単行本を底本に電子化され、2015年1月に配信が始まっていた電子版にも読者のアクセスが増え始めています。
     日経新聞電子版に連載された七篇の短篇に、単行本化に際して一篇が加えられ、八篇の短篇からなる『七つの会議』。第一話「居眠り八角」冒頭に、こんなくだりがあります。

    〈原島にとって、定例会議は苦痛以外の何物でもない。
     営業部では扱う商品分野によって担当課を分けており、原島が課長を務める営業第二課の守備範囲は、主に住宅設備関連の電器商品だ。冷蔵庫や洗濯機といった白ものといわれる家電製品は利幅が薄く、景気に左右される。夏こそ猛暑でエアコンが売れ、まずまずの成績を上げることができたものの、やがて夜風が涼しい季節になった頃には、成績を底上げしてくれていたエアコン需要はとっくに失速して、どうにも格好のつかない売上実績が続くようになった。
    「どうなってるんだ、原島」
     北川の叱責は容赦ない。「目標に届かないのなら、届くだけの材料を積み上げてこい! 目標未達でしたと報告するだけなら、こんな会議にのこのこ出てくる必要もないだろう」
     北川にとって、目標とは、絶対に守らなければならない〝掟〟である。〉

     舞台は、大手総合電機の雄、ソニック(ソニーとパナソニックを連想させるネーミングです)の子会社、東京建電。北川は、いつも同じ中央の席に座る営業部長で、定例会議の主催者です。
     北川部長は、目標をクリアできなかった部下に、次はがんばれと優しく励ますような温かい思考回路など持ち合わせてはいません。未達の者は衆人環視の中で徹底的に叱責し、追い込み、ギリギリと締め上げていく、モーレツ管理職であることに徹してのし上がってきた男です。未達の原島には、それが苦痛でなりませんが、一方、成績をあげているものにとっては、会議の場は自分を売り込む絶好の場となります。

    〈「営業一課から先週の売上実績並びに、当期累積実績について発表させていただきます」
     坂戸は、凛とした声でいうと、自信に満ちた表情で会議テーブルを囲んでいる面々を見回した。
     名だたる大手企業を顧客に擁し、東京建電の業績を牽引する稼ぎ頭となっているのが坂戸の率いる営業一課であった。万年業績不振の二課と比較し、社内で〝花の一課、地獄の二課〟と呼ばれる所以(ゆえん)である。扱う商品が違うから仕方がないが、一課がスマートなホールセールなら、原島率いる二課は、さしずめドブ板営業といったところだろう。
     坂戸は、堅調そのものの売上実績を淡々と報告していく。聞いていると嫉妬したくなるほどの成果だが、坂戸は人のいい男で、こういうやり手にしては珍しく、社内の誰からも好かれていた。(中略)
     仕事ができる坂戸らしく、話には無駄がなく、しかも、原島が準備したデータとは比較にならないほど詳細なものを駆使している。〉

     モーレツ部長の北川も、着席する坂戸には「この調子で頼む」と満足げですが、坂戸課長の発表中、出席者の誰もがその問題な様子に気がつきながら、一言も注意しない男がいます。入社年次は坂戸課長よりずっと上ながら、坂戸の部下である営業一課係長、八角民夫(やすみたみお)、50歳。

    〈どこにでもいるぐうたら社員を絵に描いたような男で、会議となればこれ幸いと居眠りをする万年係長だ。
     一旦、出世の街道からそれて脇道に入ってしまえば怖いものはないとばかり、北川の前でも堂々と眠るのだから、その不良社員ぶりはむしろ堂に入っていた。そうしてついた呼び名は、〝居眠り八角(はっかく)〟だ。
     だが、八角が北川を畏(おそ)れない理由は、また別のところにもあった。北川と八角は、同い歳で、同期入社なのである。
     それだけではない。聞いた話で真偽は定かでないが、北川は八角に「借り」があるらしい。それがどんな借りなのかはわからない。片や営業部長、片や係長のまま二十年も据え置きで利息もつかない男となれば、サラリーマンとしての勝敗は明らかであるが、その借りのおかげで北川は、八角に頭が上がらないというのだ。〉

     目標未達なら会議に出てくる必要ないといってはばからない部長。その定例会議が苦痛以外の何物でもないと思っている課長。逆に自らの好成績をアピールする絶好の場と心得ている、出世レースの先頭を走る最年少課長。部長と同期ながら、出世の道からはずれて、会議中も堂々と眠っているところから〝居眠り八角〟と呼ばれるようになった万年係長――池井戸潤が描く「会議」をめぐる群像劇は、まさしく日本の企業社会の縮図です。そこで描かれているのは、私たちの隣の席にいる上役であり、会社がひけたあと居酒屋で愚痴を言い合う同僚であり、悩みを聞いてやっている部下やOLかもしれません。
    彼ら彼女らが織り成していく人生模様に、池井戸潤は〝異変〟を仕掛けます。
     万年係長の〝居眠り八角〟が営業成績抜群、将来の役員候補の坂戸課長をパワハラで社内のパワハラ委員会に訴え出た。ちょっとやりすぎだったかなという声もあったものの、社内の雰囲気は圧倒的な坂戸支持でした。しかし、臨時に開かれた委員会の裁定は坂戸課長のパワハラを認める厳しいものだった。そして役員会もその裁定を受けいれて、坂戸の課長職を解き「人事部付」とする処分を決定した。
     坂戸の後任として〝花の一課〟を見ることになった原島ですが、坂戸に対してここまで厳しい処分が下された理由がわかりません。原島が「北川部長と何かあったのか? そうでなきゃ、こんな話は納得できないんだよ。一体、なにがあった?」と問い詰めても、坂戸は「それは、いまは申し上げられません」というばかりです。
     いったい〝坂戸処分〟の裏で何があったのか? 納得がいかないまま、新任課長として一方の当事者である八角との面談に臨んだ原島は、同期トップで係長に昇進した八角のサラリーマン人生を一変させた出来事を知らされます。
     当時、八角たちは、親会社から出向してきた梨田課長の指示で、高齢者をターゲットに強引な訪問販売を展開したという。キッチンやユニットバス、空調、トイレなど立ち上がったばかりの商品ラインナップで、ひとたび契約書にサインすると、関連する商品を山のように売りつける。年金暮らしの老夫婦に、強引な訪問販売を仕掛け、断り切れないのをいいことにさして必要もない商品をときには何百万円も売った。違法すれすれの営業だったという。

    〈「あるとき──オレがユニットバスを売った客が死んだ。自殺だ。息子がやってきて、あんたのせいだっていわれたよ。オヤジは買ったことを悩んでいたって。あのときのあの言葉、いまでも忘れることができねえ。胸にグサッと突き刺さったまま、抜け落ちることもない。それでオレは、目が醒めた。こんな商売してたらダメだって。少なくともオレは、こんな商売を続けることはできないと。だからオレは、梨田にそういった。こんな商売は間違ってるとな。それからさ、梨田がオレを目の敵(かたき)にし始めたのは。梨田は、オレのことを虐(いじ)めて虐(いじ)めて、虐(いじ)め抜いた。だが、会社が評価したのは、梨田のほうだった。梨田は栄転でソニックに戻っていき、オレはたった一年でダメ係長の烙印を押され、主要な仕事から一切外されることになった」
     八角は、話とは裏腹な平穏な面差しを浮かべている。
    「後悔、してますか」
     原島が尋ねると、唇に笑みが浮かんだ。
    「あの老人に、ユニットバスを売らなきゃよかった。後悔するとしたら、それぐらいのもんだ」〉

     そして八角は「会社なんてどこも同じだ」として、こう続けます。
    〈出世しようと思ったり、会社や上司にいいとこ見せようなんて思うから苦しいんだよ。サラリーマンの生き方は、ひとつじゃない。いろんな生き方があっていい。オレは万年係長で、うだつのあがらないサラリーマンだ。だけど、オレは自由にやってきた。出世というインセンティブにそっぽを向けば、こんな気楽な商売はないさ」
    「なら、どうして坂戸をパワハラで訴えたりしたんです」
     原島は、八角の矛盾を突いた。「そんなふうに力を抜くコツを知っていたんなら、わざわざ訴えることもなかったでしょう。あなたにとって、坂戸がいっていることは、まるで意味がなかったはずだ」
    「もちろん、その通りだ」
     八角はこたえた。「だが、坂戸は許すわけにはいかなかった」
    「なぜです」
    「さあな」と八角は、二本目のタバコを胸ポケットから抜く。のうのうとした態度を見ていると原島の胸底に、むくむくと怒りが込み上げてきた。
    「家族もあるひとりの男が、それでポストを失ったんですよ」
     原島は語気も荒くいった。「惚(とぼ)けないで理由ぐらいいったらどうなんです」「理由を聞くのは簡単だ。だけど、そうすることであんたはひとつ大事な権利を放棄することになるが、それでもいいか」
     意味がわからない。
    「どんな権利ですか、ばかばかしい」
     吐き捨てた原島に、「知らないでいる権利さ」、と八角はいった。「知らないうちが華だ」〉

     なおも問い詰める原島を前に、八角が語り始めます。〝花の一課〟で行われていたこと、坂戸課長が目標達成のためにやっていたこと、そして北川部長はなぜ、坂戸課長を更迭しようとしたのか、なぜ役員会がそれを承認したのか・・・・・・原島は、そのすべてを理解した。

    〈華々しい実績を支えてきたものが果たしてなんであったのか。 八角が語ったのは、会社という組織の醜悪な舞台裏に他ならなかった。これからその舞台裏を支えるのは、誰でもない自分である。〉

     原島の営業一課長としての日日は始まったばかりです――。
    視点を変えながら展開される八篇の短篇で構成される『七つの会議』。読み進んでいくに従って、徐々に醜悪な舞台裏の一端が明らかになっていきます。そしてダイナミックな長篇小説としての深みを持っていることがわかってきます。その圧倒的な面白さにぐいぐいと引き込まれていきます。
     池井戸潤が会社という組織の醜悪な舞台裏を描ききったクライムノベル(犯罪小説)の傑作――ここには、不都合な真実を隠蔽する企業の論理に翻弄されるサラリーマンの姿、そしてまぎれもない企業犯罪が横行する日本社会がそのまま活写されています。(2016/3/4)
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年03月04日
  • 「空の産業革命」は未来をどう変えるのか?
    「ドローン」と呼ばれる小型無人飛行機の需要が急速に拡大している。これまでのラジコンヘリと異なり、熟練した操縦者がいなくとも自律的な飛行が可能で、かつ人間の目では確認しにくい場所の情報をつぶさに伝達・収集してくる能力は、まさに「空飛ぶロボット」であり、小型化・高性能化に伴い、その用途は日々進化している。本書は、今後10年間で120億ドル以上の市場に成長すると予測されるドローンについて、とくにビジネス分野での数々の活用事例や運用に向けた実証実験などを紹介しながら、ドローンが持つ大きな価値と可能性、および課題を論じている。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2016年03月04日
  • 2035年、世界は4つのメガトレンドに飲み込まれる
    21世紀に入り15年が経過した今も、世界の情勢や、私たちの住む社会がこれからどうなっていくのか、変化が激しいために見えにくい状況が続いている。本書では、今後20年の間に世界のシステムに大きな変化が起きるとし、国際関係や社会変動、テクノロジーの行方等についてあらゆる変数を考慮に入れた上での未来予測と、米国がどう動くべきかの提言を行っている。米国では4年に一度、国家情報会議(NIC)がときの政府に『グローバル・トレンド』という長期未来予測の報告書を提出しているが、NICに加わったCIA(米国中央情報局)局員だった本書の著者は直近の2版で主筆を務めた。本書の内容は同報告書の内容をもとにしており、2035年を舞台に三つの架空のストーリーを含んでいる。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2016年03月04日