書籍の詳細

達磨親方は酒好き、女好き、ギャンプル好き、言うことはハチャメチャ。その上、無計画な行動など、とにかく破天荒で型破りな親方だ。部屋を継いだはいいが、5人いる弟子は負けてばかりで、新しい弟子も入ってこない。しかし、型破りな方法で部屋を大きくしようとがんばっていく!スポ根ものの相撲漫画とはひと味もふた味も違った、ギャグ要素満載の作品。

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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達磨のレビュー一覧

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    うーん…面白いのだけど…
    まずこの作品、全16巻となっているのですが、ストーリーはブツ切りで終わっていています。
    おそらく掲載誌の休刊か打ち切りか、どういう事情かは分かりませんが本来そういう評価を落とすべき所が有るのですが、それ自体は評価を落とす事にはならないと断言できます。

    この作品は元大関で、飲む打つ買うの三拍子そろったダメな大人ですが相撲に関しては真剣な、達磨親方の部屋模様を描いた群像劇的な作品です。
    出てくるキャラクターも、ガリノッポやチビにエレベーターベテラン力士、才能は有っても人格に問題が有る奴、殻を破れないけど相撲が好きな奴、色々な登場人物が出てくるのですが、
    物語後半、才能こそ有る物の人格に問題の有る奴が中心に描かれるようになっていくのです。
    それ自体は面白いし、格闘技漫画のような本格的な相撲描写は読んでいて実にワクワクするのですが…
    そいつのライバルキャラとして出ていた力士を破って昇進を決めてから、作品がおかしくなっています。
    今まで作品で出ていた敵は、嫌な奴も居れば身長や体重と言った物まで、様々な物が登場していたのですが
    突如として祝宴に現れた新しいライバルキャラが…こう、何と言うか、暗黒相撲界からの使者とでも申しましょうか、それまで漫画的な誇張は有れどリアルの内に留まっていたこの作品が完全にトンデモ系の相撲漫画になってしまっているのです。
    ハッキリ言ってコレは失敗だったとしか思えません。
    達磨親方の間抜けな所等挿む余地も無くなり、作風から何から完全に一変してしまっています。
    キャラクターのインパクト自体は強いのですが、明らかに作品を壊してしまったキャラでしょう。
    ラストは新旧のライバルキャラ同士が立ち会う所でブツ切りで終わってしまっているのですが、勝敗は気にならないというか、新ライバルが滅茶苦茶すぎて旧ライバルが勝てる気もしないし、作品自体がおかしくなってしまっていて
    正直な所こんなキャラ出さないで、素直に祝宴でそのままめでたしめでたしで収めてた方がずっときれいにまとまっていたと思います。

    内容自体は相撲界や力士の悲喜交々を面白く描けていて15巻までは間違いなく相撲漫画の名作となっています。
    問題は本当にラスト付近の展開だけで、本当にどうしてこうなったという作品です。
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    投稿日:2015年06月14日