日本その日その日 (3)

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大森貝塚の発見者、日本動物学の開祖として名高いモースが、西洋文明の波に洗われる以前の日本と日本人の素朴な姿を、限りない愛着と科学者の眼で捉えた名著の全訳。自筆スケッチ800点を掲載。最終第3巻は、第17章から第26章まで。九州から瀬戸内、京都への旅などを語る。

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大森貝塚の発見者、日本動物学の開祖として名高いモースが、西洋文明の波に洗われる以前の日本と日本人の素朴な姿を、限りない愛着と科学者の眼で捉えた名著の全訳。自筆スケッチ800点を掲載。最終第3巻は、第17章から第26章まで。九州から瀬戸内、京都への旅などを語る。

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書籍の詳細

書店員のレビュー

「大森貝塚」の発見者として知られるモースは1877年に来日し、近海の生物の研究をするとともに東京大学で動物学を教えました。そうした生物学者としての業績とは別に、私たちにとって非常に価値あるものを残してくれた。日本滞在中に見聞きしたことを書き記した3500ページにのぼる日記帳であり、収集した日本の生活道具のコレクションです。コレクションはアメリカのボストンから車で30分ほどの港町セーラムにあるピーボディ博物館に保管されています。もう20年ほど前になりますが、現地を訪ねてコレクションの数々をゆっくり見たことがあります。江戸時代から明治初期にかけて日本人がどんな暮らし方をしていたのか、生活道具を通して感じることができましたが、この「日本その日その日」は書名が示すとおり、モースの日本体験を克明な日記帳3500ページを元に再現した貴重な記録です。とくに、3巻すべてにわたって収録されているモースによるスケッチ777枚を(あえて言えばスケッチだけでも)ぜひご覧いただきたいと思います。日本人である私の目には人物はやや中国人風に見えますが、そんなことも含めてスケッチの多くが非常に具体的でモースの目に当時の日本人が、日本の生活や文化がどんな風に写ったのか、想像していくだけで面白い。私たちが忘れてしまった「日本」を再発見する楽しさを味わうことができるかもしれません。(2009/6/26)
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