書籍の詳細

平凡な大学生・森里螢一(もりさとけいいち)は『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから、鏡の中から現れた女神を名乗る美女・ベルダンディーと出逢う。いかなる願いであっても“たった一つだけ”叶えると言うベルダンディーに、螢一は「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。不思議な運命に導かれ、うだつの上がらない大学生と、女神の奇妙な同棲生活が始まるのだった――。(※デジタル版は書籍版と比べ、一部に掲載内容が異なる巻もございますが、ご了承下さい。)

総合評価
4.5 レビュー総数:2件
評価内訳

ああっ女神さまっのレビュー一覧

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  • 小さな恋の尊大な物語
    前レビューで少し出たので、前半しか読んでいませんがこちらも。
    基本は神界と魔界のトラブルに主人公が巻き込まれると言ったもので、それがこちらの世界とのトランス障害か、真に二つの世界のニアミスなのかだったりしますが、平々凡々な大学生には身に余るトラブルの連続です。
    ただ本題のハズのこちらは数式や天体などに置き換えられて解りやすい一方で緊迫感を削いでいるので、
    実はこちらは余り面白くありません。
    この物語は
    実力神であるヒロインが男一匹不器用な主人公に恋慕する
    と言った、他愛のない物語が本題なのです。
    脇キャラに「小学生並みの恋愛感情」と嘲られるこの恋物語が実はこの物語で無敵の存在です。
    変人奇人の多い周囲の人々も、
    あらゆる力で干渉してくる神魔の民も、
    二人の恋路の傍観者になってしまうのです。
    ただ、
    ヒロインも全身全霊で不器用に恋愛の形を紡いでいくのですが、
    立場や力が尊大ゆえ、
    主人公に対して他愛のない恋慕にしか見えないようになっている。
    そこは少し残念。
    また周囲のキャラがフットワーク豊かで、独りキャラが招かれればソレがまた新しいキャラを連れ、または造っていく。
    そのキャラが「お前がソレをするんかいっ!」ってなボケを飛ばしてはトラブルに油を注ぐ。
    その拡がりがこんな長期連載を中だるみ無く綴って行ってます(前半の限りにおいて(^_^;)。
    小さな幸せを囲むちょっと尊大でコミカルな人間模様です。
    (~このギャップを見るに着け、「そらのおとしもの」にも通じる物アルかな?と)
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    投稿日:2017年10月14日
  • 美しい女神さまたちを愛でつつコメディーストーリーも楽しむ作品
    超長期連載作品だけに、序盤と中盤以降の絵柄が別人のような進化具合。1~2巻だけ見ると絵柄で敬遠してしまう人もいそうだが、10巻くらいになると女の子の絵が美しい藤島康介らしい作品になってくる。ただ、表情や動作で感情の内面を表現するのが不得手というか、シリアスな空気感描き方は苦手のようで、常にコメディータッチ。でも、主人公の男性と女神たち、そして周囲のこれまた一癖も二癖もあるサブキャラたちのドタバタ喜劇は凄く楽しい。24巻中盤以降、「戦う翼」編が始まると、急にストーリーがシリアスになり、完全にバトル漫画と化すが、先述の通りこの人の作画はシリアスな話には向かないし、バトル漫画としても迫力魅力に欠ける。その後も話が壮大になり過ぎて、元々の作品の魅力から離れてしまったように感じた。その辺までは連載で読んでいたので、単行本では24巻まで購入して終了。個人的には、5巻くらいまでは設定を楽しみ、その後24巻まで美しい女神さまたちを愛でつつストーリーも楽しむ作品。
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    投稿日:2017年02月21日