ヨコハマ買い出し紀行 (1)

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お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、のちに“夕凪(ゆうなぎ)の時代”と呼ばれる近未来の日本。人型ロボット・アルファは、喫茶店『カフェ・アルファ』を営みながら、オーナーを待ち続ける――。アフタヌーン本誌で12年もの間、読者の支持を集め続けた異色のてろてろSFコミック。

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お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、のちに“夕凪(ゆうなぎ)の時代”と呼ばれる近未来の日本。人型ロボット・アルファは、喫茶店『カフェ・アルファ』を営みながら、オーナーを待ち続ける――。アフタヌーン本誌で12年もの間、読者の支持を集め続けた異色のてろてろSFコミック。

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書店員のレビュー

特に何もなければ、私はあと30年かそこらは生きられると思います。でも死ぬ前ってどう生きればいいんでしょう。よく田舎でゆっくりなんて聞きますが、田舎の不便さは重々承知している私はパス。便利な都会もいいんだけど、かといってコンクリに囲まれて生きるのもなあ。だったら、文明は進化して環境だけ自然に戻れないか。なんてジジくさい考えなんですが、ある意味その理想形がこの作品です。主人公はロボットのアルファで、この辺が近未来。世の中は落ち着いてむしろ終末観を漂わせる様相。そこで人々はのんびり生きている。アルファは旅に出たオーナーを待ちながら喫茶店を切り盛りし、仲良しのタカヒロの成長を見守って過ごす。そこには人間と同じ時間の流れを共有できない、ロボットであるが故の悲哀も描かれるののですけど、私はこうして自分と関係ない、日々の流れを見続けるのも悪くない気がします。そんなゆったりした話だからこそ、サラリーマンに人気があるのかも(私の知人調べ)。仕事に疲れた時などは癒される作品だと思いますよ。
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ユーザーのレビュー

(4.0)

投稿日:2017年08月06日

近未来の滅びゆく日本、横浜周辺を舞台にしたSF日常物

まずこの作品はさほど古い作品ではないのですが、こちらの全14巻の旧バージョンは絶版状態で紙書籍で手に入れるのが難しい為、電子書籍で読むことができるのは非常にありがたいです。
近未来の日本、横浜周辺を舞台に主人公の何気ない日常生活が描かれています。近未来SFながら、地殻変動などでゆるやかに滅びゆく世界を描いているので人々の暮らしは昭和初期のような慎ましい生活をベースに近未来要素がミックスされて独特のノスタルジーさを醸し出しています。
全体的にゆるい雰囲気の短編が続くようなストーリーで、作中世界の設定もはっきりと説明されていないことが大半なのと感情表現などもはっきりとした台詞などではなく、登場人物の性格や関係性などから雰囲気を読み取るような部分が多いです。
従って考察や想像しながら読んだり物語の空白部分も楽しめる方におすすめだと思います。
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