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  •  リオ・オリンピック競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた金藤理絵選手と彼女が失意の底にあったときから変わることなく支えてきた東京・両国にある水着メーカー、フットマーク社との交流を、日本のメディアは「〝下町ロケット〟飛んだ」(デイリースポーツ)、「金藤の金 下町印」(朝日新聞)、「金藤 下町と金の絆」(日経新聞)と伝えました。
     終戦の翌年(1946年)創業、従業員61名の中小企業が一人の水泳選手と契約してサポートを続け、日本代表選手の中でただ一人同社の競泳用水着を着用して決勝のレースに臨んだ選手は先頭でゴールした。戦後おむつカバー造りから出発した下町企業が新しい事業分野に打って出るという自らの夢を重ね合わせて実現した金藤選手の夢。金メダル獲得の陰にあった選手と下町企業の心温まる物語にメディアと同様、池井戸潤の直木賞作品『下町ロケット』(小学館、2015年8月14日配信)を思い起こした人は少なくないと思います。陽のあたることの少ない下町の人たちが描いた夢が叶う物語というところが共感を呼ぶのですが、それ以上に金藤選手と下町企業の金メダルまでの歩みとピッタリ重なり合う小説として、ぜひ今お読みいただきたいのは同じ池井戸潤の最新作『陸王』(集英社、2016年7月8日配信)です。
     競泳に対し、マラソンを目指す長距離ランナー、おむつカバーから出発した下町企業に対し、世界的企業がひしめくランニングシューズの開発に企業サバイバルを賭ける足袋造り百年の老舗企業「こはぜ屋」。財務内容が必ずしも良くない衰退業種の零細企業の新たな挑戦に非協力的な地元のメインバンク、立ちはだかるシューズ大手の世界企業……逆境から夢を追い求める人間の成長していく姿を感動的に描く池井戸ワールド。
     物語は、老舗足袋業者の不渡り倒産シーンから始まります。池井戸潤のスピード感ある文体が緊迫感を生み出していく。

    〈窓から差しこむ太陽光線に、音もなく埃(ほこり)が舞っているのが見える。床は板張りで、窓に顔を近づけると油の匂いがかすかに鼻孔をついた。目が慣れると、薄暗い工場内に並んだ黒光りしたボディの輪郭が浮かび上がってくる。ドイツ式八方つま縫いミシンだ。(中略)
     百年以上前のドイツで、もともと靴を縫うために開発されたミシンだ。やがて日本に渡って改良を重ねられ、当時国内に数多(あまた)あった足袋製造業者で足袋を縫うためのミシンとして生まれ変わり、いまなお使われている生きた化石。ドイツの製造元はとっくに倒産しているため、部品が壊れると国内に現存する同型ミシンの部品を転用するしか手がない。
    「あるにはあるが、来るかな」
     腕時計は十時四十五分を指していた。約束の時間は午前十一時だ。
     壁の高いところに、菱屋足袋という、おそらく昭和初期のものだろう、さびの浮いた琺瑯(ほうろう)看板が留めてある。
     菱屋といえば、業界では知らぬもののない老舗(しにせ)足袋業者だが、五日ほど前に一回目の不渡りを出したと業界仲間から連絡があった。足袋業者は少ないから、近県ともなれば社長同士も顔見知りだ。すぐさま社長の菊池(きくち)の携帯に連絡を入れたがつながらず、ようやく捕まえてミシンを売ってくれという交渉をしたのは、三日前の午後十時過ぎのことである。〉

     生産設備の補充部品を確保するために、不渡り倒産に直面した同業者の工場にミシンを引き取りに来たのは、本書『陸王』の主人公、埼玉県行田にある「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一と安田利允係長。
     かつては日本で生産される足袋の8割ほどを生産し、「足袋の町」といわれた行田で第1次世界大戦前夜の1913年創業以来、綿々と足袋製造を生業(なりわい)として続いてきた老舗です。といっても、和装に代わり洋装が主流になって久しい世の中で、足袋の需要はとっくに底を這(は)い、長く収益の柱だった地下(じか)足袋も、安全靴に取って代わられ、売り上げは減少傾向が止まらない。
     正社員とパート合わせて27名の小所帯。従業員の平均年齢は57歳。最高齢は75歳。ミシンも古いが社員も古い。
     そんなこはぜ屋がランニングシューズの開発に取り組むことになったのは、社長の宮沢が高校生の娘にスニーカーを頼まれてデパートの運動靴コーナーに立ち寄ったのがきっかけでした。そこで、宮沢の目にとまったのが、奇妙な形をしたシューズ「ファイブフィンガーズ」。文字どおり五本指がそのまま靴になったような形で、地面を掴んで走る感覚が出やすく、人気商品になっているという。こはぜ屋の主力商品である地下足袋に似ていなくもない。

    〈地下足袋のようなシューズが人気なら、逆に地下足袋をランニング用に改良したってウケるかもしれない。地下足袋だったら誰にも負けない自信があった。
    「ウチにもできないか、そういう商品……」
     突拍子もない考えだろうか。たしかに突拍子もないかもしれないが、検討してみる価値はある。新たな顧客を開拓できるかもしれない。
     さっき見たシューズ売り場に、こはぜ屋の地下足袋が並んでいる様子を想像してみた。口元が緩んでいく。
     伝統を守るのと、伝統にとらわれるのとは違う。
     その殻を破るとすれば、いまがそのときではないか。〉

     こはぜ屋には、100年にわたって培ってきた足袋製造の技術があります。そして、その技術を「裸足感覚」を追求したランニングシューズに生かそうという熱い気持ちをもつ従業員がいます。
     しかし、あるのはそれだけです。宮沢は、新規事業の必要性を説く地銀担当者の紹介でシューズやウエアのショップを経営するランニングインストラクターを横浜に訪ね、人間本来の走り方――ミッドフット着地というランニング理論に出会います。いま主流となっている踵を厚くしたシューズの場合、ヒール着地になっていき、それが故障の原因になっていることが分かってきたという。靴底(ソール)の平らな靴を履けば、人間の走りは自然にヒール着地からミッドフット着地に変わっていく。地下足袋も底は薄くて平らだから、それでもいいのだというのだ。

     現在のランニングシューズが見失っている人間本来の走り方を追求するところに活路がある。勇気づけられた宮沢は社内外の主だったメンバーを集め、開発チームを立ち上げます。先代社長――宮沢の父がかつて取り組んだというマラソン足袋「陸王(りくおう)」を現代に蘇らせたい。宮沢は新規開発するランニングシューズの名称をそのまま「陸王」とすると決めた――。

     巻頭に「足袋」、「地下足袋」、「ランニングシューズ」のイラストのページがあります。一口に同じフットウエアといっても、この三者、似ているようでいて共通しているものはほとんどありません。
     地下足袋はゴム底だが、決定的に重要なミッドソール、アウトソールの素材はどうする?
     アッパーの素材は?
     資金繰りはどうする?
     宮沢たち零細企業のメンバーたちが山積する課題の一つ一つを克服していく過程は、まさに手に汗握るシーンの連続です。
     生ゴムに代わるソールの素材の特許を持つ飯山晴之との息づまるような交渉、その果てに顧問として迎えた後の飯島の献身。
     最大のライバルと見定めた世界ブランドを販売するアトランティス社と袂を分かったカリスマ・シューフィッター村野尊彦の参加。
     そして、故障して走れない状況で苦しむ茂木裕人との出会い。茂木は箱根駅伝を走って実業団入りした期待のランナーでしたが、マラソンの途中で故障。もはや利益につながらないとばかりにアトランティス社からサポート契約を打ち切られ失意の底にありました。その茂木選手を、村野を通じて知り合ったこはぜ屋の社員たちは損得抜きで支え、応援するようになります。
     しかし、予想外の頑張りを見せ始めた目障りな零細企業を大手のアトランティス社が潰しにかかります。アッパー素材を提供するベンチャー企業に札束をちらつかせて供給を打ち切らせるように仕向け、さらには茂木選手に対し零細企業の苦境を強調し、その信頼関係にひび割れを生じさせようと画策する……。
     自社の利益追求に徹し、そのためには手段を選ばないアトランティス社の前にシューズ開発に企業生存をかけた、こはぜ屋の夢は潰え去るのか。
     茂木選手は、ピンチに陥り安定供給に黄信号が灯った陸王をそれでも履いてくれるのか。
     そして茂木選手、こはぜ屋の復活劇はあるのか。

     池井戸潤がスポーツの世界と企業活動の表裏を描き出した渾身作『陸王』。リオで金に輝いた金藤選手と下町企業の絆を彷彿とさせる感動の物語です。夏の夜、一人読むものの胸を熱くする池井戸ワールド、一気読みで堪能してください。(2016/8/19)
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年08月19日
  • ウォーレン・バフェット絶賛! AOL創設者が語る未来のビジネス
    未来学者アルビン・トフラーは1980年の著書『第三の波』(邦訳は1982年、中央公論新社)で、農業革命、産業革命に次ぐ第三の波を情報革命とし、現代の情報化社会の出現を見事に予言した。本書では、トフラーの第三の波の中にあるインターネット社会にも第一の波、第二の波があり、今は“インターネット時代版”第三の波が押し寄せているところだとする。著者は「第一の波」の担い手としてインターネット黎明期にインフラと土台を築いた企業の一つ、AOL(アメリカ・オンライン)の共同創設者。あらゆる産業のほぼすべての製品・システムがインターネットにつながり、それによって産業自体が大きく変革する「第三の波」においては「第一の波」の時と同様の問題が発生し、それを乗り越えなくてはならないと説く。著者自身のAOLでのかつての経験を紐解きながら、第三の波の中で成功するためのヒントを提供している。
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    投稿日:2016年08月19日
  • 「マス」消滅後、マスメディアはどうすれば生き残れるのか?
    インターネットの登場によって、新聞・雑誌、テレビ・ラジオなど旧来の“アナログ”のマスメディアは部数や視聴率・聴取率の低下に苦しみ、危機に瀕していると言われる。そうしたメディアで活躍していたジャーナリストたちは、従来とは勝手が異なるデジタルメディアの登場によって、新しいジャーナリズムの模索を強いられることとなった。本書では、これまでの少数の送り手が多数の受け手に情報を送るかたちから、デジタルな手段により多数の情報の送り手が存在する現代において、あるべきジャーナリズムのビジネスモデルを探っている。それは、従来の記事の形態にとらわれず、ジャーナリストとコミュニティの成員が共にコンテンツを作り上げていくものだという。
    書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」詳細はこちら
    投稿日:2016年08月19日
  • 匿名希望
    良かった!
    絵はあまり好きじゃない感じだなぁ、と思ってましたが、設定も流れもすごく良かったです。
    ハプニング的にいきなりエッチとかないし、出会いから両思いまでストーリーが良かった。
    純一郎の素直さ、天然さもキュンとしました〜!
    期待の新人さんです!
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    日本版プリティーウーマン
    自分に自信のなかった佳奈が神野という天才ウェディングプランナーと出会いモデルとしてのステップをアップしていくサクセスストーリー。ワンステップずつコンスタントに成長していく姿が健気。ストーリーもGOODで読みごたえ十分。ただ濡れ場は少な目なのでそういう作品を求める人にはメイビー微妙。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    激しさの中にある甘さ
     ヒーローが変身できるとか、新しいなと思いました。ライカンスロープの人から狼ではなく、児童から大人への変身。男はみな狼だって昔から言いますから、拾った小さな男の子が、満月の夜に大人の男に――狼に変わるのは間違ってないなと思えます。
     設定からして面白いのですが、内容もロマンチックでよかったです。特にギャップもありますが、夜のエーリクは激しいです。身体は大人になっても、頭は子供のままのような、それでいて性欲はちゃんと発揮して。
     読み応え、あると思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    どうにも美しい
     中世の雰囲気漂う作りが好印象でした。表紙も華やかだし、なによりアンドレアとローレンの濡れ場は甘く、ロマンチック。少し上からなアンドレアの行為が、読者からすればドキッと来るものがあるし、またローレンが快楽に溺れていくさまはそそられてしまいます。
     媚薬を使われたらどんな気分になってしまうのだろう……そう考えると、恐ろしい反面、嬉しさが沸き立つのは私が淫らなせいでしょうか……。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    愛の重さは人それぞれ
     助けた少女を自分好みに調教していこうとするリチャードの第一印象は最悪なものですが、それでも人買いたちとは違って、彼女自身を愛しての行為だと知ると胸がときめくような気分になりました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    連綿と続く香りの歴史を紐解くような気分
     ロマンティック・パフューム。香水なのに飲んでいいのかなとはさておき、媚薬のような効果を持つこの香水を使った濡れ場はよかったなぁと思います。
     オスヴァールが一瞬、こいつ女を薬漬けにして犯すだけの嫌なヤツなのかなとは思いましたが、話が進むにつれてそうでもなく、好感は一応持てました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    面白いかもしれない
     先生と生徒という禁断の愛は題材として多く使われていますが、それゆえに人気であることは確かです。背徳的な愛を貫こうとするからこそ、そそられてしまうのです。
     ヒロインであるところの亜矢が、男性の経験はおろか、免疫もないとなると、ぎこちない生徒を先生が優しく手ほどきしていく濡れ場ができて、すごく好みの構図になります。私もついそれに自分も重ねちゃって……レッスンとかアフターとか、してほしいなぁとか思っちゃいました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    イケメンに囲まれたい!
    イケメン二人から夫をえらぶんだけど、ホントに好きなのは別な人で、その人とは身分ちがいで結婚がゆるされない、これぞロミジュリってかんじの作品。沙弥子がウラヤマ!(๑•̀ㅂ•́)و✧ ウチもイケメンに囲まれたい!
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    背徳感満載!
     浮気でも、逃避行でも、その愛を貫き通すことができるのであれば、それが純愛となり得る。なんにしても、初恋の人を殺したかもしれない男に抱かれ、嫌悪するでもなく同情し惹かれていく姿はどうなのかなとは最初思いましたが。
     クリストフの背景に隠された秘密を知ると、まあそれも致し方なしなのかなとも思えてきたし、悪くない展開でした。レティシアのかわいさは去ることながら、クリストフの力強さ、強引さには少しドキッとさせられちゃいましたね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ステキなお話☆
    まるでおとぎ話を読んでいるようでした(いい意味で)。
    とにかく文章がキレイで読みやすく、表紙イラストを裏切りません!!
    Hな描写は、とにかくドキドキしました。媚薬や屋外、その他諸々いろんなプレイが出てきますが、文体がキレイなせいか、下品な感じはまったくしませんでした。
    ヒロインも可愛いし、ちょっと強引で寂しがり屋?なヒーローも魅力的でした。
    続編も出ているようなので、これから読みたいと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    おもしろかった!
    濃密な文体で、読み応えがありました!
    展開がとても気になって、最後までサクサクと楽しく読ませていただきました。
    続編がでればいいのに……。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    山賊がかっこよすぎる
     知らない男であるジョージに犯されながら、いつしか彼に好意を抱きはじめるようになるアンナはとんだ淫乱娘かと思いました。国同士の婚約の話があるというのに、もう。
     ただ、人質にされていた女性が、犯人の男に恐怖を抱き続けていると、いつしかそれが好意に変わる――自衛のための好意、同情を生むようになるといったストックホルム症候群かなぁとか思ったり。
     ジョージもジョージで女慣れしていて、山賊だなぁとは思いますが、こんなに優しい山賊がいるのだろうか……いるなら身体を許してしまうのもわからなくはないかも。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    カラー口絵があるのと無いのとバラバラの様です
    この作者さん作品は会話のテンポ絵柄が好みにハマれば
    面白く読めると思います。
    私は昔から大好きなので電子書籍化は素直にうれしいです。
    カラー口絵は初版?初回限定冊数?のみで全てにつかなくなってから、
    近所の一般書店売りでカラー口絵つきの単行本を手にできる機会が
    ぐっと減ってしまいました。
    ですので、どうせなら電子書籍では
    全ての巻のカラー口絵をつけて頂きたかった…
    それだけが残念です。
    表紙カバーの見返しやカラー口絵がしっかり入れたものに、
    差し替えて頂けたらなぁと切に願います。
    • 参考になった 11
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    甘さにとろけてしまいそう
     引っ込み思案な女の子に声をかけて、モデルになってもらう……どこかの少女マンガで見たことはありますが、そっちと違うのはヒーローが俺様な感じじゃないところでしょうか。
     佳奈をやさしさで包み込むように抱きとめる眞守がかっこよく、さらにはロマンチックな雰囲気が本書を抜けて私までをも取り巻くようで、すごくよかったです。
     
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月18日
  • 年下男子の本心
    生意気彼氏となっていますが、ぶっきらぼうな所や暴走しないよう堪えてる部分があるだけで本当にいい男です。 受けもきちんと気持ちを受け止めようとする様が素敵でした。一冊かけて気持ちが通じるまでを丁寧に描いているので続編が読みたいなと思わされます。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年08月18日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    悪くはないけれど
     古い家のしきたりで、よく分家と本家とで男性を出し合って少女を回す、というお話を見たことがあります。より血を濃くし、末裔まで家の因果を残していく……昔々は本当によくあることだったそうですが、最近ではフィクションの物語の中でしか知る手立てはなくなってしまいましたね。
     さて、男三人とヒロイン一人の逆ハーレムというものですが、ドロドロに溶け合って、ぐちょぐちょに混沌化していく物語ではなかったので一安心でした。お兄様のキャラが特に沙弥子を惑わせるのに適していて、しかも塩梅を心得ているのがまた……グッとくるポイントでしょうか。
     内容的にも軽く、文章自体も読みやすいのですっと物語に入っていけるかと思います。ハーレム純愛が好きな方は手に取って損はない作品だと私は感じます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月17日
  • 匿名希望
    久しぶりに好きなお話に出会えました
     人は人の上に立てるようになると、優位性に支配されてしまうのでしょうか。
     媚薬を盛ってまで女の身体を貪るアンドレアの性格は、ド畜生な気もしますが、それが王族ゆえということなのかもしれません。
     ジブリの映画「かぐや姫の物語」でかぐやを娶りに来る帝がいましたが、彼も自分のところに嫁ぐと知って断る女はいないというようなことを口にしていました。地位が高ければ高いほどに、自分のステータスに絶対的な自信を持つ。これは男だけに限らず、女にも見られることではあるのですが。
     閑話休題。
     ただ、媚薬を注いだ時の過度な反応が容易に想像できる描写で興奮しましたし、嫌だと断りつつも、段々とアンドレアに触れていくうちにローレンが……というのは、また見どころかと思います。
     犯される物語が好きな人には、グッとハマるかもしれない作品ですね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月17日
  • 萌える
    サンプルどおり可愛い絵と爆笑な作品です。
    作家様は東日本大震災でウルグアイへのお礼絵を描かれた絵師さんですが漫画もおもしろいですね!
    オムニバスで数名のヒロイン達が出てきますが全員萌えます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月17日
  • 誰もが闇を抱えているお話
    よく見るタイトルだけど分冊みたいだしなぁってちょっと乗り気ではなかったのです。
    しかし無料・割引になっていたし、試しに読んでみたらとても私好みのドロッとして切なくてそれでいてピュアなお話でした。ストーリーの流れとしては定番かもしれません。
    「生きる」ってなんでしょう。心臓って当たり前に動いてるものじゃないんだなと改めて思いました。
    シマさんがとても良い味出してくれています。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年08月17日
  • 匿名希望
    手の届く系グルメ本&ラブコメ?
    これなら作れそうだ、作ってみようかな、と思わせる範囲のどんぶりものが出てきます。
    DIY系グルメ本といったところでしょうか。
    委員長(女子、黒髪、長髪)の要望に応えて男子が仕方なく(ホントか?)作るという流れが基本で、女子のわがままに振り回されたい男の潜在願望に妙にマッチするような・・・
    だから、3巻巻末の新久さん。作者だけの好みではないはずなので、カンベンしてやってつかーさい。
    それにしても、
    こんなナスっぽい、いや、安っぽい青春ドラマのような高校時代を送ってみたかったなー・・・
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年08月16日
  • 匿名希望
    未読の人が羨ましい!
    からくりサーカスに手を出してしまったら、まず、間違いなく続きが読みたくなる。それくらいテンポが良く、1冊があっという間。一見少年マンガの王道なんだけど、悪役にもしっかりと気が使われている点が深みとなっている作品ですね。ザ・少年マンガ!なご都合主義もなく、後半はこれでもかという怒涛の伏線回収というとんでもない完成度。この内容で43巻も良く書けたな…と改めて驚いた。未読の人が羨ましい!
    • 参考になった 10
    投稿日:2016年08月16日
  • 良かった
    珍しく修正がほとんどありませんでした。なかなかひっつくまでに至らずじれったかったですが、ひっついた後の最後の余裕のないHが良かった。先生がとにかくカッコ良く、受けもたまに見せる表情がエロかったです。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年08月16日