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  • 親父の愛人と暮らす俺
    タイトルからご想像の通り、高校生の太郎が父親の愛人・智奈子と二人暮らしをすることになってしまって!?というお話。家族でもない、恋人でもない女性との絶妙な距離感を保ちながらも、二人の掛け合いはまるでラブコメのよう。生活するにつれ、二人の関係性にも徐々に変化が!? 太郎は不登校の引きこもり、智奈子は無職、そんな二人のダメ人間っぷりも、物語の背徳感に絶妙な味わいをもたらします。
    投稿日:2015年11月30日
  • 探偵少女アリサの事件簿
    「謎解きはディナーのあとで」で人気を博した東川篤哉先生のユーモア・ミステリーをコミカライズ! 勤め先をクビになって「なんでも屋」を始めたヘタレ三十男・良太と、わずか十歳にして名探偵を自負する美少女・有紗の痛快ミステリーです。有紗の傍若無人な暴れっぷりと良太のオツカレサマぶりで笑って欲しい作品です。森ゆきなつ先生の端正な画面も注目!
    投稿日:2015年11月30日
  • わたしは真夜中
    「誰しも恋愛したいと思っているわけじゃない。恋愛が苦手な人間だっている。」そんな主張を繰り返す31歳バツイチ・子持ちのとばりが物語の主人公。彼女が19歳の青年・池端と添い寝をする関係になるところから物語は展開していきます。二人の関係性はもちろん見所ですが、それ以外の登場人物もとにかく魅力的。元夫、子供、義母。恋愛に振り回されてしまうことに怯えるとばりに深い愛情で寄り添う彼らの存在に心救われる名場面多数です。
    投稿日:2015年11月30日
  • 11
    人間の「痛さ」を描かせたらピカイチのいがわうみこ真骨頂!! 物語は11の短編で綴られています。読み始めは、短編ギャグ漫画かと思う読者の方も多いと思うのですが、読んでいくと実はこれらが巧妙につながっていて、ギャグとは真逆のかなり重たいテーマを扱っていることに気づくかと思います。しかし、著者の持ち味である鋭い切り口と軽妙なギャグで読み応えはずっしりながら後味は清々しいです。ぜひ一読あれ!
    投稿日:2015年11月30日
  • 悪ノ召使
    栄華を極めた王国に生まれ落ちた双子・リンとレンが、王女と召使という立場に運命を分かつところから物語は始まる。王女として生まれたが故の宿命がリンを苛むのだが、レンは常にリンの側に仕え、リンを支え続ける。どれだけ傷つけられても、レンはリンを見放す事はない。その無償の愛は、男女の仲とか白馬の王子様というような生ぬるいものでは決してない。自身の半身としてリンに尽くす事がレンの全てなのだ。そして、足音が本当に聞こえてくるかのような破滅へ道。残酷に、それでいて絢爛に描かれるその過程は是非本作品を読んで確認して欲しい。
    投稿日:2015年11月30日
  • 結婚相手ってどこに落ちてるの?
    皆どうやって結婚相手を探してるの? どんな時に結婚したいと思えるの?そんな疑問の答えになるかどうかは別にして、結婚するまでに起きた恋愛迷走期を赤裸々に綴ったコミックエッセイです。とにかく「よくここまで描いてくださいました!!」と言わずにはいられない、ぶっちゃけた内容が満載。思わず「あるある」と頷いてしまう独身女性たちの姿が私の目には浮かんできます。
    投稿日:2015年11月30日
  • 交番PB
    ノッポの後輩警官・仙波と仕事はバリバリ出来るけど小さい先輩警官・武田が派出所で繰り広げるおまわりさんコメディです。この作品は「KOBAN」→「交番PB」とシリーズで読むのが正解。仙波のアホだけど何か持ってる感と、武田の完璧&カッコいいけど何か足りない感がたまらなく愛おしい作品です!
    投稿日:2015年11月30日
  • 江戸モアゼル
    学校帰りや仕事帰り、いつものコンビニに立ち寄ったら、レジにいたのは「花魁」……!? 江戸時代からタイムスリップしてきた女郎・仙夏とその仲間たちが繰り広げるジャパネスク・ギャグ! 仙夏の女っぷりが平成のオトコとオンナを釘付けにしちゃいます。笑って笑って、たまにホロリとする傑作です!
    投稿日:2015年11月30日
  • 猫の手はかりない!
    見た目は女装でも中身はイマドキ男子の主人公・景虎と、爺ちゃん4人の共同生活ストーリーです。当然、世代間ギャップから色々起こりますが、徐々に心を通わせていく彼らの姿に、とても心が温まります。「地味そう…」と敬遠するなかれ! コミカルなやりとりにクスっと笑ったかと思えば、家族や、生きていくことに関する深い言葉にハッとしてしまう、素晴らしい作品なのです。かといって、押しつけがましい教訓などはありません。読んだ後はごく自然に、何気ない日常というものが愛おしく思えてきます。爺ちゃんたちは(心が?)イケメンですし、将来、こんな生活もいいかもな、という夢も描けます。優しい気持ちになりたいときに、おすすめです。
    投稿日:2015年11月30日
  • 彼女のカレラRS
    ナイスバディな車雑誌編集者・轟麗菜は、亡くなった父親から形見として受け継いだ「ポルシェ カレラRS」を通じて、色々な人と出会い様々な経験をし、車への興味を募らせていく…。ポルシェ、カウンタック、フェラーリなどなど一世を風靡したスポーツカーを乗りこなす美女達! 主人公の麗菜はもちろん、現役JKレーサーの愛華、漫画家のぱるこ先生など、魅力的なキャラ達の日常とスポーツカーが織り成す刺激的な日々に釘付け。車を持っている人はもちろん、そうじゃない人にもお薦めできる作品です!
    投稿日:2015年11月30日
  • おはようおやすみまたあした
    幼なじみで親友で一緒にいるのが当たり前で、その存在について改めて考えることもなくて。
    男子高校生ふたりの初々しさと不器用な誠実さがめいっぱい詰め込まれ、思わずいとおしくなってしまう一冊です。互いが互いを大切に思っているのに、でもそこから決して一足飛びとはいかない――バカで一生懸命でかわいい“儘ならなさ”は、きっとクセになるはず。
    【電子限定おまけ】として、小学生時代のアキとナオヤをたっぷり12ページ描き下ろし。「じれったい幼なじみラブ」を存分にご堪能ください!!
    投稿日:2015年11月30日
  • 遠い太鼓
    ぼくが『遠い太鼓』を手にしたのは、10年前の真夏の夜でした。

     その晩、ぼくは友人につれられて、海に近い千葉の小学校で開かれた盆踊りを見にきていました。校庭の真ん中に質素な櫓が組まれ、そろいの浴衣を着た人々が和太鼓の音に合わせて、ぐるりぐるりと輪を描いて踊っていました。どん、どん、かっ、というリズムが、ざあん、ざあん、という波の満ち引きと混ざりながら、夜空に響いていたことをよく覚えています。盆踊りの輪を取り囲むように、手作りの屋台が6台ほど出ていました。そのひとつ、近所の家々から古くなった本を寄せ集めて売っていた屋台に、この本はひっそりと置かれていました。ぼくはその当時、長い旅行をすぐあとに控えていて、できるだけ持ちはこびやすいサイズで、できるだけ長く読めそうな本を探していました。だからこの、約570ページの文庫本へとすぐに目が留まったのです。

    『遠い太鼓』は旅行記です。著者の村上春樹さんが『ノルウェイの森』や『ダンス・ダンス・ダンス』を執筆していたころ、“常駐的旅行者”としてヨーロッパを転々とした日々について綴っています。そこには、ローマやアテネ、クレタやミコノスといった街の名前がつぎつぎと登場します。土地の人々との会話や、買い物や食事といった日常生活を通じて、その街のスケッチが色鮮やかに描かれます。その街の朝日がどんな色をしていたのか、その空気がどれくらい新鮮だったのか、そういったものが伝わってくるような本です。

     これは幸運な偶然でしたが、ぼくの旅行計画はギリシアのアテネからフランスのパリまでを1ヵ月かけて移動する、というものでした。クレタ島やミコノス島、ローマやフィレンツェなどにも足を運びました。ぼくは行く先々のホテルのベッドで、街角のカフェで、人気のないビーチで、『遠い太鼓』のページを開きました。なにも、ガイドブックのように読んでいたわけではありません。アテネにいたときにロンドンの文章を読んだり、ローマでフィレンツェの話を読んだり、もちろんミコノス島でミコノスについて読んだりもしました。ぼくにとってみれば、それは日本語が話せる旅の友人でした。

     以来、ぼくは長い旅行をするとき、この本を鞄にいれることにしています。マルタやサントリーニといった地中海の街から、コペンハーゲンやヘルシンキなどの北海周辺の都市、台湾やハワイ島といった太平洋の島にも、この本を持っていきました。旅の必需品というわけではありませんが、遠い街にいくとき、とくにそれが海辺の街だったりするとき、ぼくはこの本を一緒につれていきたくなります。遠くはなれた場所から打ち寄せては返す波のように、長い移動のなかのリズムを整えてくれる。そんな旅の伴侶といえるかもしれません。(講談社創業100周年記念企画「この1冊!」より)
    投稿日:2015年11月30日
  • 身からでる言葉が愛。
    槇さんの福岡弁にやられました。器の大きな工場長の槇とトラウマ持ちの社長代理の幸典。槇さんが男前。外見だけのコトではなく中身が。とにかく、こういうタイプの攻めに弱いのです。他にも幸典の色気が堪らなかったり、同時収録の前後編の二人がほだされちゃう系の可愛い二人だったりと、好きな理由をあげたらキリが無いけれど。一番大きな理由は槇さんです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2015年11月29日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    奇人変人のオンパレード
    つのだじろうチックな絵柄!
    奇人変人の主人公、相棒に常識的な思考を持ち合わせた浪人生(無駄に頭の回転が早い)、そして一癖も二癖もある悪人、自由すぎるワンコ、作者の本領が発揮されたであろう漫画。
    この漫画は推理ナンセンスギャグ漫画です、多分。


    同作者の別作品にこの漫画のマスコットキャラの自由犬がゲストで出てます。
    探してみるのもよし。
    途中で打ち切りになったのが惜しい!

    特別面白い漫画じゃないけど、作者の作品では極めて稀なジャンルなので、時々見入ってしまう。

    • 参考になった 1
    投稿日:2015年11月29日
  • まさお大祭(笑)
    どっかの神社のお祭りみたいなタイトルになりよった。

    まさお祭りの最後は『あと一息で愛』。遡ってます。
    短編集なのでどのお話もさらっと終わっちゃいますが、全てのCPがかわいいです。そして、きゅんきゅんする台詞を吐きます。

    表題作の『あと一息で愛』ではきれいな年上彼氏が「心配しなくても立派だよ?」とか言い、『言うまでもない』ではツンツン黒髪眼鏡男子が泣きながら『他のひとにも(好きだなんて)言わないでくださいね』(←この時のシチュエーション!)とか言っちゃいます。

    書き下ろし的な後日談もありますがやっぱりもう少しじっくりよみたい子たちばかりです。15年9月に発刊の「夜が明けても」のあとがきで体調が万全でないようなことをかかれていましたが、是非とも複数刊のお話を読んでみたいものです。

    • 参考になった 1
    投稿日:2015年11月29日
  • 匿名希望
    是非シリーズ化して他の号も出してほしい
    藤子不二雄ファンなので「怪物くん」が掲載されている号を選んで購入。
    広告や通販の綴じ込みハガキまで再現されておりマンガだけではなく幅広いマニアにフックする求心性の高さになっている。
    目次に名前が出ている作家名全員が商品ページに掲載されているわけではないので追補してほしい。大伴昌司や石原豪人、太田じろうなど名前が上がっていない作家にもマニアは存在するし、そのファンの人達にこの電子書籍が引っかからないのは勿体無い。
    400円という安さを考えると仕方ないとはいえ、別冊付録に続いているマンガがフォローされていないことも残念。是非シリーズ化して、別売で別冊付録も販売してほしい。
    70年代以降の少年画報が電子化されるのは下手すると25年以上先になってしまうと思うので、今の勢いでシリーズ化し、出せるだけ出してほしい。
    • 参考になった 19
    投稿日:2015年11月29日
  • ネタバレあり
    新しい手
    ある意味、新鮮な絡み。攻めは表紙右側の蜘蛛の妖怪、受けは左側の気だるげな僧侶。少年誌のような戦闘シーンを織り混ぜつつ蜘蛛の妖怪は成長する。二人の絡みも同時進行で成長。《多手攻め》とはナカナカやります。さすが蜘蛛。関連のある短編で蛸版も収録されていて、こちらも味がある攻め。御馳走様な1冊でした(笑)
    • 参考になった 4
    投稿日:2015年11月29日
  • まさお祭
    タイトルはまさお三月さん連投ってそれだけなんですけど。
    二本目は雰囲気のある表紙にものすごく期待が高まる『夜が明けても』。
    おお、眼鏡攻め。結構ハードめですね。
    この作家さんの男子は、少し体脂肪率多めな感じ(推定18~20%くらい)で好きです。あんまり腹筋割れてたりするとちょっとひく。そういう男子が堪能出来ます!(←誰得?)

    過去の失恋から恋愛に踏み込めない甲坂とやはり自分が恋愛に向いていないと考えている真。身体から始まった二人が心を通わせるまでが描かれています。

    やっぱり脇キャラが濃いい。セクハラ部長もゲイバーのママも、仕事ができない部下もいい味だしています。女の子があんまり出てこなかったのが残念(BLにおける女子キャラの活躍推進派)。

    ようやっと気持ちが通じてからのその後、特訓中は相当おかしい。真の眼鏡かわいい。萌えるってこういうことかと実感。

    大きな事件やハラハラするほどのすれ違いは起こりませんが、人を好きになる悦びに溢れた本です。恋がしたいっ!ってじたばたしそう。

    • 参考になった 2
    投稿日:2015年11月29日
  • 匿名希望
    ラブストーリだけど
    よく言えば一途、見方によってはストーカー行為・・・

    作者が連載中に亡くなったのは残念で仕方ないけど、「え---!!ここで終わりかいっ」っていう終わり方
    • 参考になった 0
    投稿日:2015年11月28日
  • 弟ワンコ本当に兄バカです。
    この作家さん絵がとてもお上手で、好きです。あ~弟ワンコ可愛いです、この方の何気ギャグがホントにツボです、笑えます。親同士の再婚で義兄弟になり、また親の決別で離れ離れになりながら、それでも兄弟だと言うのがこの本のタイトルです。幼い頃に兄に恋して、ひたすら計画を立てながら
    兄をカバーしていきます。兄側の弟に対する感情が積極的になれず、離れようとしますが、弟当然諦めません。設定はありがちですが面白かったです。お父さんが実は一番可愛いかも?
    もう一つのお話しは少しシリアス?っと思いきや重くはないです。真性Mと真性Sのお話です。収まりが良かったです
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年11月28日
  • ほっときましょうよ、そんな船wwww
    星川さん、私も同感です。

    世間一般とは少しずれた(そして眼鏡の)ひとたちが恋をしたり力の加減がわからなかったりする三月さんのマンガです。相変わらず何かが噛み合わないままどんどん進んでいきます。

    嫌いなひともいるかもなー。結構唐突に恋になったりするし戸惑いや葛藤はほとんどないです。あたまから匂っていた過去の出来事もそんなにおおごとではないです。
    のんびりまったりしたものを読みたいひとにはお薦め。

    星川さんをはじめとする脇キャラがいい味です。店長と白石さんは美味しすぎる。アホですな。

    絵もきれいだし、ちょいちょい出てくる目が点の顔も好き。ショックなことが起こったときの(古典的だけど)走る稲妻も大好き。
    でもやっぱり、私が円谷さんだったら辰巳みたいな船はほっとくな。沈んでしまえ(笑)

    • 参考になった 5
    投稿日:2015年11月28日
  • ありがとうございます!
    可愛いかなめたんと、騒がしい2Gが今蘇る!!って感じでした!!相変わらず可愛くて安心ですね!!これからも頑張ってください
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年11月27日
  • ネタバレあり
    絵がとても綺麗です
    作家買いです。いつもストーリーが残念なのですが、今回は
    ありがちなストーリーではありましたが、楽しく読めました。何と言っても攻めがとってもカッコイイです。特に兄。ベッドの上での豹変ぶりがとても好きです。エロも程よくあり絵がとても綺麗です。 双子カップルもうひと捻り欲しかったですが、カッコよかったので満足です
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年11月27日
  • ネタバレあり
    受も攻もイイお尻です!
    すごく良かった!何が良かったかというと出てくるセックスシーンが全て超気持ち良さそうだったからです!
    攻は受きっかけで足フェチに目覚めるんだけど、その受の足がなんてことない普通の足、ってのがポイント。 攻が受にペディキュアしてあげるシーンで足の爪がアップになるんだけど、形が普通ってかちょっと不細工な平べったい爪なんです。攻も真面目キャラで慣れてないからペディキュアも下手ではみ出してる。本当、そういうとこがイイ…!
    あんたのせいで変態になった、責任とってくれって攻が受に文句言う場所が普通の小料理屋ってのもイイ。こんな明け透けな会話ってゲイバーでするのがデフォだけど街の普通の朝からやってる小料理屋で、近所の爺さんも朝から飲んでるようなお店。
    1話ずつ配信されてる時から気になってたタイトル「嗅いで、舐めて、擦りつけて。」てっきり大事な部分のことかと思ってました。足でしたね…すみません…。今回コミックスにまとまってサブタイトル「つま先から愛されて」が昇進。 でも私は前の方が好きです。表紙の二人もコミックス版はなんか落ち着いちゃってるけど、前のはお互いに溺れちゃってるのは何でかな?風でイイ感じ。タイトルも足フェチのお話はたくさんあるから個性がなくなって残念。でも、そんなこたぁどうでもいいほど面白かったです!
    受の子がいつも柄違いのテロんとしたハーパン穿いてるんだけど、ユニクロのリラコみたいなやつ。しまむらかな?あと攻のクロックスのぱちモンみたいなの履いてるとことか妙にそこらへんにいそうな生活感か良かった。
    苦手なところといえば受の身体がちょっと女性的に色っぽかったりします。普通そういうの苦手なんだけど、本作はなぜかあんまり気にならなかった。面白いBLは地雷も凌駕します。攻はマッチョ系ですがプリケツが魅力的。
    残念なのが私がもっとも無慈悲と感じる楕円形ザックリ修正なとこ。周囲までザックリ真っ白な楕円形をコピペしてみましたって感じの。1話ずつ電子配信の時より若干その楕円の面積が小さくなってる気がしますが、あまりに無粋な修正。でもそれを乗り越えるくらいエロい傑作、オススメです!
    • 参考になった 5
    投稿日:2015年11月27日
  •  朝日新聞の土曜日別刷りに「be ランキング」というシリーズがあります。11月14日は「心に残る阿久悠の歌」。「3分の歌に込めた感動の密度」の見出しがあって、1位「五番街のマリーへ」(ペドロ&カプリシャス)、2位「北の宿から」(都はるみ)、3位「勝手にしやがれ」(沢田研二)を皮切りに、日本人の心に刻まれた作詞家・阿久悠作詞の歌20曲がランキング表示されていました。ベスト3に続いてランクインしたのは4位「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)、5位「宇宙戦艦ヤマト」(ささきいさお ミュージカル・アカデミー)、6位「もしもピアノが弾けたなら」(西田敏行)、7位「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)、8位「ジョニーへの伝言」(ペドロ&カプリシャス)、9位「舟歌」(八代亜紀)、10位「青春時代」(森田公一とトップギャラン)などなど。プロデューサーとしての阿久悠最高の成功事例、ピンク・レディも「UFO」(15位)、「ペッパー警部」(17位)、「ウォンテッド(指名手配)」(18位)の3曲が入り、その幅の広さが阿久悠の多才ぶりを示しています。
    「3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである」――阿久悠が残した名言です。大の野球好きで、自伝的小説『瀬戸内少年野球団』の著作もある阿久悠は、1979年の夏(第61回大会)、甲子園の一戦一戦を見つめて詩を書き、翌日の新聞に載せるという新しい試みを始めました。それはスポーツニッポン新聞の名物シリーズとなり、2006年第88回大会まで27年間にわたって続けられました。阿久悠が亡くなったのは、第89回大会開幕を1週間後に控えた2007年8月1日です。詩人の観戦詩作も前年の第88回大会が最後となりました。阿久悠は人生の最後まで甲子園の全試合、少年たちの目撃者として生き、362の詩を残しました。その362の詩が一冊の本になりました。『完全版 甲子園の詩 敗れざる君たちへ』(幻戯書房)――2013年に単行本が出版され、先頃電子書籍版もリリースされました。観戦して詩作する、そして翌日の新聞に掲載する。稀代のヒットメーカーは締め切りに追われながら、この離れ業を27年間続けました。そのなかで生まれた詩は、人を見る確かな目と少年たちの喜怒哀楽を受けとめる類い希な感性によるジャーナリズムであり、「甲子園」の記録です。そして詩がもたらす感動の密度は、阿久悠が語っているように、2時間の映画と変わりありません――。

     1992(平成4)年8月16日 2回戦。怪物と呼ばれた星陵高校の4番打者、松井秀喜選手は、明徳義塾の5打席連続敬遠という〝作戦〟にあい、一度もバットを振ることなく甲子園を去りました。その日、「無念の夏か」と題して松井青年に捧げられた阿久悠の言葉の数々は20年以上の時を経た今も私たちの胸をうちます。

      無念の夏か
     あなたは たぶん
     怨みごと云ったり
     作戦を誹謗したりはしないだろう
     無念さは おそらく
     青春期の総決算のような形で
     猛々しく噴出を待っているだろうが
     あなたは それを制御し
     次なる人生への勲章にし
     エネルギーにしてしまうに違いない
     感情を小出しに爆発させ
     その時その時の微調整をくり返し
     如何(いか)にも活力あり気に振舞う人とは
     あなたはスケールが違う
     ドンと受けとめて
     いつか やがて
     まるでこの日の不運が
     最大の幸運であったかのように
     変えてしまうことだろう

     バッターボックスの中で
     微動だにしなかった態度を称える
     ブーイングに便乗しなかった克己心を
     何よりも立派だと賞める
     照れたり くさったり 呆れたり
     同情を求めるしぐさを
     欠片(かけら)も見せなかったことを賛美する
     一振りも出来ないまま
     一塁ベースに立ち
     瞑想していた男の顔を
     惚れ惚れと見る

     あなたの夏は
     いま 無念の夏かもしれないが
     流れの中で自分を見失わない
     堂々の人間を証明してみせた
     圧倒的に
     輝く夏だったのだ

     阿久悠が「堂々の人間を証明してみせた」と最大級の賛辞を贈った松井青年は、3か月後の11月、プロ野球ドラフト会議で4球団から指名を受けます。交渉権を引きあてたのは、その年巨人軍監督に復帰した長嶋茂雄。松井青年は巨人軍に入団、長嶋監督との〝師弟コンビ〟で日本を代表する長距離ヒッターに成長。2003年、米メジャーリーグの名門ニューヨーク・ヤンキースに移り、主力打者として活躍する姿は多くのファンの心に残っています。先日放送されたNHK「100年インタビュー」で、長嶋茂雄は有働由美子アナウンサーのインタビューに応えて「(連続敬遠の)あのときの松井君の姿を見て、この人をとろう、彼にプロ野球でやってもらいたいと思った」と語っていました。一振りもすることなく甲子園を去った松井選手を見つめる阿久悠の眼には、後に巨人軍で、そしてヤンキースで輝くことになる松井秀喜の姿が映っていたのではないか。そう思えてしかたありません。

     死力をつくして戦った甲子園の球児たち。その美しさ、儚さを詠(うた)った阿久悠。「詩」という名の記録『甲子園の詩』には、27年間の球児の姿が鮮やかに刻み込まれています。
     1980年第62回大会――大阪の強豪・北陽高校戦のマウンドには早稲田実業1年生ピッチャー荒木大輔がいました。2015年の甲子園を湧かせた早実の1年生3番バッター清宮幸太郎の大先輩にあたります。阿久悠は詩をこんな言葉で締めくくりました。

     おそれを知らない子供たちは
     百戦錬磨をしのぎ
     そして勝った
     ゲームセットのコールの時
     初めて
     おそれを知る子供の顔になり
     少年という緊張の美しさを見せた


     1983年第65回大会――蔦監督に率いられてV3を目指した池田高校やまびこ打線がPLの1年生ピッチャー桑田真澄の前に沈黙。阿久悠はその衝撃を「やまびこが消えた日」と題して記録した。

     まさに、それは事件だった
     池田が敗れた瞬間
     超満員の観衆は
     勝者への拍手を忘れ
     まるで母国の敗戦の報を聴くように
     重苦しい沈黙を漂わせた
     雲の多い夏空に
     麦わらのようなとんぼが飛び
     季節は静かに移ろうとしていた

     1998年第80回大会――決勝でノーヒット・ノーラン。横浜高校・松坂大輔の夏だった。1980年の荒木大輔から18年たって現れた同じ「大輔」の名をもつ投手。阿久悠は「怪物の夏」を「少年はやさしい顔をしていた」と書き始めた。

     もちろん 闘志もあった
     それなのに
     ギラギラと誇示しないのが
     新しい怪物の凄さであった
     横浜高校 松坂大輔投手
     この夏は彼とともにあった
     それは同時に
     彼を信じ彼とともに戦った
     仲間たちとともにあったことであり
     彼を標的にし彼にぶつかった
     対戦相手と
     ともにあったことでもある
     決勝戦は静かだった
     五万五千の大観衆がいながら
     どよめきが固まっていた
     そして あろうことか彼は
     ノーヒット・ノーランで幕を閉めた
     怪物の夏であった

     そして、阿久悠が残した記録の最後となったのは、早実・斎藤佑樹と駒大苫小牧・田中将大が投げ合った2006年第88回大会決勝、決勝再試合の2連戦。阿久悠は決勝を「終わりなき名勝負」とし、再試合となった再びの決勝を「二〇〇六年 いい夏」と題して、こう書き始めます。

     昨日から持ち越した興奮が
     超低周波の音のように
     甲子園球場に満ちた

     そして、結びの言葉へ――。

     本来なら
     全精力を消化し尽くして
     悲壮に見える筈の少年たちが
     まさに 疲れを知らない
     昂揚の美を示して
     ただの一度も崩れることなく
     毅然として闘った
     顔を歪めなかった
     肩で息をすることもなかった
     コントロールも乱れなかった
     球威も落ちなかった
     脚力ももつれなかった
     最後までベストであった
     二〇〇六年 いい夏
     人々は日記に きっとそう書く

     この他にも工藤公康(名古屋電気)がいました。PLのKKコンビ桑田真澄、清原和博もいました・・・・・・しかし、「甲子園」を見つめる阿久悠のまなざしは、プロ野球で名をなした選手たち以上に、頂点に立つことなく甲子園を去っていった球児たちに向けられていました。
    〈高校野球は、等身大に心うたれるのです。それを(等身大を)数センチ超えようとする懸命の努力がうかがわれる時に心が浄化されるものです〉
     勝者も敗者もありません。副題の「敗れざる君たち」には、そんな阿久悠の思いが投影されているように思います。
     彼ら甲子園の少年たち一人一人の必死のまなざしが詩人の言葉を通して、私たちの胸に沁み入ってくるのは何故でしょうか。本書巻頭の「序にかえて 君よ八月に熱くなれ」にこんな一節があります。スポニチ連載の端緒となった1976年8月21日掲載のコラムを収録したものです。
    〈なぜにぼくらはこれ程までに高校野球に熱くなるのだろう。
     縁もゆかりもない少年たちの技術未熟な野球に、それこそ宗教とでもいうべき熱い想い声援を送るのは何故なのだろう。〉
     阿久悠の自問です。362の「甲子園の詩」は、阿久悠の答えです。あなたはどう答えますか。(2015/11/27)
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    投稿日:2015年11月27日