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  • 出川哲朗さんではありませんが、本当にヤバイですよ。日本には、絶対に目を背けてはいけない大問題があります。数年後に、いや、もうすでに影響が出始めているのです。それは、急速に進む人口減少問題です。

    本書の表紙帯にもありますが、目次を見ると、衝撃的な年表が表示されています。いくつか抜粋します(西暦右の( )は、2017年から何年後かを私が記入しました)。

    2020年(3年後)  女性の2人に1人が50歳以上に
    2024年(7年後)  3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
    2033年(16年後)  全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
    2040年(23年後)  自治体の半数が消滅の危機に
    2042年(25年後)  高齢者人口が約4000万人とピークに
    2065年(48年後)~ 外国人が無人の国土を占拠する

    呑気なことは言っていられません。目をそらさず、すぐに対策を取らねばなりません。特に、子どもたちにとっては死活問題です。本書は、日本最大の問題である人口減少問題について、「恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物」です。2部構成になっていて、「第1部は『人口減少カレンダー』とし、2017年から約100年後の2115年まで、年代順に何が起こるのかを示した。(中略)第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を『日本を救う10の処方箋』として提示」しています。2017年6月に発売以来、継続的に売れ続けているベストセラーです。

    現在、コンビニエンスストアや飲食チェーン店では、外国人の店員がいるのが当たり前になっていますが、人口減少への処方箋として、しばしば主張され、政府も一部進めているのは、移民(外国人)の活用拡大です。この取組に対して、本書は慎重な立場をとっています。

    「政府内に、外国人労働者の大量受け入れや永住権付与の緩和を推し進めようとの動きが強まっているが、日本人が激減する状況においていたずらに外国人を受け入れたならば、日本人のほうが少数派となる市町村や地域も誕生するだろう。「反日」の国が悪意を持って、自国民を大規模に日本に送り出す事態も想定しておかなければならない。(中略)かつて、対馬市議会や長崎県壱岐市議会、沖縄県与那国町議会といった国境の島の自治体が(外国人)参政権付与に反対の意見書を可決したことがあったが、リアルな危機として感じたからであろう」。ヨーロッパでは、移民と、もともとの国民の軋轢が顕在化しており、同じ道を辿らないようにする必要があるでしょう。

    ではどのようにすればいいのか。著者は、「人口激減後を見据えたコンパクトで効率的な国への作り替え」だと言い、様々な具体案を提示しています。まったなしの人口減少問題。本書は、まさに現代の日本人の必読書です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年11月24日
  • 解せない。
    「カエルの楽園」がなくてこちらだけ販売されているのはやや不満です。
    百田氏に関しては、思想的に偏っていると色眼鏡で見てしまいがちですが、「海賊と呼ばれた男」は文句なしに傑作ですし、憲法9条改正反対の護憲派ほど、「カエルの楽園」は予断を捨てて一読はしてみること、自分の思想主張を客観的に見てみることも必要かなと思います。
    憲法改正には、衆参両院の総議員(※出席議員ではない)の3分の2以上の賛成による発議と、その後の国民投票における過半数以上の賛成が要件な訳ですが、国民投票まで辿り着く可能性は強まってきたなあと思っています。
    個人的には、少なくとも自衛隊法改正によって生命、身体、財産的危機にある在外邦人に対して自衛隊は旧法では「輸送」しかできなかった訳ですが警護救護含めて「安全確保措置」ができるようになったのは私は良かったと思っています。
    思想的には右寄りではないつもりですが、セルフディフェンシブフォースという概念の説明を国軍を持つ国の方にするのはなかなか難しくて理解を得にくかった経験はあります。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年10月09日