書籍の詳細

ショウワのガキどもより、ヘイセイの大人たちへ。大人たちが懐かしげに言う「子供の頃」のど真ん中にいる、力も知恵も何もかもが足りないお子ちゃまたちの稚拙(ちせつ)で暢気(のんき)で残酷な『リアルチルドレンライフ』!!某TVゲームや某おまけシールや某キャラクター消しゴムに涎(よだれ)垂らして飛びついた昭和のガキどもに贈ります。

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S60チルドレンのレビュー一覧

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  • 小学生の頃、どんな遊びをしてどんなことを考えていたか、思い出す機会もないし思い出せない。なんとなく楽しかったということだけは覚えているんですが。
    このタイトルの「S60」とは昭和60年代。年号がかわる間近のその時期にまさに小学生だった自分は、この作品を読んで当時の様々なことを思い出しました。ここに登場するキャラクターやエピソードはどれも当時の子供社会に共通していて、「あーいたいたこういう奴」とか「あったなー、そんなこと」と当時を思い出すことばかり。しかし、登場人物たちは子供そのものなのですが、この漫画には常に著者の「大人」目線が随所に入れられています。それが妙に鋭い。「ショウワのガキどもより、ヘイセイの大人たちへ」というキャッチのとおり、十分に大人目線で読むことができました。
    大人が見る「子供社会」と実際にその狭い世界で過ごしている本人達との感覚のズレ、そんな独自の視点でこの不思議な世界を描いてくれた川畑聡一郎先生が若くして亡くなられたことは同世代として残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。
    そして最後に、これは同世代ならずとも分かっていただけるでしょう、主人公の彼女である「光子」の可愛さは特筆に値します!
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    投稿日:2009年09月11日