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篠原千絵

篠原千絵。1981年、『コロネット』掲載の『赤い伝説』でデビュー。1987年 - 第32回小学館漫画賞少女部門受賞(「闇のパープル・アイ」)2001年 - 第46回小学館漫画賞少女部門受賞(「天は赤い河のほとり」)1996年に『闇のパープル・アイ』は地上波でドラマ化もされた。長編ミステリー『還ってきた娘』等、小説家としての活動もこなしており、カバーとイラストも自身で手掛けている。

(上司の名前も篠原です/30代/女)

デビュー30周年記念インタビュー大ヒット作を次々と世に送り出し、漫画界の第一線を走り続ける篠原千絵先生。
画業30周年を迎えた2011年、デビュー当時を振り返っていただきながら、お話を伺いました。

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篠原千絵先生の全20作品を掲載!

\宝塚歌劇団で舞台化も/元祖タイムスリップ恋愛ドラマ
天は赤い河のほとり(全28巻)
表紙『天は赤い河のほとり(全28巻)』 - 漫画
天は赤い河のほとり(全28巻)
1巻無料
まとめ買い20%OFF
【連載誌】少コミ
第46回小学館漫画賞少女部門

<あらすじ>夕梨(ユーリ)はごく普通の中学生。楽しいデートの最中にいきなり水たまりのなかに引きずり込まれてしまう。目が覚めたところは、古代ヒッタイト帝国。皇妃の謀計のために、時空を超えていけにえとして連れてこられたのだ。皇妃に命を狙われるユーリは、危ないところを皇子・カイルに助けられ、側室としてカイルの宮にかくまわれる。なんとかして、日本に戻りたいユーリだが…!?

<書店員のおすすめコメント>1995年から2002年にかけて連載。累計発行部数は、2,000万部を突破した少女向けまんがの不朽の名作。2018年には宝塚歌劇宙組によって実写舞台化され、さらには16年ぶりに新作の読み切りが「Sho-Comi」に掲載され話題に。
紀元前14世紀のヒッタイト帝国に現代から突然タイムスリップしてしまい、正義感の強さから「戦いの女神イシュタル」として覇権争いに巻き込まれる主人公。
「登場するほぼすべての男性キャラが主人公を好きになる」という、少女まんが独特のお約束はあるものの、主人公が女性キャラからも愛され、信頼される描写が読者の支持を得たのではないでしょうか。そして男性キャラの醸し出すエロさ、男らしさにも注目です。

『天は赤い河のほとり(全28巻)』コマ
1巻無料まとめ買い20%OFF
オスマン帝国の後宮を舞台に描かれる三角関係
夢の雫、黄金の鳥籠(1~11巻)
表紙『夢の雫、黄金の鳥籠(1~11巻)』 - 漫画
夢の雫、黄金の鳥籠(1~11巻)
1巻無料
まとめ買い20%OFF
【連載誌】プチコミック

<あらすじ>16世紀初頭、北の寒村・ルテニアからさらわれた少女・アレクサンドラ。遠く海を越え、奴隷として売られることになった少女が出逢ったのは、ギリシャの商人を名乗るマテウスという青年。マテウスに買われ、彼の屋敷に連れていかれたアレクサンドラ。そして、彼女が彼によって教育を施されて向かった先は大帝国・オスマントルコの中枢、イスタンブル。「ヒュッレム」という名を与えられた彼女が「献上」されたのは、オスマントルコ皇帝・スレイマン1世だった――。

<書店員のおすすめコメント>「このマンガがすごい!2012」オンナ編20位にランクインした2019年現在連載中の本作。
『天は赤い河のほとり』と同様に舞台は「トルコ」ですが、時代は16世紀初頭のオスマン帝国時代。今回は、海外ドラマ等でも頻繁に舞台となる「ハレム(後宮)」で生きる女性が主人公です。実在した皇帝・スレイマン1世と主人公ヒュッレム。小説に登場することが多かった彼女ですが、当時の文化や服飾品など、まんがだからこそ楽しめる要素が満点。「トルコ」と言えば、篠原千絵を確立した連載中の注目作品です。

『夢の雫、黄金の鳥籠(1~11巻)』コマ
1巻無料まとめ買い20%OFF
双子の姉妹を襲う愛と病魔の悲劇…!
海の闇、月の影(全18巻)
表紙『海の闇、月の影(全18巻)』 - 漫画
海の闇、月の影(全18巻)
1巻無料
まとめ買い20%OFF
【連載誌】少コミ

<あらすじ>流風と流水は一卵性の双子。同じ男性に恋をするが、選ばれたのは流風のほうだった。そんな時、陸上部のハイキングで、古墳のガスを吸った部員が全員死亡するという事件が起こる。奇跡的に助かった二人だが、それ以来流水の行動がおかしくなり…!!長編ルナティック・ミステリー!!

<書店員のおすすめコメント>1987年から連載。ホラー要素が強めの傾向にあるため、篠原千絵先生=ホラーまんが家のイメージをもってしまったほど、怖かった思い出があります。篠原先生にとって、サスペンスやホラー作品はとくに好きなジャンルではなかったとのことですが、「ホラーが描けるんだったら40枚あげる。本誌に載せるよ」といわれ、ヒッチコックの映画を見まくったり、小説だとウィリアム・アイリュッシュあたりを読みまくったりして勉強したとのこと。
双子×特殊能力×SF というヒット要素満載で、続きが気になるストーリー展開が、ページをめくる指を加速させます。

『海の闇、月の影(全18巻)』コマ
1巻無料まとめ買い20%OFF
黒豹に変身する少女の物語が実写化され話題に
闇のパープル・アイ(全12巻)
表紙『闇のパープル・アイ(全12巻)』 - 漫画
闇のパープル・アイ(全12巻)
1巻無料
まとめ買い20%OFF
【連載誌】少コミ
第32回小学館漫画賞少女部門

<あらすじ>生まれたときから左腕に不思議なあざを持つ少女・倫子。そのあざが濃くなりはじめてから、彼女のまわりで次々と起こる怪事件!瞳の色が紫に変わるとき、倫子は恐ろしいものに変身する!戦慄の長編サスペンス・ロマン!

<書店員のおすすめコメント>1984年に連載開始された篠原千絵先生の初の長期連載作品。「3年たって漫画家として自立できなかったら、別の仕事を探そう」と思っていたなか連載が決まったとのこと。当初単行本1冊分という予定でスタートしたが、読者の反応が良く、結果としては単行本12巻まで伸びた。1996年には雛形あきこ、 加藤晴彦、浜﨑あゆみらで実写ドラマ化された。
繊細かつ華麗な画が、「豹」になってしまう変身人間という存在を、美しくも哀しく描かれているのが印象的な作品。

『闇のパープル・アイ(全12巻)』コマ
1巻無料まとめ買い20%OFF
人ならざる者の秘密と「水」がテーマ
水に棲む花(全5巻)
表紙『水に棲む花(全5巻)』 - 漫画
水に棲む花(全5巻)
1巻無料
まとめ買い20%OFF
【連載誌】ベツコミ

<あらすじ>2006年5月に映画化された、篠原千絵が描く長編ホラー!! 修学旅行中のバス転落事故でたった一人生き残った二階堂六花。彼女が助かった理由、それは単なる幸運ではなかった―。体調が回復した彼女を信じられない出来事が次々と襲う!! 水の中から現れたもう一人のリッカとの出会いが六花の新たな運命の扉を開くが!?

<書店員のおすすめコメント>『天は赤い河のほとり』連載終了後に、2004年から連載された「水」をテーマにしたミステリー。2006年には前田亜季主演で映画化。北川景子が新人時代に出演するなど、豪華なメンバーで実写化されている。
「水」というとナキア皇后というイメージがありますが、今回は 水のなかで息ができる=人ならざる者 の登場によって、また違った「水」の恐怖が描かれています。

『水に棲む花(全5巻)』コマ
1巻無料まとめ買い20%OFF
篠原流の傑作奇譚集!白猫のポウが超イケメン
陵子の心霊事件簿(全4巻)
表紙『陵子の心霊事件簿(全4巻)』 - 漫画
陵子の心霊事件簿(全4巻)
ポイント40倍
【連載誌】ちゃお

<あらすじ>翠川陵子は霊能力を持った高校生の女の子。彼女が飼っていた白猫・ポウが死に、ポウに不思議な男性がのりうつった。生きたまま精神とからだが離れたので、からだを捜してくれというのだ。次々と霊に襲われ、危ないところをポウに助けられた陵子は、霊から守ってもらうかわりに彼のからだを捜すことを約束するが…!?

<書店員のおすすめコメント>よみがえった愛猫の正体は記憶も肉体も喪失した美青年。猫好きの篠原先生だからこそ描くことができる猫と美青年の美しさに注目です。
ホラー×ミステリーのなかに絶妙なラブコメ要素があり、ただ単に読者を怖がらせたり、気持ち悪がらせたりという内容ではなく、登場キャラの迷いと想いの心情描写が篠原流。

『陵子の心霊事件簿(全4巻)』コマ
ポイント40倍
帰宅した我が家は、いつもと何かが違っていた―
訪問者は真夜中に…(全1巻)
表紙『訪問者は真夜中に…(全1巻)』 - 漫画
訪問者は真夜中に…(全1巻)
ポイント40倍
【連載誌】少コミ

<あらすじ>夏の合宿を終え、家に戻った真沙美。しかし、母と弟の姿は消えていて、家の中はなにかがいつもとちがっていた。そして、あやしい影だけが真沙美をつけねらい…!?「訪問者は真夜中に…」他2編を収録した、篠原千絵のサスペンス傑作集!!

<書店員のおすすめコメント>篠原先生の作品の中でも、小学生の頃初めて手に取って購入したのがこの『訪問者は真夜中に』でした。合宿を終えて家に帰ってきたら、なにかが違っている…主人公が当たり前に過ごしていた生活がある日を境に変わってしまうのですが、ガラッと変わる訳ではなくじわじわと異変に気付いていく…という得体の知れない恐怖がとてもリアルで衝撃的です。こちらに収録されている3作品は、ホラーやミステリーがテーマとなっていますが、すべてに共通して言えることはただ怖いという要素だけでは決してないということ。親子愛や恋愛など物語の裏側にそれぞれ秘められている相手を想う気持ちや、切ない感情までもが丁寧に描かれているため、読み終えた後には安堵感が広がると同時に大人になった今でも読んでいてキュンとしてしまう作品です。ホラーやサスペンスが好きな方には勿論のこと、ちょっと苦手かも…と思っている方にも安心して手にとって頂きたい傑作集です。

『訪問者は真夜中に…(全1巻)』コマ
ポイント40倍
捕まりたくない…その思いとは裏腹に、ある誤算が?
目撃者にさようなら(全1巻)
表紙『目撃者にさようなら(全1巻)』 - 漫画
目撃者にさようなら(全1巻)
ポイント40倍
【連載誌】少コミ

<あらすじ>教師である上村に乱暴されそうになった遼子は、抵抗したはずみで上村を殺してしまう。罪を隠そうとするが、そこに目撃者が現れて…!?「目撃者にさようなら」他4編を収録した、篠原千絵のサスペンス傑作集!!

<書店員のおすすめコメント>こちらは、短編作品が5作品収録されており、その中で表題にもなっている『目撃者にさようなら』が特に印象的な作品です。教師に乱暴されそうになった主人公が抵抗したはずみで相手を殺してしまい、その事実を隠そうとするも、そこに目撃者が現れて…というスリリングなストーリー。罪を犯し、その罪を隠すために新たな罪を重ねていくーーという、一見負のループに陥ってしまいがちな展開を想像してしまいますが、簡単にそうはいかないのが篠原作品の大きな魅力の一つだと思います。ハラハラドキドキしてしまう展開に目が離せません。ぜひ、衝撃的なこの物語の結末をあなたの目でしっかりと見届けて下さい!!

『目撃者にさようなら(全1巻)』コマ
ポイント40倍

関連作品

デビュー30周年記念インタビュー

大ヒット作を次々と世に送り出し、漫画界の第一線を走り続ける篠原千絵先生。
画業30周年を迎えた2011年、デビュー当時を振り返っていただきながら、お話を伺いました。

一度はあきらめた漫画家への道

──デビューしてからしばらくの間は、サスペンスやホラー作品を多く描かれていますが、もともとそういうジャンルがお好きだったのでしょうか?

嫌いではありませんでしたが、とくに好きなジャンルというわけではありませんでした。デビュー直後担当氏からはプロットなら3本以上持ってこいと言われていたので、とにかく思いつくストーリーを書いて持って行きました。かなり多岐なジャンルを描いたと思います。
サスペンスを描き始めた発端は、次の担当氏が、ちょうど夏だったので「ホラーが描けるんだったら40枚あげる。本誌に載せるよ」といわれ、それまで増刊・31ページしかもらったことないわたしは「本誌・40ページ」につられて(笑)必死に勉強しました。…といっても、ヒッチコックの映画を見まくり、小説だとウィリアム・アイリュッシュあたりを読みまくる程度ではありますが。その時描いた『真夜中の訪問者』が、最初にだしていただいたコミックスのタイトルロールになりました。その後2年くらいは同様なサスペンスやホラーの短編を描いたでしょうか。望んで始めたわけではありませんが、けっこう性にあっていたみたいです。

──その後、初の連載作品『闇のパープル・アイ』が始まりますね。

デビューから3年目にいただいたお話でした。3年たってこの仕事で自立できなかったら、別の仕事を探そうと思っていて、転職も考えていた時に連載のお話をいただいたので有り難かったです。

──漫画以外にもお仕事をされていたのですか?

はい。当時は十代でデビューする方が多かったので、二十歳をすぎた頃にいったんプロをあきらめて就職したのですが、やはり性に合わなかったようで(笑)ふたたび持ち込みをはじめました。こちらも3年真剣に持ちこんでデビューできなかったら今度こそ真面目に働こうと思っていたのですが、ありがたいことに3年目でデビューが決まりました。
わたしが続けてこられたのはサスペンスを描いてこられたおかげかなと思っています。確認していないので真偽不明ですが、初単行本が連載作品ではなく短編集なのはあなたが初めてだ、と当時の担当氏に言われました。サスペンスは固定ファンが多いので短編集でも買ってもらえる可能性があると。
初連載の「闇パ」は当初単行本1冊分という予定でスタートしました。読者の方の反応をみながら、まず1回延ばしてと言っていただき、12回(単行本2冊分)になり、18回(3冊分)に…と結局単行本12巻まで延ばしました。とてもありがたいことですが、冷静に考えると恐いことですね。いろいろ綱渡り(笑)。でも長期連載はみなさんそんなものじゃないかな。

──『闇のパープル・アイ』はテレビドラマも話題になりましたね

連載終了後、かなり経ってからのお話でした。漫画を知らない方でも、テレビドラマは観たよと言っていただいて、たいへん嬉しいことでした。

『天は赤い河のほとり』その原点

──大ヒット作となった『天は赤い河のほとり』についても、ぜひ連載当時のお話をお聞かせください。

『天は赤い河のほとり』は、長く描きたいと思いつつなかなか具現化できなかった話でした。トルコというより中近東にはデビュー前から興味はありました。「篠原」はペンネームでして、いきなりデビューが決まりペンネームをつけなければならなくなったとき、そのとき描いていた短編の主人公の名字をとっさにつけてしまったのですが、その作品(単行本未収録)もトルコが題材でした。現在、連載をさせていただいている作品もトルコの話ですし、結局トルコが思い入れの深い国になってしまったのが、自分でもびっくりです(笑)。

──その興味の源泉は、なんだったのですか?

もともとはNHK特集の「シルクロード」だったと思います。そのシリーズを視てシルクロードの日本とは逆の端というのが魅力的に思え、西域の国々や中近東に興味をもちました。一番興味があったのはイランだったのですが、その地域は当時政情不安定で簡単に入ることができませんでした。そこで、比較的行きやすくて近いのはどこだと探すとトルコだったわけです。「シルクロード」にハマったのは十代でしたが初めてトルコに訪れることができたのは二十代になりデビューしてからです。上記のペンネームの元になった作品はまだ行ってないころに描いたものです。その頃から興味ある場所はイランとの国境近い東トルコだったようですね。今、読み返してみるとその地域が描かれていて我ながら感慨深いです。ずっと行きたいと願いつつまだ行けずにいるワンを含む東トルコが大きな震災にあわれたのは心に痛いです。
ハットゥサに行ったのは偶然そのとき参加したツアーのコースだったというだけです。ですが、その短い滞在時間で魅せられてしまって、それ以来ずっと描きたいと思っていました。

──ということは、デビュー以来ずっと胸に思いを抱え続けていらっしゃったのですね。

8年目ぐらいにやっと当時の担当氏からOKがでて実現しました。それまでは担当さんが変わるたびに「描きたい」とジャブをかましてみていたのですけど却下され続け…。そのときの担当氏にはさらにしつこく言いつづけたので相手が根負けしたカタチでしょうか(笑)。とりあえず1年やって、それで波に乗らなかったら連載終了、という条件付きで始めさせてもらいました。でも、連載は上記したようにたいていそういうものなので、描かせていただけるだけで嬉しかったです。
他にも掲載誌「週刊少女コミック」の読者の年齢層にわかりやすいスタート、展開などいくつか条件はだされたのですが結果としてそれは良かったと思います。そのような描き方にしたからこそ長期連載できたのだと思います。でも当初の条件をクリアし、好きなように展開させるまでに1年以上かかったので、1年で連載終了していたら泣いていたでしょうね(笑)。

──『天は赤い河のほとり』は、篠原先生にとっては、もっとも思い入れのある作品になりますか?

基本的には「進行形の作品に気持ちを集中」と思っていますので『夢の雫、黄金の鳥籠』(小学館「姉系プチコミック」で連載中)という現在連載中の作品がもっぱらの思い入れです。ですが、わたし自身の最長連載となり、気持ちよく燃焼したという意味で『天河』はしあわせな作品でした。この作品を最後に20年描かせていただいた「少コミ」も卒業しましたし、わたしにとってターニングポイントになった作品でしょうか。

常に“いま”に全力の篠原先生。これからの作品も楽しみにしています。どうもありがとうございました。

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  • ※本ページに掲載している連載中作品の巻数は、2019年2月時点のものです。