書籍の詳細

普通の高校生だった十鬼島(ときしま)ゲンの前に突如現れた宇宙海賊を名乗る女、リプミラ・グァイス。彼女の目的は、2万年前に宇宙を放浪していた“さまよえる星人”と呼ばれる種族が残したと言われる秘宝だった。その秘宝“風まく光”の地図となっているのが、“さまよえる星人”の最後の子孫であるゲンなのだという。ゲンは、“風まく光”を狙う、スペース・パトロールとリプミラの戦いに巻き込まれながらも、次第に彼女にひかれていき、秘宝を手に入れたゲンは宇宙へ旅立つ決意をするのだった。

総合評価
5.0 レビュー総数:3件
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マップスのレビュー一覧

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  • 匿名希望
    元気が出る漫画
    読了後に「凄かったな…」という感想しか残りません。
    現在のレベルはおろか連載当初時点においてでも画力が圧倒的に不足しているのに、圧倒的な宇宙(歴史)観とストーリー展開に引きずられ読み進めて行くうちに…その絵すらもう「これって大気がない宇宙空間を物理的・写実的に正しく描き出すための『逆空気遠近法』じゃないのか?!」などと、まるでシュールレアリズムと現実の区別を失ったかのようなおかしな思考にはまり込んたりします(笑)。
    連載終了後のマップス・ロスは結構大変なものでしたね…ても、いくら外伝とか出ようとも結局それが埋められることはなく…もう、世代・社会的立場・ほとんど人格までも変わってしまうほどの長い長い時を経て、『〜ネクストシート』という続編の出稿が始まったのです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年04月26日
  • 日本人が描いたとは思えない傑作SF漫画
    じゃあ何人なら描けるのか?決まっている!ハセガワ=ユーイチ星人だ!
    もはやそれくらいしか言えない恐るべきストーリー漫画です。
    ストーリー面は最初こそ宇宙の冒険物と言った風情で似たようなスペースオペラはラノベやアニメ・漫画にも数多く存在します。
    話のスケールのデカさはドンドン膨らみますが、日本人でも話を広げるのが得意な作家さんは数多いし海外のSFなどにはこのレベルのストーリーは有るでしょう、しかし一番恐ろしいのはコレだけ凄まじい話を全10巻で『しっかりと』終わらせてしまう事です。
    こんな真似できる人はハッキリ言って手塚治虫氏か神が降りてる時の永井豪氏位でしょう。
    しかしそれだけがこの作品をハセガワ星人が描いた漫画、と言わしめる訳ではありません。
    恐るべきはデザイン面です!この作品多種多様な異星人・宇宙戦艦等が大量に出まくるのですが、どれもこれもかなり奇々怪々・奇妙奇天烈まさに宇宙に行ってこないと考え付かないような異生物感にあふれており、画力こそ現代の漫画家には劣るかもしれませんが、こんなに多種多様な異生物のデザインを考え付くなど一体どれだけとんでもない事か…
    ストーリー面の見事さに加えこのデザインの多様性は、まさにこの作品が日本人、いや地球人が描いたとは思えないレベルに達して居る事をまざまざと見せつけます。
    是非とも全巻購入をお勧めします。
    そして最後まで読んだ時、凄まじい感動と共に、ひょっとしたら物理書籍で買いたくなっちゃうかも知れませんが、見つけるのは難しいと思いますし、続編を読めば記録装置万歳!電子書籍で良いんだ!となるかもしれない事をお伝えしておきます。
    • 参考になった 3
    投稿日:2015年06月19日
  • ネタバレあり
    スペースオペラ漫画の金字塔
    著者、長谷川裕一の代表作にして出世作。
    宇宙海賊を名乗る女が高校生の十鬼島ゲンを天使の姿をした宇宙船に勾引された事から始まる、“風まく光”の伝説を以って宇宙の全てを手に入れようとする伝承族に立ち向かう為、十鬼島ゲンが銀河を股に翔けるスペースオペラです。

    ちょっと気になった貴方は、このMF文庫版のマップス1巻を読んで欲しい。
    1話完結の短編で、宇宙へ飛び出したゲン少年が銀河に生きる人々と出会い繋がりを作っていく様子が描かれています。
    その中に面白さや興味の引っ掛かりがありましたら、貴方は長谷川裕一作品の虜になるでしょう。
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年07月13日