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  • 可愛い擬人化
    羊の国の変わり者リカと奴隷の草みどり
    二人とも可愛い~!
    みどりは羊たちにモテモテのマドンナ?!草?!
    奴隷に本気で恋しちゃダメみたいだけど
    ヘタレなリカがどれぐらいの頑張りを見せてくれるのか今後が非常に楽しみ♪
    リカが気になる羊もいて…3角になっちゃうのかしら
    「ちらちく」と「もろちく」(笑)
    ツボでした♪
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月28日
  • とにかく絵が可愛い。
    ケモミミ、寮モノ。狼(ろう)先輩とピンクの耳としっぽの李(すもも)の話。入学早々《伝説のピンクの耳としっぽ》の李は上級生達に追いかけられ、危うい目に遭う。李の醸し出すフェロモンが原因らしい。同室になった先輩の狼の狼(ろう)は自身の発情を抑えるため秘薬を飲んでいる。李にも自衛のためフェロモンを抑える秘薬を渡すが…。という、王道的な話。とにかく絵が可愛い。可愛いのにエロくて可愛い。エロさと可愛いを満たしてくれる作家さんです。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年05月28日
  • 不器用な男の名を。
    全てを持っているような男、圭一。その後輩の楓。嵐のような二人の出逢いから物語は始まる。圭一からの一方的な好意から始まる関係は身体を無理矢理に繋げられただけの関係。そこに楓の感情は伴わず、圭一の感情もまだ楓には見えない。伝わらない。圭一の、言葉にしない感情は楓のなかに吐き出されるだけ。だが、流れる時間のなかで圭一は学ぶ。楓を手放さずにいられる方法を。楓を置き去りにしたままで…。これは不器用な男が行きつ戻りつしながら、ただひたすらに心を尽くして、愛した人の隣に居続けようとする話。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月27日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    坊主攻
    全体的に独特な空気感が漂っています。
    表紙から攻感は漂っていますが、登場当初は美人受な雰囲気のお坊様。
    受の彼も、当初は攻顔でしたけれど、濡れ場に突入するシーンではとてもかわいくセクシーでした。
    いざこれから!というところで次回に続くとなっているので、更新が待ち遠しいです!
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年05月27日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    天然
    言葉が通じないとは言え、攻が少し天然でかわいいです。
    強面(クール?)で童貞という要素も加わりちょっとした萌えキャラになっている気がします(笑)
    受も可愛く、素直そうなので好感が持てます。
    ラストにライバルキャラがでてきて早速波乱の予感。
    続きがとても楽しみです!
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月27日
  •  オバマ大統領の被爆地ヒロシマ訪問に同行した安倍首相は、大統領と「日本国憲法」、なかでも「戦争を永久に放棄する」と宣言した第9条について語り合うことはあったのだろうか――。
     いうまでもありませんが、安倍首相は「憲法改正」を祖父の岸信介元首相から受け継いだ念願として明言しています。一方のオバマ大統領は、プラハで「核を使用した唯一の保有国として行動する道義的責任がある」と述べ、「核なき世界」を重要課題として打ち出したことで2009年ノーベル平和賞を受賞しており、2017年1月の退任を控えてヒロシマ訪問を決断、実現しました。71年前、熱線で焼かれる地獄絵を体験したヒロシマの地に立った二人の間で、「日本国憲法」、「日米安保」、そして「核なき世界」をめぐる対話はどう交わされたのでしょうか。
     オバマ大統領が「日本国憲法」を知ろうとして手に取るのは、1946年11月3日に公布された「日本国憲法」を英訳して、同じ日に英文官報号外に掲載された“The Constitution of Japan”(日本の憲法)になるはずです。占領期のGHQ(連合国最高司令官総司令部)草案を踏まえつつも調整・修正・追加を経てできあがった「日本国憲法」を日本側で翻訳し直した文書で、公式に認められた唯一の英文版だからです。つまり日本国憲法には日本語の「正文」のほかに公式英文版があり、世界の人びとが日本という国の憲法を識(し)ろうとすれば、“The Constitution of Japan”を読むのがその第一歩となるのが自然の流れとなっています。
     この英文版“The Constitution of Japan”を、アメリカ文学研究家、翻訳家、東大特任教授の柴田元幸さんが新たに翻訳、出版した『現代語訳でよむ 日本の憲法』(アルク、2015年8月14日配信)が注目を集めています。柴田元幸さんといえば、ポール・オースターなど現代アメリカ文学の翻訳の第一人者であり、作家・村上春樹さんの翻訳の良き協力者として親交を深めていることでも知られています。さらに現代アメリカ文学の紹介を主テーマとする文芸誌「MONKEY」を創刊するなど多才ぶりを発揮していますが、日本国憲法英文版を現代語訳したことについて、柴田さんはインタビューに答えて次のように語っています。
    「もし英文版の文章がものすごく官僚的で、国民の権利なんか考えていないようだったら、やらなかったでしょうね。でも一昨年、英語雑誌の仕事で読んでみたら、そうではなかった。簡単に言えば、ちょっといい感じ、だった。新訳の形で出すことで、憲法の主体は僕らにある、自分たちで国を動かすんだという精神が見えるだろうと。だからやる気になったというのはあります」(「朝日新聞」2016年5月12日付け朝刊より)

     現代アメリカ文学の翻訳の第一人者が〝ちょっといい感じ〟だったとした文章とはどんな英語でしょうか。その英文を柴田元幸さんは、どんな日本語に訳したのでしょうか。そして、新訳からは何がわかり、何が見えてくるのでしょうか。
     本書巻末に収録された監修協力の憲法学者・木村草太さん(首都大学東京准教授)との対談で柴田さんは、
    〈憲法ですから、全体的にはもちろん「法律の文章だな」という感じがするんですが、「前文」と第9条、第97条は、英文の質が明らかに違うというか、気合いの入り方が違うと感じました。特に第9条です。Japanese peopleが主語になっているし、forever renounce warといった言い方とか、ほかと違うなあという感じがします。〉
     と、「前文」「第9条」「第97条」の文章はとくに気合いが入っていると感じたとしています。

     まず、前文です。正文は「日本国民は……」と始まりますが、柴田訳は「私たち日本の人びとは……」です(正文は本書巻末に収録されています。柴田訳との違いはそれを参照してください)。
    【柴田訳】
    〈私たち日本の人びとは、正しい手続きを経て選ばれた、国会における代表者を通して自分たちの意志を実現する。自分たちのため、子孫のために、私たちはすべての国と平和に手を結ぶことからもたらされる果実を確保し、自由の与えてくれる恵みを、この国の隅々まで広めていく。政府の行動によって戦争の悲惨に引き込まれることが二度とないよう、主権は人びとにあることを、かくして私たちは宣言し、ここにこの憲法を定める。統治権(とうちけん)は人びとからの不可侵の預かり物であり、その権威は人びとから発し、その権力は人びとを代表する者たちによって行使され、その恩恵は人びとによって享受(きょうじゅ)される。人類にとって万国共通のこの原理を、私たちの憲法もまた土台にしている。これと対立するすべての憲法、法律、命令、詔令(しょうれい)を私たちは退け、廃する。

     私たち日本の人びとは、永久の平和を希(ねが)い、人間同士をつなげている貴(とうと)い理想を胸に刻む。平和を愛する世界の国ぐにの人びとの正しさと誠実さに信を置くことによって、自分たちの安全と生命を護(まも)っていこうと私たちは決意した。国際社会は、平和を維持し、暴政、奴隷制、弾圧、非寛容をこの世界から永久になくそうと努めている。私たちもまた、その社会のなかに名誉ある立場を築いていきたいと思う。世界中すべての国の人びとが、平和に、恐れも欠乏もなく暮らす権利を持っていることを私たちは認識している。(後略) 〉

    【英文版】は〈We, the Japanese people, acting through …… 〉と始まり、この〈We, the Japanese people,〉は、段落ごとにその始まりのフレーズとして繰り返しでてきます。そして、このフレーズは日本語の原文(=正文)では「日本国民」となっていますが、柴田さんはあえて「国民」を使わずに、Weもそのまま訳して「私たち日本の人びと」としました。その理由を、こう語っています。

    〈柴田 国民についての話だとひとまず理解しつつも僕が「国民」という言葉を避けたのは、やはり「民」という語は「公」と対になっているので、「『公』に支配されるもの」というニュアンスがある気がどうしてもしてしまうからです。ある意味で、「国民主権」という言葉も、矛盾に響くようなところが残っていると思うんですよ。「民」という言葉を国語辞典で引いても、「治められる人たち」という定義がまずあって、「国民一般」が次の定義として出てくる。
     ただ、peopleという言い方にも、もともと「民」と似たニュアンスはあります。英語で“you people”と言うと、ものすごく人を見下したような言い方ですよね。ただ、迷うときにはとにかく、正文と違うことをやってみようと思いました。〉

     主語として使われている“the Japanese people”とともに、英文版で特徴的なのは、shallがほとんどの文で使われていることだと、柴田さんは言います。
    〈柴田 英語教師の視点で見ると、この憲法はshallの使い方の教科書のようなものです。ほとんどすべての条文で、shallという助動詞が使われています。shallは、「私がこの人にこうさせるんだ」「これは、このように私が取りはからうんだ」というように、語り手の意志を表わします。ですから、主語はほとんど出てきていないけれども、隠れた語り手として常に「われわれ」がいるのかなと思いながら訳しました。〉

     shallの例として、第3章「人びとの権利と義務」の中の第12条を見てみましょう。
    【英文版】
    〈The freedoms and rights guaranteed to the people by this Constitution shall be maintained by the constant endeavor of the people, who shall refrain from any abuse of these freedoms and rights and shall always be responsible for utilizing them for the public welfare.〉

    【柴田訳】
    〈この憲法が人びとに保障するさまざまな自由と権利は、人びとの不断の努力によって維持せねばならない。
    人びとはこれらの自由と権利の濫用(らんよう)を避け、それらを公(おおやけ)の福利のために用いる責任をつねに負う。〉

    〈shall〉のニュアンスについては、柴田さんの以下の説明がわかりやすい。
    〈20世紀で印象的なshallは、アメリカの公民権運動とも密接に結びついていたプロテスト・ソング “We Shall Overcome”(邦題『勝利を我等に』)である。
     Oh, deep in my heart, I do believe, we shall overcome(ああ、心の底で私は信じる、いつの日か勝利は我等に)
    ──まさに人民の意志を表わすshall。キング牧師も、暗殺前の最後の演説で“we shall overcome”と唱えた。
     日本の憲法に隠れているshallも、その精神はこちらにずっと近い。〉

     次に、柴田さんが「気合いが入った条文」にあげる第9条を見てみましょう。第2章「戦争の放棄」から引用します。

    【柴田訳】
    〈正義と秩序にもとづく国際平和を心から希(ねが)って、日本の人びとは永久に戦争を放棄する。
    国として戦争を行なう権利を放棄し、国同士の争いに決着をつける手段として武力で威嚇(いかく)すること、また武力を行使することを放棄するのである。
    (2) 前段落で述べた目的を達するため、陸軍、海軍、空軍、その他いっさいの戦争能力を、日本は絶対に維持しない。国の交戦権も認めない。〉

     正文と見比べてみてください。柴田さんは冒頭の“Aspiring sincerely”(心から希って)を法律的な言葉ではないとしています。そしてそれに続く“forever renounce war”(永久に戦争を放棄する)のforever。この言葉に込められた心情的に、絶対にという気持ちを汲み取って訳し直したそうです。法律的な言葉だけの文章にはないニュアンスを文学翻訳家の感性でとらえた柴田訳は、その分、私たちにはわかりやすく感じられます。

     最後に、柴田さんが〝いちばんのお気に入り条文〟にあげた第99条――。
     まず、正文をご覧ください。
    【正文】
    〈天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」〉
     これに対して、柴田さんは「すべて」という言葉を加え、「擁護する」を「支持する」に改めて積極的なニュアンスを強めています。
    【柴田訳】
    〈天皇もしくは摂政、また各国務大臣、国会構成員、裁判官、そのほか公務員はすべて、この憲法を尊び、支持する義務を負う。〉
     ちなみに英文版には、ちゃんとallが入っています。
    【英文版】
    〈The Emperor or the Regent as well as Ministers of State, members of the Diet, judges, and all other public officials have the obligation to respect and uphold this Constitution.〉

     安倍首相はもちろんのこと、大臣や国会議員はすべて、日本国憲法を尊び、支持する義務を負っているんですね。
     とまれ本書は、英語学習の教材書籍を多く出版してきたアルクによって発行されています。それだけに、柴田訳と英語版が並ぶ対訳本のページ構成に加えて、ポイントとなる英単語、熟語、慣用句などの意味を解説した単語帳スタイルの用語欄があって英語理解を助けてくれます。日本の憲法を識るための格好の手がかりとなる、一家に一冊の注目書です。(2016/5/27)
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年05月27日
  • 傍らにウィスキーの瓶を置き・・・・・・
     私は重度の活字中毒者でして、しかも気に入った小説やエッセイは、時間があれば手にとって数ページ読むだけでも満足してしまいます。言ってみれば幼児がぬいぐるみをいつも手放さないようなもので、だからお気に入りの本はいつのまにかぼろぼろのばらばらに。ですので、私の電子書籍ライブラリーのかなりの部分を「いつも持っていたいお気に入りの本」が占めています。「ボートの三人男」はそのひとつ。

     むかし小学館から『少年少女 世界の名作文学』というシリーズが出ておりまして、小学生の私はそれを買い与えられていました。これはなかなかに強力なシリーズでして、全50巻が「イギリス編」「フランス編」みたいに国別になっていて、しかもイギリス編だけで7巻もある、というボリューミーさ。おかげで私は世界各国の名作を子供向けバージョンでたくさん読むことができ、「秘密の花園」「少女パレアナ」「ケティ物語」といったアメリカの少女小説の筋を今でも覚えていて、女性の友人知人に不気味がられています。

     この「ボートの三人男」は、「イギリス編6」に収録されていました。訳者は森いたるさんという方で、調べてみたら大正2年生まれの児童文学者とのこと。偉人伝や世界名作のリライトも手がけていたそうです。これを読んだのは小学4年生ぐらいだったと思いますが、もうとにかくおかしくておかしくて、何度読み返したかわかりません。ビクトリア朝時代(出版は1889年)のロンドンに住む3人の独身男が、ボートに乗ってテムズ川を下る、というだけの話なんですが(おっと、犬も1匹いました)、乗るまでの相談や荷造りでまず大騒ぎ、ボートの中でのさまざまな出来事がまたおかしく、そこに語り手の「ぼく」や二人の友人が経験したり人から聞いたりした妙な話、変な話、笑い話が挟まっている、という構成で、小学生のガキはげらげら笑いながら「テムズ川のボート遊び」に憧れたのでした。

     大人になって丸谷才一さんの訳が出ていることを知り、文庫を買ったのが大学生のとき。そのとき知ったのは、ユーモア小説でありつつテムズ川の観光案内・歴史案内でもあり、時にはずいぶんと生真面目な思索や道徳的な教えも出てくる小説なのだ、ということ。小学生向けのリライトでそのあたりは省略されていたのでしょうが、その多彩にして混沌とした文体の様子も、丸谷さんの見事な訳で楽しむことができます。

     最初にこの本を読んでから50年経ちました。小学生が読んでもおもしろく、定年近いおっさんが読んでも楽しい、というのは、考えてみればたいへんなことですね。中公文庫の解説(電子書籍では省略されているのが残念!)で、井上ひさしさんがこうおっしゃっています。「さあれ、一読されよ。できれば、日曜の午後など、時間のたっぷりあるときに、傍らにウィスキーの瓶を置き、スコット・ジョップリンのラグタイムでも聞きながら、文章を舐めるようにゆっくりと―」その通りです、井上先生!
    投稿日:2016年05月27日
  • 日常からただちょっと離れたくなったときに
     どこかに連れていってほしいな、と、ふと浮かび上がるときに読んだら素敵なんじゃないかな、とおすすめする本です。
     それは、連れていってくれる誰かの手のぬくもりがほしいからでもなく、旅行ガイドで観たことのない土地を知りたいからでもなく、日常からただちょっと離れたいだけ、なとき。
     東京の広告代理店を辞め、故郷に戻った青年・カザマが、心の中でドライに描写する、雪深い寂れたダンスホールが自慢の温泉宿の人々と日常。宿の従業員としてカザマが毎朝作る温泉卵。硫黄のにおいを纏わせながら、カザマはアナーキーにその日常を淡々と繰り返す。
     そこに宿泊客として、過去と未来がたびたび混濁する老嬢・ミツコがやってきます。
     ミツコのこともドライに観ているはずのカザマが、ミツコから目が離せなくなる。そして二夜に渡るダンスパーティー。2泊3日くらいの話。
     ミツコが小さく語るブエノスアイレスに、カザマの感情が揺り起こされ、タンゴとして昇華されていく姿は、体が日常にあっても、素敵な場所にいなくても、意識が旅できることを教えてくれる。
     ロマンティックな台詞、華やかな舞台は、この作品では、過ぎ去った記憶、寂れた日常に変換されまくっているのだけれども、読みすすむうちに、自分のなかの日常が、ロマンティックめいた感情や華やいだものに、ひととき、還元されていく作品です。

     私がこの本に出会ったのは、社交ダンスをしていた母のすすめ。
     当時は寂れた温泉宿や、ときにグロテスクな描写に、若い自分が反応してアタマがぐるぐるし、さらに併録の『屋上』の壊れた意識にこころの片隅をさざめかせられ、味わう余裕がまったくなかった。すすめた母も、萩原朔太郎の娘でダンスを愛した萩原葉子さんのエッセイなども愛読していたので、この作品もそんな文脈だろうと思い手に取ったけれど、アナーキーな筆致に予想を裏切られたようだった。けれど、私にすすめたのは、読む前に予想したのとは違っていたけれど面白かったわよ、と。
     ぐるぐるさせられはしたけれど、どこか清々しい読後感だったことは覚えています。
     時は経ち、私の『ブエノスアイレス午前零時』は幾度となく処分の機会にさらされたけれど、これを書くにあたって真っ先に思い浮かんだタイトルだった。本も探してみたら、叙情を排したかのような幾何学模様の美しい装丁の単行本とともに、本棚の奥にあった。
     1998年、第119回芥川賞受賞作品。格差社会や下流老人という言葉もまだ一般的ではなく、リスペクトという言葉も外国語のままだった当時にこの作品が生まれたのは、キャッチーだからでもアンチテーゼがあったからでもない、ピュアな混濁から生まれたと思っている。
     ちょっとどこかにいきたいな。自分の中のカザマが硫黄のにおいを漂わせてきたら、『ブエノスアイレス午前零時』を読んでほしい。記憶の中のきらめきを、ミツコがそっとえぐり出してくれるはず。
    投稿日:2016年05月27日
  • 見えないが確かに感じられる気配
    《「髪の毛三本動かす」ほどの風が吹けば、加賀への船は出せない、といわれている》
     ラフカディオ・ハーンの代表作『日本の面影』に収められた珠玉の随筆「子供たちの死霊の岩屋で」はこんなふうに始まる。
     松江に暮らしていたハーンはある日、日本海の加賀浦に突き出した岬にある、潜戸(くけど)という海蝕洞窟の話を聞くが、風にはばまれ何か月も待たされている。ようやく風がやみ、松江から山越えの難路を行き、小さな漁村から岬めぐりの船に乗ることができた。待ちに待ったこの一日の出来事を、目の前にくりひろげられる光景と、土地の人が語りおろす伝説が響き合う、神話的な文体で織り上げたのが本作だ。
     潜戸は、死んだ子供たちが寄り集まって来るといわれる霊場である。恐山を思わせる賽の河原は《奥の薄闇の中で、青白い石地蔵の顔が微笑んでいる。その前にも、その周り一面にも、灰色の形なきものたちがたくさん集まっている》と描かれる。灰色の形なきものとは暗がりで見る石塔婆、これを崩すと《子供たちの霊は泣いてしまうだろう》と案内人から教わる。ハーンはそれでも3つの塔を崩してしまい、償いに6つの塔を積み直す。
     かつてある雑誌で、ハーンの特集を組んだことがある。そのとき作者と同じ体験がしたくて、写真家、記者とともに潜戸へ渡った。ところがそこで恐るべき光景を見てしまった。縫いぐるみ、ランドセル、リコーダー、筆箱、セーター、お稽古バッグ……幼くして亡くなった子供たちが愛用した、華やかな色使いの奉納品が洞窟を埋め尽くしていたのだ。さらに翌朝、3人で朝食をとっていたら女性記者がぽつりと言った。「夜中に突然電気がついたのよ」。潜戸の風景も、その地で喚起された物語も、現代のほうがハーンの時代より力を増していた。
    『日本の面影』は、1890年(明治23)4月、ハーンが来日した日(「東洋の第一日目」)から松江を去る91年11月(「さようなら」)まで、わずか1年7か月の間に体験した、夢のような時間をかたちにした随筆集だ。
     ギリシア人の母とアイルランド人の父、ともに神話の国の血を受け継ぐハーンは、土地のにおいをかぎとる鋭い力があると思う。さまざまな土地に漂う〝見えないが確かに感じられる気配〟について、時に繊細に、時にずばりと描き出す。
     ハーンが『日本の面影』に書き残した霊場、神社、寺、祭り、そして風景にさえも、その地に長く蓄積されてきた人間の生々しい感情の余香が、今も残っているような気がしてならない。そのうちのいくつかは、潜戸のようにさらに熱を帯びていたりする。私は彼の著書を昔話ではなく、普遍の土地案内書として、追体験し続けている。
    投稿日:2016年05月27日
  • 作者の死後に書かれた奇跡の最新作
     漫画家を目指す若者にキャラクターの説明をするとき、いつも話すことがある。
     それは、優れたキャラクターの言いそうなこと、やりそうなことは、作者でない人間にも察しがつくということだ。例えばドラえもんは、いつだってどら焼きを食べている。しずちゃんは真昼から入浴していて、ジャイアンは嬉しいことがあると「おお心の友よ!」と叫ぶ。
     本作の主人公・リスベット・サランデルは、そういった意味において、お手本のようなキャラクターだ。154センチ42キロの拒食症の少年のような体躯、短く刈り上げた髪に、軟骨に空けられた幾つものピアス。ぴったりとしたパンクファッションの下の肌には、ドラゴンの刺青が大きく入れられている。食に興味がなく、めったに他人に心を開かず、ただし正義感はきわめて強い。特に高等な教育を受けたわけではないが、抜群の数学センスと、ハッキング能力を持つ。
    「ミレニアム」はシリーズ小説だ。第一作『ドラゴンタトゥーの女』がスウェーデンに次ぎ、ハリウッドでも映画化されたのは記憶に新しい。その四作目にしてシリーズ最新作が本作『蜘蛛の巣を払う女』だ。なぜ一作目でも二作目でもなく、私がここで四作目を推したのか。それは、ただ本作が最新作だからという理由ではない。
     すでに世界中のリスベット・ファンにはよく知られているように、本作は、作家スティーグ・ラーソンの死後に書かれた作品なのである。
     新シリーズの著者・ダヴィド・ラーゲルクランツは、やはりスウェーデンのジャーナリスト出身の小説家だ。
     一部の熱狂的なファンからは、批判の声もあったそうだ。発表直前には、ラーゲルクランツ自身が精神的に非常に追い詰められたらしい。しかし、本作の発売後、批判を上回る大きさの声で、「第三部までの文体とキャラクターが研究し尽くされている」との賞賛が届けられた。スウェーデン本国では、発売からわずか1週間で20万部を売り上げる快挙を成し遂げたことが、多くの読者の支持を得た何よりの証拠であろう。さらには、第二部、第三部より先に、この第四部の映画化がハリウッドで進められることになったという。
     作家・ラーゲルクランツの才能、そして並外れた努力が、優れた本作を生み出したことはいうまでもない。一方で、リスベットという、世にも魅力的な主人公のキャラクターが、ラーソンの死を乗り越えたのもまた真実である。キャラが作者を超えてしまう瞬間。エンターテインメント業界に身を置く人間にとって、ただ羨望しか感じないひとときだ。
     上下巻というと、構えてしまう方も多いかもしれない。けれど、ぜひ手にとって頂きたい。20世紀最高のキャラクターが才能ある作家と奇跡的な出会いの末、見事な生還を遂げた本作は、読んだ者を損させない究極の一作だ。
    投稿日:2016年05月27日
  • もう一人の漱石の「狂気」
     ある書店さんから「編集者が薦める本」というお題で、POP(店頭によく掲げられている葉書大の宣伝文句等々を綴ったもの)を書くよう依頼されたことがあった。
     そのとき挙げた本が、夏目漱石の「行人」で、そこに大きく「棺桶本」という言葉を用いたことを覚えている。なぜ、こんなことを書いたのかというと、墓場まで持っていきたいほど感銘を受けた本であることもさることながら、もう、死ぬまで再読するのを避けようという意思表示も含まれていた。
     若い、とくに十代の頃、熱病に罹ったように読んだ一連の本にディープ・インパクトを受けてしまうことは多々あることだ。ところが、そうした本に限って、折節に再読してみると、いろんな意味で不可思議な思いに囚われることも少なくないように思う。
     それが、本と読み手の関係性のおもしろいところではある。読んだ時期によって、また、一日のなかの短いレンジでも、「読み」の状況は可変する。そして、本のほうも、読み手の知識や意識の状態に対応して、様々な相貌を表す。
     それはわかるのだが、いや、わかるからこそ、ものすごいものを読んだという、ただそれだけの「記憶」をそっと封印しておきたい気にもなったりする。決して、再読したらつまらない本だった・・・・・・と思うような状況を回避したいと言っている訳ではない。ただ、なんだか訳のわからないくらい感銘を受けた「記憶」が穢されてしまうことが残念に思えてならないのだ。
    「行人」に対して、「棺桶本」というフレーズが思い浮かんだのはそうした理由からで、十代の頃、一度読んだきり、あえて再読を自分に禁じている。物語の最終章に出てくる、一郎という登場人物を克明にレポートする彼の友人Hからの長い長い手紙。ひとがマージナルな、ギリギリの状態に追い詰められたとき、精神に支障を来すか、宗教に救いを求めるか、自らの命を絶つしかない、といった言説(小説の書き手は、それ以外の第四の道として、小説を書いているようにも思う)。漱石という作家が、教科書レベルで漠然と理解していた「三四郎」や「坊っちゃん」「猫」などを書いている国民的ベストセラー作家の顔とは異なる、ある種の狂気を孕んだ人だったという衝撃。うまく言い表せないが、そんないろんな「読後の思い」が渾然となって、いまも残っている。
    投稿日:2016年05月27日
  • 初出は昭和6年「オール読み物」創刊号
    「親分、てえへんだ!」
    「おう、どうした八!」
     このやり取りだけで「あ、銭形平次だ」と思い出す人も多いのでは?
     ドスを振り回す悪党相手に、十手をふるって大立ち回り。やにわに十手を口にくわえ、寛永通宝の投げ銭が敵の額にビシッと決まる。
     大川橋蔵主演のテレビドラマは大人気を博し、888回を数える長寿番組となった。その原作が野村胡堂の「銭形平次捕物控」。(ただしドラマ版と違って、必ずしも毎回投げ銭を使うわけではない)。こちらも昭和6年「オール読物」創刊号に第1話が発表されて以来、27年間に383話という長寿小説だ。
     現在、電子書籍でも青空文庫に140話ほどがあげられているのをはじめ、全集的なもの、傑作集等、異なる編集で数種のコンテンツが配信されていて、簡単に読むことができる。

     小説中の平次親分は、とにかく人情に厚い。どれくらい厚いかというと、情状酌量の余地があるような下手人(犯人)は、片っ端から見逃してしまう。5~6話に1回くらいは見逃しちゃってませんかね親分!それをまた上司にあたる与力の笹野新三郎が「お前の道楽にも困ったものだ」と苦笑いで許しちゃう。
     また平次親分は名探偵ホームズのような推理力と洞察力の持ち主だ。持ち出せるはずのない千両箱が消えた!苔の庭に残された謎の足跡が!連続殺人事件に見えたものが、実はそれぞれ別人の犯行だった!等々、舟木一夫が歌ったドラマの主題歌そのままに「かけてもつれた謎を解く」、難事件を次々と解決していく筋書きは、推理小説としても十分お腹いっぱいにしてくれる。

     本編を読み始めると、今の小説にはほとんど見られない丁寧語文体にちょっと戸惑うけれど、そんなのはすぐ慣れる。セリフの江戸っ子調と文章のですます調が織りなすテンポに、いつの間にかどっぷり。平次と子分の八五郎の掛け合いをちょっと抜き書きしてみよう。
    『「親分、近頃つくづく考えたんだが―」
    ガラッ八の八五郎は柄にもない感慨無量な声を出すのでした。
    「何を考えやがったんだ、つくづくなんて面(つら)じゃねえぜ」
     銭形平次は初夏の日溜りを避けて、好きな植木の若芽をいつくしみながら、いつもの調子で相手になっております。』(第77話冒頭より文字遣い等若干変更して引用)
     このように毎回ノリノリである。ちなみに平次親分の趣味は園芸だ。
     記念すべき小説第1話「金色の処女」は、最近のドラマによくある第1話拡大版を意識したかのようなスケールの大きい異色作だ。
     将軍家光暗殺計画というネタもさることながら、後に平次の妻となるお静は捕まって身体に金箔を貼られ、儀式の生贄にされかけるわ、悪事が露見した犯人たちは建物ごと派手に自爆するわと、これでもかの大サービス!投げ銭までも、この回だけは銭でなく小判を投げている。

     時代劇研究家のペリー荻野さんが、大川橋蔵版、風間杜夫版、北大路欣也版、村上弘明版の各銭形平次について、投げ銭を後から拾っているかどうかを考察していて興味深いが、さて、小説第1話で投げた小判は回収できたのか気になるところ。
     他にも、触ると暖かいお地蔵様の謎を解く「人肌地蔵」、殺されたはずの男が舞い戻って自分の仇を探す「地獄から来た男」、盗賊団の暗号を解き、一網打尽にする「平次屠蘇機嫌」等々、おすすめの話はたくさんあるけれど、キリがないのでこのへんで。

     清濁併せ呑む変化球ヒーローが多い昨今、平次親分のような直球の時代劇ヒーローで読後感すっきり!全話でも手軽に持ち歩ける電子書籍で体験してみてはいかが?
    投稿日:2016年05月27日
  • 脳をフルパワーで働かせる効率的な記憶法・勉強法とは? 
    受験生や大学生のみならず一般のビジネスパーソンでも、最新の知識が必要になるなど「勉強」をしなければならないことはよくある。そんな時に、たとえば「静かな場所で集中して覚える」「一つのことを繰り返し覚える」など、一般に「効率的」と考えられている方法をとることが多いだろう。本書ではそうした勉強法の「常識」を疑い、これまでの脳科学や心理学の成果を踏まえた、より効率的で確実に知識が定着する勉強法やアイデア創出法を探っている。脳の「記憶」のメカニズムや、多数の実験・研究結果を紹介しながら、脳をフル稼動させるための有益なヒントを提供。
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    投稿日:2016年05月27日
  • 学歴ではなく“塾歴”が「勝ち組」を作る!
    日本の小学生から高校生までの「学習」において、「塾」の存在は大きい。東京大学(東大)をはじめとする難関大学をめざす学力上位層も例外ではない。今、エリート予備軍である彼ら彼女らの多数が通うのが「サピックス小学部」と「鉄緑会」だ。サピックスで中学受験対策をして東大合格者ランキング上位を占める「名門校」に入学、そしてそうした名門校を「指定校」として優先入塾させる鉄緑会で、中高一貫の6年間大学受験対策をして難関大学に合格する「王道」ができているのだという。本書は、この二つの塾や「名門校」などの取材を通して、こうした日本特有の「塾歴社会」の実態を明らかにし、日本の教育、そして日本社会に対し問題提起を行っている。
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    投稿日:2016年05月27日
  • ラストまでずっと面白い。でも投げっぱなしエンド。

    特殊な能力が使えるよう改造された魔女と呼ばれる少女達が組織から逃げてきます。
    捕まったら殺される。
    そんな少女達を助ける頭脳明晰な主人公。
    魔女の中には小さい頃に死んだはずの主人公の幼馴染によく似た少女も。
    彼女たちの秘密は?
    組織の目的は?
    少女達が虐殺されていくのを防ぐために主人公と協力して戦っていきます。
    設定はシリアスなのに、キャラクターが魅力的でギャグ要素も満載。読んでいて楽しい。
    一気に読めます。笑えるし泣ける。
    なのに、ラストがコミックスで大幅加筆と修正となった酷い終わり方でした。
    打ち切りなのか作者が投げたのかとネットで騒がれています。
    せっかく面白くてヤングジャンプ毎週追っかけていたのに。
    一応無理やりですが完結という形にはなっています。コミックスで加筆も有ったので、まぁ…しょうがないなって感じ。
    でもラスト前まではずっと面白いので、読む価値は有ります。なので星は4つ。
    感想を一言で言うなら、残念の一言です。
    • 参考になった 15
    投稿日:2016年05月26日
  • 好きです
    クッキーで読んでいたのでコミックが出たらほしいと思っていました。
    でも電子なのが残念。
    2人が主人公なのかな?どちらのキャラも好きです。
    2人のやりとりがとても楽しいです。
    この作家さんの絵もお話も好きなので、次は単行本が出る事を期待しています。
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年05月26日
  • 過去の話★5、慰問の話★3
    慰問の話と1巻は甲斐の三兄弟、2巻は紅桜の過去の話です。
    過去の話は本編で少しだけ語られていたことが書かれていて良かったですが、慰問の話は読みやすい話ではありましたが、特に面白いこともなかったです。
    本編を読んでいない人が読むことはないでしょうが読んでいないと意味が分からないでしょうね。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月26日
  • 匿名希望
    九曜会シリーズ第四弾です!
    今回のお話は九曜会須藤組 対 香港マフィアです、舞台は華やかになってまいりました。香港マフィアの香主 x ヤクザの囚われ調教愛、今回のカップルもとても良かったです、話もテンポよく軽い銃撃戦なんかもあり、そしてこのシリーズお決まりともなってきた道具攻めもありで今回も萌えどころ満載です。
    その他にも多岐川と玲一の登場でファンには嬉しいですね。
    このシリーズは一巻ごとに完結しているのでこの巻だけ読んでも楽しめるとは思いますが、やはり前三作を読まれた方がより面白く感じると思います、まずは多岐川と玲一の出会いから、ということで
    跪いて愛を誓え
    したたかに愛を奪え
    ひそやかに愛を暴け
    発売日は したたかに〜のほうが先ですが、跪いて〜はそれより過去の話になるのでこの順で読み進めていくのが話の流れ的に一番わかりやすいと思います。全部面白いですが、私は特に第三弾のカップルが好きです。まだまだ続いて欲しいです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年05月26日
  • ネタバレあり
    絵が好きでついつい読みたくなるんですが
    表紙カプは何とも純粋な高校生ラブでした。片思いのイケメン同級生に手紙を送り続けるお話。とても字の上手な彼は女の子の振りをして手紙を書きます。相手も少しずつまんざらではなくなります。青春です。清いです。キス止まりです。
    後の2カプに対してはもう、意味不明でした。後書きにもありましたが、超エセSF、本当にその通りで二、三回読みましたが理解できませんでした。そして何よりも悲しいのはエロ皆無です(T_T)風音先生、絵は本当に好みなんですが、あまりにもストーリーが残念です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月25日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    目が離せなかった  腹の立つ男
    自己中心的で傲慢な男  榎本圭一
    なかなか すーと入ってこない小説だ
    何度も読んだ 少し分かったことは
     榎本は 楓が従順ならうまくいく と思っているが
      
     楓は 空っぽの人形(扱い)じゃ嫌だ ということ
    3度目の別れの時 榎本が
     振られたショックで職務放棄 するとは 驚いた
     執着=愛 とはね
    私的には同時掲載の 続編 call me の方が
    すんなり楽しめた この単編だけでも面白い
     2人それぞれの難問を(2人で?)解決する
    前編 暴君、、、 は 佐伯楓の視点から
    後編 call me  は 榎本圭一の視点から 書かれている
     それでなのかな 榎本の目から見た方が生き生きとしている
     フルートグラスへの思い入れ とか 圭一と呼ばれるだけで
     バカみたいな気分になる とかが 可愛く思えてくる
     エッチは 榎本が絶倫すぎて楓が可哀想
     でもまあ 2人とも 幸せそうなのでいいか
         
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年05月25日
  • 匿名希望
    最終巻は感動
    21巻を読んで、1巻を思い出しました。
    なぜMyPureLadyというタイトルなのか?
    1巻に出てきたあの笑顔・・・
    感動の最終話です。
    やっぱ愛子さん良いな~
    • 参考になった 11
    投稿日:2016年05月25日
  • 大人の探偵マンガ
    「大人の」と題しましたが、絵柄は正反対の2頭身キャラ。
    頭身が変わる場面もありますが、多くはチビキャラで物語が進みます。
    シャレも笑いもありますが、一つの事件が終わると何とも言えない哀愁漂う余韻に浸れます。
    軽いノリで進みますが、トリックは緻密で、伏線をそれと気づかせない手腕はお見事。
    今流行の手がかりをすべて読者に提示してどうでしょう?とする探偵ものではなく、
    あくまでストーリーを読ませる構成になっています。
    虚弱体質で体力もないが頭が切れる「安藤一意」
    頭脳労働は全く役に立たないが肉体派の「三輪正午」
    このコンビが様々な事件にかかわっていきます。
    中には事件ではないものもありますが。
    一昔前に描かれたものなので、携帯電話が無かったり古い描写もあります。
    それと重要なことが一つ。
    かなり絵柄に癖があります。
    慣れればどうということはないのですが、初見の方は試し読みをしてみた方がいいです。
    個人的にはもっと評価されてもいい作品だと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年05月24日
  • ちょっぴり切なく甘い
    リゾートホテルを舞台にした、セレブイケメンちょいS攻めと、可愛い系健気受の、ちょっと切なくてラブラブ甘々なお話しです。
    さらっと読みやすいお話しではないかと思います。
    ただ途中ダレるといいますか・・・もうヒトネタあっても良かったかも。
    あるいは、ひとつのエピソードをもう少し掘り下げるとか。
    物語的に短い期間での展開とはいえ、何かもうひとつパンチが欲しかった。
    それと途中、心情の表現がくどい部分も見受けられました。
    本編(受視点)の後、同じ時系列の攻め視点の話があるのですが、あの時攻めはどういう心境だったのか、という、テストの答えを見せてもらっている感じで、それはそれで私は面白かったです。
    ただ、本編でも充分そういう心境は読める、想像できる、とも言え
    それなら本編をその分厚くした方が良かったかもとも思えます。
    作品の世界観はやさしく、ほんわかしていて和む感じです。
    どうせお前も俺の容姿とか金目当てか?的な思いで、最初は遊び半分で受に手を出した攻めが、健気な受に絆され本気になっていく展開は私の好みでもあります。
    なので、もうひとひねり欲しいと思いつつも、最後まで楽しく読ませていただきました。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年05月24日
  • 少女漫画好きなら読むべき!
    ライトノベル原作のコミカライズ版。
    漫画の方は原作1巻分終了時点で完結となってしまいましたが、これの続きが気になってしょうがないのでライトノベルに手を出したことから、少女小説にハマってしまった。それくらい面白い作品!
    漫画しか読まない派の人は是非コミカライズの方から先に読んで欲しいです。気になったらライトノベルに。
    漫画が完結してしまったようですが、続きも書いて欲しい。面白すぎてネット検索したところ、本屋さんが選ぶアニメ化して欲しい面白い作品に選ばれていました。私もこれアニメ化したら見ると思う。
    あらすじはライトノベルの方のレビューに書いたので興味があったらそちらからどうぞ。
    この原作者さんの他の小説が電子書籍にも本屋さんにも無いのですが、アマゾンとかの口コミもかなり良いので入荷してほしい。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年05月24日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    極限状態で出会う最高の恋
    書籍の内容説明の文字にに惹かれた
    十億円の賞金
    男が男を犯す強姦ゲーム
    十三人の男  一人だけゲームの内容を知らない男 伊和本慧
    阿鼻叫喚という文字が浮かんだ
    慧を強姦した(抱いた)男  渋谷燿一 教師?と名乗る
     慧を無理やり犯そうとしているのに
     「暴れるなよ ひどくしたくないんだ」 と言葉をかける
     後に相棒になると
     「お前のことは俺が守る」 と約束した
     渋谷は三度慧を抱いたが
     いつもゆっくり時間をかけて抱いた
     大切に扱っていた 口は悪いが
    中学校の時に慧を取り巻きと一緒に苛めた男  大河内学
     ゲームが進行するにつれ 中学生の時の慧の想い(行為)は
     子供特有の好きな子を苛める
     ねじれた好意だったとわかる
     そんな気持ちを渋谷はわかっていた 
     慧には最後までわからない ただ恐いだけ
     本当に可哀想な奴 大河内学
    強姦ゲームという内容ながら 他のプレイヤー同士の描写が細かくなく
    恐怖心とか不快感はなかった
     
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年05月23日