<あらすじ>地下鉄のホームで撥ねられ死んだはずの玄野、加藤は謎のマンションの一室に一瞬にして転送される。そこに置かれた得体の知れない黒い球の指令により、ねぎ星人の暗殺を命じられた玄野らは、状況を把握できないままねぎ星人の元へと転送される。マンションにいた仲間によってねぎ星人は殺されるが、新たなねぎ星人が現れ…。
<書店員のおすすめコメント>不思議な銃を持ってボンデージっぽいこのスーツを着たキャラ達、どこかで一度は見たことあるんじゃないでしょうか。アニメ化・実写映画化・舞台化にパチンコ化など大ヒットした本作は実は非常にシリアスなSF。話ごとの挿絵の美女(本編と無関係)が癒やし。
奥先生の作品は心理描写が濃く、追い詰められたキャラ達の関係が読んでいてとても面白い。見た目からヤバいユニークな敵宇宙人の前に何が何だかわからないまま放り出されて子供も老人も(重要そうなキャラでも)関係なくバタバタと餌食になる。結構グロいとこもあるので苦手な方はご注意。
ガンツに招集されたメンバーは現実世界では何らかの原因で死んでしまった人たち。そしてただ戦わされるだけではなく、宇宙人と戦うことで得られるポイントを貯めると褒美が選べるルール。これがまた曲者で…後半の流れは胸熱です!そして最後がまたよかった…私は大好物でした。