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2601~2625件/11053件 を表示

  • 初っ端はぶっ飛んだ設定だが内容は純粋な家族愛・兄弟愛
    主人公川越はるまの元に突然サンタが表れ、「妹」を置いていった。突然始まる妹ちょことの同居生活。あらら、てっきり良くある兄妹ラブ物かと思いきや、あくまで純真で可愛い妹とそれを可愛がる兄なのね。兄はるまの恋物語はちょこちゃんとは別にあるのか。うん、このほうが健全だよな。最初がぶっ飛んだところから始まったが、正直その設定は全然活かされず、純粋な家族愛と真っ当なラブストーリー。ちょこちゃんは素直だし可愛いし兄ラブだし、良い妹だなぁ。はるまの恋相手の女性も純真で素敵だし、良い人ばかりの世界だなぁ。
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    投稿日:2017年03月04日
  • ひたすらドタバタで話いまいち
    武田すんの「ハルとナツ」「世界の果てで愛ましょう」が共に面白かったので、セット割半額になっていたのをチャンスと作者買い。でも内容はちょっと残念。名門校のど真ん中にあるボロいアパート。そこに住む貧乏学生の主人公西園寺君とアパート大家の桜さん。西園寺くんは大家さんにラブだが、大家さんはそっけない。でも憎からず思っているようだが、他のドタバタ住人にいつも振り回されて・・・。嫉妬深い女性相手のもどかしいラブコメは武田すんらしさが出ているが、名門校ど真ん中に立つアパートだとか金持ちぶっているけど実は貧乏な西園寺くんとかの設定を活かしきれていない。ドタバタし過ぎで劣化「めぞん一刻」になってしまっている。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 見た目はそっくりだが性格が正反対の双子姉妹とドタバタラブコメ
    見た目はそっくりな双子姉妹の春菜と夏実。でも姉の夏実が活発で明るい一方で略奪愛を狙う傍若無人ぶり、妹の春菜はおとなしくて引っ込み思案だが実は嫉妬深い。この二人に同時に迫られるから、主人公の木村君はいつもドタバタに巻き込まれる。しかし木村君、いかに相手がそっくりな双子だからとは言え、区別付かなさすぎでしょ。彼氏ならもう少し頑張れ。いつも女難の木村君ではあるが、毎回エロい姉妹の戦いに巻き込まれるのは羨ましくもある。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 恋愛経験に乏しい男女の勘違い・空回りのメロドラマ
    「うそつきパラドクス」の続編で、「うそつき~」に出て来た八日堂らの後輩女子らが主役。「うそつきパラドクス」でもそうだが、この会社オフィスラブあり過ぎでしょ。こんなハートマーク飛び交いまくりの会社、仕事に集中できなさそうだ(笑)
    男性と付き合った経験の無い新入社員若芽の空回り具合、恥じらい具合、そして時にエロさが良すぎる。きづきあきら+サトウナンキらしくない真っ直ぐな恋物語。
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    投稿日:2017年03月04日
  • くだらなさ過ぎて好き
    「かんなぎ」のスピンオフで、何故かなぎ様に憧れてなぎの姿になったパチ。でも魚の切り身から顕現したから二頭身で体グニャグニャ。本編のなぎ様も現代の社会常識をあまり持たずに顕現して来たからアホなことをしまくっていたが、こちらはギャグ一辺倒でアホ過ぎくだらなさ過ぎ。でも妙にハマる可愛さ。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 荒川弘の描くぶっ飛び北海道農家ギャグエッセイ
    新書館50%ポイント還元の対象になっているのを見かけて購入。
    いや~、面白かった!作者は「鋼の錬金術師」や「銀の匙 Silver Spoon」で知られる荒川弘。
    「銀の匙 Silver Spoon」でも農業高校の内情や北海道の農家の厳しい現実を、時にシリアスに、時にギャグテイストで、面白く描いているが、これは北海道酪農家出身の荒川弘さんの実体験を元にしている。そして本作では思いっきりギャグ寄りに振った描き方で北海道農家の暮らしを綴っている。そのギャグテイストの北海道農家あるあるだけでいろいろぶっ飛びすぎて面白すぎなのだが、じっくり読むと牛乳の生産調整だったり家畜の殺処分だったり形が歪なだけで売れないB級品だったり日本の農家・農業の抱える問題なんかも教えられて、全般的に素晴らしすぎた。もっと読みたい。掲載誌が女性誌なので「少女マンガ」カテゴリに入っているから気が付きにくいが、全然少女マンガではないというか、むしろ逆に少女マンガ好きな人はこの漫画のテンション大丈夫なのか?というぶっ飛び具合だが、男性にも女性にも是非読んで欲しい傑作
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    投稿日:2017年03月04日
  • 一途な想いが人を救う
    全巻読みました!
    少女漫画という括りではなくても十分に楽しめるファンタジー。きっと性別関係なく楽しめる作品かと思います。
    先が気になって早く続きが知りたくて夢中で読み進めていましたが、それでも描写が丁寧で一コマも見逃したくなくて何度も同じページを時間をかけて見返したりしてました。
    1巻から最後まで読んで感じたのは、アズが筋の通った一途な性格で良かったという安堵感。
    ようやく6巻でアズの出生が判明するのですが、なんとなく理解しつつそんな出生だったなんてと驚きました。
    過程で暗い出来事もありましたが人物たちがこの後幸せに暮らしてくれたらなと想像しつつ笑顔になれる内容でした。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 長々とした思考地獄が顕著に
    カイジの第三弾。第一弾の「賭博黙示録」と第二弾「賭博破戒録」前半の「地下チンチロ」編までは緊迫感・駆け引きがテンポ良く描かれ、大逆転のカタルシスが気持ち良すぎたが、第二弾後半の「沼」編からダラダラ話が長くなる福本伸行の悪癖が出て来て、本作賭博堕天録ではより強くなる。「17歩」という斬新なギャンブルと、その裏の駆け引き・想像出来ない大逆転の一手は良かったが、さすがに無理やり過ぎる一手だったし、そこに至る一歩一歩が長い。一歩進むためだけに延々思考・思考・思考・・・。まだ一応最終巻での大逆転カタルシスは気持ち良かったが、そこまで読み進めるのが大変と感じてしまった。
    ちなみに、最終13巻ラストでいかにもまだ続くぜという終わり方をして、実際この後「和也編」「ワンポーカー編」と続くのだが、雑誌連載で読んでいて緊迫感・駆け引きの低下と引き延ばし感がどんどん顕著になっていったので、単行本購入はこの「賭博堕天録」で止めた。振り返ってみると「地下チンチロ」編までで良かったかもしれない。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 「地下チンチロ」編の大逆転は最高のカタルシス 「沼」編は・・
    カイジの「賭博黙示録」に続く第二弾。1~4巻の「地下チンチロ」編、5~13巻の「沼」編だが、正直「沼」編はカイジのそれまでの駆け引きの面白さが皆無で、カイジ側敵側ともに無理矢理な力押し。それが長々と続き、緊迫感が薄れてくる。連載が長く続くと引き延ばしになり緊迫感が無くなるのは、「アカギ」でも顕著な福本伸行の悪癖。でも、第一弾の「賭博黙示録」と、本作「賭博破戒録」前半の「地下チンチロ」編までは、大勝負の緊迫感、駆け引き、大逆転のカタルシスが気持ち良すぎる。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 大勝負の緊迫感と最高のカタルシス
    負け組で何の取り柄も無かったカイジが、ギャンブルに巻き込まれ、一発逆転起死回生の勝負に挑む。1~5巻「限定ジャンケン」編、6~8巻の「鉄骨渡り」編、9~12巻の「Eカード」編、12~13巻の「くじ引き」編、どれも全てにおいて緊迫感ありまくり、駆け引き面白すぎ。当初はダメ人間だったはずのカイジが、ギャンブルの中でどんどん覚醒していくのが面白すぎる。光明を見付け、でもそれが罠で大ピンチに陥り、でも最後の最後にとんでみない一手を見付けて大逆転、というカタルシスが快感過ぎる。カイジはその後も「賭博破戒録」「賭博堕天録」と続いていくが、作者の福本伸行の悪癖で連載が長く続くと次第に緊張感が薄れ引き伸ばし引き延ばしで内容が薄くなって面白くなくなってしまう。カイジシリーズの中では第一弾の本作「賭博黙示録」が一番内容が濃くて緊迫感があり、面白い。全巻一気読みがお勧め。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 鷲巣スピンオフの第二弾
    福本伸行の「アカギ」で超金満家で権力者として登場する鷲巣が、金と権力を握っていく過程を描くスピンオフ。第一弾の「ワシズ―閻魔の闘牌―」が戦後混乱期の若い鷲巣を描いているのに対し、第二弾の本作では高度経済成長期に豊かになった日本で、陰謀詭計渦巻く政財界の要人・重鎮らと渡り合う成年の鷲巣。麻雀だけではなく、その裏でうごめく権謀術数の戦いに胸躍る。というか、麻雀自体はトンデモ、というかむしろあんまり麻雀していなくて、別のぶっ飛んだ戦いばかりしているが、話の勢いが面白い。勢いだけの漫画とも言えるが・・・。話が進まなさすぎて本編アカギに失望した人は、このスピンオフで鷲巣はやっぱりとんでもない奴だったと再認識するのにお勧め。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 戦後の混乱期にトンデモ麻雀で成り上がる鷲巣を描くスピンオフ
    福本伸行の「アカギ」で超金満家で権力者として登場する鷲巣が、戦後の混乱期にどん底から成り上がる過程を描くスピンオフ。本編の「アカギ」が一向に進展せず、最強のライバルだったはずの鷲巣がボケ老人に成り下がってしまっているが、本編の若々しい鷲巣の雀力と謀略力の冴えの凄いこと凄いこと。正直、麻雀としては無理のありすぎる戦いばかりで、ぶっ飛び方は本編の血抜き麻雀を軽く凌駕するので、麻雀としての駆け引きを期待してはならないが、それを真剣にテンポ良くやるから面白い。鷲巣が人間離れした能力持ちすぎだろとは思うが、これだけの気概があったからこそ「アカギ」が登場する頃には大金持ちになれたのだろうと、妙に納得させられてしまう迫力。本編のグダグダ感に失望した人は、こっちを読むとスッキリするかも。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 改めて感動
    プロジェクトX懐かしい!TV放送は欠かさず見ていたな。大好きな番組だった。
    コミック版が出ているのは知らなかったのだが、50%ポイント還元セールの対象になっているのを見付けて、まとめて買ってしまった。
    やや大げさな演出・表現も多かった番組ではあるけど、現在では当たり前になったサービスだったり商品・乗り物・建造物などの開発秘話、男たちの汗と涙の物語には心躍らされた。
    このコミック版を読んで、改めて興奮した。どの巻も素晴らしい。頭の中であの中島みゆきのOP・EDテーマが流れたよ。
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    投稿日:2017年03月04日
  • キャバクラで働く女性の華やかな戦い
    白泉社50%ポイントアップセールで思い切って購入。
    作者の小林拓己氏の描く女性は、女子アナを扱った他作品の「おはにゅー」でもそうだが、華やかな世界でスポットライトを浴びて活躍する姿が実に輝いている。本作ではキャバクラが舞台で、女子大生の3人の友情あり妬みあり枕営業ありの奮闘ぶりを描く。小林拓己氏の描く女性が映える映える。登場するキャバクラ嬢たちがみんな輝いてみえる。かな~りキャバクラの世界を美化しているし主人公の女性がキャバ嬢として働くには実直過ぎるので現実離れしているとも感じるが、女の子たちの華やかさに目を奪われたままあっという間に読破してしまった。
    連載誌がヤングアニマルだっただけに、一般誌扱いではあるがエロシーン多なので読む場所には注意。
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    投稿日:2017年03月04日
  • 匿名希望
    ぐいぐいな攻めにたじたじの受け
    絵が綺麗です。
    冷静な顔して押しの強い攻めと、たじたじながらも流されてしまう受けの関係がいいです。ミスターコンの話も他の漫画では見たことなくて面白い。
    1巻は今後に期待の気持ちも込めて星4.5、2巻は蛇足巻強く星3.5、トータルで星4です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年03月04日
  • 再確認の必要あり!是非お目通しを(^^ゞ。
    47都道府県をみごと擬人化しきったもぐら氏の真骨頂です。
    普段我々が何気なく「神頼み」してる対象がぢつは!
    ちゃんと確認した方がよろしっくてよ(ナニサマの口調だよ(-_-;)!
    それを、
    天然エリートアイドルだのモテ期イケメンだのコンビニ神様だの、随分身近な存在として非常に解りやすく描写して区分しています。
    と言うか、
    神様もアイドル(偶像)も、そこの意味では似通った存在ですよね(^^ゞ。
    そこを木っ端ひと絡げに「神様仏様」と無差別に崇めているようでしたら、
    この本は必読書です。
    ただ、
    文中の主人公が盛んにツッコんでるように、
    神様の捉え方なんてみんな大人の都合ナンだっ!
    って、どこでごっちゃになったんだろうねってのもちゃんと解説を入れています。
    神頼みの前に、そこの神社、お間違えでは無いですか(^^ゞ?
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    投稿日:2017年03月03日
  • 何度も、何度でも読みたい
    倒叙ものジャンルとして、日本のミステリー史に燦然と輝く名作です。
    自分が初めて手に取った日から長い年月が経過していますが、今でも折にふれて読み返してしまいます。
    完全犯罪を狙ったトリックと、なぜそれが暴かれたかという倒叙もの特有の醍醐味も素晴らしいですが、主人公が高校2年であることから生じる葛藤、哀切、苦悩が実に精緻に描写されています。
    特に最終章は毎回毎回、涙なしには読むことができません。
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    投稿日:2017年03月03日
  • 匿名希望
    軽快さと感動と
    会話のテンポが良い。
    ストーリーも意表をつきながらも感動させられ最後はすっきり
    ユーモアと深い物語が好きな人にはたまらないかも
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    投稿日:2017年03月03日
  • 匿名希望
    これは舞台だ
    一コマ一コマが舞台を観ているようで、とても素晴らしかった。
    読み終わってまずそんな感想が頭をよぎりました。
    仲の悪い両国は神様に言われて互いの国へ賢い青年を婿に一番美しい姫を嫁にやれと言われ意地悪く猫と犬をよこしますが、偶然か必然かナランバヤルとサーラの二人は出会って、なんだか辻褄の良い展開になっていく。
    そしてそれが言いつけの通りに賢い青年、美人のお姫様そのままじゃないかと…
    途中、ハラハラさせられましたが、最後はまとまりが良くて後味もすっきりする内容で。
    しょーもない争いの冒頭から始まるように、コメディ色が強いですが、とても「愛」を感じる良いお話でした。
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    投稿日:2017年03月03日
  • 目ヂカラがスゴイ!
    巻が進むにつれて各キャラクターの目ヂカラがスゴイ!
    強くなろうとするパワーを作画から感じます!
    話も試合も終わって和やかになることもなく主要なキャラの地元以外のキャラが出てきてますます春高が楽しみになります!
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    投稿日:2017年03月03日
  • 左門くん2巻から別人説
    始めに言っておくと、召喚士(サモナー)の左門くんのキャラが1巻と2巻以降ではかなり違ってきます。
    1巻の左門くんは強キャラ感があり、人を(主にてっしー)完全に見下してる冷徹人間という感じでした。
    2巻以降は急にコミカルになり、実は苦手な生き物があったり体力がなかったりで弱点がでてきてかなり人間味がでてきます(笑)
    いったいなにがあったのか、、読者アンケートなど考慮した上での編集者さんの采配なのでしょうか、、
    キャラが変わるので1巻の左門くんが好きーて人には2巻以降辛いかもしれませんね
    でも初期左門くんは評判悪いみたいなのでだいたいの人は大丈夫なのではないでしょうか。ギャグ漫画ですしね!
    肝心の内容なのですが、面白いです!
    絵が可愛いし悪魔も個性があって面白いしてっしーは天使だし。
    1巻読んでいまいちやなーと思っても2巻まで読んでみて下さい!!
    きっと評価が変わってくると思うので(^-^)
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    投稿日:2017年03月03日
  • 少年犯罪をテーマに数々の傑作を産み出してきた薬丸岳さんの新作が、2017年2月24日、紙と同時に電子版も発売しました。今回の主人公は、中学校教師の秋葉悟郎。随所に謎が盛り込まれ、どことなく不穏な空気が漂っており、先が気になってページを送る手を止めることができませんでした。

    秋葉は、赴任して間もない中学校が、これまでの学校と比べて問題が少ないと感じていました。しかし、何かがおかしい。不良がいない、保健室の利用者が極端に少ない、なのに相次ぐ長期欠席者。

    実は、その中学校の平穏は、生徒たちによる自警団「ガーディアン」によってもたらされたものでした。それまで問題だらけだった学校が、ガーディアンの発足後、急速に平和になっていったのです。ガーディアンの存在は、生徒たちの間だけの秘密で、その存在を教師や親に漏らした者には、厳しい制裁が待っていました。

    ふとしたきっかけから、秋葉はガーディアンの存在に気付きます。周囲の教師たちの協力は望めないと分かると、独自に調査をし、核心に迫っていきます。すると、大人しかった生徒たちが態度を豹変させ……。

    実はこの小説、秋葉が主人公ですが、語り手となる人物が、中学生、教師、保護者含め全部で13人いて、それぞれの視点で物語が進められていきます。そのうち、中学生は8人。ひとりひとりが、困難な状況に晒されたり、友人を心配したりする様子が描かれています。

    思えば中学生とは、心が子どものまま、急激に広い社会に晒される時期。困難な状況に陥っても、いったいどうやって助けを求めればいいのか、誰が本当に信頼できるのか分からず、日々息苦しさを感じながら、それでも必死に生きている時期だと思います。そんな時、生徒たちの助けになってくれたのが、ガーディアンでした。しかし同時に、ガーディアンを敵にまわしたことで、苦況に陥ってしまう人もいました。

    果たして、ガーディアンとは何者なのか。生徒の味方なのか、それとも、生徒を縛り付ける存在なのか。ガーディアンによって、中学校に平和がもたらされたのは事実。しかし、このままガーディアンの存在を許してよいのか。秋葉は、教師ができることの限界にぶち当たり、葛藤します。教師は、生徒が抱える困難に対して無力な存在なのでしょうか。

    そして、驚きのラストへ。生きていれば、様々な困難に直面する。しかし、勇気を持って心を開くことで、周囲の景色が違って見える。そして、力強く乗り越えていける。そんな希望を与えてくれる小説です。
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    投稿日:2017年03月03日
  • 【攻めが可愛い】勤め先の書店の常連さん(超好み)と、あるきっかけから仲良くなって、身体も重ねて相性バッチリじゃない⁇なんて思った矢先に発覚した一回りの年の差…! 攻めは大人びた風貌の高校生・知花くん。受けは童顔の書店員・柊さん(ゲイ)です。そして見た目とは異なり、お互い年相応のコドモっぽさ、オトナらしさを兼ね備えており、そのギャップに驚きつつも惹かれあってしまうふたりなのですが、柊さんがオトナの分別というやつで知花くんに一線を引いちゃうんですね。それでも諦めない知花くんに柊さんは…!? というお話。全体的に静かにお話が進行していく中で、ふとした表情から柊さん・知花くんの切なさや喜びが伝わってきて、すごくグッときました。粘り強い恋、そして可愛い攻め、愛すべき攻めがお好きな方におススメです!
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    投稿日:2017年03月03日
  •  作家の仕事に専念していた猪瀬直樹元都知事が、あえて都政の問題を語った。
     徳洲会からの借入金5,000万円の問題で都知事を辞任したのが2013年12月、そして選挙収支報告書への記載漏れがあったとして略式起訴され、政治資金規正法違反で罰金50万円と一定期間の選挙権・被選挙権停止の略式命令を受けたのが、2014年3月のことでした。
     それから3年――2017年1月20日、猪瀬直樹著『東京の敵』(角川新書)が紙・電子同時に緊急出版された。折しも――都議会百条委員会で問題点がどこまで解明されるか、小池百合子都知事vs石原慎太郎元都知事の豊洲バトルに都民ばかりか、国民の関心が高まる中、〈(都知事を)辞任した僕が、今回、「東京の敵」をこうして発信することについて、いろいろ思う人は少なからずいるとは承知〉した上での覚悟の情報発信です。

     著者が「東京の敵」と名指しで断罪しているのは二人の人物――長く自民党東京都連幹事長を務め、「都議会のドン」と称されてきた内田茂都議と東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相です。現在、豊洲問題の矢面に立ち、都知事時代の公私混同問題が追及される石原慎太郎氏は、著者を副知事に起用し、さらに後継都知事に指名したという関係であり、著者も事情の一端を知りうる立場にあると思われますが、石原氏については後ほど触れます。

     二人の「東京の敵」――まず内田自民党都連前幹事長です。2月25日、内田氏は7月の都議会選挙に出馬せず、都議会議員を引退すると表明しました。そもそも内田氏という「都議会のドン」の存在を東京都の看過できない構造問題として追及の先頭に立ったのは著者――猪瀬元都知事でした。それまで世間的にはまったく無名というか、闇に隠れた実力者だった内田茂都連幹事長を、著者が「東京のガン」として批判の口火を切り、「反内田」の姿勢を明確にした小池百合子都知事の誕生、日刊ゲンダイ、週刊文春などの集中的な報道を経て、内田都連幹事長は表舞台に引き出され、「都議会のドン」として誰もが知る存在になっていったのですが、ただの都議会議員にすぎない人物がなぜ、ドンと呼ばれるまでの権力を持つに至ったのでしょうか。
     日経新聞(2月26日付朝刊)によれば、内田氏は議員引退表明の場でも「自民党のために自分のできる政治活動はしていく」と強調し、小池都知事に関しても「二元代表制の世界に飛び込んできたんだから、そのことをわきまえて知事をやってほしい」と釘をさしています。
     この二元代表制について、猪瀬元都知事は次のように書いて、「都議会のドン」の闇の権力が何によってもたらされているのかを解き明かしていきます。

    〈都知事には膨大な権力があり、何でもできるように思っている人もいるかもしれない。たしかに直接投票で選ばれ、そのぶんの民意を受けているのだが、都議会の承認なしでは、予算は通らないし、政策も実行できない。国政と都政は仕組みが異なっている。多数派の国会議員が与党として内閣総理大臣を選ぶのが国政。都政のほうは二元代表制と呼ばれる。知事も直接選ばれるので民意を代表しているが、都議会議員も直接選ばれるので同じく民意を代表している。首相のように知事には与党があらかじめ存在するわけではない。
     都議会を、自民党東京都連幹事長として10年以上にわたって仕切っているのが内田氏なのだ。そして都議会は、自民党が圧倒的多数であるため、内田氏が承認しなければ、さまざまな政策が通りにくい状況にある。この二元代表制の下で、都庁の役人たちは右顧左眄(うこさべん)せざるを得ないのだが、内田氏の意向を汲んだ形での都庁の政策立案が、表には見えないところで進行してはならない。
     政策を訴え選挙戦を勝ち抜いた、表で光の当たる場所に立つのがトップである知事だとすると、都庁や都議会の仕組みを知り尽くし、長年にわたって築いた人脈などを駆使して調整に乗り出すのが闇に隠れた裏のボスである。〉


     著者が「都議会のドン」と反目するようになったきっかけは、副知事時代の参議院議員宿舎建設の中止でした。2007年夏のことです。
     新しい参議院議員宿舎の建設予定地である紀尾井町(東京都千代田区)の一角に清水谷公園があります。参議院議員宿舎の建設予定地は、この公園の斜め東側の森で、樹齢100年、200年の樹木に覆われ、清水谷公園と見た目には境目がないような緑の一帯です。

    〈現地を視察してみると、現在の参議院議員宿舎は清水谷公園の南側、赤坂見附から弁慶(べんけい)橋を渡り、ホテルニューオータニ・ガーデンコートと旧グランドプリンスホテル赤坂の間を通り抜けると、右手にあります。敷地も充分にあるのですから現地建て替えもできるし、老朽化はしていますが竣工(しゅんこう)が1969年なので無理に建て替えなくてもよい感じなのです。この参議院議員清水谷宿舎の後背地に位置する森をつぶし樹木を伐採して、一部屋80平方メートルという衆議院議員宿舎と同じレベルの豪華宿舎を建設する必要はありません。都民目線でものを考えれば、きわめてわかりやすい話なのです。(中略)
     もともとの参議院議員清水谷宿舎の高さは20メートル、旧グランドプリンスホテル赤坂の清水谷公園側の赤坂プリンスレジデンスは21メートル、国家公務員宿舎の紀尾井町住宅も21メートル、と高さ制限されています。そこに56メートルの新宿舎を建てようとするのだから、一種の横車なのです。〉

     森をつぶして参議院議員宿舎を建てる必要がないことを石原都知事に了解してもらわないならないわけですが、猪瀬副知事から話を聞いた石原都知事は意外な反応を示したという。

    〈その話をしたら、石原知事は、ちょっと困ったな、という表情で一瞬、考え込んでいる。そのときに僕はめずらしいな、いつも東京を緑にしようと発言しているのに、なんで迷っているのだろうと思いました。僕は無知だったのです。そこが千代田(ちよだ)区で内田氏の本拠地であることに思いが至らなかったのです。石原さんとしては“都議会のドン”とは、対立と妥協を組み合わせながら議会対策をやってきたので、些細(ささい)なことでつけ込まれることのないよう気を配っていたのでしょう。〉

     石原都知事でさえ気配りを怠るわけにはいかない。「都議会のドン」の権力がいかにすごいものであったかを示すエピソードです。結局、猪瀬副知事とともに現場の森の前に立った石原都知事が即座に脳幹で反応して〈こんな緑地があるのを知らなかった。わたしはここをつぶすのは反対!〉と即決。建設は中止となり、緑は守られました。猪瀬副知事の作戦勝ちでしたが、以来内田都議の反目が始まります。

    〈この計画中止で内田氏の怒りを買います。宿舎建設計画中止でメンツが丸つぶれになった格好です。宿舎建設については自分の本拠地ですから業者などの調整で苦労したのかもしれません。内田氏からすると「猪瀬、この野郎」となるのは当然です。
     僕は、内田氏が権力を持っていることも、東京都の権力構造もよくわかっていませんでした。また当時の僕は、自分の立ち位置を、道路公団民営化委員のときと同じくスーパー官僚みたいなものだととらえていて、選挙に出るつもりもなかったし、どこにも遠慮する必要がありませんでした。〉

     二元代表制の下で権勢ふるってきた「都議会のドン」――第一の東京の敵と並ぶ第二の東京の敵として猪瀬元都知事が名指しで批判する森喜朗元首相。2020年東京オリンピック・パラリンピックの準備段階における迷走――新国立競技場建設問題、エンブレム問題、会場問題などなど、五輪を巡る不祥事がなぜ噴出するのか。すべてはガバナンスに問題を抱え、放言を繰り返す森喜朗元首相に起因すると手厳しい。

    〈現在の都政の妨げになっているのは内田茂氏だけではありません。もう一人のドンは、現在2020年の東京オリンピック・パラリンピックを仕切っている、森喜朗・東京五輪組織委員会会長です。内田氏が、金メダル級のドンだとしたら、森氏はグランドチャンピオン級の大ボスであり、まさしく「東京の敵」です。
     新国立競技場の建設費の暴騰やエンブレムの問題など、なぜ五輪をめぐってこんなに不祥事が噴出し始めたのか。それは大会の実行委員会である東京五輪組織委員会のガバナンスに問題があるからです。組織委員会のトップである森氏がガバナンスを利かせていないがゆえに、意思決定ができない無責任体制ができあがってしまったのです。
     新国立競技場は、国際コンペで採用された建設プランが、二転三転の末、白紙撤回になった。その理由を文部科学省の第三者委員会は「意思決定がトップヘビー(上層部に偏り過ぎ)で、集団的意思決定システムの弊害があった」と結論付けています。つまり、「有識者会議」が決定権を持っていながら何もしないので現場は動きがとれなかったのです。その有識者会議の中心人物は森組織委員会会長でした。そして、現在も意思決定は不明瞭なままです。〉

     1937年(昭和12年)生まれの森喜朗元首相、今年80歳、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には83歳になります。高齢者が責任ある仕事をすることをすべて否定するつもりはありませんが、世界中のアスリートの祭典です。もっと若い力を抜擢する可能性はなかったのでしょうか。2000年、清和会出身議員としては22年ぶりで総理総裁に就任し、2001年に森氏が退任した後も、小泉純一郎、福田康夫、そして安倍晋三と清和会出身総理が続いたこともあって政治的影響力を残しているということなのでしょうか。
     いずれにしても、本書を読み進めていくと、森会長の下で組織委員会がまともに機能することはない、ありえないだろうことがいやでも分かってきます。
     では、どうすればいいのか。二人の「東京の敵」と対峙する小池百合子都知事による既得権益構造打破の成否にかかっている――というのが、著者の見たてです。

     私たちの眼前には、もうひとり石原慎太郎元都知事がいます。3月に予定される都議会百条委員会に証人喚問される予定と伝えられています。その場で議論される豊洲市場問題――感情論で終始することなく、著者が強調する「ファクト(事実)と「ロゴス(論理)」に基づいて事の真相が解明され、有害物質に対する不安があるのか、ないのか、何が重要で、何が重要でないかについて冷静な検証が行われることを期待したい。
     そして、豊洲問題とは別に、石原都政に対する疑惑として急浮上した「公私混同」問題。たとえば、週刊文春(2017年3月2日号)は〈石原慎太郎都政 謎の四男 延啓氏(50)に「親バカ血税」全調査〉と題する追及記事を掲載した。ダボス会議で行われた「東京ナイト」に1,748万円、若手芸術家育成事業「トーキョーワンダーサイト」(能オペラ)に2,400万円など、延啓氏が関わる事業に多額の税金がつぎ込まれてきたというのですが、事実なのか。同誌前号(2月23日号)の〈血税豪遊〉もあわせ、石原元都知事の公私混同、多額出費問題について、猪瀬元都知事は本書で具体的に触れていません。しかし、週刊文春に驚くべきコメントが紹介されています。
    〈「(延啓を重用したことについて)ただ働きしてもらった」と繰り返していましたが、実際には違った。知事が猪瀬直樹氏に代わると、TWS(引用者注:トーキョーワンダーサイト)の予算規模は縮小しますが、小池氏は知事選の演説で『石原さんから、“四男のイベントに予算を付けたが、猪瀬さんに減らされた。復活させて欲しい”と頼まれた』と暴露していました〉(都庁幹部)〉
     都知事になった猪瀬氏が石原慎太郎元都知事が四男のために付けた予算に大鉈をふるっていた――らしいのです。
     都知事としてやりかけていた〈既得権益の打破〉。任期途中の辞任で最後までできなかったと悔しさを滲(にじ)ませる猪瀬さん、次はぜひ、その経緯を明らかにしてもらえませんか。(2017/3/3)
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    投稿日:2017年03月03日
  • これは…見逃しておりました!すっっごく面白いです。『高台家の人々』の森本梢子さんの作品ですがこれまた面白いと言わざるをえない作品でございます。いわゆるタイムスリップものなのですが、戦国時代に来てしまった主人公の「唯」は超美形の若様に出会って恋に落ちてしまうのです。この唯ちゃんが、惚れてしまった若様のために力になりたい!と現代に戻ったり戦国時代で頑張ったりと奮闘する姿が、もうとてもカワイイのです。
    そしてそして、正直『高台家の人々』の高台光正様は本当にイケメンでタイプでございましたが…こちらの若様もやられますよ!(なんだったら若干、若様(忠清)寄りになって来ています。)
    タイプスリップしてしまう原因を作る唯ちゃんの弟くん、パパ&ママ、そして戦国時代のおふくろ様…脇を固める人物も最高です!是非読んでみてください。
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    投稿日:2017年03月03日