書籍の詳細

星が、その子を導く――。今年小学校6年生の玉依(たまい)シイナが島で出会った、人の認識外のモノたち・乙姫、成竜、そしてホシ丸。シイナの日常が今、ゆっくりと、しかし確実に変わりだす。少年少女が織り成す、地球的スケールの物語が始まった!!

総合評価
4.0 レビュー総数:2件
評価内訳

なるたるのレビュー一覧

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  • 一巻表紙の爽やかさとは裏腹に
    主人公のシイナが夏休みに祖父母の家のある離島で不思議な生き物と出会うところからストーリーが始まります。簡単なあらすじだけ読むと不思議生物とのほんわかとした話のように感じてしまいますが、決して爽やかなお話ではありません。一部では「鬱漫画」として有名で、かくいう自分もそれを知った上で読み始めました。
    物語冒頭からの伏線も多数あり、よく練られていると感じるストーリーですが、個人的には一部の伏線を回収したために物語の根幹部分の謎が気になってしまいました。
    登場人物についてはこの作家さんの特徴でもあると思いますが、良くも悪くも中高生辺りの傲慢なのにデリケートな独特の雰囲気を描くのが非常に上手いです。
    また、直接的ではなくぼかしてはいるものの一部暴力的な表現や、グロ系の表現、生理現象を描いているシーンあり。苦手な人は要注意です。
    結末についてはかなり好みが別れるかと思います。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年03月11日
  • 可愛い絵柄に騙されてはいけない
    特に一巻の表紙は可愛くて、ほのぼの日常系の漫画かと思ってしまいそうだが、いやいや、読み進めれば読み進めるほどエグい。時には陰惨なシーンもあるし。
    SF系かと思いきや最後には壮大なセカイ系にまで世界観が広がり、そして衝撃のラストへ。えぇぇ、そんな結末あり?これ、ハッピーエンドっぽく爽やかにほのぼのと描かれているけど、これハッピーエンドなの?
    タイトルの「なるたる」は「骸なる星珠たる子」のひらがな部分に由来。このタイトルの意味もストーリー中で徐々に明かされていくが、このタイトルを付けたということは最初から終盤の壮大な世界観や衝撃のラストは織り込み済みだったのだろうか。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年01月04日