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4226~4250件/11389件 を表示

  • ストーリー好き
    結構エロく、ストーリーもしっかりしてて好きです。4種類のストーリーあり。Hの修正はありますが局部に沿っての修正なので形はわかります。病んでる感じで愛しちゃってるのが良いです。ふんどしHあり。絵が綺麗!かなり好き。
    • 参考になった 8
    投稿日:2016年09月26日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    ゆったり
    絵はキレイでかなり好み。日常系な感じで、兄弟ということでお互い悶々と悩んだりします。Hはなし。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年09月26日
  • 短編が多い
    短話が11話ありました。じっくり書けばなかなか良い設定だと思いますが、短話なのでサラッと終わります。Hシーンありますがそんなに濃くない。局部の修正は少なめです。絵は綺麗。黒山さんの絵はかなり好きです。全体的に惜しい感じです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月26日
  • 受けがとにかく可愛いです
    表題と短編が1話入ってます。表題カプはAV女優に恋する受けと、ゲイじゃないのにお金の為に男相手のサービス業の攻めです。EDになった攻めが、受けのイキ顔で勃ってしまいそこからはのめり込んでいきます。とても可愛くて優しい受け、少しワケアリの攻め、始終バタバタした感じではありますが、楽しかったです。エロも多く絵もきれいです。
    • 参考になった 7
    投稿日:2016年09月25日
  • 匿名希望
    次のページにめくった瞬間
    状況、戦況が一変する展開の見(魅)せ方がとても光ってます
    (スピナマラダの時からそうでしたけど)。
    物語もチンタラせずサクサク進むので読んでいて飽きません。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年09月25日
  • ネタバレあり
    やってやってやりまくる
    表題作と短編が2つ。表題作と次の短編は初エッチが青姦で立ったまま。更に短編2つは初エッチで拘束というワンパターン。3つとも合意なしのほぼレイプ。馴らしもせずにいれられてヨガるとか、BLならではのファンタジー要素とエロいかどうかは別問題。
    ビッチなケモノが飼育員を目指してる真面目な攻めにしつけられる話…なんだろうけど、ドSな攻めの方が名前に違わずよっぽど獣っぽい。ピアスらしくやってやってやりまくる作品ですが情緒もエロさもなかったなと思いました。
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年09月25日
  • 匿名希望
    漫画家の魅力とヒーロー像が合っていない印象
    この漫画家さんのハレコミ作品は前作までヒーローが穏やか系・繊細系で好印象でしたので期待を持って読み始めました。原作は読んでいませんが、恐らく今回のヒーローは傲慢系医師を設定している物語なのかな?と推測。新たなジャンルにチャレンジといったところでしょうか。でも、絵柄や雰囲気と俺様ヒーローはかみ合っておらず、とてもちぐはぐな印象でした。盛り上がりに欠け、話が上滑り。俺様ヒーローが俺様になりきれておらず、魅力が感じられず残念。ストーリーも唐突で、いままでの作品に感じたほんわり優しい空気が感じられませんでした。前作までが良かったので、残念でなりません。
    次作に期待します。絵柄やストーリー・空気感にあった穏やか・ほんわか系のハレコミを楽しみにしたいと思います。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月25日
  • 早く続きが読みたい!
    人間になりたい雷神が、生きることに疲れたゲイのもとに降臨する話。神さまなので常識知らず。でも神さまなのでめっちゃいい人。ベースはギャグコメディなのにちゃんと切ない。
    2巻まででハグと手つなぎしかないのでBL要素は少ないですが、ほのぼのしたいときにおすすめの一冊。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年09月25日
  • 匿名希望
    いや〜
    これは面白い!!
    白州くんのひと筋縄ではいかない感じと童貞有田くんの甘酸っぱい真っ直ぐさがとてもいいカップルで、 気持ちのいい読後感を味わいました。まさにこれぞBL!という作品の中では。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年09月24日
  • ネタバレあり
    とにかくエロいです
    おわる先生の絵は、とても綺麗です。受けの先生がとにかくツンデレ美人です。受けはゲイで、攻めはノンケです。この攻めがまた真っ直ぐで単純で、個人的には好きです。ストーリーは少し薄っぺらいですか、この作家さんの作品はいつも勢いがあって私は好きです。そして今回もひたすらエロかったです。当て馬の受けの元カレがとてもクズで少しイラッとしましたが、楽しく読ませていただきました。ストーリー重視の方にはどうかと思います。
    • 参考になった 5
    投稿日:2016年09月24日
  • 大人のヒーロー
    主人公は決してスーパーマンではないが、子供の頃の夢を忘れず、その時自分にできることを精一杯やっている大人です。そうやって小さな夢の扉を 1つずつ開けて、大きな夢を叶えていきます。読むと自分も頑張ろうと思える素敵な物語です。
    今現在、仕事をがんばっている大人達に強くお勧めできる本です。
    • 参考になった 8
    投稿日:2016年09月24日
  • ネタバレあり
    常にキュン死の一歩手前(笑)
    わかってるんだけどキュンキュン止まりません♥
    種類豊富なシチュエーションでドキドキします。
    まだチュー♥もしてないふたりなのに(笑)これから先も続くのかと思うと耐えられません!
    男の子の絵、大好きです♥
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年09月24日
  • ネタバレあり
    作者買いです♪
    ヘタレ女神より、2話目の1day1kissのほうが良かったです♥
    宇佐美さんの作品、ほとんど読んでますが
    大人っぽくて切ないラブストーリーで、ふたりのキスも素敵すぎて、全然エロくないのにハァ~ッ♥(笑)ってなります!
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月24日
  • ネタバレあり
    軽いBL?と思ったら…
    切ない恋と友情を描いたストーリーでした!
    BLは全く興味無いので読みませんが、ここに出てくる彼はとっても純粋な乙女で、3人は、どろどろとした三角関係とは程遠いステキな距離感だと思いました。
    ノンケの彼が素敵すぎて3回も読み直してしまいました♪
    私の好きな、最後はハッピーエンドです♥
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年09月24日
  • 昔の記憶はアテにならないわ(-_-;)
    これも30年以上前の作品なんですよね。確か少年キャプテン創刊連載だったかと。
    この方、デビュー時の短編読んでハッキリした画造りと物語の着眼点が気に入って気に掛けてたら連載が始まって、・・・・・・
    そのまま雑誌ごとマイナーになってしまって見失ってしまいました(T_T)。
    今立ち読みの部分読んでみてもどうも琴線に掛かったモノを思い出せなくて、ヤッパそれなりの作品だったのかなぁと(T_T)。
    今で言う萌えキャラ並みにアニメーター画調が持て囃された折りのこのタッチはわりと丁寧でけっこう気に入ってたんですが。
    私、中高生時代でデビューから気に掛けた漫画家は何人か居るんですが、今誰もメジャー誌には残っていないです(T_T)ドコニイッタンダロ。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月24日
  • 匿名希望
    読むべき!
    先生がかっこ良すぎます。絵の綺麗さも物語りも大好きな作品です。紙と同時に発売して欲しいです(´;ω;`)
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年09月24日
  • 匿名希望
    おもしろい!
    サッカー漫画ですが、筋肉の動かし方等、新しい観点での勉強になる本です。少年漫画にありがちな友情と根性重視ではなく、スポーツ理論重視のような。。
    個人的にはダイエットのヒントがあるのでは?と思って読んでます(笑)
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月23日
  • 若さとは活きがイイコト。
    タイトルがすべてを物語っている作品。特にイケメンでもなく極々普通に、普通な男子高校生CPには悩みがある。受けは眼鏡をかけた、おっとりポッチャリ系。攻めは受けのことがとにかく好きで、好きあらば触りたい。でも、場所がない。学生同士で付き合ってれば必ず訪れる障害。なので場所を見つけてはイチャイチャ。モブっぽい見た目の二人だけにリアルにエロい。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年09月23日
  • 匿名希望
    今の時代には参考にならないかも
    デフレ不況真っただ中の経験談の話。一人一人の経験談を短編にまとめてそれぞれに綴ってあります。なので専門的な情報は限られており、経済的な指標に基づいた話は出てきません。そもそも著書は有効求人倍率が1倍を割ってたときの時代の話なので、1.3倍以上の現代ではかなり話が変わってくると思います。
    今転職を考えてる僕にとっては参考にならなかったので、星1つにしようと思ったのですが、あぁ~あのときはみんな苦労したんだなぁというのが知れたので、星2つにします。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年09月23日
  • 匿名希望
    StoryもBL感もとても好きです
    人間と獣人のBLスゴく好きになりました。
    絵もとても可愛くて萌えました。
    2巻目も描いてほしいと思えるほどのStorryでした。
    • 参考になった 12
    投稿日:2016年09月23日
  • 続巻希望!
    立ち読みと先のレビューで購入を決意。
    間違いなかったですね。納得の作品です。エロの内容も分量も満足。なのにこの分量でもストーリーがしっかり作られているので、このカップルがどうなっていくのか、続きがとても気になります。是非、2巻も出してください。
    私評価(満点☆×3)
    ストーリー☆☆
    エロ☆☆☆
    価格☆☆☆
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年09月23日
  • 部分的にカラーページが!
    他社の電子書籍版と異なり,
    週刊誌掲載時のものと思われるカラーページがときどき含まれており,
    大変感動いたしました.
    赤着色ページなど,週刊で読んでいた当時を懐かしく思い出しました.
    「北斗の拳」をよく知る方もそうでない方も,電子書籍版を購入するのであれば,
    eBookJapan 版がオススメです.
    • 参考になった 20
    投稿日:2016年09月23日
  • すごく素敵でしたo(*⌒―⌒*)o
    ストーリーは頭の中にありましたが、こうしてまきさんの絵で拝見すると本当にワクワクしました。生き生きとしたねずみたちが、とても愛らしく描かれてましたヾ(´∀`*)ノ
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年09月23日
  • 誰かを救うということ
    最初に『お菓子の家』を読んでしまい、あとからこの『夜明けには優しいキスを』のスピンオフ作品だと知りました。
    『夜明けには~』を先に読んじゃったら、加瀬のその後が気になるはずです。
    主人公、要には忘れることができない過去の過ちがある。そのせいで愛してもいない加瀬の暴力とそれと同じ意味しか持たないセックスを受け入れている。
    そうすることで自分は贖罪をしていると思い込んで。
    人が他人を救うことは、おそらく無理なことなのだと思います。一方的には。
    片方が救いたい救いたいと思っても、もう片方がその手を掴んで引きずり込もうとする関係では、きっとどちらも救われない。ダメになってしまう。
    先にその事に気がついたのは加瀬の方だったということがこのお話の最大の救いだと思います。公平の存在ももちろんそうだけれど、加瀬が要の愛情に気がついて、その手を離したからお互いが前に進めるようになった。
    ワンシーンだけ『お菓子の~』とリンクする駅でのシーンで、加瀬にすでに新しい生活が始まっていると知っている状態で私は読んでいたので、本当によかったね、とグッと来ました。
    高階祐さんのイラストも美しい。表紙の朝日の昇る町と二人の表情はこの作品をまるごと表していると思います。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年09月23日
  •  ♪あなた知ってる 港ヨコハマ
     昭和の人気歌手、青江三奈が歌った「伊勢佐木町ブルース」(1968年1月発売)。川内康範の詩の一節、「みなとヨコハマ」を繰り返すハスキーな歌声が今も耳に残っていますが、「港ヨコハマ」でなく、「横浜港」とあれば、「よこはまこう」と読むのが普通です。「神戸港」「函館港」……「○○港」は「○○こう」で、「○○みなと」とは読みません。かつてディック・ミネが「♪しみずみなとの 名物は~」(「旅姿三人男」)と歌った「清水港」でさえ、港湾施設としては当たり前に「しみずこう」と呼ばれています。旧い世代には耳に馴染んだ「しみずみなと」ではありません。
     それが日本語の常識だと思うのですが、その常識を超えて「オマーンみなと」と読んだTVアナウンサーがいたという。新書ベストセラー『京都ぎらい』(朝日新聞出版、2015年10月9日配信)に先立って著した京都・大阪文化論『関西人の正体』(小学館、2015年3月13日配信)で、井上章一さん(国際日本文化研究センター教授)は、「言葉」をめぐるテレビ人間たちの不思議な感覚を、自らの体験を通してこんなふうに書いています。

    〈もう、何年くらい前になるだろうか。たしか、オマーンの港で大災害があったときのことだ。テロなどの人災か、天然災害か、はたまたほかの事故か。そのあたりのことは、いっさい記憶にない。おぼえているのは、この事件を報道するアナウンサーの言葉づかいである。どの局の誰だったかは知らないが、私の見たニュース番組では、アナウンサーがこんなふうにしゃべっていた。
    「ただ今、オマーンみなとの火災は……」と。
     そう、そのアナウンサーは、「オマーン港(こう)」とはいわなかった。「オマーンみなと」と発音したのである。
     苦肉の策なんだろうなと、そのときは思った。「オマーン港(こう)」と発音してしまえば、女の陰部に聞こえてしまう。それがまずいということで、「港(こう)」を「みなと」にしてしまったにちがいない。テレビにもいろいろ苦労があるんだなと、そのときは一視聴者として、笑わされた。べつに、腹をたてたりはしていない。
     だが、「オメコメ」の一件で、私の考え方は一変した。〉

    「オメコメ」の一件とは何か?
     在京キー局の生番組本番中、目の前のモニター画面に突然、
    「オメコメ」
     この4文字が大きくうつし出され、スタジオの井上章一さんは絶句した――。
     結婚や婚約などへのお祝い、すなわち「おめでとう」コメントを、テレビの業界用語で「オメコメ」というそうです。井上さんが生出演していたその日も、有名人同士の婚約発表があったというので、「オメコメ」をとっていた。友人や関係者に録画でお祝いを語らせようという趣向で、モニターに「オメコメ」の4文字が大きく表示されたのも、そのためです。さあー、これからは「オメコメ」の時間ですよというわけで、普通の演出・進行ですが、この業界用語を知らなかった井上さんにとっては、頭がまっしろになってしまうほどの、想像を絶する事態でした。

    〈えっ、オメコ……メ。
     オメコ……メだって。
     まさか、そんな。
     テレビで、そんな文字、うつし出していいのか。(中略)
     関西では、女性の陰部を「オメコ」という俗称で呼んでいる。性行為のことも、同じ言葉で示している。関東の「オマンコ」に相当する言葉である。
     はっきりいって、口にするのも恥ずかしい。ここでは、思いきって書いてしまったが、文字にするのも、抵抗がある。そんな文字を生番組の出演中に、いきなりクローズアップで見せつけられたのだ。関西人の私に、うろたえるなというほうが無理だろう。
     私なんか、街を歩いているときに、「おこめ」という米屋の看板を見るだけで、テレてしまう。
     えっ、おめ……
     ああ、違う違う、おこめ、お米や。
     一瞬、おめ……かいなと思うて、びっくりしたやんか。〉

     井上章一さんは、この後に「おめこぼし」という言葉についての関西出身作家の中島らもさんと、自身がそれぞれ抱いていた妄想――まさに抱腹絶倒の猥談ネタです――を紹介しているのですが、それについてはここでは触れないでおきます。

     問題は、「オマーン港(みなと)」と読み替えたところに首都圏の横暴が露呈しているところにある――と井上さんは次のように書くのです。

    〈……私がいいたいのも、「おこめ」や「おめこぼし」に関する猥談ではない。ようするに、関西人は、この言葉に敏感だということを、訴えたいのである。
     東京の全国ネット・テレビ局にも、気をつけてほしいものだ。かるがるしく、「オメコメ」なんて、いわないでほしい。関西人は、この言葉に、いやおうなくドギマギさせられてしまうのである。
     ふだんは、あれだけ放送禁止用語に神経をとがらせているくせに「オメコメ」……。
     きっと、東京のテレビは、関西なんか眼中にないんやろうな。出演者が関西人だということにも、それほど配慮はしとらんのやろな。〉

    〈「オメコメ」がまかりとおるのに、「オマーン港」はかくされる。これは、あきらかに関西に対する差別である。東京のキー・ステーションは、首都圏の視聴者に対する配慮はおこたらない。だが、関西人の気持ちは黙殺する。そう、そこには、情報の東京一極集中という現状が、うたがいもなく露呈されているのである。〉

     江戸期までは京都を中心とする関西地方が文化の中心地でした。いうまでもなく、関所の向こう側――辺境を意味する「関西」という言葉は使われていません。中央政府、すなわち皇居の感化が及びうる「畿内」と呼ばれていました。現在の「近畿」という呼び方はここから来ていますが、どうやら、経済・文化の中心が東京に移り、さらに一極集中が進み、一方西の地盤沈下と並行するようにして「畿内」がすたれ、「関西」が浸透してきているというわけです。関西新空港、関西学研都市……「近畿」という呼び名さえ愛用されなくなっており、地元が声高に唱えているのも「関西復権」だ。

     井上さんの「関西」への思いは複雑です。

    〈私は、いわゆる関西人論がきらいである。よくいわれるこのての議論は、しばしば関西人を蛮族として描き出す。
     いわく、関西は俗悪である。街を行くひとのファッションも、ケバい。とまあ、未開民族の心性になぞらえたような話を、しばしば耳にする。関西では百貨店でも値切れるらしい。この話も、関西人の土俗性を強調するために流布された物語だと思う。正札販売という近代的なルールは、まだ関西にはおよんでいない。あそこには、前近代的な商慣行が残っている……。
     私がきらいなのは、こういう言いまわしにひそむ、思いあがりである。関西は、民度が低い。そうきめつけて、関西人を見下すような視線である。ほんとうに、不愉快だ。
     だが、この偏見、ひょっとしたら、あたっているのかもしれない。関西は、ほんとうに土俗的で、前近代的で、民度が低いのではないか。認めたくはないことだが、そんな気もする。百貨店で値切れてしまったことは、私をそんな心境に追いこんだ(引用者注:著者は本書第四章で、京都の百貨店でブルゾンを結果として値切ってしまった経験を開陳しています)。
     薄々そうなのではないかと、おそれている。私が、関西土俗説を認めたくないのは、そのせいかもしれない。自分でも、心のどこかでそうではないかと不安がっているからこそ、むやみに否定する。そんな心のメカニズムに、おちいっているのではないか。〉

     関西に対するアンビバレントな思い。井上章一さんは本書書き出し第一行目に、〈私は、京都に生まれ、京都に育った。今も、京都に住んでいる〉としるしています。読む人は誰でも生粋の京都人と思います。初出は、小学館発行の「月刊DENiM」連載(1993年1月~95年2月)。それから22年たった2015年――井上章一さんが世に出した『京都ぎらい』がベストセラーとなって、井上さんは時の人になりました。
     いったい井上章一さんに何があったのか。この22年の間に何が起きたのか。井上ファンとしては、ドキドキ、ワクワク、興味津々の2冊の「関西学」なのです。
     京都に対するアンビバレントな思いを内に秘めながらも、「関西」を多面的・多角的に論じた『関西人の正体』に、じつは『京都ぎらい』の芽が仕込まれていました。

    〈私は、京都の嵯峨野で育った。嵐山のすぐそばだ。百人一首で有名な小倉山のふもとでもある。さらに、結婚してからは、宇治に引っ越した。今はだから、宇治市民である。
     嵯峨に育って、宇治で暮らす。こう聞けば、他地方のひとは「いいですね」と思われようか。だが、京都人はけっしてそう感じない。中京(なかぎょう)や上京(かみぎょう)あたりのひとは、嵯峨や宇治と聞くだけで、軽蔑(けいべつ)の色を顔に浮かべるはずだ。
    「ああ、そうですか、井上さんは京都のお方と違うんですね」
     さすがに、そう口頭でいわれることはない。だが、街中の連中は、まちがいなくそう思っている。これはひがみ根性でもなんでもない。自信をもって、そういえる。〉

     一筋縄ではいかない京都の雅。一皮むけば何が出てくるのか。目からウロコの関西論2冊、一気読みであなたの関西を見る眼が変わっているはずです。(2016/9/23)
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年09月23日