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4151~4175件/11512件 を表示

  • カワイイ女子ばっかり
    基本的にエロくて魅力的な女子ばっかりで、
    そこに作者のユーモアが絡んで楽しく読める作品です。
    作者には今後もっとコメディタッチの漫画を描いて欲しいなと思いました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月06日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    たしかにSF
    SF(すごいフリーダム)という謳い文句通りのおバカなストーリー。
    おバカな流れに乗って楽しく一気に読めました。
    終盤にはあの女医も出てきてさらにおバカな内容に…。
    また読み返したい作品でした。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月06日
  • ネタバレあり
    5巻完結なのがとても残念
    殺された被害者の親族に代わって、加害者を被害者と同じ方法で殺す死刑、仇討ち刑。その仇討ちをするのが、助太刀人(すけだちにん)。
    しょうもない殺人者を法的に殺す訳ですが、助太刀人も過去に被害を受けた人の子。加害者といえど殺すことが正しいのか。それぞれ悩みを抱えながら任務をこなしていきます。
    ストーリーもキャラ立ても良かったのですが、深さが足りないかなと感じました。もしかしたらちゃんと話を作っていたのかもしれないですが、惜しくも5巻で打ち切りになってしまったようです。
    面白かったし一応終わりはまとまってたので★3にしました。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月06日
  • ネタバレあり
    もっとサイコだったら良かったかも
    生い立ちの故に弱感のサイコ気質のイケメンくんと、何事にも真っ直ぐでポジティブな受けのカプです。このイケメン攻めが、なぜこの受けに一目惚れをしたのかはわかりませんが、出会ってその日に即ヤリのパターンです。そして受けは何だか素直に受け入れ、恋人同士になり、と、トントン拍子に話は進んでいきます。そして攻めの執着が始まります。もう少しトコトンサイコであったらとも思いました。駄目だと思いつつもそうなってしまう苦しさをもう少し表現出来たらと思いました。救いは受けのポジティブさでした。Hシーンもあります。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月06日
  • 今ひとつ物足りない
    初読みの作家さんを購入するのは、結構勇気が要ります。
    まず人物の区別ができませんでした。みんなよく似ていて、アレ?っと思い、前に戻って確認し読み返しました。受けの居酒屋店長は30歳、攻め25歳なのに高校生にしか見えません。ストーリーも展開される事なく、中途半端で不完全燃焼です。Hは致していますがHシーンの描写はほぼありませんでした。タイトルがくわせ者なんですが、くわせ者が出てきません。辛口評価ですみません
    • 参考になった 8
    投稿日:2016年11月06日
  • エロかわです
    初読みの作家さんでしたが、サンプルとレビューを見て購入しました。あ~大当たりでした。とても純粋で律儀なヤンキーと、チャラいAV男優のカプです。騙されやすくて、流されやすいヤンキーくんがとても可愛かったです。そして天然です。攻めはAV男優なのでエロい事には熟知していて、受けを翻弄させながらも、あまりの可愛さに独占欲を現します。このような設定はありがちですが、テンポ良く二人の感情も良く表現されていてとても良かったです。絵も綺麗でお上手です。まだ二話までしかないですが早く続きがみたいです。
    • 参考になった 5
    投稿日:2016年11月06日
  • 匿名希望
    文字多い
    帳簿やら金融業やらの説明をしているので必然的に文字が多いです。
    漫画向けに簡単に説明してくれていますが、それでも経理についてノー知識で読むと難しいと思います。
    とはいえ、専門書よりは話題なども入り易いですし、会社で受けた研修よりは要点を掴みやすかったので、物語を楽しみながら簡単な知識を得るには良いんじゃないでしょうか。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年11月06日
  • 匿名希望
    シャーリーがとにかく可愛い
    シャーリーのひたむきな感じや頑張る姿は、そこら辺の見た目が良いだけのキャラにはない可愛らしさがあります。恋人というより娘に欲しくなるイメージ。
    作者の同人誌がベースの作品で不定期発表らしいので、3巻がいつになるのか全く読めないのがネック。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月06日
  • 匿名希望
    読了感があります
    上下巻と短めではありますが、話の内容にあまり無駄がなく、読み終わった後に満足感がありました。
    オチは人によって好みが分かれるかも。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年11月06日
  • かなりクオリティの高いコミカライズ作品
    シナリオに関しては原作がそれだけ魅力的な作品ということなのでしょうが、
    いわさきたかし先生の画力、しっかりとした描き込み等のおかげで安心して楽しく読んでいられます。活字が読むの苦手な私としては、願わくばずっと続いて欲しい位の作品。
    試し読みで興味が湧いたら是非買ってみてください、後悔はしないと思います。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年11月05日
  • パンを愛する人へ
    パンによる、パンのための、パンのマンガ。
    パン好きの主人公が、パン好きのヒロインと
    「貴様…!何故そんなに〇〇パンを美味しそうに食べれるんだ…!俺だってパンが好きなんだ、負けてられない!」
    と対抗心を燃やしながら掛け合う感じの内容です。
    パンに対する愛に溢れていて、身近な食材ゆえに「分かるネタ」も結構あるので読みやすく、面白いマンガですよ!
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月05日
  • 意外と純粋な恋愛物語
    表紙や立ち読みで感じた印象と違いました。シリアスでエロいのかなと思いきや、もっと優しくて微笑ましかった。もちろんエロいけど。
    青姦でしかイケない美濃さん×彼に買われるウリ専のシゲルくん。
    美濃さんを単なる金払いのいい変態だと思っていたけど、惹かれていくシゲルくん。口は悪いけどどこか憎めなくて、やんちゃで若くてカワイイ。
    変態の美濃さんは物腰柔らかく淡々としていてほぼ無表情なんだけど、時折みせる微笑みとかストレートなセリフにきゅんとしました。変態だけど。
    文字の説明がなくても、美濃さんがどういう会社員かというのが、持ち物や言い回しで把握できる、情景や物語で登場人物の人柄を伝えるのがお上手だなぁと思いました。
    で、おまけ漫画がすっげーカワイイ。きゅんきゅん。
    表題作以外に3作あり、うち2作は相手が狼男だったり魔犬だったりです。どれもほっこり+エロなんですけど、苦手な方はご注意ください。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月05日
  • 手中に落ちた。
    狐目のやり手なゲイビスカウトマンと純朴青年の話。青年、実はちょっとお堅い職業。それがヤり手な狐目にロックオンされて、お堅いノンケなのに気づくといつも崖っぷち。そろそろヤバイ状況。流されて手の中に落ちるか、落とすか。バラ売りで、なんとなく気になって購入しただけなのに続きが気になってる。手中に落ちるとは、この状態。お見事な作品。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年11月05日
  • ネタバレあり
    うえきの法則は途中で挫折したけど…
    こっちのは面白かったです!
    いまのところ主人公の身の回りだけで解決する小さくて割りと平和な能力者バトル。
    最近あ~昔の少年漫画っぽいなーって漫画がなかったので、懐かしくも新鮮でした。
    主人公サイケとそれに感化された仲間がだんだん偽善者っぽくなっていくのがすごくいい!笑
    能力もひとりひとつで「決まった池に飛び込むと朝に戻る」「発泡スチロール化できる」「他人を猫にできる」「ガムテープ化できる」とか緩くていい笑
    1巻目でヒロインのために!って能力に目覚めたのに、それ以降ほとんどヒロインが出てこないの緩くていい笑
    • 参考になった 4
    投稿日:2016年11月05日
  • 地味で冴えない35歳と3姉妹が一緒に同棲
    こう書くと、結構お色気要素が有ったりするように見えるかもしれませんが、そういう描写はございません。主人公が借金を持っているという設定も、重くならないように配慮されていて、終始まったりと家族のように過ごしていく内容となっております。
    後半には多少の山場もございますが、これまた重すぎるようにはなりません。
    一般家庭の普通の幸せ・ほのぼのとした雰囲気を味わいたい方に是非。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月05日
  • 匿名希望
    かなりがっかりしました・・・
    相葉キョウコさんが好きで購入したので、それには満足したのですが、他の作品のあまりの画力の幼さにびっくりです・・・何作品かあるので、せめて半々とかならまだ我慢できますが、半額とはいえ、本当に残念でした。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年11月05日
  • 匿名希望
    エロく面白い
    口は悪いけど律儀な不良と胡散臭くチャラいAV男優の絡みが面白く、エロシーンもかなりエロい。そして女の子みたいな可愛い系の受けが苦手なので、本作の男らしいのにエロ可愛い受はかなりツボでした。攻の飄々とした感じや、Sなところも大好物です。絵は若干クセがあるかもしれませんが綺麗で人物の雰囲気が凄く伝わります。
    個人的には文句なしにオススメです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月05日
  • ツン100からデレます
    絵が綺麗だったので立ち読みしてから購入。
    アタリでした。
    吸血鬼×人間のお話ですが、とにかく吸血鬼の千歳が美しくて孤高の俺様、最初はツン100です。
    それが徐々に崩れていってデレ始めたらもうやたら可愛い。
    人間の弥生も健気に頑張る可愛い子でした。
    千歳が弥生の名前を呼ぶシーンがあるのですが、意識して相手の「名前を呼ぶ」という行為がすごく美しく描かれています。
    少なくともわたしはそこに色気という意味で魅力を感じました。
    ストーリーも千歳と弥生の両者交互に展開されていて、わかりやすくかつ入り込めるので切なくなったりきゅんとしたり、良かったです。
    絵が綺麗で細いキャラクターだとエロが薄く見えがちですが、そこそこのエロさがあるので続きでもっと2人に絡んで欲しくなりました。
    もう一つのお話は恋人たちに拾われる猫目線。
    ページ短いし、名前すらわからない恋人たちですが、とても愛着がわくのでそちらも期待して良いと思います。
    作者買いリストに追加します!
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年11月04日
  •  主人公の名は、風太郎。「ふうたろう」ではなく、「ぷうたろう」。
     秋田では民話を読み聞かせる時、「とっぴんぱらりのぷぅ」と締めくくるそうです。これで終わりだよ、という結句で、「めでたし、めでたし」と同じです。万城目学は、この秋田流の結句に想を得て「風太郎(ぷうたろう)」という名の伊賀忍者を創りだしました。1402枚の大長編歴史小説『とっぴんぱらりの風太郎』(文春文庫)――初出は「週刊文春」(2011年6月23日号~2013年5月30日号)で、約2年に及ぶ長期連載でした。2013年9月に単行本、そして2016年9月に上・下2分冊して文庫化。この文庫を底本に電子書籍がつくられ、紙・電子ほぼ同時に発売されました。

     時代は、血で血を洗う争いに明け暮れた、忌まわしき天正の時代ははるか昔、日々平安なる慶長の世です。ちなみに明智光秀の謀反によって織田信長が本能寺で自害したのが天正10年(1582年)。太閤に登りつめた豊臣秀吉がその生涯を閉じたのが慶長3年(1598年)。秀吉の死から2年たった慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いで秀吉の腹心だった石田三成が徳川家康に完敗し、徳川の時代へと歴史が大きく動いていきます。そして14年後――慶長19年(1614年)の大坂冬の陣、慶長20年(1615年)の大坂夏の陣で豊臣は滅び、すでに慶長8年(1603年)に将軍職に任じられていた徳川家康が江戸を本拠とする幕藩体制を確立していきます。
     いわば戦乱が収まった平穏な時代に生をうけた風太郎は、伊賀・柘植(つげ)屋敷で修練に明け暮れする地獄の日々を生き残ったものの、旧世代の評価は低い。こんな一節があります。

    〈柘植屋敷で修行に明け暮れていた頃、ときどき顔をのぞかせた、そろそろ八十になるかという村の長老は、俺が文禄生まれだと聞くと、
    「忍びの連中がまだ何とかまともだったのは永禄生まれまでだな。あとはもう、どうしようもないハズレばかり。天正生まれはとにかく腕が悪い。文禄生まれはそれに加えて頭まで悪い」
     と口の中に一本だけ残った歯を天に突き立て、ずいぶん辛辣な評を授けてくれたものだが、蓋(けだ)し慧眼(けいがん)と言うべきだったろう。
     時は過ぎゆき、万物は流転する。古きは新しきに生まれ替わり、大事な教えもやがてないがしろにされる。らっきょうはいつしかにんにくに変化し、忍びの頭も悪くなる。いずれも長き平穏無事の時間がもたらした、致し方ない副産物である。〉

     忍びがまだまともだったとされる「永禄」(1558年~1570年)は室町時代末期で、織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦い、織田信長の上洛などがありました。永禄生まれには、石田三成、福島正則、加藤清正、伊達政宗がいます。
     永禄の次、天正(1573年~1593年)時代――12年にスペイン船が平戸に初来航しているのですが、これは本作品の時代状況にも関連しています。刀狩りが行われ、一方朝鮮半藤に攻め入り、小西行長、黒田長政らが平壌を占領したのは、天正20年(1593、ユリウス暦では1592年)の12月のことです。
     風太郎が生まれた「文禄」は1593年~1596年と短い。秀吉による太閤検地が行われ、なにより大阪城で淀殿が捨(豊臣秀頼)を出産したのが文禄3年のことでした。秀頼は本作品で重要な人物の一人として登場しています。
     引用文中〈らっきょうはいつしかにんにくに変化し〉とあるのは、18歳になって柘植屋敷を出た風太郎が、人を容易に眠らせる柘植毒をらっきょうにしみ込ませるところをあろうことかにんにくを使ったことをさします。天守への侵入をはかった時、風太郎はにんにく柘植毒を城の見張り番に用いたのですが、遅番をしていた男がひとり死んでしまった……。
     城の天守への侵入には実は重要な意味がありました。藤堂家が4年前に伊賀の地にやってきてからというもの、忍びはすべて柘植屋敷の采女様が統括し、さらには萬屋の人間を装って諸国へ商いに出かけ現地で仕事を行うのが定型となった。店の人間は、すべて忍びの筋のもので固められています。風太郎に命じられた天守への侵入は、表向きは城の守りの弱点を見極めるためということになっていましたが、本当の狙いは、彼が萬屋で働けるかどうかを試すもの、いわば〝就職試験〟だったのです。
     南蛮帰りの忍者、黒弓と組み、柘植屋敷でしのぎを削ってきた蝉左右衛門(せみざえもん)と百市(ももいち)が城に詰めている日を選んで侵入を企てた風太郎。二人は天守まで辿りつくのですが、結果は〝不合格〟、どころか、伊賀から追放の身となってしまいます。
     柘植屋敷の采女様からの伝言を預かってきた萬屋の主人、義左衛門が風太郎と黒弓に語り聞かせるシーンです。

    〈……おぬしらには、采女様から伝言を預かってきたわ。しばらくの間、大人しくしておけ、とのことじゃ」
     俺は「は」と板間に平伏し、次の言葉を待った。ならばその間、たとえばこの萬屋で下働きでもせよ、と指示があるかと思ったが、待てども続きが聞こえてこない。
    「あ、あの……、では、我々は何の仕事をすれば」
     と俺はおずおずと面を上げた。ロクに住む家もなければ、明日の食い扶持すら定かではない身である。何か仕事をしないと、飢え死にしてしまう。
    「仕事? 何の話だ?」
     と義左衛門は心底、訝(いぶか)しそうな声で返してきた。
     予想しない反応に、俺は言葉の接ぎ穂を失った。戸惑う俺の顔を、義左衛門はしばらく見つめていたが、
    「わからんか。二人とも伊賀を出ていけ、という命じゃ」
     と幾分、声の調子を落として告げた。
    「え?」
     と俺は思わず素(す)っ頓狂(とんきょう)な声を上げてしまった。〉

     采女様の命に従って城に忍びこみ、その役割をまともに果たした結果が伊賀からの追放だった。やっと手のひらにつかみ取ったと思った采女様の信頼が、音もなく崩れ去るのを感じながら、深くうなだれるよりない風太郎。平穏な社会となって忍びの存在そのものが不要だとする考えが広まっていき、〝リストラ〟によって可能性を閉ざされてしまったのです。そして義左衛門の〈慌ただしい話だが、今夜のうちに出立せよ、との命じゃ」〉と告げる声に背中を押されるようにして伊賀を後にした。義左衛門が用意してくれた餞別を懐(ふところ)に、さしたるあてもなく近江から京に向かう風太郎の姿に、非正規雇用にあえぐ平成世代の姿が重なります。

     京都郊外、吉田山の麓のあばらやに住みついて2度の冬を越えた。20歳になった風太郎のもとを黒弓が訪れた。30はあるひょうたんを風太郎の眼前に置いた黒弓は、萬屋の義左衛門からの「清水に行く途中、産寧坂(さんねいざか)にある瓢六という名のひょうたん屋に届けて欲しい」との伝言を預かってきたという。

     その夜――風太郎の前に因心居士(いんしんこじ)が現れ、物語は動き始めます。

    〈「ずいぶん、長い小便だな」
     と突然、背後から声がした。俺は咄嗟に前に跳んだ。むささびが飛び去ったばかりの木の幹の裏に回りこみ、とにかく足元に転がっている太めの枝か石を拾おうとしたとき、
    「慌ただしい奴だ」
     と呆れるような声が聞こえてきた。(中略)
     因心居士と相手は名乗ったが、どう見てもその格好は居士ではない。居士衣を着るわけでもなく、ただ粗末な野良着姿で立っている。背中も曲がっていて、身体も小さい。頭も禿(は)げている。殺気も感じ取れず、どこまでもただのじいさんだ。なのに、俺は動くことができない。冬の間にさんざん積もった落ち葉が、今も地面を隙間なく覆い尽くしている。にもかかわらず、老人はいっさい音を立てずに近づいてきた。これほど見事に背中を取られたことなど、柘植屋敷の頃からも覚えがない。〉

     箱を一つ、ひょうたん屋の主人に届けてくれ、という。明日、ひょうたん屋に行くことも、何より大事な忍び道具類を埋めた場所も、風太郎のありとあらゆる事を承知している不気味な相手だった。そのまま黙って帰すわけにはいかない。

    〈相手が年寄りであろうと容赦なく、俺は野良着からのぞくごぼうのように細いすねを、蹴りでもって払った。
     しかし、俺の一撃はあっさり空を切った。
     寸前までそこにあったはずの貧相なすねが突然消え、枯れ葉が虚しく風を受け靡いた。「こっちじゃよ」
     背後から響く声に首を回そうとしたとき、尻の上のあたりにトンと何かが当たった。
     それで終わりだった。〉

     深い眠りの底に落ちた風太郎が目覚めたのは、陽が昇ってからだった。左手が1個のひょうたんをつかんでいた。そして、すぐ近くに箱の入った巾着も残されていた。

     いうまでもありませんが、ひょうたんは太閤・豊臣秀吉の馬印です。今風にいえば、豊臣家のシンボルで、ひょうたん屋「瓢六」は、秀吉の正妻・ねね様が亡き太閤の菩提を弔って住む高台寺にひょうたんを納めています。
     瓢六の主人の指示で、高台寺に荷物を受け取りにいった風太郎はそこで、思いがけない人物と再会します。伊賀の柘植屋敷でともに修行した忍び、常世(とこよ)です。
     高台寺に出入りするようになった風太郎が、いつものようにひょうたんの受け取りに来た旨を伝えると、案内されたのは池に面した東屋。しばらくして舟で尼僧と常世が現れ、尼僧――ねね様は直々に初対面の風太郎に極秘の命を告げます。
     断れば、この屋敷から生きて出ることはない――と、常世。

     数日を経て、洛中でも値段のはることでは一、二を争う宿屋に、白塗りのかぶき者に扮した風太郎、黒弓、常世、そしてひさご様の姿がありました。ひさご様――ある高位の公家の御曹司で、一度でいいから祇園会(ぎおんえ)を見てみたいと望んでいた――の希望をかなえてあげようと動いたのが高台寺のねね様だったのです。
     祭りで賑わう京の街へ、かぶき者の装束を纏ってくりだしたひさご様と3人の忍び。祇園社は蹴鞠に興じるひさご様の祝祭空間となった。しかし、一歩外へ出た瞬間、すべてが暗転した。
     ひさご様を狙う忍びの一団、月次(つきなみ)組との死闘は、大阪冬の陣、夏の陣まで続く、風太郎の命を賭けた戦いの始まりです。人は何のために戦うのか。なぜ戦うのか。
     万城目学が描く戦国物語は一気に加速し、緊迫感漲るシーンの連続で読者をぐいぐいと引き込んで離しません。そして――まさかのラストシーンが胸を熱く撃つ。(2016/11/4)
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月04日
  • 本当にからかい上手
    小さいとき好きな女の子にちょっかいかけて嫌われる。良くありますね。
    あれは主にデリカシーがなかったり乱暴だったりが原因ですが、
    「高木さんのからかい方は嫌味がない」ように配慮されているように感じます。お相手の西方君も単純に引っかかってくれるのでテンポ良くネタが繰り出されていくので読みやすいです。
    嫌味のないからかい方なので、西方君も悔しがることはあっても、怒ることがないのもGood。青春の甘酸っぱさとほのぼの感、ニヤニヤと読んでしまうこと間違いなしです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月03日
  • ツンデレ、というよりは甘え下手なユイコさん
    美人だけど目つきが悪く、口調・規律にも厳しく、冷たい印象を感じさせてしまって、どことなく浮いてしまっているユイコさん。
    それを意に介さず、ほんわかと受け止める彼氏のトモヤくん。
    彼と一緒に過ごしていく中で、ユイコさんは少しずつ氷が解けていくように柔らかく、変わっていきます。
    トモヤくんと2人だけの時間が多かった彼女が、友達が出来、学校行事を楽しみ、クラスメイトと一緒に騒ぐことを楽しく感じ………トモヤくんとの関係はどうなるのか。
    気になる人は買ってみましょう!!
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年11月03日
  • ハズレなしだなぁ
    夏目イサク先生はハズレありませんね。なので、本当は☆5なんですけど、先生の作品の中では上位に入る程の好き度がなかったので、厳しめで★4です。個人的にストライクなキャラがいなかったってだけですけど・・・最初に出てくる黒髪の受けがかわいいです。群像劇なので、いろんなキャラを楽しめると思います。みんな良い人でほっこりします。
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年11月03日
  • ★5じゃ足りないんですけど
    あー早く続き読みたい!もーほんと好き。面白い。説明とかうまくできないから読んで。面白いから。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年11月03日
  • えろい
    エロかったです。絵もキャラも良かったです。いろんなお話が入ってますが表題作が一番好きでした。キュン度は低めです。なんか「俺の空」みたいな展開がちょいちょい入っててくすりとしたトコもありました。個人的にキュン度高い方が好みなので★4ですが、エロいの好きな人には★5かも。
    • 参考になった 5
    投稿日:2016年11月03日
  • ホストの漫画としては面白かった
    割引なのと、表紙が綺麗で購入。ホストの漫画として読めば、わかりやすくて落としどころもスッキリで面白かったです。BLとしては普通です。表紙が綺麗なので★3です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年11月03日