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2476~2500件/10835件 を表示

  • 匿名希望
    猫型の人
    「☆好きな猫本☆」
    知能が人間と同じという、いわば猫型の人的な立ち位置のしらたまくんと周囲の人を描いた作品。
    微妙な距離感とかが面白い。
    悪い人が出て来ないのもいいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年02月24日
  • 匿名希望
    外国の猫
    「☆好きな猫本☆」
    海外の猫事情という感じで、世界猫歩きを見ているような感じ。
    でもなー野良猫にアパートの窓からエサ投げて、下に停めてる車の人にかかって怒られてって当たり前だろ―と思う・・・
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月24日
  • 読者の方から頂いたアンケートやお手紙を元に校正され、誰にも言えないけど誰かに言いたい彼との大胆プレイや思い出のHなどをコミカライズしちゃった作品です。読者の方からのお手紙ベースなので1話ずつが短いのですが、可愛らしい表紙と絵柄とは反対に、中身は結構ハードです。「職場で濡れる・秘密の社内エッチ」編、「カゲキすぎる・溺愛えっち告白」編「ナイショの願望・アブノーマルH」編などなど、テーマごとに分かれているので読みたいテーマだけ買えちゃうのもうれしいところ。こんな世界がホントにあるの!?と驚くほどディープな世界が広がっています!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月24日
  • 恋に悩む男の子・女の子の恋の行方は?ハッピーエンドのそのあとの、ラブラブエッチが見たいんです!【「はじめてのエロ漫画】にオススメ!」と解説にあるようにアダルトコミック初心者の私でも読みやすい可愛らしい絵柄に読みやすいストーリー。特に『COMIC高』に掲載されていた「のどかなおつきあい」は初えっちの男の子と女の子のお話。「…好き……なのかなぁって……」って照れながら、お互いの緊張感に包まれつつ距離を詰めていく二人の描写にドキドキさせられます。そのほかにも、『COMIC LO』に掲載されていた「ふたりがけごはん」などJCからJKまでとにかく可愛い女の子たちがたっぷり詰まった一品です!!
    • 参考になった 36
    投稿日:2017年02月24日
  • 男みたいと言われフラれてしまったしおり。自暴自棄になり入ってしまったホストクラブで騙され、困ってっているところに通りかかったイケメンに助けられます。こんな優しい男性なんて二次元くらいだ!と内心ツッコミながら読み進めていくとそこで出会った彼から【女性の色気】について教わることに。「とびきりの女にしてやる」そう言われて始まったのはプリテ○ウーマンのような自分磨きの数々。はたして彼女は【女の色気】を手に入れることはできるの??エッチシーンももちろんありますが、ストーリー重視なので苦手な人でも読めると思います!1巻で完結しているのでもっと二人の仲を堀さげてほしかったなと思いつつ、デジタル発作品なのでそこは今後に期待したいです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年02月24日
  • 彼氏がいるけど、すっごく好みなタイプから迫られたら、みなさまはどうしますか?『恋のツキ』は、「女の浮気心」を描いた作品。31歳のワコは、結婚する気のなさそうな彼氏と同棲中。でも、トキメキが止まらない超タイプ(高校生)に言い寄られて…? 普通に考えたら今の彼氏と結婚を目指して同棲を続けるのが幸せだと思う。でも高校生の彼に惹かれる気持ちもある。そんな2つの気持ちの間で揺れるワコ。そりゃ浮気なんていいとは思ってないですよ。でもなんか、高校生のまっすぐな感じに当てられて揺らいでしまうワコの気持ちもわかるというか、複雑だな~と。作者の名前が男性っぽいので、男性なのに微妙に揺れ動く女性の気持ちをこんなにリアルに描けるなんて…!と思ったいたのですが、「新田章」という名前、実は作者の父親の名前だとか。ちなみに2015年の「このマンガがすごい!」オトコ編にランクインした『あそびあい』の作者でもあります!
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年02月24日
  • これは1000年に1人レベルのいいツンデレ! 地味で目立たない高校生・エリーは学校の爽やか系モテモテ王子近江くんで膨らませた妄想をつぶやくのが楽しみの、ちょっと変態な女の子。そんなエリーはある日近江くんの裏の顔をうっかり知ってしまい…? 本性を知っても離れないエリーを近江くんはおもしろがってからかうんですが、変態だけど素直でかわいいエリーのペースにのまれて余裕がなくなっちゃって( *´艸`) 普段はそつなくクールに振る舞っているのに、エリーの前だけツンツンしちゃったり不機嫌になったかと思えば赤面しちゃったり、いろんな顔を見せる近江くんがたまらないっ! エリーのセリフで「わーーん このツンデレ照れ屋さん~~ 許す!!!」ってのがあるんですが、まさにそんな気持ちですね。エリーの妄想力もなかなかなもので、ジャージひとつとっても、嗅ぐだけにとどまらずマネキンに着せて抱き着くなど様々なバリエーションで妄想を膨らませていて脱帽ものです。ツンデレ好きにはたまらない、きゅんきゅんニヤニヤしちゃう1冊です!
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年02月24日
  •  2月初旬、東京都文京区の小日向台地を歩いた。小石川生まれの永井荷風が『日和下駄 一名 東京散策記』(講談社文芸文庫、2013年11月22日配信)で「茗荷谷の小径」と呼んだ崖下の道(現在はその頭上を高架となった地下鉄が走っています)から切支丹坂を登っていくと、静かな住宅街の一角にひっそりと立つ、小さな石碑がある。
    「都旧跡 切支丹屋敷跡」
     と刻まれた石碑の後ろに立つパネルに、「正保三年(1646年)に宗門改役井上筑後守政重下屋敷に建てられた転びバテレンの収容所」があった場所であることが説明されています。

     とぼとぼと老宣教師ののぼりくる
     春の暮れがたの切支丹坂

     明治後期から昭和前期にかけての歌人・金子薫園が切支丹坂を詠んだ一首です。坂上の切支丹屋敷最初の入牢者となったのは、シチリア生まれのイタリア人、ジュゼッペ・キアラ神父。岡本三右衛門の名と妻を与えられ、貞亨2年(1685年)、84歳で没するまで切支丹屋敷で幽閉生活をおくった。

     遠藤周作は、このジュゼッペ・キアラ神父をモデルに『沈黙』(新潮文庫、2014年6月20日配信)を書いた。アカデミー賞受賞のマーティン・スコセッシ監督により映画化。2017年1月21日に公開され、文庫本が書店に平積みされる話題作となっていますが、そもそも、この作品が刊行されたのは1966年(昭和41年)。箱入りのハードカバーで、書き下ろしだったと記憶していますが、15年たった1981年(昭和56年)に文庫化され、以来版を重ね続け2月中旬書店に並ぶ本の奥付には2017年(平成29年)1月30日63刷とありました。1月末に購入、いま私の手元にある本は1月20日62刷ですから、どんどん重版されている様子がうかがえます。遠藤周作没後20年余りたった今も、『沈黙』は生きて、読み継がれているのです。
     そういえば、切支丹屋敷跡周辺を歩いた時、映画人気の影響でしょうか、崖の多い小日向台、小石川台を“ブラタモリ”する幾人もの男女と出会いました。台湾から来たというファミリーもいました。

     小日向の切支丹屋敷で40年近くを過ごしたギアラ神父はシチリア出身でしたが、遠藤周作は、出身地をポルトガルに置き換えた主人公、セバスチャン・ロドリゴ司祭があえて選択した過酷な人生――キリシタン禁制下の長崎に潜入、日本人信徒に加えられる拷問、そして悲惨な殉教に「神はなぜ、沈黙するのか」と苦悩しつつ、ついに捕らえられて江戸に幽閉された“棄教伴天連(バテレン)”の凄絶な人生を描ききった。

     物語の終盤、ロドリゴが江戸移送を言い渡されるシーン――。
     市民に対する踏絵が始まる正月4日、風はないが空はどんよりと曇り、寒さもかなりきびしい日だった。突然の呼び出しを受けたロドリゴは通辞が運ばせてきた駕籠(かご)で奉行所へ。鉄の手あぶり一つ置いた座敷に、井上筑後守は端坐(たんざ)していた。跫音(あしおと)をきくと、耳の大きな顔をむけて司祭をじっと見つめた。頬と唇のあたりに微笑がうかんだが、眼は少しも笑ってはいなかった。

    〈「めでたいの」と筑後守はしずかに言った。
     転んでから、彼が奉行に対面するのは始めてだった。しかし、今の彼にはこの男にもう屈辱感を感じなかった。自分が闘ったのは筑後守を中心とする日本人ではなかった。自分が闘ったのは自分自身の信仰にたいしてだったと次第にわかってきたのだ。しかし、そのことを筑後守は決して理解はしないだろう。
    「久しぶりであったな」手あぶりに両手をさしのべ筑後守はうなずくと、「すっかり長崎になじまれたであろうが」
     奉行は司祭に、なにか不自由なものはないか、不自由なものがあれば遠慮なく奉行所に申し出るがいいとも言った。奉行が、自分が転んだことを話題にしないように努めているのがよくわかる。それが思いやりからなのか、それとも勝者の自信から出ているのか、伏せた眼を時々あげて司祭は相手の顔を窺(うかが)う。だが表情のない老人の顔からは何もわからない。
    「一カ月たてば江戸に参り、住まうがよい。パードレ(引用者注:神父、司祭)のため邸も用意してある。もと余が住んでいた小日向(こびなた)町の邸(やしき)だが」
     筑後守は意識してか、パードレという言葉を使ったが、この言葉は司祭の皮膚を鋭く刺した。
    「それにな、日本に生涯おられる以上、今後日本名を名のられるがよかろう。幸い、死んだ男で岡田三右衛門(おかださんえもん)と申すものがあった。江戸に来られたら、そのままこの名をつけるがよい」
     この言葉も奉行は手あぶりの上で両手をこすりながら一気に言った。
    「死んだその男には女房がある。パードレもいつまでも一人では不便であろうゆえ、その女房をもらわれるかな」
     司祭はこれらの言葉をうつむいて聞いていた。まぶたの裏に傾斜が想(おも)いうかぶ。その傾斜を今、自分はどこまでも滑っていく。反抗しても断っても、もう駄目である。日本人の名を名のるのはともかく、その妻をめとらされるとは思ってもいなかった。
    「どうかな」
    「よろしゅうございます」〉

     ロドリゴ改め、岡田三右衛門。日本名と妻を与えられて江戸の切支丹屋敷で生涯を終えることになるロドリゴが、フランシス・ガルペとホアンテ・サンタ・マルタとともにインド艦隊に乗りこみ、日本を目指してポルトガルのタヨ河口から出発したのは1638年3月25日。神学校で机を並べた3人の若い司祭たちは、なぜ過酷な弾圧政策をとる日本への潜入を企てるに至ったのか。

    〈ローマ教会に一つの報告がもたらされた。ポルトガルのイエズス会が日本に派遣していたクリストヴァン・フェレイラ教父が長崎で「穴吊(あなづ)り」の拷問(ごうもん)をうけ、棄教を誓ったというのである。この教父は日本にいること二十数年、地区長という最高の重職にあり、司祭と信徒を統率してきた長老である。〉

     遠藤周作は、『沈黙』をこう書き始めています。
     迫害下に潜伏しながら、次々と逮捕され処刑されてゆく信徒や仲間の司祭たちの模様を克明に書き送ってきていたフェレイラ教父が教会を裏切るはずがない、報告は異教徒のオランダ人か日本人が作ったものか、誤報と考える者が多かった。ロドリゴたち3人も、自分たちの恩師だったフェレイラが華々しい殉教をとげたのならばともかく、異教徒の前に犬のように屈従したとはどうしても信じられなかった。

    〈日本のどこかに今、あのフェレイラ師が生きている。碧い澄んだ眼とやわらかな光をたたえたフェレイラ師の顔が日本人たちの拷問でどう変ったかとロドリゴたちは考えた。しかし屈辱に歪んだ表情をその顔の上に重ねることは、彼にはどうしてもできない。フェレイラ師が神を棄て、あの優しさを棄てたとは信じられない。ロドリゴとその仲間とは、日本にどうしてもたどりつきその存在と運命とを確かめたかった。〉

     ポルトガルを出航して4か月後の7月25日に喜望峰を回り、東インドへ。ポルトガル領インドの首府ゴアに着いたのは10月9日のことだった。そこで島原の乱、ポルトガル船の渡航禁止を知らされた3人は翌年5月1日、絶望的な気持で澳門(マカオ)までたどりついた。
     ロドリゴたちはその地で、フェレイラ教父からの文が1633年を最後に途絶えたことを知らされます。いったい師に何があったのか・・・・・・ジャンク船を手に入れたロドリゴとガルペは、マラリアに倒れたマルタを澳門に残して、日本への密航を実行します。
     ジャンクには、ひとりの日本人が一緒に乗りこみました。長崎にちかい肥前地方の漁夫で、島原の内乱の前に海を漂流していた時、ポルトガル船に助けられて澳門まで来たという。ロドリゴが生まれて初めて会った日本人――年齢は28、9歳ぐらい、襤褸(ぼろ)をまとった男の名はキチジロー。酔っているくせに、ずるそうな眼をしていた。映画では窪塚洋介が好演したキチジローは、ロドリゴにとって銀30枚でキリストを売ったユダのような存在、己の信仰を映す鏡のような存在と言えばいいでしょうか。

     キチジローを道案内に日本に潜入したロドリゴに運命の瞬間が訪れます。ガルペと別れ山中をゆくロドリゴ。途中、キチジローと遭遇してしばらくたった時――。
    〈・・・・・・白い石の上を蜥蜴がふたたび這いまわり、林の中で喘(あえ)ぐように初蝉(はつぜみ)の声が聞え、草いきれの臭いが、白い石の上を漂ってきました。そして私は、我々の今、歩いてきた方角に、数人の者の跫音(あしおと)をききました。叢の中から、もう彼等の姿は、こちらを向いて、足早に歩いてきました。
    「パードレ。ゆるしてつかわさい」キチジローは、地面に跪いたまま泣くように叫びました。「わしは弱か。わしはモキチやイチゾウんごたっ強か者(もん)にはなりきりまっせん」
     男たちの腕が私の体を掴み、地面から立たせました。その一人が幾つかの小さな銀を、まだ跪いているキチジローの鼻先に蔑むように投げつけました。〉

     波うちぎわに立てられた十字架に組んだ2本の木に踏絵を拒絶した信徒をくくりつけ、潮の満ち引きにより身も心も疲れ果てて息をひきとるまで2日でも3日でも待つという水磔(すいたく)に処せられたモキチとイチゾウの殉教をロドリゴはつい数日前に目撃しています。〈こんなにみじめで、こんなに辛い〉日本人の殉教だった。そして、それから始まる井上筑後守との闘いは、フェレイラ教父を棄教に追い込んだ「穴吊り」の拷問以上に辛(つら)く、人の心を揺さぶる苛烈なものだった。

     40数年前、ハードカバーの『沈黙』を手にした――全共闘運動の時代だった。一度は信じた変革の運動を続けるか離れるかの問題に直面した若者たち(私もそのひとりでした)が「転向」という問題意識から『沈黙』を読みました。「棄教」や「転ぶ」というテーマを自らの問題として問い直そうとしたのです。
     それからほぼ半世紀の時が過ぎ去り、『沈黙』を再読した。「なぜ神は沈黙するのか」を問い、人間の勁(つよ)さと弱さを見つめるという重いテーマを据えながらも、その重き問いが苦悩し喘(あえ)ぐ人間の物語にきれいに消化され、真実魅力ある一級のエンターテインメント作品として読み継がれてきたことに改めて感じ入りました。スコセッシ監督は初めて読んだ日から28年もの間、映画化を温めてきたという。遠藤周作、永遠の傑作です。(2017/2/24)
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年02月24日
  •  1枚の写真が事の本質を100の言葉よりも鮮やかに射貫くことがあります。
    『週刊文春 2月23日号』(文藝春秋、2017年2月20日配信)巻頭モノクログラビアの1枚――この1ページだけで1冊買う価値がある“スクープ企画”だ。とにかく面白いのだ。
     至近の距離で、お互いの両手をひとつに重ね合わせて見つめ合う二人。穏やかな笑みを浮かべた二人の横顔のわずかな隙間に――「君といつまでも」の7文字。
     写っているのは、恋をする二人ではない、アメリカのトランプ大統領とわれらが安倍晋三総理です。2月11日の日米首脳会談直前の一コマに添えられた短い文章は〈「僕は死ぬまで君を離さないぞ。いいだろう」というささやきがが聞こえてきそうなほど近い距離で手を取り見つめあう・・・〉と、加山雄三の懐かしのヒットソング中のセリフで始まりますが、日米の状況、二人の首脳の心象風景を見事に切り取ったベストショットを見いだし、秀逸なネームをつけて読者をうならせるページに仕上げて見せた編集センス。これが.“文春らしさ”だと思います。

     同じ2月20日に配信された『週刊ポスト 2017年3月3日号』(小学館)も、首脳会談直前のツーショット写真を記事にしています。タイトルは〈安倍とトランプ「見つめ合う蜜月[ハネムーン]〉。〈世界中から「気持ち悪い」と軽蔑された〉と大きな文字が躍り、〈米タイム「媚びへつらい」〉など、「満額回答」と持ち上げた日本の大新聞とは180度ちがう海外有力メディアの冷ややかな報道を紹介。日本国内の報道だけでは分からない「世界の中の日本」を伝えていて、面白く読みました。ただ、ちょっと残念だったのは、肝心のツーショット写真です。タイトルで〈見つめ合う蜜月〉といっているのに、掲載されている写真ではトランプ大統領と安倍首相、微妙に見つめ合っていません。文春のグラビア写真では両手をしっかり重ね合わせていますが、ポストでは安倍首相の左手はトランプ大統領の右肩下に回され、二人の視線もずれて見えます。文春の写真はロイター/アフロから提供されたもので、ポストも使おうと思えば入手可能なはずですが、前週の木曜日発売の文春(紙)を見て、あえてベストショットではなく、一連の写真の中から次善の1枚を採用したのかもしれません。しかし、写真の力を考えるとやはり残念な写真選びでした。

     総合週刊誌は月曜発売の週刊現代、週刊ポスト、木曜発売の週刊新潮、週刊文春の出版社系4誌を軸に動いています。私がポストの編集者の頃は月曜組が優勢で、ここ最近は木曜組、とりわけ文春の天下が続いています。この4誌のうち新潮はまだ電子版未配信なのが残念ですが、昨年から配信が始まったポストを追いかけるように週刊文春が1月から、週刊現代が5月から配信を開始しました。文春の場合、木曜日発売の雑誌を週明けの月曜日に配信するというスケジュールですが、ポスト、現代の2誌はともに紙と同日の月曜発売ですから、ちょうど毎週月曜日に文春、ポスト、現代が揃って配信されるという形になっています。
     今回紹介した文春の2月23日号、前掲のトランプ大統領と安倍総理のツーショットグラビア写真のほか、トップ記事の石原慎太郎元都知事の「血税豪遊」全記録6ページも面白い。豊洲問題で百条委員会の証人喚問が注目される石原元都知事の、公金の使いっぷりがとにかくすごい。一目瞭然の一覧表に唖然、呆然、言葉を失います。たとえばドイツ・ポーランドで行われた世界陸上(2009年8月13日~24日、12名参加)で費やされたのが4811万円。また、〈夫人とグランドキャニオン同伴出張〉では約2135万円というとてつもない金額だ。〈アメリカの国立公園へ典子夫人や特別秘書らと出張。夜はリッツ・カールトンホテルのスイートルームに宿泊〉がその内容。さすが、石原さん、舛添さんとは桁違いです。舛添さんがかわいらしく見えてきます。
     同号ではさらに、出家引退の清水富美加も〈「父の会社倒産」と「違約金」〉の4ページ。“文春砲”健在です。

     電子版でも「ヘア・ヌード」を頑張っている古巣のポストからもひとつだけ紹介しておきます。〈渦中の“安倍晋三記念小学校”総裁に直撃60分「安倍夫妻と日本会議と私の関係」〉の見開き2ページの3月3日号の記事。大阪の学校法人、森友学園に対して「国有地を10分の1で格安払い下げ」の問題で、国会でも取り上げられ、答弁に立った安倍総理は「自分や妻がもし関与していたとしたら、総理も議員も辞職しますよ」と大見得を切った。その核心人物を直撃して安倍夫妻との関係を問いただしています。真相に届いたとはいえませんが、記者に見せてくれた総裁の携帯には、〈「安倍晋三」と携帯番号があった〉そうです。追撃続報が楽しみです。

     とまれ、毎週月曜日――しのぎを削る総合週刊誌のライバル同士、週刊文春、週刊ポスト、週刊現代の新着が楽しみになってきた。(2017/2/24、2017/7/7改訂)
    • 参考になった 6
    投稿日:2017年02月24日
  • 昭和から平成にかけての塾業界・教育界の変遷と、三世代にわたってこの業界に深く関わってきた家族の奮闘が描かれた物語です。すごく面白かったです。各時代背景がリアルに描かれているので、どの世代の人が読んでも楽しめると思います。登場人物のキャラが立っているのもいいですね。

    子どもの能力を引き出す天才的な能力がありながら女性にだらしない、大島吾郎。自らが考える理想の教育のためには手段を選ばず猪突猛進する、大島千明。「千葉進塾」を創設したこの夫婦が主役です。三人いる娘達も個性的。長女の蕗子は、聡明で周囲に気を遣う人で、血のつながりのない吾郎を慕い、千明と対立します。次女の蘭は、手がつけられないほど我が強く、千明以上に冷徹に目的達成に向かいます。三女の菜々美は、快活で人懐こく、マイペースに育っていきます。そして、最終章の主役、蕗子の息子・一郎のキャラもいい。周囲をイラつかせるおっとりした性格だが、心に秘めた強い気持ちを持っています。

    また、「教育」というテーマにがっぷり正面から取り組んだことも、すごいと思います。これほど様々な考え方が存在し、歴史があり、誰もが「当事者」を経験してきたテーマはないでしょう。学校だけでなく、家庭、会社など、社会のさまざまな場所で、教育が行われています。

    「秩序」が存在するところ、必ず教育というものが存在します。なぜなら、教育は「支配」というものと密接な関係があるからです。言ってしまえば、教育とは、人々をコントロールして、支配者の目的を叶えるための手段でもあります。日本の公教育でいえば、大日本帝国憲法下の時代、GHQ支配下の時代、サンフランシスコ講和条約後、政権交代後など、支配者が変わるたびに教育方針が大きく変更されてきました。私たちは教育というものを通じて、支配者の都合に振り回されてきました。

    こうした状況に反発して、千明は「理想の教育」を求めて奮闘します。ところが、そんな千明も、「支配」というものから抜け出すことができません。「お母さん、前はよく言ってたじゃん。人の言うことに惑わされないで、自分の頭でものを考えろって。だから、あたし考えたの。そしたら、考えれば考えるほど、高校に行く意味がわかんなくなっちゃって」。高校受験前に勉強しない娘の菜々美を叱った(コントロールしようとした)ところ、こう反論された千明は、ぐうの音も出ませんでした。

    それでは、千明の奮闘は無意味だったのでしょうか。そんなことはありません。この小説には、教育という普遍的なテーマのもと、教育をする側の人、教育を受ける側の人など、様々な立場の人々、そして時代における実存のドラマが描かれています。最終章で描かれた一郎の取り組みは、現代における「理想の教育」の、一つの結論でしょう。ものすごく共感できるのですが、吾郎や千明、蕗子、蘭、菜々美たちの葛藤と試行錯誤が克明に描かれてきたからこそ、より感動的なものになったのだと思います。時が経っても読み継がれていってほしい名作です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年02月24日
  • 攻めはドMがとりえの売れないお笑い芸人・阿久津君。受けは阿久津君の清掃バイト先に勤める、ドM心をくすぐるエリートリーマン・泉川さん。最初は泉川さんの見た目に惹かれて、オカズにしたりしていた阿久津君ですが、ある日ひょんなきっかけから泉川さんと“お知り合い”になり、だんだんと泉川さんに対する印象が変わっていきます。そう、泉川さんは阿久津君が妄想したようなSキャラではなく、めちゃくちゃいい人だったのです。新たな一面を新鮮に受け止めつつも、これでもう泉川さんに対してやましい考えを抱くこともなくなるはず――と思っていた阿久津君でしたが…!? とある事情から感情を表に出すことをこらえていた泉川さんが見せる、笑顔、ひそやかにウキウキした姿、可愛すぎてたまりません。阿久津君の“Dreams come true”な後日談も、超ラブラブで勝手にやってて欲しい!(満面の笑み!)っていう感じで◎!!! 阿久津君の相方・西君(コミュ力モンスター)や、お笑い仲間たちとの関係も良くて幸せな1冊でした。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年02月24日
  • 多重人格のお嬢様志津と、頑張り屋の貧乏男子哲くんのラブストーリー…と思いきやいきなりホラー!憑依体質の彼女の中には老若男女様々な霊が出入りしているという展開に。
    設定はオカルトでありながらもストーリーはとてもしっかりしていて、哲くんが背負っているもの、そして志津が本家から隔離され、幽閉されている理由…など謎が多く1巻から夢中になりました。絵もとても綺麗で、特に瞳の美しさと力強さに見とれます…!
    次巻で最終回とのことですが、どんな風にそれぞれの物語が収束していくのか…みんなが幸せになれることを願うばかり。最後までドキドキです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月24日
  • 女の浮気心の描き方がリアルすぎて震えました…!!
    主人公平ワコは31歳、彼氏とは同棲して3年。なんとなく過ぎていく日常に満足してた…はずなのに。歳の差を感じながらもイコ君にときめいてしまったり、慣れてたはずの彼のイヤなところが段々際立って見えてきちゃったり、「ごめんね」と言いながらイコ君からメールが来たらウキウキしちゃったり…。たまらなくリアルで生々しくて、「うわぁ~ッ」って身悶えしながら読みました…。
    今の彼氏とちゃんと向き合ってやり直すのか、顔が好みで趣味も合う15歳のイコ君との恋が「あたり」なのか。続きがすっごく気になります…!!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月24日
  • 匿名希望
    本編よりも
    「☆好きな猫本☆」
    クロが出てくるこっちの方が「おいピータン」よりも好きです。
    伊藤さんの描く猫は全然可愛くない絵柄なのに、動きがコミカルでやっぱりかわいく見えてしまうんですよね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月23日
  • 多頭飼い
    「☆好きな猫本☆」
    多頭飼いされているいくえみさんちの猫事情。
    まあ北海道で田舎だからちょっと外飼いとかもありなのかなー。
    全然なかよしって感じではないのが笑えます。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年02月23日
  • 今は亡き・・・
    「☆好きな猫本☆」
    今はもうニャコもクロも亡くなってしまいましたが、元気なころの二匹と妙齢の伊藤さんとの生活をリアルに描いた作品です。
    このゆるーい感じがたまらないです。
    赤ちゃんの刑は家ではあまり効果が無いですw
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月23日
  • 匿名希望
    猫バカさんにはあるある
    ☆好きな猫本☆
    猫バカさんにはあるあるな内容だと思います。
    ただいくえみさんの語り口調がちょっとダメな人はダメかも。
    でもこのだんだんおかしくなっていく感じがまさに猫バカって感じで、すごいリアルではあるんですがね。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月23日
  • 不思議な汗臭さ(失礼!(^_^;)
    基本、運動音痴なんでスポーツ漫画はギャグ以外苦手です(^_^;)。
    取り敢えず2巻まで。
    そんな私が読んで引き込まれます。
    マイナーなスポーツだからと気を抜く出なく肩肘を張るでなく、
    ちゃんと競技も闘って熱血しているのに特有の息苦しさが無い。
    おそらくこの競技の持つ
    「ダメで負けたら終わりじゃない、納得いくまでやり直せる」
    と言う空気がいいように描けてる気がします。
    そして部活漫画なのに、卓球部の同級生など部外のクラスメートの方がよく登場してきます。
    これも視界を広げて堅苦しさを和らげる効果があり、
    つまりは引き込まれやすい空気感があります。
    多分3巻以降はもっと競技を突き詰めて話が展開するんでしょうけれど、幅の拡がりも期待させてくれる作品です。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年02月23日
  • コレも擬人化の一種?
    マァ、前回の「熱闘!野球女子」の流れで見てみたんだけれども。
    コレ笑えないわ・逆に(-_-;)。
    余りにイジりすぎて、まず球団や選手がカタカナや伏せ字、疑似名になってるし(-_-;)。
    マァ笑うには笑えますがあんまりにもディープです。
    基本2016年のペナントレースに沿ってるので、
    笑える人と笑えない人が二極化しそう。
    (特に去年のは現実もある意味ヒドイ内容でしたし・・・・・・)
    皮肉や暗喩も多く、上記の作品とは逆に濃い野球ファン向けですな(-_-;)。
    ただ、お題目に書いたけど登場人物を某12球団の擬人化として読むとけっこう笑えます。
    そっちにしても濃いですが。
    前回野球に暗くなった私と言いましたが、欄外には(脚色の効いた)注釈も添えられてるので解らないと言う事は少なくて、むしろ野球に入れ込んでいない人の方が読んで行けそう。
    純なファンにはお勧めしがたく、毒分は濃いめです(^_^;)。
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    投稿日:2017年02月23日
  • テニスって面白い!
    テニスは素人なので、例え錦織圭選手などトップレベルの選手の試合をテレビで見ても、勝ち負けは分かっても、テニスの見どころは正直分からなかった。
    本作の主人公は、特段人並み外れた決め技があるわけでは無いのだが、厳しい反復練習に支えられた万遍ない基礎技術と試合中にも蓄積するデータを活かしての緻密な戦略・駆け引きで勝負する。それに対して登場する他のライバルたちが、フィジカルを活かしての強力なリターンが武器だったりサーブの威力が絶対だったり守備には絶対の自信があったり、特徴のある選手ばかり。あぁ、テニスのラリーって、単に打ち合っているだけではなくて、こんなに駆け引きがあるものなんだな、パワー、速さ、技、戦略、いろいろな戦い方があるんだな、というのを初めて知って、テニスを見る目が変わった。というかテニスの面白さを知った。
    主人公がド素人から一歩一歩地道な努力で着実に成長していく様を描いており、まさにタイトル通りのベイビーステップ(Baby steps/よちよち歩き)でプロの道を歩み始める一歩一歩に興奮させられる。このBaby stepsという言葉、作中では主人公がアメリカで修行していた時に友人から贈られた言葉だが、これを作品タイトルに付けるのは上手いな~と登場シーンでは感動した。
    めっちゃガチなテニス漫画だが、時おり挟まれるヒロインなっちゃんとの純粋で真っ直ぐな恋物語も美しくて眩しすぎ。とても良い息抜き回になる。この二人の先行きもずっと見ていたいな。
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    投稿日:2017年02月23日
  • 匿名希望
    猫田が気になる
    ☆好きな猫本☆ とぼけた猫顔で、さりげなくみっきーを助ける猫田がかっこよすぎました。主人公のみっきーもサバサバした性格ではっきりものをいうところが好きでした。猫田のことが気になって最後まで読まずにいられませんでした。
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    投稿日:2017年02月23日
  • 圧倒的なステルス性能
    あまりに影が薄すぎて他人から認知されることがほとんど無い「西山さん」と、クラスのマドンナと隣の席だけど話かける勇気が無いヘタレな主人公が、協力してとマドンナと仲良くなろう、というお話です。
    影がとんでもなく薄い、という以外は特別目立ったものがない作品ではありますが、ソレゆえに読みやすい、とも言えます。
    さて、無事仲良くなれるのか。西山さんはそもそも認識されてるのか!?
    ご期待ください。
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    投稿日:2017年02月23日
  • 色々と不可思議
    この作品、山田さんに対しての疑問が結構湧くのですが、掘り下げが無いまま最後の方まで引っ張ります。
    で、最後にネタ晴らしされるんですが、「はあ…そうなんですか?」とイマイチな返事を返してしまうような内容になってます。
    起点となる主人公が山田さんに惚れた理由も「メガネ外した素顔が可愛かったから」で、小・中・高一緒だったのに、ずいぶんと短絡的、というか俗っぽさを感じてしまいます。
    全体を通してみると、明確な方向性が定まって無いような印象を受けてしまいました。
    読めば読むほど疑問が湧いてきて、それなのに疑問を返す答えがほとんど無い変わった作品です。
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    投稿日:2017年02月23日
  • 途中何回もトライ&エラーを起こします
    本当~に冴えない主人公ですが、ちゃんと少しずつ成長していきます。
    ただ少々、折れる回数が多いかな、とも思います。
    それだけ主人公自身に自信がなかったせいでもあるでしょうが。
    中間部分で食傷起こしてしまっても、『最初は面白かったのに…』と思っていたならば、最後まで読んでみてはいかがでしょうか。
    後半は、しっかりと成長し頼もしくなった主人公と、ストーリーの盛り上がりで楽しく読むことが出来ると思います。
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    投稿日:2017年02月23日
  • 百聞は一見に如かず
    この作品、テーマは「いじめ」と重めなのですが、気まずい雰囲気をギャグであったり、スーパーマンが現れたりしてふっ飛ばしてくれる、そんな仕様になってます。それでいて、話の腰が折れない。
    そのため、大変読みやすい作品です。
    シリアス入れながらも、読みやすいのはそれだけで◎ですね。
    面白いですよ。
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    投稿日:2017年02月23日