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オレの明日を切り拓くのは、オレ自身しかないのだ!!大槻ケンヂの不朽の名作、コミック化!!セックス、ドラッグ、ロケンロー!!レコードデビューを果たした賢三(けんぞう)たちのバンド「脳髄ダイヤ」に足りないロックな生活。その奪取に果敢に挑んでみるものの……!?賢三たちに“将来”という名の重圧が否応なしにのしかかるなか、初のワンマンライブの話が!!一方、美甘子(みかこ)にも女優として大きなチャンスが舞い込んだ。そして迎えた1986年8月31日、それぞれの青春を捧げた大舞台が交錯する――!!

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グミ・チョコレート・パインのレビュー一覧

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  • 映画化もされた大槻ケンヂ原作の小説のコミック版。クラスの中で“イケてる”グループには属せず、そのくせアニメの話に夢中なオタクグループのことは見下す、そんな自分を「他の人間とは違うんだ」と思うための手段は映画とロック、ただそれだけで、現実のクラス内では何のグループにも属さない「教室内透明人間」…それが主人公の大橋賢三。自らのあり余る性欲と自意識を持て余すその様は男子であれば誰もが通って来た道ではないでしょうか。「自分は他のやつらとは違う」「俺には何かあるはず」という類の、文科系の自意識肥大男子が思春期に陥りがちな勘違いをものすごく的確に描いているので、過去にそういう思いに囚われていた人は、自分の一番見たくない部分を見せつけられたような気分になるかもしれません。ええ、少なくとも僕はそうでした…。しかしその恥ずかしさも込みで青春だったんだなと本当にしみじみ思います。元ダメ男子・大槻ケンヂによるダメ男子のためのバイブル。恥ずかしいようなくすぐったいような、でも決して嫌ではない、青春の甘酸っぱさが詰まった作品です。
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    投稿日:2009年07月07日