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  • 「山本義隆」を知っていますか。1960年代末、全共闘運動が日本社会を揺るがしましたが、東京大学理学部物理学科を卒業、同大大学院博士課程に在籍していた山本義隆は、東大全共闘議長として、日大全共闘議長の秋田明大とともに、全共闘運動の象徴的存在でした。専攻は素粒子論で、京都大学の湯川秀樹研究室に国内留学していたこともあり、研究者として将来を嘱望されていましたが、全共闘運動のあと大学を去り、駿台予備校講師の仕事に就きました。在野の研究者として研究活動を続け、磁力と重力の〈遠隔力〉という独自の視点から自然科学の歴史を考察した『磁力と重力の発見』(2003年、全3巻、みすず書房)で第1回パピルス賞、第57回毎日出版文化賞、第30回大佛次郎賞を受賞、読書界の話題となりました。その山本義隆が2011年3月11日の東日本大震災によって発生した過酷事故から核力エネルギーについて論じた『福島の原発事故をめぐって―いくつか学び考えたこと』(みすず書房刊)を事故から5ヵ月後の2011年8月に出版しました。その電子版がeBookJapanでもリリースされたのを機会に再読しました。自然科学史を捉え直してきた山本義隆の核力エネルギーについての考察は、経済効率を言い立てる俗説とは対極にあります。その視点に迷いはありません。「本質的な問題は、政権党(自民党)の有力政治家とエリート官僚のイニシアティブにより、札束の力で地元の反対を押しつぶし地域社会の共同性を破壊してまで、遮二無二原発建設を推進してきたこと自体にある」とする山本義隆はそもそも「原子力の平和利用」という考え方に対し根源的な疑問を投げかけます。〈一九六〇年は安保闘争の年でもあれば、三池闘争の年でもあった。三池闘争は日本の資本主義の石炭中心から石油中心へのエネルギー政策の転換にたいする労働者の抵抗であったが、その同じ年に東京大学工学部にはじめて原子力工学科が設置された。それは国策にそったものであったが、政治家たちは、その時点ですでに石油から原子力へのエネルギー政策のさらなる転換を展望していたというよりは、むしろ政治・外交面での先を見据え、重視していたと思われる。一九五八年に原子力発電にむけてアクセルを踏んだのは、時の総理大臣で戦前に東条内閣のもとで商工相として戦時統制経済を指導した岸信介であり、彼は回顧録で語っている。〉安倍内閣は原発再稼働に舵をきろうとしていますが、そもそも原子力への転換の基礎を固めたのは、安倍首相の祖父・岸信介だったという。岸信介は原子力エネルギーに取り組む意義を隠すことなく以下のように言明しています。本書より引用します。〈昭和三十三年(一九五八年)正月六日、私は茨城県東海村の原子力研究所を視察した。日本の原子力研究はまだ緒についたばかりであったが、私は原子力の将来に非常な関心と期待を寄せていた。原子力技術はそれ自体平和利用も兵器としての使用も共に可能である。どちらに用いるかは政策であり国家意志の問題である。日本は国家・国民の意志として原子力を兵器として利用しないことを決めているので、平和利用一本槍であるが、平和利用にせよその技術が進歩するにつれて、兵器としての可能性は自動的に高まってくる。日本は核兵器は持たないが、[核兵器保有の]潜在的可能性を高めることによって、軍縮や核実験禁止問題などについて、国際の場における発言力を高めることが出来る。〉いつでも核兵器を保有できるという潜在的可能性を内に秘めた形で原子力政策を推進してきた電力会社、経済産業省(旧通産省)と東京大学工学部原子力工学科を中心とする学者グループ、そして自民党の族議員からなる〈原子力村〉と称される集団の、内部的には無批判に馴れ合い外部的にはいっさい批判を受け入れない無責任性と独善性が、福島原発の事故によって明るみに引き出された――として山本義隆はその責任を厳しく指摘しています。原子力村の独善性が日本社会に何をもたらしたか。榎本聡明という東京大学工学部原子力工学科を出て東京電力の副社長と原子力本部長を勤めた人物の2009年の書『原子力発電がよくわかる本』(オーム社刊)の驚くべき内容を紹介して、著者はこう批判しています。〈「高レベル放射性廃棄物の地層処分は、地点選定に数十年、さらに処分場の建設から閉鎖まで数十年とかなりの長期間を要する事業であるとともに、処分場閉鎖後、数万年以上というこれまでに経験のない超長期の安全性の確保が求められます。したがって、地層処分事業を円滑に実施するためには、事業の意義やそのしくみについて、各地方自治体や国民に広く理解、協力を得る必要があり、理解活動がよりいっそう重要となります」正気で書いているのかどうか疑わしい。「数万年以上」にわたる「超長期の安全性」をいったい誰がどのように「確保」しうるのだろう。太平洋プレート・北米プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレートの境目に位置した世界屈指の地震大国にして有数の火山地帯で、国土には多くの活断層が縦横に走り、豊富な地下水系を有する日本国内に、数万年も安全に保管できる場所がどこにあるというのか。数万年といえば、その間には日本列島の形すら変わっているであろう。そもそもがホモ・サピエンス・サピエンス(現生人類)が誕生したのがいまから三ないし四万年前のことである。ちなみに「理解活動」とはなんのことか。これまでのように、札束の力で「理解」させる「活動」のことなのだろうか。〉ニュージャーナリズムの旗手といわれたアメリカのジャーナリスト、デイヴィッド・ハルバースタム(ニューヨークタイムズ記者、ベトナム戦争報道でピューリッツアー賞受賞)の名著『ベスト・アンド・ブライテスト』(二弦社刊)を思い出しました。ケネディとそれを引き継いだジョンソン政権で安全保障政策を担当した「最良の、最も聡明な人びと」がいかに政策を誤り、アメリカをベトナム戦争の泥沼に引きずり込んでいったか、ホワイトハウス、国務省、国防総省の内幕を克明に描いたノンフィクションですが、ハルバースタムが描く「最良の、最も聡明な人びと」に東京大学出身の電力会社幹部や通産官僚が重なって見えてきます。自然科学史を探究してきた山本義隆の次のような指摘は特に重要です。〈経験主義的にはじまった水力や風力あるいは火力といった自然動力の使用と異なり、「原子力」と通称されている核力のエネルギーの技術的使用、すなわち核爆弾と原子炉は、純粋に物理学理論のみにもとづいて生みだされた。実際、これまですべての兵器が技術者や軍人によって経験主義的に形成されていったのと異なり、核爆弾はその可能性も作動原理も百パーセント物理学者の頭脳のみから導きだされた。原子炉はそのバイプロダクトである。その意味では、ここにはじめて、完全に科学理論に領導された純粋な科学技術が生まれたことになる。しかし理想化状況に適用される核物理学の法則から現実の核工業――原爆と原発の製造――までの距離は極限的に大きく、その懸隔を架橋する過程は巨大な権力に支えられてはじめて可能となった。その結果は、それまで優れた職人や技術者が経験主義的に身につけてきた人間のキャパシティーの許容範囲の見極めを踏み越えたと思われる。実際、原子力(核力のエネルギー)はかつてジュール・ヴェルヌ(引用者注:『海底二万里』を書いた19世紀フランスの小説家。晩年、1895年に『動く人工島』(引用者注:創元SF文庫)で、20世紀を舞台にした近未来社会を描き、人間の愚かしさが破局をもたらすことをはじめて予言したことは特筆すべきだと山本義隆は本書で述べています)が言った「人間に許された限界」を超えていると判断しなければならない。第一にそのエネルギーは、ひとたび暴走をはじめたならば人間によるコントロールを回復させることがほとんど絶望的なまでに大きいことが挙げられる。石油コンビナートが爆発し火災を起こしても、何日かせいぜい何週間かで確実に鎮火され、跡地に再建可能である。しかしチェルノブイリにしてもフクシマにしても、大きな原発事故の終息には、人間の一世代の活動期間を超える時間を要する。そしてその跡地は何世代にもわたって人間の立ち入りを拒む。このような事故のリスクは個人はもとより企業でさえ負えるものではない。そのうえ、廃棄物が数万年にわたって管理を要するということは、どう考えても人間の処理能力を超えている。第二に、原子力発電は建設から稼働のすべてにわたって、肥大化した官僚機構と複数の巨大企業からなる“怪物”的大プロジェクトであり、そのなかで個々の技術者や科学者は主体性を喪失してゆかざるを得なくなる。プロジェクト自体が人間を飲み込んでゆく。(中略)三月一一日の東日本の大震災と東北地方の大津波、福島原発の大事故は、自然にたいして人間が上位に立ったというガリレオやベーコンやデカルトの増長、そして科学技術は万能という一九世紀の幻想を打ち砕いた。・・・自然にはまず起こることのない核分裂の連鎖反応を人為的に出現させ、自然界にはほとんど存在しなかったプルトニウムのような猛毒物質を人間の手で作りだすようなことは、本来、人間のキャパシティーを超えることであり許されるべきではないことを、思い知るべきであろう。〉2014年12月の総選挙で勝利した安倍政権は2015年を迎えて、遮二無二原発再稼働を推し進めようとしています。祖父の岸信介元首相が核兵器保有の潜在的可能性を高めることの意義を強く意識しながら原発への道を拓いたことはすでに述べました。核爆弾と、そのバイプロダクト(副産物)である原子炉が人間のキャパシティを超えた“怪物”であるとする著者の警鐘に耳を傾けるべき時ではないでしょうか。(2015/1/2)
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    投稿日:2015年01月02日
  •  クリスマス前後になると、僕の心は千々に乱れてしまいます(このオススメは2014年12月24日にかかれています)。どこから沸いてくるのか、街中にあふれるカップルを避けるように、錦糸町や赤羽や巣鴨といった素敵なオトナの街を歩いていると、なんだか日本海の黒い海を見たくなってしまうのです。そういうときこそ、モテなかった偉人の伝記を読むことにしています。どんなに立派でも、いや、立派だからこそ、彼女のいない人間はいるんだ…。Yesニーチェ、no啄木の精神が僕を救ってくれるのです。
     偉人たちのちょっとお茶目な一面と、非モテ男子の気持ちを同時に味わえるのが『決してマネをしないでください。』『決してマネしないでください。』は、圧倒的に女性がすくないことで有名な、大学の物理学科が舞台の漫画です(物理学科は就職が厳しいことでも有名ですね)。
     物理学科の学生で、女に全く免疫の無い掛田が学食のおばさんである飯島さんに恋をしたことから物語は始まります。掛田君は、好きなモノが、物理、関数電卓、そして素数の17という、かなり限られた人としか心の交流を持てないタイプです。掛田君の初恋を追いながら、それらの事象に関係する様々な科学者のエピソードが紹介されていくのです。エピソードはどれも、人間味が溢れすぎていたり、想像以上にド変態だったり、極度に愚痴っぽかったり、偉大というにはあまりにもトンデモなくて、新鮮な気持ちになれます。
     例えば、手の洗浄を訴えるも、皆に無視されて精神病院で死んでしまったゼンメルヴァイス、エジソンにいじめられ、鳩が恋人とのたまうニコラ・テスラのエピソードを読んでいると、偉人も「同じ人間なんだ」という気持ちと「やっぱり奇人」なんだという気持ちが同時に押し寄せてくるのです。
     なかでも一番のド変態はジョン・ハンター。彼は実験のため、わざと梅毒に感染したほどの猛者。また、心温める名作シリーズ『ドリトル先生』のモデルであり、人間の二面性を鋭くえぐり出したサスペンス・ホラー『ジギルとハイド』のモデルでもあったという、なにがなんだかよくわからない人間です。そうなったハンダーの人間性を象徴するエピソードの数々は、なんといったらわからなくなるほど素敵です。
     これら、とんでもない科学者を引き合いに出されながら、掛田氏の恋は明後日の方向に突き進んでいくのです。飯島さんのためなら、素数唯一の偶数2の魅力を認めてもいいと言う掛田氏の恋は実るのでしょうか?そしてこれから、どんな科学者の珍エピソードが紹介されるのか、気になってしょうがないのです。
     
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年01月02日
  • 止まらない
    たまたま見つけたこの漫画。立ち読みしてみても面白さがあまり伝わって来なかった。
    でも、最初のレビューの方の意見を見てから、少し興味が湧いてきた。
    そしたら、1度読んだら止まらない!次はどうなっちゃうの!?って思って読んでたら5巻まで読んでしまった。
    本当にサスペンス。オススメです!
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月31日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    どうしたのか
    好きな話でここまで購入してきたし楽しみにしてた
    この巻は妙に宗教臭い原作者は何かの宗教にハマってるのか
    • 参考になった 8
    投稿日:2014年12月31日
  • バキシリーズでも屈指の人気を誇るキャラクター・花山薫。その“学生生活”を描くスピンオフ作品。同じく花山を主人公にした『バキ外伝 疵面 ?スカーフェイス?』というのもありますが別モノです。バキの学生生活も馬鹿馬鹿しくてイイのですが、これはもうケタ違いで超最高です。花山に告白してきた女の子、花山にキスされるんですがそのあまりの吸引力に顔の形変わっちゃいますからね。その発想が素晴らしいです。組の若頭・木崎がそんな花山をアレコレ心配する構図もたまりません。終業式後、帰って来た花山に木崎が「通知表、拝見させて頂きましょう」それに花山は「旅に出てェんだ……」と見せるのをゴネる。成績、悪かったんですね。花山がアレコレ言い訳しながら木崎に通知表見せてるなんて本編ではカケラも想像できないじゃないですか。いやーこのシリーズもっと見たいなー。
    • 参考になった 4
    投稿日:2014年12月29日
  • 匿名希望
    続編
    うちの子がご迷惑かけますの続編でした。高校生になった秀樹と和明くんの話です。お父さん達も出てきます。秀樹も大人になったなぁ…と思ったら、中身は天真爛漫な秀樹のままで嬉しかったです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月28日
  • 匿名希望
    ええと
    以前コミックスを持っていたのですが整理してしまったので、今回は電子版で購入しました。
    内容は、まぁコミックスと同じ。惜しむらくはコミックス完結後に実写映画化された際に雑誌に載った「その後ダミアン」(だったっけ?)が収録されていないのが残念です。
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月28日
  • 匿名希望
    笑い死ぬ
    BL初心者の教科書みたい。とても面白いです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月28日
  • 匿名希望
    割引になっていない
    なぜ割り引きになていないのですか
    83%引きは嘘か?
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月27日
  • 貧富の格差が広がる今
    この漫画が描かれた頃よりも日本の貧富の格差はますます広がっている。
    今こそ多くの人にこの作品を読んで欲しい。
    美しい心を持ったロボット小雪さん ありがとう!
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月26日
  • もうすぐ、新しい年がやってきます。新春の風物詩を問われたら、「箱根駅伝」と答える人は多いと思いますが、毎年繰り広げられる数々のドラマチックなシーンには胸を熱くさせられますね。そこで、この年末年始の長い休みにおすすめなのが、長編漫画『奈緒子』(原作:坂田信弘 作画:中原裕)です。坂田信弘はゴルフ漫画の金字塔 『風の大地』(作画:かざま鋭二)でも知られる原作者ですね。『奈緒子』は壱岐雄介という少年の小学生から高校生に至るまでの、天才ランナーぶりを描いた作品です。奈緒子という少女は主人公ではないのですが、事故で雄介の父親の死に関わったことから、必要以上に責任を感じながら雄介を見守ります。ストーリーは雄介の中学駅伝、高校駅伝、そして全国都道府県別駅伝での激走を主とするのですが、マラソンではなく駅伝であることがこの漫画の醍醐味。つまり、駅伝はみんなのタスキが繋がらなければならず、とてつもない天才ランナーが一人いたからといって、勝てるわけではありません。最も読み応えを感じたのは、高校駅伝の場面です。雄介一人に責任を追わせるわけにいかないと、発奮した上級生の先輩ランナーを含めた全員の死に物狂いの練習の日々が積み重ねられ、レースに挑みます。一人ひとりがタスキへの思いを込めて駆け抜けるシーンは圧巻で、時間を忘れて一気読みしてしまうほどです。続編にあたる 『奈緒子 新たなる疾風』では、後半に雄介が「東京国際マラソン」を疾走しますので、ぜひ、どんなゴールを迎えるのか、こちらも読破してみてください。(2014/12/26)
    • 参考になった 3
    投稿日:2014年12月26日
  • 1968年生まれの阿部和重、1971年生まれの伊坂幸太郎。従来のジャンル分けに従えば、純文学とエンターテインメントという異なるフィールドで小説を書きながら、お互いを意識してきた40代の気鋭作家二人が、30代の担当編集者の仲立ちで出会い、その4年後、2014年11月27日に一冊の本を世に送り出しました。『キャップテンサンダーボルト』(文藝春秋刊)。師走の出版界で大きな話題となっています。二人が初めて会ったのは、2010年6月。出版元の文藝春秋が「本の話WEB」で二人の対談「阿部和重、伊坂幸太郎がそのすべてを語る」(司会・構成:杉江松恋)を公開しています。話題作の内幕が率直に語られていて見逃せません。一部を紹介します。伊坂幸太郎の発言――。〈嫉妬の話で言うと、春樹(引用者注:村上春樹)さんはもう僕たちよりも二回りも年上の人で、それで日本の小説界の話題を全部持って行っちゃうわけじゃないですか。それは本当にすごいけれど、僕たちもそれに立ち向かわないといけないんじゃないか、という気がしていて。僕はエンタメの人だから、どうしても勝ち目はないんですけれど、阿部和重なら春樹さんと対抗できるんじゃないかと前から思っていたので。だって、『ピストルズ』とか本当に素晴らしい作品ですし。なので、その時に、「阿部さんにこのまま頑張ってほしいんですよ」と伝えたんですよ。そうしたら阿部さんは優しいから(笑)、「いや、ふたりでやろうよ」みたいなことをポロッと言ってくれて。「え?」と思ったら、「何か一緒にやろうよ」と。そのときは具体的なプランがあったわけじゃないんです。だから「『冷静と情熱のあいだ』(引用者注:辻仁成と江國香織の二人が交互連載で完成させ、それぞれのパートが別々の単行本として出版されています)みたいな感じですか?」って、僕はそれほど本気にせずに。〉それを受けた阿部和重の発言――。〈その時は必然性というか、うまく流れができている気がしたんですね。ふたりの会話によってその必然性が生まれて、やるしかないような気持ちになって。伊坂さんがそれを受け止めてくれて、さらに同じようにやってくれるかは分からないけれど、なんか僕はその時に「いっしょにやろうよ」ってポッと言いたかった。そういう空気がありましたね。あんなこと言っちゃって大丈夫だったのかなと、あとでドキドキしましたが(笑)。〉そして半年以上たった2011年3月。阿部和重が担当編集者の三枝亮介(クリエーターのエージェント業を業務内容に講談社出身者によって2012年に創業された株式会社コルク副社長。当時講談社「群像」編集部)とともに、仙台の伊坂幸太郎を訪ねます。〈阿部 「あの話を進めたいと思う」と。つまり、まだはっきりと言葉にしていないけど、「ふたりで合作をやりましょう」ということだったんですね。〉〈伊坂 世間を驚かせてやろう、とかそういう偉そうなのはまったくなくて(笑)。単にやりたいことがあってワクワクしていただけなんです。言っちゃ何ですけど、僕からすると、人生の思い出になる、というか(笑)。だって、阿部和重と一緒に小説を書ける、なんて、経験できない人がほとんどなんですから。実際に始めてみたらワクワクだけじゃなくてしんどいこともたくさんありましたけど(笑)。〉タイトルを決めて1週間後の2011年3月11日、東日本大震災が仙台を襲います。仙台在住の伊坂幸太郎は被災し、二人が再会するのは7月1日。8月30日には阿部、伊坂、三枝の3人で蔵王へ取材に出かけます。運転は伊坂幸太郎。アイデアを語りながらのドライブだったようですが、そのあたりの詳細は、文春ホームページをご覧ください。ともあれ、伊坂幸太郎がプロットの表を作り、それに従う形で二人が担当の章を書き、それにお互いが修正を入れ、いじり合って、その結果伊坂の文のなかに阿部の表現が入っていたりする、「掛け値なしに合作と言っていい小説」(阿部和重)が出来上がったという。「群像」編集部所属の担当編集者が講談社を退社後も引き続きこの異色企画を支え続けて、完成後に文藝春秋からの発刊をエージェントとして仕掛け、紙版と電子版の同時発売が実現しました。出版界の新しい試みとして多くの注目を集めるのは必然といっても過言ではありません。舞台は、阿部和重の出身地である山形県と、伊坂幸太郎(出身は千葉県だが、東北大学を卒業)が現在住んでいる宮城県仙台、その線上にある蔵王。主人公は相葉時之と井ノ原悠。二人は山形の小学校時代に少年野球チームで一緒だった。相葉は多額の借金を抱え母が暮らす実家を手放す寸前に追い込まれて、詐欺師から金をまきあげようと企てるが、ちょっとした手違いから銀髪の怪人に襲われ、逃げ込んだ仙台で井ノ原悠と偶然再会。子供の治療費で金に困っていて井ノ原は小悪党の相葉の資金調達に協力することになりますが、立ちはだかる敵は冷酷非情の銀髪の怪人。正体不明の外国人組織内で「メンター」(指導者)と呼ばれています。怪人が何としてでも手に入れようとしているのは、蔵王の沼の水――。無教養を装う女、桃沢瞳が広告業界のやり手、隅田周一に近づいていく場面から、物語は始まります。時は2012年8月27日、場所は東京・新宿駅に近い海外資本のホテルのバー。〈やだ隅田(すみだ)さん、わたしの胸見てたでしょ。桃沢瞳(ももさわひとみ)はワンピースの開いた胸元を手のひらで隠し、横にいる隅田周一(しゅういち)に微笑みかけたが、笑顔の奥では男の脳の単純な働きについて考えていた。(中略)隅田の頭の中では今、さまざまなデータが処理されているはずだ。目の前にいる女がどの程度の知性を持っているのか、胸の実際の膨らみはどれほどなのか、自分に対してどういった感情を抱いているのか。何より、「今日、ベッドで一緒に寝られるかどうか」を探っている。そのことを、桃沢瞳は愚かだとは思わない。男の回路が、そうなっているだけなのだ。興奮するスイッチの大半が視覚に依存しているのも、まわりに肌を露出した女性がいれば目で追ってしまうのも、男の脳の基本的機能に過ぎない。男が、ガイノイド脂肪の大きさにこだわるのもそうだ。好みのバストの大きさも、若い頃の日常体験や鑑賞経験などの刷り込みによって決まっている。(中略)隅田が意味ありげに口を開いたのは、桃沢瞳が新しいカクテルを喉に通した後だ。「あの、『地平線の猫』ってネーミング、どこから閃(ひらめ)いたかと言えば、ほら、さっき君が言った、東京大空襲と関係なくもないんだ」仕掛けておいた釣り針に、ぐぐっと重い反応があったかのような感触を、桃沢瞳は覚える。「わ、それってすごい偶然じゃないですか」「大空襲の時にさ、墜落した謎のB29の話を知っている?」「墜落したんですか? B29が?」「しかも東北にだよ。『東京』大空襲の夜に、『東北』の蔵王に墜落したんだ」「なんか謎めいてますね。わたし、そういう話弱いんですよ」「弱い?」「ぞくぞくしちゃうんです」できるだけ性的な興奮を想像させるような言い方で、桃沢瞳は答える。なぜ、謎のB29でぞくぞくするのか、理屈としては意味不明であるし、さすがに怪しまれたのではないか、と後悔するが、予想に反し隅田は嬉しそうに笑みを浮かべ、得意げに話を続けた。「東京大空襲の三月十日にね、なぜか三機のB29が蔵王(ざおう)連峰の不忘山(ふぼうさん)に墜落したんだけれど」「蔵王って、東京から遠いですよね?」「そりゃそうだね」と隅田は、無教養の相手を小馬鹿にするみたいに息を吐いた。「わたし、地理とか弱くて」「弱い?」「これは、ぞくぞくするんじゃなくて、単に苦手って意味です」「墜落した近くに、うちの実家の町があるんだよ。あ、ほら、蔵王って言うより、御釜(おかま)って言うほうが分かるだろ。あのレンサ球菌で有名な。あっちのほうだよ」〉B29はなぜ、蔵王の御釜エリアに向かおうとしたのか?これが、阿部・伊坂が物語に仕込んだ一つめの謎です。そして戦後――蔵王付近の人間が高熱とともに倒れ、死に至り始めた際、はじめはジフテリアと診断された。が、ワクチンであるジフテリアトキソイドを接種したにもかかわらず、死者が続き、国内はパニック寸前となった。東大の村上教授が菌を特定して、ワクチンが開発された。その発生源とされた蔵王の御釜は立ち入り禁止となっているが、その村上病はほんとうにあるのか?これが二つめの謎。このふたつめの謎に絡んでくるのが、三つめの謎、幻の映画「鳴海戦隊サンダーボルト」公開中止のほんとうの理由です。謎を解明した先に見えてくるものはなにか?御釜の水を執拗に求め、そのためなら人の命を躊躇なく奪う銀髪の怪人の隠された狙いはなにか?そして相葉時之、井ノ原悠、桃沢の3人は銀髪の怪人と、どう闘うのか。起死回生の人生大逆転はあるのか。しっかりしたキャラクター造形、スピード感に満ちた展開で一気に読了、そのあとに残る爽快感。もの静かに終わるラストシーンのあたたかさが、いい。(2014/12/26)
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    投稿日:2014年12月26日
  • 『のだめカンタービレ』から4年もたっているのですね、二ノ宮知子先生の最新作ということで、かなり期待して読みましたが…面白くなりそうな予感です!今度は「宝石×質屋」という設定でこれまた「知らなかった世界」なのでとても興味深いです。着眼点もすごいのですが1巻を読み終わる頃には「続きが気になる~」となる展開力が素晴らしいです。主人公の質屋の娘・志のぶは宝石のオーラが見える不思議な高校生。そしてそんな由緒ある?質屋に売られた顕(人間・イケメン宝石外商)との絡み、周りのキャラとの絡みがかなり面白いマンガとなっております。いやーなんだか宝石欲しくなりました。出てくる宝石は高いものがやっぱり話的には面白いのですが、安くても想いが込められているものはキラキラ輝いて見えますよね。そんな人間味あるお話も面白いです。そして志のぶが「その宝石は買い取らないで!」となんとなーく感じるものには「何かがある」のです!!今後にも期待が高まる作品です。
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    投稿日:2014年12月26日
  • 「LA“マツヒサ”のカウンターで、鮨を握っていた頃のノブさんが、“世界のノブ”になることを誰が想像できたろう」(高倉健)
    世界でもっともその名が知れ渡っている日本人シェフをご存じだろうか。本書の著者、松久信幸氏である。2014年現在、五大陸に三十数店舗を構える日本食レストラン「NOBU」と「Matsuhisa」のオーナーシェフだ。寿司職人として日本で修業後、ペルー、アルゼンチン、アメリカ等海外での経験をもとに、和をベースにし各国のエッセンスを取り入れた独自の料理で人気を博す。ハリウッドなど世界のセレブ、著名人たちのファンも多く、ニューヨークに出店した「NOBU」1号店は俳優ロバート・デ・ニーロらとの共同経営。本書では、著者の波乱万丈の半生とともに、自らの料理哲学やレストラン経営の考え方、人生観などを余すところなく語り尽くしている。
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    投稿日:2014年12月26日
  • ショッピングサイトにはじまり、電子書籍、クラウド、新聞も宇宙事業も……。ベゾスの真の姿と未来を明かす。
    アマゾンは書籍のネット通販サイトとしてスタートしたが、取扱品目を拡大し、いまでは日常生活の買い物をすべて済ませられると思えるほどになっている。また、電子書籍ではキンドルを普及させ、市場で圧倒的な存在となった。さらに、アマゾンウェブサービスというクラウドサービス(インターネット経由でのソフトウェアやデータなどさまざまなコンピューティング能力の提供)の分野でも世界のトップ企業だ。アマゾンはなぜ、貪欲なまでに事業を拡張し続けるのか。本書は、アマゾンを一代で築いた創業者、ジェフ・ベゾスの伝記であり、彼がさまざまな業界に変革をもたらしていった経緯を明らかにしている。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2014年12月26日
  • 匿名希望
    やきもきするけど
    ずーと昔のこおいう恋心を思い出し、懐かしんだり、胸がきゅんとなります。やきもきするけど、それが若いときの恋って感じで すっごくいいですね
    • 参考になった 2
    投稿日:2014年12月25日
  • ネタバレあり
    すごくよかった
    えっと。何からふれていいのか・・・。えっと、ネタばれになります。読み終えて、感動し、何度も読み返しました。とても切ないです。ストーリーの時代設定が、SHOOWA先生の月影を思い出させつつ。とても、よかったです。結局、思いが通じあって男同士の関係の先というのか、恋愛のハッピーエンドの先が素敵に描かれていて、幸せに過ごしたけど、年取れば、必ずどちらかが先に逝ってしまうっていうのが、すごいリアルでした。これは、異性でも同性でも同じだから。そして、その思い出し方がとても胸に響いたのです。欲を言えば、もっとラブラブしている日々が見たかったなって思います。エロはね、少なめですね。そして淡泊ですので、艶やエロさが足りない様に思えました。攻が受をどれだけ好きだったかっていうのが描かれた作品が遺作となり、年老いた受の手元にあり、物語を読むたび、愛しい攻と暮らした日々を思い出すことができ、愛しさとともに攻に会いに行けるっていう描き方に感動しました。目頭が熱くなる作品って本当にあるなーっと思いました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2014年12月25日
  • 匿名希望
    マタンキ!!7年ゴロシ!!
    言わずと知れたジャンプの超人気作。
    友情努力勝利という言葉はこの作品が元祖です。
    かつては全巻セットの古本が10万円した時期もありました。
    手に入りにくかった終盤の巻も含めて電子で手軽に読めるのは最高です。
    人気が下降してからの迷走っぷり、作者の苦しみぶりもある意味興味深いです。
    この40年、何度読み返したかわからないくらい大好きな作品。
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年12月25日
  • 匿名希望
    トイレット博士ファンにオススメ
    トイレット博士終了後の80年代序盤に描かれた作品。
    絵柄や設定など当時の流行漫画から色々拝借して似せているのは、
    週刊連載で搾り取られたギャグ漫画家が生き残る為の必死さゆえか。
    ネタ自体はトイレット博士の明らかな焼直しばかりですが
    メタクソ団ファンの私としては、トイレット博士以外のとりい作品の中で
    最も満足できる内容となっています。
    突然打ち切られているのが残念。
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    投稿日:2014年12月25日
  • 年末年始ですね。美味しいものを食べる機会が増えて、体重計に乗るのが怖くなってしまいますよね。私は今年の健康診断でLDLコレステロールが若干悪化してました。あんまり不摂生な生活をしていたという意識はないのですが、やはり昔より運動もしなくなり、時たまおいしいものを口にしたり、生活が不規則だったり、そういうことが少しずつ積み重なったことで、体がシグナルを出しているのかもしれません。ぼちぼちタバコもやめようかなとか、魚中心の食生活に切り替えようかなとか、寝る前に寝ながらスマホいじったら目に悪いよなとか、玉ねぎ食べたら血液がサラサラになるのかなとか、いろいろ考えます。そういえば昨年、医療保険に加入しました。もう若くはないんだなぁと改めて思いましたよ。さて本作『ぽちゃまに』です。ぽっちゃりとした女子しか相手にしないイケメンに惚れられた、ぽっちゃりとした女の子が主人公です。ぽっちゃりとしている女性を好きになる男性の心理はなんとなくわかります。なんか安心感があるというか、こう…なんというか、マスコット的というか…ぬいぐるみっぽいというか、そばに置いておきたい感じ……というわけで、ぜひ本作をご一読くださいませ。
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    投稿日:2014年12月24日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    続きもの・・ですよね?
    立読がなかったので購入してみました。読んでみたら主人公の妄想とリアルがごちゃまぜになっていてそんなオチなのかなと思いました。妄想部分があるのでギャグ漫画のように読めるのですが、終わり方がよくわからない。というか、続きものなのでしょうか?コミック派なので何かの雑誌で連載しているのかとも思います。続きがある表示だったら購入しなかったと思うので売りかたが悪いのかもしれません。
    絵柄は、ちょっとゴツいですが綺麗でギャグ部分の絵柄も笑えます。不倫話でもないので平和です。あらすじでは、煽ってますがそんなことないかと思います。普段、レビューは一切しないのですが全体的(主に売り方煽って購入させよう)に納得ができなかったので書いてみました。
    デビュー作なら立ち読みがあって欲しいです。続きは気になります。(あるなら)
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    投稿日:2014年12月23日
  • 匿名希望
    心穏やかになる、好きな作品。しかし…
    この作品は好きな作品のひとつで、だからこそ書籍版を処分しスペースを作ることを考えた際、電子書籍版を購入することを決定できました。
    天神通りの神(精霊と言った方が近い気がするが、日本古来の考え方としては神で合ってる)たちと主人公の心温まるドタバタコメディ。天神通り内の人物たちは善人ばかりで、楽しく読むことが出来ます(悪役は基本的に外から来た人間が受け持つ)。

    確かに画面は綺麗で気にならないのですが、しかしこの電子書籍版には決定的に気に食わない部分があります。
    それは、書籍版にはあったカバーをはがしたところにあるおまけ漫画が無いことです。
    一巻目は連載前に載った新連載予告がそこに収録され、二巻目以降はおまけ4コマ(ここでちょっとした裏設定も語られたり…)が載っているのですが、電子版ではばっさりカットされています。
    これは失敗としか思えません。確かに電子版しか持っていない人にはいいでしょうが、書籍版を持っていた者としては非常に残念でした。
    そのため、満点にしたいけれど星は1つマイナスで4。
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    投稿日:2014年12月23日
  • 匿名希望
    新しい世界がはじまる!
    面白かった!
    読み始めは絵柄やキャラクターにとまどいましたが、読み進めるうちに「そうそう、こんな明智さんが読みたかったのだよ!」と嬉しくなりました。警察官として、まわりから盛大に浮きながら(笑)生き生きとしている明智さんがかわいいです。雑誌連載のほうでは捜査一課の仲間も増えてきて、ますます目が離せないです。
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    投稿日:2014年12月22日
  • 匿名希望
    どハマりしました
    「抱かれたい男~」からの作者買いでしたが、ハマりました!これはすっごく良かったです。泉くんどストライクです。献身的に尽くすのにエッチになるとドSになる!た、たまらん。
    ただ、エッチのシーンをもっと見やすくじっくり描いていただけると、私的にはもっと、もっと嬉しいなと思いました!
    1巻では、絵が見辛いと思うことも多々ありましたが、2巻は絵が綺麗になって見やすくなっていました。そして泉くんはよりカッコよく、理さんはより儚げになっておりました。
    他の2本も、すごく良かったです。1冊丸々表題カプをどっぷり読みたいタイプなのですが、これは他2本のお話も2巻に続いていて、読み応えがありました。まだ続くようなので、楽しみです♪
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    投稿日:2014年12月21日
  • 匿名希望
    突き抜けたエロが素晴らしい!!
    エロ重視の方には大変おススメです。ちょっとSMっぽいテイストもありますがそこも大変良い。可愛くて健気な受けが大好きな攻めにエッチなことをされて、とろとろに蕩けていく感じがとてもエロいです。短編集でどれもエッチが満載ですが、もうちょっと長いお話も読みたいな。濃厚なエロの描写が大好きなので頑張ってほしい作家さんです。
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    投稿日:2014年12月20日