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  • ネタバレあり
    待ってました。
    中巻です。
    上巻でてから長かった。後巻でるのが待ち遠しい。
    負けられないと自分を追い込むけれど負けてしまいます。
    負けても自分を求めてくれることに歓喜し鍵もかけず求めあい見つかってしまい
    勁は宥の元を去ります、行く当てもなく倒れ込んでいるところに兄が
    なぜそこに兄が現れる?
    兄は変な宗教団体に入っていてそこで過ごすことを余儀なくされ
    無茶なことをし続けますでも宥の言葉で思い留まり一線は超えません
    そのせいである策略で勁は試され誰もが予想しない行動に
    さてどうなるという展開で続きます。
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    投稿日:2017年03月12日
  • 由喜と二葉にフォーカスしたSALAD DAYSの描き直し新作
    日文100円セールで売られているのを見て、こんな作品出ていたんだと驚いて買ってしまった。
    前作「SALAD DAYS」もかなり好きな作品だったが、こちらはオムニパス形式の恋愛漫画だったので、数話ごとに登場人物・ストーリーが変わっていた。そして、その数話で完結する短いストーリーもあれば、また後で同じヒーロー・ヒロインが登場して続きの話が描かれることもあった。この作品で登場する「由喜と二葉」もその前作で登場していた二人で、何回もでも飛び飛びにいろいろなエピソードが描かれていた。前作では特定のストーリーを続けて読みにくいし、各エピソード数話で終了するので短かったので、どうやらこの新作では「由喜と二葉」に焦点を絞って繋がったストーリーとして描き直すようだ。改めて前作を探してしまったが、この新作第1巻は前作単行本6巻で初登場する「由喜と二葉」の出会いを描き直したもので、ストーリーはほぼ一緒。絵柄は変わったな~今のほうが絵はすっきりしているけど顔が丸みを帯びて等身が下がっているので、前作の絵のほうが高校生っぽくて好きだったな~とか比べてしまった。
    これからどう展開させるのだろうか。次巻以降に期待。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年03月12日
  • 匿名希望
    最高にイイ!
    今までBLは何百と読んできたけど、この作品は一味違います。ただエッチなシーンが好きという人には向かないかもしれません。でも、BLの醍醐味を味わいつつストーリーにも深みを求める人には、これは素晴らしい作品だと思います。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年03月12日
  • 読んで欲しいただ1人の読者への想いを漫画に賭ける
    日文100円セールで見かけてつい購入。
    まだ1巻しか出ていない作品なので、作品の良し悪しは今後の展開次第という気もするが、導入の第1巻はなかなか面白かった。
    絵は上手い(少なくとも主人公の藤本ゆかりはそう思っている)けど自分が漫画で描きたいことが分からずコンプレックスを抱えている?我孫子けんすけと、そんなけんすけにぞっこんでけんすけに読んでもらいたいがために漫画を描いているけど絵もストーリーもいまいちな藤本ゆかり。そんな二人がコミケで目指すそれぞれの道とは?
    ゆかりがけんすけに向ける恋心が盲目で空回っているのが今後どうなるのか、この恋の力が漫画に活かされていくのか?今後に期待。
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    投稿日:2017年03月11日
  • 猫ちゃんめちゃくちゃ可愛い面白い
    スタジオジブリのアニメ映画「猫の恩返し」の原作漫画である「バロン~猫の男爵」を描いた柊あおいさん。「バロン~猫の男爵」も猫達が可愛くてアホで面白すぎなコメディーファンタジーだったが、本作品は似たようなアホテンション全開の猫ファンタジーの小品集。うぉぉ、どの話も可愛い~。猫飼いたい~。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年03月11日
  • 少女マンガのバイブル、
    「250万乙女のバイブル」のキャッチフレーズが付けられるほどの人気作だった少女マンガの名作。自分も、妹が買っていた「りぼん」中でこの作品だけは欠かさずに読んでいたな~。懐かしい。スタジオジブリの恋愛アニメ映画「耳をすませば」やファンタジーアニメ映画「猫の恩返し」の作者でもある柊あおいさんの代表作。
    大好きだった作品なんだけど、自分がすっかりおっさんになってから読み返してみたら、う~む、主人公の沢渡香澄も久住智史も、いろいろ面倒くさい。自分にこの恋物語を楽しめるピュアさが無くなっちゃったかな~というちょっと懐古感。作中でラジオを録音するのにカセットテープを使っている辺りも、昔懐かしい描写だな~。
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    投稿日:2017年03月11日
  • ネコたちがアホ可愛いコメディーファンタジー
    「耳をすませば」のスピンオフ作品であり、スタジオジブリのアニメ映画「猫の恩返し」の原作漫画。「耳をすませば」では原作漫画でもスタジオジブリのアニメ映画でも主人公の月島雫が「バロン~猫の男爵」を主人公にした物語を描くのだが、その物語の内容については詳細に描かれていない。それを受けて書かれた事実上の続編である、月島雫が書いた物語としてのこの作品。
    「耳をすませば」がわりとシリアスなラブストーリーだったのに対し、本作は終始コメディーテイストなファンタジー。気楽に笑いながら読める。主役?のバロンも格好良いが、むしろムタやら他の猫たちやらが面白すぎ可愛すぎ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月11日
  • 可愛い青春ラブストーリー
    ジブリのアニメ映画にもなった原作。
    アニメ映画版ではいろいろエピソードが追加されていてより話が壮大に膨らんでいるけど、原作漫画版はよりシンプルでストレートな青春ラブストーリー。主人公の月島雫も、友人の夕子も、天沢聖司君や杉村君も、登場人物みんな率直で真剣な恋心が良いなぁ。柊あおいさんの柔らかい絵の雰囲気も良く合っている。
    アニメ映画を見たことがある人は、是非この原作も読んでみて欲しい。
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    投稿日:2017年03月11日
  • 懐かしき名作 でもVHSビデオって今となっては旧時代の産物か
    子供の頃に良く読んだ、というか「お世話になった」なぁ~、この漫画。
    ラブストーリーとしても要所要所でシリアスなストーリーが秀逸だし、桂正和の描く女の子たちがみんな個性的で可愛いし時にエロいし、それぞれがそれぞれの想いを募らせて交差する恋心が素敵。
    今改めて読んでみると、特に序盤などは時代を感じさせる絵の古臭さとかわざとらしさを感じてしまうけど、読み進めていくと話の世界に取り込まれて気にならなくなってくる。
    ところで、この漫画の一番核になるのがビデオ(VHS)で、ビデオカセットをビデオデッキに挿入して再生するとか、巻き戻すとか、停止するとかが象徴的な場面で出てくるけど、今となっては自宅でVHSデッキを持っていない世代も多いだろうから、こういう場面も時代遅れな描写になってしまっていくんだろうな。今だったらバッテリーで動くポータブルDVDとかBlu-rayとかあるから、この話の根幹が崩れそうだ(笑)
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年03月11日
  • 設定が残念
    桂正和の描く女の子は可愛くて好きなんだけど、この作品は設定が残念すぎて、ストーリー全体が何だかなぁ。
    DNAを打ち込んだら急に頭が良くなったり能力が手に入ったり性格が変わったり。漫画に科学的な突っ込みをするのもヤボなんだけど、DNAってそういうものではないよ・・・。SFとして未来に作られた凄い薬だとでもしておけば素直に楽しめただろうが、なまじ実際に存在するDNAを操作するうんぬん言うから、序盤から拒否反応が出てしまった。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年03月11日
  • 自分の両親に投影
    日文100円セールで見かけて、つい購入。
    あぁ~良いな~。
    別に何か傑作というわけではないんだけど、のんびりほのぼの孫と戯れる老後。
    こんな心穏やかに暮らせる老夫婦って憧れる。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年03月11日
  • ネタバレあり
    早く続きを読ませて!
    うぎゃー!!
    これまたなんというところで続くんだー!!
    9月まで続きが読めないなんて(つω・`)
    それにしても、どんどん面白くなってきたね♪
    「この間まで父親と娘みたいだったのに
     今度は母親と子供みたいだ」
    ルツが、エリアスとチセ二人見てをそう感じています。
    二人の心が通い合って、どんどん近づいて親密になり、
    絆が刻々と深まっているのがよくわかります♪
    • 参考になった 19
    投稿日:2017年03月11日
  • 一巻表紙の爽やかさとは裏腹に
    主人公のシイナが夏休みに祖父母の家のある離島で不思議な生き物と出会うところからストーリーが始まります。簡単なあらすじだけ読むと不思議生物とのほんわかとした話のように感じてしまいますが、決して爽やかなお話ではありません。一部では「鬱漫画」として有名で、かくいう自分もそれを知った上で読み始めました。
    物語冒頭からの伏線も多数あり、よく練られていると感じるストーリーですが、個人的には一部の伏線を回収したために物語の根幹部分の謎が気になってしまいました。
    登場人物についてはこの作家さんの特徴でもあると思いますが、良くも悪くも中高生辺りの傲慢なのにデリケートな独特の雰囲気を描くのが非常に上手いです。
    また、直接的ではなくぼかしてはいるものの一部暴力的な表現や、グロ系の表現、生理現象を描いているシーンあり。苦手な人は要注意です。
    結末についてはかなり好みが別れるかと思います。
    • 参考になった 8
    投稿日:2017年03月11日
  • 記憶喪失の女性サイボーグが戦うSF格闘物
    コミック1巻が91年に発売された作品ながら独特の世界観で2017年の現在でもさほど古臭さを感じさせない作品です。
    「クズ鉄町」と呼ばれる退廃的な街並みを中心にその頭上に浮かぶ「ザレム」と呼ばれる空中都市の謎が物語全体に大きく関わってきますが、大きく分けて「ハンターウォリアー編」「モーターボール編」「TUNED編」のそれぞれで主人公である女性サイボーグのガリィを取り巻く環境や雰囲気がガラッと変わります。
    ちなみに銃夢という作品名ですが主人公が銃を使い始めるのは5巻から。5巻以降も銃撃戦はメインではなく格闘術がメインです。
    この作品内では人とロボット(サイボーグ)の境目は曖昧で、例えば人体が大きく損傷しても脳さえ無事であれば、脳を核に他の身体部分をサイボーグ化して生きのびられます。従って、脳がその人物の生死に大きく関わってくる為、脳みその描写が非常に多いです。苦手な人は要注意かもしれません。
    また、表紙についてですが、旧紙コミックでは95年以降に出版されたコミック8~9巻はバーコード印字の関係で裏表紙が無くなり、元々表紙と裏表紙合わせて一枚絵だった1~7巻も95年以降に刷られたものは裏表紙が省略されてしまっていましたが、こちらの電子版では1~7巻の表紙を表裏合わせた一枚絵のまま縮小して表紙として収録されています。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月10日
  • うーん…そっかぁ…
    面白いかといわれると…普通です。エピソードは面白いし、一般家庭とは違うお家ってこんな感じなんだなーとは思いましたが…エッセイっぽいやつってどうしてこうエピソードを散発的にちりばめていくのか……わかりにくいし、AエピソードとBエピソードの間って結局何があったの?って気になるから時系列順に見たかった。けど・・・エッセイ漫画とか好きな人はきっと気にならないんだと思う。
    • 参考になった 11
    投稿日:2017年03月10日
  • 数学がわからなくても楽しめました。
    久しぶりに全巻読み終えた後に感動し、妻にも「これ読んでみて。」と推奨したのですが・・・、妻は少し読んで「ふ〜ん。」と言った程度で1巻しか読んでくれませんでした。
    私としては非常に感動したのですが、読む人によるようです。
    私は数学の点数は赤点レベルですが、嫌いではありません。
    このマンガとは関係ない話題ですが
    「1足す2足す3足す・・・と1万まで足した場合の数式を考えてみて」と言われた時に、半日かけて、わくわくしながら考えた事があるので、
    ・数学や天文学は理解してなくても良いが、その話は好き。
    ・囲碁も少し好き
    な人がハマるのかもしれません。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月10日
  • 匿名希望
    作家買い決定。
    これが初コミックなんて驚異です。コメディセンス、そつなく無理なくしかも面白いストーリー構成、それを十分表現できる画力。それに見かけは完璧だけど中身は天然のいい人しか出て来ないので(モブ含めて)嫌な気分になりません。妄想エチからいよいろ3巻は…?読まないとソンしますよ~ww
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年03月10日
  • 匿名希望
    ネタバレあり
    花の性格が悪すぎる
    ゴミ溜めの部屋で生活してますが、単身赴任の旦那の前ではいい子ぶってるみたいですね。ズボラ通り越してゴミ屋敷です。
    隣のカップルを貶して変な呼び方してる割には貰うもんは愛想よく貰う。面倒なものはバイト先の店長に押し付ける。
    とにかく陰で人に毒づいてる。やって貰う事には感謝って感覚がない人間。いるよな。店長からも物を貰うときだけは必死。
    合コン荒らしだったみたいだし、男の前では「イイコチャン」な可愛さで騙せる女。客でも店員でも電車の中でも男には態度がいい。そんな女が描かれてる。
    肝心の食事シーンは、チーズトースト食べるだけでほおを赤らめて「んっ、あーっ!」。チーズを口から垂らしながら「んむっ、んむっ」
    ステーキ食べるだけで恍惚の顔で「んっ、んっ、んーっく!」
    …この漫画家何考えてるの?
    元はエロ漫画家らしいですね、最低。
    • 参考になった 8
    投稿日:2017年03月10日
  • 萌えではなく癒やしパワー全開!
    女の子がキャンプ場に行って大自然に囲まれながら過ごす、、、それだけのマンガです。
    でも、それが良いんです!
    松ぼっくりを燃やして火をおこしたり、壮大な風景に驚いたり、鍋を作って食べながらまったりしたり・・・
    なんというかゆるーく時間が過ぎていく感じを楽しめる作品ですね。
    また、結構料理が出てくるのも魅力。鍋だったら坦々餃子鍋やすき焼き、ボルシチ、
    そしてカップラーメンですら美味しそうに感じます。
    きららだけど萌えとはまた違った癒やしを感じられるこの作品、おすすめです。
    • 参考になった 7
    投稿日:2017年03月10日
  • 花はいっくんにベタ惚れですよ
    正直、男の娘は好きではありません。でも花はとてもいっくんに一途で本当にカワイイです。ダサ眼鏡のいっくんとは「花にくちづけ」でくっつき「花といっくん」ではケンカしながらも、アマアマのエロエロです。当て馬の中坊が可愛くなかったですが、花の男らしさも見えて面白かったです。そして関西弁のツッコミが萌えます。さすが阿部先生です
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年03月10日
  • 男の夢爆発
    いやはや、なんちゅ~エロさ。絵もストーリーも良すぎ。
    これ、一般誌で売っちゃいかんでしょ。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月10日
  • これは万人にはおすすめできない…でもとってもお気に入りな漫画です。大学時代に主人公・キョドコ(挙動不審なことから名付けられる)の心を傷つけ支配していた男・星名さんに職場で再会。一度は他の人を好きになれたはずなのに、キョドコの心を占めるのはやっぱり星名さんで―!? 心をえぐる展開の数々に「キョドコ、逃げて!!!!!!」って気持ちでいっぱいに。でも星名さんもうまいというか、キョドコの心を支配して、いいように扱っているというかなんというか…これがモラハラってやつかと……。仕事でも冷酷な仕打ちを重ねる星名さんには震えるばかりですが、星名さんも星名さんでどうやら暗い過去があるようで…? キョドコは漫画編集者・吉崎さんと出会い、少しずつ変わろうとしているのですが、その度に立ちふさがる星名さん。とにかくハラハラする展開つづきで、吉崎さんの活躍(?)を祈りつつ、掲載誌の「FEEL YOUNG」の配信日を心待ちにしている次第でございます。吉崎さん、お願いだからキョドコを救って(´;ω;`)  ちなみに『きみが心に棲みついた』が前編となっておりますのでそちらもあわせてお読みいただくことをおすすめいたします。
    • 参考になった 11
    投稿日:2017年03月10日
  • 最初、表紙の雰囲気だけを見て「きっと超シリアスなストーリーに違いない…」と確信していたのですが、まったく違いました! エリート官僚(※ちなみに、職務内容は色仕掛けなど。なんか色々ぶっ飛んでいる※)のすれ違い、嫉妬(=おしおきエッチ)、和解(=仲直りエッチ)がこれでもかと繰り広げられており、おバカな溺愛系BLがツボの方に間違いなくおススメです。で、何がすばらしいって、言葉責め。単に卑猥なことを言う・言わせるのではなく、身体と心を追い詰めながら同時に逃げ道を与えることで、自分の望む方向に相手の言動を誘導していくという匠の技が光っているのです。さすがプロ(?)、と唸らざるを得ない。なお、2017年3月現在第3巻まで配信中ですが、基本読み切り形式なので安心して読み始められるのではないかと思います!
    • 参考になった 26
    投稿日:2017年03月10日
  • BLコミックでも大人気の相葉キョウコ先生のTL作品★ネットの広告で掲載されるようになるや否や瞬く間に人気作品となったこの作品は下着会社に働くデザイナー・美咲(♂)とその部下・恵(♀)の二人のお話です。オネエ言葉の男性が登場するTLコミックに出会ったことがなかったので、ベッドシーンってどうなっちゃうんだろう?と変なところを気にしながら読み進めていたのですがベッドの上ではキレイな体を見せてくれました。先にも言いましたがBLコミックでも大活躍されている先生ですがBL作家さんにありがちな女性のカラダのラインが残念…などは全くなく、豊満な胸にきゅっと引き締まったくびれがうらやましいです!
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月10日
  •  まるで釘を使わない日本の伝統建築のような作品だ。周到な仕掛けが隅々にまで埋め込まれたミステリー。終盤になってその全貌が見えてきた時、予想もしなかった犯罪実行者に驚きの声も出ず、ページを遡って埋め込まれている布石・痕跡を探し読み返していた。そして、精緻に組み上げられたストーリーに納得していった。
     個性的でトリッキーな仕掛けに定評ある貫井徳郎、初めての直木賞候補作『愚行録』(東京創元社、2012年11月24日配信)。単行本刊行は2006年3月、3年後の2009年4月に文庫化され、つい先日2月18日に映画が公開された話題作です。昨年4月に書店で買い求めいま手元にある文庫本は2013年12月2日6版でしたが、2017年3月初旬、書店に平積みされている、妻夫木聡や満島ひかりなど出演俳優の顔が並んだダブルカバーの奥付には2017年2月17日20版とあって、この1年の間に急ピッチで売れ行きが伸びたことがうかがえます。

     物語は、幼児の死亡と母親の逮捕を報じる新聞記事スタイルのプロローグで始まります。

    〈3歳女児衰弱死
      母親逮捕、育児放棄の疑い〉
     見出しの後に以下の記事本文が続きます。
    〈3歳の女児を衰弱死させたとして、警視庁は24日、母親の田中光子容疑者(35)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。母親には虐待の一つであるネグレクト(養育の怠慢・拒否)の疑いがある。死亡時の女児の体重は1歳児並みだった。警視庁は虐待が長期にわたっていたとみて調べている。(34面に関係記事)〉

     プロローグに続く第1章は、こんな風に書き出されます。
    〈ええ、はい。
     あの事件のことでしょ? えっ? どうしてわかるのかって? そりゃあ、わかりますよ。だってあの事件が起きてからの一年間、訪ねてくる人来る人みんな同じことを訊くんですから。最初は警察と新聞記者でしょ。次にはテレビ局の人と週刊誌の記者。それが落ち着いたら、その次はルポライターよ。やっぱりこんな派手な事件だと、ライターさんたちも書く意欲を掻き立てられるんでしょう。それこそ何人ものライターさんに会ったから、もう見ただけで何やってる人かわかるようになっちゃったわよ。で、当たりでしょ。あなたもライターさんでしょ。
     やっぱりあの事件について本を書きたいの? ふうん、みんな考えることは同じなのね。〉

    「あの事件」から1年が過ぎて話を聞きに来た「ライター」を前に語られる“証言”。アンカーシステムをとる週刊誌では取材内容を話し手のニュアンスが正確に伝わるように語り言葉をそのまま再現するデータ原稿にまとめます。何人もの取材記者がまとめたデータ原稿を読み込んだアンカーが最終稿にまとめるわけですが、ちょうどそのデータ原稿のように話し手の言ったままが再現されていく「あの事件」はしかし、プロローグの「育児放棄事件」ではありません。
     1年前の深夜に起きた一家4人惨殺事件。池袋から4駅とはいえ、木が鬱蒼と繁り畑も多く残る土地に建つ新築住宅に入居してまもない、大手不動産会社に勤務する早稲田出のエリートサラリーマンの夫、慶応出身、清楚で非の打ち所のない美人の妻、小学校に入ったばかり、7歳の長男、物怖じしない母親似のかわいい妹の4人――彼らの「幸福な生活」がなにものかによって突然、理不尽に奪われた。
     一家皆殺しの惨劇に遭遇して1年――ある種マスコミ慣れして語る一人目の証言者は、少し離れた隣家というか、一番近い家に住む主婦。惨劇の様子をなまなましく再現してみせます。

    〈カーテンの血は旦那さんのだったらしいわよ。旦那さんは窓際で倒れてたから。正面から刃物でめった刺しだって。心臓をまともに刺してるから、刃物を引き抜いたときにブシューっと血が噴き出したんでしょう。たぶんその一撃で死んでるのに、その後も何度も何度も刺してたっていうんだから、酷いわよねぇ。犯人は全身血塗れだったはずよ。
     かわいそうなのは子供よ。七歳になる上の男の子は、たぶんテレビを見ててそのまま寝ちゃったんでしょうね。リビングのソファで寝てたらしいのよ。でも、そんなところで寝てたせいで、どうも二番目に死ぬことになっちゃったみたい。旦那さんを刺しすぎて使えなくなった包丁を犯人は捨てて──、あ、凶器が包丁だってのは知ってるわよね。それは犯人が自分で持ってきた物らしいわよ。で、それが使えなくなっちゃったもんだから、子供のことはテーブルの上にあったガラス製の灰皿で殴り殺したんだって。それも、何度も何度も頭を殴ったようなのよ。ああもう、想像しただけで震えてきちゃう。(中略)
     で、家の中の話ね。次に殺されたのは奥さんと下の女の子がほぼ同時だったらしいわ。ふたりは二階にある夫婦の寝室で死んでたんだって。今度の凶器はまた包丁なんだけど、台所にもともとあった物を使ったって聞いてるわ。ひとりを殺しただけでもう使い物にならなくなると学習したらしくて、二階に上がる前に二本持っていったみたい。一本で奥さんをめった刺しにして、もう一本で女の子を──。ああ、話してて気持ち悪くなってきちゃった。おんなじことは何度も話してるのに、酷い話にはとても慣れることなんてできないわねえ。
     かわいそうなのはね、奥さんは自分の体の下に女の子を庇(かば)うようにしていた痕跡があったんだって。奥さんはほとんど、背中しか刺されていないのよ。でも結局そんな努力も空しく、奥さんが息絶えた後に女の子は引きずり出されて、犯人に……。ああ、想像するのもいや。〉

     惨殺事件の概要を語る近所の主婦に続いて、長男の同級生の母親、入社同期の夫の友人、妻と慶応でグループだった外部生の女性、夫と早稲田のスキーサークルで一緒だった女性、慶応時代に妻と交際のあった慶応内部生の男性――6人の“証言”が積み重ねられ、一見何の問題もない夫婦に、他人には見えない、もうひとつの顔があったことが浮き彫りになっていくのですが、「ライター」によって聞き書きされた“証言”の合間に、兄を相手に自らの生い立ちを語る妹のモノローグ(独白)が挟み込まれています。つまり、惨劇の被害者一家を語る友人たちの“証言”とモノローグが交互に綴られていく構成です。
     1年たっても未解決のままの一家4人惨殺事件を取材する「ライター」の名前はおろか、“証言者”が言い直す質問、問いかけ以外、その姿、表情や声が描かれることはありません。そこに映像表現とは異なる貫井ワールドの魅力が隠されているのです(映画より先に小説を読むことをおすすめします)。
     一方、自らの悲惨きわまりない生い立ちをどこか乾いた視線で見つめ語るモノローグは、惨劇と直接の関わりがあるようには見えませんが、実は重要な意味をもっていたことが徐々に明らかとなっていきます。
    〈お兄ちゃん〉という呼びかけで始まる書き出しの一文を以下に列記しておきます。

    モノローグ1
    〈お兄ちゃん。
     秘密って楽しいよね。
     あたし、秘密って大好き。〉

    モノローグ2
    〈お兄ちゃん。
     お父さんとお母さんの馴(な)れ初(そ)め、聞いたことある? ないか。あたしは知ってるんだ。お父さんから聞いたから。お父さんね、けっこうあたしにはいろいろ喋ってるんだよ。〉

    モノローグ3
    〈ねえ、お兄ちゃん。
     お母さんがいつ頃から浮気してたか、見当つく? ううん、そんな後のことじゃないよ。お兄ちゃんが二歳くらいのときから、もう他に男を作ってたんだって。早いよねー。まだあたしが生まれる前じゃん。そうそう、だからあたしの本当の父親はお父さんじゃなくてもおかしくない〉

    モノローグ4
    〈お兄ちゃん。
     じゃあさ、お父さんがあたしに手を出したのがいつ頃だか、見当つく? ううん、大丈夫。ぜんぜん辛くないよ。だって、大したことないもん。あの頃はいやでいやでしょうがなかったけど、誰でもすることだしね。それに、誰としてもおんなじだし。いい男でもそうじゃなくても、うまくても下手でも、〉

    モノローグ5
    〈 お兄ちゃん。
     お母さんはどうして、あたしとお父さんのことに気づいたんだろうね? お父さんはもちろんのこと、あたしもなんとなくこれはまずいと思ったのでバレないように気をつけてたのにさ。〉

    モノローグ6
    〈それにさ、お兄ちゃん。
     お父さんが家を出ていったのは、あたしたちにとってすごくいいことだったじゃない。あたしにとってはもちろんだけど、お兄ちゃんにとってもね。だって、お父さんがいなくなったお蔭で、またおじいちゃんと一緒に暮らせるようになったんだから。すごく嬉しかったな。〉

     自らの生い立ちを順を追って淡々と語る妹の独白には、〈親の自覚のない〉父と母のもとで生きてきた兄と妹の哀しさが漂っています。〈お父さんがあたしに手を出したのがいつ頃だか、見当つく?〉と兄に問いかけた妹は、こんなふうに自答するのです。〈中学の頃だって? 残念、外れ。もっと早い。五年生? まだまだ。正解言ってあげようか。三年生のとき〉

     慶応特有の幼稚舎(小学校)、中学、高校からの内部進学者と大学で入った外部生との間にある歴然とした“差別”構造の中を外部生ながら清楚な美しさを武器に巧みに泳ぎ「幸せ」を手に入れた被害者。一緒に惨殺された夫もまた、早稲田を出たエリートサラリーマンだが、徹底した合理主義者として他人(ひと)を利用、踏み台にすることを厭わずに生きてきた。その末に手にした「幸せ」とは何だったのか?
    「ライター」の求めに応じて二人の被害者との関わりをとうとうと語った証言者たち。彼らは、被害者のもうひとつの顔以上に、自らの愚かさをこそ語っていたのではないか。
     そして――悲惨きわまる境遇のなかで生きてきた女が「恵まれた生活」を夢見た。兄は、その妹を最後の最後まで庇(かば)いつづける・・・・・・。

    『愚行録』――英語タイトル“A CATALOG OF FOLLIES”の「カタログ」という言葉に、著者の意図がより鮮明にこめられているように思えます。(2017/3/10)
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年03月10日