イブのおくれ毛 I

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長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら語り明かす、酒と笑いとお色気たっぷりのおとなの会話。軽妙な関西弁で交わされるおしゃべりには、オトコとオンナの深くはてしない思惑の差異や政治へのユーモアあふれる提言などが、みごとな観察によってさわやかな笑いにされている。《内容の一部》男の三大ショックとはなにか、女の三大ショックとは?二夫二婦という画期的アイデア、子宮作家、快感貯金、ナニをナニする、男の性的能力、スレチガイ、男のいじらしさ。

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長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら語り明かす、酒と笑いとお色気たっぷりのおとなの会話。軽妙な関西弁で交わされるおしゃべりには、オトコとオンナの深くはてしない思惑の差異や政治へのユーモアあふれる提言などが、みごとな観察によってさわやかな笑いにされている。《内容の一部》男の三大ショックとはなにか、女の三大ショックとは?二夫二婦という画期的アイデア、子宮作家、快感貯金、ナニをナニする、男の性的能力、スレチガイ、男のいじらしさ。

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書店員のレビュー

うーん、と考え込んでしまうような男の本性、女の素顔をユーモアたっぷりに軽妙な関西弁のイントネーションで語っていく。田辺聖子さんのエッセイにはなんといっても「技」がある。『女の長風呂』を引き継いだ新シリーズ『イブのおくれ毛』はオトコを代弁する、かのカモカのおっちゃんもしばしば登場、オンナとオトコ、性、人生が広く、深く、さらりと語られていく。「理想の夫」についてはこんな具合――だいたい、女というものが、どう男を(夫を)考えているか、わかったら男のひとはびっくりするだろう。ともかく、女の思う通りにしてりゃいいのだ、と女はまず腹の底で考えている。女の思う時間に男が帰ってこないと腹が立つのだ。すべて、思い通りにはこばないと怒る。物干しへ三日吊しといてもカラスもつつかぬというのではない。世間の女という女、みな、夫に首ったけで将棋倒しになるほどモテるであるが、夫はそれらには目もくれず、妻ひとりを愛しつづけている・・・・・・だそうです。「理想の夫」の姿が5ページにわたって続いた最終行、「カモカのおっちゃん」がオチをつけています。「あほ、そんな亭主もった女は・・・・」この一言、ここで紹介するのはルール違反でしょう。ほかに『イブのおくれ毛』 II、『女の長風呂』 I ・ II。(2009/11/20)
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